JPS6284611A - 2次元有限長インパルス応答フイルタ - Google Patents

2次元有限長インパルス応答フイルタ

Info

Publication number
JPS6284611A
JPS6284611A JP61236025A JP23602586A JPS6284611A JP S6284611 A JPS6284611 A JP S6284611A JP 61236025 A JP61236025 A JP 61236025A JP 23602586 A JP23602586 A JP 23602586A JP S6284611 A JPS6284611 A JP S6284611A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
filter
words
signal
fir
input
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP61236025A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0740659B2 (ja
Inventor
Uiriamu Eimosu Debitsudo Moogan
モーガン ウィリアム エイモス デビッド
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Publication of JPS6284611A publication Critical patent/JPS6284611A/ja
Publication of JPH0740659B2 publication Critical patent/JPH0740659B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H17/00Networks using digital techniques
    • H03H17/02Frequency selective networks
    • H03H17/0202Two or more dimensional filters; Filters for complex signals

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Mathematical Physics (AREA)
  • Filters That Use Time-Delay Elements (AREA)
  • Networks Using Active Elements (AREA)
  • Oscillators With Electromechanical Resonators (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Complex Calculations (AREA)
  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
  • Separation By Low-Temperature Treatments (AREA)
  • Fluid-Pressure Circuits (AREA)
  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
  • Television Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、2次元有限長インパルス応答フィルタに関
する。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする問題点〕2次
元有限長インパルス応答(以下、2次元FIRと略称す
る)フィルタを使用して一連のディジタルワードから成
る、すなわち2次元像を表わす入力データ信号の2次元
濾波を行うことは周知である。例えば信号はテレビジジ
ンまたはビデオ像でもよい。当業者には周知の如く、そ
して以下に十分に説明されるように、2次元FIRフィ
ルタは入力信号の連続したワードの連続した組で、前の
組から1ワードだけオフセットされた連続の組を処理し
て連続したワードの濾波出力信号を発生するように働く
。処理には加算器と乗算器を使用し、各乗算器は成るワ
ードに重み係数を乗算するように働く。乗算器及び加算
器で行われる動作は時間を要する。低データレートの入
力信号に対して乗算器及び加算器の動作時間は微々たる
ものである。従って、この場合FIRフィルタは単一の
乗算器と、単一の加算器と、入力信号の一組の連続した
ワードの処理中複数の乗算及び加算動作の各々を単一の
乗算器及び単一の加算器により連続的に行わせる手段と
から成る。高速のデータレートでは、乗算器及び加算器
の動作時間は重要となるが、これは不可能である。入力
信号データレートが増大するので、各コンビエータステ
ップに対して単一の乗算器及び単一の加算器を用いるこ
とが必要となる。しかし、入力信号データレートが更に
増大すると、信号が余り速すぎてフィルタの最も低速の
回路で処理できなくなるので、結局フィルタが動作し損
なうことが起こる。(通常、しかし常時ではないが、最
も低速の回路は乗算器である)。換言すれば、従来の2
次元FIRフィルタはその最も低速で動作をする回路で
決定される最大動作速度を有し、最大動作速度より早い
データレート信号を処理できない。
従って、この発明の目的は改善された2次元FIRフィ
ルタを提供するにある。
この発明の他の目的はその速度すなわちデータレートが
余り早すぎて従来の2次元FIRフィルタでは処理出来
ない入力信号を処理することができる2次元FIRフィ
ルタを提供するにある。
この発明の更に他の目的はその速度すなわちデータレー
トが余り早すぎて従来の2次元FIRフィルタでは処理
出来ない入力信号を処理することができ、しかもその最
大データ処理レートが従来の2次元FIRフィルタで使
用される回路のものより大きくないもので済む回路で構
成できる2次元FIRフィルタを提供するにある。
〔問題点を解決するための手段及び作用〕この発明に係
る2次元FIRフィルタは連続したディジタルワードか
ら成る入力データ信号をp個(例えば2個)の低速のデ
ータ信号にデマルチプレクスするデマルチプレクサを有
し、p個の低速のデータ信号は各々入力データ信号のデ
ータレートの 1/p(例えば1/2)に等しい低速の
データレートを有し且つ入力データ信号の全てp番目の
ワード(例えば全て代替語)から成る。この発明に係る
2次元FIRフィルタは更に低速のデータ信号の全てを
受けるように夫々接続されたp個(例えば2(1m)の
FIRフィルタ部を有する。
p個のフィルタ部の全ては低速のデータレートで同時に
働いて入力データ信号の連続したワードの組を周期的に
処理することにより水平濾波を行い、連続するワードの
組は各フィルタ部で任意の成る時間に処理され、水平方
向に1ワードだけ相互に対してオフセットされている。
マルチプレクサはフィルタ部の出力信号を受けるように
接続され、入力データ信号のデータレートに等しいデー
タレートを有する濾波出力信号を形成する。入力信号が
p個(例えば21固)の低レート信号にデマルチプレク
スされ、入力信号のp filの連続するワードの組が
低データレートで同時に処理されることにより、この発
明によるフィルタの最大動作速度は従来の(非マルチプ
レクス化)2次元FIRフィルタに対してp (例えば
2)の関数だけ増大する。
以下に詳述するこの発明の好適な実施例によれば、p個
のフィルタ部は実質的に同一の構成であり且つ各回路基
板またはカードの如き各回路アセンブリイから成る。好
ましくはデマルチプレクサ及び/またはマルチプレクサ
はp個の同じ部分の形で構成され、斯る各部分はp個の
フィルタ部の各々と物理的に関連付けされ、フィルタ部
及びデマルチプレクサ及び/またはマルチプレクサの関
連した同じ部分は基板またはカードの如き各回路アセン
ブリイから成る。この方法では、少くともフィルタ部及
び好ましくは全2次元FTRフィルタの各部分は実質的
に同一の構成であり、それによりフィルタは実質的に“
ビルディングブロック”で組立てることができ、これは
設計及び/または製造をかなり簡略化することができる
この発明の上述した目的、その他の目的、特徴及び利点
は以下に添付図を参照して詳述する実施例の説明から明
らかになろう。
〔実施例〕
当業者には周知の如く、FIRフィルタは各々nビット
から成る一連の存続したすなわち隣接するワードを有す
る入力信号を濾波することができるフィルタである。(
例えば、各ワードはアナログ信号のディジタルサンプル
値であってもよい)。
フィルタは連続する隣接ワードの組を処理して入力信号
の濾波した形である出力信号の連続したワードを形成で
きるように入力データ信号を実質的に分岐(tap)す
る複数の遅延要素から成る。特に、当業者に周知の方法
では、各組を作る分岐された遅延ワードは各重み係数と
交差乗算され次に共に加算されて信号の周波数スペクト
ラムを変形するように入力データ信号の周波数スペクト
ラムで(重み係数で表わされるような)フィルタの所望
の周波数応答のフーリエ変換を巡回する数学的動作に等
価な動作を行う。
FIRフィルタはある点で無限長インパルス応答(II
R)フィルタと同じであり、基本的な差異はインパルス
に対するFTPフィルタの応答が常に有限であると云う
ことである。
FIRフィルタの一例を第5図に概略的に示す。
一連の(例えば)8ビツトワードすなわち1バイトワー
ドから成る入力データ信号が入力端子(10)に供給さ
れる。各ワードのビットは並列に到来するものと考える
ことができ、各ワードは第5図の回路間で並列に伝送さ
れるので、第5図(及び後続の図面)に示す種々のライ
ンは適当なビット容量をもった実質的にバスまたはハイ
ウェイであることがわかる。例えば各ワードは周波数f
