JPS6011759Y2 - ブラシレス交流発電機 - Google Patents

ブラシレス交流発電機

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JPS6011759Y2
JPS6011759Y2 JP14920774U JP14920774U JPS6011759Y2 JP S6011759 Y2 JPS6011759 Y2 JP S6011759Y2 JP 14920774 U JP14920774 U JP 14920774U JP 14920774 U JP14920774 U JP 14920774U JP S6011759 Y2 JPS6011759 Y2 JP S6011759Y2
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JP
Japan
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signal
transistor
ignition
secondary winding
thyristor
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Application number
JP14920774U
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JPS5175508U (ja
Inventor
長徳 鬼塚
Original Assignee
株式会社東芝
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は回転軸上に装荷したサイリスタに対して回転変
圧器を介して点弧信号を供給するようにしたブラシレス
交流発電機に関する。
この種のブラシレス交流発電機は第1図で代表されてい
る。
図において、■は交流発電機であり、電機子コイル11
と回転界磁コイル12とを有し、この界磁コイル12は
回転軸25上に装着した回転整流器Uを介して交流励磁
機土工から界磁電流を供給されるようになっている。
回転整流器■は例えばサイリスタ15〜17とダイオー
ド18〜20とを混合ブリッジ接続したもので、サイリ
スタ15〜17のゲート信号は第1の回転変圧器21を
介して自動電圧調整装置(以下AVR22と呼ぶ)内の
点弧パルス発生装置23から供給される。
なお図中14aは交流励磁機の電機子、14fは界磁コ
イル、モして24は励磁機交流電圧の同期信号を検出す
る第2回転変圧器、26は計器用変圧器である。
この第1図で示す回路の欠点はパルス伝達回路すなわち
点弧信号発生装置23からサイリスク15〜17のゲー
トに至るまでの回路に第1の回転変圧器21によるエア
ーギャップが存在することである。
エアーギャップが存在すると、その部分に磁束洩れが生
じて2次側に誘起される点弧信号の立ち上がり特性が悪
くなり、サイリスクの点弧に際して不具合を生じるおそ
れがある。
すなわちブラシレス交流発電機は今後ますます大容量化
する傾向にあり、しかも超速応励磁が要求されてくると
、界磁回路の電流容量も増加することになる。
このため回転整流器13の各アームは1個の整流素子で
は電流容量が不足し、どうしても2個〜4個の整流素子
を並列接続しなくてはならなくなる。
このような目的のためにサイリスタを並列接続する場合
、各素子の点弧特性がなるべく揃うように素子を組み合
わせるが、それでもなお若干不揃になる。
特性の不揃のサイリスタ群に立ち上がり特性の鈍い点弧
信号を一斎に供給すると点弧時期がばらばらになり、は
じめにターンオンした素子が破壊するおそれがある。
しかし立ち上がりの急峻な点弧信号を用いれば、素子間
に多少の点弧特性の不揃いがあってもほぼ同時に点弧さ
せ得ることが知られている。
従って回転変圧器□の2次側で立ち上がり特性の鈍い点
弧信号を立ち上がり特性の急峻な点弧信号に波形変換す
れば、サイリスタ素子の点弧特性に多少の不揃いがあっ
てもサイリスタ素子をほぼ一斉に点弧することができる
本考案は回転変圧器を介して回転軸上のサイリスタ素子
に点弧信号を与えるようにしたものにおいて、回転変圧
器の2次側に波形整形回路を設けることにより、立ち上
がり特性の急峻な点弧信号でサイリスタ素子を点弧する
ようにしたブラシレス交流発電機を得ることを目的とす
るものである。
以下図面を参照して本考案の一実施例を説明する。
ただし第1図と対応する部分については同一符号をつけ
て詳細な説明は省略する。
第2図において、第1図と相違するのは第1の回転変圧
器21の2次側に波形整形回路27を追加したことにあ
る。
この波形整形回路z1の一例を第3図に示す。
回転変圧器21の2次巻線21Sの両端子にそれぞれ導
体31および32を接続し、この導体31.32間にま
ずPNP形の第1トランジスタ33および抵抗34の直
列回路を接続し、この第1トランジスタ33のベースを
ツェナーダイオード35を介して分圧抵抗36および3
7の中間接続点38に接続する。
そしてトランジスタ33のコレクタ59を抵抗39を介
してNPN形の第2トランジスタ40のベースに接続す
ると共に後述するトリガー回路に接続する。
第2トランジスタ40はコレクタ58を抵抗41を介し
て導体31に接続すると共にエミッタを導体32に直に
接続する。
更に前記コレクタをコンデンサ42および抵抗43とか
ら戊る直列回路((を介して第1トランジスタ33のベ
ースに接続し、第2トランジスタ40の出力が第1トラ
ンジスタ33に正帰還するように構成する。
45および46は分圧抵抗であり、その中間接点47は
それぞれダイオード48.49を介して前記第2トラン
ジスタ40のコレクタ58および第3トランジスタ50
のベースに接続する。
この第3トランジスタ50は点弧指令の初頭に回転変圧
器21,2次巻線21Sに流れる負荷電流の大部分をバ
イパスさせる作用をするもので、低インピーダンスの抵
抗51を介して導体31.32間に接続されている。
52はトリカー回路であり、例えばトランジスタ53.
54をダーリントン接続し、出力電流をサイリスタアー
ム15内のサイリスタ素子15□、15□および153
に供給するように構成されている。
