JPS6289837A - 耐孔食性アルミニウム合金複合材 - Google Patents
耐孔食性アルミニウム合金複合材Info
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- JPS6289837A JPS6289837A JP23188385A JP23188385A JPS6289837A JP S6289837 A JPS6289837 A JP S6289837A JP 23188385 A JP23188385 A JP 23188385A JP 23188385 A JP23188385 A JP 23188385A JP S6289837 A JPS6289837 A JP S6289837A
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- aluminum alloy
- aluminum
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業１−、の利用分野）
本発明は、すぐれた耐孔食性を４ Ｌ、トマト、オレン
ゾ等の果実ジュース１ｊ其分を含む清１５；【飲料本川
の缶容器材、魚肉、野菜等の食缶容黒材等の製造に適し
、特に缶エンド材として好適なアルミニウム合金複合材
に関するものである。
ゾ等の果実ジュース１ｊ其分を含む清１５；【飲料本川
の缶容器材、魚肉、野菜等の食缶容黒材等の製造に適し
、特に缶エンド材として好適なアルミニウム合金複合材
に関するものである。
（従来の技術）
−・股に、飲料缶容器の場合、Ｆ記内容物に対しては、
従来オールスチール製のエンド、ボディーおよびボトム
からなるいわゆるスリーピース缶が多く用いられている
。
従来オールスチール製のエンド、ボディーおよびボトム
からなるいわゆるスリーピース缶が多く用いられている
。
しかしながら、蓋（缶エンド）については蓋の表面に行
なわなければならない様々な加工（イージーオープンの
タブの取付のためのリベット加１１、スコア加工など）
のしやすさ、開口性、開口部の切り口の安全性などを考
慮し、スチール板にかわるアルミニウム板の採用が望ま
れている。
なわなければならない様々な加工（イージーオープンの
タブの取付のためのリベット加１１、スコア加工など）
のしやすさ、開口性、開口部の切り口の安全性などを考
慮し、スチール板にかわるアルミニウム板の採用が望ま
れている。
ビール等の炭酸飲料、腐食性の弱いジュース、コーヒー
等には、スチール系の缶ボディーに対し缶エンド材とし
て、ＪＩＳ ５０５２（Ａ交−２，２〜２．８％Ｍｇ
−０，１５〜０．３５％Ｃｒ合金； （未明ｍ害中組成
％は重量％を示す））、５０８２ （Ａ交−４，０〜５
．０％Ｍｇ合金）、５１８２（Ａｌ−４，０〜５．０％
Ｍｇ−０，２０〜０．５０Ｍｎ合金）等のアルミニウム
合金板か使用されている。
等には、スチール系の缶ボディーに対し缶エンド材とし
て、ＪＩＳ ５０５２（Ａ交−２，２〜２．８％Ｍｇ
−０，１５〜０．３５％Ｃｒ合金； （未明ｍ害中組成
％は重量％を示す））、５０８２ （Ａ交−４，０〜５
．０％Ｍｇ合金）、５１８２（Ａｌ−４，０〜５．０％
Ｍｇ−０，２０〜０．５０Ｍｎ合金）等のアルミニウム
合金板か使用されている。
一方、食缶においても、近年、フルオープンタイプのエ
ンドが汀及してきているが、塩分の多い腐食性の強い内
容物に対しては、エンド、ボディー、ボトムともスチー
ル板が使用されている。しかしながら食缶の場合も飲料
缶の場合と同様、フルオープンの蓋については、蓋の表
