JPS6289167A - カ−ド識別方法 - Google Patents

カ−ド識別方法

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Publication number
JPS6289167A
JPS6289167A JP60228801A JP22880185A JPS6289167A JP S6289167 A JPS6289167 A JP S6289167A JP 60228801 A JP60228801 A JP 60228801A JP 22880185 A JP22880185 A JP 22880185A JP S6289167 A JPS6289167 A JP S6289167A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
card
memory
cpu
pattern
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP60228801A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Tazaki
田崎 央
Yuichi Saida
斉田 雄一
Koichi Endo
遠藤 侯一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Tateisi Electronics Co
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Filing date
Publication date
Application filed by Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Tateisi Electronics Co
Priority to JP60228801A priority Critical patent/JPS6289167A/ja
Publication of JPS6289167A publication Critical patent/JPS6289167A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ICカード、光カード等のカードの真贋を判
別するカード識別方法に関する。
(発明の概要) 本発明によるカード識別方法は、カードの特徴を示す特
徴情報が予め記憶されたメモリを持つ前記カードが挿入
されたとき、このカードの特徴を測定するとともに、前
記メモリ内にある前記特徴情報を読みだして、この特徴
情報と前記カードの測定結果とが一致していたならば、
このカードを正しいカードと判別するようにし、これに
よってカードの真贋および正しい持ち主かどうか等を判
別するようにしたものである。
(従来の技術) 銀行の自動支払機等で用いられる磁気カードは、ベース
となる板状のプラスチック板と、このプラスチック板の
一部に設けられる磁気ストライブとを備えて構成されて
おり、この磁気カードを自動支払機等に挿入して、テン
キーから暗唱番号を入力すれば、自動支払機等がこの暗
唱番号と前記磁気ストライブに予め記憶されているデー
タとを比較し、この比較結果に基づいて、このカードが
正しいものかどうか、またこのカードを挿入した人が正
しい持ち主かどうかを判別する。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながらこのような識別方法では、何等かの手段に
よって他人のカードを入手した人がこのカードの磁気ス
トライブに書き込まれているデ−夕を読みだして、これ
を他の新たなカードに占き込み、この後他人のカードの
方を元の持ノ5主に返しておけば、正しい持ち主が知ら
ぬ間に2枚のカードが存在してしまうことになる。
また、上述した磁気カード以外のカード、例えばテレホ
ンカード、オレンジカード等においては、これらを購入
した人がこのような方法で1枚のカードから何枚ものカ
ードを作ってしまう虞がある。
本発明は上記の事情に鑑み、カードリーダやカードライ
タ等を用いてカードからカードへデータを転送して作っ
たコピーカードと正しいカードとを識別す−ることがで
きるカード識別方法を提供することを目的としている。
(問題点を解決するための手段) 上記問題点を解決するため本発明によるカード識別方法
は、カードの特徴を示す特徴情報が予め記憶されたメモ
リを持つ前記カードが挿入されたとき、このカードの特
徴を測定するとともに、前記メモリ内にある前記特徴情
報を読みだして、この¥f微情報と前記カードの測定結
果とが一致していたならば、このカードを正しいカード
と判別することを特徴としている。
(実施例) 第1図は本発明によるカード識別方法の第1実施例で用
いられるカード識別装置の要部側面図、第2図は同実施
例で用いられるカードの平面図である。
第1図に示すカード識別装R1は、自動支払機等の内部
に設けられるものであり、カード挿入口2と、挿入検知
ta3と、ローラ4,5と、下ガイド板6と、エンボス
検知器7と、読取り接点8と、パルス発生機10とを備
えて構成されている。
カード挿入口2は、前記自動支払機等の接客面9に設け
られる横方向に長いスリットであり、このカード挿入口
2の奥側には挿入検知器3が設けられている。
挿入検知器3は光スィッチ等のスイッチを備えて構成さ
れ、前記カード挿入口2からカード20(第2図参照)
が挿入されたとき、これを検知するものであり、この挿
入検知器3の奥側には下ガイド板6が設けられている。
下ガイド板6は、その上面高さが前記カード挿入口2の
高さとほぼ一致するか、またはこれより少し低くなるよ
うに配置された板であり、この下ガイド板6の前記挿入
検知器3に近い所にはローラ4が回転自在に設けられて
いる。
ローラ4は、その周面上端が前記下ガイド板6の上面よ
りも少し上方に突出するような高さに配置されたもので
あり、その軸は前記パルス発生器10に接続されるとと
もに、その上方にはローラ5が配置されている。
ローラ5は、前記カード20が前記下ガイド板6に載せ