sでサンプルされたアナログ信号のディジタル化された
サンプル値であってよい。信号が3個のタンデム接続さ
れた遅延要素(12)に供給され、各遅延要素(12)
は信号に1/fsすなわち隣接ワード間の間隔に等しい
遅延z−4を与える。遅延要素(12)は各8ビツトの
ランチからなり、これ等クロックパルス源(図示せず)
から周波数fsでクロックすなわち同期信号を供給され
、クロックパルス源はまた第5図のその他の回路要素に
接続されてその動作を同期化する。従って、遅延要素(
12)は入力信号から各連続したワードを分岐し、各ワ
ードの入力信号に対して、−組の連続したすなわち隣接
するワードの入力信号が各乗算器(14)の第1の入力
側に供給される。(実際には、各組のワードの数は一般
に4よりかなり大きい。しかし分岐の大きさすなわち数
を4に制限すれば第5図の表示は簡単になる。分岐の数
(従って各組の入力ワードの数)は更に遅延要素(12
) 、更に乗算器(14)等を加えることにより無限に
増大できる)。
乗算器(14)において、各組の夫々の各ワードは各乗
算器(14)の第2の入力側に供給される複数の重み係
数a(、−23の各々1つと(8ビツト形成で)乗算さ
れ、そしてこれ等はフィルタに所望の応答を得るために
計算される。フィルタ応答が変化しなければ重み係数は
不変である。フィルタ応答を変化したければ重み係数の
値を対応して変化する手段を設ければよい。
入力データ信号から分岐した一組のワー1を乗算器(1
4)で重み係数と乗算した後、それ等を加算して入力信
号の濾波L7た形の1ワードの出力データ信号を形成す
ることが必要である。これは第5図に示すように、加算
器(16) 、  (18)及び(20)により達成さ
れる。加算器(16)及び(18)は各々対の乗算器(
14)の出力を加算し、加算器(20)は加算器(16
)及び(18)の出力を加算する。
種々のラッチLが第5図の回路に示すように組込まれる
。これ等のラッチしはそれ等の各入力信号をZ−1に等
しい量だけ遅延するように配列してよく (遅延要素(
12)と同じく)、そしてこれ等のランチしは種々のコ
ンピュータステップ(7)正り。
い同期化を保護するため、すなわち、各乗算器(14)
に到来するワードの全てが連続処理中に適当な遅延を受
けるようにするためにのみ設けられている。低いデータ
レート(以下参照)ではそれ等は必要はないかもしれな
い。
第5図のフィルタは、入力信号の4つの隣接ワ−ドの連
続する組(各組は1ワードだけオフセットされている)
を同時に処理して出力信号のワードを形成する。換言す
れば、入力信号が連続ワードXo、Xll  X2.X
:II  X41  XS等から成るとすれば、フィル
タは先ずワードXO”’X3の組を処理して1出力ワー
ド(すなわち出力信号の1ワード)を発生し、次にワー
ドx1〜x4の組を処理して次の出力ワードを発生する
如くである。
従って加算器(20)の出力側に接続されたラッチLの
出力側には入力信号の濾波した形である出力信号を構成
する一連の出力ワードが発生される。
勿論、出力信号は入力信号に対して遅延されている。ま
た、各乗算器(14)は8ピントのワードを8ビツトの
重み係数と乗算して16ビツトの出力ワードを生じるよ
うに働くので、加算器(20)の出力側に接続されたラ
ッチLの出力側に現われるワードは16ビツトの形式で
ある。出力信号を16ビントの形成で受は入れてもよい
。しかし、出力信号が8ビツトの形式でることを所望す
なわち、出力端子(24)に供給する前に加算器(20
)からの出力信号を丸め手段(22)に供給して、ここ
で出力信号を8ビツトの形式に丸めるすなわち変換して
もよい。
上述の如く、ランチしは同期化を保護するためのみに乗
算器(14)及び加算器(16) 、  (18)及び
(20)の夫々の1つと関連しており、少くとも乗算器
(14)及び加算器(16) 、  (18)及び(2
0)と同じ方法ではフィルタによって行われる濾波動作
に任意の直接部分を取らない。従って、第5図は、ラッ
チLがそれ等の各関連した乗算器及び加算器に図に示す
ように組込まれるならば、もっと容易に理解できる。第
6図はそれらの各関連した乗算器及び加算器に図に示す
如(組込まれたラッチLを有する第5図の変形例であり
、ラッチLがそれ等の各関連する乗算器及び加算器と図
に示すように組込まれている。また、ラッチが存在する
ので、フィルタの動作に不可欠でないならば、丸め手段
(22)は第6図には示されない。
第5図及び第6図に示すFIRフィルタは、いわゆる“
直接型”フィルタである。しかし、第5図及び第6図の
フィルタで行われるのと丁度同じ濾波動作は第7図に示
すいわゆる“置換型”のフィルタによって行うことがで
きる。第7図の場合、入力データ信号の同じワードが乗
算器(14)の全てに同時に供給され、各出力ワードが
一組の連続した入力ワードの処理から生じるようにさせ
るために必要な遅延または分岐効果は、重み係数との乗
算及び加算器(16) 、  (18)及び(20)に
よって行われる加算動作を介在して達成される。それに
もかかわらず、当業者には周知の如く、そして数学的に
立証できるように、その結果は第5図及び第6図に示す
直接型のフィルタと同じである。
上述の如く、FIRフィルタは、入力信号(直接型)の
−組の相対的に遅延したワードまたは入力信号(置換型
)の単一ワードを複数の重み係数と乗算してその結果得
られた積を加算して連続した出力ワードの出力信号を得
るように周期的に働く。勿論出力ワードは入力ワードが
到来するのと同じレートすなわち速度で作られなければ
ならない。入力ワードが到来するレートが乗算及び加算
を行うのに使用する回路の動作速度に対して遅いならば
、単一の乗算器及び/または加算器を用いて重み係数と
の乗算及びその結果の加算の必要なステップを行うこと
により、ハードウェア的にかなりの節約が達成できる。
(換言すれば、第5図〜第7図の場合、各乗算器(14
)により行われる動作は各重み係数を順番に乗算する単
一の乗算器により行われ、及び/または各加算器(16
) 。
(18)及び(20)により行われる動作は加算動作を
行う単一の加算器により行われ、それにより順番に行わ
れる)。高速ではこれは不可能である。
入力データ速度が回路の最大動作速度に達するので、第
5図〜第7図に示すように、各コンピュータステップに
対して単一の乗算器及び単一の加算器を使用し、そして
ランチを用いて中間の乗算積や加算器を記憶して乗算及
び加算を円滑にさせる必要がある。第5図〜第7図のフ
ィルタ回路の最大動作速度、従ってそれ等が処理できる
最大信号速度は最低速度の回路の最大動作速度により制
限され、この最低速度の回路は通常(しかし必ずしもそ
うでない)乗算器(14)である。
添付図面の第8図及び第9図は、夫々第6図及び第7図
のフィルタに基づいて変形されたフィルタを示し、これ
等は最低速度の回路(例えば乗算器)の最大動作速度よ
り早い速度で動作できる。
これは入力データ信号をp個の個別の低速信号(例示し
た例ではp=2)にデマルチプレクス(demulti
plexing)することにより達成され、各低速信号
は入力信号のデータレートの1/pに等しいデータレー
トを有し、入力信号の全てp番目のワードから成ってい
る。低レートデータ信号は実質的に互いに同じ個別のp
個のフィルタ部に供給される。各フィルタ部は、第5図
〜第7図を参照して説明したように、入力信号の連続す
なわち隣接ワードの組を周期的に処理することにより、
濾波を行うように働く。フィルタ部は互いに同時に隣接
入力ワードの各組を処理する。各フィルタ部により任意
のある時間に処理された隣接ワードの組は相互に対して
1ワードだけオフセットされる。従って任意のある時間
に、2以上のオフセットされた入力ワードの組(例えば
xO〜x3及びX工〜X4)は各フィルタ部で並列に処
理される。
この処理は入力データレートの1/pに等しい速度で起
き、これはフィルタの回路の最大動作速度(従ってオー
バオールのフィルタの最大動作速度)は第5図〜第7図
のフィルタに対比してpに等しい関数だけ効果的に増大
され、だから処理のため使用する時間も関数pだけ増大
される。低レートで並列処理後フィルタの出力信号は共
にマルチプレクスされ、入力データ信号のデータレート
に等しいデータレートの濾波出力信号を形成する。
次に第8図及び第9図のFIRフィルタを詳細に説明す
る。
先ず第8図を考えると、入力端子(10)に供給された
入力データ信号(ワードレート=fs)はデマルチプレ
クサ(30)に供給され、このデマルチプレクサ(30
)は入力データ信号を夫々fs/2に等しい低速ワード
レートを持つ2の低速データ信号に分割する。低速デー
タ信号の各々は入力データ信号の代替語(altena
te word )から成る。
各低速データ信号は共に一対のフィルタ部(32) 。
(34)の各々に供給され、フィルタ部(32) 。
(34)の各々は第6図に示すフィルタの直接型と同じ
であり、従って、入力ワードの全てがフィルタ部の各々
に供給される。遅延要素(12)、乗算器(14) 、
加算器(16) 、  (18)及び(20)及びラン
チしに供給されるクロック信号の周波数はfs/2に等
しく、その結果これ等の要素は第5図〜第7図の場合に
おけるデータレートの172のデータレートで動作する
。従って、遅延要素(12)の各々の遅延時間はz−2
として表わされ、ここでZ−2= 2 (Z、−’)で
ある。換言すれば、遅延要素(12)の各々の遅延時間
は入力信号のワード間隔の2倍に等しい。
各フィルタ部(32) 、  (34)からの各出力信
号(これは濾波出力信号の代替語を表わす)はマルチプ
レクサ(36)で共にマルチプレクスされて、出力端子
(24)に(入力信号データレートで)濾波出力信号を
得る。
フィルタ(32) 、  (34)はスイッチとして記
号で示した項目(36)が2つのフィルタ部の各異なる
位置にある以外は、実質的に同一である。フィルタ部(
32)では、スイッチ(36)は上述の遅延要素(12
