JPS6282710A - 圧電素子の保持構造 - Google Patents

圧電素子の保持構造

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JPS6282710A
JPS6282710A JP22504485A JP22504485A JPS6282710A JP S6282710 A JPS6282710 A JP S6282710A JP 22504485 A JP22504485 A JP 22504485A JP 22504485 A JP22504485 A JP 22504485A JP S6282710 A JPS6282710 A JP S6282710A
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JP
Japan
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piezoelectric element
elastic member
notches
piezoelectric
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Application number
JP22504485A
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English (en)
Inventor
Yutaka Kawai
豊 川合
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Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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  • Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、例えば2素子3端子型フイルタのように、1
つのユニット内に複数の圧電素子を組み込んだ圧電共振
器等において、それぞれの圧電素子を保持するための構
造に関する。
〈従来の技術〉 第8図は本発明の先行技術となる、例えば特開昭59−
122214号公報に開示されているような2素子3端
子型フイルタの要部平面図であり、第9図は第8図にお
ける切断線IX−IMに沿う断面図である。これらの図
において、符号101はリードフレームであって、この
リードフレーム101上にはベース104が樹脂モール
ドにより形成される。
このベース104の底壁105中央には、リードフレー
ム101から突出する3個の接触部103・・・が臨み
、かつ、この接触部103・・・の周囲には、矩形状の
領域A′を構成する複数の突起106が形成されている
前記各接触部103・・・上には異方導電性ゴムシート
からなる矩形状の弾性部材111が載置される。この異
方導電性ゴムシートは、前記矩形状の領域A′内に位置
決めされて収納され、その上に、一対の短冊状の圧電素
子109,109が並列して組み込まれる。各圧電素子
109,109は一方の素子面に長さ方向に延在する入
・出力電極112,112が形成されると共に、対向す
る素子面全面に接地電極113が形成され、かつ、入・
出力電極112,112間にスリット114を刻設した
長さ振動モードの素子である。
各圧電素子109,109上には、共通のスプリング端
子板115が配置され、これらの全体が図示しないケー
スに収納される。このような組立状態において、各圧電
素子109はスプリング端子板115のばね圧により、
その接地電極113がスプリング端子と圧接すると共に
、入・出力電極112,112が弾性部材111を介し
て対応する接触部103・・・に圧接する。
〈発明が解決しようとする問題点〉 このように1枚のシート状弾性部材111で、2個の圧
電素子109,109を保持する場合に、前記弾性部材
111は環境条件によってその寸法が伸縮変化する機械
的特性を有するため、弾性部材111上に載置された各
圧電素子109,109は第9図に示す矢印aの方向に
保持位置が変動する。このため、圧電素子109,10
9はベース104の中央あるいは側壁107側に位置す
る位置決め突起106に当接し、振動特性が変化すると
いう問題点がある。
本発明はかかる従来の問題点に鑑み、弾性部材に工夫を
加えることにより、該弾性部材の機械的な伸縮変化に伴
なう圧電素子の位置ずれを無くすことを目的とする。
〈問題点を解決するための手段〉 本発明ではこのような目的を達成するために、例えば、
第5図に示すように、1つの圧電素子9と、これに隣合
う圧電素子9との間に位置する圧電素子保持用の弾性部
材11の一部に、切込み23を形成した構成を育するも
のである。
〈作用〉 上記構成によれば、環境条件により、弾性部材11の寸
法が伸縮変化した場合にも、この寸法変化は前記切込み
23に吸収されるため、弾性部材11の各圧電素子9と
の圧接面に及ばない。したがって、各圧電素子9はそれ
ぞれの保持位置上で位置ずれすることなく、所定位置で
保持されることになる。
〈実施例〉 以下、本発明を図面に示す実施例に基づき詳細に説明す
る。なお、この実施例では、本発明を2素子3端子型フ
イルタに適用して示す。
第1図はこの実施例のフィルタのユニットとケースとを
分離して示す斜視図であり、第2図はこの実施例のフィ
ルタの電気的な接続構成を示す等価回路図であり、第3
図はこの実施例のフィルタの要部を示す分解斜視図であ
り、第4図は圧電素子の斜視図であり、第5図は組立状
態の平面図であり、第6図は第5図における切断線VI
−VIに沿う断面図である。
これらの図において、符号1はリードフレームである。
このリードフレーム1は図示しない2枚のテープ状フー
プ間に、各フープと一体的に連結され、所定の組付工程
を終えた後に、両フープから切離されるものである。こ
のリードフレーム1には、2本のリード脚2.2の基端
側に接触部3・・・が突設されており、各接触部3・・
・上にベース4が樹脂モールドにより形成される。この
ベース4は絶縁樹脂からなる矩形の箱状に形成され、そ
の底壁5の中央には、前記各接触部3・・・が臨み、こ
の接触部3・・・を取り囲む位置の前後、左右に柱状突
起6・・・が立設される。この柱状突起6・・・はベー
ス4の前後で対向する側壁7.7の4箇所および両側壁
