JPS628303A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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Publication number
JPS628303A
JPS628303A JP14653985A JP14653985A JPS628303A JP S628303 A JPS628303 A JP S628303A JP 14653985 A JP14653985 A JP 14653985A JP 14653985 A JP14653985 A JP 14653985A JP S628303 A JPS628303 A JP S628303A
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JP
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video signal
signal
recording
heads
head
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JP14653985A
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English (en)
Inventor
Akimichi Terada
寺田 明猷
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、水平走査数が異なる広帯域映像信号と狭帯域
映像信号とを選択的に記録再生可能としたヘリカルキャ
ン方式の磁気記録再生装置に関する。
〔発明の背景〕
将来のテレビジョン放送形式として、広帯域映像信号を
用いて高精細度の再生画像を得るようにすることが考え
られているが、かかる広帯域映像信号としては、たとえ
ば、日本放送&会が提案するMUSE信号が知られてい
る。このMULE(l!r号は、水平走査線数が現行標
準テレビジョン方式における映像信号の約2倍であり、
これによってその周波数帯域幅も、現行標準映像信号が
約4 M Hzであるのに対し、その約2倍の8 M 
Hzとなっている。
このような高US度の再生画像を得るための広帯域映像
信号を用いた放送形式が将来実施されるであろうが、こ
の放送形式が現行放送形式にある時期に突然とってかわ
るものとは考えられず、長い期間にわたって両放送形式
か併存するものと予想される。このような場合、これら
両放送形式の映像信号がともに記録再生でき、しかも、
夫々の映像信号が現行標準放送用のテレビジョン受像機
でも、高精細度放送用のテレビジョン受像機でも簡単に
受信できることか望ましい。
ところで、従来、広帯域信号と狭帯域信号とを選択的に
記録再生可能なヘリ力ルスギャン方式の磁気記録再生装
置として、映像信号を広帯域信号とし、音声信号な狭帯
域信号としたものが、たとえば、特開昭58−2224
02号公報に開示されている。この従来技術においては
、音声信号を記録再生する場合には、時間軸圧縮・伸長
処理を行なって音声信号を映像信号とほぼ等しい周波数
帯域とし、かつ、これを記録する場合には、時間軸圧縮
されているから、複数種の音声信号が記録できるように
している。
そこで、上記の映倫信号とこれに対して狭帯域の現行標
準映像信号(以下、上記広帯域映像信号に対して狭帯域
映像信号とbう)との記録再生に上記従来技術を適用す
ることが考えられる。この場合、当然磁気記録再生装置
は広帯域映像信号が充分に記録再生可能に構成されるが
、また、狭帯域映像信号を時間軸圧縮して記録すること
により、その水平走査期間の時間長を広帯域映像信号の
それを等しくできて高*i度放送用のテレビジョン受像
機での受像が可能となるし、再生された狭帯域映像信号
を時間軸伸長することにより、現行標準放送用のテレビ
ジョン受像機で受像できる。
しかしながら、狭帯域映像信号の時間軸圧縮、伸長処理
にはメモリが必要であり、しかも、映像信号は膨大な量
の情報を含んでいるから、膨大な容量の高価なメモリが
必要となり、磁気記録再生装置の大幅なコストアップを
招くことになる。
〔発明の目的」 本発明の目的は、上記の問題点を解消し、時間軸圧縮、
伸長手段を不要として広帯域映像信号と複数種の狭帯域
映像信号とを選択的に記録再生可能とした磁気記録再生
装置を提供するにある。
〔発明の概要〕
この目的を達成するために、本発明は、回転シリンダに
複数対の回転磁気ヘッドを配置し、広帯域映像信号につ
いては、該広帯域映像信号を該回転磁気ヘッドの対数に
等しい数のチャンネルに分割して夫々のチャンネルを異
なる対の回転磁気ヘッドで記録再生し、狭帯域映像信号
については、該回転磁気ヘッドの全てに項番に該狭帯域
映像信号を供給して記録再生するようにした点に特徴が
ある。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の実施例を図面によって説明する。
第1図〜第5図は本発明による磁気記録再生装置の第1
の実施例を示し、第1図は回転シリンダ近傍を示す平面
図、第2図は第1図における各回転磁気ヘッドへの信号
分配のタイミングチャート、第6図は磁気テープ上に形
成されるトラックのパターン図、第4図は信号記録系を
示すブロック図、第5図は信号再生系を示すブロック図
である。
まず第1図において、磁気テープ2はガイドボスト7.
