JPS6291995A - 電子楽器 - Google Patents

電子楽器

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JPS6291995A
JPS6291995A JP60232727A JP23272785A JPS6291995A JP S6291995 A JPS6291995 A JP S6291995A JP 60232727 A JP60232727 A JP 60232727A JP 23272785 A JP23272785 A JP 23272785A JP S6291995 A JPS6291995 A JP S6291995A
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水谷 晴彦
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分骨」 この発明は演奏が容易な電子楽器(−関する。
「従来技術」 従来の各種の楽器は演奏方法が予め決められている。つ
まりピアノ、オルガン等のキイーボード楽器では各キイ
ー(−音名が割当てられている。
またバイオリン、チェ口、ギター等の弦楽器も弦を抑え
る位置によって音名が決められている。
更にクラリネット、サキソフオン、フルート等の管楽器
もキイーの開閉状態によって発音する音名が決められる
「発明が解決しようとする問題点」 従来の各種楽器は成る音を発音しようとする場合、その
音を出すための操作、つまり指使は決められており、そ
の指使いを覚えない限り上手な演奏を行なうことはでき
なかった。
また曲の流れの中で成る音から池の音に移るとき指使い
が難かしい部分がある場合、指使いを完全に覚えた上級
者であっても演奏が阻害されることがある。
このような場合、従来の弦楽器、管楽器では指使いの変
形を覚えることが行なわれている。つまり同じ音名の音
を出すにも標塾的な指使いに対して変則的な指使いが存
在し、その変則的な指隻いを覚えて成る音から池の音に
移るとき、その移行が容易に行なえるように各演奏者が
工夫している。
このように楽器を演奏するには標準的な指使いに加えて
、変則的な指使いも覚えなければならない。従って楽器
を上手に演素するまでになるにはかなりの練習を積まな
ければならない不都合がある。
「問題点を解決するための手段」 この発明では楽器本体に複数のキイーを配列して設ける
と共に、この複数のキイーのそれぞれに音階に対する変
化量を与える値を割当て、操作されたキイーに割当てら
れた値の総和によって発音すべき音名を決定するように
構成したものである。
この発明の構成によれば各キイーに割当てられた値を覚
えるだけで発音したい音の指使いは無数(2作ることが
できる。つまり音階I−2音律は半音1度と全音2度と
の組合せによって構成されている。
成る音名の半音上の音は1度上、半音下の音は1度下、
のように各ピッチが決められる。ハ調の音階を音名符号
によって表示するとC8+ Do+ Eg vF0+ 
G6 + AOr B6 + CI+のように表わされ
る。
各音名間のピッチはE。とF。間及びB。とC1間が1
度であり、その池は2度と決められている。
従って2度の変化量を与えるキイーと、1度の変化量を
与えるキイーを予め決めておき、キ・イー操作数がゼロ
のときC?17)音を発音するものとした場合、Bの音
を出すには2度下る変化量を与えるキイーを操作すれば
よい、この場合操作するキイーは1度下る変化量を与え
るキ・f−を二つ操作するか、又は2度下るキイーを一
つ操作するか何れでもよく、どのキイーを使ってもよい
。次に4の音を出すには1度下る変化量を与えるキイー
と、2度下る変化量を与えるキイーを1間ずつ操作子れ
ばよい。このように操作すれば1度+2度の変化量とな
って全部で3度の変化量となり、C1から3度低いA?
の音が出される。
このようにこの発明によれば複数のキイーに対して1度
の変化量を与えるキイーと、2度の変化量を与えるキイ
ーを予め規定しておき、操作したキイーに割当てた数値
を加え合せた結果によって発音すべき音名を決定する構
成としたものである。
よってこの発明:二よれば正則の指使いを覚えなくても
、基準音名位置から何度離れているかによって和の数が
その度数になるキイーを組合せて操作すればよいことと
なる。この結果成る音を出している状態から次の皆に移
る場合に、現在出している音から次に出すべき音が何度
離れているかに応じて、七の変化量を与えるキイーを操
作すればよく、演奏を容易に行なうことができる。
「実施例」 第1図にこの発明の一実施例を示す。図中81〜S13
はキイーによって操作されるスイッチを示す。
このスイッチS、〜SlBは第2図及び第3図に一例を
示す楽器本体1に取付けられ、キイーに1〜に18によ
ってオン、オフ操作される。2はこれらキイーに1〜に
18の中のどのスイッチが操作されたかを表わす信号を
出力する信号取出手段を示す。この信号取出手段2とし
ては例えば電圧源2Aとプルダウン抵抗器群2Bと信号
線群2Cとによって構成することができる。
つまり信号線群2Cの各線はプルダウン抵抗器群2Bに
よって常時はL論理レベルに作詩されている。スイッチ
S1〜Sllはキイーに1〜に、を操作していない状態
でオフ、キイーに1〜に13を操作するとスイッチ81
〜Slaはオンの状態になり、信号線群2Cの各線に電
圧源2人からH論理レベルが与えられる。信号線群2C
の曲端は音名決定手段3に接続される。
音名決定手段3は例えばROM等によって構成したデコ
ーダを用いることができる。つまりスイッチS1〜St
Sの状態によって決まる13ピツトの並列ディジタル符
号を12音律の各音名に対応する並列符号に変換する。
音名決定手段3の詳細を説明する前に第2図及び第3図
)二示した楽器本体1の構造について説明する。この例
では管楽器形の電子楽器を構成した場合を示す。楽器本
体1は管状とされ一端側にマクスビーヌIAが設けられ
る。マウスピースIAには第3図に示すようにリードI
Bを有しているが、このリードIBは疑似的に設けたも
のであり発音には全く寄与していない。
マウスピースIAに続く管ICの部分にはマウスピース
IAに吹込まれる空気の量を検出する流量検出器を装着
している。つまりこの例ではマウスピースIAに吹込ま
れる空気の量に比例して音量を制御するように構成した
場合を示す。この音量制御に関してはこの発明の目的と
するところから外れている事項であるから、ここではそ
の詳細説明は省略する。
K1−に13は本体1に設けたキイーを示す。各キイー
に、〜に13はクラリネット、或はこれに近い管楽器の
キイーの構造と同等と考えてよい。
ここでキイーに1.に11は2度の変化量を与えるキイ
ーであるものとする。またキイーに2. K8゜K4.
