JPS6282628A - カラ−陰極線管の製法 - Google Patents

カラ−陰極線管の製法

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JPS6282628A
JPS6282628A JP22154285A JP22154285A JPS6282628A JP S6282628 A JPS6282628 A JP S6282628A JP 22154285 A JP22154285 A JP 22154285A JP 22154285 A JP22154285 A JP 22154285A JP S6282628 A JPS6282628 A JP S6282628A
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JP
Japan
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cap
stud pin
hole
color
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Application number
JP22154285A
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English (en)
Inventor
Koji Ichigaya
市ケ谷 弘司
Kenichi Kanna
漢那 憲一
Yuzuru Watanabe
譲 渡辺
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Publication of JPS6282628A publication Critical patent/JPS6282628A/ja
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J29/00Details of cathode-ray tubes or of electron-beam tubes of the types covered by group H01J31/00
    • H01J29/02Electrodes; Screens; Mounting, supporting, spacing or insulating thereof
    • H01J29/06Screens for shielding; Masks interposed in the electron stream
    • H01J29/07Shadow masks for colour television tubes
    • H01J29/073Mounting arrangements associated with shadow masks
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J2229/00Details of cathode ray tubes or electron beam tubes
    • H01J2229/07Shadow masks
    • H01J2229/0727Aperture plate
    • H01J2229/075Beam passing apertures, e.g. geometrical arrangements
    • H01J2229/0755Beam passing apertures, e.g. geometrical arrangements characterised by aperture shape
    • H01J2229/0761Uniaxial masks having parallel slit apertures, i.e. Trinitron type

Landscapes

  • Electrodes For Cathode-Ray Tubes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、カラー螢光面に対向して電子ビームをカラー
螢光面上の所定の色の螢光体ノぐターン上にランディン
グさせる色選別手段を具備するカラー陰極線管の製法に
関わる。
〔発明の概要〕
、本発明は、カラー陰極線管管体のパネル部に色選別手
段を、板ばねとスタ・ノドビンとの係合によって取付る
場合において、板ばねに、スタ・ノドピンに被冠するキ
ャップ部を遊嵌する透孔を穿設し、スタッドピンの頂面
とキャップ部の底面とに互いに係合する突起と凹部とこ
れらを係合させた状態でキャップ部を板ばねに溶接固定
