JP2965624B2 - ビデオ信号をデイジタル形式で濾波するための方法および回路装置 - Google Patents

ビデオ信号をデイジタル形式で濾波するための方法および回路装置

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JP2965624B2 JP2155588A JP15558890A JP2965624B2 JP 2965624 B2 JP2965624 B2 JP 2965624B2 JP 2155588 A JP2155588 A JP 2155588A JP 15558890 A JP15558890 A JP 15558890A JP 2965624 B2 JP2965624 B2 JP 2965624B2
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/14Picture signal circuitry for video frequency region
    • H04N5/20Circuitry for controlling amplitude response
    • H04N5/205Circuitry for controlling amplitude response for correcting amplitude versus frequency characteristic
    • H04N5/208Circuitry for controlling amplitude response for correcting amplitude versus frequency characteristic for compensating for attenuation of high frequency components, e.g. crispening, aperture distortion correction

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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、請求項1の上位概念に記載の、例えば絞り
補正のためにビデオ信号をディジタル形式で濾波する方
法を前提とする。
従来技術 ディジタルビデオ信号の場合たとえば絞り補正の目的
で、このディジタルビデオ信号を所定の時間間隔だけ遅
延させてさらにフィルタ係数で重み付けをして加算する
ディジタルフィルタが必要とされる。2次元フィルタの
場合、ディジタルビデオ信号は、複数個のクロックパル
ス周期(画素周期)だけ遅延されるだけでなく、複数個
の走査線周期だけ遅延される。この場合に必要とされる
ことは、フィルタの出力信号の1画素の持続時間中に、
入力信号の複数個の画素の値を処理することである。そ
のためには著しく高い計算速度が、例えば広帯域のビデ
オ信号(HDTV)の濾波の場合に、必要とされる。
発明が解決すべき問題点 本発明の課題は、それ自体としては比較的狭い帯域幅
の信号用に設けられている部品を用いて、できるだけわ
ずかな回路費用でビデオ信号をディジタル形式で濾波す
るための方法および回路装置を提供することである。
問題点を解決するための手段 この課題は独立形式の請求項の特許請求の範囲の特徴
部分に記載の構成により、解決されている。
発明の利点 本発明の前記の構成は、動作速度の比較的緩慢な部品
の使用を例えば信号プロセッサの使用を、例えば54MHz
のクロックパルス周波を有する著しく広帯域のビデオ信
号に対しても可能とする。本発明の方法はまず第一に2
次元のフィルタに対して適用されるが、垂直形式のフィ
ルタに対しておよび−画像メモリを使用する場合は−時
間形式の濾波作用に対してまたは3次元の濾波作用に対
しても、用いることができる。
本発明による方法は、個々の信号取り出しが外部から
は行なえない集積化されたフィルタ部品の使用も可能に
する。
本発明の方法に用いられる処理構成の別の利点は、回
路的に同一な複雑な、信号の算術処理を複数個の並列チ
ャンネルにおいて実施できることである。これにより回
路の開発費用が著しく低減される。信号処理の個々のコ
ンポーネントは、デマルチプレックスおよびマルチプレ
ックス動作を用いずに、より低いクロックパルスレート
の装置において直接的な処理のために用いることができ
る。
この方法はさらに本発明の回路装置の部品群の著しく
簡単な機能検査も可能とする。何故ならばそれぞれ1つ
の時間平面において、常に、テスト−ディジタル/アナ
ログ変換を用いて監視できる関連づけられたデータ流が
存在するからである。
従属形式の請求項に示された様に本発明を構成するこ
とができる。
実施例の説明 次に本発明の実施例を図面を用いて説明する。
第1図の回路へ入力側1を介してディジタルビデオ信
号が、走査線Z1,Z2,Z3,Z4等…の通常の順序で導びかれ
る。走査線デマルチプレクサ2において、それぞれ1つ
の走査線の信号が交番的に走査線メモリ3,4の1つの中
に書き込まれる。このことは、前記の導びかれたディジ
タル信号にもとづくかつその周波数が例えば54MHzの値
を有するこの装置のクロックパルスにより、行なわれ
る。
走査線デマルチプレクサ2は2つの出力側を有し、こ
れらは第1図においてチャンネル1およびチャンネル2
で示されている。走査線メモリ3,4からのディジタルビ
デオ信号の読み出しは、クロックパルス周波数の2分の
1の周波数で行なわれる。その結果、読み出されたビデ
オ信号は走査線持続時間の2倍の持続時間を有するが、
クロックパルス周波数の2分の1の周波数を有する。走
査線メモリ3は奇数番目の走査線に対して設けられてお
り、他方、走査線メモリ4により偶数番目の走査線が処
理される。書き込みおよび読み出しの制御は、奇数番目
