JPS6279715A - きのこ栽培法 - Google Patents

きのこ栽培法

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Publication number
JPS6279715A
JPS6279715A JP60220928A JP22092885A JPS6279715A JP S6279715 A JPS6279715 A JP S6279715A JP 60220928 A JP60220928 A JP 60220928A JP 22092885 A JP22092885 A JP 22092885A JP S6279715 A JPS6279715 A JP S6279715A
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JP
Japan
Prior art keywords
inoculation
mushrooms
medium
hole
mushroom
Prior art date
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Pending
Application number
JP60220928A
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English (en)
Inventor
古屋 賢次
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TSUCHIYA SEITA
Original Assignee
TSUCHIYA SEITA
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明はきのこ栽培法に関し、一層詳細には植菌孔を
内壁面積を大きくしかつ均一に分布するように穿設する
ことによって短期間で高品質・多収穫が望める本しめじ
の如き接種した菌糸から子実体を発生するきのこ栽培方
法に関する。
(技術背景) 接種した菌糸から子実体を発生する本しめじの如ききの
こは、第1図の(a)に示すように培地1の中央に上方
から垂直に1本の植菌孔2を穿設し、この植菌孔を覆う
ように種菌3を接種する。
一部の種菌4は植菌孔内に落下し、残りの種菌3は植苗
孔を覆うような状態で培地1上に残る培地に接種した菌
糸が蔓延すると培地上の種菌を残して菌かきし、子実体
上部の種菌から発生させる。
ここで植菌孔を垂直に1本穿設するのは、人工栽培が最
も盛んなえのき茸栽培において1本の植菌孔が好都合で
あり、またえのき茸用植菌孔の穴開は装置を本しめじに
も用いているためである。
えのき茸の場合には第2図(a)のように種菌13を接
種した菌糸が培地10に蔓延した時点で、種菌をいわゆ
る菌かき作業によって取り除き、新たに2次菌糸から発
生する子実体15を得ている。
したがって、子実体15は培地の中央に上方から垂直に
穿設された1 ([1i1の植菌孔12の上端開口部を
囲むドーナッツ状周縁部11から発生することになる。
第2図(b)のように周縁部11の面積が少ない場合に
は子実体15発生面積が小さくなるため収量にも影響す
るので、植菌孔12の大きさおよび位置は自ら制服をう
ける。
現在の本しめじの栽培において培養完了までの日数は4
5日、その後直ちにビン内ガス濃度を下げ熟成日数30
日〜45日が必要とされる。かかる方法によると品質の
良い本しめじを収穫するためには110日前後かかり、
他のきのこに較べ年回軽率が悪い。
栽培期間を短縮するために、培養温度を高めると、菌糸
の生育は早いが、収量が落ち、奇形が多くなり、培地を
壜詰めにすると、ビン内側部や肩部から発育してしまい
奇形が多く収量も悪くなる。
(発明の目的) この発明の目的は、きのこの栽培期間を短縮し、しかも
高品質のきのこを多量に収穫できる本しめじの如き接種
した菌糸から子実体を発生する種類のきのこの栽培方法
を提供するにある。
(問題点を解決するための手段) 発明者は、本しめじ等のきのこにあっては、種菌から子
実体が発生するところから、覆われた種菌の面積が必要
な程度に確保され、培地が崩壊しないような一定の強度
が確保されている限り、植菌孔自体の断面積および位置
についての接種した菌糸の蔓延の程度および通気、放熱
の条件を良好にするため、種々実験を重ねた結果、植菌
孔の数を複数にし、植菌孔の内壁面積を大きくすること
によって、所期の目的を達成することができた。
すなわちその構成の特徴とするところは、培地に対して
上方から垂直に、えのき茸等の栽培用培地の植菌孔より
内壁面積の総和が1.5倍以上大きい植菌孔を穿設する
ことを特徴とする本しめじのごとき接種した菌糸から子
実体を発生するきのこ栽培法にある。
(実施例) 以下、この発明の好適な実施例を添付図面にもとづいて
詳細に説明する。
通常の方法により栽培ビン内に培地1を充填し、殺菌し
た後、孔開は装置によって培基に植菌孔を穿設するが、
植菌孔の内壁の面積が従来のきのこ栽培の場合のサイズ
の植菌孔に比較して約1.5倍以上になるように植菌孔
を2個以上穿設するか又は1個であって植菌孔の横断面
の外周に凹凸のひだを設けたり、2個以上の植菌孔の一
部に断面外周に凹凸ひだを有するものを含むようにする
植菌孔の配置は、残された培地の構造が崩壊しないだけ
