JPS628134B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS628134B2
JPS628134B2 JP54110656A JP11065679A JPS628134B2 JP S628134 B2 JPS628134 B2 JP S628134B2 JP 54110656 A JP54110656 A JP 54110656A JP 11065679 A JP11065679 A JP 11065679A JP S628134 B2 JPS628134 B2 JP S628134B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resistance change
heater
electrode
terminal
resistance
Prior art date
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Expired
Application number
JP54110656A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5635047A (en
Inventor
Koichi Kugimya
Koji Nitsuta
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP11065679A priority Critical patent/JPS5635047A/ja
Publication of JPS5635047A publication Critical patent/JPS5635047A/ja
Publication of JPS628134B2 publication Critical patent/JPS628134B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Fluid Adsorption Or Reactions (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、検知部の温度を自己制御すると共に
その検知部の抵抗変化を検出する素子に関するも
のである。
この様な素子は酸素センサーなどとして使われ
ている。この酸素センサーとして従来は、例えば
第1図aに示す様なものが用いられている。1は
TiO2焼結体で、その酸素分圧による抵抗変化を
この焼結体1に埋設した白金電極によつて検出す
るものであるが、白金電極が強度的に弱いため寿
命が短かく、また構造が複雑で高価なものになる
という問題がある。特に振動を受けると、焼結体
1内の電極から端子3へ延出された白金線2と前
記焼結体1及び端子3との接続部に応力が集中す
るため破断し易く、さらに高温に晒されることに
よる白金線2の劣化がその傾向を加速するという
問題がある。又、TiO2の作動温度は約700℃であ
るので、外部から加熱する必要がある。焼結体1
内にヒーターを埋設する形式にすれば、外部加熱
の点で改良され、その様な形式のものとして第1
図bの様な構造のものが提案されている。4は
TiO2焼結体から成るペレツト、5はTiO2の電気
抵抗検知用白金電極兼ヒーターの白金線、6は温
度検知用の白金熱電対であり、白金線5及び熱電
対6を挾み込んだ状態で各ペレツト4を一体接合
することにより、第1図aにおける焼結体1が構
成される。この場合も白金線の接続部が弱い欠点
があり、又検知体として使用するTiO2の特性が
不安定になり易いため、検知用電極との接合や
TiO2薄層の積層に問題が多く、これらの改良が
望まれていた。
本発明は、このような問題を解消することので
きる自己温度制御型抵抗変化検知素子の提供を目
的とし、以下その一実施例を第2図及び第3図に
より説明する。
本発明に係る自己温度制御型抵抗変化検知素子
(以下単に検知素子という)10は、第2図に示
す様な円柱状の本体11の一端から端子12が突
出した一体構造をしていることを特徴とするもの
であり、一体構造であることによつて振動に対す
る耐久性に優れ、長寿命である。本体11は、通
常円柱ないし中空円筒形で、第3図に示す様に、
絶縁性の緻密質磁器よりなる柱状の基体13の上
に導電体ヒーター14と該ヒーターと端子12と
を接続するリード部15を設け、その上に緻密質
磁器絶縁皮膜16を設け、この絶縁皮膜16を介
して抵抗変化検知用電極17と該電極と端子12
とを接続するリード部18を設け、前記電極17
に接して抵抗変化体19を設け、さらに前記電極
17とそのリード部18を緻密質磁器から成る保
護膜20で覆つて成る。
基体13としては、使用温度域で十分に抵抗の
高いものならよく、例えばアルミナなどが良く、
700℃程度での使用であれば、90%アルミナでも
十分である。ヒーター14、電極17及びリード
部15,18には、タングステン、タングステン
―モリブデン合金、白金などが使用できる。端子
12は、特に高温にさらされないので、耐熱材料
でなくても良いが、錆などの生じない材料で導電
性の高いものが必要であり、例えばニツケルが良
い。抵抗変化体19としては、例えば酸素センサ
ー用としては上記のTiO2の様に酸素分圧によつ
て抵抗の変化するものを用いる。
この様な検知素子10は例えば次の様にして製
造できる。先ずアルミナで基体13となる棒状成
形体と絶縁皮膜16と保護膜20となるシートを
作成し、1つのシート面にタングステングレーズ
を印刷してヒーター14とリード部15を、他面
に検知用電極17とリード部18を形成し、この
シートをヒーター14を有する面を内側にして棒
状成形体に密着して巻き付け、さらにもう一つの
シートに抵抗変化体19の部分を開口して、この
シートを上記シート上に密着して巻き付け、次に
端子12接続用の丸穴を設けた後、例えばグリー
ガス中で1650℃の温度で焼成する。さらに、抵抗
変化体19として別に焼成したTiO2のペレツト
を、例えば白金ペーストで検知用電極17に貼付
するか、又は溶射によつてTiO2粉末をマスクを
通して付着せしめる。さらに必要があれば、この
抵抗変化体19上を覆うように多孔質のセラミツ
クスを溶射して保護膜を設けても良い。またその
後必要に応じて歪とりの焼鈍を行う。そして最後
に外部に接続できる様に、端子12を基体13に
あけた丸穴に深く挿入すると共に高温半田などで
