JPS6284096A - ホスホルアミダイト化合物及びその製造法 - Google Patents

ホスホルアミダイト化合物及びその製造法

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JPS6284096A
JPS6284096A JP60223138A JP22313885A JPS6284096A JP S6284096 A JPS6284096 A JP S6284096A JP 60223138 A JP60223138 A JP 60223138A JP 22313885 A JP22313885 A JP 22313885A JP S6284096 A JPS6284096 A JP S6284096A
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千野 恭義
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は新規なヌクレオシドホスホルアミダイト化合物
及びその製造法に関し、さらに詳しくは、リン酸部分の
水酸基及び塩基部分のアミノ基の保護基としてそれぞれ
β−開裂によって脱離する保護基及びアリルオキシカル
ボニル型残基を有する%mなヌクレオシドホスホルアミ
ダイト化合物及びその製造法に関する。
(従来の技術) 最近の遺伝子工学の発展に伴い、その重要な素材である
DNA (デオキシリポ核酸)やRNA (すI核酸)
などのポリヌクレオチドを化学的に合成する方法の研究
が盛んに行われている。
従来、Iリヌクレオチドの化学合成法としてリン酸ジエ
ステル法、リン酸トリエステル法、ホスファイト法など
の手法が知られているが、いずれの方法の場合も副反応
をさけるためにリン酸部分の水酸基及びヌクレオシド塩
基のアミン基を保護したのち縮合反応に供されている。
このうち水酸基の保護基に関して、最近、従来から賞月
されてきたメチル基に代えてβ−シアンエチル基、β−
ハロダノエチル基、β−ニトロエチル基などのどときβ
−開裂によって脱離する保護基を用いる方法が開発され
ている(例えば匍85100816、テトラヘドロン・
レタース第24巻、第52号、第5843〜5846頁
など)。
この方法によれば、メチル基に比較して脱保護が容易な
ため従来法の難点であったチオフェノール処理を回避す
ることができ、また固相合成法に適用する場合には担体
をアンモニア処理によって除去する際に同時にリン酸部
分の水酸基の脱保護も行えるという利点を有する。
しかし、この方法の場合にはアミノ基の保護基としてベ
ンゾイル基、インブチリル基などが用いられておシ、そ
れらの保護基を除去するためには熱アンモニア水で長時
間にわたって処理しなければならないという問題があっ
た。
(発明が解決しようとする問題点) そこで本発明者らはかかる従来技術の欠点を解決すべく
鋭意検討の結果、水酸基の保護基としてβ−開裂によっ
て脱離する保護基を使用することに加えてアミン基の保
護基としてアリルオキシカルテニル凰残基を使用すると
、緩和な条件下で速やかに脱保護可能であり、しかもポ
リヌクレオチド合成反応の過程ではきわめて安定なこと
を見い出し、本発明を完成するに到った。
(問題点を解決するための手段) かくして本発明によれば、第一の発明として下記一般式
(1)で表わされるホスホルアミダイト化合物が提供さ
れ、第二の発明として下記一般式〔■〕で表わされるヌ
クレオシド類と下記一般式[n[)で表わされるリンア
ミド化合物とを反応させることを特徴とする前記一般式
〔I〕で表わされるホスホルアミダイト化合物の製造法
が提供される。
(式中、R1及びR2は保護基を有する水酸基または一
0R4を表わし、R3は水素原子、保護基を有す表わし
、Xは2級アミ7基、R5はβ−開裂によって脱離する
保護基を表わし1.R1,R2及びR3のいずれか一つ
のみが一0R4であり、B  はアミノ基もしくはイミ
ノ基がアリルオキシカA/ボニルWM基で保護されたヌ
クレオシド塩基の残基を表わす。)(式中、H1/及び
R2′は保護基を有していてもよい水酸基を表わし、H
5/は水素原子または保護基を有していてもよい水酸基
を表わし、R,/ 、 H2/及びB11のいずれか一
つのみが水酸基であり、nAoc 、 x及びR5は前