面に行なわなければならない様々の加工のしやすさ。
ンドが汀及してきているが、塩分の多い腐食性の強い内
容物に対しては、エンド、ボディー、ボトムともスチー
ル板が使用されている。しかしながら食缶の場合も飲料
缶の場合と同様、フルオープンの蓋については、蓋の表
面に行なわなければならない様々の加工のしやすさ。
開口性、開口部の切り口の安全性等を考慮し、スチール
板にかわるアルミニウム板の採用が望まれている。
板にかわるアルミニウム板の採用が望まれている。
シカシ、トマトジュース、スポーツドリンク、スープ、
魚肉等のように塩分が比較的多く含まれる内容物の場合
、従来のアルミニウム材では、スチール系ボディーによ
る接触腐食により缶エンドに孔食があきやすく、使用で
きなかった。そこでスチール板が缶エンド材として多く
使用されてきたが、近年に至り、アルミニウム合金板を
芯材がＡＪＩ −（ＣｕｌＭｎ、Ｍｇ）合金、皮材がＡ
ｌ−Ｚｎ合金からなる複合板として、これらの腐食性の
強い内容物に対して缶エンドとして使用することが提案
されている（特開昭５２〜８３８８号）。
魚肉等のように塩分が比較的多く含まれる内容物の場合
、従来のアルミニウム材では、スチール系ボディーによ
る接触腐食により缶エンドに孔食があきやすく、使用で
きなかった。そこでスチール板が缶エンド材として多く
使用されてきたが、近年に至り、アルミニウム合金板を
芯材がＡＪＩ −（ＣｕｌＭｎ、Ｍｇ）合金、皮材がＡ
ｌ−Ｚｎ合金からなる複合板として、これらの腐食性の
強い内容物に対して缶エンドとして使用することが提案
されている（特開昭５２〜８３８８号）。
（発明が解決しようとする問題点）
しかしながら、特開昭５２〜８３８８号のアルミニウム
合金複合板も腐食形態の点でまだ十分なものとはいえな
い。すなわち、この複合材はＡｎ−Ｚｎ合金をクラッド
したことにより深い孔食の発生は防止できるが、樹脂皮
膜の部分的な浮き上りが大きいという点で難点があった
。アルミニウＬ−缶エンド材は−・般に樹脂皮膜をコー
ティングした後使用される。しかし樹脂皮膜の欠陥部や
、イージーオープン用のタブ取付、スコア加工等に起因
する傷が存在すると缶エンドのアルミニウム板が缶ボデ
ィーのスチール材に対して缶容器の内容物を媒介として
接触腐食を起し、腐食が促進され腐食面積の拡大によっ
て部分的に樹脂皮１漠が浮くようになる。このとき、皮
材と芯材の電位差が大きすぎると、皮材が過度に腐食さ
れ横方向への腐食が広がって４Ｍ脂皮膜の浮き上りが広
くなるのである。
合金複合板も腐食形態の点でまだ十分なものとはいえな
い。すなわち、この複合材はＡｎ−Ｚｎ合金をクラッド
したことにより深い孔食の発生は防止できるが、樹脂皮
膜の部分的な浮き上りが大きいという点で難点があった
。アルミニウＬ−缶エンド材は−・般に樹脂皮膜をコー
ティングした後使用される。しかし樹脂皮膜の欠陥部や
、イージーオープン用のタブ取付、スコア加工等に起因
する傷が存在すると缶エンドのアルミニウム板が缶ボデ
ィーのスチール材に対して缶容器の内容物を媒介として
接触腐食を起し、腐食が促進され腐食面積の拡大によっ
て部分的に樹脂皮１漠が浮くようになる。このとき、皮
材と芯材の電位差が大きすぎると、皮材が過度に腐食さ
れ横方向への腐食が広がって４Ｍ脂皮膜の浮き上りが広
くなるのである。
本発明のＩＩ的は化エン］・材として要求される強度、
成形性を、ｔ−ｂａ＋するとともにクラッド層の腐食面
積の拡大を防＋Ｌ Ｌ、深い孔食が生じないようにした
缶エンド材用アルミニウム合金複合板を得ることにある
。
成形性を、ｔ−ｂａ＋するとともにクラッド層の腐食面
