JPS628915Y2 - - Google Patents

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JPS628915Y2
JPS628915Y2 JP14100482U JP14100482U JPS628915Y2 JP S628915 Y2 JPS628915 Y2 JP S628915Y2 JP 14100482 U JP14100482 U JP 14100482U JP 14100482 U JP14100482 U JP 14100482U JP S628915 Y2 JPS628915 Y2 JP S628915Y2
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JP
Japan
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wedge
mold
presser
clamp
clamp body
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JP14100482U
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JPS5944637U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、例えば型鍛造における金型のよう
に水平方向の大きな作用力を受ける金型を水平移
動しないようにクランプするクランプ装置に関す
るものである。
従来の板金プレス金型用の一般的なクランプ装
置は、ボルスタ等に設けたT溝にクランプ装置の
T溝係合部を係合させてあつてクランプ動作によ
つてその位置に固定されるもの、又はボルトによ
つてボルスタ等にクランプ装置を固定してしまう
ものなどがあり、これらはいずれも本体部に枢支
された押え爪を流体圧駆動して型のフランジ部を
押さえて固定する構成になつている。このような
クランプ装置を型鍛造用の金型のクランプに適用
すると、いずれも鍛造作業時に発生する大きな水
平方向の力に耐えられないで金型が移動してしま
う問題があつた。すなわち、金型は押え爪によつ
て強力にボルスタ等の平面に押えつけられている
のであるが、水平方向には摩擦力のみによつて支
えられているので十分ではないのである。
この考案は、金型が水平移動しないようにクラ
ンプすることができるクランプ装置を提供するこ
とを目的とする。
以下この考案を図示の実施例に基いて説明す
る。第1図乃至第3図はこの考案の第1の実施例
を示し、1はクランプ本体部、2はくさび装置で
ある。
クランプ本体部1は、従来のクランプ装置の前
面に型当接面10を設け、後面にくさび当接面1
1を設けたものである。すなわち、図における押
え爪支持部12の前面をクランプしようとする型
13のフランジ部外縁形状に対応して凹面状に形
成して型当接面10とし、押え爪駆動用流体圧シ
リンダ14の後面下部に部材15を取付けてその
後面を後述するくさび27の斜面27aに面接触
するくさび当接面11に形成したものである。図
中16は押え爪、17は下面に突設したT溝係合
部、18は爪支持軸、19はピストン及びピスト
ンロツド、20はシリンダキヤツプ、21は圧力
流体給排管の結合部である。シリンダ14は圧力
流体を供給されることによつてピストン及びピス
トンロツド19が上昇して押え爪16を第2図に
おいて爪支持軸18を中心に時計方向へ回動させ
て型13のフランジ部13aを下方へ押えてクラ
ンプするようになつている。また圧力流体を排出
されることによつて内蔵スプリングの作用でピス
トン及びピストンロツド18が下降し、ボールプ
ランジヤ22の作用で押え爪16が第2図に実線
で示す状態に戻るようになつている。このクラン
プ本体部1のT溝係合部17とT溝23との係合
状態は非クランプ状態では本体部1がT溝23に
沿つて移動可能な状態である。
くさび装置2は、クランプ本体部1の後部下側
に配置されて、ボルスタ24の側端面に固定され
る第2流体圧シリンダ25を主体とするもので、
そのピストンロツド26の上端部が斜面27aを
有するくさび27に形成されている。図中28は
ピストン、29はシリンダキヤツプ、30はシリ
ンダ固定ねじであり、第2図の31はピストンの
廻り止めであり、第3図の32,33は第2流体
圧シリンダ25の圧力流体給排管の結合部であ
る。シリンダ25に結合部33側から加圧流体を
供給するとピストン28が上昇するからくさび2
7が上昇し、その斜面27aがくさび当接面11
に接してクランプ本体部1を前進せしめる方向の
作用力を与える。また、結合部32側から加圧流
体を供給するとピストン28が下降するからくさ
び27が下降する。くさび27が最下部まで下降
した状態は、その上端が部材15の下端縁よりも
下方に位置しており、その状態でクランプ本体部
1はT溝23に沿つて第2図の寸法dだけ後方へ
動かすことができる。このクランプ本体部1の後
退により押え爪16の先端が型13のフランジ部
13aの上方から外れる。このことは型13の脱
着に必要なことである。
このように構成されたクランプ装置34は、例
えば第4図に示すように4個を1組として型13
のクランプに使用する。同図において金型13は
円盤状をなす鍛造用の下金型である。このような
金型13のクランプにおいては上金型との関連に
おいて中心の位置決めがなされるが、スライドに
装着してある上金型を下降させて上下金型を係合
させた上でクランプすればよい。押え爪16を動
作させる前に予めクランプ本体部1の各々を作業
者が手作業で前進させ、型当接面10を型13に
当接させておく。そしてシリンダ14に加圧流体
を供給すれば押え爪16が押え動作して所定位置
に金型13をクランプする。次に第2流体圧シリ
ンダ25に加圧流体を供給してくさび27を上昇
動作させると、くさび斜面27aと部材15の当
接面11とが接触状態となる。そのくさび作用力
はクランプ状態にあるクランプ本体部1が前進す
るほど大きいものではない。しかし、逆にクラン
