JPS6281316A - 血小板凝集抑制剤 - Google Patents

血小板凝集抑制剤

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JPS6281316A
JPS6281316A JP60222191A JP22219185A JPS6281316A JP S6281316 A JPS6281316 A JP S6281316A JP 60222191 A JP60222191 A JP 60222191A JP 22219185 A JP22219185 A JP 22219185A JP S6281316 A JPS6281316 A JP S6281316A
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JP
Japan
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compound
formula
platelet coagulation
group
mixture
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Pending
Application number
JP60222191A
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English (en)
Inventor
Mikio Takeda
武田 幹男
Atsuo Oishi
大石 篤郎
Hiromichi Nakajima
中島 宏通
Hiroshi Nagao
拓 長尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tanabe Seiyaku Co Ltd
Original Assignee
Tanabe Seiyaku Co Ltd
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/55Design of synthesis routes, e.g. reducing the use of auxiliary or protecting groups

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  • Nitrogen- Or Sulfur-Containing Heterocyclic Ring Compounds With Rings Of Six Or More Members (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は新規血小板凝集抑制剤に関する。
〔従来技術〕
血栓の形成は血管壁と血液成分、特に血小板、血漿凝固
因子との相互作用が重要な役割を果たすとされている。
すなわち、血管壁がなんらかの障害を受けると、露出し
た血管的皮下組織に流血中の血小板が接触し、その際血
小板は血管内皮下層、とくにコラーゲンに粘着し、血小
板相互の凝集を促進する物質を細胞外に放出し、この物
質の作用によって流血中の血小板が凝集し、血管壁の障
害部位に血小板凝塊を形成し、更にこの血小+H6A塊
はフィブリンの作用によって血栓へと発展していくとさ
れている。
従って、血栓症の予防、治療剤としては上記の過程を阻
害する血小板凝集抑制剤の開発が望まれていた。
従来、このような血小板凝集抑制剤としてはアセチルサ
リチル酸が知られている。
〔発明の構成及び効果〕
本発明者らは種々研究の結果、一般式 !1 (但し、R1は低級アルキル基、R2は水素原子または
低級アルカノイル基、R1は低級アルキル基を表し、R
4およびR5はいずれか一方が水素原子であり他方が塩
素原子であることを表す。)で示される1、5−ヘンゾ
チアゼビン誘導体またはその酸付加塩がすぐれた血小板
凝集抑制作用を有すること、しかも化合物(1)のこの
作用は経口投与した場合でも長時間持続するものであり
、血栓症の予防・治療剤としても有用であることを見出
し本発明を完成したものである。
本発明の有効成分である化合物〔I〕 (以下、単に医
薬化合物と云う)は上記の如く、優れた血小板凝集抑制
作用ををし、脳梗塞症(または脳血栓症)、−過性脳虚
血症、心筋梗塞症(または冠動脈血栓症)、肺塞栓症、
末梢血管血栓脈管炎および/またはその血栓塞栓症(例
えば心臓弁移植に伴う血栓塞栓症)などの血栓症の治療
、改善、予防に有用である。
本発明の医薬化合物としては、例えば一般式(1)にお
いてR1がメチル基、エチル基、プロピル基もしくはブ
チル基の如き低級アルキル基、R2が水素原子またはア
セチル基、プロピオニル基、ブチリル基もしくはバレリ
ル基の如き低級アルカノイル基、R3がメチル基、エチ
ル基、プロピル基もしくはブチル基の如き低級アルキル
基であり、R4およびR5のうち一方が水素原子であり
他方が塩素原子である化合物があげられる。
これらのうちR1がメチル基、R2が水素原子、アセチ
ル基、プロピオニル基またはブチリル基、R3がメチル
基、エチル基またはプロピル基、R4およびR5のうち
一方が水素原子であり他方が塩素原子である化合物が好