積の拡大を防＋Ｌ Ｌ、深い孔食が生じないようにした
缶エンド材用アルミニウム合金複合板を得ることにある
。
（問題点を解決するための手段）
すなわち本発明は
１） Ｍｇ ： Ｏ、，２〜５ 、０％、Ｃｕ：０．１
〜２．０％を含有し、さらにＣｒ：０．０５〜０．５％
およびＭ ｎ ： ０ 、１〜１ 、５％のうち１種又
は２種を含有し、残りがＡｎと不可避不純物からなる組
成を有するアルミニウム合金を芯材とし、この芯材に純
度９９．０％以−Ｌのアルミニウムを皮材としてクラッ
ドしてなることを特徴とする耐孔食性にすぐれたＡｌ合
金複合材（以下第１発明という）。
〜２．０％を含有し、さらにＣｒ：０．０５〜０．５％
およびＭ ｎ ： ０ 、１〜１ 、５％のうち１種又
は２種を含有し、残りがＡｎと不可避不純物からなる組
成を有するアルミニウム合金を芯材とし、この芯材に純
度９９．０％以−Ｌのアルミニウムを皮材としてクラッ
ドしてなることを特徴とする耐孔食性にすぐれたＡｌ合
金複合材（以下第１発明という）。
２）Ｍｇ：０．２〜５．０％、Ｃｕ：０．１〜２．０％
を含有し、さらにＣｒ：０．０５〜０．５％およびＭｎ
：０．１〜１．５％のうち１種又は２種を含有し、残り
がＡｌと不可避不純物からなる組成を有するアルミニウ
ム合金を芯材とし、この芯材にＭｇ：０．２〜５０％（
以上、重量％）を含有し、残部がＡｎと不可避不純物か
らなるアルミニウム合金を皮材としてクラッドしてなる
ことを特徴とする耐孔食性アルミニウム合金複合材（以
下第２発明）及び ３）Ｍｇ：０．２〜５．０％、Ｃｕ：０．１〜２．０％
を含有し、さらにＣｒ：０．０５〜０．５％およびＭｎ
：０．１〜１．５％のうち１種又は２種を含有し、残り
がＡＩＬと不可避不純物からなる組成を有するアルミニ
ウム合金を芯材とし、この芯材にＭｇ ： ０ 、２〜
５．０％、Ｃｒ：０．０５〜０．５％を含有し、残りが
Ａｎと不可避不純物からなるアルミニウム合金を皮材と
してクラッドしてなることを特徴とする耐孔食性にすぐ
れたＡｆＬ合金複合材（以下第３発明という）、 を提供するものである。
を含有し、さらにＣｒ：０．０５〜０．５％およびＭｎ
：０．１〜１．５％のうち１種又は２種を含有し、残り
がＡｌと不可避不純物からなる組成を有するアルミニウ
ム合金を芯材とし、この芯材にＭｇ：０．２〜５０％（
以上、重量％）を含有し、残部がＡｎと不可避不純物か
らなるアルミニウム合金を皮材としてクラッドしてなる
ことを特徴とする耐孔食性アルミニウム合金複合材（以
下第２発明）及び ３）Ｍｇ：０．２〜５．０％、Ｃｕ：０．１〜２．０％
を含有し、さらにＣｒ：０．０５〜０．５％およびＭｎ
：０．１〜１．５％のうち１種又は２種を含有し、残り
がＡＩＬと不可避不純物からなる組成を有するアルミニ
ウム合金を芯材とし、この芯材にＭｇ ： ０ 、２〜
５．０％、Ｃｒ：０．０５〜０．５％を含有し、残りが
Ａｎと不可避不純物からなるアルミニウム合金を皮材と
してクラッドしてなることを特徴とする耐孔食性にすぐ
れたＡｆＬ合金複合材（以下第３発明という）、 を提供するものである。
未発１す１の複合板において、芯材及び皮材のアルミニ
ウム合金中、各成分の限定理由は次の通りである。
ウム合金中、各成分の限定理由は次の通りである。
第１．第２および第３発明において、芯材中のＭｇは缶
エンド材（および器物）としての強度を向上させる。こ
の駿が０．２％未満ではその効果が不十分であり、５．
０％を越えると成形加工性が劣化する。またＣｕは芯材
の強度を向１−させるとともに、芯材を皮材に比して′
ｉヒ気化学的に責にする効果がある。
エンド材（および器物）としての強度を向上させる。こ
