JPS6278B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6278B2 JPS6278B2 JP55180913A JP18091380A JPS6278B2 JP S6278 B2 JPS6278 B2 JP S6278B2 JP 55180913 A JP55180913 A JP 55180913A JP 18091380 A JP18091380 A JP 18091380A JP S6278 B2 JPS6278 B2 JP S6278B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- thyristor
- electromagnetic brake
- turned
- coil
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000010304 firing Methods 0.000 claims description 3
- 230000006698 induction Effects 0.000 claims description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Elevator Control (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は電気ホイストなどの巻上機用電磁ブ
レーキ制御装置の改良に関する。
レーキ制御装置の改良に関する。
第1図に示すように、巻上電動機1の三相主回
路電流の一相をサイリスタブリツジ4で整流して
電磁ブレーキコイル5を励磁するものに対する制
御装置として、第2図に示すように、制動時にブ
レーキコイル内の環流電流に起因する制動遅れを
防止するために、オフ遅延回路11を用いてサイ
リスタブリツジのゲート信号を取去つて電源周波
数の少なくとも1サイクル経過後に主回路の開閉
スイツチ2,3を開くようにした制御装置が提案
されている。
路電流の一相をサイリスタブリツジ4で整流して
電磁ブレーキコイル5を励磁するものに対する制
御装置として、第2図に示すように、制動時にブ
レーキコイル内の環流電流に起因する制動遅れを
防止するために、オフ遅延回路11を用いてサイ
リスタブリツジのゲート信号を取去つて電源周波
数の少なくとも1サイクル経過後に主回路の開閉
スイツチ2,3を開くようにした制御装置が提案
されている。
ところで、全波整流装置を構成している4個の
サイリスタS1〜S4には電動機1の回転中は同時に
点弧パルスが供給されており、電源の極性の反転
に伴つてS1とS3,S2とS4が対をなして交互に導通
しているが、各サイリスタS1〜S4が接続されてい
る枝路には配線インダクタンスが存在し、しか
も、その大きさは各々異つているため、各サイリ
スタの導通時期は完全に一致していない。
サイリスタS1〜S4には電動機1の回転中は同時に
点弧パルスが供給されており、電源の極性の反転
に伴つてS1とS3,S2とS4が対をなして交互に導通
しているが、各サイリスタS1〜S4が接続されてい
る枝路には配線インダクタンスが存在し、しか
も、その大きさは各々異つているため、各サイリ
スタの導通時期は完全に一致していない。
したがつて、サイリスタが転流するとき、たと
えばS1とS3のオン状態から、S2とS4のオン状態に
移行する場合、サイリスタS1〜S4へのゲート信号
が与えられた直後に電動機停止指令が発せられて
サイリスタのゲート信号が断たれ、もし、このと
きにサイリスタS2のみがオンで、S4が未だオフ状
態にあれば、S1はオフになるが、S3はオン状態を
保つことになる。このため、S2−S3−電磁コイル
5の閉回路内で電流が循環し、これはコイルのイ
ンダクタンスLと閉回路の抵抗Rによつて決まる
時定数L/Rで消滅する。
えばS1とS3のオン状態から、S2とS4のオン状態に
移行する場合、サイリスタS1〜S4へのゲート信号
が与えられた直後に電動機停止指令が発せられて
サイリスタのゲート信号が断たれ、もし、このと
きにサイリスタS2のみがオンで、S4が未だオフ状
態にあれば、S1はオフになるが、S3はオン状態を
保つことになる。このため、S2−S3−電磁コイル
5の閉回路内で電流が循環し、これはコイルのイ
ンダクタンスLと閉回路の抵抗Rによつて決まる
時定数L/Rで消滅する。
