JPS6288803A - 調整可能なポンプと複数のアクチユエ−タとを備えた流体式の駆動装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、調整可能なポンプと複数のアクチュエータと
を備えた液体式の駆動装置であって、前記複数のアクチ
ュエータのうち選択的に１つの、あるいは同時に複数の
アクチュエータがポンプと接続可能であり、しかもそれ
ぞれ１つのアクチュエータへの接続が、任意に操作され
る方向制御弁によって生ぜしめられるようになっており
、該方向制御弁が中間位置で絞られて作用し、しかもポ
ンプの調整装置の負荷がポンプ調整弁によって制御され
るようになっており、該ポンプ調整弁自体が、それぞれ
開制御される方向制御弁において生ぜしめられる差圧に
よって、一定の差圧で開制御されるように制御され、し
かもそれぞれ開制御される方向制御弁と、それぞれ開制
御されるアクチュエータとの間の導管内で形成される最
高圧が負荷感知−シグナル導管を介してポンプ調整弁の
ばね側の制御圧室に導かれるようになっておシ、さらに
ポンプ吐出導管に圧力制限弁が接続されている形式のも
のに関する。

従来の技術 前述の形式の装置のばあいには、それぞれ１つのアクチ
ュエータへの接続を行なう弁は、ポンプが中立行程位置
の方向で戻シ回転するより速く閉じることができる。こ
の結果、ポンプ吐出導管内に高い圧力が生じることにな
る。この圧力を制限するための従来公知の圧力制限弁は
、許容される最大のポンプ吐出圧に相応する圧力に調整
しなければならない。その上、高圧に調整されるこのよ
うな圧力制限弁がある程度の慣性を有して応動し、−面
ではポンプがなお吐出するばあいに特に、方向制御弁が
すでに著しく又は完全に遮断しているので、ポンプ及び
導管系を負荷する高い圧力ぎ−クが生ぜしめられ、かつ
方向制御弁が小さな運動振動に調節されているばあいに
高い圧力により多量の流量が流され、かつこのことによ
ってアクチュエータに、方向制御弁の個所で予想される
より多くの流量が供給され、従ってアクチュエータの予
想されるより高い運動振動が生ぜしめられる。前記方向
制御弁は、少なくとも１つのスプール形方向制御弁、特
にロッキング制御装置の部分である。

定容量ポンプを有する駆動装置のばあいには、負荷感知
一方向制御弁が圧力計を備えており、しかもこの圧力計
は、このような駆動装置のばあいには、ピストン制御縁
における差圧を流量調整するだめに一定に保持するため
に役立つ。

発明の課題 本発明の課題は、需要流量調整によってポンプの最大圧
安定性を改善し、かつ高い圧力ピークの発生を排除し、
このことによって駆動ラインのだめの負荷をできる限り
小さく維持することである。

課題を解決するだめの手段 前述の課題を解決するために講じた手段は、圧力制限弁
がばね側に、負荷感知−シグナル導管と接続されている
制御圧室を備えていることにある。

作用 ポンプ吐出導管の安定性のために役立つ圧力制限弁をば
ね側で、負荷感知−シグナル導管によって負荷し、かつ
許容される最大のポンプ吐出圧よりかなり低い圧力に、
しかしポンプ調整弁を調整している調整差圧より高い圧
力に調整する。たとえば制御弁に２０バールの差圧を生
ぜしめ、かつこれに相応してポンプ調整弁におけるばね
のばね力を２０パールに調整するように準備すると、圧
力制限弁におけるばねのプレロードをたとえば５０パー
ルに調整することができる。

発明の効果 本発明によって、ポンプ吐出導管内の圧力が最高に負荷
されるアクチュエータによって規定される負荷感知−シ
グナル導管内の圧力を十分に越えるばあいに許容される
最大の圧力以下にある圧力ピークのばあいにも圧力制限
弁の応動が得られる。

本発明の有利な実施態様が特許請求の範囲第２項に記載
されている。

実施例 調節可能なポンプ１は、導管２を介して無圧の容器３か
ら吸込んでポンプ吐出導管４，５内に送出する。

ポンプ吐出導管５に分岐導管６が接続されており、該分
岐導管に方向制御弁７が設けられていて、かつこの方向
制御弁に２つの導管８，９を介して１つのアクチュエー
タ１０が接続されている。

さらに、ポンプ吐出導管５に別の分岐導管１１を介して
方向制御弁１２が接続されており、この方向制御弁に２
つの導管１３．１４を介して１つのアクチュエータ１５
が接続されている。

ポンプ吐出導管５に、分岐導管１６を介してさらに別の
方向制御弁１７が接続されており、この方向制御弁には
２つの導管１８．１９を介してさらに別のアクチュエー
タ（図示）が接続されている。

