JPS6286288A - 梯子装置における梯子の収納体 - Google Patents
梯子装置における梯子の収納体Info
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- JPS6286288A JPS6286288A JP22483385A JP22483385A JPS6286288A JP S6286288 A JPS6286288 A JP S6286288A JP 22483385 A JP22483385 A JP 22483385A JP 22483385 A JP22483385 A JP 22483385A JP S6286288 A JPS6286288 A JP S6286288A
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- E06C—LADDERS
- E06C1/00—Ladders in general
- E06C1/02—Ladders in general with rigid longitudinal member or members
- E06C1/04—Ladders for resting against objects, e.g. walls poles, trees
- E06C1/08—Ladders for resting against objects, e.g. walls poles, trees multi-part
- E06C1/12—Ladders for resting against objects, e.g. walls poles, trees multi-part extensible, e.g. telescopic
- E06C1/125—Ladders for resting against objects, e.g. walls poles, trees multi-part extensible, e.g. telescopic with tubular longitudinal members nested within each other
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、上下階を仕切る床面に装備され、所望時に
階下に吊下される操作索を操作して梯子を降下させ、上
下階間の往来を可能にした梯子装置における梯子の収納
体に関し、特に非常時の避難装置としても使用可能な梯
子装置における梯子の収納体に関するものである。
階下に吊下される操作索を操作して梯子を降下させ、上
下階間の往来を可能にした梯子装置における梯子の収納
体に関し、特に非常時の避難装置としても使用可能な梯
子装置における梯子の収納体に関するものである。
従来、この種の梯子装置は、避難装置として種々のもの
が階下まで降下させるものとしては、第12図に示すも
のが提案されている。
が階下まで降下させるものとしては、第12図に示すも
のが提案されている。
すなわちこの従来例は、階下に吊下される操作索lを下
方に引くことにより、収納体2の下部開口3aを閉塞し
ている下蓋4の係止を解除し、該下蓋4をその自重で下
方に回動状に開放した後、梯子5を適宜手段により(こ
の例においては他の操作索I′を引いて梯子5の係止を
解除して)階下に降下させるように構成されている。
方に引くことにより、収納体2の下部開口3aを閉塞し
ている下蓋4の係止を解除し、該下蓋4をその自重で下
方に回動状に開放した後、梯子5を適宜手段により(こ
の例においては他の操作索I′を引いて梯子5の係止を
解除して)階下に降下させるように構成されている。
しかし、このような梯子装置を用いて階下から上階に移
動するに際し梯子を登って上階に達してもまだ上蓋が閉
じた状態となっているので、さらにこの後、梯子5に掴
まった不安定な姿勢で上蓋6を上方に開放する必要があ
り、このような動作は、安全性を著しく低下させる原因
となり、とりわけ、該梯子装置を避難装置として使用す
る場合には、避難者のあせりから不l#、の事故を誘発
する原因となる点か指摘されるに至っている。
動するに際し梯子を登って上階に達してもまだ上蓋が閉
じた状態となっているので、さらにこの後、梯子5に掴
まった不安定な姿勢で上蓋6を上方に開放する必要があ