られたとき、これを上から押圧してこのカード20を前
記ローラ4に押し付けるものであり、このローラ5の押
圧動作によって前記カード20の挿入量と前記ローラ4
の回転母とが一対一で対応する。
また前記パルス発生器10は、前記ローラ4の軸に固定
されるスリット円盤11と、このスリット円!811の
周縁部近傍に配置されるスリット検知器12とを備えて
構成されたものであり、前記スリット円511111の
回転を検出して前記カード20の挿入足に対応したパル
スを発生する。
また、前記ローラ5と前記挿入検知器3との間には、エ
ンボス検知器7が設けられている。
エンボス検知器7は、前記下ガイド板6に載せられた前
記カード20の上面に接触して前記カード20のエンボ
ス(凹凸)25を検知するものであり、この検知結果に
対応した信号を発生する。
また、前記ローラ5のさらに奥側には、読取り接点8が
設けられている。
読取り接点8は、前記下ガイド板6に載せられた前記カ
ード20上面の電極21(第2図参照)に接触して前記
カード20に記憶された情報を読み出すように構成され
ている。
一方、このカード識別装置1に挿入されるカード20は
、第2図に示すようにプラスチック等からなる板状のベ
ース22と、このベース22内に設けられるメモリ23
.CPU (中央処理装置)24と、前記ベース22の
上面に設けられる電極21と、前記ベース22の上面に
形成されるエンボス25とを備えたICカードであり、
このカード20を前記カード識別装置1に挿入している
途中で前記エンボス25が前記エンボス検知器7に接し
、またこのカード20を前記カード識別装置1に完全に
挿入した状態で前記電極21と前記読取り接点8とが接
するように、これらエンボス25、電極21の位置が決
められている。
さらにこの場合、前記メモリ23には前記エンボス25
のパターンに対応したパターンデータが予め記憶されて
いる。
第3図は、この第1実施例によって示される前記カード
識別装置1の回路構成例を示すブロック図である。
この図に示す回路は、カード識別装置1に前記カード2
0が挿入されたとき、このカード20のメモリ23内に
ある特徴情報(パターンデータ)を読みだして、この特
徴情報と前記エンボス検知器7によって読み取られたカ
ード20のエンボス25の特徴(パターン)が一致して
いたならば、このカードを正しいカードと判別するもの
であり、前記エンボス検知器7、読取り接点8、挿入検
知器3、パルス発生器10と、カウンタ26と、CPU
27と、シフトレジスタ28と、メモリ29とを備えて
構成されている。
カウンタ26は、前記パルス発生510が出力するパル
スをカウントして、このカウント値が一定値以上になっ
たときに、パルスを出力するn進カウンタであり、ここ
で得られたパルスはCPU27へ供給される。
また、前記シフトレジスタ28は前記パルス発生器1o
がパルスを出力する毎に前記エンボス検知器7の出力を
取り込むとともに、これを順次シフトして並列データに
変換するものであり、この並列データは前記CPU27
へ供給される。
°  また、前記メモリ29は前記CPU27のプログ
ラムおよび各種の定数データ等を記憶しているROM 
(リード・オンリ・メモリ)と、前記CPU27の作業
エリアとなるRAM (ランダム・アクセス・メモリ)
等とを備えたものである。
この場合、前記RAMの一部には第4図のメモリマツプ
に示す如く前記シフトレジスタ28からの並列データ(
パターンデータ)が記憶される測定パターンエリア30
と、前記カード20のメモリ23から読み出した特徴情
報(パターンデータ)が記憶される設定パターンエリア
31と、読出し・書込み番地を示すアドレスカウンタと
が設けられている。
また前記CPLJ27は、マイクロプロセッサ、各種イ
ンターフェース等とを備えて構成されたものであり、次
に述べるように動作する。
まず、前記カード識別装置1に前記カード20が挿入さ
れる前においては、CPU27は第5図に示すフローチ
ャートのステップST1で前記カード20が挿入される
まで持つ。
この状態で、前記カード20が挿入されれば、CPU 
27はステップST2において書き込み番地を示すアド
レスカウンタの値Cを測定パターンエリア30の先頭番
地の値にした後、ステップST3で前記カウンタ26か
らパルスが供給されるまで持つ。そして、パルスが供給
されたとき、CPtJ27はステップST4においてシ
フトレジスタ28の並列データを取り込み、これをメモ
リ29、の前記アドレスカウンタで示される番地に記憶
させる。
次いで、CPLJ27はステップST5で、前記アドレ
スカウンタの値Cをインクリメントした後、ステップS
T6で、このアドレスカウンタの値Cが測定パターンエ
リア30の最終番地の値Nになったかどうかチェックし
、これらが一致するまで前記ステップST3からステッ
プST6を繰り返し実行する。
そして、これらが一致したとき、CPtJ27はステッ
プST6からステップST7へ分岐して、ここで読取り
接点8を介してカード20に特徴情・報を要求し、ステ
ップST8でこの特徴情報を取り込んで、これをメモリ
29の設定パターンエリア31に書き込む。
次いで、CPLI27はステップST9で、この設定パ
ターンエリア31に記憶された特徴情報と前記測定パタ
ーンエリア30に記憶されたパターンデータとが一致し
ているかどうかを判別し、これらが一致していれば、カ
ード20が正しいものと判別してステップ5T10で表
示器(図示略)に正しいカードである旨を表示させる。
この後、CPU27はステップ11で、紙幣の支払処理
等の予め決められたルーチンを実行して動作を終了する
また前記ステップST9において、設定パターンエリア
31に記憶された特徴情報と前記測定パターンエリア3
0に記憶されたパターンデータとが一致していないと判
断されれば、CPU27は、カード20が不正なものと
判断してステップ5T12で前記表示器に不正なカード
である旨を表示させる。この後、CPU27はステップ
5T13で、警報器(図示略)から警報音を出力させて
係員等にこれを知らせて、この係員等にカード不正時の