の走査線と偶数番目の走査線とが同時に読みだされるよ
うに、行なわれる。しかし偶数番目のビデオ標準の場合
は、例えば偶数番目の走査線の、所定のチャンネルへの
この直接的な配属とは異なるようにすることもできる。
走査線メモリ3,4は書き込み/読み出しメモリ(RAM)
としてまたはFIFOメモリとして構成することができる。
実施例に応じて個別的に、準同時形式の書き込みおよび
読み出しがまたは1つの走査線に対するよりも高い容量
が、その都度に交番的に走査線メモリの一部に書きこむ
ためにおよび走査線メモリの別の部分から読み出すため
に、必要とされる。この種のメモリ機構そのものは公知
であるため、本発明の説明のために、詳細は省略する。
メモリ3,4から読み出された信号の次の処理は回路5
において行なわれる。この回路は第2図および第3図を
用いて後述する。回路装置5の濾波された出力信号は走
査線マルチプレクサ6へ導びかれる。この走査線マルチ
プレクサは、走査線マルチプレクサ2とは逆の動作形式
で、2つの走査線メモリ7,8および切り換えスイッチ9
を用いて、濾波された信号の走査線を時間的に圧縮して
出力側10を介して正しい順序Z1,Z2,Z3,Z4で送出する。
回路装置5の入力側に、時間的に伸長された2つの走
査線が半分のクロックパルスレートに低減された信号処
理のために、その都度に同時に供給される。同時に供給
されるためには、チャンネル2における信号はチャンネ
ル1における信号よりも完全に1走査線分だけ遅れるた
め、両方のチャンネルにおける処理はその都度、1走査
線分だけずれる。このことが、信号の濾波のための本発
明の方法の場合に利用される。この場合、1つのフィル
タに対するよりも大きい1つの時間平面だけが必要とさ
れる。このことは、第1図の実施例の場合のように走査
線メモリ3,4が設けられている時は、1つの走査線平面
とすることができる。しかし画像メモリの使用も可能で
ある。その結果、複数個の画像平面の処理が−例えばノ
イズ低減の目的で可能となる。
nを必要とされる時間平面の偶数の個数とし、mが奇
数(m=n+1)の個数を表わすとすると、チャンネル
あたりの時間平面は、n/2の遅延素子(半分のクロック
パルスレートでの走査線またはフレーム)の直列接続体
により、供給することができる。このことは第3図にお
いて走査線遅延の例において示されている。相続く走査
線−即ち偶数番目のおよび奇数番目の−を処理するため
に、垂直のフィルタ入力側に両方のチャンネルの信号の
組み合わせを供給する必要がある。同じことが、その都
度に相続く画像の信号が処理される時間フィルタの場合
に当てはまる。
簡単な垂直フィルタの実現のために、m=3=n+1
であるように設計したため、走査線遅延は正確にn/2と
なる、即ち1チャンネルあたり走査線1本分の遅延が必
要とされる。第2図は特定されない個数の走査線遅延11
〜1(K−1)および21〜2(K−1)を示す。全部の
時間平面の信号A〜Zは、垂直フィルタの場合は、フィ
ルタ係数により重み付けされてさらに加算される。
第3図は2次元フィルタを示し、この場合、チャンネ
ル毎にそれぞれ走査線1本分の遅延装置31,32が設けら
れている。これにより信号A〜Dが4つの異なる時間平
面において得られる。これらの信号のうちのそれぞれ3
つであるA,B,CまたはB,C,Dが、それぞれ、3つの水平フ
ィルタ33〜38および各1つの加算回路39,40から構成さ
れている。各1つのディジタルフィルタへ導びかれる。
加算回路39,40の出力側は、第1図に示したような走
査線マルチプレクサ6の入力側と接続されている。複数
個の水平フィルタのうち水平フィルタ33だけが多少より
正確に示されている。このフィルタはその他のフィルタ
と同様に公知の様に4つの遅延回路42〜45から構成され
ている。これらの遅延回路は信号を、信号T2の1周期持
続時間だけそれぞれ遅延させる。
遅延回路42〜45の入力側および出力側に現われる信号
はそれぞれの乗算器46〜50を介して導びかれて、ここで
それぞれ、相応の入力側51〜55へ導かれる係数が乗算さ
れる。乗算器46〜50を用いて重み付けされた信号は加算
器56へ導びかれる。この加算器の出力側は水平フィルタ
33〜38の出力側を形成する。垂直の濾波作用は、垂直フ
ィルタ33〜35または36〜38の出力信号の加算により行な
われる。この場合、フィルタの特性は、それぞれ1つの
水平フィルタに対して用いられたフィルタ係数と他の水
平フィルタのフィルタ係数との比により、形成される。
本発明による方法ならびに実施例の説明の場合に、こ
れまで中間走査線法の詳細は考慮しなかった。この実施
例の場合、その都度に、時間的に相続く複数個の走査線
の信号が濾波のために用いられるからである。しかし簡
単には、局所的に相続く走査線の信号を濾波することも
可能であり、この目的で走査線デマルチプレクサ回路2
および同様に走査線マルチプレクサ回路6にフィールド
メモリが設けられる。
発明の効果 本発明により、狭い帯域幅の信号のための部品を用い
て高い計算速度の必要とされないコストの低い構成が提
供される。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例に用いられる線順次のデマルチプレクサ
とマルチプレクサのブロック図、第2図は多数の時間平
面においてディジタル信号を導出するための、本発明の
方法に用いられる回路装置のブロック図、第3図は3×
5個のフィルタ係数を有する実施例のブロック図を、そ
れぞれ示す。 2……走査線デマルチプレクサ、3,4……走査線メモ
リ、5……回路装置、6……走査線マルチプレクサ、7,
8……走査線メモリ、9……切り替えスイッチ、11,31,3
2……走査線遅延装置、33〜38……水平フィルタ、39,40
……加算回路、42〜45……走査線遅延回路、46〜50……
乗算器、56……加算回路