り、このような動作は、安全性を著しく低下させる原因
となり、とりわけ、該梯子装置を避難装置として使用す
る場合には、避難者のあせりから不l#、の事故を誘発
する原因となる点か指摘されるに至っている。
一方、このような問題は、下蓋4の開放に伴い上蓋6が
同時に開放しないことに起因するものであるから、上記
上下蓋C,1丈−11・、71メ−i−害!ニーへ1
で二市自n1千1啼 L+雫 し11偽ηシ→1づヒ2
プ しがてきるようにも思われるが、上蓋6は操作索1
の下方への操作方向と逆方向に移動し、該上蓋6が下蓋
4に比して種々の荷重を受けるために強固に形成され、
一般に重量が重いことから、下蓋4の自重だけてはその
開放は不可能で、操作索1に多大の操作力を与える必要
が生じ、その操作が容易でないという欠点を有している
。
同時に開放しないことに起因するものであるから、上記
上下蓋C,1丈−11・、71メ−i−害!ニーへ1
で二市自n1千1啼 L+雫 し11偽ηシ→1づヒ2
プ しがてきるようにも思われるが、上蓋6は操作索1
の下方への操作方向と逆方向に移動し、該上蓋6が下蓋
4に比して種々の荷重を受けるために強固に形成され、
一般に重量が重いことから、下蓋4の自重だけてはその
開放は不可能で、操作索1に多大の操作力を与える必要
が生じ、その操作が容易でないという欠点を有している
。
本発明は、このような事情に対処してなされたものであ
って、階下からの操作により上下蓋6.4を連動させて
開放させることにより、安全性の向上を図り、さらにそ
の際の操作索1の操作力を低減させ、操作を容易にした
梯子装置における梯子の収納体を提供することを目的と
する。
って、階下からの操作により上下蓋6.4を連動させて
開放させることにより、安全性の向上を図り、さらにそ
の際の操作索1の操作力を低減させ、操作を容易にした
梯子装置における梯子の収納体を提供することを目的と
する。
本発明による梯子装置における収納体は、実施例に対応
する第1図及び第2図に示すように、上下階を仕切る床
面7に穿設された後部8に嵌合固定され、内部に伸縮あ
るいは折り畳み可能な梯子5を収納する収納枠2と、こ
の収納枠2の下部開口3aを閉塞する下M4と、上記収
納体2の上部開口3bを閉塞し、下蓋4と連動して作動
する上M6とを有して構成されている。
する第1図及び第2図に示すように、上下階を仕切る床
面7に穿設された後部8に嵌合固定され、内部に伸縮あ
るいは折り畳み可能な梯子5を収納する収納枠2と、こ
の収納枠2の下部開口3aを閉塞する下M4と、上記収
納体2の上部開口3bを閉塞し、下蓋4と連動して作動
する上M6とを有して構成されている。
そして、上記上蓋6は、階下に吊下された操作索1を下
方に引くことにより上方に開放されるように構成されて
いるが、この時、下蓋4は、一端部が収納枠2の内壁に
固定されたステイダンバ9により開放方向に付勢される
ようになっている。
方に引くことにより上方に開放されるように構成されて
いるが、この時、下蓋4は、一端部が収納枠2の内壁に
固定されたステイダンバ9により開放方向に付勢される
ようになっている。
収納体における下M4は、該下蓋4のみであれば、その
自重で下方に開放し、さらに、上記下蓋4と上蓋6とを
連動させるようにしたとしても、階上から抜上M6を引
き上げて開放するように構成する場合には、前屈みの姿
勢から自然な姿勢に移行させることに該動作が行われる
ので、その開放は比較的用容易である。
自重で下方に開放し、さらに、上記下蓋4と上蓋6とを
連動させるようにしたとしても、階上から抜上M6を引
き上げて開放するように構成する場合には、前屈みの姿
勢から自然な姿勢に移行させることに該動作が行われる
ので、その開放は比較的用容易である。
しかし、階下から操作索1を操作して、該操作索1によ
り伝達される引張力を上蓋6の上方へ開放力に変換して
上M6を開放させる場合には、抜上M6を持ち上げる力
を引張力として与えなければならないので、一般にその
操作力は大きくなり、上下蓋の同時開放を困難なものと
していた。
り伝達される引張力を上蓋6の上方へ開放力に変換して
上M6を開放させる場合には、抜上M6を持ち上げる力
を引張力として与えなければならないので、一般にその
操作力は大きくなり、上下蓋の同時開放を困難なものと
していた。
