JPS588033Y2 - キノコ栽培用瓶 - Google Patents
キノコ栽培用瓶Info
- Publication number
- JPS588033Y2 JPS588033Y2 JP16575078U JP16575078U JPS588033Y2 JP S588033 Y2 JPS588033 Y2 JP S588033Y2 JP 16575078 U JP16575078 U JP 16575078U JP 16575078 U JP16575078 U JP 16575078U JP S588033 Y2 JPS588033 Y2 JP S588033Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- culture medium
- plate
- mushroom cultivation
- mushrooms
- bacteria
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Mushroom Cultivation (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、ヒラタケ、ナメコ等のキノコ類を栽培する容
器に関する。
器に関する。
従来、キノコ類は、上部に広口の開口を有する版体に、
オガ屑、米糖等の培養基を水と共に充填し、これに種菌
を接種して培養している。
オガ屑、米糖等の培養基を水と共に充填し、これに種菌
を接種して培養している。
かかる培養基の充填に釦いては版体に培養基を機械的に
充填し、その版体における培養基の充填圧力を検出して
それが一定値に達したときに充填を止めている。
充填し、その版体における培養基の充填圧力を検出して
それが一定値に達したときに充填を止めている。
しかしこれでは成体全体に培養基が一定圧力で充填され
、空気の供給が悪くなり培養基における菌の１わりが遅
くなって、芽の出方も低下した。
、空気の供給が悪くなり培養基における菌の１わりが遅
くなって、芽の出方も低下した。
本考案はか＼る欠点を除去するもので、円筒状胴体部を
有する広口の版体の肩部に放射方向に延びるリブを形成
して、その瓶の肩部には培養基の充填圧の低い部分を形
成し、空気の供給をよくすると共に菌の１わりを速め、
また芽の発生率を向上させたものである。
有する広口の版体の肩部に放射方向に延びるリブを形成
して、その瓶の肩部には培養基の充填圧の低い部分を形
成し、空気の供給をよくすると共に菌の１わりを速め、
また芽の発生率を向上させたものである。
以下、図面につき本考案の一実施例を詳細に説明する。
図示のように本考案による版体１はポリプロピレン、ナ
イロン等の耐熱性合成樹脂を用いて中空成形した薄肉の
容器で、平坦な円筒状胴体部２と広口の瓶口部３を有す
る。
イロン等の耐熱性合成樹脂を用いて中空成形した薄肉の
容器で、平坦な円筒状胴体部２と広口の瓶口部３を有す
る。
か＼る版体の肩部４には放射方向に延びるａ 、ａ・・
・を形成する。
・を形成する。
リブａ、ａ・・・ば、肩部４の薄肉壁を屈曲せしめて形
成したもので、断面が半円球ないし半楕円形状のリブと
するのが好ましい。
成したもので、断面が半円球ないし半楕円形状のリブと
するのが好ましい。
また、断面が方形のリブとすることもできる。
リブａの高さおよび巾は、肩部４の外周方向に向って大
きくなるように形成すると設計が容易であシ！た培養基
のかき出しにも都合がよい。
きくなるように形成すると設計が容易であシ！た培養基
のかき出しにも都合がよい。
この版体の各部の寸法は以下の通りである。
高 さ・・・・・・・・・１５０〜１８０７７Ｌ７
Ｂ直径・・・・・・・・・ ８０〜１４０扉扉リブの数
・・・・・・・・・ ３〜１０本リブの高さ・・・
・・・・・・ ｌ〜 ２０ｍｍ次に本考案によるキノ
コ栽培方法を説明する。
Ｂ直径・・・・・・・・・ ８０〜１４０扉扉リブの数
・・・・・・・・・ ３〜１０本リブの高さ・・・
・・・・・・ ｌ〜 ２０ｍｍ次に本考案によるキノ
コ栽培方法を説明する。
上記版体１内には、オガ屑、米糖、皺等のキノコ栽培用
の培養基５を充填する。
の培養基５を充填する。
培養基５は各種のものが開発されておシいずれのものを
用いてもよいが、オガ屑と皺を３〜ｌｏ：１の割合に混
合し、これに水分含量６０〜７０重量多となるように水
を添加したものが好効果を与える。
用いてもよいが、オガ屑と皺を３〜ｌｏ：１の割合に混
合し、これに水分含量６０〜７０重量多となるように水
を添加したものが好効果を与える。
培養基５を充填するには、機械的に行なべその充填圧を
検出してそれが一定値に達したときに充填を停止させる
が、上記リブａ ｔ ａ・・・部分においては、詰め込
みが弱くなるので培養基は空隙の多いものとなシふわふ
わの空気を含んだ状態で充填される。
検出してそれが一定値に達したときに充填を停止させる
が、上記リブａ ｔ ａ・・・部分においては、詰め込
みが弱くなるので培養基は空隙の多いものとなシふわふ
わの空気を含んだ状態で充填される。
次に充填された培養基５内に外周面が僅かに円錐状に傾
斜する棒体を挿入して培養基５には孔６を穿設する。
斜する棒体を挿入して培養基５には孔６を穿設する。
この孔６は入口部の内径が１０〜２０朋程度で奥部にい