8に案内され、回転シリンダ1に、たとえば約220°
斜めに巻き付けられて矢印A方向に走行する。回転シリ
ンダ1には、図示するように、回転磁気ヘッド(以下単
にヘッドという)3.4,5.6が等角度間隔に配置さ
れており、これら各ヘッドは回転輪方向に同一高さに配
置されている。そして、ヘッド3とヘッド5が同一のア
ジマス角を有するアジマスヘッド、ヘッド4と6がヘッ
ド5,5とは異なる同一のアジマス角を有するアジマス
ヘッドである。これらのヘッドは、たとえば映像信号の
1フレームに4回転の割合で矢印B方向に回転する。
このように、各ヘッドは磁気テープ2にシリンダの約2
20°角度範囲にわたって当接し、磁気テープに信号を
記録再生する。このとき、各ヘッド同志は90°間隔に
配置されているため、おのおのZ6フレーム(%フィー
ルド〕ずっ遅れて磁気テープ2を走査することになる。
ここでまず、広帯域映像信号を記録再生する場合につい
て、第2図(α)をもとにして説明する。
この場合には、入力される広帯域信号をチャンネル1と
チャンネル2の2mの映像信号に分割する。この分割方
法としては、たとえば広帯域映像信号の奇数番目の水平
走査線期間の信号をチャンネル1.偶数番目の水平走査
線期間の信号をチャンネル2とすることが考えられる。
このようにすることにより、各チャンネルの映像信号は
元の広帯域映像信号の慶の帯域を有する信号とすること
ができる。このように広帯域映像信号を2分割し、ヘッ
ド6とヘッド5でチャンネル1の映像信号を、ヘッド4
とヘッド6でチャンネル2の映像信号を記録再生する。
すなわち、第2図(α)に示す如く、まず、ヘッド3で
チャンネル1の映像信号を回転シリンダ10%回転期間
に’Aフィールド分記録し、次に1これよりもV8フィ
ールド遅れて、ヘッド4でチャンネル2の映像信号を’
A フィールド分記録する。さらにヘッド5による記録
が終了した時点から、今度はヘッド5でチャンネル1の
映像信号なAフィールド分記録し、さらにひきつづきヘ
ッド4による記録が終了した時点から、今度はヘッド6
でチャンネル2の映像信号をAフィールド分記録する。
以丁この動作がくり返えされる。
なお、広帯域映像信号に伴なう音声信号は、各ヘッドが
、映像信号の記録終了後、いわゆるオーバーラツプ記録
する。
映像信号の記録区間は回転シリンダ1への巻付は角で1
800相当であるので、残りの40°相当区間で時間軸
圧縮された音声信号を記録する。
すなわち、音声信号は、匂変換されてPCM変換された
のち、時間軸圧縮され、映像信号が記録された記録トラ
ックに対して適切なガード部分だけ離間したトラックに
記録される。
このように各信号を記録すると、磁気テープ2上には、
第6図(α)に示す記録トラックが形成される。
すなわち、ヘッド3により、記録トラック9と16が、
ヘッド4により、記録トラック10と14が、ヘッド5
により、記録トラック11と15が、ヘッド6により、
記録トラック12と16が夫々形成される。記録トラッ
ク9,10,11.12は映像信号が記録され、そのう
ち記録トラック9と11にはチャンネル1の映像信号が
、記録トラック10と12はチャンネル2の映像信号が
記録される。また、記録トラック13 、14 、15
 、16には音声信号が記録される。たとえば、記録ト
ラック13と15はステレオ放送の左チャンネル信号が
、記録トラック14と16には右チャンネル信号が記録
される。
映像信号の記録トラックと音声信号の記録トラックの間
の部分はガード部分である。このようにすることにより
、音声信号のアフターレコーディングや映像信号のアフ
ターレコーディングなどが可能となる。
なお既述したごとく、ヘッド3,4,5.6はアジマス
ヘッドであるため、隣接トラック間ではアジマス角は異
なり、アジマス重ね書き記録が可能となる。また、再生
時についても上記記録時と全く同様な走査が行なわれる
次に、第1図<6>を用いてZfi類の狭帯域映像信号
の記録、再生を行なう場合について説明する。
この場合には第2図(b) K示す如く、各ヘッドのテ
ープ走査の前半部で第1の狭帯域映像信号を記録、再生
し、その後半部で第2の狭帯域映像信号を’/B 7 
(−ルド分記録し、この記録が終ると、次に、時間軸圧
縮された音声信号を記録し、そののち第2の狭帯域映像
信号な%フィールド分記録しこの記録が終ると、さらに
、時間軸圧縮された音声信号を記録する。この間、ヘッ
ド3はほぼ220°回転している。ヘッド4はヘッド6
による第1の狭帯域映像信号の記録が終了した時点から
第1の狭帯域映像信号の記録を開始し、その膓フィール
ド分を記録すると、ヘッド6と同様に、第1の狭帯域映
像信号に伴なう音声信号の記録1次いで第2の狭帯域映
像信号のAフィールド分の記録、さらにこれに伴なう音
声信号の記録を行なう。ヘッド5.ヘッド6も全く同様
である。このように、これらのヘッド5,4,5.6は
、’Aフィールド分(シリンダ巻付角90°相当)の時
間づつ順次遅れ、第1の狭帯域映像信号、音声信号、第
2の狭帯域映像信号、音声信号の順に記録を行なう。再
生についても全く同様である。
このように各信号を記録すると、磁気テープ2上には、
第5図(b)に示す記録トラックが形成される。
すなわち、第3図Cb)において、記録トラック17.
