JP4240797B2 - 車両用発電制御装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、乗用車、トラック等に搭載される車両用発電機を制御するための車両用発電制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図2には、従来の車両用発電制御装置の回路図を示す。図2に示すように、発電制御装置は、三相交流発電機10と、同発電機10を制御する発電制御器20と、発電機10の発電状態を検出する発電検出器30とを備える。三相交流発電機10は、三相電機子巻線11と磁界巻線12と全波整流器13からなる。発電制御器20は、トランジスタT21と電圧制御器21とを有し、同電圧制御器21は、バッテリ電圧に応じてトランジスタT21を駆動することにより磁界巻線12に流れる磁界電流を制御するようになっている。
【0003】
また、発電検出器30は、チャージランプ(表示ランプ)Lを駆動するためのランプ駆動トランジスタT31を備え、三相交流発電機10の発電状態に応じてチャージランプLを点灯又は消灯するように構成されている。具体的に、三相交流発電機10に発電電圧が発生しない発電停止時には、ランプ駆動トランジスタT31をオンしてチャージランプLを点灯させ、三相交流発電機10に発電電圧が発生する発電時には、ランプ駆動トランジスタT31をオフしてチャージランプLを消灯させている。
【0004】
ここで、ランプ駆動トランジスタT31のオン状態でチャージランプLが短絡した場合、ランプ駆動トランジスタT31に過大電流が流れて、同トランジスタT31が破壊してしまうおそれがある。そのため、発電検出器30では、ランプ駆動トランジスタT31のコレクタ電圧を検出し、過大電流により同コレクタ電圧が上昇したときにランプ駆動トランジスタT31をオフすることで、チャージランプLの短絡によるランプ駆動トランジスタT31の破壊を防止するようにしている。詳しくは、発電検出器30において、ランプ駆動トランジスタT31のコレクタが、直列接続された抵抗R31,R32を介してグランドに接続されており、抵抗R31と抵抗R32との接続部がトランジスタT32のベースに接続されている。また、トランジスタT32のコレクタはランプ駆動トランジスタT31のベースに接続されるとともに、トランジスタT32のエミッタは接地されている。同回路構成によれば、チャージランプLの短絡に伴い過大電流がランプ駆動トランジスタT31に流れ、同トランジスタT31のコレクタ電圧が上昇すると、抵抗R31,R32間の電圧(トランジスタT32のベース電圧)が上昇してトランジスタT32がオンする。これにより、ランプ駆動トランジスタT31がオフされて、ランプ駆動トランジスタT31に過大電流が流れることが防止され、ひいてはランプ駆動トランジスタT31の破壊が防止される。
【0005】
なお、特開昭55−97151号公報において、電気負荷の短絡による過大電流で、該電気負荷を駆動するためのトランジスタの破壊を防止する技術が開示されている。同公報の装置においても、磁界巻線の駆動用のトランジスタにおけるコレクタ電圧を検出しており、トランジスタのオン時にコレクタ電圧が所定電圧以上に上昇したとき、磁界巻線が短絡したものとして、トランジスタの駆動を制限するようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、図2の車両用発電制御装置において、コレクタ電圧を検出するための回路(抵抗R31,R32の直列回路)を採用することにより、ランプ駆動トランジスタT31の破壊を防止することができるが、同検出回路には、微少ではあるが常に電流が流れてしまう。そのため、微少電流でも点灯するLED(発光ダイオード)をチャージランプLとして使用すると、検出回路を流れる微少電流によって、ランプ駆動トランジスタT31のオン・オフに拘わらず常にチャージランプLが点灯してしまう。
【0007】
