JPS6292284A - 磁気記録装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は磁気記録ｉ置に係わり、特に磁気ディスクの記
録トラックに記録されたサーボパターンデータを用いて
磁気ヘッドを各記録トラックの中心位置に位置させるよ
うにした磁気記録装置に関する。

［従来の技術］ 一般に磁気記録媒体として磁気ディスクを用いた磁気記
録装置においては、スピンドルモータにて回転駆動され
ている磁気ディスクの半径方向にステッピングモータで
移動制御されるキャリアに搭載された磁気ヘッドでもっ
て磁気ディスクの記録面に形成された記録トラックに対
して情報の書込み読取りを実行するようにしている。

このような磁気記録装置であれば、情報の書込み読取り
実行時に、磁気ヘッドにおける磁気ディスクの半径方向
の中心位置を各記録トラックの中心位置へ正確に合致さ
せる必要がある。通常、この磁気ヘッドが各記録トラッ
クの中心位置に位置していることを検出する手段として
、第６図に示すように磁気ディスク１の記録面２の各記
録トラック３に予めインデックス孔に同期した位置に位
雪検出用のサーボパターンデータ４を記録させておき、
磁気ヘッドでこのサーボパターンデータ４を検出するよ
うにしている。

なお、通常上記サーボパターンデータ４は専用のサーボ
パターン書込装置にて予め書込まれている。

［発明が解決しようとする問題点］ しかしながら上記のように予めサーボパターンデータ４
が１込まれた磁気ディスク１を使用した磁気記録装置に
おいては次のような問題があった。

すなわち、磁気ディスク１に書込まれたサーボパターン
データ４には複数の種類が存在し、磁気記録装置におけ
る情報の書込み読取り動作を制御するマイクロプロセッ
サ等の制一部が、この磁気記録装置に組込まれた磁気デ
ィスク１のサーボパターンデータ４を解釈できない場合
がある。

すなわち、第６図に示すように、磁気ヘッドのデータ読
取回路で読取られ、マイクロプロセッサのインターフェ
ースへ入力された一般データおよびサーボパターンデー
タＡ、ＢのうちのサーボパターンデータＡ、Ｂをマイク
ロプロセッサが解釈不可能の場合は読取異常になり、磁
気記録装置全体の動作が停止してしまう。なお、図中Ｉ
ＮＤは記録トラック３の周上の基準位置を示すインデッ
クス信号である。

このような読取異常の発生を防止するために、第８図に
示すように、データ読取回路で読取ったサーボパターン
データＡ、Ｂのみをインターフェースへ入力することを
禁止することが考えられている。このようにすることに
より、読取異常発生を防止できるが、しかしサーボパタ
ーンデータ４が全くマイクロプロセッサで読取られない
ので、磁気ヘッドが正確に各記録トラックの中心位置に
位置しているこを確認できない。したがって、磁気ヘッ
ドによって書込み読取りされた情報の信頼性が低下する
問題が生じる。

本発明はこのような事情に基づいてなされたものであり
、その目的とするところは、この装置の制御部が解釈で
きる基準サーボパターンデータを出力できるサーボパタ
ーン発生回路を設けることによって、たとえ制御部が解
釈できないサーボパターンデータが書込まれた磁気ディ
スクを使用したとしても読取異常の発生を防止できると
ともに磁気ヘッドを正確に記録トラックの中心位置に位
置させることができ、正確に情報の書込み読取り動作が
できる磁気記録装置を提供することにある。

［問題点を解決するための手段］ 本発明の磁気記録装置は、予め定められ特定の基準サー
ボパターンデータを出力するサーボパターン発生回路を
設け、このサーボパターン発生回路から出力された基準
サーボパターンデータを磁気ディスクの記録トラックに
書込むようにしたものである。

［作用コ このように構成された磁気記録装置であれば、磁気ディ
スクに予め書込まれていたサーボパターンデータはサー
ボパターン発生回路から出力された基準サーボパターン
データに書替えられるので、制御部のインターフェース
に入力される磁気ディスクの記録トラックから読取られ
たデータのうちのサーボパターンデータはこの制御部が
解釈できる基準サーボパターンデータとなる。したがっ
て、読取異常の発生が防止できるとともに磁気ヘッドが
正確に記録トラックの中心位置に位置される。