25,21.29はヘッド3で形成された記録トラック
、記録トラック18,26,22.30はヘッド4で形
成された記録トラック、記録トラック19゜27 、2
5 、31はヘッド5で形成された記録トラック、記録
トラック20 、28 、24 、52はヘット′6で
形成された記録トラックであり、記録トラック17.1
8,19.20には、第1の狭帯域映像信号が記録され
ており、記録トラック25,26,27.28には、第
1の狭帯域映像信号に伴なう音声信号が時間軸圧縮され
て記録されている。また、記録トラック21 、22 
、25 、24には、第2の狭帯域映像信号が記録され
、記録トラック29,30,31゜52には、第2の狭
帯域映像信号に伴なう音声信号が時間軸圧縮されて記録
されている。各記録トラックの中間の部分はガード部分
である。
このように、磁気テープ2上に記録トラックを形成する
ことにより、第1の狭帯域映像信号、これに伴う音声信
号、第2の狭帯域映像信号およびこれに伴なう音声信号
を夫々独立に消去、誉き替えを行なうことができる。ま
たフライインクイレーズを行なう場合において、1個の
フライインクイレーズヘッドを備えることにより、すべ
ての消去、優き替え操作を行なうことができるし、もち
ろん、上記イぎ号はテープ幅方向に分割されているので
、固定の消去ヘッドにより、上記各信号を独立に消去す
ることも、各信号に対応する消去ギャップを有するヘッ
ドを設けることにより可能である。
広帯域映像信号と狭帯域映像信号として、先の高精細テ
レビジョン用放送信号であるMUSE信号と現行標準方
式テレビジョン(NTS(:)信号を考えると、前者を
既述した如く、水平走査線単位に2分割した場合、谷チ
ャンネルの帯域は4 MHzと等しくなり、しかもチャ
ンネルあたりの水平走査線数はtlぼ等しくなるので、
本発明を適用するのに好適な例となっている。この例の
場合、第6図(α)のチャンネル信号と第3図(A)の
チャンネル信号とはほぼ同様な信号となっており、全く
同様な記録、再生手段により記録再生が可能となる。ま
た、これらの信号が同じような形式であるので、たとえ
ば第3図<b>のチャンネル1の再生信号はわずかな変
更のみで、現行標準放送用のテレビジョン受像機で受像
することが可能になる。すなわち、この実施例を用いる
ことにより、現行標準放送用のテレビジョン受像機で、
高精細テレビジョン放送のプログラムを簡単に受像でき
ることになる。
次に、第4図によってこの実施例の信号記録系について
説明する。
同図において、入力端子66から人力された広帯域映像
信号は、スイッチ回路35.36により2種の1水平走
査線期間(H)おきの信号に分割される。この分割は、
広帯域映像信号から水平同期分離回路54で水平同期信
号を分離し、この水平同期信号を基準として行なわれる
。この水平同期信号はクロック発生回路37に入力され
、スイッチ回路35.36の出力信号を夫々匂変換器4
4.45で軸変換するための水平同期信号に同期したサ
ンプリングパルスが形成される。一方第1の狭帯域映像
信号が入力端子38から入力され、水平同期分離回路4
0.クロック発生回路42により軸変換用のサンプリン
グどくルスが出力される。入力端子39に入力される第
2の狭帯域映像信号についても全く同様である。
広帯域信号を分割して得られた夫々の信号とそのサンプ
リングパルス、および第1の狭帯域信号とそのサンプリ
ングパルスと第2の狭帯域信号とそのサンプリングパル
スは、図に示ス如く、スイッチ群に供給される。これら
スイッチ群は入力信号が広帯域映像信号か狭帯域映像信
号かによってW側あるいはN側に切換えられ、広帯域映
像信号、狭帯域映像信号のいずれかが選択される。入力
信号が広帯域映像信号の場合には、それらのスイッチ群
はW、l、%l子に、また、狭帯域映像信号の場合には
N端子が接続される0このようにして選択された映像信
号はこれに伴なうサンプリングパルスととも軸度換器4
4゜45に入力され、入力映像信号がディジタル(DC
M)映像信号に変換される。これらディジタル信号はエ
ラー訂正ビット付加回路46.47にて夫々エラー訂正