記と同じであり、Yは2級アミノ基またはハロダン原子
を表わす。) 本発明のヌクレオシドホスホルアミダイト化合物は、リ
ン酸部分の水酸基がβ−開裂によって脱離する保護基で
保護され、かつヌクレオシド塩基中にアミノ基もしくは
イミノ基がアリルオキシカルy3?ニル凰残基で保護さ
れたものである。
前記式中、R1及びR2は保護基を有する水酸基または
一〇′R4であシ、保護基はヌクレオシド化学において
一般的に用いられているものであればいずれでもよい。
その具体例として、例えはトリチル基、モノメトキシト
リチル基、ジメトキシトリチル基、トリメチルシリル基
、トリエチルシリル基、トリフェニルシリル基、t−ブ
チルジメチルシリル基、テトラヒドロピラニル基、4−
メトキシテトラヒドロフラニル基、ベンゾイル基、ベン
ジル基、テトラヒドロフラニル基、メトキシメチル基、
メトキシエトキシメチル基、フェノキシメチル基、メチ
ルチオメチル基、フェニルチオメチル基などが例示され
る。
基である。ここでR5はβ−開裂によって脱離する保護
基、すなわち下記一般式〔■〕で示される保護基を表わ
す。
Y Y 式中、Yは水素原子のほかメチル基、エチル基などの低
級アルキル基を表わし、また2は電子吸引性残基を表わ
し、その具体例としてシアン基、干 ニトロ基、ジオシアノ基、弗素、塩基、臭素などのハロ
ゲン原子、フェニルスルホニル基、メチルスルホニル基
、フェニル基などが例示される。この際、フェニル基部
分のオルト−位及び/又はバラ−位にはハログ/、シア
ン基、ニトロ基などの置換基を有していてもよい。
これらの保護基のなかでもZがシアン基のものが好まし
く、とくにβ−シアノエチル基が賞月される。
またXで表わされる2級アミン基の具体例としては、ジ
メチルアミノ基、ジエチルアミノ基、ジイソプロピルア
ミノ基、ジ−t−ブチルアミノ基、メチルプロピルアミ
ノ基、メチルへキシルアミノ基、メチルシクロヘキシル
アミノ基、エチルベンジルアミノ基、モルホリノ基、チ
オモルホリフ基、ピロリジノ基、ピペリジノ基、2,6
−シメチルピペリジノ基、ピペリジノ基、イミダゾリノ
基、ピロリノ基などが例示され、炭素数10以下のもの
が賞月される。
さらにYはXと同様の2級アミン基の他、塩素、臭素、
沃素などのハロゲン原子であり、なかでも2級アミノ基
が好ましい。
またR5は水素原子、保護基を有する水酸基または一0
R4であり、保護基及びR4の内容は前記と同様である
本発明のヌクレオシドホスホルアミダイトは、ポリヌク
レオチドの合成用モノマーとして用いられるものであシ
、そのためR5,R2またはR3のいずれか一つにのみ
一0R4が導入されている。
さらKB  idアミノ基もしくはイミノ基がアリルオ
キシカル対?ニル型残基で保護されたヌクレオシド塩基
の残基である。ヌクレオシド塩基を有するヌクレオシド
の具体例としては、例えばデオキシアデノシン、デオキ
シグアノシン、デオキシシチジン、チミジン、アデノシ
ン、グアノシン、シチジン、ウリジン、イノシンなどが
例示される。
塩基部分のアミノ基の保護基として用いられるアリルオ
キシカルがニル型残基は、脱保護反応を本質的に損わな
いものであればいずれでもよく、その具体例として、ア
リルオキシカルボニル基、メタリルオキシカルメニル基
、クロチルオキシカル?ニル基、fレニルオキシカルデ
ニル基、シンナミルオキシカルブニル基、p−クロロシ
ンナミルオキシカルボニル基、クロロアリルオキシカル
ypニル基などが例示される。
アリルオキシカルボニル基残基の炭素数は反応後に生ず
る副生物の分離や原料入手の容易性などを考慮して適宜
選択すればよいが、通常は炭素数12以下のものが用い
られる。
本発明のホスホルアミダイト化合物は前記−数式[11
)で表わされるヌクレオシド類と前記一般式[IDで表
わされるリンアミド化合物を反応させることによって得
ることができる。
一般式〔■〕のR,’ 、 R2’及びR3′のいずれ
か1つは水酸基であり、それらが保護基を有する水酸基
である場合には、その保護基として前記のものと同様の
ものが用いられる。
また一般式〔■〕のXは前記と同様であシ、さらにYは
Xと同様の2級アミノ基の他、塩素、臭素、沃素などの
ハロダン原子であ)、なかでも2級アミノ基が好ましい
本発明で用いられるヌクレオシド類は未保護のヌクレオ
シドにクロロ炭酸アリル、ブロム炭酸アリル、アリル(