プ本体部1が大きな作用力で後退しようとする場
合にはこれに十分に耐えることができる。
従つて、金型13が鍛造作業中に大きな水平方
向の作用力を受けたとしても、後退しないクラン
プ本体1の型当接面10に当接していることによ
り水平方向に移動するようなことはない。
第5図は他の使用例を示し、上記実施例に示し
たクランプ装置34を2個と、従来のボルト固定
型クランプ装置35を1個と組合わせたものであ
る。ボルト固定型のクランプ装置35についても
型当接面10が本体前面に形成されている。この
使用例の場合も略々同様にして型13の水平移動
が防止される。
第6図及び第7図は第2の実施例を示し、第1
の実施例と同等部分は同一図面符号で示してあ
る。第1の実施例と異る主な点は、型当接面10
が平坦面である点と、くさび装置2のくさび27
をピストンロツドとは別の部材で形成してある点
とである。
型当接面10を平坦にしてあるのは金型の構成
によるもので、金型36は前後に分割形成された
ホルダー部37,38と、型本体部39,40,
41とからなるもので、ホルダー部37がボルト
42で基盤に固定され、ホルダー部38がインロ
ー部43を介してホルダー部37に係合し、左右
すなわち第6図において上下方向には移動しない
構成であり、ホルダー部38が同図の左方へ移動
しないようにクランプすればよい構成のものであ
る。
くさび27をピストンロツド26と別個に形成
してあるのはくさび装置を設ける場所の都合によ
る単なる変形例である。この場合は下方にある程
度余裕があることが必要である。ピストンロツド
26とくさび27はピン49を介して結合してあ
り、この構成のために水平作用力を受けるくさび
ガイド50を設けてある。なお、図中51は押え
爪戻しばねである。
この第2の実施例のクランプ装置は、第6図に
見られるように2個を使用して金型36をクラン
プしたときは、第1の実施例の場合と略々同様
に、クランプ本体部1がくさび27によつて後退
しないので、金型36の水平移動を防止できる。
上記第1及び第2の実施例において、くさび2
7を上下方向に移動するように構成したものを示
したが場合によつては横向きに設けて左右方向に
移動するように構成してもよい。
以上のようにこの考案によれば、大きな水平方
向の作用力を受ける鍛造用の金型のクランプに使
用して確実に金型の水平移動を防止できるクラン
プ装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の第1の実施例の平面図、第
2図は同実施例の部分縦断側面図、第3図は同実
施例の背面図、第4図は同実施例のクランプ装置
の使用例を示す平面図、第5図は同実施例のクラ
ンプ装置の他の使用例を示す平面図、第6図はこ
の考案の第2の実施例の平面図、第7図は同実施
例の部分縦断側面図である。 1……クランプ本体部、2……くさび装置、1
0……型当接面、11……くさび当接面、12…
…押え爪支持部、13……金型、14……爪駆動
用流体圧シリンダ、16……押え爪、17……T
溝係合部、18……爪支持軸、25……第2流体
圧シリンダ、27……くさび、27a……斜面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 下部にT溝に沿つて移動可能なT溝係合部を有
    し前面をクランプする型に対する当接面に形成さ
    れ上部に前方へ突出した押え爪を有しその押え爪
    を下方へ回動させて押え動作させる押え爪駆動用
    流体圧シリンダを結合形成され後面にくさびの当
    接面を形成されたクランプ本体部と、その本体部
    とは別個に形成され上記当接面に斜面を接するく
    さび部材を有し定位置に固定された第2流体圧シ
    リンダにより上記くさび部材を駆動して上記クラ
    ンプ本体部にくさび作用により前方へ向う作用力
    を与えるように構成されたくさび装置とからなる
    クランプ装置。
JP14100482U 1982-09-16 1982-09-16 クランプ装置 Granted JPS5944637U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14100482U JPS5944637U (ja) 1982-09-16 1982-09-16 クランプ装置

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JP14100482U JPS5944637U (ja) 1982-09-16 1982-09-16 クランプ装置

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Publication Number Publication Date
JPS5944637U JPS5944637U (ja) 1984-03-24
JPS628915Y2 true JPS628915Y2 (ja) 1987-03-02

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ID=30315497

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JP14100482U Granted JPS5944637U (ja) 1982-09-16 1982-09-16 クランプ装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0713885Y2 (ja) * 1988-08-19 1995-04-05 エスアールエンジニアリング株式会社 熱間鍛造プレス用クランプ装置

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Publication number Publication date
JPS5944637U (ja) 1984-03-24

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