JPS629313Y2 - - Google Patents
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- JPS629313Y2 JPS629313Y2 JP3967783U JP3967783U JPS629313Y2 JP S629313 Y2 JPS629313 Y2 JP S629313Y2 JP 3967783 U JP3967783 U JP 3967783U JP 3967783 U JP3967783 U JP 3967783U JP S629313 Y2 JPS629313 Y2 JP S629313Y2
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- JP
- Japan
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- lance pipe
- work
- crusher
- lance
- dismantling
- Prior art date
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- Expired
Links
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Landscapes
- Treatment Of Steel In Its Molten State (AREA)
- Refinement Of Pig-Iron, Manufacture Of Cast Iron, And Steel Manufacture Other Than In Revolving Furnaces (AREA)
- Furnace Housings, Linings, Walls, And Ceilings (AREA)
Description
この考案は使用后のランスパイプの被覆耐火物
を解体する装置に関する。 周知のように製鉄業において溶銑、溶鋼の品質
の向上および生産性向上のため、各種処理剤を窒
素等の不活性ガスと共に溶融金属中にランスパイ
プで吹込むことが一般に行なわれている。 この際使用するランスパイプは、丸型鋼鉄心管
の先端部に吹出しノズルを溶接し、それらの外周
をキヤスタブル耐火物で被覆固着した細長い円筒
状のもので、その外径は250〜300mm、長さ5.0〜
6.4m、重量900〜1200Kgの重量物である。 ランスパイプを例えば溶鋼中に浸漬してガス吹
込みに使用すると、高温度、衝撃的な溶鋼の流
動、繰返し使用による急熱・急冷等によつて被覆
耐火物にキレツ、異状溶損が発生し使用不能とな
るので、短期間で耐火物ライニングの解体と再被
覆施工もしくは廃棄解体を行なわなければならな
い。 一方ランスパイプの使用寿命を延長させるため
に、耐火物の品質の高級化、施工法の改善が行な
われるにつれ、被覆耐火物は極めて硬いものとな
り、その圧縮強度は1000Kg/cm2、ライニング厚さ
は100〜120mmに達するので、その使用后の解体は
極めて困難な作業となつている。 従来はコンクリートブレーカーを使用し、直接
ランスパイプに対して入力操作によつて解体作業
を行なつているが、危険を伴いまた発塵、騒音、
振動等を発生するので安全上も公害対策上におい
ても問題があり、また作業に長時間を要するた
め、改善を必要とされながら末だ解決されていな
い現状にある。 この考案は上記の問題点を解消し、作業環境の
改善と作業能率の向上を図つたランスパイプ解体
機を提供することを目的とするもので、油圧シリ
ンダーで作動する圧壊用クラツシヤーを、スプリ
ングを介してサーボ機構の先端部回転軸に連結し
たランスパイプ解体機である。 この考案を図面にもとづいて説明すると、第1
図において、1はランスパイプを破壊するための
クラツシヤーで、内装された油圧シリンダー2に
よつてランスパイプを強力に狭み圧壊する。クラ
ツシヤー1はサーボ機構操作部(図示せず)−サ
ーボアーム3−ブラケツト4−旋回軸5の先端に
連結されているので上下、左右、前后および回転
運動を自在に行なうことができる。 従つてクラツシヤ1は、解体すべきランスパイ
プの置いてある位置まで移動させ、ランスパイプ
の長さ方向に横すべりしながら油圧シリンダーで
開閉、圧壊作業を行ない、さらに別の位置まで移
動して別のランスパイプを解体することができ
