JPS6288644A - 車両盗難防止装置 - Google Patents

車両盗難防止装置

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Publication number
JPS6288644A
JPS6288644A JP60231996A JP23199685A JPS6288644A JP S6288644 A JPS6288644 A JP S6288644A JP 60231996 A JP60231996 A JP 60231996A JP 23199685 A JP23199685 A JP 23199685A JP S6288644 A JPS6288644 A JP S6288644A
Authority
JP
Japan
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vehicle
barcode
key
theft
decoding
Prior art date
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Application number
JP60231996A
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English (en)
Inventor
Masahito Muto
武藤 雅仁
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は、自動車を駐車または停車中に盗難から保護す
る車両盗難防止S!i@に関する。
[従来技術] 従来、車両の走行機能を稼動状態となるためにはスター
ト・キーによる操作が必要である。例えば、内燃機関を
駆動力源とする車両はスタート・キーとしてのイグニッ
ションキーによる操作を実行しなければ内燃機関への点
火、燃料供給が行なわれず始動しない。また、電気自動
車にあってもスタート・キー操作により電動機への電力
供給が行なわれ走行可能となるのである。このようなス
タート・キーを車両の所有者のみが所有することで車両
を盗難から保護しているのである。しかし、近年偽造キ
ーを使用したり等也めて巧妙な手口による盗難が多数報
告されている。これに対処するため、スタート・キー操
作により解除されるものとは別個に車両の走行機能をロ
ックしておき、このロック状態は車両の所有者のみが記
憶している特殊コードを入力しなければ解除しないよう
な二重ロック機構の車両盗難防止装置が多数提案されて
いる。中でも、車両の所有者であることを確認するため
に特殊な信号を発する発振器を所有者が携帯するタイプ
のものにあっては、所有者が車両の発進を行なう場合に
は従来通りのスタート・キー操作のみを実行すればよく
、もう1つのロックは上記発振器からの特殊信号により
自動的に解除されるため操作性に優れている。また、こ
れと同一思想でスタート・キーにある値の電気的抵抗体
を埋め込み、車両に操作されているスタート・キーが真
正の車両所有者の所持しているものであるか否かを判断
して二重ロックを解除するもの等も国外で提案されてい
る。
[発明が解決しようとする問題点] しかし、上記のごとき車両盗難防止装置にあっても未だ
に充分なものでなく、以下の問題点を有していた。
まず前者のスタート・キー以外に身分を証明するものを
使用するタイプのものにあっては、車両所有者はその身
分を証明するものを常に携帯しなければならず、所有者
に対して極めて煩わしい感じを与える。また、携帯して
いる発振器等は自動的に二重ロックを解除する能動機器
であるため、必ず電源等を必要とする。従って車両所有
者はこの発振器等のメンテナンスという新たな作業が必
要となり、煩雑さを一層感じさゼる要因となっていた。
後者のスタート・キーにある値の抵抗体を埋め込むもの
にあっては、上記問題点は解決されてはいるものの、そ
の加工は複雑であり、抵抗体の温度、湿度に対する経年
変化等新たな問題点を含んでいる。また、抵抗体の示す
抵抗値のfi1度もそれほど厳密に管理できず、車両側
の抵抗値を読み取る側にある程度の幅を持たせて真正の
スタート・キーであるか否かを判断せざるを得ないので
ある。これでは、製造できるスタート・キーの種類が極
めて少数となり大量生産のなされる車両用としては不適
格である。更には、スタート・キーは車両所有者が常に
所持するものであるため、埋め込まれた抵抗体の接触表
面は非常に汚れ易くその接触抵抗に大きな影響を与える
等その精度には限界があつた。
本発明は上記問題点に鑑みなされたもので、車両所有者
に何らの煩わしさを感じさせることなく、また高い精度