の駿が０．２％未満ではその効果が不十分であり、５．
０％を越えると成形加工性が劣化する。またＣｕは芯材
の強度を向１−させるとともに、芯材を皮材に比して′
ｉヒ気化学的に責にする効果がある。
その含有ｊ許が０．１％未満では前記作用に所望の向１
効果が得られず、２．０％を越えると成形加工性が怒〈
なり、また電位を責にする効果も飽和する。
効果が得られず、２．０％を越えると成形加工性が怒〈
なり、また電位を責にする効果も飽和する。
Ｃｒ、Ｍｎは芯材の強度を一段と向上させ、かつ芯材を
電気化学的に責にする効果がある。その含有がかそれぞ
れＣｒ０．０５％未満、Ｍｎ０．１％未満では前記作用
に所望の効果が得られず、一方、Ｃｒ０．５％、Ｍ ｎ
１ 、５％をそれぞれ越えると成形加工性が想くなり
、また電位を青にする効果も飽和する。
電気化学的に責にする効果がある。その含有がかそれぞ
れＣｒ０．０５％未満、Ｍｎ０．１％未満では前記作用
に所望の効果が得られず、一方、Ｃｒ０．５％、Ｍ ｎ
１ 、５％をそれぞれ越えると成形加工性が想くなり
、また電位を青にする効果も飽和する。
次に、第２および第３発明の皮材（クラフト層）中には
Ｍｇを０．２〜５．０％含有させる。Ｍｇ成分は皮材に
耐食性および強度を付与する。Ｍｇが０．２％未満で
は前記作用に所望の向旧効果た得られず、５．０％を越
えると成形加工性が劣化する。
Ｍｇを０．２〜５．０％含有させる。Ｍｇ成分は皮材に
耐食性および強度を付与する。Ｍｇが０．２％未満で
は前記作用に所望の向旧効果た得られず、５．０％を越
えると成形加工性が劣化する。
第３発明の皮材（クラッド層）中にはＣｒを０．０５〜
０．５％含有する。Ｃｒは、結晶粒を微細化して板材の
強度を向上させる作用があるので、高強度が要求される
場合に必要に応じて含有されるが、その含有量が０．０
５％未満では所望の強度向上効果が得られず、一方、０
．５％を越えて含有させると成形加工性が劣化する。
０．５％含有する。Ｃｒは、結晶粒を微細化して板材の
強度を向上させる作用があるので、高強度が要求される
場合に必要に応じて含有されるが、その含有量が０．０
５％未満では所望の強度向上効果が得られず、一方、０
．５％を越えて含有させると成形加工性が劣化する。
本発明の複合材の製造は、常法に従って行なうことがで
きる。
きる。
一段にこうして得られたクラッド層の表面に樹脂を熱圧
着等でラミネートしたり、エポキシ系樹脂、ビニル系樹
脂等の塗料を塗布したりして１缶エンドを形成するのが
好ましいが、樹脂皮膜を施さずにそのまま使用してもよ
い。樹脂皮膜をコーティングする場合は予めクロム等の
化成皮膜を施すのが好ましい。
着等でラミネートしたり、エポキシ系樹脂、ビニル系樹
脂等の塗料を塗布したりして１缶エンドを形成するのが
好ましいが、樹脂皮膜を施さずにそのまま使用してもよ
い。樹脂皮膜をコーティングする場合は予めクロム等の
化成皮膜を施すのが好ましい。
本発明において、芯材に対する皮材のクラツド率は特に
制限はないが、通常２〜２０％、好ましくは５〜１５％
の範囲である。また、樹脂皮膜の厚さは、好ましくは、
２〜２０ｇｍの範囲であるが、これに限定されるもので
はない。
制限はないが、通常２〜２０％、好ましくは５〜１５％
の範囲である。また、樹脂皮膜の厚さは、好ましくは、
２〜２０ｇｍの範囲であるが、これに限定されるもので
はない。
また５本発明において、クラッド層は芯材の片面もしく
は両面に設けられる。
は両面に設けられる。
本発明のアルミニウム複合材は、缶エンド材、化ボディ
ー材の種類に制限なく使用できる。
ー材の種類に制限なく使用できる。