ましく、R1がメチル基、R2が水素原子またはアセチ
ル基、R3がメチル基であって、R4が塩素原子、R5
が水素原子であるか、またはR4が水素原子、R5が塩
素原子である化合物がさらに好ましい。
本発明の医薬化合物は2個の不斉炭素を有し、2種の立
体異性体が存在するが、本発明はこれらの各異性体また
はその混合物のいずれをも包含するものである。
しかし、一般的には本発明の化合物CI)のシス異性体
が医薬として好ましい。
上記本発明の医薬化合物はM離塩基あるいは薬理的に許
容し得る酸付加塩のいずれの形でも医薬用途に用いるこ
とが出来る。かかる薬理的に許容し得る酸付加塩として
は例えば塩酸塩、臭化水素酸塩、ヨウ化水素酸塩、過塩
素酸塩、硫酸塩またはリン酸塩の如き無機酸付加塩、シ
ュウ酸塩、マレイン酸塩、フマル酸塩、コハク酸塩、メ
タンスルホン酸塩または2−(4−ヒドロキシベンゾイ
ル)安1色香酸塩の如き有機酸付加塩が挙げられる。
本発明の医薬化合物またはその薬理的に許容し得る酸付
加塩は経口もしくは非経口投与に適した賦形剤とともに
、経口的にも非経口的にも投与することかでき、また経
口的、非経口的のいずれの投与形態をとる場合にも通常
用いられる医薬担体をもちいて適当な製剤とすることが
できる。かかる医薬担体としては、例えば結合剤(シロ
ップ、アラビアゴム、ゼラチン、ソルビット、トラガン
ト、ポリビニルピロリドンなど)、賦形剤(乳糖、砂<
JM、コーンスターチ、リン酸カリウム、ソルビット、
グリシンなど)、潤滑剤(ステアリン酸マグネシウム、
タルク、ポリエチレングリコール、シリカなど)、崩壊
剤(ハレイショデンプンなど)および湿潤剤(ラウリル
硫酸ナトリウムなど)があげられる。剤型としては、錠
剤、乳剤、散剤、カプセル剤、顆粒剤の如き薬剤であっ
てもよい。更に、非経口的に投与する場合には、例えば
注射用蒸溜水、生理的食塩水、ブドウ糖水溶液等用いて
注射剤、点滴注射剤として投与できる他、グリセリン、
プロピレングリコール、単シロップ、エタノール、脂肪
油、エチレングリコール、ソルビット等を用いて9. 
ン蜀液、分散剤、乳剤として投与することができる。
本発明の薬剤の投与量はその投与方法、患者の年齢、体
重、対象疾患の種すnおよび程度などによっても若干変
動するが、−fi的に約0.05〜50mg/kg/d
ay、とりわけ経口投与の場合には約0゜5〜20 m
g/kg/day、又非経口投与(例えば静脈内注射)
の場合には約0 、 05〜10 mg/kg/day
、であるのが適当である。
本発明の医薬化合物は例えば次の方法により製すること
ができる。
(A)法 (rV)                (T ](
B)法 (V) (但し、上記&熱式中、Qは水素原子または保護基、x
l、x2はハロゲン原子、R6は低級アルキル基を表し
、R1、R2、R1、R4およびR5は前記と同一意味
を表す。) 上記只島式中、保護基Qとしてはアミノ基の保護基とし
て通常用いられるものであればよく、特に限定されない
(A)法によれば、化合物(ff)またはその塩と化合
物(III)またはその塩を溶媒(アセトン、酢酸エチ
ル、ジメチルスルホキシド、ジメチルホルムアミド、ジ
オキサン)中、塩基(水酸化アルカリ金属、炭酸アルカ
リ金属、アルカリ金属ヒドリド)の存在下、25〜10
0℃で縮合反応することにより実施できる。
(B) 法によれば、化合物(V)またはその塩と化合
物CVI)の反応性誘導体(酸無水物、酸ハライドなど
)を溶媒(ピリジン、テトラヒドロフラン、ベンゼン1
、ジオキサン)中、脱酸剤(ピリジン、トリエチルアミ
ン、N−メチルピペリジンなど)の存在下、20〜13
0°C(a無水物)または20〜60℃(酸ハライド)
で縮合反応することにより実施するか、或いは、化合物
(V)またはその塩と化合物〔■〕 (遊離カルボン酸
)を?容媒(メチレンクロリド、クロロホルム、テトラ
ヒドロフラン、ベンゼン1、ジオキサン)中、縮合剤(
ジシクロへキシルカルボジイミド、N。
N−カルボニルジイミダゾール、1−メチル−2−ハロ
ピリジニウムヨージド、トリフェニルフォスフイン−四
塩化炭素など)の存在下、約0〜50℃で縮合反応する
ことにより実施出来る。
上記(A)法および(B)法で得られる各化合物が、保
護基を有するものである場合には該保護基を常法により
除去し本発明の医薬化合物とすることができる。
尚・上記反応の原料化合物のうち、R“が塩素原子であ
り、R5が水素原子である化合物は特開昭59−100
780号に記載された方法により製することができ、R
4が水素原子であり、R5が塩素原子である化合物は上
記方法に卓して製することができる。
以下、実験例、実施例により本発明を更に詳細に説明す
る。
実験例 血小板凝集抑制作用(exvivo  )約20時間絶
食させたSD系雌雄性ラット、検体水溶液(検体投与N
 : 10 mg/ kg)を経口投与し、3時間後腹
部大動脈より採血する。この血液9容と3.8%(W/
V)クエン酸三ナトリウム水溶液1容とを混和し、該混
合物を遠心分離することにより血小板けん濁血漿(PP
P)を調製した。
残存血液を更に遠心分離して血小板除去血漿(PPP)
を調製した。PR,Pの血小板数をPPPを加えて0.