1−ペンシトリアゾイル)カーがネートなどのアリル化
剤をトリエチルアミン、n−ブチルリチウムなどのごと
き塩基の存在下にテトラヒドロフラン、ヘキサメチルホ
スホリットトリアミドなどのごとき溶剤中で反応させる
ことによりて容易に得ることができる。
またリンアミド化合物は、3塩化リンに代表されるハロ
ゲン化リンに下記一般式[V]で示されるアルコールを
反応させたのち、エーテルなどのごとき適当な溶媒中で
2級アミンと反応させることによって容易に得ることが
できる。
本発明におけるホスホルアミダイト化合物の製法は、原
料として前記一般式(It)及び〔■〕で表わされるヌ
クレオシド類とリンアミド化合物を使用すること以外、
常法に従って行われる。
例えば前者1モル当り後者1〜3モルを仕込み、テトラ
ヒドロフラン、アセトニトリル、ジメチルホルムアミド
、ジクロロメタン、ジメチルスルホキシドなどのごとき
溶剤の存在下に0〜40℃で1〜5時間反応することに
よって目的とするホスホルアミダイト化合物を効率よく
得ることができる。
反応液中からの生成物の単離・精製は、通常の有機合成
反応の手段である吸着クロマトグラフ(−やイオン交換
クロマトグラフィーあるいは有機溶媒による分配や結晶
化など公知の手段を適宜に選択し、あるいは組み合わせ
て実施することが可能である。
(発明の効果) かくして得られる本発明のホスホルアミダイト化合物は
、リン酸部分の水酸基とヌクレオシド塩基のアミノ基も
しくはイミノ基の双方の保護基を緩和な条件下で速やか
に除去することができる。
例えば、かかるホスホルアミダイト化合物を所定の反応
に供したのち、ホスファイト部分をホスフェートに酸化
し、しかるのち0価のIJ?ラジウム化合物とアミンや
蟻酸塩に代表される求核試剤を用いて中性条件下に処理
すると、室温で短時間のうちにヌクレオシド塩基部分の
保護基を除去することができる。
また水酸基部分の脱保護はアンモニア水を用いて室温で
0.1〜5時間処理することによシ容易に行うことがで
きる。とくに担体を用いる固相合成法の場合には、上記
処理中に担体からの切断も同時に行うことができる。
またβ−開裂によって脱離する保護基及びアリルオキシ
カルボニル型残基は糖部水酸基の脱保護反応で用いられ
る一般的な条件(例えばトリクロロ酢酸による5′−水
酸基の脱保護やテトラ−n−ブチルアンモニウムフロリ
ドによる3′−水酸基の脱保護など)下できわめて安定
に存在する。
(実施例) 以下に実施例を挙げて本発明をさらに具体的に説明する
参考例1 ジイソプロピルアミン156ミリモルをエーテル80ミ
リリツトルに溶解したのち、3塩化リン1当量にβ−シ
アンエタノール1当量を有機溶剤中−5℃で3時間反応
させ110〜112℃/9wHgの留分をあつめて得た
β−シアノエトキシジクロロホスフィン34,7ミリモ
ルを加えて室温で12時間攪拌した。反応後、生成した
ジイソプロピルアンモニウムクロライドを戸別し、エー
テル溶液を蒸留し油状のβ−シアノエトキシモノクロロ
(N、N−ジイソプロピルアミノ)ホスフィンを得た。
収率は73モルチであった。沸点は102〜104℃(
0,08mHg )でh−zた。
実施例1 5′−o−ジメトキシトリチルデオキシシチジンにアリ
ル(1−ペンシトリアゾイル)カーゲネートを反応させ
て得た5′−〇−ジメトキシトリチルーN−アリルオキ
シデオキシシテジ/1.5ミリモル及び1−H−テトラ
ゾール1.56ミリモルをテトラヒドロフラン:アセト
ニトリル=1:1の混合溶剤12ミリリツトルに溶解し
たのち、β−シアノエトキシモノクロロ(N、N−ジイ
ソプロピルアミノ)ホスフィン2.25ミリモルを0℃
で加え、次いで25℃で1.5時間攪拌した。
飽和重炭酸す) IJウム水で洗浄した酢酸エチルで希
釈したのち、飽和食塩水で洗浄し、有機層を硫酸マグネ
シウムで乾燥したのち濃縮した。次いで残渣をトルエン
:ヘキサン(3:1)混合溶剤に溶解し、−78℃で激
しく攪拌しながらヘキサン中に加え析出させ、析出物を
濾過によりて分離した。収率は65%であった。この析
出物を分析したところ、物性値は以下のとうシであり、
下記のホスホルアミダイト(化合物1)であることが判
明した。
(化合物1) 0元素分析値(C43H5□0.N5P)Calcd、
   C63,5H6,40N8.61Found、 