くに従い縮径する傾斜孔である。
くに従い縮径する傾斜孔である。
こうして準備された版体１ば９０〜１２０″Ｃのスチー
ムで０．５〜６時間加熱し、殺菌処理が施された後、種
菌の接種を行なう。
ムで０．５〜６時間加熱し、殺菌処理が施された後、種
菌の接種を行なう。
種菌の接種にはキノコ栽培装置に接種するために開発さ
れた装置あるいは方法によって接種すればよい。
れた装置あるいは方法によって接種すればよい。
かくして種菌が接種された版体１の広口には、内部に発
泡ウレタン等のフィルタ炉材を有し、空気の流通を可能
としたキャンプをかぶせた後栽培室に多数並べて静置し
、菌曾わしを行なう。
泡ウレタン等のフィルタ炉材を有し、空気の流通を可能
としたキャンプをかぶせた後栽培室に多数並べて静置し
、菌曾わしを行なう。
ヒラタケを栽培する場合には２０℃程度に調節された室
内で菌を培養して菌１わしを行なう。
内で菌を培養して菌１わしを行なう。
この菌１わしに要する期間は、ヒラタケで１５５日程で
あり、その後５日間菌の活力金付けるため熟成を行なう
。
あり、その後５日間菌の活力金付けるため熟成を行なう
。
熟成を終った後栽培装置はキャンプを外して、菌かきを
行ない次いで１３〜１５°Ｃの室内に７日程置き芽出し
を行なう。
行ない次いで１３〜１５°Ｃの室内に７日程置き芽出し
を行なう。
発芽か完了した後１１〜１３°Ｃの室内で栽培し、８日
程度で収穫することができる。
程度で収穫することができる。
収穫後版体１よシ内部の培養基５を凡て排除し、版体１
は再使用する。
は再使用する。
而して本考案によれば、培養基において版体１のリブａ
、ａ・・・に相当する部分はふわふわの状態で空気を含
んでいるので、空気の回りがよく種菌を接種した場合、
培養基における菌の１わシが速くなり、通常の版体で栽
培する場合に比べて菌オわしの期間は２〜３日間短縮さ
れると共に芽の発生率も高いものである。
、ａ・・・に相当する部分はふわふわの状態で空気を含
んでいるので、空気の回りがよく種菌を接種した場合、
培養基における菌の１わシが速くなり、通常の版体で栽
培する場合に比べて菌オわしの期間は２〜３日間短縮さ
れると共に芽の発生率も高いものである。
また、培養基における空気の流通もよいので酸素が充分
に培養基に供給され、キノコの発育がよく、収穫量が増
大すると共に菌が発生する培養基の上部が退没になるお
それが少な←、特に培養基が乾燥し収縮したとき瓶壁と
の間に空間が生じ過剰の水分は揮散するから水キノコに
ばなシ難く健全なキノコが得られるものである。
に培養基に供給され、キノコの発育がよく、収穫量が増
大すると共に菌が発生する培養基の上部が退没になるお
それが少な←、特に培養基が乾燥し収縮したとき瓶壁と
の間に空間が生じ過剰の水分は揮散するから水キノコに
ばなシ難く健全なキノコが得られるものである。
また上記リブにより版体の耐過重性が増大するので消画
のとき多数積み上けることができるものである。
のとき多数積み上けることができるものである。
第１図は本考案の一実施例の概要を示す斜視図、第２図
はその縦断面図である。 １・・・版体、２・・・円筒状胴件部、３・−・瓶口部
、４・・・肩部、ａ・・・リフ゛。
はその縦断面図である。 １・・・版体、２・・・円筒状胴件部、３・−・瓶口部
、４・・・肩部、ａ・・・リフ゛。
Claims (1)
- 円筒状胴体部を有する広口の版体の肩部に放射方向に延
びるリブを形成してなる再使用可能なキノコ栽培用瓶。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16575078U JPS588033Y2 (ja) | 1978-11-30 | 1978-11-30 | キノコ栽培用瓶 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16575078U JPS588033Y2 (ja) | 1978-11-30 | 1978-11-30 | キノコ栽培用瓶 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5581552U JPS5581552U (ja) | 1980-06-05 |
| JPS588033Y2 true JPS588033Y2 (ja) | 1983-02-14 |
Family
ID=29164412
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16575078U Expired JPS588033Y2 (ja) | 1978-11-30 | 1978-11-30 | キノコ栽培用瓶 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS588033Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-11-30 JP JP16575078U patent/JPS588033Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5581552U (ja) | 1980-06-05 |
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