る。ところが通常は極めて硬いノロがしかも不規
則に付着しているためランスパイプを挾み込んだ
まま、また圧壊作業中にランスパイプが横ずれし
たりねじれたりすることがある。 このような場合、ランスパイプは重量物である
から旋回軸5またはサーボアーム3に強大な力が
加わるので、作業に支障をきたすばかりでなく解
体機をこわす危険がある。これに耐え得るために
は解体機の全機構をかなり大がかりな装置とせざ
るを得ないし、作業安全上余計な人員配置も必要
となる。 スプリング6はこれを解消するために設けたも
ので旋回軸5とクラツシヤー1を連結する位置に
装着されており、クラツシヤー1に加えられるゆ
れ、ねじれ等の応力をそのたわみによつて吸収す
るので、サーボ機構およびクラツシヤーは上記の
応力を除外した全体的にコンパクトな装置とする
ことができる。 またクラツシヤー1は油圧シリンダー2を内蔵
しその強力な油圧力でランスパイプを圧壊するの
で発塵、騒音、振動等は殆んど発生しない。従つ
て破壊作業に際してはクラツシヤー1をランスパ
イプの長さ方向にほぼ平行に移動させて開閉を繰
返してゆくだけでよく、作業人員も操作員1名で
足り、しかも操作ボツクス内ですべての作業がで
き安全である。 次にこの考案の解体機を、取鍋の溶鋼撹拌に4
〜6チヤージ使用後解体を要するランスパイプ
(外径250mm 長さ5m)5本について解体作業を
行なつた結果、従来のブレーカーによる人力解体
作業と比較して次のように実際的効果が認められ
た。
を解体する装置に関する。 周知のように製鉄業において溶銑、溶鋼の品質
の向上および生産性向上のため、各種処理剤を窒
素等の不活性ガスと共に溶融金属中にランスパイ
プで吹込むことが一般に行なわれている。 この際使用するランスパイプは、丸型鋼鉄心管
の先端部に吹出しノズルを溶接し、それらの外周
をキヤスタブル耐火物で被覆固着した細長い円筒
状のもので、その外径は250〜300mm、長さ5.0〜
6.4m、重量900〜1200Kgの重量物である。 ランスパイプを例えば溶鋼中に浸漬してガス吹
込みに使用すると、高温度、衝撃的な溶鋼の流
動、繰返し使用による急熱・急冷等によつて被覆
耐火物にキレツ、異状溶損が発生し使用不能とな
るので、短期間で耐火物ライニングの解体と再被
覆施工もしくは廃棄解体を行なわなければならな
い。 一方ランスパイプの使用寿命を延長させるため
に、耐火物の品質の高級化、施工法の改善が行な
われるにつれ、被覆耐火物は極めて硬いものとな
り、その圧縮強度は1000Kg/cm2、ライニング厚さ
は100〜120mmに達するので、その使用后の解体は
極めて困難な作業となつている。 従来はコンクリートブレーカーを使用し、直接
ランスパイプに対して入力操作によつて解体作業
を行なつているが、危険を伴いまた発塵、騒音、
振動等を発生するので安全上も公害対策上におい
ても問題があり、また作業に長時間を要するた
め、改善を必要とされながら末だ解決されていな
い現状にある。 この考案は上記の問題点を解消し、作業環境の
改善と作業能率の向上を図つたランスパイプ解体
機を提供することを目的とするもので、油圧シリ
ンダーで作動する圧壊用クラツシヤーを、スプリ
ングを介してサーボ機構の先端部回転軸に連結し
たランスパイプ解体機である。 この考案を図面にもとづいて説明すると、第1
図において、1はランスパイプを破壊するための
クラツシヤーで、内装された油圧シリンダー2に
よつてランスパイプを強力に狭み圧壊する。クラ
ツシヤー1はサーボ機構操作部(図示せず)−サ
ーボアーム3−ブラケツト4−旋回軸5の先端に
連結されているので上下、左右、前后および回転
運動を自在に行なうことができる。 従つてクラツシヤ1は、解体すべきランスパイ
プの置いてある位置まで移動させ、ランスパイプ
の長さ方向に横すべりしながら油圧シリンダーで
開閉、圧壊作業を行ない、さらに別の位置まで移
動して別のランスパイプを解体することができ
る。ところが通常は極めて硬いノロがしかも不規
則に付着しているためランスパイプを挾み込んだ
まま、また圧壊作業中にランスパイプが横ずれし
たりねじれたりすることがある。 このような場合、ランスパイプは重量物である
から旋回軸5またはサーボアーム3に強大な力が
加わるので、作業に支障をきたすばかりでなく解
体機をこわす危険がある。これに耐え得るために
は解体機の全機構をかなり大がかりな装置とせざ