  C63,3H6,46N8.57o1H−NMR(
CDCl2) 4.04 、4.22 (P−OCR2)、3.81 
(N (CH) )、 2.79(−CH3CN) 、
1.30 (−NC(CH3)2)、2.06〜2.3
5(IH(2’))  、  2.55(IH(2’)
  )、  3.30(1)((5つ)、3.55(I
H(5’)) 、3.84(61((20CH3) )
、 3.90〜実施例2 5′−〇−ジメトキシトリチルーN−アリルオキシカル
ゲニル−2′−デオキシアデノシン0.2ミリモル及び
1−H−テトラゾール0.21ミリモルをアセトニトリ
ル2ミリリットルに溶解したのち、アリルオキシモノク
ロロ(ジイソプロピルアミノ)ホスフィン0.3ミリモ
ルを加え、25℃で1.5時間攪拌した。その後の処理
は実施例1に準じて行い、下記のホスホルアミダイト(
化合物2)を62チの収率で得た。物性値は以下のとう
りである。
0元素分析値(C44H5508N7P)Calcd、
  C63,I  H6,21N11.7Found、
  C63,OH6,29N11.00 ’H−NMR
(CDC/、3) 3.41(2H(5’))、3.70(3H(OCR,
))、4.15(IH(4′)、4.76 (2H(a
llyl )) 、 5.20〜5.50 (2)16
.55〜7.41(14H(Ar))、8.37(IH
)、8.47(IH(amide) )、8.68(I
H)参考例2 (二量体の合成) 実施例1で得た化合物13.12ミ’Jモルをテトラヒ
ドロフラン:アセトニトリル=1:2の混合溶剤15ミ
リリツトルに溶解したのち、3′−〇−t−プチブチメ
チルシリルチミノン2.86ミリモルと1−H−テトラ
ゾール3.42ミリモルを加え、20℃で2時間攪拌し
た。
次いで一78℃に冷却し、二酸化窒素4.86ミリモル
のジクロロメタン溶液を加え、30分間酸化したのち、
0.5モル亜硫酸ナトリウム水溶液30ミリリツトルを
加えた。室温に戻したのち、クロロホルムと飽和食塩水
を加え、分離した水層をクロロホルムで抽出した。乾燥
後、クロマトグラフィー(シリカゲル120I、メタノ
ール:クロロホルム=t:3o−1:20)によシ分離
し、β−シアノエチル−5′−〇−ジメトキシトリチル
シチジリル−(3′→5’)−3’−o−t−ブチルジ
メチルシリルチミジン(化合物見)を80%の収率で得
た。
この物質の物性値は以下のとうシである。
(化合物3) ・元素分析値(Cs5H6sO7sN6S tP )C
ated、  C58,67H6,00N 7.75F
ound、  C58,49H6,02N 7.88参
考例3 (二量体の脱保護) 化合物30.084 ミIJモル及びトリフェニルホス
フィン0.0252ミリモルをアルゴン雰囲気下でテト
ラヒドロフラン1ミリリツトルに溶解したのちテトラキ
ス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0) 0.
0042 ミIJモルを加え室温で5分間攪拌した。次
いで、n−ブチルアミン36マイクロリ7)ルを加え、
20分攪拌後、溶剤を留去したのち、アンモニア水を室
温で20分反応させ、次いでアンモニアを留去し、残渣
をクロマトグラフィー (ODS 、水:メタノール=
1:4)で分離し、71Jルオキシカルデニル基ならび
にシアンエチル基が除去された対応のジヌクレオシドホ
スフェート(化合物4)を77モルチの収率で得た。
(化合物、!、) ・元素分析値(C46H58013N5SIP)Cat
cd、   C58,29H6,12N  7.39F
ound、   C58,33H6,06N  7.5
1参考例4 CPG (Controlled Pore Gras
s )レジンにエステル結合を介して結合した5′−〇
−ジメトキシトリチルチミジン(化合物Σ)30ミリグ
ラムをガラス製反応器に入れ、これにトリクロロ酢酸の
ジクロロメタン溶液を加えて5′−水酸基を脱保護した
のち、アセトニトリルで洗浄した。次いでシチジン塩基
のアミン基がアリルオキシカル?ニル基で保護されたホ
スホルアミダイト(化合物よ)0.03ミリモル及び1
−H−テトラゾール0.04ミリモルをアセトニトリル
−テトラヒドロフラン混合溶剤に溶解して加え、室温で
2分間反応させた。
次いで、アセトニトリルで洗浄したのち、沃素溶液1.