を有して多種類の製造が可能であり、かつその製造が簡
単に行なえ、安価で大量生産に最も適した車両盗難防止
装置を提供することをその目的としている。
[問題点を解決するための手段] E記問題点を解決するために本発明の構成した手段は、
第1図の基本的構成図に示すごとく、車両の所定箇所P
に所定のスタート・キーKによる操作がなされたとき、
前記車両の走行を許可する許可手段Cを有し前記車両を
盗難から防止する車両盗難防止装置において、 前記許可手段Cの許可動作をロックするロック手段C1
と、 前記スタート・キーKに付加されるバーコードC2と、 前記車両の所定箇所Pに設けられ、前記バーコードC2
の付加されたスタート・キーKが前記操作途中であると
き前記バーコードC2を解読する解読手段C3と、 該解読手段C3の解読結果が所定コードと一致するとき
、前記ロック手段C1のロック動作を解除するロック解
除手段C4と を備えることを特徴とする車両盗難防止装置をその要旨
としている。
[作用] 本発明におけるロック手段C1とは、許可手段Cの許可
動作をロックするものである。通常、スタート・キーK
を所定箇所Pにて操作すると許可手段Cが働き、燃料噴
射ポンプの圧縮動作や点火プラグへの高電圧の配電動作
が開始される。これら許可手段Cの動作のいずれかある
いは全てを禁止し、車両の走行を不能とするようにロッ
ク手段C1が作用するのである。
また、本発明にあってはスタート・キーKにはバーコー
ドC2が付加される。そして、このバーコードC2を解
読する作用の解読手段C3は、上記所定箇所Pに設けら
れるのである。解読手段C3によるバーコードC2の解
読結果はロック解除手段C4に供され、ここで所定コー
ドとその解読結果が一致するか否かが判断される。そし
て、ロック解除手段C4は所定コードと解読結果が一致
するときにのみ上記ロック手段C1のロック動作を解除
し、車両の走行機能を回復させるのである。
以下、本発明をより具体的に説明するために実施例を挙
げて詳述する。
[実施例1 第2図は、第1の実施例の概略斜視図である。
図示しないステアリングのアッパコラムを支持するブラ
ケット2にイグニッションスイッチ本体4が取り付けら
れ、イグニッションキー6を操作する際に便利なように
配慮されている。イグニッションスイッチ本体4のキー
シリンダ8には、イグニッションキー6を挿入、回動操
作することによる閉成するスイッチ10が内蔵されてい
る。また、上記スイッチ10の開成操作のためイグニッ
ションキー6をキーシリンダ8に挿入した状態を検出す
るために、キーシリンダ8の側壁にはキー挿入スイッチ
12が着設されている。これはイグニッションキー6を
キーシリンダ8の挿入口に差し入れた瞬間にその挿入操
作を検出し、閉成するもので、公知のリミットスイッチ
や光式・磁力式の近接スイッチ等から構成される。更に
、キーシリンダ8の挿入口には、挿入されつつあるイグ
ニッションキー6に印刷されているバーコード6Bを検
出するバーコード検出器14が取り付けられている。バ
ーコード検出器14とは、通常のバーコードリーダの検
出部と同様の構成からなり、バーコードを照射する発光
ダイオード14A及び該照射光がバーコードによって反
射されてきたものを検出し電気信号に変換するホトトラ
ンジスタ14Bを備えている。これら各種のスイッチ、
バーコード検出器14の信号は接続コード16によって
盗難防止回路20、車両用内燃機関の運転状態を制御す
る制御用コンピュータ30及び燃料噴射弁40に伝搬さ
れている。なお、50は盗難防止回路20によって電力
供給をIll illされるスタータモータである。
以上の構成からなる車両盗難防止装置の詳細な電気回路
図が第3図である。図のように盗難防止回路20は盗難
防止用コンピュータ22を中心とし、3つのリレーR1
,R2,R3、定電圧回路24及びTフリップ70ツブ
26から構成されている。まず、この盗難防止回路20
と外部の各種スイッチや制御用コンピュータ30との接
続関係について説明する。スイッチ10は、イグニッシ
ョンキー6の回動操作によりまず第1の接点のみが閉成
する状態([)NJ状態)と、更に回動したとき、第1
、第2の両方の接点が閉成する状態(「スタート」状f
il>との2つの状態を形成し、イグニッションキー6
から回動力を取り去ると内蔵するスプリング等の復元力
によって「スタート」状態から「ON」状態にまで逆回
転して安定する。
このrONJ状態のとき単載バッテリBTの電力をヒユ
ーズFを介して制御用コンピュータ301燃料噴躬弁4
0に供給するよう接続されている。
また「スタート」状態のときには更に第2の接点を介し
てリレーR3の接点一方端にバッテリBT電力を供給す
