JPS6284736A

JPS6284736A - 内視鏡の消毒装置

Info

Publication number: JPS6284736A
Application number: JP60226282A
Authority: JP
Inventors: 谷川　廣治; 亨武井; 大関　和彦; 永井　五月雄
Original assignee: Olympus Optical Co Ltd
Current assignee: Olympus Corp
Priority date: 1985-10-11
Filing date: 1985-10-11
Publication date: 1987-04-18

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕− この発明は使用済みの内視鏡を消毒するための内視鏡の
消毒装置に関する。

〔従来の技術〕

一般に内視鏡は、１度使用することによって汚損される
から、使用する毎に消毒しなければ院内感染を招くとい
う危険がある。そこで、使用済みの内視鏡は消毒装置を
用いて消毒するようにしている。

上記消毒装置には種々のタイプのものがある。

その１つとして内部に支持部材が設けられた消毒槽を有
し、上記支持部材に内視鏡を支持させ、上記消毒槽内に
消毒液を供給し、この消毒液に上記内視鏡を浸漬させて
消毒するようにしたものがある。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかしながら、このような構造の消毒装置においては、
消毒槽内に収容される内視鏡の本数に応じて上記消毒槽
に供給する消毒液の量を変えなければならない。すなわ
ち、消毒槽内にたくさんの内視鏡が収容されている場合
は、消毒槽の内部空間が小さくなるから、わずかな量の
消毒液を供給するだけで内視鏡を確実に消毒液に浸漬す
ることができる。しかしながら、消毒する内視鏡の本数
が少ないと、内視鏡の体積による消毒槽内部の空間減少
がわずかとなるため、多量の消毒液を供給しなければ確
実に浸漬することができない。したがって、消毒する内
視鏡の本数に応じて供給する消毒液の量を変えなければ
ならないから、その操作が煩わしい。また、消毒する内
視鏡の本数が少ない場合に応じて多量の消毒液を常に用
意しておかなければならないから不経済でアシ、しかも
消毒を繰シ返して消毒液が減少すると、内視鏡を確実に
浸漬消毒することができなくなるということもめる。

この発明は、消毒槽に収容される内視鏡の本数に係わら
ず、わずかな量の消毒液で内視鏡を常に良好に浸漬消毒
できるようにした内視鏡の消毒装置を提供することを目
的とする。

〔間層を解決するための手段及び作用〕この発明は、消
毒槽１の内部に圧力空気が供給されることによって膨張
するバルーン６．７゜８を設け、このバルーン６、’１
．８を膨張させることによりて上記消毒槽ｌに供給され
た消毒液の水位を上昇させる。そして、この水位を検知
手段１７で検知し、この検知信号でコントローラ１３を
介して上記バルーン６．７．８への圧力空気の供給を停
止するようにして、消毒槽１の消毒液の水位を一定に保
つようにしたものである。

〔実施例〕

以下、この発明の一実施例を図面を参照して説明する。

第１図に示す消毒装置は上面が開口した有底筒状の消毒
槽１を備えている。この消毒槽１内の上部には多数の係
合孔２が形成された支持部材３がほぼ水平に架設されて
いる。この支持部材３には、内視鏡４がその操作部５を
上記係合孔２に係合させて着脱自在に吊下げることがで
きるようになっている。また、上記消毒槽ｌの内周面と
内底面とには各々第１乃至第３のバルーン６．７．ｌｊ
が設けられている。これらバルーｙｇ　、　ｒ　、　ｓ
はデムなどの伸縮自在な膜状の弾性材料で形成されてい
る。また、各バルーン６．７ｒ、８には圧力空気供給管
９の一端がそれぞれ接続されている。これら圧力空気供
給管９は中途部にそれぞれ電磁弁１１が設けられ、他端
は二アー−ンプ１２に接続されている。したがって、上
記各バルーン６．７１．８にはエアーポンプ１２で発生
する圧力空気が供給されるようになっている。上記電磁
弁１１とエアーポンプ１２とはコントローラ１３に電気
的に接続され、このコントローラ１３によって後述する
ごとく制御されるようになっている。