してスタ・ノドビンとキャップ部の各突起及び凹部が色
選別手段をパネル部に対し所定の位置関係に確実に設定
できるようにする。
〔従来の技術〕
カラー陰極線管においては、第9図に示すように、内面
にカラー螢光面が形成された陰極線管管体のパネル部(
1)内に、例えばシャドウマスク、或いは、アパーチャ
グリル等の色選別手段(2)が配置される。この色選別
手段(2)は、例えば第10図に示すように、垂直方向
に沿って延長するスリット状の電子ビーム透過開口(3
a)が配列形成された金属薄板より成る色選別電極(3
)がフレーム(4)上に架張された例えはアパーチャグ
リルより成る。フレーム(4)は、相対向する対の枠辺
(4A)及び(4B)とこれら枠辺(4A)及び(4B
)間に差渡って配された対の腕部(4C)及び(4D)
とより成り、枠辺(4八)及び(4B)間に色選別電極
(3)が架張されて成る。
色選別手段(2)のパネル部(1)に対する取付けは、
通常この色選別手段(2)を光学マスクとして各色の螢
光体パターンを光学的に焼付けて形成することから、着
脱自在に且つ所定位置に取付けられることが必要であり
、しかも、例えば陰極線管としての完成された後などに
おいて、誤って落下させたり、他と衝突させるなど外部
からの衝撃が与えられた場合においても、所定の位置に
復帰することができるようになされる必要がある。
このような色選別手段(2)のパネル部(1)に対する
取付けは、例えば、実公昭53−20227号公報にも
開示されているように、スタッドピン(5)と、板ばね
(6)との係合によってなされる。例えば、フレーム(
4)に相対向する腕部(4C)及び(4D)と、枠辺(
4B)とにそれぞれ板ばね(6)の一端を熔接し、これ
ら各板ばね(6)の遊端に穿設した透孔(7)内に、パ
ネル部(11の内面にフリット付けされたスタッドピン
(5)を嵌合こせることによって着脱自在に且つ所定位
置に保持させる。
スタッドピン(5)は、例えばセラミックより成る截頭
円錐形をなし、板ばね(6)の透孔(7)は、第11図
及び第12図に示すように、スタッドピン(5)の周面
に外接する三辺(7A)  (7B)  (7C)を有
する内形状に選定されてスタッドピン(5)と、透孔(
7)の内周縁とが各辺(7A)  (7B)  (7C
)における各点PA。
P8.pcの3点で点接触してその位置決めがなされて
いる。
このような構成による場合、昨今のように、陰極線管が
、より大型化され、これに伴って色選別手段(2)が大
型、大重量化されると信頼性に問題が生じてくる。すな
わち、このような構成の場合、例えば、衝撃によって、
スタッドピン(5)と板ばね(6)の透孔(7)との嵌
合状態が両者の軸心が一致しない、つまり両者の接触状
態が不均衡になるとスタッドピンに剥れが生じるなどの
問題が起きる。これについて説明する。今、例えば第1
1図において接触点PCを支点として、この点pcと透
孔(7)の中心を通る線、すなわち、第11図において
板ばね(6)の長手方向に関して板ばね(6)の遊端側
が持ち上げられ、固定端側がスタッドピン(5)の基部
側に押しつけられるような傾きが生した場合についてみ
ると、色選別手段(2)が大型、大重量化されるに伴い
支持強度を大とする必要性からスタッドピン(5)の直
径が大きくなるのでスタッドピン(5)の中心軸を挾ん
で点pcと対峙する周縁位置pc1では大きなモーメン
トが働き、これが剥離の原因となる。
そして、スタッドピン(5)と板ばね(6)との係合は
これによってその位置決めが確実に行われるためには、
上述した複数例えば3箇所における点接触によることが
望ましいので、上述した衝撃等に基く力の作用や、更に
板ばね(6)の透孔(7)ち対するスタッドピン(5)
のくい込みによる透孔(7)の摩滅、損傷などの形状変
化による位置ずれなどを来すなど、ミスランディング、
すなわち色ずれの発生などの不都合を招来する。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は上述した従来のスタッドピンと板ばねとの係合
によって色選別手段を支持する構成を採る場合の不都合
の回避と、更に、色選別手段のパネル部への位置設定を
正確に行うことができるようにしたカラー陰極線管の製
法を提供するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の説明に先立って、本発明製法によって最終的に
得ようとするカラー陰極線管について説明するに、この
陰極線管においては、色選別手段のパネル部への取付け
のための、板ばねとスタソドビンとの係合を、外部から
衝撃が与えられたときに主として力を受ける部分と、位