溶着する。このとき、リード部15,18がタン
グステンなどであれば、予じめニツケルメツキを
施しておくことが必要である。この様に端子12
を取付けると、接続強度が大きく基体13が破損
しない限り接続不良は生じない。なお、第2図に
示す本体11の端子12近傍に嵌め合い用のカラ
ーやねじを付与することも可能である。
抵抗変化体19の加熱は、ヒーター14に電流
を流して行い、その温度制御をヒーター14の抵
抗変化を検出して行なうことによつて一定温度に
保持できる。また、第4図に示す様に電極17と
ヒーター14間に挿入電極21を介装し、ヒータ
ー14と挿入電極21との間にある磁器の抵抗変
化からヒーター14に加える電圧を変化させ、温
度を制御することもできる。その際、電極17と
同じようにヒーター14と挿入電極21をくし型
にすれば相対する長さが増加し、抵抗値を減少さ
せることができることはいうまでもない。このよ
うに構成することによつて、端子やリード部を一
部省略できる長所がある。
以上の様にして得られた検知素子の特性は、自
動車用エンジンの排気酸素濃度検知用酸素センサ
ーの一例を第5図に示した様に、従来品と同等の
特性及び応答を示している。すなわち、各空燃比
における酸素分圧に検出抵抗は適格に応答してい
る。一方、振動に対する耐久性及び耐熱性は従来
のものに比べてはるかに優れている。900℃の温
度で、10Gのかかる振動を加えた3000時間の寿命
テストに対して、本発明に係る実施例のものは全
く異常が認められなかつたのに対して、従来例で
は3/4に異常が認められ、特に高価な白金線の接
続部における断線が多かつた。
又、自動車排ガス中での、室温から950℃まで
の急熱、急冷の3万回の繰り返しテストにおいて
も何らの異常が認められていない。
さらに、その製造においても上記の通り近年開
発された窯業技術を利用して簡単に製造できるの
で、従来の様な複雑な構造のものを製造するのに
比べてはるかに生産性が高く、又豊富で安価なア
ルミナなどの一般窯業材料を使用できる。
以上の説明から明らかな様に、本発明の自己温
度制御型抵抗変化検知素子によれば、円柱状緻密
質磁器絶縁基体上に、ヒーターおよびそのリード
部と抵抗変化検知用電極およびそのリード部とを
緻密質磁器絶縁皮膜を介して設けるので、ヒータ
ーおよびそのリード部や抵抗変化検知用電極およ
びそのリード部では振動による破損は起こりにく
く、また、検知部と端子が基体の両端に離れてい
るため、端子が熱から保護されるものであり、従
つて、振動に対する耐久性及び耐熱性に優れ、か
つ安価な原料を用い得ると共に構造並びに製造が
簡単であるため安価である等、多大の効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を示し、aは縦断面図、bは要
部の分解斜視図、第2図は本発明の一実施例を示
し、aは正面図、bは側面図、第3図は第2図の
実施例の要部の縦断面図、第4図は温度制御の他
の方式における電極構成を示す斜視図、第5図は
検知素子の特性を示すグラフである。 10…自動温度制御型抵抗変化検知素子、11
…本体、12…端子、13…基体、14…ヒータ
ー、15,18…リード部、16…絶縁皮膜、1
7…検知用電極、19…抵抗変化体、20…保護
膜。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 円柱状緻密質磁器絶縁基体上に、ヒーターお
    よびこのヒーターと端子を接続するリード部を設
    け、このヒーターおよびリード部の上に緻密質磁
    器絶縁皮膜を介して抵抗変化検知用電極およびこ
    の抵抗変化検知用電極と端子を接続するリード部
    を設け、前記抵抗変化検知用電極の上面に接して
    抵抗変化体を設け、少なくとも前記抵抗変化検知
    用電極に接続されるリード部を覆う緻密質磁器か
    ら成る保護膜を設けた自己温度制御型抵抗変化検
    知素子。
JP11065679A 1979-08-29 1979-08-29 Detection element of resistance change of self-temperature control type Granted JPS5635047A (en)

Priority Applications (1)

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JP11065679A JPS5635047A (en) 1979-08-29 1979-08-29 Detection element of resistance change of self-temperature control type

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JP11065679A JPS5635047A (en) 1979-08-29 1979-08-29 Detection element of resistance change of self-temperature control type

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Publication Number Publication Date
JPS5635047A JPS5635047A (en) 1981-04-07
JPS628134B2 true JPS628134B2 (ja) 1987-02-20

Family

ID=14541171

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11065679A Granted JPS5635047A (en) 1979-08-29 1979-08-29 Detection element of resistance change of self-temperature control type

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JP (1) JPS5635047A (ja)

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JPS5635047A (en) 1981-04-07

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