るを得ないし、作業安全上余計な人員配置も必要
となる。 スプリング6はこれを解消するために設けたも
ので旋回軸5とクラツシヤー1を連結する位置に
装着されており、クラツシヤー1に加えられるゆ
れ、ねじれ等の応力をそのたわみによつて吸収す
るので、サーボ機構およびクラツシヤーは上記の
応力を除外した全体的にコンパクトな装置とする
ことができる。 またクラツシヤー1は油圧シリンダー2を内蔵
しその強力な油圧力でランスパイプを圧壊するの
で発塵、騒音、振動等は殆んど発生しない。従つ
て破壊作業に際してはクラツシヤー1をランスパ
イプの長さ方向にほぼ平行に移動させて開閉を繰
返してゆくだけでよく、作業人員も操作員1名で
足り、しかも操作ボツクス内ですべての作業がで
き安全である。 次にこの考案の解体機を、取鍋の溶鋼撹拌に4
〜6チヤージ使用後解体を要するランスパイプ
(外径250mm 長さ5m)5本について解体作業を
行なつた結果、従来のブレーカーによる人力解体
作業と比較して次のように実際的効果が認められ
た。
【表】
即ち所要人員1/2、所要時間が約1/3で作業が完
了するうえ、作業環境は著しく改善され完全に問
題点が解消された。 この考案は以上説明したように、油圧作動のク
ラツシヤーをスプリングを介してサーボ機構に連
結した構成とすることによつて、作業人員、作業
時間を著しく低減し、かつ安全および作業環境の
改善に大きな効果をもたらすランスパイプ解体機
である。
了するうえ、作業環境は著しく改善され完全に問
題点が解消された。 この考案は以上説明したように、油圧作動のク
ラツシヤーをスプリングを介してサーボ機構に連
結した構成とすることによつて、作業人員、作業
時間を著しく低減し、かつ安全および作業環境の
改善に大きな効果をもたらすランスパイプ解体機
である。
第1図はこの考案の実施例を示す斜視図であ
る。 1……クラツシヤー、2……油圧シリンダー、
3……サーボアーム、4……ブラケツト、5……
回転軸、6……スプリング。
る。 1……クラツシヤー、2……油圧シリンダー、
3……サーボアーム、4……ブラケツト、5……
回転軸、6……スプリング。
Claims (1)
- 上下、左右、前后の移動および回転を制御する
サーボ機構の先端部旋回軸に、油圧シリンダーで
作動するクラツシヤーをスプリングを介して連結
したランスパイプ解体機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3967783U JPS59145554U (ja) | 1983-03-22 | 1983-03-22 | ランスパイプ解体機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3967783U JPS59145554U (ja) | 1983-03-22 | 1983-03-22 | ランスパイプ解体機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59145554U JPS59145554U (ja) | 1984-09-28 |
JPS629313Y2 true JPS629313Y2 (ja) | 1987-03-04 |
Family
ID=30170313
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3967783U Granted JPS59145554U (ja) | 1983-03-22 | 1983-03-22 | ランスパイプ解体機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59145554U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0634047Y2 (ja) * | 1988-08-19 | 1994-09-07 | 日立金属株式会社 | 取鍋内壁補修機 |
-
1983
- 1983-03-22 JP JP3967783U patent/JPS59145554U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59145554U (ja) | 1984-09-28 |
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