本発明は、上記問題に着目してなされたものであって、その目的とするところは、発電状態に拘わらず表示ランプが点灯してしまうことを防止できる車両用発電制御装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明によれば、車両用発電機によりバッテリが充電され、該車両用発電機の発電状態に応じて、スイッチング手段により表示ランプが駆動される。また、スイッチング手段のオン時に表示ランプが短絡すると過大電流が流れてスイッチング手段が破壊されるおそれがある。このため、電圧検出手段によりスイッチング手段と表示ランプとの接続点の電圧が検出され、その検出電圧が所定電圧以上である時、駆動禁止手段により、スイッチング手段の駆動が禁止される。従来では、この接続点の電圧を検出する際に、電圧検出手段に微少電流が流入し同電流は表示ランプを介して流れるため、スイッチング手段のオフ時において発電状態に拘わらず表示ランプが点灯してしまうことがあった。これに対し、スイッチング手段のオフ時にて、導通遮断手段により接続点と電圧検出手段との導通を遮断するようにしたので、表示ランプに微少電流が流れることを防止でき、発電状態に拘わらず表示ランプが点灯してしまうといった不都合を回避できる。
【0009】
請求項2に記載の発明によれば、電圧検出手段は、直列接続される2つの抵抗にて構成され、該抵抗間における電圧値により接続点の電圧が検出される。つまり、電圧検出手段を構成する抵抗に微少電流が流れ、それによる電圧降下を利用して、接続点の電圧が検出される。
【0010】
請求項3に記載の発明によれば、スイッチング用のトランジスタをオフすることにより接続点と電圧検出手段との導通が遮断される。この場合、スイッチング手段がオフする時、そのオフタイミングに同期して、接続点と電圧検出手段との導通を的確に遮断でき、実用上好ましいものとなる。
【0011】
請求項4に記載の発明のように、表示ランプとして発光ダイオードを用いる場合、発光ダイオードは微少電流にて点灯してしまうが、スイッチング手段のオフ時にて、接続点と電圧検出手段との導通が遮断される。よって、発光ダイオードの点灯を的確に制御することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、この発明を具体化した実施の形態を図面に従って説明する。
図1には、本実施の形態における車両用発電制御装置の回路図を示す。なお、図1において、図2に示す従来の発電制御装置と同じ構成については、同一の符号を付している。
【0013】
図1に示すように、車両用発電制御装置は、三相交流発電機10と、同発電機10を制御する発電制御器20と、発電機10の発電状態を検出する発電検出器30とを備える。
【0014】
三相交流発電機10は、三相電機子巻線11と磁界巻線12と全波整流器13とからなり、図示しないエンジンにより駆動されることで交流起電力を発生し、同起電力を直流に変換してバッテリBを充電するようになっている。より詳しくは、全波整流器13は、6つのダイオードD11,D12,D13,D14,D15,D16を用いて三相全波整流を行うものであって、直列接続された2つのダイオードD11〜D16がそれぞれバッテリBとグランド間に接続されている。また、三相電機子巻線11の結線はY結線であり、各相(一相,二相,三相)の巻線11a,11,11cの一端は一カ所で結線され、各相の巻線11a,11,11cの他端は全波整流器13におけるダイオード間の接続部にそれぞれ接続されている。ここで、一相の巻線11aの他端は、ダイオードD11とダイオードD12との間、二相の巻線11bの他端は、ダイオードD13とダイオードD14との間、三相の巻線11cの他端は、ダイオードD15とダイオードD16との間にそれぞれ接続されている。この三相交流発電機10による発電時には、磁界巻線12に電流が流されることにより磁界が発生し、その磁界とエンジンの回転力とにより三相電機子巻線11に交流起電力が発生する。その交流起電力が全波整流器13のダイオードD11〜D16により直流に整流されてバッテリBに供給される。
【0015】
発電制御器20は、トランジスタT21と電圧制御器21とを有している。トランジスタT21のコレクタは前記磁界巻線12に接続され、トランジスタT21のエミッタは接地されている。また、トランジスタT21のベースが電圧制御器21に接続されている。電圧制御器21は、バッテリ電圧を検出し、そのバッテリ電圧に応じてトランジスタT21にオン又はオフの指令信号を出力する。これにより、三相交流発電機10における磁界巻線12の磁界電流を制御して、バッテリ電圧を一定電圧(例えば、14V)に保つようにしている。また、発電制御器20において、トランジスタT21のコレクタとバッテリBとの間には、逆起電力バイパス用のダイオードD21が、磁界巻線12に対して並列に接続されている。
