JPH0231918Y2 - - Google Patents

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JPH0231918Y2
JPH0231918Y2 JP4050984U JP4050984U JPH0231918Y2 JP H0231918 Y2 JPH0231918 Y2 JP H0231918Y2 JP 4050984 U JP4050984 U JP 4050984U JP 4050984 U JP4050984 U JP 4050984U JP H0231918 Y2 JPH0231918 Y2 JP H0231918Y2
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JP
Japan
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discharge
synchronous
circuit
synchronous motor
field winding
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JP4050984U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はブラシレス励磁装置に係り、特に放電
抵抗回路を改良したブラシレス励磁装置に関す
る。
〔考案の技術的背景とその問題点〕
第1図は従来のブラシレス励磁装置の構成図で
あり、1点鎖線で囲んだ部分1が同期機の回転軸
に取付けられている回転部分である。
励磁装置界磁巻線2に直流電圧が印加されると
励磁装置電機子巻線3に交流電圧が励磁誘起され
それが界磁回路用サイリスタ4と界磁回路用ダイ
オード5によつて全波整流されて、再び直流に変
換され、同期機界磁巻線10に印加され、同期機
は界磁磁車を得ることになる。但し、この同期機
起動時、すなわち同期引入れまでは、サイリスタ
ゲートコントロール回路6によつてサイリスタ4
はOFF状態にあり、逆に放電回路用サイリスタ
7が点弧している。これは起動時界磁巻線10に
発生する高電圧によつて各機器が破損しない様に
放電抵抗器9にて放電させる為である。しかし、
同期投入すると、サイリスタ7はゲートコントロ
ール回路6によつて消弧され、放電抵抗器9には
界磁電流を流さない様にし、界磁巻線2を通して
供給されるエネルギーは内部の損失を除けば全て
界磁巻線10に供給されることになる。
従つて、放電抵抗器9は同期機起動時のみ動作
すればよいのでその時間定格は短時間定格で与え
られる。
それ故に、ゲートコントロール回路6の不良で
同期引入れ後もサイリスタ7が消弧されなかつた
り、又、サイリスタ7自身の故障で常に導通状態
になつている場合には、界磁電流iが放電抵抗器
9に流れ、放電抵抗器9が焼損してしまうばかり
でなく、同期機の他の部分にも損傷を与えてしま
うという問題点があつた。
〔考案の目的〕
本考案は、上記点に鑑みなされたもので、放電
抵抗器の異常を検出する機能を有するブラシレス
励磁装置を提供することを目的とする。
〔考案の概要〕
かかる目的を達成するため、本考案は同期電動
機の界磁巻線を励磁させるブラシレス励磁装置に
おいて、同期電動機が同期引き入れ直前まで前記
界磁巻線に並列接続させる放電抵抗回路と、この
放電抵抗回路の通電状態検知装置と、この通電状
態検知装置の検知信号と同期電動機の同期引き込
れ前・後に関する信号とが入力される前記同期電
動機の停止信号出力装置とを備えて成ることを特
徴とする。
〔考案の実施例〕
以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明
する。
第2図において、第1図と同一部分には同符号
を符している。第1図の構成との相違の第1点は
放電抵抗器9と並列に放電電流検出コイル12を
接続し、放電抵抗回路Dを構成させる点である。
放電抵抗器9と並列に放電電流検出コイル12を
接続することである。そして、このコイル12に
は対向してパルストランス13の2次側巻線が配
置される。
放電々流iDRが流れていると、コイル12にも
電流が流れある磁束を発生する。一方コイル12
は回転しているため、その電流が例え直流であつ
ても、すなわち磁束一定であつても、パルストラ
ンス13にとつてはある周期をもつて変化する磁
束としてとらえられる。従つて、パルストランス
13にはある電圧が誘起されるので、放電々流
iDRの有無は端子T1−T2にパルスの有無として現
われる。同期機が加速中には界磁巻線10に電圧
が誘起され、サイリスタ7が点弧し放電々流iDR
が流れるが、放電抵抗回路が正常であれば加速完
了後、このサイリスタ7は非導通状態になるの
で、放電々流iDRは流れず、したがつてパルスは
現われない。
しかしもし放電抵抗回路において何らかの故障
があつて同期引入れ後も端子T1−T2間にパルス
が発生しているとすると、放電々流iDRが流れて
いることであり、それは放電抵抗回路に何らかの
故障があつた事を意味する。
そこで、当該同期機の同期引き入れ完了後にレ
ベルが“0”から“1”に変化する信号と先のパ
ルスとをANDゲート15に入力し、そのゲート
の出力が“1”となれば、当該同期機の停止信号
とすればよい。
第3図は本考案の他の実施例を示すものであ
る。本実施例と前記第2図の構成との相違点は、
放電々流検出コイル12を放電抵抗器9と直列に
接続した点であり、その他の構成は第2図の構成
と同様である。
尚、放電々流iDRの値によつて大きい時は第2
図の並列接続、小さい時は第3図の直列接続と適
宜、使いわけることが可能である。
〔考案の効果〕
以上述べた様に、本考案によれば放電抵抗回路
の不良が同期機起動後直ちに検出することができ
このため同期機を停止させ、放電抵抗回路だけで
なく同期機自身も損傷から防護することが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のブラシレス励磁装置の回路構成
図、第2図及び第3図は本考案の一実施例を示す
ブラシレス励磁装置の回路構成図である。 1……回転部分、2……励磁装置界磁巻線、3
……励磁装置電機子巻線、4……界磁回路用サイ
リスタ、5……界磁回路ダイオード、6……サイ
リスタゲートコントロール回路、7……放電回路
用サイリスタ、8……放電回路用ダイオード、9
……放電抵抗器、10……同期機器磁器線、11
……同期機電機子巻線、12……放電電流検出コ
イル、13……パルストランス、14……信号レ
ベル変換器、15……ANDゲート。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 同期電動機の界磁巻線を励磁させるブラシレス
    励磁装置において、同期電動機が同期引き入れ直
    前まで前記界磁巻線に並列接続される、放電抵抗
    器に直列または並列接続された放電電流検出コイ
    ルによつて構成される放電抵抗回路と、前記放電
    電流検出コイルに発生する信号を検出するパルス
    トランスと信号レベル変換器とで構成される通電
    状態検知装置と、この通電状態検知装置の出力信
    号と同期電動機の同期引き入れ完了信号との論理
    積を出力する停止信号出力装置とを備えて成るこ
    とを特徴とするブラシレス励磁装置。
JP4050984U 1984-03-23 1984-03-23 ブラシレス励磁装置 Granted JPS60153693U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4050984U JPS60153693U (ja) 1984-03-23 1984-03-23 ブラシレス励磁装置

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JP4050984U JPS60153693U (ja) 1984-03-23 1984-03-23 ブラシレス励磁装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60153693U JPS60153693U (ja) 1985-10-14
JPH0231918Y2 true JPH0231918Y2 (ja) 1990-08-29

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ID=30549459

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JP4050984U Granted JPS60153693U (ja) 1984-03-23 1984-03-23 ブラシレス励磁装置

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JPS60153693U (ja) 1985-10-14

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