 K5+ K、 l K、 l K81 K、 l K
1゜は1度の変化機を与えるキイーとする。
2度の変化量を与えるキイー1(1,に1、はこのキイ
ーKl又はに1、を操作するとスイッチS1又はStt
がオンとなるように操作され、これによって2度音階が
下るように音名決定手段3が動作するものとする。
また1度の変化量を与えるキイーに2. K、 、に4
゜K5 r K6 、に7 、KB + Kg + K
l。の中のに4又はK。
を操作することにより音名決定手段3は1度(半音)上
がるように動作し、またキイーに2. K3゜K51に
6+に71に81に、oが操作されると1度(半音)下
がるように音名を決定する動作を行なう。
キイーに1゜とに18はオクターブ切替キイーを示す。
キイーに1゜を操作し、スイッチS1□をオン(=操作
すると1オクターブ上の音域に切替わる。またキイーに
1゜とに18を同時に操作した場合は2オクターブ上の
音域に切替わる。従ってこの楽器の音域は第4図に示す
ように例えばA言〜A?、A菖〜# A3の3オクターブとなる。
音名決定手段3はスイッチ81〜31gのオンとオフの
状態に応じて音名データを出力する。
第5図にこの楽器の標準指使い(=よるスイッチ81〜
81Bの操作状態と、その操作状態における音名との関
係の一部を示す。図中黒丸はスイッチ81〜81gがオ
ンの状態を示す。また白丸はスイッチ81〜813がオ
フの状態を示す。
図示するようにこの例ではスイッチS1〜StSの全て
が無操作状態(この状態を開放状態と称す)のとき音名
C〒(又はDb )を指定するよう(−構成した場合を
示す。この状態は音名決定手段3に与えられる13ビツ
トのキイーデータはオールゼロである。キ・イーデータ
がオールゼロのとき音名決定手段3は例えば第6因に示
すように音名データ「10」を出力する。第6図に示す
音名データは16進表示で示している。
このように13ビツトのキイーデータを8ピツトの音名
データに変換する手段としてはROM或はマ・rクロコ
ンピユータで構成することができる。
ROMを用いる場合はROMのアドレス入力端子に13
ピツトのキイーデータを入力し、七のアドレス信号によ
って音名データを読出すように構成すればよい。
またマイクロコンピュータを用いる場合は、マイクロコ
ンピュータに13ピツトのキイーデータを入力し、その
キイーデータを8ビツトの音名データに変換する作業を
行なわせる。
音名決定手段3から出力される音名データは信号源4に
与えられる。信号源4は例えばクロック発振器4Aと可
変分間器4Bとによって構成することができる。クロッ
ク発振器4Aは楽器の音の周波数より充分高い周波数の
信号を発振し、その発振出力信号を可変分局器4Bで分
周し、その分周出力に各音名に対応する周波数の信号を
得るように構成する第6図A欄にキイーデータ、B欄に
音名データ、C欄に可変分周器4Bの分局数の一例を示
す。
可変分局器4Bから出力される公開出力信号は波形整形
回路5に与えられ、パルス波形成は鋸歯状波、三角波等
の各種波形の信号に変換される。
波形整形回路5の出力信号は波形選択回路6で何れか一
つの波形を選択し、その選択した波形信号をフィルタ回
路7で各種の楽器の音色となる波形に整形し、その波形
整形した信号を音量エンベロープジェネレータ8に与え
、マウスピースIAに吹込んだ空気量に比例した音量と
なるように信号の振幅を制御する。その振幅制御出力は
増幅器9で増幅しスピーカ11から音として放音される
ここでこの発明においては音名決定手段3において、第
5図に示した標準指使いに加えて第7図以下に示す変形
した指使いでも同一音名を指定できるように構成したも
のである。
第7図以下に示す変形指使いは先にも説明したようにに
、IKl、を音階ピッチで2度の変化量を与えるキイー
に2 、 Ks 、に4 、Ks 、Ks 、に? 、
KB 。
K、IK、oを1度の変化量を与えるキイーと定め、操
作したキイーの変化量の総和によって音名な決定するよ
うに構成する。
第7図にC? <又はDl)の指使いを示す。このc?