【0016】
発電検出器30は、チャージランプLを駆動するためのランプ駆動トランジスタT31を備え、三相交流発電機10の発電状態に応じてチャージランプLを点灯又は消灯するように構成されている。本実施の形態において、三相交流発電機10の停止時には、ランプ駆動トランジスタT31をオンしてチャージランプLを点灯し、発電時には、ランプ駆動トランジスタT31をオフしてチャージランプLを消灯する。なお、ランプ駆動トランジスタT31がスイッチング手段に相当し、チャージランプLが表示ランプに相当する。また、チャージランプLとしては、微少電流でも点灯するLED(発光ダイオード)が用いられている。
【0017】
詳述すると、発電検出器30において、三相交流発電機10の発電電圧を平滑するためのコンデンサC31と抵抗R33とが直列に接続されている。そして、同コンデンサC31と抵抗R33との直列回路の一端(抵抗R33側)が、三相交流発電機10における一相の巻線11a(ダイオードD11とダイオードD12の接続部)に接続され、直列回路の他端(コンデンサC31側)が接地されている。この場合、三相交流発電機10の発電電圧により抵抗R33を介してコンデンサC31が充電される。また、コンデンサC31と抵抗R33との接続部は、比較器31の非反転入力端子に接続されており、同入力端子には、三相交流発電機10における発電電圧を平滑した電圧(コンデンサC31の充電電圧)が入力される。一方、比較器31の反転入力端子には、基準電圧Vrefが入力されている。従って、三相交流発電機10が運転されて、コンデンサC31の充電電圧が基準電圧Vref以上となると、比較器31の出力はHレベルとなり、三相交流発電機10が停止して、コンデンサC31の充電電圧が基準電圧Vrefよりも低くなると、比較器31の出力はLレベルとなる。
【0018】
比較器31の出力は、トランジスタT33のベースと、ワンショットマルチバイブレータ32の入力とに接続されている。トランジスタT33のコレクタは、抵抗R34を介して電源(例えば、5V)に接続され、トランジスタT33のエミッタは接地されている。また、トランジスタT33のコレクタは、抵抗R35を介してランプ駆動トランジスタT31のベースに接続されている。ランプ駆動トランジスタT31のコレクタはチャージランプLを介してバッテリBに接続されている。つまり、バッテリBにチャージランプLの一端が接続され、同チャージランプLの他端にランプ駆動トランジスタT31のコレクタが接続されている。また、ランプ駆動トランジスタT31のエミッタは接地されている。
【0019】
ワンショットマルチバイブレータ32の出力は、トランジスタT34のベースに接続されている。なお、ワンショットマルチバイブレータ32は、比較器31の出力がHレベルからLレベルに切り替わった時に、所定時間だけHレベルの信号をトランジスタT34のベースに出力する。トランジスタT34のコレクタは直列接続された抵抗R31と抵抗R32との間に接続され、トランジスタT34のエミッタは接地されている。また、抵抗R31と抵抗R32との接続部には、トランジスタT32のベースが接続され、同トランジスタT32のコレクタがランプ駆動トランジスタT31のベースに接続されるとともに、トランジスタT32のエミッタが接地されている。
【0020】
本実施の形態では、抵抗R31,R32からなる直列回路によって、ランプ駆動トランジスタT31のコレクタ電圧(チャージランプLとランプ駆動トランジスタT31との接続点P1の電圧)を検出するための電圧検出手段が構成されている。なお、この抵抗R31,R32は、抵抗値の大きなものが使用されており、同抵抗R31,R32を流れる微少電流による電圧降下を利用してコレクタ電圧(接続点P1の電圧)を検出するようにしている。
【0021】
また、発電検出器30には、ランプ駆動トランジスタT31のコレクタ(接続点P1)と、抵抗R31,R32の直列回路との導通を遮断するための導通遮断回路35が配設されている。導通遮断回路35は、NPN形のトランジスタT35とPNP形のトランジスタT36と抵抗R36,R37とにより構成されている。この導通遮断回路35が導通遮断手段に相当する。
【0022】