［実施例］ 以下本発明の一実施例を図面を用いて説明する。

第２図は実施例の磁気記録装置の概略構成を示す断面模
式図であり、図中５は各構成部材を固定するベースであ
る。このベース５にスピンドルモータ６が固定されてお
り、スピンドルモータ６のスピンドル７に磁気ディスク
１が取付けられている。また、図中８はステッピングモ
ータ９にて磁気ディスク１の半径方向に移動υｌｌ１ｌ
されるキャリアであり、このキャリア８に支持部材１０
を介して磁気ヘッド１１が取付けられている。したがっ
て、磁気ベット１１は磁気ディスク１の記録面２を半径
方向に移動する。

第３図は磁気記録装置全体を示すブロック図であり、図
中１２は例えば外部のホストコンピュータ１３からの指
令にて磁気ディスク１に対して情報の書込み読取り動作
を実行させる制圓部としてのマイクロプロセッサ（以下
ＭＰＵと略記する）であり、このＭＰＵ１２は磁気ディ
スク１を回転駆動するスピンドルモータ６を駆動するＳ
Ｐモータ駆動回路１４．キャリア８を移動制御するステ
ッピングモータ９のＳＴモータ駆動回路１５′！１３よ
び各種信号、データが入力されるインターフェース１６
ヲ１ｌＪ１１］ｔル。

前記スピンドルモータモータ６にはインデックス検出器
１７が取付けられており、このインデックス検出器１７
は、スピンドルモータ６が回転するとスピンドル７の周
上１箇所に穿設されたインデックス孔を検出してモータ
・インデックス信号ＭＩＮＴを切換回路１８へ送出する
。この切換回路１８にはインターフェース１６から出力
される書込データＷＤが入力されるとともにサーボパタ
ーン発生回路２０から基準サーボパターンデータが入力
される。また、切換回路１８からは前記インターフェー
ス１６へインデックス信号ＩＮＤが送出されるとともに
磁気ヘッド１１のデータ書込回路１９へ基準サーボパタ
ーンデータで補正された１込データＷＤＳが送出される
。さらに、インターフェース１６には磁気ヘッド１１の
データ読取回路２１にて読取られた読取データＲＤが入
力される。

第１図は前記切換回路１８およびサーボパターン発生回
路２０の具体的回路図である。すなわち、インターフェ
ース１６から出力された書込データＷＤはナントゲート
２２．ノアゲート２３を介してドライバ２４へ入力され
る。一方、インデックス検出器１７から出力されたモー
タ・インデックス信号ＭＩＮＯはワンショット・マルチ
バイブレータで形成された単安定回路２５のへ入力端子
へ入力される。この単安定回路２５は、へ入力端子にＬ
レベルからＨレベルへの立上りトリガが入力すると、入
力時刻から抵抗２６とコンデンサ２７どの時定数で定ま
る一定時間Ｔ１だけＨレベルとなる出力信号ａをＱ出力
端子から出力する。したがって、ロ出力端子の出力信号
すは上記一定期間ＴＱだけＬレベルとなる。この一定時
間Ｔｏは磁気ディスク１の記録トラック３に予め書込マ
レテいるサーボパターンデータ４をデータ読取回路２１
で読取った場合の信号継続時間に一致するように設定さ
れている。

単安定回路２５の出力信＠ｂは前記ナントゲート２２の
他方の入力端子へ入力されており、出力信号ａはナント
ゲート２８の一方の入力端子へ入力されると共に、もう
一つの単安定回路２９のへ入力端子へ入力される。さら
にこの出力信＠ａはサーボパターン発生回路２０内のカ
ウンタ３０のクリア端子ＣＬへ入力されている。

前記単安定回路２９はへ入力端子にＨレベルのトリガが
入力されると、入力時刻から抵抗３１とコンデンサ３２
どの時定数で定まる一定時間Ｔ１だけＨレベルとなる出
力信号ＣをＱ出力端子から出力する。そして、この単安
定回路２９から出力された出力信号Ｃはナントゲート３
３で信号レベルが反転されてインデックス信号ＩＮＤと
してＭＰＵ１２のインターフェース１６へ入力される。

前記サーボパターン発生回路２０において、単安定回路
２５の出力信号ａがクリア端子ＣＬに入力されたカウン
タ３０のクロック入力端子ＧＫには図示しない発振器か
らの例えば１０ＭＨｚの基準りＯツク信号ＣＬＫが入力
されている。そして、単安定回路２５からの出力信号ａ
がＨレベルになるとクリア状態は解除されて、カウンタ
３０は基準りＯツク信号ＣＬＫのカウントを開始する。