”)がバイパスされる。従って無効であるような位置に
あるのに対し、フィルタ部(34)では、スイッチ(3
6)は上述の遅延要素(12”)が無効であるような位
置にある。(以下に説明するように、スイッチ(36)
の異なる位置は、2つのフィルタ部間で適当な遅延関係
を保護するために必要である。)スイッチ(36)の設
定を変える必要性を節約し、フィルタ部(32) 、 
 (34)が同一であることは、フィルタが実質的に同
一のビルディングブロックすなわちアセンブリを使用し
て構成できると云う重要な利益をもたらし、これは設計
及び製造の両方に関して有益である。従って、例えば2
つのフィルタ部(32) 、  (34)は同−或いは
殆ど同一の回路基板またはカードで構成できる。
ハードウェア語では、項目(36)は実質的にスイッチ
であってよい。また、2つの所望の代替回路構成(回路
の内外の遅延要素(12”))のいずれかを達成するた
めにプリント回路基板の配線、パターンを容易に調整さ
せる手段を設けてよい。この場合、フィルタ部(32)
を形成するのに意図した回路基板内に遅延要素(12”
)を含むことも不可能かもしれない。たとえスイッチ(
36)が実用的形式で実行されたとしても、フィルタ(
32) 、  (34)は実質的に同一であるという利
点は保護される。
次に第8図の回路動作を説明する。特定の時点で、デマ
ルチプレクサ(30)の出力で利用できる入力信号のワ
ードが夫々Xn及びXn−1であったとする。(上述の
如く、デマルチプレクサ(30)の低レート出力信号の
各々は入力信号の代替語であるので、ワードxn及びX
n−1は入力信号の隣接すなわち連続ワードである)。
ワードXn及びX、n−1がフィルタ部(32)及び(
34)の両方に供給される。遅延要素(12)は2ワー
ドに等しい遅延を(入力データレートで)課するので、
フィルタ部(32)の4つの乗算器(14)に問題の時
間に印加される4つのワードは第8図の左から右に読ん
で% Xn−1、Xn 、X−3,X−2であるOこと
が容易にわかる重み係数が対応した順にすなわちa工。
a6.a3.a2の順で乗算器(14)に供給され、そ
の結果フィルタ部(32)の加算器(20)は4つの隣
接する入力ワードXn−3、Xn−2、X11−1及び
Xnの組に基づいた出力ワードを発生し、その組の個々
のワードは適当に重み付けされている。
同様に、フィルタ部(34)の加算器(20)で発生さ
れた出力ワードは4つの隣接する入力ワードxn−→r
  XQ−3y  X−2及びXn−1の組に基づいて
おり、その組の1固々のワードは適当に重み付けされて
いる。
すなわち、加算器(20)により同時に(低データレー
トで)生じた出力ワードは2組の4つの隣接する入力ワ
ードに基づいており、この2組は互いに1ワードだけオ
フセットされており、このオフセットは遅延要素(12
’)によって生じるものであり、この遅延要素(12”
)はフィルタ部(34)にのみ存在する(すなわち有効
である)。従って、出力ワードがマルチプレクサ(36
)でマルチプレクサされるとき、2倍の速度で動作する
単一のフィルタで発生された信号と同!、;濾波出力信
号が得ちれる。しかし、z−1の最大処理時間(クロッ
ク周期)で直列に各出力ワードを処理するかわりに、第
5図〜第7図のフィルタの場合のように、第8図のフィ
ルタはZ−2(=2 (Z−1))の最大処理時間(ク
ロック周期)で並列にすなわち同時に一対の出力ワード
を処理し、その結果処理に利用できる時間は2の関数だ
け増大する。
この場合、2つのフィルタ部(32)、 (34)が夫
々第7図に示す置換型のフィルタと同じである実質的に
同一のフィルタから成る以外は、第9図のフィルタは第
8図のものと同一の方法で動作する。再度、フィルタ部
(34)は余分な遅延要素(12勺を要する。第9図で
はこのような遅延要素(12”)はフィルタ部(32)
には設けられていない。
シカシ、第8図におけるように、フィルタ部(32)及
び(34)が共に遅延要素(12′″)及びこれを除去
させるすなわちフィルタ部(32)では無効とし、フィ
ルタ部(34)では有効とするスイッチ等(図示せず)
を備えることは可能である。
デマルチプレクサ(30)の出力側に得られる入力ワー
ドXn及びXn−1の同じ例に対して、もう一度フィル
タ部(32) 、  (34)の加算器(20)が隣接
する入力ワードの各組に基づいた出力ワードを発生し、
2組の1ワードだけオフセットされていることが第9図
の吟味から理解できる。
次に多分わかるように、第8図及び第9図の場合、入力
信号を2以上の低レート信号にデマルチプレクスし、且
つ対応してより多数のフィルタ部を使用することによっ
て、入力信号速度に対してフィルタのハードウェアの信
号処理速度を増大に減少させることができ、フィルタ部
は再度実質的に同一の構成が好ましい。
要するに、第8図及び第9図のフィルタの各々は、フィ
ルタのハードウェアの信号処理速度が入力信号の速度の
少くとも 1/2に減少される利点を有し、その結果、
ハードウェアの最低速度の回路(通常乗算器)により決
定されていた最大信号速度処理制限は大幅に緩和される
。更に、フィル夕のハードウェアは共通のビルディング
ブロック(フィルタ部)の繰返えしくrepltcat
ion )で構成できるので能率のよい方法で実現でき
、それによって設計及び製造が大幅に簡略化される。
各フィルタ部(32) 、  (34)に対して1個の
デマルチプレクサ(30)及びマルチプレクサ(36)
を設けるかまたは各々同じ部分が各フィルタ部と関連す
るようにこれ等の回路構成を設計することは可能である
。この方法では、多分少し回路の費用が低減し、第8図
または第9図を参照して述べた全回路は、例えば回路基
板またはカードの形式をとるかもしれない2以上の実質
的に同一のビルディングブロックまたはアセンプレイで
構成できるという利点を生ずる。ある場合にはFIRフ
ィルタにより処理される信号は、空間的方向に意味を持
っているかもしれない。例えば信号は、2次元像、−例
としてテレビジョンまたはビデオ像を表わすことができ
る。この場合、信号は像の第1の水平ラインに沿った連
続した像サンプルを表わす一連のワードから成り、斯る
一連のワードは第1の水平ラインから垂直に隔置された
連続した水平ラインに沿って像サンプルを表わす一連の
ワードが更に続くことになり、それにより全体として信
号は単一の像または複数の連続した像の1つ(例えばビ
デオ信号のフィールド)を表わす。
第10図は視覚像の任意の部分を示す。像はビデオカメ
ラ等により走査されてアナログビデオ信号を生じ、アナ
ログビデオ信号は周期的にサンプルされて夫々が各連続
したサンプル値の1つを表わす連続したワードから成る
ディジタルビデオ信号を生じるものとする。第10図に
おいて、クロスはサンプルが行われる点を表わす。従っ
て、ディジタル信号は第10図の第1ラインのクロスに
対応した5つの連続したワード、更にライン当りのサン
プルの数(5より少ない)に対応したワード、第10図
の第2ラインのクロスに対応した5つの連続したワード
等から成る如くである。従って、水平方向のクロス(サ
ンプル値)間隔は1サンプリング間隔すなわち周期(1
/fs)に等しく、これに対し、垂直方向のクロス(サ
ンプル値)の間隔はライン当りのサンプル値の数に等し
く、これは例えばサンプリング周期すなわち間隔(1/
fs)の864倍に等しいかもしれない。
それ等はかつて所定の組の連続したすなわち隣接したワ
ードのみ処理し、連続した組は1ワードだけオフセット
されていたので上述した限りのFIRフィルタでは斯る
信号を水平次元ですなわち走査方向に沿って濾波するよ
うに働(のみである。従って、例えば簡単のため、フィ
ルタのみがかつて3つの隣接サンプル値を処理するもの
とすれば、先ず第10図の(40)で示す(例えば)3
つのサンプル値の組を処理し、次に(42)で示す3つ
のサンプル値の組を処理し、次に(44)で示す3つの
サンプル値の組を処理する如くである。
しかし、例えばディジタルビデオ効果を作る際に、2次
元フィルタが必要である場合がある。すなわち、信号は
水平次元(走査方向)と垂直方向(走査方向に直交する
方向)の両方で濾波されなければならない。
アレイフィルタとして周知の成るタイプの2次元FIR
フィルタは、少くとも像の部分に対応した信号のワード
の連続した2次元アレイを処理し、連続したアレイは水
平(走査)方向で1ワードだけオフセットされている。
簡単のため、プレイが3×3アレイ (実際には一般に
もっと大きいと考えられる)であるとすれば、アレイフ
ィルタは先ず第10図に(46)で示す(例えば)9個
のサンプル値の3×3アイレを処理し、次に(48)で
示す3×37レイを処理し、次に(50)で示す3×3
7レイを処理する如(である。各連続したアイレの9(
vA(3x3)の要素は信号から°ビックオフ”すなわ
ち分離され、上述の如くそれ等を重み係数とクロス乗算
し、それ等を加算することにより処理され、もっとも、
この場合、像の全ラインに等しい遅延をもつ遅延要素並
びにサンプリング同期に等しい遅延をもつ遅延要素を使
用することが必要である。
わかるように、重み係数は一般に両次元で意味を持たな
ければならないので、アレイタイプの2次元FIRフィ
ルタの設計は多少複雑である。本質的にフィルタが夫々
垂直及び水平次元に広がるライン(1次元アレイ)に沿
ってのみ濾波するように働き、それによって垂直及び水
平次元に対する重み係数が広く相互に無関係に設計でき
る点でいわゆる“可変分離型”2次元FIRを容易に設
定できる。
各次元の3つのサンプル値のみ処理する一例を次に第1
1図を参照して見ると、可変分離型2次元FIRフィル
タは次のように働く、水平濾波を行うために、第10図
を参照して上述した1次元フィルタ機能と同じ方法でサ
ンプル値の連続した組(40) 、  (42)及び(
44)を処理する。各組(40)(42)及び(44)