一方、上記消毒槽１には、この上面開口に一端を対向さ
せた供給管１４によって消毒液りが供給されるよう罠な
っている。上記供給管１４は中途部に液供給ポンｆｘｓ
が設けられ、他端は上記消毒液りが収容されたタンク１
６に接続されている。したがって、上記液供給ポンプ１
５が作動すれば、消毒液りが供給管１４によって消毒槽
１に供給される。消毒槽１に供給される消毒液りの量は
、第１図に示すようバルーン６．７．８が膨張していな
い状態において内視鏡４全体を浸漬するに十分でない量
であシ、この量は消毒槽１内に支持される内視＠４の本
数に係わらず同じである。そして、消毒液りが供給され
たのち上記バルーン５　ｓ　７　ｍ　Ｂが膨張すると、
その水位が上記消毒槽１の上部に設けられたレベルセン
サ１７によって検知される。

このレベルセンサ１７からの検知信号は上記コントロー
ラ１３に入力され、これによって上記エアー４ンデ１２
を停止するとともに電磁弁１ノを閉じ、各バルーン６、
ｆ！、ｌｊの膨張度合をそのときの状態に保つようにな
りている。

また、上記消毒槽１の底部には排液管１８の一端が接続
されている。この排液管１８の中途部には電磁弁１９が
設けられ、他端は図示せぬ排液タンクに連通している。

つぎに、上記消毒装置によって内視鏡４ｔ−消毒すると
きの動作を説明する。まず、支持部材３に使用済みの汚
染された内視鏡４を保持したならば、コントローラ１３
をオンにする。すると、このコントローラ１３からの信
号で液供給ポンプ１５が所定時間作動して第１図に示す
ように消毒槽１に一定量の消毒液りを供給する。

このとき、消毒液りは内視鏡４を浸漬するに十分でない
量である。つぎに、上記コントローラ１３からの信号で
エアーポンｆ１２が作動するとともに電磁弁１ノが開き
、各バルーン６．７゜８に圧力空気が供給され、これら
バルーン６゜７．８が膨張する。バルーン６．７．８が
膨張して消毒液りが水位が上昇し・、その水位が内視鏡
４全体を浸漬する高さになると、そのことがレベルセン
サ１７で検知される。すると、このレベルセンサ１７に
よる検知信号がコントローラ１３に入力され、これによ
ってコントローラ１３がエアーポンプ１２を停止させる
とともに電磁弁１１を閉じ、上記バルーン６．７．８が
そのときの膨張状態に維持される。つまシ、消毒液りの
水位が内視鏡４を浸漬した状態に保たれる。

この状態で内視鏡４全体が所定時間浸漬消毒されると、
上記コントローラ１３からの信号によって排液管１８に
設けられた電磁弁１９が開かれて消毒槽ｌの消毒液りが
排出され、内視鏡４の浸漬消毒が終了する。また、消毒
液りが排出されるとともに圧力空気供給管９に設けられ
た電磁弁１１も開き、各ノ譬ルーン６．’１．８から圧
力空気が抜かれて初期状態に収縮する。

〔発明の効果〕

以上述べたようにこの発明は、・ぐルーノを膨張させる
ことによって消毒槽に供給された消毒液の水位を調節す
るようにした。したがりて、消毒する内視鏡の数が変動
しても、消毒液の水位を一定に保って上記内視鏡を確実
に消毒することができ、しかも消毒液の量が少なくても
、その水位を内視鏡を浸漬するに十分な高さとすること
ができるから経済的であるなどの利点を有する。

【図面の簡単な説明】

−・ネー図面はこの発明の一実施例を示し、第１図２バルーンを
膨張させる前の状態の構成図、第２図はバルーンを膨張
させた状態の構成図である。１・・・消毒槽、３・・・支持部材、６　ｅ　７　ｍ　
Ｂ・・・ノ々ルーン、１３・・・コントロー５ｒ、ｘｖ
・・・レベルセンサ（検知手段）。

Claims

【特許請求の範囲】

内部に消毒液が供給される消毒槽と、この消毒槽の内部
に設けられた内視鏡を支持するための支持部材と、上記
消毒槽の内部に設けられ圧力空気が供給されることによ
って膨張するバルーンと、このバルーンが膨張すること
によって上記消毒液の水位が所定高さまで上昇するとそ
のことを検知する検知手段と、この検知手段からの信号
で上記バルーンへの圧力空気の供給を停止するコントロ
ーラとを具備した内視鏡の消毒装置。