置決めに供する部分とを分離した構造とするものである
。すなわち、第1図に、色選別手段(2)のパネル部(
11に対する取付部の背面図を示し、第2図にそのスタ
ッドビンと板ばねとの係合部の平面図を示し、第3図に
第2図A−A線上の断面図を示すように、カラー陰極線
管管体のパネル(1)の色選別手段の取付部と、色選別
手段(2)のフレーム(4)のいずれか一方に位置決め
用のスタッドビン(IS)をフリット付は等によって取
着し、他方にこのスタッドビン(15)と係合する板ば
ね(16)を設ける。この板ばね(16)は、そのスタ
ッドビン(16)との係合部にスタッドビン(16)の
頂部を被冠するキャップ部(21)を設ける。そしてス
タッドビン(15)の頂面(15a)と、これに対向す
るキャップ部(21)の底面(21a)の各軸心上に、
そのいずれか一方に突起(22)を設け、他方に板ばね
(16)の作用方向と交わる方向に関して突起(22)
と係合する凹部(23)を設ける。これら突起(22)
と凹部(23)とは、夫々その中心軸上に係合の安定点
を有するような形状とする。そして、この係合状態でキ
ャップ部(21)とスタッドビン(15)との間に間隙
gが生じるようにして、スタッドビン(15)に対して
板ばね(16)が、突起(22)と凹部(23)との係
合部を支点として若干揺動したり、突起(22)が凹部
(23)の周縁にせり上る如く移動できるようにする。
このようにして衝撃等によってこのような揺動ないしは
移動が生じた場合に、スタンドビン(15)の周面とキ
ャップ部(21)の内周面ないしは開口内周縁が、面接
触ないしは線接触によって衝合するようにする。
このような構成によれば、色選別手段(2)のパネル部
(1)への取付けは、板ばね(16)とスタッドピン(
IS)との係合によってなされているので、着脱自在で
あり、また、誤って落下させるなどの外部からの衝撃は
、板ばね(16)による弾性によってその衝撃を緩衝す
ると共に元位置への復帰を行うことができるが、特に上
述の構成においては、色選別手段(2)のパネル部(1
)への位置の設定は、スタッドビン(15)と板ばね(
16)の突起(22)と凹部(23)との係合によって
なし、外部からの衝撃は、これによって板ばね(16)
がスタッドビン(15)に対して揺動ないしは移動する
ことによって主としてキャップ(16)の内周面ないし
は開口周縁とスタッドビン(15)の外周面との衝合部
によって受けるようにしたので、衝撃によって位置決め
に狂いが生じたりすることが回避され、また、その衝合
部は面接触ないしは線接触であることによってスタッド
ビン(16)に局部的に大きな力が作用するようなこと
が回避されることによってスタッドビン(16)の敗着
邪に剥れが生じるような不都合が効果的に回避される。
本発明は、このような構成によるカラー陰極線管を製造
するものであり、その組立に当り、色選別手段の位置設
定を容易且つ確実に行うことができるようにするもので
ある。
すなわち本発明においては、キャップ部(2I)を板ば
ね(16)とは、別体に形成し、このキャップ部(21
)を、板ばね(16)に穿設した透孔(24)に遊嵌す
る。ここに遊嵌とは、透孔(24)をキャップ部(21
)の筒状部の外形寸法より大きい円孔若しくは長孔とし
てキャップgI!(2I)を透孔(24)内において板
ばね(16)の面方向に沿う所要方向に移動できるよう
にすることを意味する。
キャップ部(21)には、その開口端の周縁に外方に延
びる環状のフランジ部(21b ”)が設けられる。こ
のフランジ部(21b )は、キャップ部(21)を透
孔(24)内に遊嵌した状態で、この透孔(24)内の
いずれの移動位置にあっても透孔(24)の周縁から少
なくとも一部が突出して板ばね(16)の一方の面に重
なるようにその寸法、形状が選定される。
本発明においては、スタッドビン(15)を、パネル部
(1)或いはフレーム(4)の所定位置にフリット付は
等によって固定しておく。−刀根ばね(16)をその透
孔(24)内にキャップ部(21)を挿入するか、或い
は挿入することなく、この坂ばね(16)の端部をフレ
ーム(4)またはパネル部(1)の所定部にその透孔(
24)の位置を規準にして溶接固定する。
この場合、透孔(24)内に予めキャップ部(21)を
挿入しておくときは、キャップ部(21)が透孔(24
)内に挿入された状態で保持されるように仮どめしてお
くことができる。しかしながらこのように仮どめする場
合においても透孔(24)内で、キャップ部(21)が
板ばね(16)の面方向に移動できるような状態での仮
どめとする。
次に、色選別手段(2)、すなわち、そのフレーム(4