8〜l XIQ67mm’に調整した。稀釈PRP22
5μpにコラーゲン溶液〔ビオキミカ・工・ビオフィジ
力・アクタ、186 254  (1969))25μ
lを加えて血小板凝集を起こさせた。血小板凝集能はボ
ーンの方法〔ネイチャー、194 927  (196
2))により測定し、検体の血小板凝集抑制作用を求め
た。下記第1表に示す化合物はいずれも血小板凝集抑制
率が50%以上であった。
第   1   表 実施例1 (錠剤) (−)−シス−2−(4−メトキシフェニル)−3−ヒ
ドロキシ−5−(2−(N−メチルアミノ)エチルツー
8−クロロ −2,3−ジヒドロ−1,5−ヘンゾチアゼピンー4(
5+1)−オン・フマル酸塩 45.0gトウモロコシ
デンプン      20.1g乳iJ!i     
          、82.4gポリビニルピロリド
ン       3.0g結晶セルロース      
   38.0gステアリン酸マグネシウム     
1.5g合計          190.0g薬剤、
乳糖およびトウモロコシデンプンをポリビニルピロリド
ンのアルコール溶液と混合し湿式造粒法によって混練造
粒、乾燥して顆粒とする。
ついでステアリン酸マグネシウム、結晶セルロースを加
え、打錠機で直径3mm、重ff1190mgの錠剤と
した。
実施例2 (注射剤) (−)−シス−2−(4−メトキシフェニル)−3−ア
セトキシ−5−(2−(N−メチルアミノ)エチルツー
8−クロロ−2,3−ジヒドロ−1,5−ベンゾチアゼ
ピン−4(511)−オン・シュウ酸塩10gを注射用
蒸溜水21に溶解する。この溶液を孔径0.22μmの
メンブランフィルタ−で濾過後、無菌操作にて2mlm
lファンプル注し、溶封して注射剤とする。
参考例1 (本願医薬化合物の製造例1) (1)(−)−シス−2−(4−メトキシフェニル)−
3−ヒドロキシ−8−クロロ−2,3−ジヒドロ−1,
5−ベンゾチアゼピン−4(5H)−オン4.6g、2
− (N−ヘンシル−N−メチルアミノ)エチルクロリ
ド・塩酸塩3.32g、炭酸カリウム4.2gおよびア
セトン300m1の混合物を20時間還流する。反応後
、不溶物をろ去し、ろ液を減圧下に留去する。残香をそ
の過塩素酸塩に変換しエタノールから再結晶することに
より (−)−シス−2−(4−メトキシフェニル)−
3−ヒドロキシ−5−(2−(N−ペンジルーN−メチ
ルアミン)エチルクー8−クロロ−2,3−ジヒドロ−
1,5−ベンゾチアゼピン−4(5H)−オン・過塩素
酸塩7.41gを得る。
M、P、161−163°C (2)上記(1)で得た化合物の遊離塩基4.3gをヘ
ン上250m1中で還流した液にヘンシルオキシカルボ
ニルクロリド4.55gのベンゼンlQml溶液を15
分間を要して滴下する。該混合物を1時間還流したのち
減圧下に濃縮して溶媒を留去する。残香にエタノール3
0m1と水酸化ナトリウム水溶液50m1を加え、室温
で2時間攪拌する。ついで該混合物を水で希釈し、水性
混合物をクロロホルムで抽出する。抽出液を水洗、乾燥
し濃縮することにより (−)−シス−2−(4−メト
キシフェニル)−3−ヒドロキシ−5−C2(N−ヘン
シルオキシカルボニル−N−メチルアミン)エチルシー
8−クロロ−2,3−’;ヒドロー1.5−ヘンゾチア
ゼビン−4(5H)−オン4.79gを油状物として得
る。
本品は薄層クロマトグラフィーで精製処理することによ
り下記の物理化学的性質を示す。
M、P、107.5−108.5°C (3)25%臭化水素−酢酸1.7mlを上記(2)で
得た化合物10.7gのヘンゼン2 m l ?M液に
水冷下加えたのち、該混合物を室温で2時間攪拌する。
ついでこれにエーテルを加え析出物をろ取しエーテルで
洗浄する。析出物に水とヘンゼンを加え炭酸カリウムで
