JPS6279409A - 顕微鏡検査用載物板 - Google Patents

顕微鏡検査用載物板

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JPS6279409A
JPS6279409A JP61173516A JP17351686A JPS6279409A JP S6279409 A JPS6279409 A JP S6279409A JP 61173516 A JP61173516 A JP 61173516A JP 17351686 A JP17351686 A JP 17351686A JP S6279409 A JPS6279409 A JP S6279409A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明が属する技術分野〕 本発明は、顕微鏡検査用の載物板に関する。
〔従来の技術およびその問題点〕
血液、細胞培養基および尿の如き生体液の研究室の分析
は、細胞の如き懸濁状態の微粒子状物質の存在即ち濃度
を決定する試料液の顕微鏡的検査を含み得る。典型的に
は、液状試料の懸微鏡的検査は、平坦で透明な顕微鏡用
載物板上に試料液の液滴を置き、次いでこの試料上に薄
い平坦で透明な覆い板を載置することにより行なわれて
きた。
覆い板の荷重および液状試料と顕微鏡の載物板と覆い板
間に固有の毛管作用が、覆い板を載物板に対して押圧し
、載物板と覆い板間の空間内に液状試料を膜状に分布さ
せる。この載物板は、次いで顕微鏡の載せ台上に置かれ
、載物板と掬い板間の液状試料が検査される。
光学的検査のための載物板、液状試料および覆い板の組
合せの用意に関わる手順は、検査さt’L6試料におけ
ろ制(財)することができず予測不能な種々の要因を不
可避的にもたらすことになる非常に多量の手作業を必要
とする。上記の載物板/覆い板の組合せを用いることか
ら生じる不可避的かつ最も厳しい要因は、載物板と覆い
板との間の試料の厚さである。この変動要因は、試料の
顕微鏡的検査が行なわれろ時、このような検査がある分
野の試料にわたりかつ選択された多数の特定の試料を提
供する故に重要である。有効なパラメータ、即ち微粒子
の試料の濃度の決定は、カウントされた微粒子状物質が
懸濁する試料の体積量を得るため試料の検査面積に厚さ
を乗じることを必要とする。種々の試料におけるカウン
トされた微粒子状試料間の相対濃度差を決定するため、
あるいはある選択された試料と標準的な試料との間の濃
度差を決定するため、各試料の厚さを実質的に等しくし
なければならず、あるいは微粒子状試料が懸濁する体積
量の計算ができるように既知でなければならない。液状
試料の厚さに関する仮定は、厚さに実質的に影響を及ぼ
す試料間の表面張力における変動の如き制御できない変
動要因、載物板試料の調製のため用いられる液体の量の
変動、載物板と覆い板間の空気の捕捉および覆い板と載
物板間に及ぼされる圧力の変動の如き制御できない諸変
動要因が全て試料の厚さにおけろ差異を生じる故に、有
効ではない。更に、このようなカウントの使用の意義を
損なうものは、試料中の微粒子の不均一な分布をも1こ
らずおそれがある載物板/〜い板組立体の調製中におけ
る載物板に対する覆い板の不測の変位によって生じろ試
料中の微粒子状物質の分布のばら付きである。
個々の載物板/覆い板の組合せの上記の制約を回避する
検査用の載物板を提供する試みがなされてき1こ。この
ような試みのあるものは、毛細管現象により液状試料を
検査室内に引込む一体の透明なプラスチック製の載物板
/覆い板構造を成形することに基いている。このような
装置は、米国特許第3,961,346号、同第3,7
77,283号および同第4,299,441号におい
て開示されている。他の試みは、これもまたその内部に
液状試料が毛管作用により吸引される載物板/覆い板構
造として一体に結合もしくは取付けられ1こ2つのプラ
スチック製の成形された構成要素から検査室を形成する
ことを含む。このような装置は、米国特許第3,565
,537号および英国特許出願第2J 27,557 
p、号において開示されている。有効な検査用載物板構
造を提供するこれらの試みの全ては、検査室内に捕捉さ
れ1こ気体を抽気することができないこと、相互に正確
に隔てられた検査室のための平行な床部と屋根部表面を
提供することができないこと、試料の検査を完了するた
め光学器具の合焦し直しを要求される技術者の眼を疲労
