JPH0317598Y2 - - Google Patents

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JPH0317598Y2
JPH0317598Y2 JP242085U JP242085U JPH0317598Y2 JP H0317598 Y2 JPH0317598 Y2 JP H0317598Y2 JP 242085 U JP242085 U JP 242085U JP 242085 U JP242085 U JP 242085U JP H0317598 Y2 JPH0317598 Y2 JP H0317598Y2
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coil
voltage
transistor
auxiliary
power transistor
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  • Control Of Eletrric Generators (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (考案の技術分野) 本考案は一般負荷用の主発電コイルと、この主
発電コイルとは無関係な電圧を発生するようにし
た界磁コイル励磁用の補発電コイルを設け、この
補発電コイルに全波整流器を介して界磁コイルと
トランジスタ開閉装置とを直列に接続してなる、
例えば小形のエンジン発電機として用いられる自
励交流発電機の励磁制御装置の改良に関するもの
である。
(技術の背景と問題点) 従来この種の装置として第2図に示す装置が実
公昭51−50974号として提案され一般に用いられ
ている。この第2図において、2はエンジン(図
示せず)に駆動される自励交流発電機(以下単に
発電機と略記する)で、この発電機2は例えば照
明灯、電動工具などの一般負荷1に接続された主
発電コイル3と、この主発電コイル3の発生電力
と無関係なように90度位相を異にするように巻装
された補発電コイル4と、この補発電コイル4に
全波整流器7を介して接続された界磁コイル5
と、この界磁コイル5の両端に接続されたダイオ
ード6とよりなつている。なお、8は全波整流器
7の直流側両端に接続された平滑用のコンデンサ
である。
つぎに、10は前記界磁コイル5の励磁電流を
制御するトランジスタ開閉装置で、このトランジ
スタ開閉装置10は電圧検出トランジスタ11
と、ダーリントン接続された制御トランジスタ1
2および電力トランジスタ13と、抵抗14,1
5,16と、コンデンサ17,18とよりなつて
いる。
つぎに、20は前記主発電コイル3の発生電圧
を検出する電圧検出装置で、この電圧検出装置2
0は全波整流器21と、コンデンサ22と、抵抗
23,24と、可変抵抗25と、ツエナーダイオ
ード26とよりなつている。
以上のように構成された第2図に示す従来装置
は下記のように作動する。まず、発電機2が回転
を開始すると、界磁コイル5が巻装されている鉄
心(図示せず)にある残留磁気により僅かの交流
電圧が主および補の両発電コイル3,4に発生す
る。そして、その補発電コイルに発生した交流電
圧は全波整流器7により整流され、トランジスタ
開閉装置10の抵抗14を介してダーリントン接
続の制御トランジスタ12および電力トランジス
タ13にベース電流を供給するので、電力トラン
ジスタ13のコレクタ、エミツタ間はオン状態と
なる。そこで、補発電コイル4の発生電圧は直列
に接続された全波整流器7と、界磁コイル5と、
電力トランジスタ13の励磁回路に通電されるよ
うになる。
したがつて、この界磁コイル5の励磁と発電機
2の回転速度の上昇により主発電コイル3の発生
電圧は急速に立ち上り照明灯、電動工具などの一
般負荷1に通電できるようになる。そして、この
主発電コイル3の発生電圧が所定値以上に上昇し
たときは電圧検出装置20の抵抗24と可変抵抗
25の接続点に接続されたツエナーダイオード2
6が導通し、トランジスタ開閉装置10の電圧検
出トランジスタ11がオン状態となり、今まで流
れていたダーリントン接続の制御トランジスタ1
2および電力トランジスタ13のベース電流が側