ビットが付加され、さらに、変調回路48 、49で磁
気記録に適した形式の変調を施こされる。変調された信
号は夫々、スイッチ50.51により、各ヘッド3〜6
0回転位相および入力信号が広帯域映像信号か狭帯域映
像信号−かに応じて、各ヘッドに分配される。この分配
については既述した。これらスイッチ50.51のため
のスイッチング信号は、回転シリンダ1(第1図)に備
えられたタック信号発生器52からのタック信号からス
イッチ信号発生回路53により作製され、これらが入力
信号か狭帯域映像信号の広帯域映像信号かによってN側
あるいはW側に切替えられてスイッチ5L] 、 51
に供給される。
各ヘッド3〜6毎に分配された変調信号は、それぞれ記
録アンプ54 、 ss 、 56 、57により増幅
された後、夫々のヘッド5,4,5.6に供給される。
次に、第5図によってこの実施例の信号再生系について
説明する。
ヘッド3,5,4.6の再生信号は、それぞれプリアン
プ58.59,60.61により増幅されたのち、それ
ぞれ復調回路62’、65,64.65により元のディ
ジタル信号に復調される。復調された夫々の信号はスイ
ッチ群に供給され、記録時と同様に、再生信号が広帯域
映像信号か狭帯域映像信号かに応じてW側あるいはN側
にスイッチングされる。
広帯域映像信号の場合は、ヘッド3とヘッド5より再生
される1g号はチャンネル1の信号であるので、これら
はまとめてエラー訂正回路66に供給されて、エラー訂
正される。また、同様に、ヘッド4とヘッド6から再生
されたチャンネル2信号はエラー訂正回路67に供給さ
れてエラー訂正される。エラー訂正回路66.67の出
力信号は、合成回路68で合成されたのち、%変換回路
69でアナログ信号に変換され、広帯域映像信号となっ
て出力端子70に供給される。狭帯域映像信号か再生さ
れる場合は、復−された信号はスイッチ71 K供給さ
れ、各信号は既述の如くその再生信号が、それらヘッド
のテープ走査の前半部に位置するが、後半部に位置する
かくより、第1の狭帯域映像信号と第2の狭帯域映像信
号に分けられる。このスイッチングは、記録時と同様に
、タック信号発生器52からのタック信号から、スイッ
チ信号発生回路56により作ら゛れる。
分離された信号はそれぞれ、エラー訂正回路72゜76
に供給されたのち、それぞれへ変換器74゜75でアナ
ログ信号に変換され、第1の狭・市域映像信号が出力端
子76に、また、第2の狭帯域映像信号が出力端子77
に供給される。もちろん、どちらか一方の狭帯域映像信
号しか出力する必要でない場合は、スイッチングにより
、スイッチ71の出力を切換えれば良く、エラー訂正回
路もへ変換器も1個で良い。
以上、信号記録再生系について述べたが、原理的な記述
であり、信号記録系と信号再生系とで共用可能なブロッ
クは共用することが望ましい0 なお、上記実施例では、4個のヘッドを90゜間隔に配
置し、広帯域映像信号は2チヤンネルに分割して記録し
、狭帯域映像信号は2種の信号を記録しているが、これ
を拡張することはもちろん可能で、たとえば6個のヘッ
ドを60°間隔で配置し、広帯域映像信号は3チヤンネ
ルに分割して記録し、狭帯域映像信号は3種の信号とす
ることも全く同様に可能なことは自明であるO また、上記実施例では、アナログ映像信号をディジタル
信号に変換して磁気テープ2上に記録したが、これをア
ナログ映像信号のまま記録することも、もちろん可能で
ある。アナログ映像信号をそのまま記録する場合には、
再生面上のヘッド切替時点にスキューが発生するが、こ
れは回路手段により補正可能である。
さらに1上記実施例では、回転シリンダ10回転周期を
映像信号のフレーム周期のAとしたが、これはディジタ
ル映像信号の如き広帯域映像信号を記録するためには高
い走査速度を必要とすることから、回転周期を短かく設
定しただけであり、アナログ映像信号の如き狭帯域映像
信号を記録する場合は、回転シリンダ10回転周期を7
レ一ム周期の力あるいは、フレーム周期と等しくするこ
とも可能である。逆に、より広帯域の信号を記録再生す
る場合は、さらに回転シリンダ10回転周期を短かくす
れば良い。