このように、電動機の停止指令を発する時期が
サイリスタの転流時期と重なると電磁コイル5を
含む閉回路内の循環電流が数サイクル流れるか
ら、その間は制動がきかず、荷物が自然落下する
ことになる。
サイリスタの転流時期と重なると電磁コイル5を
含む閉回路内の循環電流が数サイクル流れるか
ら、その間は制動がきかず、荷物が自然落下する
ことになる。
この発明はこのような欠点をなくした巻上機用
電磁ブレーキ制御装置を提供するもので、以下図
について説明する。
電磁ブレーキ制御装置を提供するもので、以下図
について説明する。
第3図において、1は巻上用三相誘導電動機、
2,3はBCRなどからなる開閉スイツチ(以下
BCRと略す)、4は4個のサイリスタS1〜S4から
なるサイリスタブリツジ、5は直流電流形電磁ブ
レーキコイルである。6はこのブレーキコイルに
並列に接続された電圧検出器で、発光ダイオード
7と抵抗8で構成されている。
2,3はBCRなどからなる開閉スイツチ(以下
BCRと略す)、4は4個のサイリスタS1〜S4から
なるサイリスタブリツジ、5は直流電流形電磁ブ
レーキコイルである。6はこのブレーキコイルに
並列に接続された電圧検出器で、発光ダイオード
7と抵抗8で構成されている。
第4図はBCR2,3およびサイリスタブリツ
ジ4の点弧回路であつて、9はBCR2,3のゲ
ート回路、10はサイリスタブリツジ4のゲート
回路、11は遅延手段を構成するオフ遅延回路、
12はOR回路、13はAND回路、14は受光素
子、15はインバータであり、OR回路12と
AND回路13と受光素子14とでサイリスタブ
リツジ4の点弧制御回路を構成している。
ジ4の点弧回路であつて、9はBCR2,3のゲ
ート回路、10はサイリスタブリツジ4のゲート
回路、11は遅延手段を構成するオフ遅延回路、
12はOR回路、13はAND回路、14は受光素
子、15はインバータであり、OR回路12と
AND回路13と受光素子14とでサイリスタブ
リツジ4の点弧制御回路を構成している。
次に動作を説明する。
運転指令により、入力端子16に第5図ニに示
す運転信号が与えられると、BCR2,3のゲー
ト回路9およびサイリスタのゲート回路10が作
動してそれぞれゲート回路パルスを出す。すなわ
ち、電動機が停止しているときは、サイリスタブ
リツジ4はオフ状態にあるので、ブレーキコイル
5の端子電圧は零で、受光素子14の出力がオフ
であるため、インバータ15から出力がオンの状
態にあり、したがつて上記運転信号ニが入ること
によりAND回路13の出力がオンになつてサイ
リスタのゲート回路10に作動指令が与えられ
る。
す運転信号が与えられると、BCR2,3のゲー
ト回路9およびサイリスタのゲート回路10が作
動してそれぞれゲート回路パルスを出す。すなわ
ち、電動機が停止しているときは、サイリスタブ
リツジ4はオフ状態にあるので、ブレーキコイル
5の端子電圧は零で、受光素子14の出力がオフ
であるため、インバータ15から出力がオンの状
態にあり、したがつて上記運転信号ニが入ること
によりAND回路13の出力がオンになつてサイ
リスタのゲート回路10に作動指令が与えられ
る。
したがつて、運転信号が出されるとBCR2,
3とサイリスタブリツジ4とは同時に点弧され、
ブレーキコイル5が付勢されてブレーキが解放さ
れると共に電動機1が始動する。
3とサイリスタブリツジ4とは同時に点弧され、
ブレーキコイル5が付勢されてブレーキが解放さ
れると共に電動機1が始動する。
なお、たとえばサイリスタS1とS3が点弧する
と、ブレーキコイル5の両端には第5図ロに示す
ような電圧が発生するので、発光ダイオード7が
発光し、受光素子14が出力を出し、インバータ
15の出力がオフとなる。
と、ブレーキコイル5の両端には第5図ロに示す
ような電圧が発生するので、発光ダイオード7が
発光し、受光素子14が出力を出し、インバータ
15の出力がオフとなる。
したがつて、そのサイクルにおいては以後ゲー
ト信号は出ず、サイリスタS2とS4への点弧信号は
与えられないので、このサイリスタS2とS4に対す
る逆バイアス時の逆もれ電流の増加を防止でき
る。(第5図のヘ参照) 次に、電動機1を停止する場合について説明す
る。
ト信号は出ず、サイリスタS2とS4への点弧信号は
与えられないので、このサイリスタS2とS4に対す
る逆バイアス時の逆もれ電流の増加を防止でき