（実施例）
次に本発明のアルミニウム合金複合材を実施例により具
体的に説明する。
体的に説明する。
実施例
芯材として、第１表に示す組成の合金を鋳造後、通常の
方法でソーキング、面削し、芯材を製造した。一方皮材
は、第１表に示す組成の合金を鋳造後１通常の方法でソ
ーキング、面削し、これを加熱し圧延して製造した。こ
うして得た芯材の一面に皮材を合せ、常法で加熱後、熱
間圧延し。
方法でソーキング、面削し、芯材を製造した。一方皮材
は、第１表に示す組成の合金を鋳造後１通常の方法でソ
ーキング、面削し、これを加熱し圧延して製造した。こ
うして得た芯材の一面に皮材を合せ、常法で加熱後、熱
間圧延し。
続いて冷間圧延、中間焼鈍、冷間圧延を行なって０．３
ｍｍ板厚（皮材のクラッド厚０．０３ｍｍ）のアルミニ
ウム複合材を製造した。
ｍｍ板厚（皮材のクラッド厚０．０３ｍｍ）のアルミニ
ウム複合材を製造した。
このアルミニウム複合材を低温焼鈍して調質Ｈ３８の板
とした。この板についてアロジン＃４０１−＃４５（日
本ペイント製リン酸クロム酸化成液）を用いて化成皮膜
処理を施してからエポキシ系樹脂皮膜を約５ｇｍの厚さ
に塗布した。
とした。この板についてアロジン＃４０１−＃４５（日
本ペイント製リン酸クロム酸化成液）を用いて化成皮膜
処理を施してからエポキシ系樹脂皮膜を約５ｇｍの厚さ
に塗布した。
を記のようにして得られたアルミニウム複合板の各試料
と予め塗装を施したスチール板をそれぞれ両者の端縁を
折り曲げて保合後、かしめて固着しアルミニウム複合板
とスチール板を電気化学的に接続した。さらに、アルミ
ニウム複合板スチール板両方の皮膜にナイフでｘ印の傷
を入れた。
と予め塗装を施したスチール板をそれぞれ両者の端縁を
折り曲げて保合後、かしめて固着しアルミニウム複合板
とスチール板を電気化学的に接続した。さらに、アルミ
ニウム複合板スチール板両方の皮膜にナイフでｘ印の傷
を入れた。
このようにして作成したアルミニウム複合板−スチール
板を３％食塩水中に３ケ月間浸漬し、ｘ印の腐食のされ
かた（Ｘ部からの腐食の距１ｉｔ）で腐食形態を評価し
た。
板を３％食塩水中に３ケ月間浸漬し、ｘ印の腐食のされ
かた（Ｘ部からの腐食の距１ｉｔ）で腐食形態を評価し
た。
なお、孔食深さも測定した。さらに芯材と皮材の電位差
は３％食塩水中での飽和はコウ電極に対する電位を測定
し、その差より求めた。
は３％食塩水中での飽和はコウ電極に対する電位を測定
し、その差より求めた。
これらの試験結果を第１表に示した。
なお従来材として、Ａｌ−１，０％Ｍｇ−０，９％ＣＬ
Ｌ−Ｑ、４％Ｍｎ合金を芯材とし、Ａｌ−０，９％Ｚｎ
合金をクラッドした複合板とＪＩＳ ５０５２及び５
０８２のベア材についても同様にして試験を行ない、そ
の結果を第１表に示した。
Ｌ−Ｑ、４％Ｍｎ合金を芯材とし、Ａｌ−０，９％Ｚｎ
合金をクラッドした複合板とＪＩＳ ５０５２及び５
０８２のベア材についても同様にして試験を行ない、そ
の結果を第１表に示した。
各試験の評価基準は次の通りである。
（ａ）腐食形態
Ｘ印から２ｍｍ以下の腐食 ０×印から２
ｍｍを越え５ｍｍ以下の腐食 Δ×印から５ｍｍを越え
る腐食 ８（ｂ）孔食深さ ３０ｐｍ（クラッド層の厚さ）以下 Ｏ３０ｇｍを
越え１１００１Ｌ以下 Δ１１００７ｚを越え
るもの ×第１表に示されるように１本
発明アルミニウム複合板１〜８は耐孔食性、腐食形態、
加工性のいずれの点も良好であるのに対し、比較材９．
１０は皮材と芯材の電位差が小さく深い孔食を発生し、
比較材１１．１２．１３は耐孔食性、腐食形態は良好で