前記両方の導管８，９のその都度の戻し導管は、方向制
御弁７及び両方の導管２０のうちその都度一方を介して
、無圧の容器３に通じる戻し導管２３と接続されている
。同様に、両方の導管１３．１４のうちその都度戻し導
管として作用する一方が、方向制御弁１２及び両方の導
管２２のうちその都度一方を介して、無圧の容器３に通
じる戻し導管２３と接続されている。

前記導管２２のそれぞれに、それぞれ１つの逆上弁２５
を介して後吸込み導管２４が接続されており、該後吸込
み導管２４によって、液圧モータによって駆動される装
置の大きな慣性を考慮して後吸込みが可能である。

同様に、両方の導管１８．１９のその都度の戻し導管が
、２つの導管２６のうち一方を介して戻し導管２３と接
続されている。

方向制御弁７．１２．１７のそれぞれに、２つの制御圧
導管２７．２７ａ　、２７ｂ　；：２ａ　。

２８ａ　、２８ｂが接続されており、該制御圧導管は任
意に選択的に、その都度１つの制御圧発生装置を介して
圧力によって負荷されることができ、かつ方向制御弁７
もしくは１２もしくは１７を調節するために使用される
。

方向制御弁７にはさらに２つの負荷感知−シグナル導管
２９．３０が接続されており、さらに同様の形式で、方
向制御弁１２には２つの負荷感知−シグナル導管３１．
３２が、方向制御弁１７には２つの負荷感知−シグナル
導管３３゜３４が接続されており、しかもこれらの負荷
感知−シグナル導管は、該負荷感知−シグナル導管２９
〜３４のうちその都度一方の導管内に、導管８，９，１
３，１４，１８．１９内に生じる圧力によって最高圧に
なる圧力が形成されるように方向制御弁７もしくは１２
もしくは１７に接続されている。これらの全ての負荷感
知−シグナル導管２９〜３４は、ポンプ調整弁３６のば
ね側の制御圧室に通じる負荷感知−シグナル導管３５に
接続されており、前記ポンプ調整弁の第２の制御圧室及
び入口はポンプ吐出導管４に接続されている。

ポンプ調整弁３６の出口は、導管３７を介して出力調整
弁３８の入口に通じており、出力調整弁３８の第２の入
口は導管３９を介して直接ポンプ吐出導管４に接続され
ている。出力調整弁３８はレバー４０を介して操作され
、該レバーには他面において圧力測定ピストン４１が作
用し、この圧力測定ピストンにはさらに導管４２を介し
てポンプ吐出圧が作用する。圧力測定ピストン４１を摺
動可能にガイドするシリンダが機械的に調整ピストンロ
ッド４３と結合されており、該調整ピストンロンド自体
がポンプ１の調整ピストン４４及び調整部材４５と結合
されている。出力調整弁３８の出口が導管４６を介して
調整シリンダ４７の大きな圧力室と接続されており、こ
れに対して調整シリンダ４７のピストンロンド側の圧力
室は、導管４８及び４２を介してポンプ吐出導管４と接
続されている。

ポンプ調整弁３６の別の出口が、容器３に通じる導管５
０と接続されている。

ポンプ吐出導管５に、導管５１を介して圧力制限弁５２
が接続されておシ、圧力制限弁の出口が流出導管５３を
介して戻し導管２３に接続されている。圧力制限弁５２
のばね側の圧力室が導管５４．５５を介して負荷感知−
シタナル導管３５に接続されている。導管５５に、さら
に別の圧力制限弁５６の入口が接続されている。

負荷感知−シグナル導管３５を介してポンプ調整弁３６
に作用する負荷感知−７グナルによる需要流量調整は一
般的な形式で行なう。

本発明による新規な点は、圧力制限弁５２がばね側に制
御圧室を備えており、この制御圧室が導管５４．５５を
介して負荷感知−シグナル導管３５に接続されているこ
とである。ポンプ吐出導管５内に形成される圧力と、負
荷感知−シグナル導管３５内に形成される圧力との差が
、需要流量調整のためにそれぞれ開制御される方向制御
弁７もしくは１２もしくは１７内の差圧として準備して
いる大きさにある限りでは、圧力制限弁５２は、ポンプ
吐出導管５内の圧力がどのような高さにあるかどうかと
は無関係に閉じられたままである。これは、ポンプ吐出
導管５内の圧力が上昇するさいに、負荷感知−シグナル
導管３５内の圧力も上昇し、かつこの圧力がばねと協働
して圧力制限弁５２を閉じたままにするからである。し
かもそれぞれ開制御された方向制御弁７もしくは１２も
しくは１７は閉じられ、かつポンプ１の調整はあまり迅
速に行なわれないので、ポンプ吐出導管５内の圧力が上
昇され、これに対してアクチュエータ圧ひいては負荷感
知−シグナル導管３５内の圧力が低下されると、導管５
１と５４との間の差圧が圧力制限弁５２におけるばねの
プレロードより大きくなって、圧力制限弁５２を開放し
、従って圧力はポンプ吐出導管５から導管５１を介し又
流出導管５３へ、次いでここから戻し導管２３へ逃げる
。