路される。したがつて電力トランジスタ13はオ
フ作動し、界磁コイル5の励磁電流は阻止され、
主発電コイル3の発生電圧は低下する。またこの
主発電コイル3の発生電圧の低下により電圧検出
装置20のツエナーダイオード26は不導通に転
じ、トランジスタ開閉装置10の電圧検出トラン
ジスタ11はオフ作動し、電力トランジスタ13
はオン作動するから、界磁コイル5に励磁電流が
流れ、主発電コイル3の発生電圧は上昇する。
この第2図に示す従来装置は主発電コイル3よ
り一般負荷1に通電される負荷電流が所定値以下
のときには上記動作を繰り返して発電機2の界磁
コイル5に流れる励磁電流が制御され主発電コイ
ル3の発生電圧は所定範囲以上に上昇しないよう
に調整されるものである。
しかしながら、この第2図に示す装置において
下記のような欠点があることが判明した。すなわ
ち、主発電コイル3より一般負荷1に通電される
電流が所定値以上の過電流が流れたとき(例え
ば、一般負荷1の短絡事故により短絡電流が流れ
たときなど)には主発電コイル3の発生電圧は所
定範囲以下に低下するので、前記トランジスタ開
閉装置10の電力トランジスタにはオン、オフす
ることなく、オン状態を持続することになる。し
たがつて、電力トランジスタ13には比較的大な
るコレクタ電流が流れつぱなしになり、これによ
り電力トランジスタ13は発熱が大となり焼損破
壊して使用不能となる重大な欠点があつた。
上記欠点を防止するためにはその電力トランジ
スタ13を比較的大なるコレクタ電流が流れつぱ
なしになつても焼損破壊しないように大なる放熱
板を設けるか、容量大なるトランジスタを用いれ
ばよいことは明らかであるが、これでは装置全体
が大型になると共に製造コストが大巾に高価とな
るという不都合な点がある。
(考案の目的と構成) 本考案の目的は前記問題点を解決するにある。
そして、そのため本考案においては、一般負荷用
の主発電コイルと、界磁コイルと、この界磁コイ
ル励磁用の補発電コイルとを備え、前記補発電コ
イルと界磁コイルとは全波整流器とトランジスタ
開閉装置の電力トランジスタを介して接続し、前
記主発電コイルより一般負荷に通電される負荷電
流が所定値以下のときは前記補発電コイルの発生
電圧で前記電力トランジスタをオン作動させ、前
記主発電コイルの発生電圧が所定値以上に上昇し
たときの検出信号電圧により前記電力トランジス
タをオフ作動するようにした自励交流発電機の励
磁制御装置において、前記主発電コイルより一般
負荷に所定値以上の過電流が流れ、該主発電コイ
ルの発生電圧が所定値以下になつたときは、前記
補発電コイルの検出信号電圧により前記電力トラ
ンジスタをオフ作動するようにしたことを特徴と
している。
(考案の実施例) 第1図は本考案一実施例を示すもので、この第
1図において、前述の第2図と同一符号で示すも
のは、第2図の従来装置と同一または等効のもの
を示しているので、その説明を省略し、異なると
ころを説明すると、第1図示す本考案一実施例装
置においては補発電コイル4に接続された全波整
流器7の直列側に補発電コイル4の発生電圧を検
出する電圧検出装置30を設けた点にあり、この
電圧検出装置30は全波整流器7の直流側に直列
に接続された2個の分圧抵抗31,32と、一端
がこの2個の分圧抵抗31,32の接続点に接続
され、他端がトランジスタ開閉装置10の電圧検
出トランジスタ11のベースに接続されたツエナ
ダイオード33とよりなつている。そして、この
電圧検出装置30においては、主発電コイル3よ
り一般負荷1に所定値以上の過電流が流れたとき
補発電コイル4の発生電圧が所定値以上に上昇す
るので、この電圧で前記ツエナーダイオード33
が導通するようになつている。
以上のように第1図に示す本考案一実施例装置
は上記のように構成されているので、主発電コイ
ル3より一般負荷1に通電される負荷電流が所定
値以下のときは従来装置と同様に補発電コイル4
の発生電圧でトランジスタ開閉装置10の電力ト
ランジスタ13をオン作動させると共に、主発電
コイル3の発生電圧が所定値以上に上昇したとき
の検出信号電圧により前記電力トランジスタ13
をオフ作動させることにより界磁コイル5に流れ
る励磁電流が制御され主発電コイル3の発生電圧