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ビデオ信号をディジタル形式で濾波する方
    法において、ディジタル信号としてのビデオ信号を第1
    のクロックパルス周波数により第1メモリの中へ書き込
    むようにし、さらに複数本の走査線のディジタル信号を
    並列に、前記の第1クロックパルス周波数よりも低い第
    2のクロックパルス周波数で読み出すようにし、さらに
    この読み出されたディジタル信号を少なくともそれぞれ
    1回は1走査線持続時間だけ遅延させるようにし、さら
    に前記の読み出されたディジタル信号と遅延されて読み
    出されたディジタル信号を濾波係数で重み付けをして加
    算して前記第2クロックパルス周波数で第2メモリの中
    に書き込むようにし、さらに前記第1クロックパルスで
    読み出すようにしたことを特徴とする、ビデオ信号をデ
    ィジタル形式で濾波する方法。
  2. 【請求項2】第2クロックパルス周波数を第1クロック
    パルス周波数の半分にするようにし、さらに2つの走査
    線の信号を第1メモリから並列にその都度読み出すよう
    にした請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】読み出されたディジタル信号と遅延されて
    読み出されたディジタル信号とをさらに、第2クロック
    パルス信号の1周期持続時間のそれぞれ少なくとも1倍
    だけまたはその複数倍だけ遅延するようにした請求項1
    に記載の方法。
  4. 【請求項4】請求項1記載の方法を実施する回路装置に
    おいて、第1メモリが少なくとも1つの走査線メモリ
    を、並列に読み出されるべきディジタル信号ごとに有す
    るようにしたことを特徴とする回路装置。
  5. 【請求項5】第2メモリも少なくとも各1つの走査線メ
    モリを、並列に読み出されて次に濾波される信号のため
    に有するようにした請求項4に記載の回路装置。
JP2155588A 1989-06-17 1990-06-15 ビデオ信号をデイジタル形式で濾波するための方法および回路装置 Expired - Fee Related JP2965624B2 (ja)

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