処理を行わせ、この後動作を終了する。
このようにこの実施例においては、カード20に、電気
的にコピー不能なエンボス25を設けているので、メモ
リ23のデータを他のカードにコピーしただけでは、こ
のコピーされた側のカードを使用不能にすることができ
る。
またこの実施例では、カード20に設けられたメモリ2
3に前記カード20に設けられたエンボス25の特徴を
示す特徴情報を予め記憶させておいて前記カード20が
挿入されたとき、このカード20のメモリ23内にある
前記特徴情報を読みだして、この特徴情報と前記カード
20の特徴が一致していたならば、このカード20を正
しいカードと判別するようにしたので、カードリーダや
カードライタ等を用いてカードからカードへデータを転
送して作ったコピーカードと正しいカードとを識別する
ことができる。
第6図は本発明によるカード識別装置の第2実・絶倒を
示す要部側面図である。なお、この図において、第1図
の各部と対応する部分には、同一な符号が付しである。
この図に示すカード識別装置1−2が第1図に示すカー
ド識別装置1と異なる点は、エンボス検知器7に代えて
パターン読取器4oを設けたことである。
第7図は同実施例で用いられるカードの平面図である。
なお、この図において、第2図の各部と対応する部分に
は、同一な符号が付しである。
この図に示すカード20−2が第2図に示すカード20
と異なる点は、エンボス25に代えて印刷などにより光
学的に読み取れるパターン41を設けたことである。
このように構成しても、カード20−2のメモリ23に
パターン41の特徴情報を記憶させておき、カード識別
装置1−2にカード20−2が挿入されたとき、前記パ
ターン読取器40によってパターン41を読みって、こ
の読取り結果と前記メモリ23に記憶されているパター
ン41の特徴情報とを比較判別することによって、この
カード20−2がコピーされたカードかどうかを識別す
ることができる。
第8図は本発明によるカード識別装置の第3実施例を示
す要部側面図である。なお、この図において、第1図の
各部と対応する部分には、同一な符号が付しである。
この図に示すカード識別1!!1−3が第1図に示すカ
ード識別装置1と異なる点は、エンボス検知器7、ロー
ラ4.5、パルス発生器101を省き、代りに下ガイド
板6の上方と、接客面9上とに指紋読取り器50.51
を各々設けたことである。
第9図は同実施例で用いられるカードの平面図である。
なお、この図において、第2図の各部と対応する部分に
は、同一な符号が付しである。
この図に示すカード20−3が第2図に示すカード20
と異なる点は、エンボス25に代えて印刷などによりこ
のカード20−3を所有している人の指紋パターン49
を設けるとともに、この指・紋パターン49の特徴をメ
モリ23に格納したことである。
第10図は、この第3実施例によって示される前記カー
ド識別装置1−3の回路構成例を示すブロック図である
。この図において、第3図の各部と対応する部分には、
同一な符号が付しである。
この図に示す回路が第3図に示すものと異なる点は、エ
ンボス検知器7に代えて設けられる指紋読取り器50.
51の出力をオアゲート52を介してシフトレジスタ2
8へ供給するようにし、さらにメモリ29を構成するR
AMの一部に第11図のメモリマツプに示す如く前記シ
フトレジスタ28からの並列データ(パターンデータ)
が記憶される測定パターンエリア30−3と、前記カー
ド20のメモリ23から読み出した特徴情報(パターン
データ)が記憶される設定パターンエリア31−3と、
これら測定パターンエリア30−3、設定パターンエリ
ア31−3を読み書きするときのアドレスカウンタ53
.54とを設けたことである。
また、この回路ではCPU 27によって駆動されるパ
ルス発生器10−3が設けられ、このパルス発生器10
−3の出力がカウンタ26と、シフトレジスタ28に供
給される。
次に、この実施例の動作を第12図を参照しながら説明
する。
まず、前記カード識別装置1−3に前記カード20−3
が挿入される前においては、CPU27は第12図に示
すフローチャートのステップ5T20で前記カード20
−3が挿入されるまで持つ。
そして、このカード20−3が挿入されれば、CPU2
7はステップ5T21において書き込み番地を示すアド
レスカウンタ53を測定パターンエリア30−3の先頭
番地の値にした後、ステップ5T22でパルス発生器1
0−3および指紋読取り器50の駆動を開始する。この
後、CPU 27はステップ5T23でカウンタ26か
らパルスが供給されるまで持つ。
そして、パルスが供給されたとき、CPtJ27はステ
ップ5T24においてシフトレジスタ28・の並列デー
タを取り込み、これをメモリ29の前記アドレスカウン
タ53の値Caで示される番地に記憶させる。
次いで、CPU27はステップ5T25で、前記アドレ
スカウンタ53の値Caをインクリメントした後、ステ
ップ5T26で、このアドレスカウンタ53の値Caが
測定パターンエリア30−3の最終番地の(iIJNに
なったかどうかチェックし、これらが一致するまで前記
ステップ5T23からステップ5T26を繰り返し実行
する。
そして、これらが一致したとき、CPtJ 27はステ
ップ5T26からステップ5T27へ分岐して、ここで
パルス発生器10−3を停止させる。
次いで、CPU27はステップ5T28で、読取り接点
8を介してカード20−3に特徴情報を要求し、ステッ
プ5T29でこの特徴情報を取り込んで、これをメモリ
2つの設定パターンエリア31−3に書き込む。
この後、CPU27はステップ5T30で、この設定パ
ターンエリア31−3に記憶された特徴情報と前記測定
パターンエリア30−3に記憶されたパターンデータと
が一致しているかどうかを判別し、これらが一致してい
れば、カード2〇−3が正しいものと判断してステップ
5T31で表示器(図示路)に正しいカードである旨を
表示させる。
次いで、CPU27は表示器に“指紋読み取り器上に指
を当ててくださいパ等のメツセージを出力して、カード
20−3の持ち主の指を指紋読取り器51に当てさせた