は所定範囲以上に上昇しないように調整される。
つぎに、主発電コイル3より一般負荷1に短絡
電流のような過電流が流れたときは、主発電コイ
ル3の発生電圧は所定値以下に低下するが、補発
電コイル4の発生電圧が所定値以上に上昇するの
で、この補発電コイル4の電圧検出装置30のツ
エナーダイオード33が導通し、トランジスタ開
閉装置10の電圧検出トランジスタ11をオン作
動させ、電力トランジスタ13をオフ作動させ
る。
したがつて、本考案装置においては従来装置の
ように電力トランジスタ13がオン状態を持続し
て比較的大なるコレクタ電流が流れつぱなしにな
り焼損破壊されることは完全に防止できる。
(考案の効果) 以上の説明で明かなように本考案によれば、従
来装置では設けていなかつた補発電コイルの電圧
検出装置をとくに設け、この電圧検出装置の検出
信号電圧によりトランジスタ開閉装置の電力トラ
ンジスタを制御するようにしたきわめて簡単な改
良による構成により従来のようにこの電力トラン
ジスタが焼損破壊して使用不能となる重大な欠点
は完全に解消できると共に、その電力トランジス
タは容量が小でかつ小型の放熱板でもよいので、
装置全体が小型化できると共に、製造コストも大
巾に安価とすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案一実施例装置の電気回路図、第
2図は従来この種装置の電気回路図である。 図中同一符号のものは同一または等効のもので
あり、1は一般負荷、2は自励交流発電機、3は
主発電コイル、4は補発電コイル、5は界磁コイ
ル、7は全波整流器、10はトランジスタ開閉装
置、11は電圧検出トランジスタ、12は制御ト
ランジスタ、13は電力トランジスタ、20は主
発電コイル3の電圧検出装置、26はツエナーダ
イオード、30は補発電コイル4の電圧検出装
置、33はツエナーダイオードである。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 一般負荷用の主発電コイル3と、界磁コイル5
    と、この界磁コイル励磁用の補発電コイル4とを
    備え、前記補発電コイル4と界磁コイル5とは全
    波整流器7とトランジスタ開閉装置10の電力ト
    ランジスタ13とを介して接続し、前記主発電コ
    イル3より一般負荷1に通電される負荷電流が所
    定値以下のときは、該補発電コイル4の発生電圧
    で前記電力トランジスタ13をオン作動させ、前
    記主発電コイル3の発生電圧が所定値以上に上昇
    したときの検出信号電圧により前記電力トランジ
    スタ13をオフ作動するようにした自励交流発電
    機の励磁制御装置において、 前記補発電コイル4の両端に全波整流器7を介
    して接続した分圧抵抗31,32と、一端がこの
    分圧抵抗31,32の接続点に、他端が前記トラ
    ンジスタ開閉装置10の電圧検出トランジスタ1
    1のベースにそれぞれ接続されたツエナーダイオ
    ード33とよりなる補発電コイル4の電圧検出装
    置30を設け、前記主発電コイル3より一般負荷
    1に所定値以上の過電流が流れ、該主発電コイル
    3の発生電圧が所定値以下になつたときは、前記
    補発電コイル4の電圧検出装置30よりの信号電
    圧で前記電力トランジスタ13をオフ作動させる
    ようにしたことを特徴とする自励交流発電機の励
    磁制御装置。
JP242085U 1985-01-12 1985-01-12 Expired JPH0317598Y2 (ja)

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JPS61120300U JPS61120300U (ja) 1986-07-29
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JP2548415Y2 (ja) * 1990-02-20 1997-09-24 澤藤電機株式会社 自励交流発電機の電圧調整装置

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