)のパネル部(11へのとりつけを行う。このとりつけ
は、透孔(24)内に予めキャップ部(21)が挿入さ
れている場合はこれをスタッドビン(15)に被冠させ
、キャップ部(21)が挿入されていない場合には、キ
ャップ部(21)をスタッドピン(15)に被冠し且つ
透孔(24)内に挿入する。そして、このとき、夫々の
突起(22)及び凹部(23)を相互に係合させる。す
なわち、フレーム(4)の設定に当たってキャップ部(
21)が、第4図Aに示すように、スタッドピン(15
)に対してこれらの突起(22)及び凹部が薊藺して一
致しないよう状態にあっても、キャップ部(21)は透
孔(24)内で移動できる状態にあることによって、第
4図Bに示すようにキャップ(21)は例えば板ばね(
16)による押圧力によって突起(22)が凹部(23
)の最も安定した中心部に滑り込む位置に移動する、或
いは移動させる。次にこのよにキャップ部(21)が、
突起(22)及び凹部(23)が互いに安定して係合す
る位置に設定された状態でそのフランジ部(21b )
をこれが当接する板ばね(16)にスポットウェルド等
によって溶接固定する。
〔作用〕
上述したように本発明においては、キャップ部(21)
を板ばね(16)の透孔(24)内に遊嵌させておいて
、フレーム(4)をパネル部(11の所定位置に設定し
た状態で、キャップ部(21)を板ばね(16)に固定
するものであるので、予めキャップ部(21)が板ばね
(16)に固定されている場合に比し、位置の微調整が
可能となり、これに伴ってフレーム(4)、すなわち色
選別手段(2)のパネルに対する取付は位置を正確に且
つ容易に設定できる。
〔実施例〕
更に本発明の一例を第1図〜第3図について詳細に説明
する。この例はアパーチャグリル型の色選別手段(2)
を有するカラー陰極線管に通用した場合で、すなわち、
この場合においても、第9図〜第12図で説明したと同
様に、垂直方向に沿って延長するスリット状の電子ビー
ム透過開口(3a)が配列形成された全屈薄板より成る
色選別電極(3)がフレーム(4)上に架張された例え
ばアパーチャグリルより成る色選別手段(2)が構成さ
れる。フレーム(4)は、相対向する対の枠辺(4A)
及び(4B)とこれら枠辺(4八)及び(4B)間に差
渡って配された対の腕部(4C)及び(4D)とより成
り、枠辺(4A)及び(4B)間に色選別電極(3)が
架張されて成る。
この例ではフレーム(4)の相対向する腕部(4C)及
び(4D)と、枠辺(4B)とにそれぞれ板ばね(16
)の一端を熔接し、これら各板ばね(16)の遊端にお
いて、夫々パネル部(1)の内面にフリット付けされた
スタッドビン(15)に係合させることによって手段(
2)を着脱自在に且つ所定位置に保持させる。
スタッドピン(5)は、セラミック或いは金属より成る
円筒形とされる。板ばね(16)は、例えばS U S
 610の帯状板より成り、その遊端には透孔(24)
が穿設され、これにスタッドビン(15)を被冠するキ
ャップ部(21)が遊嵌される。
キャップ部(21)は、その開口端に例えば環状のフラ
ンジ部(21b )が一体に設けられた円筒状をなし、
板ばね(16)とは別体に、例えばステンレス金泥板の
プレス加工によって作られる。
透孔(24)は、第2図に示すように、キャップ部(2
1)の筒状部の外径より大なる内径を有する円孔とする
とか、或いはキャップ部(21)の移動調整を必要とす
る方向に関してのみ幅広とした第5図に示すような長孔
とすることもできる。
キャップ部(21)のフランジ部(21b )は、透孔
(24)より大径とするか、第5図に示すように透孔(
24)が長孔である場合は少くともその短径側の幅より
大にしてフランジ部(21b )において板ばねにスポ
ットウェルド等による固定ができるようにする。
またキャップ部(21)のフランジ部(21b )には
、第6図に示すように、板ばね(16)との溶接部、す
なわちスポットウェルドを行わんとする部分に予め板ば
ね側に向かって突出する突出部(21c )を設けおき
、ここで板ばね(16)に対するスポットウェルドを行
うことによって低電流で溶接を可能ならしめ得る。
スタッドピン(15)の頂面(15a)の中心軸上に例
えばこのスタッドピン(15)の成型と同時にこれと一
体に突起(22)を設けおく。
一方、キャップ(21)の底面(21a )の中心軸上
には、突起(22)を落とし込む凹部(23)を設ける
。この凹部(23)は、キャップ部(21)の底面(2
1a )自体にプレス加工等によって形成することがで
きるが、第3図に示すように、キャップ部(21)内に
、突起(22)との摩擦抵抗が小さい材料の例えばセラ