後、ステップ5T32で、書き込み番地を示すアドレス
カウンタ54を設定パターンエリア31−3の先頭番地
の値にする。
次いで、CPU 27はステップ5T33でパルス発生
器10−3および指紋読取り器51の駆動を開始した後
、ステップ5T34でカウンタ26からパルスが供給さ
れるまで持つ。
そしてパルスが供給されたとき、CPU 27はステッ
プ5T35においてシフトレジスタ28の並列データを
取り込み、これをメモリ29の前記アドレスカウンタ5
4の値cbで示される番地に°記憶させる。
次いで、CPU27はステップ5T36で前記アドレス
カウンタ54の値Cbをインクリメントした後、ステッ
プ5T37で、このアドレスカウンタ54の値cbが設
定パターンエリア31−3の最終番地の値Nになったか
どうかチェックし、これらが一致するまで前記ステップ
5T34からステップST37を繰り返し実行する。
そして、これらが一致したとき、CPU27はパルス発
生器10−3を停止させ、この後ステップST37から
ステップ5T38へ分岐して、ここでこの設定パターン
エリア31−3に記憶されたパターンデータと前記測定
パターンエリア30−3に記憶されたパターンデータと
が一致しているかどうかを判別する。
そして、これらが一致していれば、CPLI27はカー
ド20−3を持っている人を正しい持ち主と判断してス
テップ5T39で前記表示器に“個人照合OK ”を表
示させる。
この後、CPLI 27はステップ40で、紙幣の支払
処理等の予め決められたルーチンを実行し、この後動作
を終了する。
また、上述したステップ5T30.38において、設定
パターンエリア31−3に記憶されたパターンデータと
前記測定パターンエリア30−3に記憶されたパターン
データとが一致していないときには、CPU27はカー
ド20−3またはこのカード20−3を持っている人が
正しくないものと判断してステップST41で前記表示
器にカードまたは個人が不正である旨を表示させる。
この後、CPU 27はステップ5T42で、警報器(
図示路)から警報音を出力させて係員等にこれを知らせ
、カード不正時の処理を行なわせる。
この後、CPL127は動作を終了する。
このようにこの実施例では、カード2o−3の真偽を判
別した後、このカード20−3を持っている人が本当の
持ち主かどうかを判別するようにしているので、本当の
持ち主以外の人がこのカード20−3を不正に使用する
のを未然に防止することができる。
・ また、この第3実施例においては、指紋によってカ
ード20−3の真贋およびこのカード20−3を使用し
た人が正しい持ち主かどうがを判別するようにしている
が、手書きのサインによってカード20−3の真贋およ
びこのカード20−3を使用した人が正しい持ち主かど
うかを判別するようにしても良い。
また上述した各実施例においては、カード識別装置側で
カードの真偽を判別するようにしているが、このカード
の真偽判別をカード側で行うようにしても良い。
第13図はこのような方法によってカードの真偽判別を
行う場合に用いられるカード側の回路構成例を示すブロ
ック図である。
この図に示す回路は、その表面にエンボス、文字パター
ン等のパターン60が設けられたカード20−4内に設
けられるものであり、このカード20−4の表面に露出
している電極21−4と、この電極21−4を介して外
部装置とデータの送受信を行うCPU24−4と、この
CPU24−4によって制御されるメモリ23−4とを
備えて構成されている。
この場合、前記メモリ23−4は前記CPU24−4の
プログラムおよび各種の定数データ等を記憶しているR
OMと、前記CPU24−4の作業エリアとなるRAM
等とを備えて、そして、第14図のメモリマツプに示す
如く、前記RAMの一部には前記型VJA21−4を介
して供給されたデータ(パターンデータ)を記憶するた
めの測定パターンエリア30−4と、アドレスカウンタ
とが設けられ、また前記ROMの一部には、前記カード
20−4のパターン60の特徴を示す特徴情報(パター
ンデータ)を記憶した設定パターンエリア31−4が設
けられている。
第15図は、この第4実施例で用いられるカード識別装
置1−4の回路構成例を示すブロック図である。なお、
この図において、第3図の各部と対応する部分には、同
一な符号が付しである。
この図に示す回路が、第3図に示すものと異なる点は、
メモリ29に、第16図に示す如く測定゛パターンエリ
ア30のみを設けたことである。
そしてこの場合、CPLI27は、次に述べるように動
作する。
まず、前記カード識別装置1−4に前記カード20−4
が挿入される前においては、このカード識別装置1−4
側のCPU27は$17図に示すフローチャートのステ
ップ5T50で前記カード20−4が挿入されるまで持
つ。
この状態で、前記カード20−4が挿入されれば、CP
U27はステップ5T51において書き込み番地を示す
アドレスカウンタの値Cを測定パターンエリア30の先
頭番地の値にした後、ステップ5T52でカウンタ26
からパルスが供給されるまで持つ。そして、パルスが供
給されたとき、CPU27はステップ5T53において
シフトレジスタ28が出力する前記カード20−4上の
パターン60の測定結果(並列データ)を取り込み、こ
れをメモリ29の前記アドレスカウンタのmcで示され
る番地に記憶させる。
次いで、CPU27はステップ5T54で、前記アドレ
スカウンタの値Cをインクリメントした後、ステップ5
T55で、このアドレスカウンタの値Cが測定パターン
エリア30の最終番地の値Nになったかどうかチェック
、これらが一致するまで前記ステップ5T52からステ
ップ5T55を繰り返し実行する。
そして、これらが一致したとき、CPU27はステップ
5T55からステップ5T56へ分岐して、前記カード
20−4に測定データを送信可能になったことを伝え、
ステップ5T57で前記測定パターンエリア30にある
測定データをカード20−4に送信し、この測定データ
が正しいものかどうかを判別させる。
次イテ、CPU27はステップ5T58で、カード20