前述の圧力制限弁５２の実施例が第２図に示されている
。

ケーシング６０内に孔６１が設けられており、形孔が第
１図による導管３５もしくは５５に接続されていて、か
つ孔６１から第２の孔６２が圧力制限弁５６の入口側に
通じている。第２の孔６２に接続孔６３，６４．６５が
通じており、これらの接続孔はばねケーシング６７内の
内室６６に通じている。ばねケーシング６Ｔ内には圧力
制限弁５２のばね６８が配置されており、この圧力制限
弁の入口側が孔６９．７０を介してポンプ吐出導管５に
接続されている。両方の圧力制限弁５２．５６の出口が
流出導管５３に接続されていて、かつこの流出導管が戻
し導管２３に接続されている。

実施例においてメンプ調整弁３６のばねのばね力は２０
バールに設定されており、これに対してばね６８のばね
力は５０バールに設定されている。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による流体式の駆動装置の概略図、第２
図は本発明による圧力制限弁の実施例を示す縦断面図で
ある。 １・・ポンプ、２・・・導管、３・・・容器、４．５・
・・ポンプ吐出導管、６・・・分岐導管、７・・・方向
制御弁、８，９・・・導管、１０・・・アクチュエータ
、１１・・・分岐導管、１２・・・方向制御弁、１３゜
１４・・・導管、１５・・・アクチュエータ、１６・・
・分岐導管、１７・・・方向制御弁、１８〜２２・・・
導管、２３・・・戻し導管、２４・・・後吸込み導管、
２５・・・逆止弁、２６　・・・導管、２７．２７ａ　
、２７ｂ−・・制御圧導管、２８．２８ａ、２８ｂ・・
・制御圧導管、２９〜３５・・・負荷感知−シグナル導
管、３６・・・ポンプ調整弁、３７・・・導管、３８・
・・出力調整弁、３９・・・導管、４０・・・レバー、
４１・・・圧力測定ピストン、４２・・・導管、４３・
・・調整ぎストンロッド、４４・・・調整ピストン、４
５・・・調整部材、４６・・・導管、４７・・・調整シ
リン々ゝ、４８〜５１・・・導管、５２・・・圧力制限
弁、５３・・・流出導管、５４．５５・・・導管、５６
・・・圧力制限弁、６０・・・ケーシング、６１・・・
孔、６２・・・第２の孔、６３，６４．６５・・・接続
孔、６６・・・内室、６γ・・・ばねケーシング、６８
・“・ばね、６９゜７０・・・孔

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. １．調整可能なポンプ（１）と複数のアクチユエータ（
   １０，１５）とを備えた液体式の駆動装置であつて、前
   記複数のアクチユエータのうち選択的に１つの、あるい
   は同時に複数のアクチユエータがポンプ（１）と接続可
   能であり、しかもそれぞれ１つのアクチユエータ（１０
   もしくは１５）への接続が、任意に操作される方向制御
   弁（７もしくは１２もしくは１７）によつて生ぜしめら
   れるようになつており、該方向制御弁が中間位置で絞ら
   れて作用し、しかもポンプ（１）の調整装置 （４３〜４７）の負荷がポンプ調整弁（３６）によつて
   制御されるようになつており、該ポンプ調整弁自体が、
   それぞれ開制御される方向制御弁（７もしくは１２もし
   くは１７）において生ぜしめられる差圧によつて、一定
   の差圧で開制御されるように制御され、しかもそれぞれ
   開制御される方向制御弁（７もしくは１２もしくは１７
   ）と、それぞれ開制御されるアクチユエータ（１０もし
   くは１５）との間の導管（８又は９又は１３又は１４又
   は１８又は１９）内で形成される最高圧が負荷感知−シ
   グナル導管（３５）を介してポンプ調整弁（３６）のば
   ね側の制御圧室に導かれるようになつており、さらにポ
   ンプ吐出導管（５）に圧力制限弁（５２）が接続されて
   いる形式のものにおいて、前記圧力制限弁（５２）がば
   ね側に、前記負荷感知−シグナル導管（３５）と接続さ
   れている制御圧室を備えていることを特徴とする、調整
   可能なポンプと複数のアクチユエータとを備えた流体式
   の駆動装置。
2. ２．圧力制限弁（５２）のばね（６８）のプレロードが
   、方向制御弁（７もしくは１２もしくは１７）において
   生ぜしめられる差圧より高い圧力に、しかしポンプ吐出
   導管（５）内の最高圧より著しく低い圧力に調整されて
   いる特許請求の範囲第１項記載の液体式の駆動装置。