ミック等より成る円板を圧入してこの円板の中心に凹部
(23)を形成しておくようにすることもできる。
突起(22)と、凹部(23)とは、夫々スタッドピン
(15)をキャップ部(21)の各軸心上で安定して係
合するように夫々の軸心上に突起(22)及び凹部(2
3)の各頂点が位置するようになされる。
これら突起(22)と凹部(23)の形状は種々の形状
を採り得る。例えば第3図に示すように突起(22)を
例えば球状とし、凹部(23)を例えば円錐状とする。
スタッドピン(15)の高さく突起(22)の高さを含
まない高さ)を例えば6 mm、直径を13mmとする
とき、球状突起(22)は例えば半径2.6■の半球状
に、つまり高さを1 、3mmに選定し、三角錐状の凹
部(23)の深さは、1.5mm、開口径を3. On
+mに選定し得る。また、この場合スタッドピン(15
)はその頂面から2mm程度の深さく突起(22)の高
さを含まない)分キャップ部(21)内に入り込むよう
になされ、キャップ部(21)とスタッドピン(15)
との間隙gは正規の状態で0.5mm程度選定し得る。
また突起(22)は球面状に限らず、風物面状など種々
の形状を採り得るものであり、凹部(23)もまた、例
えば第7図Aに示すようになだらかに広がる球面ないし
は円錐面とするとか、或いは第7図Bに示すように、突
起(22)の曲率の曲面に対応する曲率曲面とするなど
種々の形状を採り得るが、いずれの場合でもスタッドピ
ン(I5)と、板ばね(16)とがスタッドピン(15
)とキャップ部(21)の各軸心がほぼ平行関係に変位
したとき、突起(22)が凹部(23)の開口端縁に向
ってせり上る形状とする。
そして、本発明においては、この構成によって色選別手
段(2)をパネル部(1)に着脱自在に組込むに際して
、スタッドピン(15)はパネル部+11の所定部に例
えばフリット付けによって固定する。一方、板ばね(1
6)をその透孔(24)内にキャップ部(21)を挿入
した状態でその端部をフレーム(4)の所定部に、その
透孔(24)の位置を規準にして溶接固定する。この場
合、透孔(24)内に予めキャップ部(21)を透孔(
24)内に挿入した状態で粘着剤等によって仮どめして
おく。この仮とめは透孔(24)内で、キャップ部(2
■)が板ばね(16)の面方向に移動できるような状態
での仮どめとする。
また、この仮どめに用いる粘着剤等の接着剤は、爾後の
パネル部(11の管体ファンネル部へのフリット付は処
理に際しての加熱、管体内の排気処理に際しての加熱等
によって、分解消失し得る材料によって構成する。
次に色選別手段(2)、すなわち、そのフレーム(4)
のパネル部(1)へのとりつけを行う、すなわち坂ばね
(16)の透孔(24)内に挿入されているキャップ部
(21)をスタッドピン(15)に被冠し、夫々の突起
(22)と四部(23)とを相互に係合させる。
このとき、前述したようにキャップ93(21)がスタ
ッドピン(15)に対してこれらの突起(22)及び凹
部がag闇して一致しないような状態にあっても、キャ
ップ部(21)は透孔(24)内で移動できる状態であ
ることによって例えば坂ばね(16)による押圧力によ
って突起(22)が四部(23)の最も安定した中心部
に滑り込む信号位置に移動する、或いは移動させる。次
にこのようにキャップ部(21)が、突起(22)及び
凹部(23)が互いに安定して係合する位置に設定され
た状態でそのフランジ部(21b )をこれが当接する
板ばね(16)に、突起(21c )においてスポット
ウェルドする。
尚、キャップ部(21)は、予め板ばね(16)の透孔
(24)内に挿入せずに、フレーム(4)のパネル部(
1)へのとりつけに際して、これをスタッドピン(15
)に被冠し、且つ透孔(24)内に挿入させることがで
きる。
尚、図示の例では、フレーム(4)の左右両辺と下辺と
の3?i所で、板ばね(16)をスタッドピン(15)
との係合による取付けを行った場合で1、〕のような配
置に限られるものではなく、むしろ大型管においては、
第8図に示すようにフレーム(4)の上下各辺に2箇所
づつ、板ばね(16)とスタッドピン(15)との係合
部を配置することが望ましい。
また、上述の例ではフレーム(4)に板ばね(16)を
取着し、パネル部(1)側にスタッドピン(15)を設
けた場合であるが、フレーム(4)にスタンドビン(1
5)を設け、パネル側に板ばね(16)を配設する構成
とすることもできる。
また、本発明においては、上述したように板ばね(16
)の透孔(24)に対してキャップ部(21)が移動で
きるように遊嵌させるものであるが、このような手法は
、すべての板ばね(16)について行うに限らず、その
