JPS6278434A - 可変容量ラジアルタ−ビン過給機 - Google Patents
可変容量ラジアルタ−ビン過給機Info
- Publication number
- JPS6278434A JPS6278434A JP60217522A JP21752285A JPS6278434A JP S6278434 A JPS6278434 A JP S6278434A JP 60217522 A JP60217522 A JP 60217522A JP 21752285 A JP21752285 A JP 21752285A JP S6278434 A JPS6278434 A JP S6278434A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- scroll
- control valve
- exhaust gas
- flow path
- flow
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の目的〕
(産業上の利用分野)
本発明は、自動車用、産業用ターボチャージャに利用で
きる可変容量ラジアルタービン過給機に関するものであ
る。
きる可変容量ラジアルタービン過給機に関するものであ
る。
(従来の技術)
従来提案されている可変容量ラジアルタービン過給機と
しては、第3図(特開昭54−84123号公報)、第
4図(特開昭60−166718号公@)に示すものが
ある。先ず第3図について説明すると、タービンハウジ
ング20の中に可動舌部21が軸22を中心に揺動自在
に設けられており、該軸22はリンク23を介してアク
チュエータ24と接続している。
しては、第3図(特開昭54−84123号公報)、第
4図(特開昭60−166718号公@)に示すものが
ある。先ず第3図について説明すると、タービンハウジ
ング20の中に可動舌部21が軸22を中心に揺動自在
に設けられており、該軸22はリンク23を介してアク
チュエータ24と接続している。
この第3図のラジアルタービン過給機では、流入口25
よりタービンハウジング20内に流入するガス流量を、
運転状態に応じアクチュエータ24を作動させて可動舌
部21の位置を変化させ、ノズル開口部26の流路断面
積を変化させることにより、コントロールさせている。
よりタービンハウジング20内に流入するガス流量を、
運転状態に応じアクチュエータ24を作動させて可動舌
部21の位置を変化させ、ノズル開口部26の流路断面
積を変化させることにより、コントロールさせている。
しかしこの第3図の場合は、舌部21を可動としている
ため、可動舌部21の側面とタービンハウジング20の
壁面の間に隙間を設ける必要があり、この隙間からのガ
スの洩れが低流量時における流れの乱れとなり、流体損
失によるタービン効率の低下をもたらしていた。また可
゛動舌部21をタービンハウジング20の中に組込むた
め、タービンハウジングを分割する必要があると共に、
部品点数も多く必要で、構造も複雑となる欠点があった
。
ため、可動舌部21の側面とタービンハウジング20の
壁面の間に隙間を設ける必要があり、この隙間からのガ
スの洩れが低流量時における流れの乱れとなり、流体損
失によるタービン効率の低下をもたらしていた。また可
゛動舌部21をタービンハウジング20の中に組込むた
め、タービンハウジングを分割する必要があると共に、
部品点数も多く必要で、構造も複雑となる欠点があった
。
次に第4図について説明すると、この場合は、タービン
ハウジング27には外周面に対向する隔壁28が設けら
れ、この隔壁28によりタービンハウジング27は、軸
方向に2つの通路29a。
ハウジング27には外周面に対向する隔壁28が設けら
れ、この隔壁28によりタービンハウジング27は、軸
方向に2つの通路29a。
29b1に2分割されている。また一方の通路29aの
入口部には制御バルブ30が設けられ、該通路29aを
開閉できるようになっている。
入口部には制御バルブ30が設けられ、該通路29aを
開閉できるようになっている。
制御バルブ30は軸31を介してアクチェエータ32に
接続されている。そして通路29aは、エンジン低速時
に制御バルブ30により閉じられ、通路29bのみから
矢印3.3の如く排気ガスが流入する。またエンジン高
速時で過給圧が高い時は、制御バルブ30が開いて通路
29a側からもガスが流入し、過給圧が一定以下になる
ように制御している。
接続されている。そして通路29aは、エンジン低速時
に制御バルブ30により閉じられ、通路29bのみから
矢印3.3の如く排気ガスが流入する。またエンジン高
速時で過給圧が高い時は、制御バルブ30が開いて通路
29a側からもガスが流入し、過給圧が一定以下になる
ように制御している。
しかしながらこのWS4図の場合は、隔壁28による摩
擦損失や、ラジアルタービンノズル部において、通路2
9B、29bより流出する流体の圧力、隔壁出口部にお
ける大きな流速差によって生じる流れの乱れによる損失
のため、タービン効率が低下する欠点があった。また自
動車用ターボチャージャのような小型のタービンハウジ
ングの場合は、スクロール内部の狭口部に隔壁を形成す
ることは困難であり、耐久性においても、隔壁の欠損に
よるタービンロータの破損等の問題があった。
擦損失や、ラジアルタービンノズル部において、通路2
9B、29bより流出する流体の圧力、隔壁出口部にお
ける大きな流速差によって生じる流れの乱れによる損失
のため、タービン効率が低下する欠点があった。また自
動車用ターボチャージャのような小型のタービンハウジ
ングの場合は、スクロール内部の狭口部に隔壁を形成す
ることは困難であり、耐久性においても、隔壁の欠損に