そして１つのクロック信号が入力する度にそのときのカ
ウント値における各桁データは各出力信号としてデコー
ダ３４へ送出される。デコーダ３４は入力した例えば４
ビツト（桁）のデータをＮＲＺ（ノン・リターン・ツー
・ゼロ）データ信号に変換してＱ出力端子から出力する
。Ｑ出力端子から出力されたＮＲＺデータ信号は、排他
的論理和ゲート３５の一方の入力端子へ直接入力される
と共に、コンデンサ３６および抵抗３７からなる微分回
路を介して同一排他的論理和ゲート３５の他方の入力端
子へ入力される。したがって、この排他的論理和ゲート
３５の出力信号ｄはデコーダ３４から出力されたＮＲＺ
データ信号を微分した基準サーボパターンデータとなる
。この排他的論理和ゲート３５から出力された基準サー
ボパターンデータｄは前記ナントゲート２８の他方の入
力端子へ入力される。単安定回路２５の出力信号ａがＬ
レベルへ立下がると、カウンタ３ｏのカウント動作はク
リアされるので、出力信号ａがＨレベルの一定期間Ｔｏ
だけサーボパターン発生回路２０から基準サーボパータ
ンデータｄが出力されることになる。通常、この基準サ
ーボパターンデータはＩＩ　４　Ｅ　、１／パターンフ
オーマツトで表現されている。

ナントゲート２８の出力信号ｅはノアゲート２３を介し
てドライバ２４へ入力される。ドライバ２４の出力信号
は補正された新たな着込データＷＤＳとして前記データ
書込回路１９へ入力される。　このように構成されて磁
気記録装置の動作説明を第３図のタイムチャートを用い
て行なう。

まず、磁気記録装置の電源が投入されるとＭＰＵ１２は
ＳＰモータ駆動回路１４を介してスピンドルモータ６を
回転起動させる。スピンドルモータ６が回転を開始する
と、スピンドルモータ６のスピンドル７に穿設されたイ
ンデックス孔がインデックス検出器１７の設置位置を横
切るとこのインデックス検出器１７はその瞬間だけＬレ
ベルとなるモータ・インデックス信号ＭＩＮＤを出力す
る。

磁気ディスク１の回転速度が規定値に達すると、ＭＰＵ
１２はＳＴモータ駆動回路１５を介してステッピングモ
ータ９を駆動して、キャリア８に搭載された磁気ヘッド
１１を例えば最外周の記録トラック３上へ移動させる。

まず、インデックス検出器１７がインデックス孔を検出
して、モータ・インデックス信号ＭＩＮＤがＨレベルか
らＬレベルへ立下がる時刻ｔｏ以前の状態を考える。こ
の状態においては、切換回路１８における単安定回路２
５のＱ出力端子の出力信号ａはＬレベルであるので、ナ
ントゲート２８は成立しなく、また、サーボパターン発
生回路２０から基準サーボパターンデータｄが出力され
ることもない。したがって、当然基準サーボパターンデ
ータｄはノアゲート２３へ入力することはない。一方、
単安定回路２５のご出力端子の出力信号すはＨレベルで
あるので、この状態でインターフェース１６から一般の
書込データＷＤが出力されていた場合、この書込データ
ＷＤはナントゲート２２．ノアゲート２３を介してドラ
イバ２４へ入力される。したがって、時刻１．以前にド
ライバ２４からデータ書込回路１９へ入力される補正さ
れた書込データＷＤＳはインターフェース１６から出力
された一般の書込データＷＤとなる。

また、この状態においては単安定回路２９は作動しない
ので、Ｑ出力端子の出力信号ＣはＬレベルであり、イン
ターフェース１６へ入力されるインデックス信号ＩＮＤ
はＨレベルのままである。

次に時刻１．にてモータ・インデックス信号ＭＩＮＤが
ＨレベルからＬレベルへ立下がると、単安定回路２５の
出力信号すがＬレベルへ変化するので、たとえインター
フェース１６から書込データＷＤが出力されたとしても
、この書込データＷＤはノアゲート２３へ入力すること
はない。一方、単安定回路２５の出力信号ａはＨレベル
へ立上がるので、サーボパターン発生回路２０から基準
サーボパターンデータｄがナントゲート２８およびノア
ゲート２３を介してドライバ２４へ入力される。したが
って、時刻１．以降にドライバ２４からデータ書込回路
１９へ入力される補正された書込データＷＤＳはサーボ
パターン発生回路２０から出力された基準サーボパター
ンデータｄとなる。

次に、時刻１．から一定時間ＴＯ経過した時刻ｔ１にな
ると、単安定回路２５の各出力信号ａ。

ｂがそれぞれ元のＬおよびＨレベルへ戻る。したがって
、ドライバ２４からデータ書込回路１９へ入力される補
正後の書込データＷＤＳはインターフェース１６からの
一般の書込データＷＤとなる。