あるが加工性が悪い、また、従来材１４は耐孔食性は良
好であるが、腐食面積が広く、塗膜の浮き上りが起こり
、従来材１５．１６は深い孔食を発生した。
ｍｍを越え５ｍｍ以下の腐食 Δ×印から５ｍｍを越え
る腐食 ８（ｂ）孔食深さ ３０ｐｍ（クラッド層の厚さ）以下 Ｏ３０ｇｍを
越え１１００１Ｌ以下 Δ１１００７ｚを越え
るもの ×第１表に示されるように１本
発明アルミニウム複合板１〜８は耐孔食性、腐食形態、
加工性のいずれの点も良好であるのに対し、比較材９．
１０は皮材と芯材の電位差が小さく深い孔食を発生し、
比較材１１．１２．１３は耐孔食性、腐食形態は良好で
あるが加工性が悪い、また、従来材１４は耐孔食性は良
好であるが、腐食面積が広く、塗膜の浮き上りが起こり
、従来材１５．１６は深い孔食を発生した。
上述のように、本発明のアルミニウム複合板は皮材の電
位が芯材の電位より、約５０ｍＶ以上卑となりスチール
板との接触下において、塩分を含有する内容物に対して
深い孔食を形成しない、また傷の場所から腐食する場合
でもクラッド層の腐食面積が狭く、樹脂皮膜の剥離する
ようなことはない、さらに１本発明のアルミニウム複合
板の芯材は、現在一般的に用いられているアルミニウム
問題ない。
位が芯材の電位より、約５０ｍＶ以上卑となりスチール
板との接触下において、塩分を含有する内容物に対して
深い孔食を形成しない、また傷の場所から腐食する場合
でもクラッド層の腐食面積が狭く、樹脂皮膜の剥離する
ようなことはない、さらに１本発明のアルミニウム複合
板の芯材は、現在一般的に用いられているアルミニウム
問題ない。
（発明の効果）
、＋、、発明のアルミニウム複合板は耐孔食性、腐食形
態、加−Ｌ性の点ですぐれ、塩分濃度の比較的高い内容
物を有する缶容器の缶エンド材として、極めて好適であ
る。また本発明のアルミニウム複合板は表面に樹脂皮膜
を施しても、それが、内部のアルミニウムの腐食により
、２１１６するようなこともなく、この点でもきわめて
すぐれるものである。
態、加−Ｌ性の点ですぐれ、塩分濃度の比較的高い内容
物を有する缶容器の缶エンド材として、極めて好適であ
る。また本発明のアルミニウム複合板は表面に樹脂皮膜
を施しても、それが、内部のアルミニウムの腐食により
、２１１６するようなこともなく、この点でもきわめて
すぐれるものである。
４１丁詐出願人 −１河アルミニウム下業株式会社手続
補正書 昭和６０年１２月２６０ 特許庁長官 宇 賀 道 部 殿 １、事件の表示 昭和６０年特許願第２３１８８３号 ２、発明の名称 耐孔食性アルミニウム合金複合材 ３、補正をする渚 ！ｌＧ件との関係 特許出願人 住所 東京都千代田区丸の内２丁目６番１号名称 古河
アルミニウム工業株式会社 ミドリヤ第２ビル ７階 ６、補正により増加する発明の数 Ｏ７、補正の対象 明細書の「特許請求の範囲」の欄 ８、補正の内容 明細書の特許請求の範囲の記載を別紙のとおり補正しま
す。
補正書 昭和６０年１２月２６０ 特許庁長官 宇 賀 道 部 殿 １、事件の表示 昭和６０年特許願第２３１８８３号 ２、発明の名称 耐孔食性アルミニウム合金複合材 ３、補正をする渚 ！ｌＧ件との関係 特許出願人 住所 東京都千代田区丸の内２丁目６番１号名称 古河
アルミニウム工業株式会社 ミドリヤ第２ビル ７階 ６、補正により増加する発明の数 Ｏ７、補正の対象 明細書の「特許請求の範囲」の欄 ８、補正の内容 明細書の特許請求の範囲の記載を別紙のとおり補正しま
す。
特許請求の範囲
（１）Ｍｇ ： ０．２〜５．０％、Ｃｕ：０．１〜２
．０％を含有し、さらにＣｒ：０．０５〜０．５％およ
びＭｎ：０．１〜１．５％のうち１種又は２種を含有し