させるおそれがある試料の検査のため使用される光学器
具の被写界深度よりも小さな厚さを有する試料室を提供
できないこと、溶解し1こ結合用突条のための膨張空間
を生じない米国特許第3.565,537号において開
示された如き載物板/覆い板構造部間の接触を維持する
Tこめの正確な結合装置を提供できないこと、あるいは
試料液の蒸発を促進し従って検査室を充填する間の時間
と試料を検査しなければならない時間を短縮する検査室
からの過大な開口の如き欠点のため失敗に終った。
〔問題を解決する手段〕
相互に検査室の床部と屋根部の表面を正確に隔てて維持
することは、懸濁状態の微粒子状物質を測定することに
より試料中の微粒子状物質の濃度の正確な確定ができる
ように、既知の体積の試料液が検査室内に導入されるこ
とを確保するための厳しい要件である。変更可能な試料
の体積により生じる誤差に加えて、もし懸濁状態の微粒
子状物質を観察するため便用される顕微鏡の如き光学器
機が検査室内の試料の全深度にわたって合焦状態になけ
れば、計算における誤差もまた非常に安易に生じるおそ
れがあ、る。このような誤差は、前に測定された微粒子
状物質が光学器具の焦点が合される新たな厚さまで移動
し得ろ新たな厚さ、あるいは前に測定されなかつ1こ微
粒子状物質が光学器具の焦点を合せた厚さから変化し得
る新1こな厚さにおけろ微粒子状物質を測定するため、
光学器具の焦点合せをやり直す故に生じる。例えもし習
熟した技術者が検査を行なうとしても、焦点合せのやり
直しが眼の非常な疲労を不可避的に生じる故に、焦点合
せのやり直しによる誤差は回避できない。従って、検査
室の厚さは、試料の検査の1こめ用いられろ器具の被写
界深度以内に維持しなければならない。はとんどの生体
液における微粒子状試料の測定の1こめ使用される顕微
鏡においては、顕微鏡に関する検査室の深さは、この種
の研究室の作業に対して使用される光学器具の1つの合
焦面と等しいかあるいはこれより小さな約0.1024
121(0,004インチ)に維持されなければならな
い。試料を検査する光学器具の被写界深度に試料を維持
する要件と同時に、関連する要件は、検査用載物板が異
なる体積の試料の検査を可能にするよう移動される時試
料が器具の被写界深度を維持するように、検査する器具
の光軸が、検査室の床面に対し直角をなすことを確保す
ることである。
これらの要件は、検査用光学器具の被写界深度よりも短
く維持することができる一定の深さを有する検査室を有
する、固足された覆い板を備え、ま1ここれかも捕捉さ
れ1こ気体を容易に抽気できかつこれ刀・ら過剰量の試
料液の排出が容易である検査用載物板を提供する本発明
によって満γこされる。
本発明による検査用載物板は、透明のプラスチックから
作られ、これもま1こ透明のプラスチックから作られか
つ平坦な光学平面である少なくとも12の検査室の床面
な有するベース板の頂部に少なくとも1つの覆い板部分
を有する覆い板を設置することにより組立てられる。覆
い板の稜い板部分は、これが検査室の床面と実負的に重
合するように配置される。従って、この形態はベース板
に対し覆い板を接着することにより維持される。ベース
板と覆い板との間の接着は、接着するプラスチック構造
部と不可避的に関連する寸法的な歪みが接着点と調べ室
との間の距離により最小となるように、検査室から離れ
た位置において行なわれる。
本発明の検査用載物板における検査室は、覆い板の覆板
部分の当接部からベース板上に画成される検査室の床面
に向って形成される。この当接部は、覆い板のベース板
に対する接着部分により維持される。これらの覆い板と
ベース板の2枚の板間の接触を維持する以外のこれら2
枚の接着部分により提供される第2の+jATiQは、
1つの検査室から排出する液状試料が第2の検査室に流
出して第2の試料を汚染することのないように、検査室
を隔離することである。ベース板上の検査室の床面ば主
なベース板面の上方に持ち上げられた平坦な光学平面で
めり、覆い板の覆い板部分はこれもまた平坦でありかつ
光学平面であるが覆い板に凹状を呈しかつ咲査室の床面
と類似の全体的形状を呈する検査室の屋根部を含む。し
かし、凹状を呈する検査室の屋根部は検査室の床面より
も小さな表面積を有し、検査室の屋根部を包囲している
のは検査室屋根面からある均一な距離だけ隔てられた深
さ制御用突条である。更に、この深さ制御用突条は、覆
い板およびベース板が組立てられる時、検査室の床面の
