JPS628417Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS628417Y2 JPS628417Y2 JP1982163222U JP16322282U JPS628417Y2 JP S628417 Y2 JPS628417 Y2 JP S628417Y2 JP 1982163222 U JP1982163222 U JP 1982163222U JP 16322282 U JP16322282 U JP 16322282U JP S628417 Y2 JPS628417 Y2 JP S628417Y2
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- Japan
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- bearing
- ring
- shaft
- shaped
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- Expired
Links
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 6
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 3
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 2
- 238000005461 lubrication Methods 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 2
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Compressor (AREA)
- Sliding-Contact Bearings (AREA)
- Support Of The Bearing (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
例えば、公知のローリングピストン型密閉圧縮
機においては、第１図縦断面図、第２図−断
面図に示すように、電動機の電機子２により主軸
１Ａが駆動され、これと一体の偏心軸１Ｂが回転
すると、この偏心軸１Ｂに嵌挿されているロータ
８が０点を中心に回転することにより、締切点Ｘ
がシリンダ６の内周面を転動し、連続運転中、締
切点Ｘが吸入ポート１５を通過した瞬間は、シリ
ンダ６のほとんど全容積が圧縮室Ｚとして最大の
容積となり、偏心軸１Ｂの回転とゝもに圧縮室Ｚ
の容積は小さくなり、圧縮室Ｚのガスが圧縮さ
れ、圧縮室Ｚでガスが圧縮されている間に吸入室
Ｙには吸入管１２、吸入ポート１５を経てガスが
吸入され、圧縮室Ｚのガス圧力が吐出ガス１７の
圧力より高くなると、吐出弁１１を押し上げて圧
縮室Ｚのガスが吐出ポート１６を経て吐出され、
圧縮室Ｚと吸入室Ｙが締切点Ｘと仕切板１３で仕
切られている関係上常に２つの部屋が存在し、し
たがつて主軸１Ａの１回転するごとに１回の割合
で、ガスか吸入され、吐出される。
機においては、第１図縦断面図、第２図−断
面図に示すように、電動機の電機子２により主軸
１Ａが駆動され、これと一体の偏心軸１Ｂが回転
すると、この偏心軸１Ｂに嵌挿されているロータ
８が０点を中心に回転することにより、締切点Ｘ
がシリンダ６の内周面を転動し、連続運転中、締
切点Ｘが吸入ポート１５を通過した瞬間は、シリ
ンダ６のほとんど全容積が圧縮室Ｚとして最大の
容積となり、偏心軸１Ｂの回転とゝもに圧縮室Ｚ
の容積は小さくなり、圧縮室Ｚのガスが圧縮さ
れ、圧縮室Ｚでガスが圧縮されている間に吸入室
Ｙには吸入管１２、吸入ポート１５を経てガスが
吸入され、圧縮室Ｚのガス圧力が吐出ガス１７の
圧力より高くなると、吐出弁１１を押し上げて圧
縮室Ｚのガスが吐出ポート１６を経て吐出され、
圧縮室Ｚと吸入室Ｙが締切点Ｘと仕切板１３で仕
切られている関係上常に２つの部屋が存在し、し
たがつて主軸１Ａの１回転するごとに１回の割合
で、ガスか吸入され、吐出される。
このような密閉圧縮機においては、ローリング
ピストン８に作用するガス圧による荷重が大きい
ときは、軸のたわみ量は軸と軸受のクリアランス
に比べて無視できないオーダとなり、このとき、
従来の軸受は、半径方向の剛性が非常に大きいた
めに、軸受５，７の上下端面で片あたりを生じ、
片あたりが起これば、軸受の損失は、全体が流体
潤滑領域にあるときと比べて相当増加し、いわゆ
るメカニカルロスが増大し、圧縮機の性能の低下
を招く。
ピストン８に作用するガス圧による荷重が大きい
ときは、軸のたわみ量は軸と軸受のクリアランス
に比べて無視できないオーダとなり、このとき、