本発明は、この操作力の一部をスティダンパ9により補
償することにより、全体の操作力を減少させて、上下蓋
の同時開放を可能とし、使い勝手の良い梯子装置を提供
するものである。
償することにより、全体の操作力を減少させて、上下蓋
の同時開放を可能とし、使い勝手の良い梯子装置を提供
するものである。
以下、本発明の望ましい実施例を添付図面に基づいて詳
細に説明する。
細に説明する。
第1図以下において、本発明による収納体を使用した梯
子装置の実施例が示されている。
子装置の実施例が示されている。
この実施例における上M6及び下蓋11は、収納枠2の
内壁に枢軸IOをちって回動可能に1区着され、該枢軸
10まわりに回動することにより、収納枠2の上部及び
下部開口3b、3aを開閉するようになっている。
内壁に枢軸IOをちって回動可能に1区着され、該枢軸
10まわりに回動することにより、収納枠2の上部及び
下部開口3b、3aを開閉するようになっている。
これら上蓋6と下蓋11とは、リンク装置11を介して
連結され、上蓋6の開放動に連動して下蓋4ち同時に開
放するように構成される。
連結され、上蓋6の開放動に連動して下蓋4ち同時に開
放するように構成される。
この実施例におけるリンク装置11は、第3図に示すよ
うに、上蓋6に一端を枢着した操作リンクllaの他端
部を、屈曲部において、収納枠2内壁に回動可能に枢着
したベルクランク11bの一端部に連結するとともに、
このベルクランクllbの他端部に、一端部を下蓋4の
裏面に枢着した連結リンクIlcの他端部を連結して構
成されている。
うに、上蓋6に一端を枢着した操作リンクllaの他端
部を、屈曲部において、収納枠2内壁に回動可能に枢着
したベルクランク11bの一端部に連結するとともに、
このベルクランクllbの他端部に、一端部を下蓋4の
裏面に枢着した連結リンクIlcの他端部を連結して構
成されている。
したかって、このリンク装置11は、上蓋6の回動に伴
い第4図に示すように、ベルクランクllbが左方向に
回動し、連♀古’l’/’711ρに+i]Tス、1ん
T−f:r−Lm l 、ジ5y−L+−レ11 ラ
に下蓋4に開放動作を与える。
い第4図に示すように、ベルクランクllbが左方向に
回動し、連♀古’l’/’711ρに+i]Tス、1ん
T−f:r−Lm l 、ジ5y−L+−レ11 ラ
に下蓋4に開放動作を与える。
なお、第3図及び第4図において、12はストッパを示
すもので、上蓋6の開放位置からさらにベルクランクl
lbが左方向に回動して、再び上蓋6が閉じてしまうの
を防止するために設けられ、第4図における枢着点13
,14.15が一直線上に乗る位置(第4図において鎖
線で示される位置)から僅かにベルクランクllbが左
回動した位置において、該ストッパ12が作動するよう
にして、上蓋6に閉蓋方向の力が加わっても該上蓋6が
閉じないようにされている。
すもので、上蓋6の開放位置からさらにベルクランクl
lbが左方向に回動して、再び上蓋6が閉じてしまうの
を防止するために設けられ、第4図における枢着点13
,14.15が一直線上に乗る位置(第4図において鎖
線で示される位置)から僅かにベルクランクllbが左
回動した位置において、該ストッパ12が作動するよう
にして、上蓋6に閉蓋方向の力が加わっても該上蓋6が
閉じないようにされている。
一方、ステーダンパ9は、第5図に示すように、その一
端部が下M4の略中央部の枢着点16に枢着されるとと
もに、その他端部が下蓋4の枢軸IOの位置から適宜距
離を隔てた枢着点17において収納枠2の内壁に連結さ
れるが、その連結位置及びステーダンパ9のストローク
は、第5図に示すように上記下蓋4の閉止位置と開放位
置とにおける16.17間の距離の変化(△L)を考虜
して適宜選定使用される。
端部が下M4の略中央部の枢着点16に枢着されるとと
もに、その他端部が下蓋4の枢軸IOの位置から適宜距
離を隔てた枢着点17において収納枠2の内壁に連結さ
れるが、その連結位置及びステーダンパ9のストローク
は、第5図に示すように上記下蓋4の閉止位置と開放位
置とにおける16.17間の距離の変化(△L)を考虜
して適宜選定使用される。
また、ステーダンパ9の反発力は、上蓋6の自重等によ
る閉止方向のトルク(第6図(a)におけるTu)が、
該スティダンパ9の反発力及び下蓋4の自重による上蓋