55.56および57はゲート電流がほぼ平均して配分
するようにした抑制抵抗である。
次に第4図を参照して本考案の動作説明に入る。
第4図において時離。で回転変圧器21の1次巻線21
PにVp波形で示すパルス信号が加えられると、v8で
示すような波形の電圧が2次巻線21Sに生じ、このた
めまずはじめに第3トランジスタ50が導通し、2次電
流の大部分はidとなってこのトランジスタ50に流れ
る。
時刻t1以前では第1トランジスタ33が導通しないの
でトリガー回路52への信号は供給されない。
時刻(になって分圧抵抗36の電圧降下がツェナーダイ
オード35のツェナー電圧Vzo以上になるとツェナー
ダイオード35が導通し、第1トランジスタ33は導通
する。
すると第2トランジスタ40にベース信号が与えられ、
第2トランジスタ40は導通する。
この第2トランジスタ40が導通すると、第3トランジ
スタ50がオフすると同時に抵抗43.コンデンサ42
の直列回路44を介して第1トランジスタ33に正帰還
がかかり、トランジスタ33および40は急速に飽和状
態になる。
このためトリガー回路52には急峻な電流が与えられ、
トリガー回路52からサイリスタ151.15□および
153にも急峻な点弧信号ILが与えられ、これらサイ
リスタはほとんど同時に点弧するようになる。
すなわち第3図の波形整形回路27を回転変圧器2次巻
線21Sとサイリスタ素子のゲート間に設けることによ
り、2次電流がサイリスタゲートを点弧するために十分
な量となるまでの間は、第3トランジスタ50に大部分
を流し、十分な量となった時に、トランジスタ33.4
0の導通により第3トランジスタ50をオフさせ、2次
電流の大半をトリガー回路に切換えて流すようにしたの
で、サイリスタ15..15□および153のゲートに
は急峻な立ち上がりの点弧信号が加わり、これらをほぼ
−斉に点弧するようになる。
なお、第4図における液物1? ”2t ■39および
■、はそれぞれ第3図中の接続点38、接続点58およ
び59の電位である。
このように第3図の波形整形回路を使用すると、固定側
のゲートパルス発生器23の信号も第4図1のような立
ち上がりの速い波形である必要はなくなる。
また点弧パルス発生時点t。から実際のゲートパルス信
号の発生時点t□まで約20〜30〔μ5ec)おくれ
たとしても、回転整流器且の励磁電源の周期は通常2
(msec)以上であり、この時間遅れは交流側から直
流側への交換効率には大きな影響は及ぼさない。
更に波形整形回路27も回転整流器同様に回転体に装荷
する必要があるが、この中で数アンペアの電流を流す素
子は抵抗51、トランジスタ50および54だけであり
、これら素子の通電時間は短かくしかも回転体に装荷す
るため放熱効果は非常に良い事等の理由により、この波
形整形回路27は構造的に小さくできるため回転体構造
に大きな影響を及ぼさずにすむ。
以上述べた実施例は回転変圧器Z1の洩れ磁束が非常に
大きい場合でもサイリスタ素子へのゲート信号を急峻な
立ち上がり特性が得られるように、2次’FDfEバイ
パス用の第3トランジスタ5゜および正帰還回路44を
設けるようにしたが、洩れ磁束がそれほど大きくない場
合は第3トランジスタ回路あるいは正帰還回路を省略す
るようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来装置の構成国、第2図は本考案によるブラ
シレス交流発電機の構成国、第3図は波形整形回路の一
例を示す図、第4図は第3図で示す回路の各部波形図で
ある。 10・・・・・・交流発電機、25・・・・・・回転軸
、12・・・・・・界磁コイル、13・・一回転整流器
、15〜17・・・・・・サイリスタ、14・・・・・
・交流励磁機、21・・・・・・回転変圧器、23・・
・・・・ゲートパルス発生器、27・・・・・・波形整
形回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 回転界磁形の交流発電機と、この発電機の界磁コイルと
    共に回転軸上に装荷されかつサイリスクを内蔵し、前記
    界磁コイルに界磁電流を供給する回転整流器と、前記回
    転軸上に電機子コイルを装荷するとともに、前記回転整
    流器に交流電力を供給する交流励磁機と、1次巻線を固
    定側に設け、2次巻線を前記回転軸上に装荷して1次巻
    線からの信号を前記回転整流器内のサイリスタに点弧信
    号として伝達する回転変圧器とから成るものにおいて、
    前記回転変圧器の2次巻線とサイリスタゲートとの間に
    設けられ、前記1次巻線からの信号によって生じる前記
    2次巻線の信号が予め定められた値を越えたとき、前記
    点弧信号を出力する波形整形回路を備えたことを特徴と
    するブラシレス交流発電機。
JP14920774U 1974-12-11 1974-12-11 ブラシレス交流発電機 Expired JPS6011759Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14920774U JPS6011759Y2 (ja) 1974-12-11 1974-12-11 ブラシレス交流発電機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14920774U JPS6011759Y2 (ja) 1974-12-11 1974-12-11 ブラシレス交流発電機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5175508U JPS5175508U (ja) 1976-06-14
JPS6011759Y2 true JPS6011759Y2 (ja) 1985-04-17

Family

ID=28440987

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JP14920774U Expired JPS6011759Y2 (ja) 1974-12-11 1974-12-11 ブラシレス交流発電機

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