co指使いはキイーを全く操作しない開放状態で規定さ
れる。このC?の音に対して1度下の音名C1は第8図
に示すように1度の変化量を与えるキイーに2.に8.
に6.に7.に8の何れか一つを操作することによって
得ることができるように構成する。
これはキイーデータとしてスイン′f−s2. B3.
B6゜S?、 S、の何れか一つを操作した信号を音名
決定手段3に与えたとき音名データとして第6図に示す
「ア」を出力する。
またC?から2度下のB1は第9図に示すようにキイー
に1か又はに2とに7.に2とに、、に8とに7のよう
に音階ピッチの変化を与える量の総和が一2度(2度下
がる意味)となるよう(′−キイーを選択して操作した
とき、音名決定手段3は第6図(=示、す音名データr
EIJを出力するように構成する。
以下同様にして第10図乃至第16図に示すように各音
名A1.A1.G? 、a  、F” 、Fl、E、等
# +        1 の指使いを規定する。この指使いは各キイーに音階ピッ
チの変化量を規定し、各キイーを操作することによりそ
の変化量の総和によって音名な規定するようにしている
但しこの例ではキイーに2及びに7は隣接するキイーに
□又はに8及びに6又はに8と同時に操作したとき2度
の変化量を与えるキイーとして作用するように音名決定
手段3に音名データを書込んでいる。・「発明の効果」 上述したようにこの発明によればキイーの位置に関係な
く各キイーに割当てた変化量の総和によって音名を規定
するものであるから指使いの変形が自由となり、容易に
演奏することができる。特に曲の途中(=おいて指使い
がむずかしい部分があっても指使いの変形が自由なため
、次の音を出すための運指の移行を最も容易に行なえる
指使いを使うことができ、演奏の自由度を高くすること
ができる。
尚上述では音名データを可変分局器4Bに与え、可変分
局器4Bの分周数を制御して所望の周波数を持つ信号を
出力するように構成した場合を説明したが、音名データ
をDA変換し、そのDA変換出力を対数変換器を通して
′電圧制御発振器に与え、電圧制御発振器から所望の周
波数を持つ信号を得るように構成することもできる。
【図面の簡単な説明】
、第1図はこの発明の一実施例を説明するためのブロッ
ク図、第2図及び第3図はこの発明による楽器の一例を
説明するための平面図及び背面図。 第4図はこの発明の楽器の音域の一例を説明するための
図、第5図はこの発明による楽器の標準的な指使いを説
明するための図、第6図はキイーデータと音名データ及
び分局数の関係を説明する因、第7図乃至第16図はこ
の発明の特徴とする指使いを説明するための図である。 ■=楽器本体1、K1−に1.l:キイー、Sl〜SI
8 ”スイッチ、2:電気信号取出手段、3:音名決定
手段、4:音源、5:e、形整形回路、6:波形選択回
路、7:フィルタ回路、8:音量エンベロープジエネレ
iり、9:増幅器、11:スピーカ。 代 理 人   草  野     卓オ 6 Z 牙 7 図       オ 87 日+(−2) に ooooooo   ・ 1 0 0 0  o  ・  ・  ・  02士10図 べ(−3) 0 0  ・  OOOOX ・ o 00 ・ 00り A1(−4) ・  0  ・  ・  ・  0  ・  0  ・
  0  ・  o7定12図 G’:(−5) 00   ・  ・  ・  ・  ・ 1・  ・ 
 o  O・  ・  ・ 2・  0  ・  0 
0  ・  Q7G+(−6) に

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)A、楽器本体に所定の順序で配列されそれぞれに
    音階のピッチに対する変化量を与える値が割当てられた
    複数のキイーと、 B、この複数のキイーの中の何れのキイーが操作された
    かを電気信号によつて取出す信号取出手段と、 C、この電気信号取出手段によつて取出された信号が入
    力され、上記複数のキイーの中の操作されたキイーに割
    当てられた音階ピッチに対する変化量を与える値の総和
    によつて発音すべき音名を決定する音名決定手段と、 D、この音名決定手段によつて決定された音名の周波数
    の信号を発生する信号源と、 から成る電子楽器。
JP60232727A 1985-10-17 1985-10-17 電子楽器 Expired - Lifetime JPH0713798B2 (ja)

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