具体的には、導通遮断回路35において、抵抗R36の一端が前記抵抗R34とトランジスタT33との間に接続され、抵抗R36の他端がトランジスタT35のベースに接続されている。そして、トランジスタT35のコレクタは、抵抗R37を介してランプ駆動トランジスタT31のコレクタに接続され、トランジスタT35のエミッタは接地されている。また、トランジスタT35のコレクタがトランジスタT36のベースに接続されており、同トランジスタT36のコレクタが前記電圧検出手段を構成する抵抗R31に接続されるとともに、トランジスタT36のエミッタがランプ駆動トランジスタT31のコレクタに接続されている。
【0023】
次に、上記のように構成された車両用発電制御装置の動作について説明する。先ず、車両においてエンジンが回転している状態から停止状態に移行する場合、三相交流発電機10の発電が停止することにより、三相電機子巻線11の出力電流が無くなる。これにより、コンデンサC31の充電電圧が低下し、その電圧が基準電圧Vrefより低くなると、比較器31の出力がHレベルからLレベルに切り替わる。このとき、ワンショットマルチバイブレータ32の出力は所定時間Hレベルとなり、トランジスタT34がオンし、トランジスタT32がオフする。また、比較器31の出力がLレベルとなることにより、トランジスタT33がオフしてランプ駆動トランジスタT31がオンする。その結果、チャージランプLに電流が流れて同ランプLが点灯する。
【0024】
また、トランジスタT33がオフするので、導通遮断回路35において、トランジスタT35がオンし、それに伴いトランジスタT36がオンする。これにより、ランプ駆動トランジスタT31のコレクタ(接続点P1)と抵抗R31とがトランジスタT36を介して導通する。そして、比較器31の出力が切り替わった後、所定時間が経過してワンショットマルチバイブレータ32の出力がLレベルとなると、トランジスタT34がオフするため、抵抗R31と抵抗R32との間の電圧は、ランプ駆動トランジスタT31のコレクタ電圧(接続点P1の電圧)に対応して変化する。つまり、抵抗R31と抵抗R32と間の電圧によりコレクタ電圧(接続点P1の電圧)が検出されることとなる。ここで、ランプ駆動トランジスタT31がオンすることにより、そのコレクタ電圧がHレベルからLレベルとなり、抵抗R31と抵抗R32と間の電圧がLレベルとなる。そのため、トランジスタT32がオフしてランプ駆動トランジスタT31のオンが継続する。
【0025】
また、ランプ駆動トランジスタT31のオン状態でチャージランプLが短絡すると、ランプ駆動トランジスタT31には過大電流が流れ、ランプ駆動トランジスタT31のコレクタ電圧が上昇する。同電圧が上昇すると、抵抗R31と抵抗R32との間の電圧も上昇し、所定電圧以上となるときトランジスタT32がオンする。このトランジスタT32のオンによりランプ駆動トランジスタT31がオフになって、過大電流に伴うランプ駆動トランジスタT31の破壊が防止される。つまり、本実施の形態では、トランジスタT32が駆動禁止手段に相当し、同トランジスタT32によってランプ駆動トランジスタT31の駆動が禁止されている。
【0026】
一方、車両において、エンジンが停止している状態から回転状態に移行する場合、三相交流発電機10が発電を開始して、エンジンの回転に伴い三相電機子巻線11の出力電流が増加する。これにより、コンデンサC31の充電電圧が上昇し、その電圧が基準電圧Vref以上となると、比較器31の出力がHレベルとなる。この場合、トランジスタT33がオンして、ランプ駆動トランジスタT31がオフする。また、導通遮断回路35において、トランジスタT35がオフしトランジスタT36がオフするため、同トランジスタT36によってランプ駆動トランジスタT31のコレクタ(接続点P1)と抵抗R31との導通が遮断される。ここで、ランプ駆動トランジスタT31のオフ時には、同トランジスタT31のコレクタ電圧(接続点P1の電圧)は、チャージランプLを介してバッテリ電圧相当となっている。同電圧が検出回路(抵抗R31,R32の直列回路)に加わると、同回路に微少電流が流れてチャージランプLが点灯してしまうが、導通遮断回路35によって抵抗R31,R32への導通が遮断されるので、チャージランプLに微少電流が流れることがなく、同ランプLは消灯する。
【0027】
以上詳述した本実施の形態によれば、以下に示す効果が得られる。