6の開放方向のトJ17々T、=Il;”、V 丁、
/ IA I 、 T:’、 l−) ”T:葛A 小
rj’il dib+I−(’4t A NS lk
l lンクllaの部材力)を下回らないように考慮し
つつ適宜に設定することか可能であるが、この実施例の
ように、上記枢着点13と14との延長線より枢軸10
の位置を上方に位置させることにより、下蓋4の自重及
びステーダンパ9による下蓋4の回動力が、T+、 −
F L X L 1の上蓋6の閉止トルクを発生させる
ようにリンク装置11を構成するのが望ましい(第6図
(b)参照)。
る閉止方向のトルク(第6図(a)におけるTu)が、
該スティダンパ9の反発力及び下蓋4の自重による上蓋
6の開放方向のトJ17々T、=Il;”、V 丁、
/ IA I 、 T:’、 l−) ”T:葛A 小
rj’il dib+I−(’4t A NS lk
l lンクllaの部材力)を下回らないように考慮し
つつ適宜に設定することか可能であるが、この実施例の
ように、上記枢着点13と14との延長線より枢軸10
の位置を上方に位置させることにより、下蓋4の自重及
びステーダンパ9による下蓋4の回動力が、T+、 −
F L X L 1の上蓋6の閉止トルクを発生させる
ようにリンク装置11を構成するのが望ましい(第6図
(b)参照)。
さらに、この実施例においては、操作索1は第1図に示
すように、チェーン状に形成され、収納枠2の下部内側
壁に形成されたガイド18を挿通した後、下蓋4と収納
枠2との隙間を通って一端部が階下に至っているととも
に、その他端部は、上記収納枠2の上部内壁に回動自在
に枢着されたレバー19に連結されている。
すように、チェーン状に形成され、収納枠2の下部内側
壁に形成されたガイド18を挿通した後、下蓋4と収納
枠2との隙間を通って一端部が階下に至っているととも
に、その他端部は、上記収納枠2の上部内壁に回動自在
に枢着されたレバー19に連結されている。
このレバー19は、一端部に上蓋6の裏面に該当する当
接部19aを有し、第7図において鎖線で示すように、
操作索1を下方に引くことにより右方向に回動し、その
当接部19aにより上蓋6を上方に撥ね上げるようにな
っている。
接部19aを有し、第7図において鎖線で示すように、
操作索1を下方に引くことにより右方向に回動し、その
当接部19aにより上蓋6を上方に撥ね上げるようにな
っている。
なお、その操作索1により上M6を上方に回動させるに
は、この他に例えば、操作索1により上蓋6の枢軸10
を回転させる等、種々の機構を使用することができるが
、本実施例や、あるいは第8図に示すようなレージ−ト
ング状の撥ね上げ機構を使用する場合には、上蓋6か完
全に開放位置(こ達するまて上蓋6と当接部19aを当
接させることができないので、上蓋6が一定位置に達し
た後は上蓋6が自動的に開放位置まで移動するように、
例えば第6図(C)において上記撥ね上げ機構による上
蓋6の移動位置におけるL2がTU < TL = F
LX L 2、すなわち、L2>TO/FLとなるよう
に、リンク装置11における各リンクの長さ及び枢着位
置を設定すればよい。
は、この他に例えば、操作索1により上蓋6の枢軸10
を回転させる等、種々の機構を使用することができるが
、本実施例や、あるいは第8図に示すようなレージ−ト
ング状の撥ね上げ機構を使用する場合には、上蓋6か完
全に開放位置(こ達するまて上蓋6と当接部19aを当
接させることができないので、上蓋6が一定位置に達し
た後は上蓋6が自動的に開放位置まで移動するように、
例えば第6図(C)において上記撥ね上げ機構による上
蓋6の移動位置におけるL2がTU < TL = F
LX L 2、すなわち、L2>TO/FLとなるよう
に、リンク装置11における各リンクの長さ及び枢着位
置を設定すればよい。
一方、このような収納体には、例えば、縄梯子あるいは
折り畳み式の梯子等積々のものを収納することが可能で
あるか、第1図及び第2図に示す実施例においては、下
端にそれぞれ踏み板20a 、20b・・、20jを有
する径の異なる複数個の横断面楕円形の中空摺動杆21
a、21b・・、21jを順次テレスコープ状に嵌合連
設して構成され、その上端部において収納枠2の上部内
側壁に固定されて吊持保持されるとともに、上下蓋6.