る。常時励磁コイル一方端にバッテリBTの電力を供給
されるリレーR1の励磁コイルの他方端はキー挿入スイ
ッチ12を介して接地されている。従って、イグニッシ
ョンキー6の挿入が開始された瞬間のキー挿入スイッチ
12の開成によりリレーR1が励磁されて接点を閉じバ
ッテリBT電力の供給が他の盗難防止回路20の素子へ
開始されるのである。バーコード検出器14は盗難防止
回路20の定電圧回路24及び盗難防止用コンピュータ
22に接続されており、その発光ダイオード14Aの発
光用電力の供給及びホトトランジスタ14Bの検出結果
は全てこの盗難防止回路20によって司られる。制御用
コンピュータ30へ入力される盗難防止用コンピュータ
22からの信号は起動信号であり、スイッチ10が「O
N」状態で制−用コンピュータ30へ電力の供給が始ま
ろうともこの盗難防止用コンピュータ22からの起動信
号が入力されない限り制御用コンピュータ30は起l1
lJ待機状態を維持する。また、スタータモータ50は
前述したリレーR3の接点他方端に接続されており、従
ってリレーR3が励磁されその接点を開成しない限りス
タータモータ50は始動しない。なお、盗難防止用コン
ピュータ22は通常のマイクロコンピュータで構成され
るもので論理演算を実行するCPU22A、その実行手
順であるプログラムを記憶するROM22B1情報の一
時的記憶を行なうRAM22G及び外部とのインターフ
ェイスである入出力ボート(■10ボート)22Dを備
えている。
次に第2図に示すような正規のバーコード6Bが印刷さ
れたイグニッションキー6を用いてイグニッションスイ
ッチ本体4にスタート操作をしたときの盗難防止回路2
0の動作を順を追って説明する。
前述したごとく、イグニッションキー6のキーシリンダ
8への挿入開始と同時にキー挿入スイッチ12が閉成す
るためリレーR1の接点が閉成し、盗難防止回路20の
Tフリップ70ツブ26が起動される。従って、その出
力QはLOWレベルとなりリレーR2が励磁され、該リ
レーR2の閉成する接点を介して定電圧回路24が作動
する。この定電圧回路24は盗難防止用コンピュータ2
2の電源であり、盗難防止用コンピュータ22はROM
22Bに予め記憶されているプログラムに従った処理を
開始する。第4図がそのプログラムのフローチャートで
ある。なお、上記盗難防止用コンピュータ22が起動す
るまでの時間経過は数+ms〜数+l1iiの間であり
、キーシリンダ8への挿入を開始していたイグニッショ
ンキー6は僅かにキーシリンダ8に挿入されたのみで未
だに挿入操作は進行中である。この様な状況下で実行さ
れる第4図のプログラムにより、盗難防止用コンピュー
タ22はまずバーコード検出器14の発光ダイオード1
4Aに接続されているラインをl owレベルに落して
定電圧回路24からの電力を該発光ダイオード14Aに
供給し、バーコード検出器14を作動させる(ステップ
100)。これにより、第2図にて説明したようにバー
コード検出器14はキーシリンダ8に挿入されつつある
イグニッションキー6のバーコード6Bの検出が可能と
なるのである。そして、処理はステップ110へ進み、
変数nをrlにセットし、かつ以後使用するタイマをク
リア(ステップ115)する初期設定がなされる。この
変数nはバーコード6Bの情報長を示す数として利用さ
れるもので、例えばバーコード6Bが6本のバーからな
るものであるときにはそれぞれのバーが示す「1」ある
いはrOJの情報が6つ連続した情報長6の情報となる
。変数nは、これをそれぞれ01目の情報(ADO>、
1番目の情報(ADl)、・・・、5番目の情報(AD
5 )と順次解読するための補助的な役割を果すものと
して使用されるのである。次に、CPU22Aは内蔵す
る前述したタイマをスタートさせ計時を開始しくステッ
プ120) 、ホトトランジスタ14Bから出力が生じ
ているか否かを判断する(ステップ130)。ホトトラ
ンジスタ14Bからの出力とはバーコード6Bのバー以
外の部分(反射部分)が検出されている期間中盗難防止
用コンピュータ22に入力されるものであるから、この
ステップ130ではそのバー以外の部分を検出している
期間に限りステップ140の処理を実行し、上記スター
トしたタイマがオーパフO−4,,ない限り再度ステッ
プ130へ戻りタイマ作動を続けるのである。そして、
バーを検出しホトトランジスタ14Bの出力が無くなる
と処理はステップ150へ進み、上記計時を実行してい
たタイマをストップさせる。そして、このタイマの示し
ている値がT1〜T2の範囲内であるか否かが判断され
(ステップ160)、否定的である場合には次のステッ
プ170にてタイマの示す値がT3〜T4の範囲内であ
るか否かが判断される。このTI 、 T2 。