の強度を有するもので、なるべく特に厚い幅の部分が無
いようにするのが望ましい。
例えば第3図の(イ)に示すように4個の円形の植菌孔
を上下左右に等間隔に穿設するもの、(ロ)のように左
右2個の円形、上下2個の星芒形を配したもの、(ハ)
のように中心の円形の周囲に4個の小さい円形を配した
せの、(ニ)のように4個の半円形を弧を外側に配した
もの、(ホ)のように中心の円形の四方に角形を穿設し
た形状のもの、(へ)のように1つの星芒形がらでるも
のなどが好適である。
次に、上記方法の具体的な栽培結果を示す。
(I)下記条件により本しめじを栽培した結果を、示す
ビン容積         800ccビンロ径   
       58mm培地水分          
62% 培地  オガクズ:米ヌカ=3:1 培養室温及び培養日数 培養日数、熟成口数、生育日数、収量は下記の結果を得
た。
上記方法により栽培期間は24日短縮された。
(II)下記条件により本しめじを栽培した結果を示す
ビン容積         800ccビンロ径   
        52mm培地水分         
 62% 培地 オガクズ:米ヌカ:キノゲン1号−6: 1 :
 1 上記方法により栽培期間は17日短縮された。
(III)下記条件によりきのこ培地を殺菌した結果を
示す。
ビン容積         800ccビンロ径   
       52mm培地水分          
62% 培地 オガクズ:米ヌカ=3:1 殺菌温度         100℃ 種菌          ホンシメジ 上記方法により植菌孔が多い程温度上昇が早く、培地が
均一に殺菌され、収量が多かった。
(発明の効果) この発明は以上のように構成されているので、加熱殺菌
時の植菌孔から培地への熱の滲透が早く完全になり、培
地への菌糸の蔓延を早目かつ完全にし、通気を良好にし
てガス交換および放熱を盛んにすることによって、生育
期間が20%程度短縮され、品質および収量において大
幅に向上するという著効を奏する。
以上本発明につき好適な実施例を挙げて種々説明したが
、本発明はこの実施例に限定されるものではな(、発明
の精神を逸脱しない範囲内で多くの改変を施し得るのは
もちろんのことである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本しめじの如き第1次菌糸から子実体が発生す
るきのこの、子実体の発生場所を示す説明図で、(a)
は従来の植菌孔によるもの、(b)は本発明に係る植菌
孔によるものである。 第2図はえのき茸の如き第2次菌糸から子実体が発生ず
るきこの、子実体の発生場所を示す説明図であり、(a
)は現在実施されている植菌孔によるもの、(b)は仮
に本発明に係る植菌孔を用いた場合のものである。第3
図(イ)〜(へ)は本発明に係る植菌孔の好適な実施例
を示すものである。 ■・・・培地、 2・・・植菌孔、 3・・・・種菌、 4・・・種菌、 5・・・子実体、
 10・・・培地、 11・・・ドーナツ状周縁部、 
12・・・植菌孔、 15・・・子実体。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、培地に対して上方から垂直に、えのき茸等の栽培用
    培地の植菌孔より内壁面積の総和が1.5倍以上大きい
    植菌孔を穿設することを特徴とする本しめじのごとき接
    種した菌糸から子実体を発生するきのこ栽培法。 2、植菌孔を2個以上穿設する特許請求の範囲第1項記
    載のきのこ栽培法。 3、植菌孔の内壁周面に凹凸ひだを設けた特許請求の範
    囲第1項及び第2項記載のきのこ栽培法。 4、植菌孔を1個とし、植菌項の内壁周面に凹凸ひだを
    設けた特許請求の範囲第1項記載のきのこ栽培法。
JP60220928A 1985-10-03 1985-10-03 きのこ栽培法 Pending JPS6279715A (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5430933A (en) * 1977-08-03 1979-03-07 Monsanto Co Annealing of filament tow containing acrylonitrile
JPS5543970U (ja) * 1978-09-18 1980-03-22
JPS57118741A (en) * 1981-01-12 1982-07-23 Hokuto Sangyo Kk Mashroom cultivation

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5430933A (en) * 1977-08-03 1979-03-07 Monsanto Co Annealing of filament tow containing acrylonitrile
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JPS57118741A (en) * 1981-01-12 1982-07-23 Hokuto Sangyo Kk Mashroom cultivation

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