−4からこの判別結果を受け、ステップ5T59で、こ
の判別結果が“OK”を示しているかどうかをチェック
する。そしてこれが○K”を示していれば、CPLJ2
7はカード2o−4が正しいものと判断してステップ5
T60で表示器(図示路)に正しいカードである旨を表
示させる。
コノ後、CPU27はステップ5T61t−1紙幣の支
払処理等の予め決められたルーチンを実行して動作を終
了する。
また、カード20−4からの判別結果が“NO″を示し
ていれば、CPU27は前記ステップ5T59からステ
ップ5T62に分岐し、ここで前記表示器に不正なカー
ドである旨を表示させる。この後、CPLI 27はス
テップ5T63で、警報器(図示路)から警報音を出力
させて係員等にこれを知らせた後、ステップ5T64で
係員等にカード不正時の処理を行わせて、動作を終了す
る。
一方、このカード識別装置1−4に挿入されたカード2
0−4は、次ぎに述べるように動作する。
まず、カード20−4がカード識別装置1−4に挿入さ
れれば、このカード20−4側のCPU24はステップ
5T65を実行してカード識別装置1−4側に測定デー
タを送るように要求を出し、ステップ5T66でこのカ
ード識別装置1−4側から応答があるまで持つ。
そして、このカード識別装a1−4側から応答があった
とき、CPU24はステップ5T67でカード識別装置
1−4側から送られて来た測定データをメモリ23−4
の測定パターンエリア3〇−4に書き込む。
次いで、CP(J24はステップ5T68で設定パター
ンエリア31−4に記憶されている特徴情報と前記測定
パターンエリア30〜4に記憶された測定データとが一
致しているかどうかを判別し、これらが一致していれば
、カード20−4が正しいものと判断してステップ5T
69でカード識別装置1−4側にOK”回答を送信して
、カード20−4が正しいことを知らせた後、ステップ
5770で前記カード識別装置1−4側に予め決められ
たデータを送るなどのルーチンを実行した後、動作を停
止する。
また、前記ステップ5T68において、設定パターンエ
リア31−4に記憶されている特徴情報と前記測定パタ
ーンエリア30−4に記憶された測定データとが一致し
ていないと判断されれば、CPU24は5T71でカー
ド識別装置1−41111に“NO′”回答を送信して
、カード20−4が不正なカードであることを知らせた
後、動作を停止する。
このように構成してもカードリーダやカードライタ等を
用いてこのカード20−4から他のカ一ドヘデータを転
送して作ったコピーカードと正しいカード20−4とを
識別することができる。
また、このようなカード20−4以外の他のカード、例
えば指紋パターンを持ったカードでもこのようなカード
側での識別を行なわせることができる。
第18図はカードの真偽判別をカード側で行なうように
した指紋パターンを持ったカードの一例を示すブロック
図である。
この図に示す回路は、その表面に指紋パターン49が設
けられたカード20−5内に設けられるものであり、前
記カード20−4と同様に、このカード20−5の表面
に露出している電極21−5と、この電極21−5を介
して外部装置とデータの送受信を行うCPLJ24−5
と、このCPLI24−5によって制御されるメモリ2
3−5とを備えて構成されている。
この場合、第19図のメモリマツプに示す如く前記メモ
リ23−5を構成するRAMの一部には前記電極21−
5を介して供給されたデータ(パターンデータ)が記憶
される測定パターンエリア30−5が設けられ、また前
記ROMの一部には、前記カード20−5の指紋パター
ン49の特徴を示す特徴情報(パターンデータ)を記憶
した設定パターンエリア31−4が設けられている。
第20図は、この第5実施例で用いられるカード識別装
置1−5の回路構成例を示すブロック図である。なお、
この図において、第10図の各部と対応する部分には、
同一な符号が付しである。
この図に示す回路が第10図に示すものと異なる点は、
第21図に示す如くメモリ29に第1、第2測定パター
ンエ1J730−5a、3O−5bと、第1、第2アド
レスカウンタ53−5.54−5とを設けたことである
そしてこの場合、CPU27は、次に述べるように動作
する。
まず、前記カード識別装置1−5に前記カード20−5
が挿入される前においては、CPU 27は第22図に
示すフローチャートのステップ5T79で前記カード2
0−5が挿入されるまで持つ。
この状態で、前記カード20−5が挿入されれば、CP
U27はステップ5T80でパルス発生器10−3、指
紋読取り器50をオンさせるとともに、ステップ5T8
1において書き込み番地を示すアドレスカウンタ53−
5を測定パターンエリア3O−5aの先頭番地の値にし
た模、ステップST82でカウンタ26からパルスが供
給されるまで持つ。そしてパルスが供給されたとき、C
PLI27はステップ5T83において、カード20−
5の指紋パターン49を読んでいる前記指紋読取り器5
0の出力をシフトレジスタ28を介して取り込み、これ
をメモリ29の前記アドレスカウンタ53−5の値Ca
で示される番地に記憶させる。
次いで、CPU27はステップ5T84で、前記アドレ
スカウンタ53−5の値Caをインクリメントした後、
ステップ5T85で、このアドレスカウンタ53−5の
値Caが測定パターンエリア3O−5aの最終番地の値
Nになったかどうがチェックし、これらが一致するまで
前記ステップST82からステップ5T85を繰り返し
実行する。
そして、これらが一致したとき、CPU27はステップ
5T85からステップ5T86へ分岐して、前記カード
20−5に測定データを送信可能になったことを伝え、
ステップST87で前記測定パターンエリア3O−5a
にある測定データをカード20−5に送信し、この測定
データが正しいものかどうかを判別させる。
次いで、CPU27はステップ5T88で、カード20
−5からこの判別結果を受け、ステップ5T89で、こ
の判別結果が°“OK ”を示しているかどうかをチェ
ックする。そして、これがOK 11を示していれば、
CPU27はカード20−5が正しいものと判断してス