T3 、T4の関係はTI <T2 <<T3 <T4
の関係式が成立すべく設定されているものである。
これらの範囲T1〜T2 、T3〜T4のいずれにもタ
イマの示す値がないときにはバーコード6Bが未だに検
出範囲にないか、あるいは極めてゆっくりとした動作に
よりイグニッションキー6の挿入動作が行なわれた等の
原因による検出誤りであると判断して、再度ステップ1
10へ戻る。
一方、タイマの示す値がT1〜T2の範囲内であるとき
はステップ200の処理が選択的に実行され、タイマを
クリアしくステップ200)、その後今回のバーコード
の情報がrOJである旨をAQn  (nは今回の情報
長を示す添字である)に設定(ステップ210)すると
ともに変数nを1だけインクリメントする(ステップ2
20)。そして、iがバーコード6Bの全情報長Nと等
しいか否かを判断しくステップ230)、未だに全ての
バーコード6Bを解読していないならば再度ステップ1
20へ処理を戻すのである。
ステップ170でタイマの示す値がT3〜T4の範囲内
であると判断されたときは上記のステップ200〜23
0の処理とほぼ同様の処理が実行される(ステップ30
0〜330)。ただし、このときにはバーコードの示す
情報は「1」である旨をADnに設定するのである。
このようにしてステップ230あるいはステップ330
の処理で全てのバーコード6Bの検出、解読が完了した
と判断されると、ステップ400でそれまでに得られた
バーコードの解読データAD0 、ADl 、AC3、
・・・、ADN−1の内容が予めROM22Bに記憶さ
れているコードと一致するか否かを判断し、解読データ
とコードとが一致する場合には車両走行の許可処理を実
行しくステップ410)、それ以下であれば許可処理を
禁止するのである(ステップ420)。ここでステップ
410で実行する車両走行の許可処理とは、第3図に示
すように盗難防止用コンピュータ22に接続されている
リレーR3に励磁電流を通電し、かつ制御用コンビi−
夕30に起動信号を出力するという2つの作業を指して
いる。
以上、第4図に基づき説明した一連の処理はイグニッシ
ョンキー6がキーシリンダ8に完全に挿入を終了するま
での短時間に実行されるものである。従って、上記動作
の完了後にイグニッションキ−6が回動されて「スター
ト」状態にされるならば、該イグニッションキー6が正
規のバーコード6B付きのものであるときにはスタータ
モータ50への電力供給が実行されるとともに制御用コ
ンピュータ30も各種運転状態センサの検出結果に基づ
いた燃料噴射弁40の駆動制御等を開始し車両は走行可
能状態となるのである。一方、バーコード6Bが正規の
ものでなければ上記のようなスタータモータ40や制御
用コンピュータ30の動作は禁止状態であり、車両の走
行は不能となる。
更に本車両盗難防止回路20は、正規のイグニッション
キー6を用いて上記のように内燃l1IIIaIの始動
が完了したとき次のように動作する。
まず、内燃機関の始動が完了すると、制御用コンピュー
タ30よりエンジン回転信号が供給され、■フリップフ
ロップのT端子がHiahになるためその出力は反転さ
れて端子が)lighとなる。従って、それまで励磁さ
れていたリレーR2の励磁電流は遮断され、定電圧回路
24が電力供給を停止されることになる。すなわち、本
車両盗難防止回路20の主たる電源がその電力供給を停
止されるため、それまでの動作を全て終了する。このよ
うに、全ての動作が終了してもスタータモータ50は車
両内燃vs関の始動後には何ら使用されず、また一旦起
動した制御用コンピュータ30には何ら影響はない。な
お、このとき制御用コンピュータ30の起動信号端子は
抵抗Rによって確実に接地レベルとされ、電気ノイズに
よる制御用コンピュータの誤動作を防ぐ。
以上のごとく構成される本実施例の車両盗難防止装置に
よれば、真正のバーコード6Bが印刷されているイグニ
ッションキ−6を使用しない限り車両は走行不能状態を
継続し、盗難から確実に保護される。しかも、真のイグ
ニッションキー6を保有する車両所有者は通常のイグニ
ッションキー操作を実行するのみで、その他に何らの操
作をすることなく車両を走行可能状態とできるのであり
、極めて操作性に優れている。また、バーコード6Bは
、印刷技術等で容易にイグニッションキー6に付肴でき
るものであり、製造は容易でかつ安価六〇 である。更に、バニコード6Bは21a化されてディジ
タル情報として解読されるので高精度で判定。
でき、しかも多種類のコードが設定できる。このため、
より一層の盗難防止性に優れる。また、車両の走行状態
にあっては車両盗難防止装置は全ての動作を停止し、か
