JPS6279762A - 殺菌済み固形物含有液状物 - Google Patents

殺菌済み固形物含有液状物

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JPS6279762A
JPS6279762A JP60221019A JP22101985A JPS6279762A JP S6279762 A JPS6279762 A JP S6279762A JP 60221019 A JP60221019 A JP 60221019A JP 22101985 A JP22101985 A JP 22101985A JP S6279762 A JPS6279762 A JP S6279762A
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Japan
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sauces
sterilized
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soups
sauce
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JP60221019A
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JPH062042B2 (ja
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Akira Sugisawa
公 杉澤
Masaru Shibuki
渋木 優
Imayoshi Imada
今田 今義
Jun Katada
片田 純
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House Foods Corp
Original Assignee
House Food Industrial Co Ltd
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  • Food Preservation Except Freezing, Refrigeration, And Drying (AREA)
  • Seeds, Soups, And Other Foods (AREA)
  • Seasonings (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、家庭等で具等の固形物を準備し、更には該固
形物を調理する手間を要さずに提供できる固形物を含有
したソース、スープ、タレ及び料理用液体混合調味料(
以下、単に混合調味料と称する)等の液状物に関する。
さらに詳しくは、長時間の殺菌を要せずして所望の保存
性を有することができるとともに、ソース、スープ、タ
レ及び混合調味料等の風味が新鮮で且つ褐変も生じない
、しかも具とソース、スープ、タレ及び混合調味料がう
まく調合された風味が醸し出される固形物含有液状物に
関する。
〈従来技術〉 従来より、ソース、スープ、タレ及び混合調味料等を家
庭において準備する場合には、具をその都度準備し更に
調理して、これを市販のソース、スープ、タレ及び混合
調味料等に混ぜて使用していた。あるいは具とソース、
スープ、タレ及び混合調味料等を共に高温加熱殺菌処理
したレトルト食品等を使用していた。
〈発明が解決しようとする問題点〉 しかしながら、上記の如く具等の固形物を只単にソース
、スープ、タレ及び混合調味料等の液状物と撹拌、混合
しこれを所定の容器に充填し高温加熱殺菌処理した場合
にはソース、スープ、タレ及び混合調味料等に褐変及び
風味劣化が生じてしまう。しかし、本発明者等は、具等
の固形物を含有したソース、スープ、タレ及び混合調味
料等の液状物をPH4,5以下又はAw0.90以下に
調整し、比較的緩やかな殺菌条件で処理することによっ
て、所望の保存性を有すると共に新鮮な風味を有した更
には褐変が生じていないソース、スープ、タレ及び混合
調味料等を得ることができる、という知見を得た。とこ
ろが、固形物に関しては、ソース、スープ、タレ及び混
合調味料等の液状物と同様にPHを4.5以下又はAW
を0.90以下に調整するとしても、固形物の中心部ま
で殺菌するのに長時間の加熱が必要になる。更に、固形
物と液状物との風味的ななじみが悪くなってしまう、と
いった問題点が生じた。