さらにまた、上記実施例では、2種の狭帯域映像信号を
同時に記録したが、必ずしも同時に記録する例だけでな
く、異なる時間に記録することは可能である。もし、こ
の目的だけのためなら、狭帯域映像信号の信号記録、再
生系を第4図および第5図に示すように2系統備える必
要はなく、1系統のみでよく、スイッチ50.51でヘ
ッド走査の前半部に記録するか、後半部に記録するか選
択すれば良い。信号再生系も全く同様である。また、こ
の例のように入力狭帯域映像信号に対する信号記録系が
1系統しかない場合は、テープを正方向走行させてヘッ
ド走査の前半部で記録再生し、テープを逆方向走行させ
てヘッド走査の後半部で記録再生するようにしても良い
。こうすれば、連続的に長時間の映像信号記録が可能と
なる。
第6図は本発明による磁気記録再生装置の第2の実施例
の回転シリンダ近傍を示す平面図であって、第1図に対
応する部分には同一符号をつけている。
第1図においては、回転シリンダ1上で各ヘッド5,4
,5.6を等角間隔で配置したが、必ずしもこのように
する必要がなく、第6図に示すこの実施例は、互いに1
80°の角間隔で配置されるヘッド対間で、夫々のヘッ
ド対のヘッドを近接して設けるものである。
すなわち、第6図において、ヘッド3,4を近接して配
置し、ヘッド5,6も近接して配置し、しかも、ヘッド
6.4とヘッド5,6との間で180゜の角間隔をもた
せる。このとき、ヘッド3,5は対をなし、また、ヘッ
ド4.6も対をなしてヘッド3と4.ヘッド5と6との
間で夫々段差をもたせる。これにより、ヘッド6.5に
よって形成される記録トラック間にヘッド4,6によっ
て記録トラックが形成できる。
かかる構成において、広帯域映像信号を記録再生する場
合には、先の第1の実施例と同様に、広帯域映像信号か
ら得られるチャンネル1の映像信号をヘッド3,5に、
また、チャンネル2の映像信号をヘッド4,6に供給す
ればよい。これら映像信号の各ヘッドへの供給タイミン
グを第7図(α)に示す。
2種類の狭帯域映像信号を記録再生する場合には、夫々
の狭帯域映像信号は一方のV8フィールドおきのV88
フイールド間がそのままヘッド5.5に供給されるが、
他方の%フィールドおきの%フィールド期間は匈フィー
ルドだけ遅延されてヘッド4.6に供給される。このた
めに、信号記録系および信号再生系に夫々Aフィールド
の遅延手段が設けられる。この遅延手段としては、適当
な容量のメモリを用いればよい。この狭帯域映像信号の
谷ヘッドへの供給タイミングを第7図(blに示す。
次に本発明に於けるトラッ干ング手段の一具体例につい
て説明する。ここでは、2周波のトラッキング用パイロ
ットヲ周波数多重手段により、記録信号に多重して磁気
テープに記録するものとし、そのパイロット信号のテー
プ上記録パターンを第8図に示す。
第8図(α)は広帯域映像信号の場合を示すが、トラッ
キング用パイロット15号は1記録トラツクおきに映像
信号部分に記録しかつ、周波数F。
のパイロット信号と周波数Ftのパイロット信号を交互
に記録する。第1図に関連して述べた実施例では、これ
は、ヘッド′4で周波数F+のパイロット信号を、ヘッ
ド6で周波数F、のパイロット信号を多重記録すること
に相当する。
再生時には、記録時にパイロット信号を記録巳なかった
ヘッドすなわちヘッド6とヘッド5で再生走査したとき
に、再隣求記録トラックに記録された周数数に1と周波
数へのパイロット信号が同時に再生されるか、これらの
再生レベルの差を求め、これらの差をトラッキングエラ
ー信号とする。すなわち、いま、ヘッド5が記録トラッ
ク78を記録したヘッドとし、再生時、記録トラック7
8を走査しているとすると、左隣接記録トラックからの
再生されるパイロット信号は周波数FIのパイロット信
号であり、右隣受記録トラックから再生されるパイロッ
ト信号は周波数F、のパイロット信号である。そこで、
周波数F1のパイロット信号の再生レベルと周波数F。
のパイロット信号の再生レベルの差を求めることにより
、ヘッド3がどちらの方向にどれだけずれているか判定
できる。ヘッド5がトラック79を走査している時も全