テップ5T90で表示器(図示路)に正しいカードであ
る旨を表示させる。
次いで、CPU27はステップ5T91で、表示器に゛
指紋読取り器上に指を当ててくださいパ等のメツセージ
を出力して、カード20−5の持ら主の指を指紋読取り
器51に当てさせた後、書き込み番地を示すアドレスカ
ウンタ54−5の値Caを測定パターンエリア3O−5
bの先頭番地の値する。この侵、CPU 27はステッ
プ5T92でパルス発生器10−3および指紋読取り器
51の駆動を開始する。次いで、CPU27はステップ
5T93でカウンタ26からパルスが供給されるまで持
つ。
そして、パルスが供給されたとき、CPU27はステッ
プ5T94においてシフトレジスタ28の並列データを
取り込む。
この場合、このシフトレジスタ2日には前記指紋読取り
器51によって読み取られたカード所持者の指紋パター
ンが供給されているからCPU27にはこの指紋パター
ンが供給される。そしてCPU27はこれをメモリ29
の前記アドレスカウンタ54−5の値Cbで示される番
地に記憶させる。
次いで、CPLJ 27はステップ5T95で、前記ア
ドレスカウンタ54−5の値cbをインクリメントした
後、ステップ5T96で、このアドレスカウンタ54−
5の値cbが測定パターンエリア3O−5bの最終番地
の値Nになったかどうかチェックし、これらが一致する
まで前記ステップ5T93からステップ5T96を繰り
返し実行する。
そして、これらが一致したとき、CPtJ27はパルス
発生器10−3を停止させ、この後ステップ5T96か
らステップST97へ分岐して、ここでこの測定パター
ンエリア3O−5bに記憶されたパターンデータと前記
測定パターンエリア3O−5aに記憶されたパターンデ
ータとが一致しているかどうかを判別する。
そして、これらが一致していれば、CPU27はカード
20−5を持っている人を正しい持ち主と判断してステ
ップ5T98で前記表示器に個人照合“OK”を表示さ
せる。
この模、CPtJ27はステップ5T99で、紙幣の支
払処理等の予め決められたルーチンを実行し、この復動
作を終了する。
また、上述したステップ5T89.5T97において、
各パターンデータが一致していないと判別されたときに
は、CPU27はカード20−5またはこのカード20
−5を持っている人が正しくないものと判断してステッ
プ5T100で前記表示器にカードまたは個人が不正で
ある旨を表示させる。
この後、CPU27はステップ5TIOIで、警報器〈
図示路)から警報音を出力させて係員等にこれを知らゼ
、カード不正時の処理を行わせる。
この後、CPU27は動作を終了する。
一方、このカード識別装置1−5に挿入されたカード2
0−5は、前記カード20−4と同様、次ぎに述べるよ
うに動作する。
まず、カード20−5がカード識別装置1−5に挿入さ
れれば、このカード20−5側のCPU24−5がステ
ップ5T102を実行してカード識別装置1−5側に測
定データを送るように要求を出し1.ステップ5T10
3でこのカード識別装置1−5側から応答があるまで持
つ。
そして、このカード識別装置1−5側から応答があった
とき、CPtJ24−5はステップ5T104でカード
識別装置1−5側から送られて来た測定データをメモリ
23−5の測定パターンエリア30−5に書き込む。
次いで、CPU24−5はステップ5T105で、設定
パターンエリア31−5に記憶されている特徴情報と前
記測定パターンエリア30−5に記憶された測定データ
とが一致しているかどうかを判別し、これらが一致して
いれば、カード20−5が正しいものと判断してステッ
プ5T106でカード識別装置1−5側に゛OK″回答
を送信して、カード20−5が正しいことを知らせた後
、ステップ5T107で前記カード識別装置1−5側に
、データを送るなどの予め決められたルーチンを実行し
た後、動作を停止する。
また、前記ステップ5T105において、設定パターン
エリア31−5に記憶されている特徴情報と前記測定パ
ターンエリア30−5に記憶された測定データとが一致
していないと判断されれば、CPtJ24はステップ5
T108でカード識別袋@1−5側にN O”回答を送
信して、カード20−5が不正なカードであることを知
らせた模、動作を停止する。
このようにこの実施例においては、カード20−5が正
しいカードかどうかをカード20−5で判別させること
ができるとともに、このカード20−4を持っている人
が正しい持ち主かどうかをカード識別Hffi1−5が
チェックし、これを表示することができる。
第23図(A)は本発明の第6実施例で用いられるカー
ドの平面図、第23図(B)は第23図(A)のL−L
線における断面図である。
これらの図に示すカード20−6は、その内部にIC回
路等を備え、このIC回路によって数千室以上のデータ
を記憶し得るものに、コピー防止のための手段を付加し
たものであり、基板70と、パターン読取り素子71と
、スペーサ72と、IC回路73と、遮光板74と、透
明板75と、紙片(光学パターン)76と、電極77と
を備えて構成されている。
基板70はこのカード20−6のベースとなるプラスチ
ック等の板であり、この基板70の上面にはパターン読
取り素子71が設けられている。
パターン読取り素子71はマトリックス状(またはアレ
イ状など)に配置された複数の受光素子(フォトダイオ
ード、フォトトランジスタ等)、またはCCD (固体
撮像素子)等によって構成されるものであり、このパタ
ーン読取り素子71の周囲にはスペーサ72が配置され
ている。
スペーサ72は前記パターン読取り素子71およびIC
回路73の部分がくり抜かれた前記パターン読取り素子
71より厚いプラスチック板(または他の樹脂板)であ
り、その下面は前記基板70の上面に接@固定され、か
つ上面は遮光板74に接着固定されている。
遮光板74は不透明なプラスチック板、有色のプラスチ
ック板または他の材料によって構成される板であり、こ
の遮光板74の前記パターン読取り素子71と対向する
部分には穴が形成されるとともに、この穴には紙片76