のサンプル値は水平(走査)方向に1サンプルずつ隔置
され、連続する組は同じ方向に1サンプルずつ隔置され
る。垂直濾波を行うために、フィルタは例えば第11図
に、(52) 。
(54)及び(56)で示すように、3つのサンプル値
の連続した組を処理し、各組のサンプル値は垂直方向に
1サンプルずつ隔置され、連続した組は水平方向に1サ
ンプルずつ隔置される。水平及び垂直濾波はかわるがわ
るおのおのの順位で行われる。夫々水平及び垂直次元で
広がる3つのサンプル値の2つのラインまたはりニアア
レイに対する重み係数は、2つの各次元で濾波を達成す
る場合と無関係に、夫々から独立して設計される。
第11図を参照して述べた可変分離型2次元FIRフィ
ルタを実現した形式を第12図に示す。入力端子(10
)の入力信号は2サンプルまたは入力ワード周期(Z 
−” )遅延要素(12) 、3個の乗算器(14) 
 (重み係数aQ、a□及びa2)及び加算器′glt
(58)(これは例えば第5図〜第9図を参照、して上
述したような幾つかの加算器で構成してもよい)から成
る水平FIRフィルタにより先ず処理される。水平FI
Rフィルタは例えば第11図の(40) 、  (42
)及び(44)の組の如きワードの組を順番に処理する
。次に水平に濾波された信号は2ライン(Z″″′)遅
延要素(60)、更に3個の乗算器(14)  (重み
係数a3.a4及びas)及び加算手段(62)  (
これは例えば第5図〜第9図を参照して上述したような
幾つかの加算器で構成してもよい)から成る垂直FIR
フィルタで処理される。垂直FIRフィルタは例えば第
11図の(52)(54)及び(56)の組の如きワー
ドの組を順番に処理する。従って、出力端子(24)に
2次元的に濾波された出力信号が発生される。水平及び
垂直濾波に対してその順位で行われる必要はないことに
注意されたい。
1次元FIRフィルタに対して第8図及び第9図を参照
して上述したマルチプレクス作用及びハードウェアの繰
返えしをすることにより低速で高速入力信号を処理する
ことができる特徴を有する可変分離型2次元FIRフィ
ルタから成るこの発明の実施例を次に説明する。これは
本質的には第8図及び第9図のフィルタまたは同じフィ
ルタを変形し、フィルタ部(32)及び(34)  (
これ等は水平フィルタとして働く)の各々と、水平フィ
ルタ部と協働して2次元フィルタ部を形成し、また低速
で動作する垂直FIRフィルタとを組合せることにより
成される。
上述の如く、第8図または第9図のデマルチブレタス化
水平FIRフィルタでは、入力信号は各、々が入力信号
の代替語から成る2つの低速信号に分離すなわちデマル
チプレクサされる。しかし、斯る各低速信号はフィルタ
部(32) 、  (34)の各1つだけでは処理され
ない。若しそうであれば、出力ワードは(隣接すなわち
連続するより)他の入力ワードの組に基づいているので
、情報は失われるはずである。実際両低速信号は各フィ
ルタ部(32) 、  (34)に供給され、各フィル
タ部は一組の隣接ワードを処理するが低速で行われる。
これは2ウエイデマルチプレクス化フイルタ構造に対し
て描かれ且つクロスが番号1.2で置換されている以外
は第10図及び第11図と間じ第4図を参照して明らか
に理解でき、ここで番号1はデマルチプレクサの低レー
ト出力信号の1つに現われる別なサンプル値すなわち入
力ワードを表わし、番号2はマルチプレクサの他方の出
力信号に現われる他の別なサンプル値すなわち入力ワー
ドを表わす。
デマルチプレクス化水平FIRフィルタにおいて、再び
簡単のため、3つの隣接ワードのみが各処理された組に
含まれたとすると、4つの連続する出力ワードは、例え
ば、(64) 、  (66) 、  (68)及び(
70)で第4図に示すサンプル値すなわち入力ワードの
4つの組に基づいている。4つの組は全て相互に対して
1サンプルだけ連続的にオフセットされる。各フィルタ
部(32) 、  (34)で同時に処理された2つの
組(64) 、  (66)  (及び(68) 。
(70)等)はデマルチプレクサ(30)の百出力信号
から分離された隣接サンプル値の組から成り、これ等は
相互から1サンプルだけオフセットされている。
2次元FIRデマルチプレクス化フィルタにおいて、(
水平FIR濾波と対照的に)垂直FIR濾波を行う課題
は、次に述べるように、少し複雑でないと云うことであ
る。勿論同時に処理すべき2組の入力ワードすなわちサ
ンプル値は相互に対して1サンプルすなわち入力ワード
だけ置換しなければならない。このような2組が第4図
に(72)及び(74)で示されている。図から理解で
きるように、組(72)はデマルチプレクサ(30)の
出力信号の1つに現われるワード(すなわち番号1で示
すワード)のみから成り、組(74)はデマルチプレク
サ(30)の他の出力信号に現われるワード(すなわち
番号2で示すワード)のみから成る。
従って、2次元FIRデマルチプレクサ化フィルタにお
いて、水平フィルタがデマルチプレクサ(30)の出力
信号の全てに対してアクセスを有していることは本質的
であるとしても、同じことが垂直フィルタには通用て゛
きない。本質的ではないけれども、垂直フィルタをデマ
ルチプレクサ(30)の出力信号の各1つのみを受ける
ように配置することは可能である。
第1図はこの発明を用いた第1の2次元FIR可変分離
型デマルチプレクス化フィルタを示す。
第1図のフィルタは第8図及び第9図のものと同じ方法
で働くデマルチプレクサ(30)及びマルチプレクサ(
36)を有する。図に示すように、一対のフィルタ部(
80) 、  (82)がデマルチプレクサ(30)及
びマルチプレクサ(36)の間に接続される。フィルタ
部(80) 、  (82)の各々は各水平FIRフィ
ルタ(32) 、  (34)を含み、これ等のフィル
タ(32) 、  (34)は第8図及び第9図を参照
して説明したものと同じである。水平FIRフィルタ(
32) 、  (34)は第8図及び第9図と同様にデ
マルチプレクサ(30)に接続され、同じ方法で周期的
に働いて低レート(fs/2)で2組の入力ワードの水
平濾波を同時に行う。なお2組は水平に(走査方向に)
1要素すなわちサンプルだけ隔置された像要素すなわち
サンプル値から成る。
フィルタ部(80) 、  (82)の各々は夫々垂直
FIRフィルタ(84) 、  (86)を有する。各
垂直FIRフィルタ(84) 、  (86)は関連し
た水平FIRフィルタ(32) 、  (34)の水平
に濾波された出力信号を受けるように接続されている。
垂直FIRフィルタ(84) 、  (86)は同一の
構成である。各垂直FIRフィルタ(84) 、  (
86)は複数のライン(Z ”’)遅延要素またはライ
ン記憶部(88)を備え、遅延要素(88)の数は、垂
直濾波動作の任意のある時間に処理される入力信号の分
岐の数(すなわち垂直方向に隔置された入力ワードの数
)により決定される。垂直FIRフィルタ(84) 、
  (86)は入力信号に含まれるデータの1/2だけ
受けるので、各フィルタの遅延要素(ライン記憶部)(
88)は受信するデータの 1/2だけ記憶部を要する
。分岐された信号は乗算器(90)で重み係数(図示せ
ず)と乗算され、共に加算器(92)で加算される。第
5図を参照して上述した理由で、垂直FIRフィルタ(
84) 、  (86)にはラッチLが設けられる。垂
直FIRフィルタ(8B) 、  (86)の種々の回
路は、水平FIRフィルタ(32) 、  (34)の
ものと同じく、クロックパルス源(図示せず)により低
レート(fs/2)でクロックされる。従って、垂直F
IRフィルタ(84) 、  (86)は低レート(f
 s / 2 )で周期的に働き、像の1ラインの間隔
で垂直に隔置された2組の像要素すなわちサンプル値を
同時に (並列に)処理することにより、垂直FIR濾
波を行う。ここで上述の2組は水平(走査)方向に1要
素すなわちサンプルだけオフセットされている。
上述の如く水平FIRフィルタ(32) 、  (34
)の出力信号は入力信号の1ワードだけオフセットされ
、これ等の信号が垂直FIRフィルタ(84) 。
(86)に対する入力信号として働くので、垂直FIR
フィルタに対する入力信号が1入力ワードだけオフセッ
トされる要件は満足する。
上述の説明から明らかなように、垂直FIRフィルタ(
84) 、  (86)は直接(置換でない)型である
。しかし、代わりに置換型の垂直FIRフィルタを使用
することは可能である。
加算器(92)の出力信号(すなわちフィルタ部(80
)及び(82)の出力信号)は、第8図及び第9図の加
算器(2)の出力信号と同じであり、それ等は水平濾波
だけよりむしろ垂直及び水平濾波の両方を受けるように
働く。
加算器(92)の出力信号はマルチプレクサ(36)で
共にマルチプレクサされて元(入力)のデータレートで
出力信号を生じ、この信号は第8図及び第9図のマルチ
プレクサ(36)で生じたものと同じであり、それは水
平濾波だけよりむしろ垂直及び水平濾波の両方を受ける
ように働く。
第8図及び第9図のフィルタ同様、第1図のフィルタ(
及び第2図及び第3図を参照して以下に説明するフィル
タ)は、1入力ワードだけオフセットした少くとも29
個の入力ワードを低レートでデマルチプレクスし且つ同
時処理することにより2つの出力ワードを並列に発生し
、フィルタの回路が入力信号のせいぜい1/2の速度で
動作し、もって高速信号を比較的低速度の回路で処理で
きると云う利点を有する。換言すれば、ハードウェアの
最低速度の回路(通常乗算器)により決定される最大信
号速度制限が大幅に緩和される。第1図に示す2ウエイ
マルチプレクス化構成では、勿論信号処理速度と入力信
号の速度の割合は1:2である。第1図の場合(また第
2図及び第3図の場合)、入力信号を3以上像レート信
号にデマルチプレクスし且つ対応してより多数のフィル
タ部(出来れば実質的に同一構成のもの)を設けること
によってより大きい割合(1:3またはそれ以上)を得