外縁部を越えて延長する。従って、検査室の屋根部は、
深さ制御用突条によって決定される距離だけ検査室の床
面から偏っている。
検査室の床面および屋根部の表面、および深さ制御用突
条と組合されるのは、検査室の床面により画成される領
域の外側から各検査室の床面上を検査室の屋根面まで延
長する各深さ制御用突条に切込まれた少なくとも1つの
切込みである。これら切込みは、捕捉された気体を検査
室から抽気するため、また検査室から過剰試料液を排出
するためのチャネルを提供する。
本発明の検査用載物板上における各検査室は、ベース板
の縁部に面する開口を有する。これらの開口は、それぞ
れ検査室の床面と交差する傾斜面と、検査室の床面と前
記傾斜面の交点上方に位置する検査室の屋根部とによっ
て形成される。傾斜面および検査室の屋根部のこのよう
な形態は、試料液による検査室の充分な充填を可能にす
る。このような充填は、試料液の液滴を装入する開口に
置かれたピペットまたはドロツノ(によって行なうこと
ができ、試料液は検査室の屋根部および床面■双方を湿
潤する。湿潤した検査室の屋根部および床面ば、毛管作
用により検査室を充填するため試料を導入する。検査室
の充填中、捕捉気体が深さ制御用突条の切込みを介して
抽気され、検査室の充填後、過剰試料液が同じ切込みか
ら排出される。検査室の試料液による充填のための機構
の提供に加えて、毛管作用はまた、試料液を介して深さ
制御用突条により決定される距離まで屋根部を床部に対
して引寄せることにより、検査室の屋根と床部間の一定
の深さを維持する。
毛管作用が試料液を検査室内に保持するが、もし検査室
の充填とこの室の光学器具による検査との間に長い時間
が経過すると、検査室への開口を介する試料液の蒸発の
ため充填された検査室を無効にするおそれがある。この
ような問題を防ぐため、検査室の屋根部は一実施態様に
おける本発明の傾斜面に張出させかつ検査室の屋根部か
ら前記開口の面積を小さくしてこのため試料液の蒸発率
を減少させるように傾斜部に対し接着される傾斜面まで
延長する突起部を含む形態とすることができろ。この突
起部は、検査室を充填するため使用される開口に隣接す
る検査室の屋根部の縁部の全長の略々70チに沿って延
長するが、前記開口の端部には達しない。この開口の端
部において、試料液の液滴を検査室を充填するよう与え
ろことができる。検査室の屋根部からの突起部が案内面
を提供することになるため、試料液は最初にこの突起部
の全長に沿って引込まれ、次いで検査室内に吸引まれる
。本発明によれば、この突起部は、ある量の試料液を検
査室の前方に置くように傾斜面上に置かれる。この試料
液の量は、検査室内において蒸発し得るよりも前に蒸発
されねばならない。
各図において、対応する構成要素は同じ照合番号で示さ
れる。
〔実施例〕
次に図面において述べれば、本発明による検査用載物板
が第1図に示され、同図においてはこの載物板は全体的
に照合番号10で示されている。
検査用載物板10は、覆い板12とベース板14とを含
む。第1図に示される如き組立て状態の検査用載物板1
0の平面図が第2図に示される。
検査用載物板10におけるベース板14は、平坦な光学
平面である検査室の床面16を有する。
本発明によれば、1つ以上の検査室の床面16はベース
板14上に配置することができる。検査室の床面16は
、検査室の床面16がベース板14の底面18に対して
平行となるように、ベース板14上に配置される。検査
室の床面16をベース板14の底面18に対して平行に
することで、その光軸が光学器具の載せ台に対し直角を
なす光学器具の載せ台上にベース板14力硝己置される
時、検査室の床面16もまた光学器具の光軸に対して直
角をなすことを確実にする。ベース板14の底面18に
対して平行にすることに加えて、検査室の床面16はま
たベース板14の上方の床面20の上方に揚上される。
覆い板12し1下方の床面22の下方に検査室の屋根部
24を引込ませ、この屋根部は検査室の床面16と同様
に平坦かつ光学平面である。検査室の屋根部24は、検
査室の床面16の形状と略々同じ形状を呈する面域を有
するが、検査室の屋根部24は比較的短い寸法りおよび
Wを有する(第1図参照)。検査室の屋根部24を包囲
しているのは、これもまた覆い板12の下方の面22の
下方に引込められた深さ制御用突条26である。この深
さ制御用突条26は、検査室の屋根部24程深くは凹ん
でいないが、深さ制御用突条26は検査室の屋根部24
から検査室の床面16の面域を越えて外方へ張出した位