よるタービンロータの破損等の問題があった。
(発明が解決しようとする問題点)
本発明は、従来のラジアルタービン過給機における部品
点数が多く、構造が複雑であるなどの問題、またタービ
ン効率の低下の問題点等を解決しようとするものである
。
点数が多く、構造が複雑であるなどの問題、またタービ
ン効率の低下の問題点等を解決しようとするものである
。
(問題点を解決するための手段)
このため本発明は、スクロールの入口流路を内周側流路
と外周側流路に2分割するように、スクロール軸線方向
に沿ってスクロール入口部に隔壁を設けると共に、前記
内周側流路に流量制御バルブを設けてなるもので、これ
を問題点解決のための手段とするものである。
と外周側流路に2分割するように、スクロール軸線方向
に沿ってスクロール入口部に隔壁を設けると共に、前記
内周側流路に流量制御バルブを設けてなるもので、これ
を問題点解決のための手段とするものである。
(作用)
エンジン回転数が低速で、過給圧力が低い時は、流量制
御バルブは閉じられており、エンジンの排気ガスは外周
側流路からのみ流入するため、入口部の絞り効果により
高圧高流速の排気ガスをノズル部より噴出して、低速時
の過給圧力を向上させることができる。またエンジン回
転数が上昇して過給圧力が上昇した時は、流量制御バル
ブが開き、エンジンの排気ガスは内周側流路からも流入
するため、入口部の開口面積が広がることになり、排気
ガス圧力が抑制され、過給圧力が一定以下になるように
制御される。−(実施例) 以下本発明の実施例を図面について説明すると、タービ
ンハウジング1のスクロール入口部2はスクロール軸線
方向に沿って設けられた隔壁3で2つの内周側流路4a
と外周側流路4bに分割されており、また内周側流路4
aの入口部に流量制御バルブ6を設けである。流量制御
バルブ6は、リンク7を介してアクチュエータ8に接続
している。5は前記流路4a、4bがタービンハウジン
グ1の内部で合流した流路である。
御バルブは閉じられており、エンジンの排気ガスは外周
側流路からのみ流入するため、入口部の絞り効果により
高圧高流速の排気ガスをノズル部より噴出して、低速時
の過給圧力を向上させることができる。またエンジン回
転数が上昇して過給圧力が上昇した時は、流量制御バル
ブが開き、エンジンの排気ガスは内周側流路からも流入
するため、入口部の開口面積が広がることになり、排気
ガス圧力が抑制され、過給圧力が一定以下になるように
制御される。−(実施例) 以下本発明の実施例を図面について説明すると、タービ
ンハウジング1のスクロール入口部2はスクロール軸線
方向に沿って設けられた隔壁3で2つの内周側流路4a
と外周側流路4bに分割されており、また内周側流路4
aの入口部に流量制御バルブ6を設けである。流量制御
バルブ6は、リンク7を介してアクチュエータ8に接続
している。5は前記流路4a、4bがタービンハウジン
グ1の内部で合流した流路である。
次に作用を説明すると、エンジン回転数が低速時で、過
給圧力が低い時は、流量制御バルブ6は閉じられており
、エンジンの排気ガスは外周側流路4bからのみ流入す
るため、流路の絞り効果により高圧高流速の排気ガスを
ノズル部9より噴出することができ、また外周側流路4
bからの流れ10に、スクロール末端部からの流れ11
が自然に合流するため、タービン効率を低下させること
なく、低速時の過給圧力を向上させることができる。
給圧力が低い時は、流量制御バルブ6は閉じられており
、エンジンの排気ガスは外周側流路4bからのみ流入す
るため、流路の絞り効果により高圧高流速の排気ガスを
ノズル部9より噴出することができ、また外周側流路4
bからの流れ10に、スクロール末端部からの流れ11
が自然に合流するため、タービン効率を低下させること
なく、低速時の過給圧力を向上させることができる。
次にエンジン回転数が上昇して過給圧力が上昇した時に
は、アクチュエータ8によりリンク7を介して流量制御
バルブ6が開き、エンジンの排気ガスは内周側流路4a
からも流入するため、入口部の開口面積が広がることに
なり、排気ガス圧力が抑制されて過給圧力が一定以下に
なるように制御される。なお、第1図の流量制御バルブ
6はバタフライバルブの場合を示したが、スイングバル
ブを用いてもよい。バタフライバルブではバルブ閉時の
ガスシール性は低下するが、開時の開口面積を広くとる
ことができ、スイングバルブ方式より流量制御範囲を広
くすることができる。
は、アクチュエータ8によりリンク7を介して流量制御
バルブ6が開き、エンジンの排気ガスは内周側流路4a
からも流入するため、入口部の開口面積が広がることに
なり、排気ガス圧力が抑制されて過給圧力が一定以下に
なるように制御される。なお、第1図の流量制御バルブ
6はバタフライバルブの場合を示したが、スイングバル
ブを用いてもよい。バタフライバルブではバルブ閉時の
ガスシール性は低下するが、開時の開口面積を広くとる
ことができ、スイングバルブ方式より流量制御範囲を広
くすることができる。
以上詳細に説明した如く本発明は構成されているので、
内周側流路が流量制御バルブで閉じている場合において
も、隔壁出口部では外周側流路から流入する流れに、ス
クロール末端部からの流れが自然に合流するため、従来
の隔壁を設けた場合のようにタービン効率の低下という
問題は生じない。なお、本発明においては、隔壁の位置
で外周側流路と内周側流路の面積比を任意に設定するこ
とにより、可変範囲を種々設定することができる。
内周側流路が流量制御バルブで閉じている場合において
も、隔壁出口部では外周側流路から流入する流れに、ス
クロール末端部からの流れが自然に合流するため、従来
の隔壁を設けた場合のようにタービン効率の低下という
問題は生じない。なお、本発明においては、隔壁の位置