従来の軸受は、半径方向の剛性が非常に大きいた
めに、軸受５，７の上下端面で片あたりを生じ、
片あたりが起これば、軸受の損失は、全体が流体
潤滑領域にあるときと比べて相当増加し、いわゆ
るメカニカルロスが増大し、圧縮機の性能の低下
を招く。
本考案はこのような事情に鑑みて提案されたも
ので、軸受の片当たりを防止し、その摩擦損失を
低減する軸受を提供することを目的とし、一端に
フランジが突設された円筒部の外周に軸線を中心
とするらせん状溝又はリング状溝をほゞ等間隔に
設けてなるつばつき円筒状軸受において、フラン
ジ部の端面に軸孔を囲繞するリング状又はらせん
状の溝を設けたことを特徴とする。
ので、軸受の片当たりを防止し、その摩擦損失を
低減する軸受を提供することを目的とし、一端に
フランジが突設された円筒部の外周に軸線を中心
とするらせん状溝又はリング状溝をほゞ等間隔に
設けてなるつばつき円筒状軸受において、フラン
ジ部の端面に軸孔を囲繞するリング状又はらせん
状の溝を設けたことを特徴とする。
本考案を密閉圧縮機の上部軸受又は下部軸受に
適用した一実施例を図面について説明すると、第
３図はその縦断面図、第４図は第３図において軸
に荷重がかつた場合を示す同じく縦断面図であ
る。
適用した一実施例を図面について説明すると、第
３図はその縦断面図、第４図は第３図において軸
に荷重がかつた場合を示す同じく縦断面図であ
る。
上図において５ａおよび７ａはそれぞれ上部軸
受および下部軸受、１９は軸受の円筒状軸受の外
周面に刻設されたらせん状溝又は環状溝で、溝は
１９は軸受部全体にわたつて加工し、従来の肉厚
1/2〜3/4の深さまで堀り下げる。
受および下部軸受、１９は軸受の円筒状軸受の外
周面に刻設されたらせん状溝又は環状溝で、溝は
１９は軸受部全体にわたつて加工し、従来の肉厚
1/2〜3/4の深さまで堀り下げる。
２０は軸受のフランジ端面には軸孔を囲繞する
ように刻設されたリング状又はらせん状溝であ
る。
ように刻設されたリング状又はらせん状溝であ
る。
一般の軸受において、第４図に示すように、軸
がΔαだけ傾いた場合は、軸と軸受間には、所定
のすきまが存在するが、軸の傾きΔαが大きい場
合には、このすきまがきわめて小さくなり、一般
には同図中点ＡおよびＢにおいて軸と軸受との金
属同志の直接接触の可能性があるが、本構造にお
いては、らせん又はリング状の溝１９を軸受に加
工して、横方向の剛性を小さくしているので、点
Ａおよび点Ｂのすきまが小さくなつても、油膜反
力に応じて軸受側もたわむことができるから、両
点でのメタルコンタクトは避けることができる。
がΔαだけ傾いた場合は、軸と軸受間には、所定
のすきまが存在するが、軸の傾きΔαが大きい場
合には、このすきまがきわめて小さくなり、一般
には同図中点ＡおよびＢにおいて軸と軸受との金
属同志の直接接触の可能性があるが、本構造にお
いては、らせん又はリング状の溝１９を軸受に加
工して、横方向の剛性を小さくしているので、点
Ａおよび点Ｂのすきまが小さくなつても、油膜反
力に応じて軸受側もたわむことができるから、両
点でのメタルコンタクトは避けることができる。
このような構造によれば、下記の効果が奏せら
れる。
れる。
(1) らせん溝又はリング状溝を加工した効果とし
て、単に軸受部の肉厚を薄くして剛性を低下さ
せた場合に比べて、らせん又はリング状フイン
付効果により、たわみに伴い生ずる軸受の円か
ら楕円への変形傾向が小さくなる。剛性を小さ
くした効果として、 (2) 因みに、第４図に示すように、軸の傾斜角Δ
αによる半径方向の変化量が軸と軸受の所定の
すきま相当であれば、一般に点Ａおよび点Ｂの
すきまはきわめて小さくなるが、さらに傾斜角
Δαが大きくなると、軸受の剛性が大きい場合
には、集中的に力が作用し、油膜が破壊され、
金属接触を生ずる惧れがある。
て、単に軸受部の肉厚を薄くして剛性を低下さ
せた場合に比べて、らせん又はリング状フイン
付効果により、たわみに伴い生ずる軸受の円か
ら楕円への変形傾向が小さくなる。剛性を小さ
くした効果として、 (2) 因みに、第４図に示すように、軸の傾斜角Δ
αによる半径方向の変化量が軸と軸受の所定の
すきま相当であれば、一般に点Ａおよび点Ｂの
すきまはきわめて小さくなるが、さらに傾斜角
Δαが大きくなると、軸受の剛性が大きい場合
には、集中的に力が作用し、油膜が破壊され、
金属接触を生ずる惧れがある。
しかしながら、本考案構造では剛性を小さくす
ることにより、軸のたわみに応じて軸受も変形可
能であり、傾斜角Δαが大きい場合でも流体潤滑
を維持することができる。
ることにより、軸のたわみに応じて軸受も変形可
能であり、傾斜角Δαが大きい場合でも流体潤滑
を維持することができる。
実際には、片あたりが発生するのは、ガス圧変
化に応じた変動荷重値の大きい１サイクル中のあ