が配置されている。
紙片76はその下面に文字や特定の色が印刷されたり、
あるいは指紋等が付けられたりしたものであり、その上
面は透明板75の下面に接着固定されている。
透明板75は透光性(または半透光性)を有するプラス
チック板または同様な性質を持つ他の材料によって構成
される板であり、その下面は前記紙片76が取り付けら
れている部分を除いて前記遮光板74の上面に接着固定
されるとともに、その一部にはこの透明板75および前
記遮光板74を上下に貫通するようにして複数の電極7
7が嵌入固定されている。
各電極77はこれら電極77が設けられているカード2
0−6と、外部機器(例えば、カード識別装置、自動支
払機等)とを電気的に接続するためのものであり、前記
スペーサ72、または遮光板74部分等に配置された信
号線(図示路)によってtC回路73に接続されている
IC回路73は前記スペーサ72のくり抜き部分に配置
されるものであり、第24図に示す如くマイクロプロセ
ッサ78と、メモリ79とを備えて構成されている。
この場合、前記メモリ79には第25図のメモリマツプ
に示す如く前記紙片76の下面のパターンに対応した設
定データが予め記憶されている設定パターンエリア8o
と、前記パターン読取り素子71によって読み取られた
パターンが一時的に記憶される読取パターンエリア81
と、送信データが記憶されている送信データエリア82
とが設けられている。
次に第26図に示すフローチャートを参照しながらこの
実施例の動作を説明する。
今、このカード20−6がカード識別装置等に挿入され
ていれば、マイクロプロセッサ78は第26図のステッ
プ5T110においてこのカード識別装置等からデータ
要求のリクエストが供給されるまで持ち、このリクエス
トが供給されたときステップ5T111でパターン読取
り素子71からのデータを取り込む。
この場合、このパターン読取り素子71と対向している
紙片76は透明板75を介して供給される光によって背
面照光されているので、マイクロプロセッサ78にはこ
の紙片76の下面にあるパターンに対応したデータが供
給され、マイクロプロセッサ78によってこのデータが
メモリ79の読取パターンエリア81へ転送される。
次いで、このマイクロプロセッサ78はステップSTI
 12においてこの読取パターンエリア81に記憶され
ているデータと、設定パターンエリア80に記憶されて
いるデータとを比較し、これらが一致していればこのカ
ード20−6のメモリ79のデータが他のカードからコ
ピーされたものでないと判断してステップ5T113で
送信可能なことを示すコードをカード識別装置等に供給
する。
この後、マイクロプロセッサ78はステップ5T114
において所定の処理、例えば送信データエリア82にあ
るデータをカード識別装置等へ供給したりした後、この
動作を停止する。
また前記ステップST112において前記読取パターン
エリア81のデータと設定パターンエリア80のデータ
とが一致していないと判別されれば、マイクロプロセッ
サ78はこのステップ5T112からステップST11
5へ分岐して、ここでカード識別装置等にデータ送信が
不可能なことを示すメツセージを送出して、この後、動
作を停止する。
このようにこの実施例においては、カード20−6にコ
ピー不能な紙片76を設けているので、伯のカードのメ
モリに記憶されているデータをこのカード1にコピーし
ただけでは、このカード20−6が使えなくすることが
でき、これによってコピーカードが作られないようにす
ることができる。なおこの場合、読取りパターンエリア
81を設けずに、パターン読取り素子71が順次出力す
るデータと、設定パターンエリア80に記憶されている
データとをリアルタイムで比較するようにしても良い。
また上述した各実施例においては、カード側やこのカー
ドを読み取る側でカードがコピーされたものかどうか自
動的に判別するようにしているが、操作員等が目視によ
ってこのカードの識別を行なうようにしても良い。
第27図はこのような識別方法を実現するときに用いら
れるカード識別装置の一例を示す斜視図である。
この図に示すカード識別装置1−7は、カード2O−7
(第29図参照)が挿入されたとき、このカード20−
7のパターン60−7 (第29図参照)を読み取って
表示装置90上に表示するとともに、このとき前記カー
ド20−7に記憶されたパターンデータを読み出して、
これを前記パターンと並べて表示するように構成された
ものであり、その接客面上にはカード20−7を挿入す
るためのカード挿入口91と、処理手順および処理結果
を表示する表示袋@90と、オペレート情報を入力する
ためのキーボード92とが設けられている。
第28図はこのカード識別装置1−7の回路構成例を示
すブロック図である。なおこの図において第15図の各
部と同一な部分には同じ符号が付しである。
この図に示す回路が第15図に示すものと異なる点は、
キーボード92から入力したデータ、コード等によって
オペレータがCPU27の動作を制御し得るようにする
とともに、表示装置90によって前記CPIJ27の処
理手順および処理結果を表示し得るようにしたことであ
る。これによって、この表示装置90に表示された情報
をオペレータが直接認識することができる。
第29図はこのカード識別装置1−7に挿入されるカー
ド20−7の回路構成例を示すブロック図である。
この図に示すカード20−7は、その表面にエンボス、
文字パターン(または指紋パターン等)のパターン60
−7が形成されたものであり、その内部にはCPU24
−7と、メモリ23−7とが設けられ、CPU24−7
の制御のもとに電極21−7を介してメモリ23−7の
データを外部に出力したり、この電極21−7を介して
供給されたデータをメモリ23−7に書き込み得るよう
になっている。
そしてこの場合、メモリ23−7には第30図に示す如
く、設定パターンエリア95が設けられるとともに、こ
の設定パターンエリア95には前記パターン60−7の
特徴を示すパターンデータが記憶されている。
次に第31図を参照しながらこのカード2〇−7および
カード識別装置1−7の動作を説明する。