、残部がＡｉＬと不可避不純物からなるアルミニウム合
金を芯材とし、この芯材に純度９９．０％（以上１重量
％）以上のアルミニウムを皮材としてクラッドしてなる
ことを特徴とする耐孔食性アルミニウム合金複合材。
．０％を含有し、さらにＣｒ：０．０５〜０．５％およ
びＭｎ：０．１〜１．５％のうち１種又は２種を含有し
、残部がＡｉＬと不可避不純物からなるアルミニウム合
金を芯材とし、この芯材に純度９９．０％（以上１重量
％）以上のアルミニウムを皮材としてクラッドしてなる
ことを特徴とする耐孔食性アルミニウム合金複合材。
（２）Ｍｇ： ０．２〜５．０％、Ｃｕ：０．１〜２．
０％を含有し、さらにＣｒ：０．０５〜０．５％および
Ｍｎ＝０．１〜１．５％のうち１種又は２種を含有し、
残部がＡｎと不可避不純物からなる組成を有するアルミ
ニウム合金を芯材とし、この芯材にＭｇ：０．２〜５．
０％（以上、重量％）を含有し、残部がＡｎと不可避不
純物からなる糺處り立生１１ルミニウム 、 し
てクラードしてなゐことを特徴とする耐孔食性アルミニ
ウム合金複合材。
０％を含有し、さらにＣｒ：０．０５〜０．５％および
Ｍｎ＝０．１〜１．５％のうち１種又は２種を含有し、
残部がＡｎと不可避不純物からなる組成を有するアルミ
ニウム合金を芯材とし、この芯材にＭｇ：０．２〜５．
０％（以上、重量％）を含有し、残部がＡｎと不可避不
純物からなる糺處り立生１１ルミニウム 、 し
てクラードしてなゐことを特徴とする耐孔食性アルミニ
ウム合金複合材。
（３）Ｍｇ： ０．２〜５．０％、Ｃｕ：０．１〜２．
０％を含有し、さらにＣｒ：０．０５〜０．５％および
Ｍｎ：０．Ｉ Ｎ１．５％のうち１種又は２種を含有し
、残部がＡｌｌと不可避不純物からなる組成を有するア
ルミニウム合金を芯材とし、この芯材にＭｇ：０．２〜
５．０％、Ｃｒ：０．０５〜０−５％（以上１重量％）
を含有し、残部がＡｉと不可避不純物からなる組成を有
するアルミニウム合金を皮材としてクラッドしてなるこ
とを特徴とする耐孔食性アルミニウム合金複合材。
０％を含有し、さらにＣｒ：０．０５〜０．５％および
Ｍｎ：０．Ｉ Ｎ１．５％のうち１種又は２種を含有し
、残部がＡｌｌと不可避不純物からなる組成を有するア
ルミニウム合金を芯材とし、この芯材にＭｇ：０．２〜
５．０％、Ｃｒ：０．０５〜０−５％（以上１重量％）
を含有し、残部がＡｉと不可避不純物からなる組成を有
するアルミニウム合金を皮材としてクラッドしてなるこ
とを特徴とする耐孔食性アルミニウム合金複合材。
Claims (3)
- （１）Ｍｇ：０．２〜５．０％、Ｃｕ：０．１〜２．０
％を含有し、さらにＣｒ：０．０５〜０．５％およびＭ
ｎ：０．１〜１．５％のうち１種又は２種を含有し、残
部がＡｌと不可避不純物からなるアルミニウム合金を芯
材とし、この芯材に純度９９．０％（以上、重量％）以
上のアルミニウムを皮材としてクラッドしてなることを
特徴とする耐孔食性アルミニウム合金複合材。 - （２）Ｍｇ：０．２〜５．０％、Ｃｕ：０．１〜２．０
％を含有し、さらにＣｒ：０．０５〜０．５％およびＭ
ｎ：０．１〜１．５％のうち１種又は２種を含有し、残
部がＡｌと不可避不純物からなる組成を有するアルミニ
ウム合金を芯材とし、この芯材にＭｇ：０．２〜５．０
％（以上、重量％）を含有し、残部がＡｌと不可避不純
物からなることを特徴とする耐孔食性アルミニウム合金
複合材。 - （３）Ｍｇ：０．２〜５．０％、Ｃｕ：０．１〜２．０
％を含有し、さらにＣｒ：０．０５〜０．５％およびＭ
ｎ：０．１〜１．５％のうち１種又は２種を含有し、残
