JPS628555Y2 - - Google Patents

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JPS628555Y2
JPS628555Y2 JP17683380U JP17683380U JPS628555Y2 JP S628555 Y2 JPS628555 Y2 JP S628555Y2 JP 17683380 U JP17683380 U JP 17683380U JP 17683380 U JP17683380 U JP 17683380U JP S628555 Y2 JPS628555 Y2 JP S628555Y2
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JP17683380U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、電気光学的表示装置、即ち上基板と
下基板との空間に液晶物質など表示媒体を封入
し、各基板表面に配した電極に駆動信号を印加す
ることにより任意の表示をなす表示装置を有した
時計における該表示装置の配置構造に関する。
従来、この種の表示装置を有した時計は、言わ
ゆるデジタル時計として一般に普及している。し
かし、この種の時計の表示部は、昔から用いられ
ている針体時計に比べ、立体感のない表示装置で
言わば奥ゆきのない平担な表示をもたらすもので
あり、使用者にとり見にくく、且つデザイン上使
用者への訴え掛け力に乏しいものであつた。又、
前述のような表示装置において、少しでも立体感
を創り出そうと、多層表示装置(多層表示パネ
ル)と称するものがあつた。この多層表示装置
は、独立的ではあるが一つの基板を共通使用して
2つの表示装置を構成するもので、各表示装置を
高さ方向に積層させて構成しており、例えば上層
の表示装置にて時刻表示を、下層の表示装置にて
カレンダー(暦)表示を行なうように切替表示す
るものであつた。しかしこの多層表示装置におい
ては、下層の表示装置が点灯表示されるとき、上
層の表示装置を介して使用者が観察することにな
り、上層の上基板や下基板等により下層の表示が
暗くなつてしまうものであつた。
本考案は、このような欠点を鑑み、表示装置を
平面的に独立して複数個設け、且つ各々の表示位
置高さを異ならせるよう構成することにより、立
体的な、奥行きのある表示を可能とし、且つ各々
の独立した表示装置の表示を明るく、見やすくし
たものである。即ち本考案の要旨は、上方表示装
置20と下方表示装置23とが積層されて電気光
学的表示装置25が形成され、前記上方表示装置
20は、中央に開孔7aが形成されているリング
状の上基板7と、上基板7の下方に対向配置され
る中基板8と、上基板7と中基板8に挟持され中
央側及び外周側にそれぞれ配置されたシール部材
15,16と、上基板4、中基板8、各シール部
材15,16により囲まれた空隙部18に封入さ
れる液晶物質18aなど表示媒体とを有してリン
グ状の表示部20aが形成されており、前記下方
表示装置23は、前記中基板8と、中基板8の下
方に対向配置される下基板9と、中基板8及び下
基板9との間に挟持され外周側に配置されたシー
ル部材17と、中基板8、下基板9、シール部材
17により囲まれる空隙部21に封止される液晶
物質21aなど表示媒体とを有し前記開孔7aに
臨むように表示部23aが形成されており、前記
上基板7の前記開孔7a周囲の上面には前記表示
部20aと表示部23aの境界を定める凹凸状の
境界面7bが設けられており、この境界面7bの
下部に上方表示装置20の内側のシール部材15
と下方表示装置23のシール部材17と下方表示
装置23の外部接続用導電部材22とが配置され
てなることを特徴とする電気光学的表示時計であ
る。
以下、本考案を図面に示した実施例に基づいて
詳細に説明する。
第1図は一実施例における平面図、第2図は第
1図のA−A断面拡大図である。各図において、
1は胴、2はカバーガラス、3はプラスチツク等
よりなる防水パツキン、4は胴1に螺合されてい
る裏ブタ、5は水晶振動子、IC回路、電池等を
内蔵したモジユール、6はプラスチツクからなる
中枠で、下方の弾性爪部6aでモジユール5の外
周壁を挟持し、且つ胴1にモジユール5を位置決
めしている。この爪部6aの下面は裏ブダ5の外
周内壁上面4aにて上方に押圧されているもので
ある。この中枠4の上方には上方爪部6bが構成
され、その径方向の弾性作用により、電子光学的
表示装置25を支持している。ここで電子光学的
表示装置25を詳述する。第3図はこの電子光学
的表示装置25部周辺の断面図である。7はリン
グ状の上基板、8は中基板、9は下基板で、それ
ぞれソーダガラス、プラスチツクなどの透明体か
らなる。10は上基板7に接合された上偏光板、
11はリング状に形成され中基板8下面に接合さ
れた中偏光板、12は下基板9下面に接合された
下偏光板である。13は中偏光板11裏面に取り
付けられたリング状の中反射板、14は下偏光板
12裏面に取り付けられた下反射板である。1
5,16,17はシール部材で、中央側のシール
部材15、外周側のシール部材16により上基板
7と中基板8との空隙部18が密封され、この空
隙部18内にネマチイクの液晶物質18aが封止
される。しかもこの空隙部18における各基板内
面に任意のパターン配列された電極が配線され、
外方導電ゴム19により周知の如くモジユール5
の回路に導通している。この空隙部18の平面領
域内に前述の中偏光板11、中反射板13が配置
され、こうして空隙部18領域が上方表示装置2
0の表示部20aを構成する。同様に、外周側に
配置されたシール部材17により中基板8と下基
板9が密封され、その空隙部21内に前述の液晶
物質21aが封入され、両基板の内表面に任意に