4の閉止状態において、各中空摺動杆21a、21b・
・が互いに挿入しあった短寸の状態となるものが収納さ
れ、その操作性を向上させるために、この梯子下蓋6,
4の開放動に連動して階下に向かって降下するようにさ
れている(第2図参照)。
折り畳み式の梯子等積々のものを収納することが可能で
あるか、第1図及び第2図に示す実施例においては、下
端にそれぞれ踏み板20a 、20b・・、20jを有
する径の異なる複数個の横断面楕円形の中空摺動杆21
a、21b・・、21jを順次テレスコープ状に嵌合連
設して構成され、その上端部において収納枠2の上部内
側壁に固定されて吊持保持されるとともに、上下蓋6.
4の閉止状態において、各中空摺動杆21a、21b・
・が互いに挿入しあった短寸の状態となるものが収納さ
れ、その操作性を向上させるために、この梯子下蓋6,
4の開放動に連動して階下に向かって降下するようにさ
れている(第2図参照)。
すなわち、この実施例に係る梯子装置は、第9図に示す
ように、緩降装置■くと、スプリングにより反時計方向
まわりに付勢された係止解除レバー23、連結杆24及
び補助リンク25からなる連結装置りとを有し、第9図
(b)に示すように、下蓋4に回動可能に枢着されたフ
ック部材22の係合切欠部22aが、下蓋4の閉止状態
においてこの下蓋4上に載置され、連結杆24との連結
部位にて屈曲して収納される補助リンク25の係合ビン
25aと係合して連結杆24を介して係止解除レバー2
3を第9図(a)において鎖線位置から実線位置まで移
行させることにより、係止装置Kに解除動作を与え、上
記梯子5が階下に向かって降下するようになっている。
ように、緩降装置■くと、スプリングにより反時計方向
まわりに付勢された係止解除レバー23、連結杆24及
び補助リンク25からなる連結装置りとを有し、第9図
(b)に示すように、下蓋4に回動可能に枢着されたフ
ック部材22の係合切欠部22aが、下蓋4の閉止状態
においてこの下蓋4上に載置され、連結杆24との連結
部位にて屈曲して収納される補助リンク25の係合ビン
25aと係合して連結杆24を介して係止解除レバー2
3を第9図(a)において鎖線位置から実線位置まで移
行させることにより、係止装置Kに解除動作を与え、上
記梯子5が階下に向かって降下するようになっている。
この緩降装置■くは、第1O図に示すように、梯子5の
最上位の中空摺動杆21aに固定された2つの軸受板2
6.26と、この軸受板2Gに回転可能に支持された駆
動軸27と、この駆動軸27に固定され、かつ一端にブ
レーキ板28を一体的に取付けて最上位の中空摺動杆2
1a内に位置されるトラム29と、このトラム29の一
列に設けたブレーキ板28の外側に位置され、裾部30
がやや拡張されている断面略馬蹄形を有し、駆動軸27
にやや偏心して遊嵌されているバネ座33と、駆動軸2
7のネジ部34に螺合され、該駆動軸27の回転に伴っ
てその軸方向に移動できるように、外周に一体的に形成
された突起3Saを軸受板26の案ナツト35との間に
介在されたスプリング36と、ラチェツ1−1=%構M
とからなり、上記係止レバー23によりラチェット機構
Mの噛合レバー37を下方に押して、該ラチェット機構
N1のラチェット38との吻合を、第10図(C)にお
いて鎖線で示すように解除すると、一端部を最下位の中
空摺動杆2Fに連結してドラム29に巻きつけられたワ
イヤーロープ39が該中空摺動杆21a。
最上位の中空摺動杆21aに固定された2つの軸受板2
6.26と、この軸受板2Gに回転可能に支持された駆
動軸27と、この駆動軸27に固定され、かつ一端にブ
レーキ板28を一体的に取付けて最上位の中空摺動杆2
1a内に位置されるトラム29と、このトラム29の一
列に設けたブレーキ板28の外側に位置され、裾部30
がやや拡張されている断面略馬蹄形を有し、駆動軸27
にやや偏心して遊嵌されているバネ座33と、駆動軸2
7のネジ部34に螺合され、該駆動軸27の回転に伴っ
てその軸方向に移動できるように、外周に一体的に形成
された突起3Saを軸受板26の案ナツト35との間に
介在されたスプリング36と、ラチェツ1−1=%構M
とからなり、上記係止レバー23によりラチェット機構