置まで延在している。従って、榎い板12は、検査室の
屋根部24が検査室の床面16から深さ制御用突条26
により決定される一定の距離だけ深さ制御用突条26を
介して支持されるように、ベース板14上に配置するこ
とができる。
深さ制御用突条26は、検査室の屋根部24から1つの
側を除いて全ての側に延在する。この側とは検査室28
が試料液で充填される側である。
検査室28がその内部で試料を検査するため通常使用さ
れる光学器具の被写界深度よりも小さな深さを持つため
には、深さ制御用突条26はこの深さ制御用突条26の
底部から約0.1143m(0,0045インチ)士約
0.013111(0,0005インチ)だけ凹んだ検
査室の屋根部24を有するように保持されることが望ま
しい。本発明はまた、正確に研磨された載物板/&い板
の組合せをこれまで必要とした血球計算器の如き特殊な
用途のためにも使用することができる。このような用途
においては、公知の゛手法を用いて計算用の格子が検査
室の屋根部24上に食刻され、深さ制御用突条26はそ
の底部から約0.254纂(0,010インチ)士約0
.0254鵡(0,001インチ)だけ検査室の屋根部
24を凹ませるように保持されることが望ましい。
慣い板12の下方の床面22からは、エネルギ指向用突
条30が延在している。覆い板12がベース板14の上
面に置かれると、このエネルギ指向用突条30は検査室
の床面16間に配置される。
覆い板120ベース板14に対するこのような配置は、
検査室の床面16間でベース板14の縁部に位置されか
つ検査室の床面16の上方に覆い板12の厚さと略々等
しい距離だけ持上げられたタブ32によって確保されて
いる。検査室の床面16間のこのタブ32はベース板1
4に対するタブ32間の寸法内に覆い板12を適正に配
置することを確保にするが、覆い板12の下方の床面2
2から延在しかつ検査室の床面16に対する支持部34
間でこれに対して密に嵌合する実質的寸法を与えられた
エネルギ指向用突条30はタブ32により画成される領
域に対し直角をなす領域に覆い板12を適正に定置する
ことを確保する。覆い板12がベース板14上に適正に
定置されると、エネルギ指向用突条30は当技術におい
て公知の手法を用いてベース板14に対し超音波で溶着
される。
各検査室28には、ベース板14の外縁部から検査室の
床面16まで延在して検査室の屋根部24の真下の線に
沿って検査室の床面16と交差する傾斜面38がある。
傾斜面38と検査室の床面16が交差する線に沿って画
成される検査室の床面16と検査室の屋根部24間の開
口は、試料液により検査室28を充填するための入口を
提供する。毛管作用が検査室の屋根部24の縁部におけ
る傾斜面38に位置する液体を検査室28内に吸引する
毛管作用による検査室の充填と関連する3つの欠点は、 (1)検章室の充填のため用いられる同じ開口を経て試
料液が蒸発し得ること (11)検査室は試料液で均等かつ迅速に充填すること
ができないこと OiD  不注意なユーザーが、検査室内への開口の縁
部に保持された過剰の試料液で光学器具の光学系を汚染
するおそれがあること、である。
このような欠点に対処する本発明の別の実施態様におい
ては、検査室の屋根部24は検査室の床面16と傾斜面
38の交差部の略々全長に沿って延在している。しかし
、各検査室28の前記交差部の2つの端点においては、
覆い板12は検査室の屋根部24の縁部が検査室の床面
16と傾斜面38の交差部の略々真上に位置されるよう
に後に凹んでいる(第4図および第5図参照)。これら
の凹部は、試料液の液滴が置かれて毛管作用によって検
査室28内に持込まれろ充填ポート40を提供する。ど
の実施態様の別の特徴は、充填ボート40間の区域に沿
って検査室の床面16と傾斜面38の交差部を越える検
査室の屋根部24の延長部と、覆い板12がベース板1
4に対して溶着される時超音波により溶着される傾斜面
38の表面に接近する検査室の屋根部24の全長に沿っ
て突起する突条42を提供することである。従って、三
角形状の断面領域を有する空間部が、突条42と検査室
の屋根部24と傾斜面38との間に画成される。充填ポ
ート40に試料液の液滴を置けば、試料液が毛管作用に
より突条42の全長に沿って吸引されることになるが、
これは検査室の屋根部24から傾斜面38までの深さが
検査室の屋根部24と検査室の床面16間の距離よりも
大きなためである。突条42の全長に沿った領域を充填