パターニングされた電極が内方の導電ゴム22
(外部接続用導電部材)によりモジユール5の回
路に導通している。こうしてこの空隙部21領域
が下方表示装置23の表示部23aとなる。この
下方表示装置23の表示部23aの平面領域に相
当する上基板7には、開孔7aが設けられている
ので、下方表示装置23の表示部23aは上基板
7に妨げられることはない。ここで、上基板7の
開孔7aの周囲上面は、上方表示装置20の表示
部20aと下方表示装置23の表示部23aの境
界を定める境界面7bとなり、該境界面7bは図
のように傾斜するとともに凹凸の切子状となつて
いるので、該境界面7b直下に平面位置されるシ
ール部材15,17及び内方の導電ゴム22を透
視することを防止し、それらの見苦しさをもたら
すことがない。前記下方表示装置23の表示部2
3aは第1図においては、中央部に示され、その
下方にて時と分がデジツト表示され(3時09
分)、その上方にて日付と曜日表示される(12日
水曜日)。又、上方表示装置20の表示部20a
は下方表示装置23の表示部23aの外周に位置
し、第1図においてはアナログ(グラフイツク)
表示により秒表示され、第1図では12秒を指示し
ている。その目盛24は上基板7上面、上偏光板
10上面等に印刷等表示されている。
なお、表示媒体は、上述の他、エレクトロクロ
ミツク、エレクトロルミネツセンス等、電子光学
的表示装置ならどのようなものでもよいものであ
る。
以上の如く本考案によれば、まず電子光学的表
示装置を平面的に独立して上方表示装置と下方表
示装置を設け、各々の表示装置の高さを異ならせ
るように構成したので、各表示装置による立体表
示が可能で奥ゆきのある表示が実現された。又、
下方表示装置の表示部は、上方表示装置のリング
状表示部の内方に臨むように配置され上方表示装
置の表示部とは積層しないことから、下方表示装
置の表示部も上方表示装置の表示部と同様明るい
表示部が得られる。
更に、上方表示装置の上基板において、中央の
開孔の周囲に相当する上面に上方表示装置の表示
部と下方表示装置の表示部の境界を定める凹凸状
の境界面が設けられているから、両表示部が明確
に区別され両表示部の立体表示が効果的になされ
る。しかもこの凹凸状の境界面の下部に、上方表
示装置の中央側のシール部材と、下方表示装置の
シール部材と、下方表示装置の外部接続用導電部
材とが配置されているので、上記両シール部材、
上記導電部材が上記境界面に覆われて上方から透
視されることがなくなり、それらが上方から見え
ることによる見苦しさを防止する実用的効果を有
する。
【図面の簡単な説明】
各図は本考案の実施例を示すもので、第1図は
本考案の時計の平面図、第2図は第1図のA−A
線の拡大断面図、第3図は第2図の表示装置部の
断面図である。 7……上基板、8……中基板、9……下基板、
20……上方表示装置、23……下方表示装置、
25……表示装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上方表示装置20と下方表示装置23とが積層
    されて電気光学的表示装置25が形成され、前記
    上方表示装置20は、中央に開孔7aが形成され
    ているリング状の上基板7と、上基板7の下方に
    対向配置される中基板8と、上基板7と中基板8
    に挾持され中央側及び外周側にそれぞれ配置され
    たシール部材15,16と、上基板7、中基板
    8、各シール部材15,16により囲まれた空隙
    部18に封入される液晶物質18aなど表示媒体
    とを有してリング状の表示部20aが形成されて
    おり、前記下方表示装置23は、前記中基板8
    と、中基板8の下方に対向配置される下基板9
    と、中基板8及び下基板9との間に挟持され外周
    側に配置されたシール部材17と、中基板8、下
    基板9、シール部材17により囲まれる空隙部2
    1に封止される液晶物質21aなど表示媒体とを
    有し前記開孔7aに臨むように表示部23aが形
    成されており、前記上基板7の前記開孔7a周囲
    の上面には前記表示部20aと表示部23aの境
    界を定める凹凸状の境界面7bが設けられてお
    り、この境界面7bの下部に上方表示装置20の
    内側のシール部材15と下方表示装置23のシー
    ル部材17と下方表示装置23の外部接続用導電
    部材22とが配置されてなることを特徴とする電
    気光学的表示時計。
JP17683380U 1980-12-10 1980-12-10 Expired JPS628555Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP17683380U JPS628555Y2 (ja) 1980-12-10 1980-12-10

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17683380U JPS628555Y2 (ja) 1980-12-10 1980-12-10

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5799191U JPS5799191U (ja) 1982-06-18
JPS628555Y2 true JPS628555Y2 (ja) 1987-02-27

Family

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JP17683380U Expired JPS628555Y2 (ja) 1980-12-10 1980-12-10

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