アルカリ性とする。ヘンゼン層をとり水洗、乾燥したの
ち濃縮して溶媒を留去する。残香にエーテルを加えて析
出晶をろ取し、酢酸エチルとn−ヘキサンの混液から再
結晶することにより (−)−シス−2−(4−メトキ
シフェニル)〜3−ヒドロキシー5− C2−(N−メ
チルアミノ)エチル〕−8−クロロー2.3−ジヒドロ
−1,5−ベンゾチアゼピン−4(5H)−オン0.4
7gを得る。
M、  P、  142  145℃ 塩酸塩・水和物 M、P、137−140°C(エタノールから再結晶) フマル酸塩 プリズム品(メタノールから再結晶) M、P、170 172°C(分解) 針状晶(メタノールから再結晶) M、P、159−161”c (分解)小板状品(水か
ら再結晶) M、P、145−150°C(分解) シュウ酸塩 M、P、175−177°C(分解) (ジメチルホルムアミド−エタノール から再結晶) コハク酸塩・水和物 M.P.125−128°C(分解) (エタノールから再結晶) 臭化水素酸塩・水和物 M.P.137−138℃(分解) (エタノールから再結晶) 参考例2 (本願医薬化合物の製造例2) (1)  (−) −シス−2−(4−メトキシフェニ
ル)−3−ヒドロキシ−5− (2− (N−ヘンシル
−N−メチルアミノ)エチルシー8−クロロ−2、3−
ジヒドロ−1,5−ヘンゾチアゼビンー4(5H)−オ
ン6、22g、無水酢酸60mlおよびピリジン1ml
の混合物を4時間還流する。
ついで該混合物を減圧濃縮して溶媒を留去する。
残香にヘンゼンを加え、混合物を減圧濃縮することによ
り (−)−シス−2−(4−メトキシフェニル)−3
−アセ1−キシ−5 − (2 − (N−ベンジル−
N−メチルアミノ)エチル〕−8−クロロ−2,3−ジ
ヒドロ−1,5−ベンゾチアゼピン−4(5H)−オン
7gを油状物として得る。
シュウ酸塩 M、P、192−194℃(分解)(エタノノールから
再結晶) (2) 上記で得た化合物を参考例1− (2)および
(3)と同様に実施することにより(−)−シス−2−
(4−メトキシフェニル)−3−アセトギシー5− C
2−(N−メチルアミノ)エチル〕−8−クロロー2,
3−ジヒドロ−1,5−ベンゾチアゼピン−4(5H)
−オン・シュウ酸塩18.7gを得る。
M、P、175−177°C(分解) 参考例3〜12 参考例1または2と同様に実施することにより下記第2
表に示す化合物を製造することができる参考例13 (原料化合物の製造例) (1)6−クロロ−2−二トロチオフエノール40.6
g、トランス−3−(4−メトキシフェニル)グリシド
酸メチルエステル60.15g、酢酸亜鉛・2水和物1
gおよびトルエン410m1の混合物をアルゴン雰囲気
中、室温で3時間攪拌する。反応完結後、反応液を減圧
濃縮してトルエンを留去する。残香にイソプロピルエー
テルを加え析出品をろ取する。結晶を酢酸エチル−ヘキ
サン混液から再結晶することによりスレオ−2〜ヒドロ
キシ−3−(6−クロロ−2−ニトロフェニルf−A−
)−3−(4−メトキシフェニル)プロピオン酸メチル
エステル62.37gを得る。
M、P、110−111.5℃ (2)上記で得た化合物62g、10%パラジウム−炭
素7g1酢酸500 m lおよびエタノール5Qml
の混合物を常温常圧で接触還元する。反応完結後、不溶
物をろ去し、ろ液を減圧濃縮して溶媒を留去する。残香
を酢酸エチル−ヘキサン混液から再結晶することにより
スレオ−2−ヒドロキシ−3−(2−アミノ−6−クロ
ロフェニルチオ)−3−(4−メトキシフェニル)プロ
ピオン酸メチルエステル51.74gを得る。
M、P、114−116℃ (3)ナトリウムヒドリド(60%油分散物)84mg
をジメチルスルホキシド2 m l中に加え、この混合