(1)ランプ駆動トランジスタT31のオフ時にて、導通遮断回路35により接続点P1と抵抗R31とを遮断するようにしたので、チャージランプLに微少電流が流れることを防止でき、発電状態に拘わらずチャージランプLが点灯してしまうといった不都合を回避できる。一方、ランプ駆動トランジスタT31のオン時には、導通遮断回路35により接続点P1と抵抗R31とを接続するようにしたので、抵抗R31と抵抗R32の直列回路によって、ランプ駆動トランジスタT31のコレクタ電圧を検出できる。そして、コレクタ電圧の電圧に対応する抵抗R31と抵抗R32との接続部の電圧が所定電圧(トランジスタT32がオンする電圧)以上となると、トランジスタT32によってランプ駆動トランジスタT31の駆動が禁止されるので、同トランジスタT31の破壊を防止できる。
【0028】
(2)スイッチング用のトランジスタT36を用いて導通を遮断するようにしたので、ランプ駆動トランジスタT31がオフする時、そのオフタイミングに同期して接続点P1と抵抗R31との導通を的確に遮断でき、実用上好ましいものとなる。
【0029】
(3)チャージランプLとして発光ダイオードを用いると、抵抗R31,R32を流れる微少電流により発光ダイオードが点灯してしまうが、ランプ駆動トランジスタT31のオフ時には、接続点P1と抵抗R31との導通が遮断されるので、発光ダイオードの点灯を的確に制御することができる。また、チャージランプLとして発光ダイオードを用いることができるので、装置の省電力化、小型化や寿命の向上等を図ることができる。
【0030】
なお本発明は、上記以外に次の形態にて具体化できる。
上記実施の形態において、導通遮断手段としての導通遮断回路35は、トランジスタT35,T36と抵抗R36,R37とにより構成するものであったが、これに限定するものではない。要は、ランプ駆動トランジスタT31の駆動時において、接続点P1と抵抗R31,R32の直列回路とを接続し、一方、ランプ駆動トランジスタT31の非駆動時には、接続点P1と抵抗R31,R32の直列回路との接続を切り離すように導通遮断手段を構成すればよい。例えば、導通遮断回路35において、接続点P1と抵抗R31との間に配設されるトランジスタT36は、バイポーラトランジスタに限定するものではなく、MOSFET等を用いて導通遮断回路35を構成してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態における車両用発電制御装置を示す回路図。
【図2】従来の車両用発電制御装置を示す回路図。
【符号の説明】
10…車両用発電機としての三相交流発電機、B…バッテリ、L…表示ランプとしてのチャージランプ、P1…接続点、R31,R32…電圧検出手段を構成する抵抗、T31…スイッチング手段としてのランプ駆動トランジスタ、T32…駆動禁止手段としてのトランジスタ、T36…スイッチング用トランジスタ。
Claims (4)
- バッテリを充電するための車両用発電機と、
一端が前記バッテリに接続される表示ランプと、
前記表示ランプの他端に接続され、前記車両用発電機の発電状態に応じて表示ランプを駆動するスイッチング手段と、
前記スイッチング手段と表示ランプとの接続点の電圧を検出するための電圧検出手段と、
前記電圧検出手段の検出電圧が所定電圧以上である時、前記スイッチング手段による駆動を禁止する駆動禁止手段と、
前記車両用発電機での発電により前記スイッチング手段がオフとなるときに前記接続点と電圧検出手段との導通を遮断する導通遮断手段と
を備えることを特徴とする車両用発電制御装置。 - 請求項1に記載の車両用発電制御装置において、
前記電圧検出手段は、直列接続される2つの抵抗にて構成され、該抵抗間における電圧値により前記接続点の電圧を検出するようにしたことを特徴とする車両用発電制御装置。 - 請求項1又は2に記載の車両用発電制御装置において、
前記導通遮断手段は、スイッチング用トランジスタを有し、該スイッチングトランジスタをオフすることにより前記接続点と電圧検出手段との導通を遮断することを特徴とする車両用発電制御装置。 - 請求項1〜3のいずれか一項に記載の車両用発電制御装置において、
前記表示ランプは、発光ダイオードであることを特徴とする車両用発電制御装置。
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