る範囲であるが、片あたり回避により軸受損失の
低減効果が生ずる。
化に応じた変動荷重値の大きい１サイクル中のあ
る範囲であるが、片あたり回避により軸受損失の
低減効果が生ずる。
要するに本考案によれば、一端にフランジが突
設された円筒部の外周に軸線を中心とするらせん
状溝又はリング状溝をほゞ等間隔に設けてなるつ
ばつき円筒状軸受において、フランジ部の端面に
軸孔を囲繞するリング状又はらせん状の溝を設け
たことにより、片あたりを防止することにより摩
擦損失を低減する軸受を得るから、本考案は産業
上極めて有益なものである。
設された円筒部の外周に軸線を中心とするらせん
状溝又はリング状溝をほゞ等間隔に設けてなるつ
ばつき円筒状軸受において、フランジ部の端面に
軸孔を囲繞するリング状又はらせん状の溝を設け
たことにより、片あたりを防止することにより摩
擦損失を低減する軸受を得るから、本考案は産業
上極めて有益なものである。
第１図は公知の密閉圧縮機を示す縦断面図、第
２図は第１図の−に沿つた断面図、第３図は
本考案を第１図の上部軸受又は下部軸受に適用し
た一実施例を示す縦断面図、第４図は第３図にお
いて軸に荷重がかつた場合を示す同じく縦断面図
である。 ５ａ……上部軸受、７ａ……下部軸受、１９…
…らせん状溝又はリング状溝、２０……らせん状
溝又はリング状溝。
２図は第１図の−に沿つた断面図、第３図は
本考案を第１図の上部軸受又は下部軸受に適用し
た一実施例を示す縦断面図、第４図は第３図にお
いて軸に荷重がかつた場合を示す同じく縦断面図
である。 ５ａ……上部軸受、７ａ……下部軸受、１９…
…らせん状溝又はリング状溝、２０……らせん状
溝又はリング状溝。
Claims (1)
- 一端にフランジが突設された円筒部の外周に軸
線を中心とするらせん状溝又はリング状溝をほゞ
等間隔に設けてなるつばつき円筒状軸受におい
て、フランジ部の端面に軸孔を囲繞するリング状
又はらせん状の溝を設けたことを特徴とする可撓
性軸受。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16322282U JPS5967619U (ja) | 1982-10-29 | 1982-10-29 | 可撓性軸受 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16322282U JPS5967619U (ja) | 1982-10-29 | 1982-10-29 | 可撓性軸受 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5967619U JPS5967619U (ja) | 1984-05-08 |
| JPS628417Y2 true JPS628417Y2 (ja) | 1987-02-27 |
Family
ID=30358205
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16322282U Granted JPS5967619U (ja) | 1982-10-29 | 1982-10-29 | 可撓性軸受 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5967619U (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009145232A1 (ja) * | 2008-05-28 | 2009-12-03 | 東芝キヤリア株式会社 | 密閉型圧縮機及び冷凍サイクル装置 |
| JP2009287473A (ja) * | 2008-05-29 | 2009-12-10 | Toshiba Carrier Corp | 密閉型圧縮機及び冷凍サイクル装置 |
| JP5263360B2 (ja) * | 2011-09-26 | 2013-08-14 | ダイキン工業株式会社 | 圧縮機 |
| JP5152385B1 (ja) * | 2011-09-26 | 2013-02-27 | ダイキン工業株式会社 | 圧縮機 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5313287Y2 (ja) * | 1974-01-17 | 1978-04-11 |
-
1982
- 1982-10-29 JP JP16322282U patent/JPS5967619U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5967619U (ja) | 1984-05-08 |
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