〈問題点を解決するための手段〉 そこで本発明者等は、褐変が生じないしかも新鮮な風味
を有したソース、スープ、タレ及び混合調味料が得られ
ると共に、上記問題点が解決できるように鋭意研究を行
った。その結果、予め殺菌処理した固形物と、PH又は
AWを調整したソース、スープ、タレ及び混合調味料を
混合し、その後比較的緩やかな殺菌条件で加熱処理する
ことによって、上記した知見と共に、固形物の中心部ま
での加熱殺菌に長時間を要さず、更には具等の固形物と
ソース、スープ、タレ及び混合調味料等の液状物との風
味的ななじみが向上しているといった知見を得、本発明
を完成した。
即ち、本発明は殺菌済み固形物(マツシュルームを除く
)と、P H4,5以下、又はAWO690以下の液状
物から構成した殺菌済み固形物含有液状物を加熱殺菌し
てなる殺菌済み固形物含有液状物に係わるものである。
本発明の固形物は、野菜類、肉類、魚介類、豆類、穀類
及び果物等あるいはこれらの加工品に代表されるが、マ
ツシュルームを除くものであれば特に限定しない。
更に上記した固形物は予め殺菌されていることを要する
上記した殺菌の程度は略完全殺菌されているのが望まし
く、これが後述する液状物のPHまたはAWの規定と相
俟って容器充填後の加熱殺菌条件の緩和を許容し、以て
ソース、スープ、タレ及び混合調味料等の液状物の褐変
及び風味劣化の防止に寄与するのである。
上記した固形物の殺菌態様は、何れの方法によっても可
能であるが、通常加熱処理によって実施される。なかで
も固形物を湯中に浸漬して加熱処理を行なう時は、固形
物特有の組織を保持する上で好ましい。また固形物をス
ライス等し、所望の形状にして用いる場合には二次汚染
の防止の観点から、所望の形状にした後に殺菌処理を実
施するのが望ましい。
上記した固形物の殺菌条件としては、80℃〜140℃
で1秒〜120程度度が望ましい。
次に、本発明の液状物はカレーソース、マスタードソー
ス、ホワイトソース、ドミグラスソース、フルーツソー
スあるいはトマトソース等のソース類、ポタージュスー
プ、コンソメスープ等のスープ類、焼き肉タレ、しゃぶ
しゃぶタレ等のタレ類あるいは中華料理、和風料理等に
使用できる料理用混合調味料等に代表されるものである
。又、上記ソース類、スープ類、タレ類及び混合調味料
は即食性タイプでも、濃縮タイプでもよく特に限定はし
ない。
加えて本発明では、上記したソース、スープ、タレ及び
混合調味料のPHを4.5以下、又はAWを0.90以
下にすることを特定する。
まず、ソース、スープ、タレ、及び混合調味料のPHを
生5以下に調整する場合について述べる。
本発明においては、前述した如く殺菌済み゛  の固形
物を使用しているため、ソース、スープ、タレ及び混合
調味料等に所望の保存性を付与することだけを考慮して
、容器充填後の殺菌の際の加熱条件を設定することが可
能である。即ち、ソース、スープ、タレ及び混合調味料
等のPHが本発明の範囲内にある時は、60℃〜100
℃好ましくは70〜90℃、1秒〜60程度度の比較的
緩やかな熱処理ができる。つまりPHを本発明の範囲内
にすることによって食品中の細菌の耐熱性がPHの低下
に依存して低下していくため、上記の如く比較的緩やか
な熱処理ができるのである。
以上のことから、本発明は上記した熱処理によって常温
保存にて1〜3年間菌的に安全な満足のいく保存性を最
終製品に付与し得ると共に、ソース、スープ、タレ及び
混合調味料等の褐変防止及び風味劣化も最少限に押えら
れ、その新鮮さを維持し得る。
更には、最n製品を所謂チルド流通に附する場合、即ち
製品の保管を5〜15℃といった冷蔵状態で行なう場合
は、殺菌条件を更に緩和にすることができ、数週間〜数
か月の保存も可能になる。
本発明において、上記したソース、スープ、タレ及び混
合調味料等のP)lの調整は、主としてクエン酸、酢酸
、リンゴ酸等の有機酸の使用により有効に行なえる。
次に、ソース、スープ、タレ及び混合調味料等のAWを
0,90以下に調整する場合について述べる。
即ち、0.90を越えた場合にはボツリヌス菌、大腸菌
あるいはその他の食品変敗筒が生育してしまう。従って
、これらを死滅させるために高温加熱殺菌が必要となる
ことから最終製品の品質の低下を招いてしまう。一方、
本発明の範囲にあるときには、カビ、酵母等が生育して
いる。しかしながら、カビ、酵母等は耐熱性が弱いため
、高温加熱殺菌は必要としない。従ってミソース、スー
プ、タレ及び混合調味料等のAWを0.90以下にして
おくことによって、PHを調整したときと同様に60℃
〜100℃、1秒〜60分の比較的緩やかな熱処理を施