7.7間中央の2箇所にそれぞれ配置されている。また
、ベース4の長手方向で対向する両側壁8,8には圧電
素子9.9をその長手方向で位置決めするための3角柱
状突起lO・・・が形成される。
前記各柱状突起6・・・で囲まれるベース4内の矩形状
の領域Aには、異方導電性ゴムシートからなる弾性部材
(保持部材)11が挿入されると共に、前記接触部3・
・・上に載置される。この異方導電性ゴムシートはその
厚み方向に、極細のステンレス線等の導線が埋め込まれ
たもので、厚み方向のみに導電性を有するものである。
この弾性部材ll上には、前述した1対の圧電素子9.
9が中央の柱状突起6・・・を挟んで並列して載置され
る。各圧電素子9.9は第4図に示すように、短冊状の
セラミック素子であって、その一方の素子面には長さ方
向に延在する入・出力電極12.12が形成されると共
に、他方の素子面の全面には接地電極13が形成されて
いる。また、入・出力電極12.12間にはスリット1
4が形成されている。したがって、この圧電素子9.9
はその長手方向の長さ寸法で決まる基本周波数で長さ振
動する3端子型の素子となる。
両圧電素子9.9上には、共通のスプリング端子板15
(保持部材)が配置される。このスプリング端子板15
は前記リードフレーム1と同様に図示しないフープに一
体的に連結され、所定の加工工程を経て分離されるもの
で、リード脚16が引き出された枠体17の一辺から各
圧電素子9,9の接地電極13に接触する板ばね端子片
18.18か延出されている。また、枠体17の長手方
向の対向辺には先端に係止爪19.19を有する係止片
20.20が延出されており、この係止片20.20を
ベース4の両側壁8.8に係合させることにより、該ベ
ース4上に組付けられる。
このようにして組付けられたフィルタユニット21はケ
ース22に収納され、完成品となる。
このような組付状態において、各圧電素子9はそれぞれ
リードフレームlの接触部3とスプリング端子板15の
板ばね端子片18とによって振動ノー・ド点を保持され
る。すなわち、該圧電素r9の入・出力電極12.12
は弾性部材llを介して、リードフレ・−ムl上の対応
する接触部3・・・と電気的に接触すると共に、接地電
極I3はスプリング端子板15の板ばね端子片18と電
気的に接触する。
このような基本構造を有する2素子3端子型フイルタに
おいて、本発明では前記弾性部材11に改良を加えたこ
とに特徴を有している。
すなわち、第3図および第5図に示すように、両圧電素
子9,9間に位置する弾性部材11の一部つまり、この
弾性部材11の長手方向の中央には、対向側面から内方
に切込み23.23が形成される。この切込み23.2
3の深さ寸法りは、望ましくは弾性部材11の幅寸法W
の173までの寸法に設定される。このように切込み2
3.23が設けられた弾性部材11の場合、異方導電性
ゴムシートからなるため、その材質特性上、環境条件に
よっては、その長手方向に伸縮変化を起こすことがある
。このゴムシートの伸縮変化は前記切込み23.23に
吸収され、各圧電素子9,9との圧接面には及ばない。
したがって、弾性部材11上に圧接保持された各圧電素
子9.9は、たとえ環境条件に大きな変動があっても、
ゴムシートの伸縮の影響を受けずに済み、それぞれの保
持位置上で位置ずれ4゛ることなく、所定位置、つまり
性状突起6・・・間で、各柱状突起6・・・に接触しな
い位置で保持されることになり、その特性変動が抑制さ
れる。
なお、この弾性部材11を各圧電素子9ごとに分割して
、別々に用意することも考えられるが、この場合、作業
性に劣り、現実的でない。
第7図は本発明および本発明の先行技術におけるフィル
タ特性を示す線図である。この図に示すように、前述の
本発明の先行技術によれば、弾性部材11の伸縮変化に
より、例えば一つの圧電素子9が移動して性状突起6・
・・に接触するような場合、同図中破線Pで示すように
、減衰特性に不具合な変動が生じることがわかる。また
、本発明によるものでは、実線Qで示すように、何等の
特性変動も生じないことがイつかる。
なお、本発明は、1つの圧電素子9と、これに隣合う圧
電素子9との間に位置する弾性部材11の一部に切込み
23を設けるものであれば、前記実施例のような2素子
3端子型フイルタの他、3素子以上の種類の異なるフィ
ルタにも適用が可能である。
〈発明の効果〉 以上のように本発明によれば、1つの圧電素子と、これ
に隣合う圧電素子との間に位置する圧電素子保持用の弾
性部材の一部に、切り込みを形成するものとしたので、
また、弾性部材の機緘的な伸縮変化に伴なう圧電素子の
位置ずれを無くして、完成品における圧電素子の特性変
化を極力防止することができる。また、フィルタユニッ
トの組立初期における良品率を大幅に向」ニさせること
ができるなどの利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第7図は本発明の実施例を示し、第1図は
この実施例のフィルタのユニットとケースとを分離して
示す斜視図、第2図はこの実施例のフィルタの電気的な
接続構成を示す等価回路図、第3図はこの実施例のフィ
ルタの要部を示す分解斜視図であり、第4図は圧電素子
の斜視図、第5図は組立状態の平面図であり、第6図は
第5図における切断線Vl−VTに沿う断面図、第7図
は本発明および本発明の先行技術におけるフィルタ特性
を示す線図である。第8図は本発明の先行技術となる2
素子3端子型フイルタの要部平面図、第9図は第8図に
おける切断線IX−IXに沿う断面図である。 9・・・圧電素子、 11・・・弾性部材、 15・・・保持部材(スプリング端子板)、23・・・
切込み。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)並列状に配置された複数の圧電素子を、それぞれ
    の素子面側に対向配置される保持部材で保持するように
    した圧電素子の保持構造であって、前記両保持部材のう
    ち、少なくとも一方を弾性部材で構成し、かつ、 前記1つの圧電素子と、これに隣合う圧電素子との間に
    位置する前記弾性部材の一部に、切込みを形成してなる
    圧電素子の保持構造。
JP22504485A 1985-10-07 1985-10-07 圧電素子の保持構造 Pending JPS6282710A (ja)

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