また、単安定回路２５の出力信号ａがＨレベルからＬレ
ベルへ立下がると、単安定回路２９が作動して、出力信
号Ｃが時間Ｔ１だけＨレベルになるので、インターフェ
ース１６へ入力するインデックス信号ＩＮＤも時間Ｔ１
だけＬレベルとなる。

なお、実際の書込み動作においては、基準サーボパター
ンデータ３８は第５図に示すように記録トラックの３の
中心線に対して１／３トラック幅ずつ内側位置（Ａ）お
よび外側位置（Ｂ）にずらして書込まれる。

このように構成された磁気記録装置であれば、磁気ディ
スク１の記録トラック３に予め記録されているサーボパ
ターンデータ４は、装置内に設けられたサーボパターン
発生回路２０から出力された基準サーボパターンデータ
３８へ書替えられる。

したがって、磁気ディスク１の記録トラック３に記録さ
れたデータをデータ読取回路２１で読取り、この読取っ
た読取データＲＤをインターフェース１６へ入力した場
合、この読取データＲＤに含まれるサーボパターンデー
タはこのＭＰＵ１２が解釈可能な基準サーボパターンデ
ータとなる。

したがって、読取異常が発生することを防止できる。さ
らに、この基準サーボパターンデータ３８を用いて磁気
ヘッド１１が各記録トラック３の中心位置に正確に位置
するようにキャリア８を移動制御できる。その結果、磁
気ヘッド１１が常に各記録トラック３の中心位置に位置
するので、正確に情報の書込み読取り動作が実行され、
装置全体の信頼性を向上できる。

［発明の効果］ 以上説明したように本発明によれば、この装置の制御部
が解釈できる基準サーボパターンデータを出力できるサ
ーボパターン発生回路を設け、この発生回路から出力さ
れる基準サーボパターンデータでもって磁気ディスクに
予め記録されたサーボパターンデータを書替えするよう
にしている。

したがって、たとえマイクロプロセッサ等の制御部が解
釈できないサーボパターンデータが予め書込まれた磁気
ディスクを使用したとしても読取異常の発生を防止でき
るとともに磁気ヘラを正確に記録トラックの中心位置に
位置させることができ、正確な情報の書込み読取り動作
ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図乃至第５図は本発明の一実施例に係わる磁気記録
装置を示すものであり、第１図は切換回路およびサーボ
パータン発生回路を示す図、第２図は装置全体を示す断
面模式図、第３図は全体のブロック構成図、第４図は動
作を示すタイムチャート、第５図は基準サーボパターン
データの書込み位置を示す図であり、第６図は磁気ディ
スク全体を示す図、第７図および第８図は従来の磁気記
録装置の動作を説明するための図である。 １・・・磁気ディスク、２・・・記録面、３・・・記録
トラック、４・・・サーボパターンデータ、５・・・ベ
ース、６・・・スピンドルモータ、７・・・スピンドル
、８・・・キャリア、９・・・ステッピングモータ、１
１・・・磁気ヘッド、１２・・・ＭＰＵ　（制御部）、
１３・・・ホストコンピュータ、１６・・・インターフ
ェース、１７・・・インデックス検出器、１８・・・切
換回路、１９・・・データ書込回路、２０・・・サーボ
パターン発生回路、２１・・・データ読取回路、２４・
・・ドライバ、２５゜２９・・・単安定回路、３０・・
・カウンタ、３４・・・デコーダ、３８・・・基準サー
ボパターンデータ。 出願人代理人　弁理士　鈴江武彦 第２図 Ｘ−Ｘ−ニー　　　　　　　　　　　　Ｉ−工。 第５図 第６図 第７図 爾　　　　　　　　　　　　　　・ ダニ］＝口＝ア］ＩＩＩＭ［１区づ］ヲＥｌ第８図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 回転駆動されている磁気ディスクの半径方向に移動制御
   される磁気ヘッドでもつて前記磁気ディスクの記録面に
   形成された記録トラックに対して情報の書込み読取りを
   実行すると共に、前記磁気ディスクの記録トラックに記
   録されたサーボパターンデータを用いて前記磁気ヘッド
   を前記記録トラックの中心位置へ位置させる磁気記録装
   置において、予め定められ特定の基準サーボパターンデ
   ータを出力するサーボパターン発生回路と、このサーボ
   パターン発生回路から出力された基準サーボパターンデ
   ータを前記磁気ディスクの記録トラックに書込むサーボ
   パータンデータ書込手段とを備えたことを特徴とする磁
   気記録装置。