まず、カード20−7がカード識別装@1−7に挿入さ
れる前においては、カード識別装置1−7側のCPU2
7はステップSTI 20で持ち状態になっている。
ここで、オペレータが顧客等からカード20−7を受け
とって、これをカード識別装置1−7のカード挿入口9
1に挿入すれば、挿入検知器3がこれを検知してCPU
27にカード20−7が挿入されたことを伝える。これ
によって、CPU27は、ステップST120からステ
ップ5T121へ分岐し、ここでパターン読取り器7の
出力を受けているシフトレジスタ28の出力を取り込む
次いで、CPU27はステップ5T122でこのシフト
レジスタ28によって得られたパターンデータ、すなわ
ち前記カード20−7のパターン60−7を測定して得
られたパターンデータを表示装置90へ供給して、これ
を表示させる。
次いで、CPLJ 27は27778丁123でカード
20−7のメモリ23−7に記憶されているパターンデ
ータを出力するように要求メツセージを出すとともに、
ステップ5T124、ステップ5T125において、カ
ード20−7から応答があったかどうか、またこの要求
メツセージを出してから予め決められた時間が経過した
かどうかをチェックする。
そして所定時間内にカード20−7から応答がないとき
、CPU27はステップST125からステップ5T1
26へ分岐して、ブザーを鳴らす等のエラー処理を実行
した後に、動作を停止する。
また所定時間内にカード20−7から応答があつたどき
には、CPU27は前記ステップ5T124からステッ
プ5T127へ分岐してカード20−7から送られてき
たパターンデータを受信し、この後ステップSTI 2
8でこのパターンデータを表示装置90へ供給し、これ
を前記ステップ5T122で表示されたパターンデータ
と並んで表示させ、オペレータにこれらのパターンが一
致しているかどうかをチェックさせる。
この後、CPU27はカード20−7を返却し、動作を
終了する。
このようにこの実施例においては、オペレータ等にカー
ド20−7の真贋を判別させることができる。
(発明の効果) 以上説明したように本考案によれば、カードリーダやカ
ードライタ等を用いてカードからカードへデータを転送
して作ったコピーカードと正しいカードとを識別するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるカード識別方法の第1実施例で用
いられるカード識別装置の要部側面図、第2図はこの第
1実施例で用いられるカードの平面図、第3図は第1図
に示すカード識別装置の回路構成例を示すブロック図、
第4図は第3図に示すメモリマツプ、第5図はこの第1
実施例の動作例を示すフローチャート、第6図は本発明
によるカード識別方法の第2実施例で用いられるカード
識別装置の要部側面図、第7図はこの第2実施例で用い
られるカードの平面図、第8図は本発明によるカード識
別方法の第3実施例で用いられるカード識別装置の要部
側面図、第9図はこの第3実施例で、用いられるカード
の平面図、第10図は第すマツプ、第12図はこの第3
実施例の動作例を示すフローチャート、第13図は本発
明によるカード識別方法の第4実施例で用いられるカー
ドの回路構成例を示すブロック図、第14図は第13図
に示すメモリのメモリマツプ、第15図はこの第4実施
例で用いられるカード識別装置の回路構成例を示すブロ
ック図、第16図は第15図に示すメモリのメモリマツ
プ、第17図はこの第4実施例の動作例を示すフローチ
ャート、第18図は本発明によるカード識別方法の第5
実施例で用いられるカードの回路構成例を示すブロック
図、第19図は第18図に示すメモリのメモリマツプ、
第20図はこの第5実施例で用いられるカード識別装置
の回路構成例を示すブロック図、第21図は第20図に
示すメモリのメモリマツプ、第22図はこの第5実施例
の動作を示すフローチャート、第23図(A)は本発明
の第6実施例を用いられるカードの平面図、第23図(
B)は第23図(A’)のL−L線における断面図、第
24図は第23図(A)、(B)に示すカードの回路構
成例を示すブロック図、第25図は第24図に示すメモ
リのメモリマツプ、第26図はこの第6実施例の動作例
を示すフローチャート、第27図は本発明によるカード
識別方法の第7実施例で用いられるカード識別装置の斜
視図、第28図は第27図に示すカード識別装置の回路
構成例を示すブロック図、第29図はこの第7実施例で
用いられるカードの回路構成例を示すブロック図、第3
0図は第29図に示すメモリのメモリマツプ、第31図
はこの第7実施例の動作例を示−すフローチャートであ
る。 1・・・カード識別装置、20・・・カード、23・・
・メモリ、25・・・特徴(エンボス)。 特許出願人   立石電機株式会社 代理人   弁理士  岩倉哲二(他1名)第2図 23 ;24 第3図− 第4図 第5図 粥7図 聾第°図 弔 9 因 2.3  24 第13図 第14図 第15図 第16図 第18図 第19図 第23図(A) 第27図 第28図 第29図 第30図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. カードの特徴を示す特徴情報が予め記憶されたメモリを
    持つ前記カードが挿入されたとき、このカードの特徴を
    測定するとともに、前記メモリ内にある前記特徴情報を
    読みだして、この特徴情報と前記カードの測定結果とが
    一致していたならば、このカードを正しいカードと判別
    することを特徴とするカード識別方法。
JP60228801A 1985-10-16 1985-10-16 カ−ド識別方法 Pending JPS6289167A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03116292A (ja) * 1989-09-29 1991-05-17 Hitachi Ltd 自動取引処理装置
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