ることができる。
第1図のフィルタ(及び第2図及び第3図を参照して以
下に述べるフィルタ)は、フィルタ部(80) 、  
(82)が実質的に同一の構成であり、もってフィルタ
を実質的に同一のビルディングブロックまたはアセンブ
リイで構成でき、これは設計及び製造の両方に関して有
益であると云う利点を有する。例えばフィルタ部(80
) 、  (82)は実質的に同一の回路基板またはカ
ードで構成してもよい。
更に各フィルタ部(80) 、  (82)に対して1
 (IIのデマルチプレクサ(30)及びマルチプレク
サ(36)を設けるかまたは各々の同じ部分が各フィル
タ部(80) 、  (82)と関連するようにこれ等
の回路を設計することは可能である。この方法では、多
分少し回路の費用が低減し、第1図を参照して述べた回
路(及び第2図及び第3図を参照して以下に述べる回路
)の全ては、例えば回路基板またはカードの形式をとる
かもしれない2以上の実質的に同一のビルディングブロ
ックまたはアセンブリイで構成できると云う点を生ずる
上述の如く、第12図の非デマルチプレクス化2次元可
変分離型FIRフィルタでは、水平及び垂直濾波の分離
した動作をいずれかの順位で行うことができる。同じこ
とを第1図のデマルチプレクス化2次元可変分離型フィ
ルタに適用できる。従って、第1図のフィルタの回路を
再配列して第2図に示すようなフィルタを形成でき、こ
こで各フィルタ部(80) 、  (82)において水
平濾波の前に垂直濾波が行われる。第2図の場合、第4
図を参照して上述した理由から、(図に示すように)垂
直FIRフィルタ(84) 、  (86)の各々にデ
マルチプレクサ(30)の低レートの出力信号の各々1
つを供給することが可能である。(すなわち、デマルチ
プレクサ(30)の2つの出力信号の各々1つのみが直
接フィルタ部(80) 、  (82)の各々に供給さ
れる)。しかし、上述の如く、水平FIRフィルタ(3
2) 、  (34)の各々は入力信号のワードすなわ
ちサンプル値の全てに対してアクセスを有しなければな
らない、すなわちそれはデマルチプレクサ(30)の出
力信号の両方にアクセスを有しなければならない。この
ために、第2図では、デマルチプレクスされた出力信号
が各垂直FIRフィルタ(84) 、  (86)で垂
直に濾波された後に、それ等が水平FIRフィルタ(3
2) 、  (34)の両方に供給される。従って、図
示の如く、垂直FIRフィルタ(84) 、  (86
)の各々出力側は水平FIRフィルタ(32) 、  
(34)の両方に接続され、それによって各フィルタ部
(80) 、  (82)は他方のフィルタ部の垂直F
IRフィルタを介してデマルチプレクサ(30)の出力
信号の地方を間接的に供給される。垂直FiRフィルタ
(84) 、  (88)の各々の出力側を水平FIR
フィルタ(32) 、  (34)の両方に接続すると
、それはフィルタのフィルタ部(80) 、  (82
)を構成する回路アセンブリイと密結合するデータバス
を設ける必要があるので、ハードウェア実現の観点から
少し不利益を呈する。
従って、第2図の構成は第1図の構成と同じ特徴を有す
るが、すなわち処理速度を低減し、フィルタ部(80)
 、  (82)を実質的に同一の回路アセンブリイで
実現できることが可能であるが、第2図の構成より第1
図の構成が好ましい。
第1図及び第2図を参照して述べた2次元FIRデマル
チプレクス化フィルタは可変分離型である。
しかし、この発明はまたアレイタイプの2次元FIRフ
ィルタにも適用可能である。この発明を用いたデマルチ
プレクス化2次元FIRアレイフィルタの簡単な形式を
第3図に示す。第10図を参照して上述した例に関連し
て第3図のフィルタは3×37レイを濾波するように設
計され、すなわちそれは第10図に(46) 、  (
48)及び(50)で示す組のように連続した3×3組
のサンプル値を処理し、各組は前の組に対し水平方向に
1ワードだけオフセットされている。
第3図のフィルタは第1図及び第2図(及び第8図及び
第9図)のものと同じ方法で働くデマルチプレクサ(3
0)及びマルチプレクサ(36)を有する。また再び第
1図及び第2艮のものと同様、第3図のフィルタはデマ
ルチプレクサ(3o)及びマルチプレクサ(36)間に
接続された一対のフィルタ部(80) 、  (82)
を有する。フィルタ部(8o)は3f固のフィルり(3
2A) 、  (32B) 、  (32C)2個のラ
イン(Z−”)遅延要素(94)及び加算手段(96)
から成り、これ等は第3図に示すように相互接続されて
いる。フィルタ部(82)は3個のフィルタ(34A 
) 、  (34B ’)  、  (34C)、2(
lNのライン(Z”’)遅延要素(98)及び加算手段
(100)から成り、これ等は第3図に示すように、相
互接続されている。第3図の理解を容易にするため、フ
ィルタ部(80) 、  (82)の回路は比較的混ぜ
合わした方法で示されている。従って、過度の複雑さを
避けるために、フィルタ部(80) 、  (82)の
境界は第3図では一部のみ示している。しかし、フィル
タ部(80) 、  (82)は実質的に同一の構成で
あることが築1図から容易に理解できる。従って、前に
示したように、第3図のフィルタは実質的に同一のピル
ディングブロソクまたはアセンブリイで構成ができる。
第3図のフィルタ部(80)のフィルタ(32A)。
(32B ) 、  (32C)は第1図及び第2図(
及び第8図及び第9図)のフィルタの水平FIRフィル
タ(32)と同じである。第3図のフィルタ部(82)
のフィルタ (34八)  、  (34B)  、 
 (34C)は第1図及び第2図(及び第8図及び第9
図)の水平FIRフィルタ (34)と同じである。
フィルタ(32A )、  (34A )は第1図のフ
ィルタ(32) 、  (34)と同じ方法で接続され
、同じ方法で周期的に働いて低し−)(fs/2)で2
組の入力ワードの水平濾波を同時に行う。2組は1要素
すなわちサンプルだけ水平に(走査方向に)離面された
像要素すなわちサンプル値の組から成る。特に、例とし
てあげられた3×3アイレに対して、2組は第10図に
示す(例えば)2つの隣接アレイ組(46)及び(4日
)の上列から成る。
z−′<7遅延要素(94) 、  (98)の存在に
より、フィルタ(32B) 、  (34B)及び(3
2C) 、  (34C)はアレイ組(46)及び(4
8)の夫々中間列及び下列を構成するサンプル値の組で
同じ動作を行う。
フィルタ(32A ) 、  (32B ’I及び(3
2C)の各出力は加算手段(96)で加算されてフィル
タ部(80)の出力信号を形成し、フィルタ(34Δ)
(34B )及び(34C)(7)各出力は加算手段(
100)で加算されてフィルタ部(100)の出力信号
を形成する。従って、第1図及び第2におけるように、
2 (Z−1)に等しい各連続したクロック周期中、フ
ィルタ部(80) 、  (82)は入力端子(10)
に印加される入力信号の2次元的に濾波された形の出力
信号の一対の隣接ワードを同時に発生し、その差異は、
第3図の場合、出力ワードが可変分離型濾波方法よりむ
しろアレイ型濾波方法で得られることである。フィルタ
部(80)及び(82)で発生された対を成す出力ワー
ドは、第1図及び第2図の場合と同様、マルチプレクサ
(30)で共にマルチプレクサされ、元(入力)のデー
タレート(fs)で出力信号を生じる。
実際には3×3より大きな次元のプレイが一般に使用さ
れる。アレイ (正方形である必要はない)は遅延要素
の数またはフィルタ(32A ) 、  (32B )
(32C) 、  (34A) 、  (34B) 、
  (34C)の分岐を増大することにより水平方向に
拡大でき、フィルタ (32A )  、  (32B
 )  、  (32C)  (34A )。
(34B) 、  (34C)の数及びライン遅延要素
(94) 。
(98)の数を増大することにより垂直方向に拡大でき
る。
また第12図のフィルタは(第1図及び第2図のフィル
タ同様)入力信号を3以上の低レート信号にデマルチプ
レクスし且つ対応して多数のフィルタ部(出来れば実質
的に同一構成のもの)を設けることによって内部処理デ
ータ速度で2より大きな低減(すなわちpが2より大き
い)が達成するようにマルチプレクサできる。
この発明の好適な実施例を添付図面を参照して詳細に述
べて来たけれども、この発明はこれ等の実施例に限定さ
れず、この発明の要旨を逸脱することなく種々の変更・
変形が成し得ることは当業者には理解できよう。
〔発明の効果〕
上述の如くこの発明によれば、データレートが余り早す
ぎて従来の2次元FIRフィルタでは処理出来ない入力
信号を処理することができ、しがち最大データ処理レー
トが従来の2次元FTRフィルタで使用される回路のも
のより太き(ないもので済む回路で構成でき、低廉化が
図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は夫々この発明を用いた可変分離型2
次元FIRフィルタを示す図、第3図はこの発明を用い
た°アレイ型2次元フィルタを示す図、第4図は視覚像
を示し且つこの発明を用いた2次元FIRフィルタで像
が如何に処理されるかを表わしているディジタル信号の
ワード組を示す図、第5図は直接型のFIRフィルタを
示す図、第6図は第5図に示したFIRフィルタを簡略
化して示す図、第7図は置換型のFIRフィルタを示す
図、第8図及び第9図は夫々直接型及び置換型のマルチ
プレクス化FIRフィルタを示す図、第10図及び第1
1図は視覚像を示し且つ1次元及び2次元FIRフィル
タで像が如何に処理されるかを表わしているディジタル
信号のワードの組を示す図、第12図は可変分離型2次
元FIRフィルタを示す図である。 (30)はデマルチプレクサ、(80) 、  (82
)はフィルタ部、(36)はマルチプレクサである。 同  松隈秀盛