部がＡｌと不可避不純物からなる組成を有するアルミニ
ウム合金を芯材とし、この芯材にＭｇ：０．２〜５．０
％、Ｃｒ：０．０５〜０．５％（以 上、重量％）を含有し、残部がＡｌと不可避不純物から
なる組成を有するアルミニウム合金を皮材としてクラッ
ドしてなることを特徴とする耐孔食性アルミニウム合金
複合材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23188385A JPS6289837A (ja) | 1985-10-16 | 1985-10-16 | 耐孔食性アルミニウム合金複合材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23188385A JPS6289837A (ja) | 1985-10-16 | 1985-10-16 | 耐孔食性アルミニウム合金複合材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6289837A true JPS6289837A (ja) | 1987-04-24 |
Family
ID=16930519
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23188385A Pending JPS6289837A (ja) | 1985-10-16 | 1985-10-16 | 耐孔食性アルミニウム合金複合材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6289837A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63281957A (ja) * | 1987-05-12 | 1988-11-18 | Hokkai Can Co Ltd | 食用缶詰容器 |
| US5106702A (en) * | 1988-08-04 | 1992-04-21 | Advanced Composite Materials Corporation | Reinforced aluminum matrix composite |
| CN110527883A (zh) * | 2019-09-18 | 2019-12-03 | 江苏集萃精凯高端装备技术有限公司 | 一种含Cu-Mn-Mg的耐高温铸造铝合金及其制备方法 |
-
1985
- 1985-10-16 JP JP23188385A patent/JPS6289837A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63281957A (ja) * | 1987-05-12 | 1988-11-18 | Hokkai Can Co Ltd | 食用缶詰容器 |
| JP2527330B2 (ja) * | 1987-05-12 | 1996-08-21 | 北海製罐株式会社 | 食用缶詰容器 |
| US5106702A (en) * | 1988-08-04 | 1992-04-21 | Advanced Composite Materials Corporation | Reinforced aluminum matrix composite |
| CN110527883A (zh) * | 2019-09-18 | 2019-12-03 | 江苏集萃精凯高端装备技术有限公司 | 一种含Cu-Mn-Mg的耐高温铸造铝合金及其制备方法 |
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