で外周側流路と内周側流路の面積比を任意に設定するこ
とにより、可変範囲を種々設定することができる。
第1図は本発明の実施例を示すラジアルクービン過給機
の側断面図、第2図は第1図のA矢視図、第3図及び第
4図は夫々従来のラジアルタービンの側断面図である。 図の主要部分の説明 1−・タービンハウジング 2・−人口部 3・−隔壁 4a−・・内周側流路 4b−外周側流路 6・−流量制御バルブ 第1医 第2図 第3図 第4図 手続補正書 昭和60年10月29日 特許庁曇官 宇 賀 道 部 殿 1、事件の表示 特願昭60−217522号 2、発明の名称 可変容量ラジアルタービン過給機 3、?ili正をする者 事件との関係 特許出願人 住所 名 称 (001)アイシン精機株式会社4、代理人
の側断面図、第2図は第1図のA矢視図、第3図及び第
4図は夫々従来のラジアルタービンの側断面図である。 図の主要部分の説明 1−・タービンハウジング 2・−人口部 3・−隔壁 4a−・・内周側流路 4b−外周側流路 6・−流量制御バルブ 第1医 第2図 第3図 第4図 手続補正書 昭和60年10月29日 特許庁曇官 宇 賀 道 部 殿 1、事件の表示 特願昭60−217522号 2、発明の名称 可変容量ラジアルタービン過給機 3、?ili正をする者 事件との関係 特許出願人 住所 名 称 (001)アイシン精機株式会社4、代理人
Claims (1)
- 可変容量タービンハウジングにおいて、スクロールの入
口流路を内周側流路と外周側流路に2分割するように、
スクロール軸線方向に沿ってスクロール入口部に隔壁を
設けると共に、前記内周側流路に流量制御バルブを設け
たことを特徴とする可変容量ラジアルタービン過給機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60217522A JPS6278434A (ja) | 1985-09-30 | 1985-09-30 | 可変容量ラジアルタ−ビン過給機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60217522A JPS6278434A (ja) | 1985-09-30 | 1985-09-30 | 可変容量ラジアルタ−ビン過給機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6278434A true JPS6278434A (ja) | 1987-04-10 |
Family
ID=16705560
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60217522A Pending JPS6278434A (ja) | 1985-09-30 | 1985-09-30 | 可変容量ラジアルタ−ビン過給機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6278434A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20040046031A (ko) * | 2002-11-26 | 2004-06-05 | 현대자동차주식회사 | 격막 터보 챠저 제어장치 |
JP2010203261A (ja) * | 2009-02-27 | 2010-09-16 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 可変容量型排気ターボ過給機 |
CN103174470A (zh) * | 2011-12-23 | 2013-06-26 | 曼卡车和巴士奥地利股份公司 | 用于控制和/或调节发动机制动运行的节流装置的组件 |
US20130219885A1 (en) * | 2010-11-05 | 2013-08-29 | Borgwarner Inc. | Simplified variable geometry turbocharger with increased flow range |
-
1985
- 1985-09-30 JP JP60217522A patent/JPS6278434A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20040046031A (ko) * | 2002-11-26 | 2004-06-05 | 현대자동차주식회사 | 격막 터보 챠저 제어장치 |
JP2010203261A (ja) * | 2009-02-27 | 2010-09-16 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 可変容量型排気ターボ過給機 |
US9151218B2 (en) | 2009-02-27 | 2015-10-06 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Variable capacity exhaust gas turbocharger |
US20130219885A1 (en) * | 2010-11-05 | 2013-08-29 | Borgwarner Inc. | Simplified variable geometry turbocharger with increased flow range |
CN103174470A (zh) * | 2011-12-23 | 2013-06-26 | 曼卡车和巴士奥地利股份公司 | 用于控制和/或调节发动机制动运行的节流装置的组件 |
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