した後、試料液は後の開口から検査室を均等に充填する
ことになる。検査室28が充填されると、貯溜部が突条
42の背部に有効に形成される。検査室28内の試料液
の蒸発は、この貯溜部における試料液が最初に蒸発され
るまで開始することができない。この貯溜部は、更に試
料液を保留して検査用器具の不注意な使用による光学系
の汚染を防止する。
第2図および第3図に示される検査室28に対する開口
または第4図および第5図に示した開口の実施態様のい
ずれを使用した場合にも、深さ制御用突条26における
各検査室28の背部には、試料液による検査室の完全な
充填を確保するため捕捉された気体および余剰の試料液
が検査室28から吸引することができろように、深さ制
御用突条26の外縁部まで切込まれた切込み44が配置
されている。この切込み44は、気体および液体の双方
を検査室28から容易に排出できるように検査室の屋根
部24および検査室の床面16間から検査室の床面16
の縁部を越えて外方に延長している。切込み44によっ
て提供される開口の容積は、検査室から試料液を排出す
る有効な毛管作用を生じないような寸法となっている。
過剰量の試料液が検査室28から排出される時この試料
液は試料液を汚染することはないが、これは覆い板12
に対して溶着されたエネルギ指向用突条30が各検査室
を完全に密閉し、従って1つの検査室28から他の検査
室へ試料液が流出することを防止するためである。
本発明の検査用載物板10は、覆い板12およびベース
板14を射出成形し、次いで超音波によりこれらを溶着
することによりアクリル樹脂から作ることができる。ア
クリル樹脂は、ガラスと略々等しい屈折率を持たねばな
らず、また湿潤可能でありかつ酸の親和性を持たない種
類のものでなければならない。検査室の屋根部24およ
び床面16は、光学平面に研磨された鋳型面を使用する
ことにより形成することができる。
懸濁状態の微粒子状物質の計算を容易にするため、当技
術において公知の手法によって覆い板12の表面に適当
な格子線を食刻することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による検査用載物板を示す分解斜視図、
第2図は本発明による組立て状態の検査用載物板を示す
平面図、第3図は第2図の線3−3に関する検査室を示
す本発明による検査用載物板を示す拡大断面図、第4図
は検査室に対する少数の開口を有する組立て状態の検査
用載物板を示す平面図、および第5(2)は第4図の線
5−5に関する検査室を示す第4図に示した実施態様に
よる検査用載物板の拡大断面図である。 10・・・検査用載物板、11.12・・・覆い板、1
4・・・ベース板、15.16・・・検査室の床面、1
7.18・・・底面、19.20・・・上方の床面、2
1.22・・・下方の床面、23.24・・・検査室の
屋根部25.26・・・深さ制御用突条、27.28・
・・検査室、29.30・・エネルギ指向用突条、31
.32・・・タブ、33.34・・・支持部、35,3
6,37.38・・・傾斜面、39.40・・・充填ボ
ート、41.42・・・突条、(外5名) 手続補正書(方式) 昭和27年/ρ月21日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、液状試料の検査において使用される載物板において
    、 少なくとも1つの平坦な検査室の床面を有するベース板
    を設け、該検査室の床面は前記ベース板の上部床面の上
    方に揚上され、 少なくとも1つの平坦な検査室の屋根面を有する覆い板
    を設け、該検査室屋根面は前記覆い板の下方面から引込
    められ、前記検査室の屋根面は前記検査室の床面よりも
    小さな表面積を有し、1つの側を除いて全ての側におい
    て前記検査室の屋根面から、前記検査室屋根部と深さ制
    御用突条の組合せに前記検査室の床面の表面積よりも大
    きな表面積を提供するに充分な距離だけ離れるように延
    在する深さ制御用突条を設け、以て前記検査室の屋根部
    が前記検査室床面上に置かれる時、前記深さ制御用突条
    によつて決定される固定距離が前記検査室の屋根部と床
    部の面間に保持され、前記深さ制御用突条は検査室の屋
    根部と該検査室の屋根部から最も離れた位置の深さ制御
    用突条との間に延在する少なくとも1つの切込みを有し
    、前記覆い板が前記ベース板上に置かれる時、前記覆い