2ミリリツトル(沃素11.6グラム、水18ミリリ 
ントル、ルチジン180ミリリツトル、テトラヒドロフ
ラン720ミリリツトル)を加え25秒間反応させて、
担体に担持したC−T二量体(化合物見)を得た。収率
は80%であった(後述の57−ジメトキシトリチル基
の脱離に伴う発色で測定)。
この化合物の確認は以下の手順に従って行った。
まず前記化合物6を含む担体をアセトニ) IJルで洗
浄したのち、無水酢酸を加えて未反応の5′−水酸基を
キャッピングし、アセトニトリルを加えて洗浄した。次
いでトリフェニルホスフィン0.095ミリモル、n−
ブチルアミン0.6ミリモル、蟻酸0.6ミリモル及び
テトラキス(トリフェニルホスフィン)・千ラジウム(
0) 0.015ミリモルをテトラヒドロフランに溶解
して加え、室温で10分間反応して、塩基部分のアリル
オキシカルボニル基ヲ脱保護した。
テトラヒドロフランとジクロロメタンで洗浄後、トリク
ロロ酢酸によシ5′−水酸基のジメトキシトリチル基を
脱離し、化合物7を得た。次いで30チアンモニア水溶
液を加え室温で30分放置してリン酸部分のβ−シアノ
エチル基と担体を除去し、C−Tのダイマー(化合物見
)を得た。
アンモニアを留去後、200マイクロリツトルの水に溶
解し、このうち5マイクロリツトルの水溶液を採取し、
これに〔γ−P:1ATP(PB−170。
アマジャム)1マイクロリツトルを加えて乾固した。こ
れにカイネーションパッファー(X2.5)i2μt、
T4ヌクレオチドキナーゼ(宝酒蔵、 2,5u、’、
x)1μt、水2μtを加えて37℃でカイネーション
を行ったe TLC(Polygram、  CELL
300 DEAE/HR−2/15 * Macker
ey −Nage1社良)上、RNAホモミックスチュ
アにて展開し、−次元のオートラジオグラフを得、1ス
ポツトであることを確認した。
TLCから、1スポツトの位置を抽出し、ペノムホスホ
ジエステラーゼと、ヌクレアーゼP1で消化させ、消化
物t−それぞれDEAE−セルロースベーa! −を用
いる電気泳動で展開し、これをTLCに転写して、ホモ
ミックスチュアにて二次元に展開した。
二次元の展開後、TLCのオートラジオグラフをとり、
スポットの位置から保護基が脱保護されたCTダイマー
が生成していることを確認した。
化合物5 OCH2CH2CN 化合物6

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、下記一般式〔 I 〕で表わされるホスホルアミダイ
    ト化合物。 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・〔 I 〕 (式中、R_1及びR_2は保護基を有する水酸基また
    は−OR_4を表わし、R_3は水素原子、保護基を有
    する水酸基または−OR_4を表わし、R_4は▲数式
    、化学式、表等があります▼を表わし、Xは2級アミノ
    基、R_5はβ−開裂によって脱離する保護基を表わし
    、R_1、R_2及びR_3のいずれか一つのみが−O
    R_4であり、B^A^O^Cはアミノ基もしくはイミ
    ノ基がアリルオキシカルボニル型残基で保護されたヌク
    レオシド塩基の残基を表わす。)2、下記一般式〔II〕
    で表わされるヌクレオシド類と下記一般式〔III〕で表
    わされるリンアミド化合物とを反応させることを特徴と
    する前記一般式〔 I 〕で表わされるホスホルアミダイ
    ト化合物の製造法。 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・〔II〕▲数式
    、化学式、表等があります▼・・・〔III〕 (式中、R_1′及びR_2′は保護基を有していても
    よい水酸基を表わし、R_3′は水素原子または保護基
    を有していてもよい水酸基を表わし、R_1′、R_2
    ′及びR_3′のいずれか一つのみが水酸基であり、B
    ^A^O^C、X及びR_5は前記と同じであり、Yは
    2級アミノ基またはハロゲン原子を表わす。)
JP60223138A 1985-09-25 1985-10-07 ホスホルアミダイト化合物及びその製造法 Expired - Lifetime JPH0680071B2 (ja)

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JP2006512336A (ja) * 2002-12-18 2006-04-13 アベシア・リミテッド オリゴヌクレオチド・シントン類を精製する方法

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JP4824931B2 (ja) * 2002-12-18 2011-11-30 アベシア・バイオテクノロジー・インコーポレーテッド オリゴヌクレオチド・シントン類を精製する方法

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