つ制御用コンピュータ30の起動信号端子は接地レベル
とされるため電気ノイズ等でのWA!!1作による車両
の走行停止が完全に回避される。
次に第2実施例について説明する。第5図は第2実施例
の概略斜視図を表わしている。第1実施例と異なる所は
、まず第1にバーコード検出器514の取付は位置が、
キー506がスタート位置にある場合に、そのキー50
6の一面を捉える位置に配置されている点である。
第2に上記バーコード検出器514の内、発光ダイオー
ド514Aは同じであるが、その反射光は、イメージセ
ンサ514Bで検出する点が異なる。
第3に上記キー506の両面にはキー506の差し込み
方向とは直角方向にバーコード506Bが配置されてい
る点が異なる。
第4に盗難防止回路520が異なる。第6図に上記盗難
防止回路520と11il]wJ用コンピュータ530
との電気回路図を示す。まず、この盗難防止回路520
と外部の各種スイッチや制御用コンピュータ530との
接続関係について説明する。スイッチ510は、rON
J状態のとき車載バッテリBTの電力を、ヒユーズFを
介して1,13 ill用コンピュータ530及び燃料
噴射弁540に供給するよう接続されている。また「ス
タート」状態のときには更に第2の接点を介して定電圧
回路524及びリレーR13の接点−万端にバッテリB
T電力を供給する。第1実施例と同様にバーコード検出
器514は盗難防止回路520の定電圧回路524及び
盗難防止用コンピュータ522に接続されており、その
発光ダイオード514Aの発光用電力の供給及びイメー
ジセンサ(COD)514Bの検出結果は全てこの盗難
防止回路520によって司られる。他の回路構成も第1
実施例と同様である。
次に第5図に示すような正規のバーコード506Bが印
刷されたイグニッションキー506を用いてイグニッシ
ョンスイッチ本体504にスタート操作をしたときの盗
難防止回路520の動作を順を追って説明する。イグニ
ッションキー506をキーシリンダ508へ挿入し、「
ON」に経由して「スタート」状態に回動操作すると定
電圧回路524が作動する。この定電圧回路524は盗
難防止用コンピュータ522の電源であり、盗難防止用
コンピュータ522はROM522Bに予め記憶されて
いるプログラムに従った処理を開始する。第7図がその
プログラムの処理内容を表わすフローチャートである。
第7図のフローチャートに示した処理により、盗難防止
用コンピュータ522はまず内蔵するタイマをクリアし
くステップ605)、出力ボート01をlowレベルに
落しておく処理がなされる(ステップ610)。次にC
PU522Aは内蔵するタイマをスタートさせ計時を開
始する(ステップ620)。次にバーコード検出器51
4の発光ダイオード514Aに接続されているラインを
lowレベルに落して定電圧回路524からの電力を該
発光ダイオード514Aに供給し、バーコード検出器5
14を作動させる(ステップ630)。これにより、第
5図にて説明したようにバーコード検出器514はキー
シリンダ508に挿入され回転して「スタート」の位置
で一旦停止したイグニッションキー506のバーコード
506Bの検出が可能となるのである。
次にCCD1lJtll(ステップ640)がなされる
COD制御とは、イメージセンサ514Bの感光面のフ
ォトダイオードからなる画素群を走査し、感光面上の光
の濃淡信号を検出する処理を言う。
次にその検出された1淡信号とIIIコードの濃淡信号
とが一致するか否かが判定される(ステップ650)。
ここで一致しなければ、盗難防止回路520からエンジ
ン制御用コンピユータ530ヘエンジン始動禁止信号が
出力ボート02にて出力される(ステップ660)。こ
の信号を受けてエンジン制御用コンピュータ530は燃
料噴射弁540への通電を以後、噴射のタイミングとな
っても、出力しなくなる。
一方、イメージセンサ514Bにて検出されたバーコー
ド506Bのm炎信号が暗証コードと一致した場合、上
述とは逆にエンジン始動許可の信号がエンジン制御用コ
ンピュータ530へ出力され、以後、エンジン制御用コ
ンピュータ530は噴射タイミングに適合させて、噴射
弁540を駆動することが可能になる。次にタイマがそ
のスタート(ステップ620)から1秒、例えば、0゜
5秒経過したか否かが判定され、経過する以前は、ステ
ップ670を繰り返す。経過すれば、そのタイマを停止
させ(ステップ685)、出力ボート01がHighレ
ベルになり、リレーR13が閉成する。このことにより
、スタータモータ550が回転し、エンジンが始動され
る。
この後、エンジンが動き出し、キー506が、rONJ
の位置にもどれば、盗難防止回路520は作動を停止す
る。