る。(第5図のヘ参照) 次に、電動機1を停止する場合について説明す
る。
停止指令により、第5図ニに示すように運転指
令がなくなると、オフ遅延回路11を介して電源
周波数の1サイクル後にBCRのゲート回路9へ
の入力はオフする。(第5図ホ参照) 一方、サイリスタの点弧に伴つてインバータ1
5の出力がオフとなつているので、運転信号がな
くなるとサイリスタは保持電流以下になつた時点
でオフとなる。
令がなくなると、オフ遅延回路11を介して電源
周波数の1サイクル後にBCRのゲート回路9へ
の入力はオフする。(第5図ホ参照) 一方、サイリスタの点弧に伴つてインバータ1
5の出力がオフとなつているので、運転信号がな
くなるとサイリスタは保持電流以下になつた時点
でオフとなる。
したがつて、通常は、電動機の停止指令がでた
直後の半サイクル内にサイリスタS1,S3または
S2,S4がオフとなり、また1サイクル遅れて
BCR2,3もオフとなる。
直後の半サイクル内にサイリスタS1,S3または
S2,S4がオフとなり、また1サイクル遅れて
BCR2,3もオフとなる。
次に、サイリスタS1〜S4の転流時期たとえば第
5図イのサイクルC1でS1とS3がオンにある状態
から、サイクルC2でサイリスタS2とS4のオン状
態に移る時点T1で、且つサイリスタS2がオン
し、S4がオンしていないときに運転停止指令がで
た場合について説明する。
5図イのサイクルC1でS1とS3がオンにある状態
から、サイクルC2でサイリスタS2とS4のオン状
態に移る時点T1で、且つサイリスタS2がオン
し、S4がオンしていないときに運転停止指令がで
た場合について説明する。
この場合は、その直前の半サイクルC1の終了
付近でブレーキコイル電圧が発光ダイオード7の
動作電圧以下になつているので、発光ダイオード
7がオフになり、このため、受光素子14がオフ
となり、インバータ15の出力がオンとなり、こ
の出力と入力端子16からの信号とによつて
AND回路13がオンし、、且つフイードバツク回
路によつて自己保持されている。
付近でブレーキコイル電圧が発光ダイオード7の
動作電圧以下になつているので、発光ダイオード
7がオフになり、このため、受光素子14がオフ
となり、インバータ15の出力がオンとなり、こ
の出力と入力端子16からの信号とによつて
AND回路13がオンし、、且つフイードバツク回
路によつて自己保持されている。
したがつて、サイリスタS1〜S4にはゲート信号
が与えられているから、入力端子16からのゲー
ト指令が断たれてもサイリスタS4もオンすること
になり、サイリスタはS1とS3のオンからS2とS4の
オンに移行することができる。
が与えられているから、入力端子16からのゲー
ト指令が断たれてもサイリスタS4もオンすること
になり、サイリスタはS1とS3のオンからS2とS4の
オンに移行することができる。
なお、サイリスタS1とS3がオフしてS2とS4がオ
ンすると発行ダイオードがオンして発光するの
で、受光素子14がオン、インバータ15がオフ
となり、AND回路13の出力がオフし、ゲート
信号がなくなる。
ンすると発行ダイオードがオンして発光するの
で、受光素子14がオン、インバータ15がオフ
となり、AND回路13の出力がオフし、ゲート
信号がなくなる。
この発明は上記のように、電磁ブレーキコイル
が接続されるサイリスタブリツジの点弧信号は、
電磁ブレーキコイルの端子電圧が発生していると
きにのみ停止するようにしているので、サイリス
タブリツジの枝路の配線インダクタンスなどの影
響を受けてサイリスタの転流が円滑になされない
場合でも自動的に転流を完了させ、電磁ブレーキ
コイル内の循環電流の続行時間を最小限に抑制し
得、主回路の開閉スイツチを電動機の停止指令か
ら電源周波数の少なくとも1サイクル経過後に開
くことと相まつて、荷重の自然落下を防止し、制
動距離を短かくし得る効果がある。
が接続されるサイリスタブリツジの点弧信号は、
電磁ブレーキコイルの端子電圧が発生していると
きにのみ停止するようにしているので、サイリス
タブリツジの枝路の配線インダクタンスなどの影
響を受けてサイリスタの転流が円滑になされない
場合でも自動的に転流を完了させ、電磁ブレーキ
コイル内の循環電流の続行時間を最小限に抑制し
得、主回路の開閉スイツチを電動機の停止指令か
ら電源周波数の少なくとも1サイクル経過後に開
くことと相まつて、荷重の自然落下を防止し、制
動距離を短かくし得る効果がある。