微調整が問題となる位置の板ばね(16)についてのみ
行うようにすることもできる。
また、本発明は上述した例のようにアパーチャグリル型
の色選別手段(2)を有するカラー陰極線管に適用する
場合に限られるものではなく、シャドウマスクなど各種
の色選別手段(2)ををするカラー陰極線管に通用する
ことができる。
〔発明の効果〕
上述したように、本発明においては板ばねとスタッドピ
ンとの係合によって色選別手段(2)のパネル部(1)
への取付けを行うものであるが、上述したようにその位
置決めは突起(22)と凹部(23)との係合による局
部的係合によってなし、衝撃等の力の作用は、他部のキ
ャップ部(21)の内周面ないしは開口内周縁と、突起
(22)の周面との面接触ないしは線接触による衝合邪
の比較的広い領域において与えられるようにしたので、
スタンドビンに局部的に衝撃が与えられて上述した大き
なモーメントが局部的に作用して剥離が生じたり損傷が
生じたりする不都合が回避できる。そして、特に本発明
においてはキャップ部(21)を板ばね(16)とは別
体に、しかも板ばね(16)にキャップ部(21)を遊
嵌する透孔(24)内に配置して、フレーム(4)のパ
ネル部(1)への位置設定後にキャップ部(21)を板
ばね(16)に固定するようにしたので、より正確且つ
容易にフレーム(4)を所定位置にとりつけることがで
きるものであり、これによって位置設定を確実に行うこ
とができ、これに伴いミスランディングによる色ずれな
どの画質の低下を確実に回避し、信頼性の高いカラー陰
極線管を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の製法によって得るカラー陰極線管の一
例の色選別手段の取付部の背面図、第2図はそのスタッ
ドピンと坂ばねとの係合部の平面図、第3図は第2図の
A−A線上の断面図、第4図A及びBはそのスタッドピ
ンとキャップ部の係合状態の説明図、第5図はスタッド
ピンとキャップ部との係合部の平面図、第6図はキャッ
プ部の一例の斜視図、第7図A及びBはその突起と凹部
との係合部の各別の断面図、第8図はカラー陰極線管の
他の例の色選別手段の取付部の背面図、第9図は従来の
色選別手段の取付部の背面図、第10図はその色選別手
段の斜視図、第11図はそのスタッドピンと板ばねとの
係合部の平面図、第12図は第11図のA−A線上の断
面図である。 (11はパネル部、(2)は色選別手段、(3)は色選
別電極、(15)はスタッドピン、(15a)はその頂
面、(16)は板ばね、(21)はキャップ部、(21
a )はその底面、(22)は突起、(23)は凹部で
ある。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. カラー陰極線管管体のパネル部の色選別手段の取付部と
    、色選別手段のフレームのいずれか一方に位置決め用の
    スタッドピンを取着し、他方にこのスタッドピンと係合
    する板ばねを設け、この板ばねとは別体に上記スタッド
    ピンとの係合部に上記スタッドピンの頂部を被冠するキ
    ャップ部を形成し、上記板ばねには上記キャップ部を遊
    嵌する透孔を穿設し、キャップ部の頂面と、これに対向
    する上記キャップ部の底面とにはそのいずれか一方に突
    起を設け、他方に上記板ばねの作用方向と交わる方向に
    関して上記突起と係合する凹部を設け、これら突起と凹
    部とを係合させた状態で上記キャップを上記板ばねに固
    定することを特徴とするカラー陰極線管の製法。
JP22154285A 1985-10-04 1985-10-04 カラ−陰極線管の製法 Pending JPS6282628A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2598851A1 (fr) * 1986-05-14 1987-11-20 Sony Corp Tube a rayons cathodiques en couleurs.
JPS63281333A (ja) * 1987-04-27 1988-11-17 フィリップス エレクトロニクス ネムローゼ フェンノートシャップ カラー表示管

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2598851A1 (fr) * 1986-05-14 1987-11-20 Sony Corp Tube a rayons cathodiques en couleurs.
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