Mの噛合レバー37を下方に押して、該ラチェット機構
N1のラチェット38との吻合を、第10図(C)にお
いて鎖線で示すように解除すると、一端部を最下位の中
空摺動杆2Fに連結してドラム29に巻きつけられたワ
イヤーロープ39が該中空摺動杆21a。
2+、b・・、21Jの自重で巻き出され、梯子5の階
下が開始する。
下が開始する。
この時、梯子5の降下開始の初期においては、梯子5の
降下に惰性を与えるために、ドラム29とバネ座金33
は共に回転するが、バネ座金33は、僅かに回転した後
、その裾部30か中空摺動杆21aの内壁に当接して〈
第10図(b)参照)回転を停止する。
降下に惰性を与えるために、ドラム29とバネ座金33
は共に回転するが、バネ座金33は、僅かに回転した後
、その裾部30か中空摺動杆21aの内壁に当接して〈
第10図(b)参照)回転を停止する。
この状態において、ナツト35により圧縮されているス
プリング36で押圧されたブレーキ板28はバネ座金3
3に強く圧接される結果、駆動軸27は回転を抑制され
、その結果梯子5の降下速度が制御されるが、このブレ
ーキ板28とハネ座金33との圧接に抗して、自重によ
り梯子5がさらに降下されると、駆動軸27の回転にし
たがって、案内溝26aに突起35aを噛合しているナ
ツト35は、バネ座金33から遠ざかる方向に摺動され
、ナツト35はスプリング36の圧線力を低下させるこ
とにより、ハネ座金33七ブレーキ板28との摩擦抵抗
が徐々に低下し、駆動軸27は漸次回転速度を上げ、梯
子5は降下を助長されるとともに、遂にはブレーキ板2
8とハネ座金33との摩擦抵抗が消失され、梯子5は自
由落下するようになっている。
プリング36で押圧されたブレーキ板28はバネ座金3
3に強く圧接される結果、駆動軸27は回転を抑制され
、その結果梯子5の降下速度が制御されるが、このブレ
ーキ板28とハネ座金33との圧接に抗して、自重によ
り梯子5がさらに降下されると、駆動軸27の回転にし
たがって、案内溝26aに突起35aを噛合しているナ
ツト35は、バネ座金33から遠ざかる方向に摺動され
、ナツト35はスプリング36の圧線力を低下させるこ
とにより、ハネ座金33七ブレーキ板28との摩擦抵抗
が徐々に低下し、駆動軸27は漸次回転速度を上げ、梯
子5は降下を助長されるとともに、遂にはブレーキ板2
8とハネ座金33との摩擦抵抗が消失され、梯子5は自
由落下するようになっている。
一方、この降下状態から梯子5を巻き上げるには、まず
、係止解除レバー23をさらに下方に押圧すると、第9
図(C)に示すように、連結杆24を介して補助リンク
25が下方に降下するとともに、フック部材22がその
自重で時計方向に回転して、下蓋4に固着されたフック
部材22の係合切欠部22aと、補助リンク25の係合
ピン25aとの係合が解除され、さらに補助リンク25
が降下すると、該補助リンクの斜面25bがフック部材
22の肩部22bに当接した後、上記係合ピン25aが
フック部材22の斜面22cの下方に位置するまで、反
時計方向に回動する(第9図(d))。
、係止解除レバー23をさらに下方に押圧すると、第9
図(C)に示すように、連結杆24を介して補助リンク
25が下方に降下するとともに、フック部材22がその
自重で時計方向に回転して、下蓋4に固着されたフック
部材22の係合切欠部22aと、補助リンク25の係合
ピン25aとの係合が解除され、さらに補助リンク25
が降下すると、該補助リンクの斜面25bがフック部材
22の肩部22bに当接した後、上記係合ピン25aが
フック部材22の斜面22cの下方に位置するまで、反
時計方向に回動する(第9図(d))。
この後係止解除レバー23から手を離すと、該係止解除
レバー23はスプリングにより上方に回動して原位置に
復帰し、この時補助リンク25の係合ピン25aはフッ
ク部材22の斜面22cにガイドされて、下M4とは別
個に上方に移動し、下蓋4の開放状態において、係止解
除レバー23が原位置に復帰する。
レバー23はスプリングにより上方に回動して原位置に
復帰し、この時補助リンク25の係合ピン25aはフッ
ク部材22の斜面22cにガイドされて、下M4とは別
個に上方に移動し、下蓋4の開放状態において、係止解