    板を前記ベース板に対して固定するため、また各検査室
    の周囲において前記ベース板と前記覆い板間に実質的に
    連続する接着部を形成するため接着装置を前記上部床面
    に対して接着することができるように、前記覆い板から
    延在する接着装置を設けることを特徴とする載物板。 2、特許請求の範囲第1項に記載の載物板において、前
    記覆い板および前記ベース板が透明なプラスチックから
    作られることを特徴とする載物板。 3、特許請求の範囲第1項に記載の載物板において、前
    記検査室の屋根部および床部の面間の前記深さ制御用突
    条により決定される前記距離が、約0.1143mm(
    0.0045インチ)±約0.013mm(0.000
    5インチ)であることを特徴とする載物板。 4、特許請求の範囲第1項に記載の載物板において、前
    記検査室の屋根部および床部の面間の前記深さ制御用突
    条により決定される前記距離が、約0.254mm(0
    .010インチ)±約0.0254mm(0.001イ
    ンチ)であることを特徴とする載物板。 5、特許請求の範囲第1項に記載の載物板において、各
    検査室毎に傾斜装置が前記検査室の1つの側に沿つて前
    記検査室の床面と交差し、前記検査室の屋根部が前記交
    差部と重合し、前記検査室の屋根部と前記傾斜装置間で
    前記傾斜装置と前記検査室の床面間の前記交差部の長さ
    の一部に沿つて突起装置が延在することを特徴とする載
    物板。 6、液状試料の検査において使用される載物板において
    、 少なくとも1つの平坦な検査室の床面を有するベース板
    を設け、該検査室の床面は前記ベース板の上部床面の上
    方に揚上され、 少なくとも1つの平坦な検査室の屋根面を有する覆い板
    を設け、該検査室屋根面は前記覆い板の下部面から引込
    められ、前記検査室の屋根面は前記検査室の床面よりも
    小さな表面積を有し、1つの側を除いて全ての側におい
    て前記検査室の屋根面から、前記検査室屋根部と深さ制
    御用突条の組合せに前記検査室の床面の表面積よりも大
    きな表面積を提供するに充分な距離だけ離れるように延
    在する深さ制御用突条を設け、以て前記検査室の屋根部
    が前記検査室床面上に置かれる時、前記深さ制御用突条
    によつて決定される固定距離が前記検査室の屋根部と床
    部の面間に保持され、前記深さ制御用突条は検査室の屋
    根部と該検査室の屋根部から最も離れた位置の深さ制御
    用突条との間に延在する少なくとも1つの切込みを有し
    、前記覆い板が前記ベース板上に置かれる時、前記覆い
    板を前記ベース板に対して固定するため、また各検査室
    の周囲において前記ベース板と前記覆い板間に実質的に
    連続する接着部を形成するため接着装置を前記下部床面
    に対して接着することができるように、前記ベース板か
    ら延在する接着装置を設けることを特徴とする載物板。 7、特許請求の範囲第6項に記載の載物板において、前
    記覆い板および前記ベース板が透明なプラスチックから
    作られることを特徴とする載物板。 8、特許請求の範囲第6項に記載の載物板において、前
    記検査室の屋根部および床部の面間の前記深さ制御用突
    条により決定される前記距離が、約0.1143mm(
    0.0045インチ)±約0.013mm(0.000
    5インチ)であることを特徴とする載物板。 9、特許請求の範囲第6項に記載の載物板において、前
    記検査室の屋根部および床部の面間の前記深さ制御用突
    条により決定される前記距離が、約0.254mm(0
    .010インチ)±約0.0254mm(0.001イ
    ンチ)であることを特徴とする載物板。 10、特許請求の範囲第6項に記載の載物板において、
    各検査室毎に傾斜装置が前記検査室の1つの側に沿つて
    前記検査室の床面と交差し、前記検査室の屋根部が前記
    交差部と重合し、前記検査室の屋根部と前記傾斜装置間
    で前記傾斜装置と前記検査室の床面間の前記交差部の長
    さの一部に沿つて突起装置が延在することを特徴とする
    載物板。
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