以上のごとく構成される本実施例は、より簡単な構成、
処理にて第1実施例と同様な効果を発揮するものである
[発明の効果] 本発明の車両盗難防止装置は、 車両の所定箇所に所定のスタート・キーによる操作がな
されたとき、前記車両の走行を許可する許可手段を有し
前記車両を盗難から防止する車両盗難防止装置において
、 前記許可手段の許可動作をロックするロック手段と、 前記スタート・キーに付加されるバーコードと、前記車
両の所定箇所に設けられ、前記バーコードの付加された
スタート・キーが前記操作途中であるとき前記バーコー
ドを解読する解読手段と、該解読手段の解読結果が所定
コードと一致するとき、前記ロック手段のロック動作を
解除するロック解除手段と を備えることを特徴とする。
このため真正のスタート・キー以外では、走行不能であ
り、しかも真正のスタート・キー保有者は通常のキー操
作で走行可能となり、優れた操作性を有する。
又、バーコードは多種類コード設定が容易であり、かつ
高精度で判定できるので、一層の盗難防止性に優れてい
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の基本的構成を例示する説明図、第2図
は第1実施例の概略斜視図、第3図は第1実施例の車両
盗難防止装置の電気回路図、第4図はそこで行なわれる
処理のフローチャート、第5図は第2実施例の概略斜視
図、第6図は第2実施例の車両盗難防止装置の電気回路
図、第7図はそこで行なわれる処理のフローチャートを
表わす。 P・・・所定箇所 C・・・許可手段 K・・・スタート・キー C1・・・ロック手段 C2・・・バーコード C3・・・解読手段 C4・・・ロック解除手段 6.506・・・イグニッションキー 6B、506B・・・バーコード 8.508・・・キーシリンダ 14.514・・・バーコード検出器 20.520・・・盗難防止回路 30.530・・・エンジン1lifJ H用コンピュ
ータ40.540・・・燃料噴射弁

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 車両の所定箇所に所定のスタート・キーによる操作がな
    されたとき、前記車両の走行を許可する許可手段を有し
    前記車両を盗難から防止する車両盗難防止装置において
    、 前記許可手段の許可動作をロックするロック手段と、 前記スタート・キーに付加されるバーコードと、前記車
    両の所定箇所に設けられ、前記バーコードの付加された
    スタート・キーが前記操作途中であるとき前記バーコー
    ドを解読する解読手段と、該解読手段の解読結果が所定
    コードと一致するとき、前記ロック手段のロック動作を
    解除するロック解除手段と を備えることを特徴とする車両盗難防止装置。
JP60231996A 1985-07-25 1985-10-16 車両盗難防止装置 Pending JPS6288644A (ja)

Priority Applications (2)

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JP60231996A JPS6288644A (ja) 1985-10-16 1985-10-16 車両盗難防止装置
US06/888,921 US4749873A (en) 1985-07-25 1986-07-24 Anti-theft device for an automobile

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60231996A JPS6288644A (ja) 1985-10-16 1985-10-16 車両盗難防止装置

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6456250A (en) * 1987-08-25 1989-03-03 Honda Motor Co Ltd Vehicle burglar-proof device
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US6133649A (en) * 1995-03-28 2000-10-17 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Vehicle anti-theft system and method using switching device provided in the vehicle

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