除レバー23が原位置に復帰する。
この後、緩降装置にの駆動軸27の一端にハンドル41
を装着し、この駆動軸27を回転させることにより、梯
子51よりイヤロープ39の巻き上げに伴って、上昇し
、収納枠2に収納されるのである。
を装着し、この駆動軸27を回転させることにより、梯
子51よりイヤロープ39の巻き上げに伴って、上昇し
、収納枠2に収納されるのである。
なお、第1O図にはスプリング36によって駆動軸27
の回転を抑制するタイプの緩降装置Kが示されているが
、この他に種々のものを使用することができ、例えば、
第11図に示すように錘42を利用して娠子調速機のよ
うに構成したものであっても良い(特公昭55−146
56号公報参照)。
の回転を抑制するタイプの緩降装置Kが示されているが
、この他に種々のものを使用することができ、例えば、
第11図に示すように錘42を利用して娠子調速機のよ
うに構成したものであっても良い(特公昭55−146
56号公報参照)。
以上の説明から明らかなように、本発明による梯子装置
における梯子の収納体によれば、上蓋と下蓋とを連動さ
せ、かつ上蓋の重量による該上蓋の閉止トルクを下蓋に
装備したステイダンバによりFM償するようにしたので
、少ない操作力で上下蓋の開放を同時に行うことができ
、不自然な姿勢で上蓋を開放することが必要なくなり、
その安全性を向上させることができる。
における梯子の収納体によれば、上蓋と下蓋とを連動さ
せ、かつ上蓋の重量による該上蓋の閉止トルクを下蓋に
装備したステイダンバによりFM償するようにしたので
、少ない操作力で上下蓋の開放を同時に行うことができ
、不自然な姿勢で上蓋を開放することが必要なくなり、
その安全性を向上させることができる。
第1図は本発明による梯子装置における梯子の収納体を
使用した梯子装置を示す側面断面図、 第2図はその使用状態を示す正面断面図、第3図は第1
図に示した実施例に使用されるリンク装置を示す側面断
面図、 第、1図はこのリンク装置の作動状態を示す一部側面図
、第5図はステイダンバの作動状態を示す一部側面図、
第6図はリンク装置の力学モデルを示す概念図、第7図
(a)は上蓋の撥ね上げ機構を示す断面図、第7図(b
)は第7図(a)の■B方向矢視図、第8図(a)はそ
の変形例を示す要部側面図、第8図(b)は第8図(a
)の〜’I[[B方向矢視図、第9図(a)は連結装置
を示すfll11面図、第9図(b)は連結装置と下蓋
との係合状態を示す要部側面図、第9図(C)、(d)
は連結装置と下蓋との係合を解除する状態を示す要部側
面図、 第1O図(a)は緩降装置を示す平面図、第1O図(b
)は第10図(a)ノXB−XB線断面図第10図(C
)は第1O図(a)のXC方向矢視図、第11図(a)
は緩降装置の変形例を示す平面図、第11図(b)は第
11図(a)ノX I B −X I B m断面図、
第12図は従来例を示す断面図である。 3a・・・下部開口 3b・・・上部開口
lト・・下蓋 5・・・梯子6・・・
上蓋 7・・・床面訃・・孔部
9・・・ステーダンパ第1図 A ト1 第3図 コO4 第4図 第5図 工16 (a) 第6図 (a) 第11図 (b)
使用した梯子装置を示す側面断面図、 第2図はその使用状態を示す正面断面図、第3図は第1
図に示した実施例に使用されるリンク装置を示す側面断
面図、 第、1図はこのリンク装置の作動状態を示す一部側面図
、第5図はステイダンバの作動状態を示す一部側面図、
第6図はリンク装置の力学モデルを示す概念図、第7図
(a)は上蓋の撥ね上げ機構を示す断面図、第7図(b
)は第7図(a)の■B方向矢視図、第8図(a)はそ
の変形例を示す要部側面図、第8図(b)は第8図(a
)の〜’I[[B方向矢視図、第9図(a)は連結装置
を示すfll11面図、第9図(b)は連結装置と下蓋
との係合状態を示す要部側面図、第9図(C)、(d)
は連結装置と下蓋との係合を解除する状態を示す要部側
面図、 第1O図(a)は緩降装置を示す平面図、第1O図(b
)は第10図(a)ノXB−XB線断面図第10図(C
)は第1O図(a)のXC方向矢視図、第11図(a)
は緩降装置の変形例を示す平面図、第11図(b)は第
11図(a)ノX I B −X I B m断面図、