第1図は従来の巻上主回路図、第2図はこの発
明の制御回路の基本図、第3図〜第5図はこの発
明の一実施例に関するもので、第3図は巻上主回
路図、第4図は制御回路図、第5図イは主回路S
相の電圧波形、同図ロはブレーキコイル電圧波
形、同図ハはブレーキ電流波形、同図ニは運転指
令波形、同図ホはゲート回路9の入力波形、同図
ヘはサイリスタゲート入力波形を示す。なお、図
中同一符号は同一部分を示す。 図において、1は巻上電動機、2,3は開閉ス
イツチ、4はサイリスタブリツジ、5は電磁ブレ
ーキコイル、6は電圧検出器、11はオフ遅延回
路である。
明の制御回路の基本図、第3図〜第5図はこの発
明の一実施例に関するもので、第3図は巻上主回
路図、第4図は制御回路図、第5図イは主回路S
相の電圧波形、同図ロはブレーキコイル電圧波
形、同図ハはブレーキ電流波形、同図ニは運転指
令波形、同図ホはゲート回路9の入力波形、同図
ヘはサイリスタゲート入力波形を示す。なお、図
中同一符号は同一部分を示す。 図において、1は巻上電動機、2,3は開閉ス
イツチ、4はサイリスタブリツジ、5は電磁ブレ
ーキコイル、6は電圧検出器、11はオフ遅延回
路である。
Claims (1)
- 1 三相誘導電動機の主回路の一相に直列に挿入
され少なくとも四個のサイリスタによつて構成さ
れたサイリスタブリツジ、このサイリスタブリツ
ジによつて整流された電流で励磁される直流電流
形電磁ブレーキコイル、三相電源の少なくとも二
相を開閉する開閉スイツチ、上記電磁ブレーキコ
イルの端子電圧を検出する電圧検出器、上記電動
機を停止させる場合に、上記サイリスタブリツジ
の点弧信号を上記電磁ブレーキコイルの端子電圧
が発生しているときにのみ停止させる点弧制御回
路、及び上記開閉スイツチを電動機の停止指令か
ら電源周波数の少なくとも1サイクル経過後に開
く遅延手段を備えた巻上機用電磁ブレーキ制御装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55180913A JPS57102499A (en) | 1980-12-18 | 1980-12-18 | Method of controlling electromagnetic brake for hoist |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55180913A JPS57102499A (en) | 1980-12-18 | 1980-12-18 | Method of controlling electromagnetic brake for hoist |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10406681A Division JPS57106384A (en) | 1981-07-01 | 1981-07-01 | Controlling method for electromagnetic brake for hoist |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57102499A JPS57102499A (en) | 1982-06-25 |
JPS6278B2 true JPS6278B2 (ja) | 1987-01-06 |
Family
ID=16091474
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP55180913A Granted JPS57102499A (en) | 1980-12-18 | 1980-12-18 | Method of controlling electromagnetic brake for hoist |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS57102499A (ja) |
-
1980
- 1980-12-18 JP JP55180913A patent/JPS57102499A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57102499A (en) | 1982-06-25 |
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