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 連続したディジタルワードから成る入力データ信号を該
    入力データ信号のデータレートの1/pに等しい低速の
    データレートを夫々有し且つ上記入力データ信号の全て
    p番目のワードから夫々なるp個の低速のデータ信号に
    デマルチプレクスするデマルチプレクサと、 上記低速のデータ信号の全てを受けるように夫々接続さ
    れたp個のFIRフィルタ部と、 該p個のFIRフィルタ部の出力信号を受けるように接
    続され、上記入力データ信号のデータレートに等しいデ
    ータレートを有する濾波出力データ信号を形成するマル
    チプレクサと を備え、上記p個のFIRフィルタ部の全ては上記低速
    のデータレートで同時に働いて上記入力データ信号の連
    続するワードの組を周期的に処理することにより水平濾
    波を行い、上記連続するワードの組は各フィルタ部で任
    意の或る時間に処理され、水平方向に1ワードだけ相互
    に対してオフセットされている2次元有限長インパルス
    応答フィルタ。
JP61236025A 1985-10-04 1986-10-03 2次元有限長インパルス応答フイルタ Expired - Lifetime JPH0740659B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB8524533A GB2181318B (en) 1985-10-04 1985-10-04 Two-dimensional finite impulse response filters
GB8524533 1985-10-04