く同様で、周波数F、のハイロット備考の再生レベルと
周波数F1のパイロット1に号の再生レベルの差を求め
れは良い。
第8図(A)に示す狭帯域信号記録の場合も全く同様に
行なうことができる。
但し、いづれの場合も、パイロット信号を記録したヘッ
ドからの再生信号からトラッキングエン−信号が再生さ
れないので、トラッキングエラー信号は連続しては再生
されない。狭帯域映像信号1を再生する時に、狭帯域映
像信号2を記録した部分からのトラッキングエラー信号
を利用できればこの問題は解決されるが、一般には狭帯
域映像信号1と狭帯域映像信号2が同時に記録されると
は限らず、このことは不可能である。しかしトラッキン
グエラー信号がたとえ連続して得られなくても、少なく
とも全体の各期間はトラッキングエラー信号が得られる
ので、充分な精度でトラッキングをとることが可能であ
る。なお、この具体例では、周波数多重によりトラッキ
ング用パイロット信号を記録するものであるが、時間軸
多重すなわち、記録トラックの一部にパイロット信号の
みを記録する部分を設けて、この部分より再生されたパ
イロット信号よりトラッキングを行なうことも同様に可
能である。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、わずかな回路の
付加のみで広帯域映像信号と、複数個の狭帯域映像イぎ
号の多方を記録再生することかでき、したかって櫨々の
人力信号に対応して、これらを記録再生することが可能
な、多機能で安価な磁気記録再生装置を提供することが
できる0
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図は本発明による磁気記録再生装置の第1
の実施例を示し、第1図はその回転シリンダ近傍を示す
平面図、第2図はその谷ヘッドへの映像信号の分配のタ
イミングを示すタイミングチャート、第6図はその磁気
テープ上の記録トラックのパターン図、第4図はその信
号記録系のブロック図、第5図は信号再生系のブロック
図、第6図は不発明による磁気記録再生装置の第2の実
施例の回転シリンダ近傍を示す平面図、第7図はその谷
ヘッドへの信号分配のタイミングを示すタイミングチャ
ート、第8図は本発明のトラッキング用パイロット信号
の記録パターンの一例を示すパターン図である。 1・・・シリンダ、     2・・・磁気テープ、5
.4,5.6・・・回転磁気ヘッド。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 回転シリンダ上に、互いに180°の角間隔をなす2個
    のヘッドをヘッド対としてn(但し、nは2以上の整数
    )個のヘッド対を設け、広帯域映像信号はn個のチャン
    ネルに分割して夫々のチャンネルの信号を異なるヘッド
    対で記録再生し狭帯域映像信号は2n個のヘッドで順次
    1/2n回転期間ずつ記録再生し、磁気テープ上の各記
    録トラック毎に複数種の狭帯域映像信号が該記録トラッ
    クの長手方向に区分される異なる領域に同時あるいは順
    次に記録することができることを特徴とする磁気記録再
    生装置。
JP14653985A 1985-07-05 1985-07-05 磁気記録再生装置 Pending JPS628303A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14653985A JPS628303A (ja) 1985-07-05 1985-07-05 磁気記録再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14653985A JPS628303A (ja) 1985-07-05 1985-07-05 磁気記録再生装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS628303A true JPS628303A (ja) 1987-01-16

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