第12図は従来例を示す断面図である。 3a・・・下部開口 3b・・・上部開口
lト・・下蓋 5・・・梯子6・・・
上蓋 7・・・床面訃・・孔部
9・・・ステーダンパ第1図 A ト1 第3図 コO4 第4図 第5図 工16 (a) 第6図 (a) 第11図 (b)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 上下階を仕切る床面に穿設された孔部に嵌合固定され、
内部に伸縮可能な梯子を収納する収納枠の上下開口を相
互に連動する上下蓋にて開閉可能に閉塞し、 階下に吊下された操作索の操作により、上記上蓋を開放
するとともに、下蓋を、一端部を収納枠の内壁に固定し
たステーダンパにより開放方向に付勢したことを特徴と
する梯子装置における梯子の収納体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22483385A JPS6286288A (ja) | 1985-10-11 | 1985-10-11 | 梯子装置における梯子の収納体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22483385A JPS6286288A (ja) | 1985-10-11 | 1985-10-11 | 梯子装置における梯子の収納体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6286288A true JPS6286288A (ja) | 1987-04-20 |
JPH0510478B2 JPH0510478B2 (ja) | 1993-02-09 |
Family
ID=16819896
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22483385A Granted JPS6286288A (ja) | 1985-10-11 | 1985-10-11 | 梯子装置における梯子の収納体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6286288A (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5290196A (en) * | 1976-01-26 | 1977-07-28 | Naka Tech Lab | Escaping device |
JPS59144463A (ja) * | 1983-02-08 | 1984-08-18 | 株式会社ナカ技術研究所 | 建物用避難装置 |
JPS6069140U (ja) * | 1983-10-18 | 1985-05-16 | 株式会社目黒防災 | 避難口装置 |
JPS60123694A (ja) * | 1983-12-06 | 1985-07-02 | 株式会社ナカ技術研究所 | 建物に使用される避難装置 |
-
1985
- 1985-10-11 JP JP22483385A patent/JPS6286288A/ja active Granted
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5290196A (en) * | 1976-01-26 | 1977-07-28 | Naka Tech Lab | Escaping device |
JPS59144463A (ja) * | 1983-02-08 | 1984-08-18 | 株式会社ナカ技術研究所 | 建物用避難装置 |
JPS6069140U (ja) * | 1983-10-18 | 1985-05-16 | 株式会社目黒防災 | 避難口装置 |
JPS60123694A (ja) * | 1983-12-06 | 1985-07-02 | 株式会社ナカ技術研究所 | 建物に使用される避難装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0510478B2 (ja) | 1993-02-09 |
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