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6284611A true JPS6284611A (ja) 1987-04-18
JPH0740659B2 JPH0740659B2 (ja) 1995-05-01

Family

ID=10586202

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61236025A Expired - Lifetime JPH0740659B2 (ja) 1985-10-04 1986-10-03 2次元有限長インパルス応答フイルタ

Country Status (7)

Country Link
US (1) US4821223A (ja)
EP (1) EP0218396B1 (ja)
JP (1) JPH0740659B2 (ja)
AT (1) ATE88843T1 (ja)
CA (1) CA1265589A (ja)
DE (1) DE3688353T2 (ja)
GB (1) GB2181318B (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001026316A1 (fr) * 1999-10-04 2001-04-12 Nec Corporation Demodulateur utilise pour traiter un signal numerique
CN1106065C (zh) * 1997-09-10 2003-04-16 株式会社日立制作所 永磁高速电动旋转机械用转子及其制造方法

Families Citing this family (56)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2870756B2 (ja) * 1988-04-20 1999-03-17 株式会社リコー 空間フィルタ画像処理装置
US5319451A (en) * 1988-05-31 1994-06-07 Canon Kabushiki Kaisha Color signal processing apparatus using a common low pass filter for the luminance signal and the color signals
JPH0828649B2 (ja) * 1989-02-16 1996-03-21 日本電気株式会社 ディジタルフィルタ
JPH0767065B2 (ja) * 1989-08-04 1995-07-19 ヤマハ株式会社 信号処理集積回路
US5210705A (en) * 1990-02-28 1993-05-11 Texas Instruments Incorporated Digital filtering with single-instruction, multiple-data processor
US5148498A (en) * 1990-08-01 1992-09-15 Aware, Inc. Image coding apparatus and method utilizing separable transformations
FR2680292B1 (fr) * 1991-08-09 1993-11-12 Sgs Thomson Microelectronics Sa Filtre bidimensionnel a reponse impulsionnelle finie.
US5355328A (en) * 1991-09-27 1994-10-11 Northshore Laboratories, Inc. Resampling apparatus suitable for resizing a video image
JP2857292B2 (ja) * 1991-12-18 1999-02-17 ゼロックス コーポレイション 2次元デジタルフィルタを実現するための装置
JPH07168809A (ja) * 1993-03-30 1995-07-04 Klics Ltd ウェーブレット変換方法及びウェーブレット変換回路
WO1994023385A2 (en) * 1993-03-30 1994-10-13 Adrian Stafford Lewis Data compression and decompression
US5546477A (en) * 1993-03-30 1996-08-13 Klics, Inc. Data compression and decompression
US5559905A (en) * 1993-09-22 1996-09-24 Genesis Microchip Inc. Digital image resizing apparatus
FI96260C (fi) * 1993-10-29 1996-05-27 Rautaruukki Oy Suodatusmenetelmä ja suodatin
US5483474A (en) * 1993-11-15 1996-01-09 North Shore Laboratories, Inc. D-dimensional, fractional bandwidth signal processing apparatus
US5586068A (en) * 1993-12-08 1996-12-17 Terayon Corporation Adaptive electronic filter
US5748786A (en) * 1994-09-21 1998-05-05 Ricoh Company, Ltd. Apparatus for compression using reversible embedded wavelets
JP3302229B2 (ja) 1994-09-20 2002-07-15 株式会社リコー 符号化方法、符号化/復号方法及び復号方法
US6549666B1 (en) * 1994-09-21 2003-04-15 Ricoh Company, Ltd Reversible embedded wavelet system implementation
US6195465B1 (en) 1994-09-21 2001-02-27 Ricoh Company, Ltd. Method and apparatus for compression using reversible wavelet transforms and an embedded codestream
US5881176A (en) 1994-09-21 1999-03-09 Ricoh Corporation Compression and decompression with wavelet style and binary style including quantization by device-dependent parser
US5966465A (en) * 1994-09-21 1999-10-12 Ricoh Corporation Compression/decompression using reversible embedded wavelets
US6873734B1 (en) * 1994-09-21 2005-03-29 Ricoh Company Ltd Method and apparatus for compression using reversible wavelet transforms and an embedded codestream
US6229927B1 (en) 1994-09-21 2001-05-08 Ricoh Company, Ltd. Reversible embedded wavelet system implementation
US5751862A (en) * 1996-05-08 1998-05-12 Xerox Corporation Self-timed two-dimensional filter
US5835630A (en) * 1996-05-08 1998-11-10 Xerox Corporation Modular time-varying two-dimensional filter
US5999656A (en) * 1997-01-17 1999-12-07 Ricoh Co., Ltd. Overlapped reversible transforms for unified lossless/lossy compression
US6023718A (en) * 1997-05-09 2000-02-08 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. High speed interpolation filter and a method thereof
US6480534B1 (en) * 1997-10-08 2002-11-12 Texas Instruments Incorporated Apparatus and method for a reduced component equalizer circuit
US6044172A (en) * 1997-12-22 2000-03-28 Ricoh Company Ltd. Method and apparatus for reversible color conversion
US6374279B1 (en) * 1999-02-22 2002-04-16 Nvidia U.S. Investment Company System and method for increasing dual FIR filter efficiency
US6314452B1 (en) 1999-08-31 2001-11-06 Rtimage, Ltd. System and method for transmitting a digital image over a communication network
US20010047516A1 (en) * 2000-02-01 2001-11-29 Compaq Computer Corporation System for time shifting live streamed video-audio distributed via the internet
US7024046B2 (en) * 2000-04-18 2006-04-04 Real Time Image Ltd. System and method for the lossless progressive streaming of images over a communication network
WO2002048966A1 (en) * 2000-12-14 2002-06-20 Rtimage Inc. Three-dimensional image streaming system and method for medical images
US6898323B2 (en) 2001-02-15 2005-05-24 Ricoh Company, Ltd. Memory usage scheme for performing wavelet processing
US6859563B2 (en) 2001-03-30 2005-02-22 Ricoh Co., Ltd. Method and apparatus for decoding information using late contexts
US7006697B1 (en) 2001-03-30 2006-02-28 Ricoh Co., Ltd. Parallel block MQ arithmetic image compression of wavelet transform coefficients
US7062101B2 (en) 2001-03-30 2006-06-13 Ricoh Co., Ltd. Method and apparatus for storing bitplanes of coefficients in a reduced size memory
US6895120B2 (en) 2001-03-30 2005-05-17 Ricoh Co., Ltd. 5,3 wavelet filter having three high pair and low pair filter elements with two pairs of cascaded delays
US6950558B2 (en) * 2001-03-30 2005-09-27 Ricoh Co., Ltd. Method and apparatus for block sequential processing
US7581027B2 (en) * 2001-06-27 2009-08-25 Ricoh Co., Ltd. JPEG 2000 for efficent imaging in a client/server environment
US7280252B1 (en) 2001-12-19 2007-10-09 Ricoh Co., Ltd. Error diffusion of multiresolutional representations
US7095907B1 (en) 2002-01-10 2006-08-22 Ricoh Co., Ltd. Content and display device dependent creation of smaller representation of images
US7120305B2 (en) * 2002-04-16 2006-10-10 Ricoh, Co., Ltd. Adaptive nonlinear image enlargement using wavelet transform coefficients
US6870542B2 (en) 2002-06-28 2005-03-22 Nvidia Corporation System and method for filtering graphics data on scanout to a monitor
US8126078B2 (en) * 2003-01-28 2012-02-28 Agere Systems Inc. Method and apparatus for reducing noise in an unbalanced channel using common mode component
US7353244B2 (en) * 2004-04-16 2008-04-01 Marvell International Ltd. Dual-multiply-accumulator operation optimized for even and odd multisample calculations
US8725785B1 (en) 2004-08-09 2014-05-13 L-3 Communications Corp. Parallel infinite impulse response filter
US7747666B2 (en) * 2004-08-09 2010-06-29 L-3 Communications Corporation Parallel filter realization for wideband programmable digital radios
US7586492B2 (en) * 2004-12-20 2009-09-08 Nvidia Corporation Real-time display post-processing using programmable hardware
GB2442623A (en) * 2005-06-16 2008-04-09 Neuro Solution Corp Interpolation process circuit
DE102006034033B3 (de) * 2006-07-24 2007-10-31 Universität Stuttgart Filterstruktur und Verfahren zum Filtern eines Eingangssignals
EP1892834A1 (en) * 2006-08-23 2008-02-27 Sony Deutschland GmbH FIR filter process and FIR filter arrangement
US8938483B1 (en) * 2011-07-20 2015-01-20 Xilinx, Inc. Filter parallelization for high data throughput
US11336544B2 (en) * 2020-10-08 2022-05-17 Sony Group Corporation HDMI system speed test