物をアルゴン雰囲気中70℃で40分間攪拌する。冷却
後、これに上記で得た化合物0. 368 gをジメチ
ルホルムアミドにとかした溶液を加え室温で40分間攪
拌する。ついで反応液を氷と酢酸の混合物中に注ぎ析出
品を水洗、乾燥しクロロホルム−エタノール’lR?&
から再結晶することにより(±)−シス−2−(4−メ
トキシフェニル)−3−ヒドロキシ−9−クロロ−2,
3−ジヒドロ−1,5−ベンゾチアゼピン−4(5H)
−オン0.163gを得る。
M、  P、  249  252 ℃(4)上記で得
た化合物22.4gとピリジン60m1の混合物を氷水
で冷却しこれに(S)−1−(2−ナフチルスルホニル
)ピロリジン−2−カルボニルクロリド〔この化合物は
無水ベンゼン中、(S)−1−(2−ナフチルスルホニ
ル)ピロリジン−2−カルボン酸とシュウ酸クロリドか
ら調製)28.4gを加える。該混合物を室温で18時
間攪拌する。反応終了後反応液に水および酢酸エチル−
クロロホルム(1:l)混液を加える。有a?8媒層を
分取し10%塩酸、水、5%重曹水および水で順次洗浄
する。ついでを機溶媒層を乾燥したのち濃縮し残香をシ
リカゲルクロマトグラフィーで精製(溶媒:ベンゼンー
酢酸エチル=9 二1)することにより生成物AC油状
物、〔α)”−113,2’ (C=0.326、クロ
ロホルム)〕および生成物B〔結晶性物質、M、P、1
06−123℃、〔α)20+22.8° (C=0.
324、クロロホルム))17gを得る。
(5)上記で得た生成物812.75g、炭酸カリウム
30g、水75m1およびメタノール150m1の混合
物を室温で20時間撹拌する。
反応終了後、析出品を(針状晶)をろ取し、水性メタノ
ールから再結晶することによりシス−2−(4−メトキ
シフェニル)−3−ヒドロキシ−9−クロロ−2,3−
ジヒドロ−1,5−ベンゾチアゼピン−4(5H)−オ
ンの光学異性体6.01gを得る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (但し、R^1は低級アルキル基、R^2は水素原子、
    又は低級アルカノイル基、R^3は低級アルキル基を表
    し、R^4及びR^5はいずれか一方が水素原子であり
    他方が塩素原子であることを表す。) で示される1,5−ベンゾチアゼビン誘導体又はその酸
    付加塩を有効成分とする血小板凝集抑制剤。
JP60222191A 1985-10-04 1985-10-04 血小板凝集抑制剤 Pending JPS6281316A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0715857A3 (de) * 1994-12-10 1997-05-28 Rhone Poulenc Rorer Gmbh Pharmazeutische, oral anwendbare Zubereitungen enthaltend als Zerfallbeschleuniger eine wasserlösliche Aminosäure

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0715857A3 (de) * 1994-12-10 1997-05-28 Rhone Poulenc Rorer Gmbh Pharmazeutische, oral anwendbare Zubereitungen enthaltend als Zerfallbeschleuniger eine wasserlösliche Aminosäure

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