すことができる。これによって、前記した如く所望の保
存性を有し、更にはソース、スープ、タレ及び混合調味
料等の褐変防止及び風味劣化も最少限に押えることがで
きる。
尚、本発明においてAWを調整する場合には、固形物が
含有する水分も考慮してAWが上記した範囲から外れな
いないように固形物量も調整しなければならない。ある
いは、ソース、スープ、タレ及び混合調味料等のAWを
予め低めに調整しておく必要がある。
いずれにしても本発明においては、ソース、スープ、タ
レ及び混合調味料をP H4,5以下又はAWを0.9
0以下にすることが重要である。
以上のことから明確なように、本発明における加熱殺菌
処理は、60℃〜100℃、1秒〜60分と比較的緩や
かな熱処理で行なうことができるのである。
〈実施例1〉 常法によりトマトから得たトマトジュース95部に食酢
3部、食塩1部、コーンスターチ0.5部、クエンM 
0.5部を加え撹拌、混合してP H4,0のトマトソ
ースを得た。
又、人参を5mm角のダイス状にカットし、これを水を
充填したレトルトパウチに投入、密封した後、120℃
で10分間加圧加熱殺菌を施し殺菌済みダイス状人参を
得た。
それから上記したP H4,0のトマトソース90部と
殺菌済みダイス状人参10部とを蒸気ジャケット付き加
熱撹拌釜に注入し、然る後85℃で5分間加熱殺菌しレ
トルトパウチに熱充填して殺菌済みダイス状人参含有ト
マトソースを得た。上記したトマトソースは、褐変も生
じておらず風味的にも新鮮なものであった。
〈実施例2〉 うすロ醤油68部に、ブドウ糖20部、リンゴペースト
10部、にんにくペースト1部、しようがペースト1部
を撹拌、混合しAwo。
85の焼き肉用タレを得た。
又、玉ネギを5n+m角のダイス状にカットし、これを
水を充填したレトルトパウチに投入、密封した後120
℃、10分間の加圧加熱殺菌を施し殺菌済みダイス拭上
ネギを得た。
それから上記AW0.85の焼き肉用タレ94部と殺菌
済みダイス拭上ネギ6部を蒸気ジャケット付き加熱撹拌
釜に投入した後、80℃で5分間加熱殺菌しレトルトパ
ウチに熱充填して殺菌済みダイス拭上ネギ含有焼き肉用
タレを得た。上記した焼き肉用タレは、最終的にAwo
、88であり保存性に優れ、また新鮮な風味を有したも
のであった。
〈発明の効果〉 殺菌済みの固形物と、PH又はAWを調整したソース、
スープ、タレ及び混合調味料等の液状物とを混合し、そ
の後比較的績やかな熱処理をして得た本発明品は、高温
または長時間の殺菌を要せずして所望の保存性を有する
ことができるとともに、ソース、スープ、タレ及び混合
調味料等の風味が新鮮であり、また褐変も生じないもの
である。更には、具等の固形物とソース、スープ、タレ
及び混合調味料等の液状物との風味的ななじみを有効に
醸し出すことができるものである。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)殺菌済み固形物(マッシュルームを除く)と、P
    H4.5以下、又はAw0.90以下の液状物から構成
    した殺菌済み固形物含有液状物を加熱殺菌してなる殺菌
    済み固形物含有液状物。
  2. (2)加熱殺菌が、60℃〜100℃、1秒〜60分で
    行われてなる特許請求の範囲第1項記載の殺菌済み固形
    物含有液状物。
  3. (3)固形物が、野菜類、肉類、魚介類、豆類、穀類、
    及び果物である特許請求の範囲第1項記載の殺菌済み固
    形物含有液状物。
  4. (4)液状物が、ソース類、スープ類、タレ類及び料理
    用液体混合調味料である特許請求の範囲第1項記載の殺
    菌済み固形物含有液状物。
JP22101985A 1985-10-02 1985-10-02 殺菌済み固形物含有液状物 Expired - Fee Related JPH062042B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008517620A (ja) * 2004-11-19 2008-05-29 シージェイ チェイルジェダン コーポレーション 混合蔬菜の製造方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3886296A (en) * 1973-03-22 1975-05-27 Carnation Co Canning process

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