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4328426A (en) * 1980-08-04 1982-05-04 Xerox Corporation Filter for image pixels
CA1184305A (en) * 1980-12-08 1985-03-19 Russell J. Campbell Error correcting code decoder
DE3118473A1 (de) * 1981-05-09 1982-11-25 TE KA DE Felten & Guilleaume Fernmeldeanlagen GmbH, 8500 Nürnberg Verfahren zur aufbereitung elektrischer signale mit einer digitalen filteranordnung
US4507746A (en) * 1982-07-28 1985-03-26 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Army Programmable matched filter for binary phase-coded signals
US4691292A (en) * 1983-04-13 1987-09-01 Rca Corporation System for digital multiband filtering
DE3484701D1 (de) * 1983-10-05 1991-07-18 Nec Corp Digitale signalverarbeitungseinrichtung mit einem digitalen filter.
US4612625A (en) * 1983-10-12 1986-09-16 Wavetek Rockland Scientific, Inc. Decimator employing finite impulse response digital filters
FR2577084B1 (fr) * 1985-02-01 1987-03-20 Trt Telecom Radio Electr Systeme de bancs de filtres d'analyse et de synthese d'un signal
US4709394A (en) * 1985-08-23 1987-11-24 Rca Corporation Multiplexed real-time pyramid signal processing system

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1106065C (zh) * 1997-09-10 2003-04-16 株式会社日立制作所 永磁高速电动旋转机械用转子及其制造方法
WO2001026316A1 (fr) * 1999-10-04 2001-04-12 Nec Corporation Demodulateur utilise pour traiter un signal numerique
US6624691B1 (en) 1999-10-04 2003-09-23 Nec Corporation Demodulator for processing digital signal

Also Published As

Publication number Publication date
DE3688353D1 (de) 1993-06-03
GB2181318B (en) 1989-12-28
CA1265589A (en) 1990-02-06
JPH0740659B2 (ja) 1995-05-01
ATE88843T1 (de) 1993-05-15
US4821223A (en) 1989-04-11
EP0218396A2 (en) 1987-04-15
EP0218396B1 (en) 1993-04-28
GB8524533D0 (en) 1985-11-06
DE3688353T2 (de) 1993-08-26
EP0218396A3 (en) 1989-01-18
GB2181318A (en) 1987-04-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6284611A (ja) 2次元有限長インパルス応答フイルタ
KR900001449B1 (ko) 멀티플렉스형 실시간 피라미드 신호 처리 시스템
CA1063184A (en) Non-recursive digital filter employing simple coefficients
US4811263A (en) Infinite impulse response filters
US5210705A (en) Digital filtering with single-instruction, multiple-data processor
US4674125A (en) Real-time hierarchal pyramid signal processing apparatus
US5659776A (en) Method and apparatus for inputting data to a single instruction, multiple data processor used in a television receiving system
EP0372350B1 (en) Programmable digital filter
US5600582A (en) Programmable horizontal line filter implemented with synchronous vector processor
JPH07508605A (ja) データセットを比較する方法と装置
US5297069A (en) Finite impulse response filter
CN1012315B (zh) 用于扩展视频数据的插值器
WO1984005001A1 (en) Downsampling and prefilter implementation in television systems
US4694413A (en) Compact-structure input-weighted multitap digital filters
JPH05206782A (ja) 帯域分割フィルタ及び分割帯域結合フィルタ
GB2143046A (en) Real-time hierarchal signal processing apparatus
US3906218A (en) Digital filters
KR970008103B1 (ko) 2차원 디지탈 필터
JP2509176B2 (ja) デ−タ速度変換処理回路
JPS62154983A (ja) ビデオメモリ
JP2965624B2 (ja) ビデオ信号をデイジタル形式で濾波するための方法および回路装置
JP2000020705A (ja) 並列画像処理プロセッサ
KR970003101B1 (ko) 디지탈 필터
JP3034998B2 (ja) トランスバーサルフィルタシステム
JPH043689B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term