JPS6278010A - 繊維性断熱材の梱包方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［技術分野１ 本発明はグラスウールのような繊維性断熱材を合成樹脂
シートで梱包する方法に関するものである。

［背景技術］ 一般にグラスウールのような繊維性断熱材は上下に合成
樹脂シートを重ね、繊維性断熱材の周縁に沿って上下の
合成樹脂シートがヒートシールされるのであるが、周縁
の全周に亘って上下の合成０（脂シートを融着するよう
にヒートシールしているので内部に空気のこもった状態
で内部の空気が抜けず、繊維性断熱材を梱包した梱包物
を多数個積み重ねて圧縮して小さくなるように梱包しよ
うとしても圧縮できず圧縮梱包ができないという問題が
あり、またたとえ圧縮するとき孔が明いたりして空気が
抜けて圧縮梱包できたとしても復元するとき空気が入り
にくくて復元スピードが遅いという問題がある。この問
題を解決するため合成ａｊ脂レシートＩＩＩＪ、ａ性断
熱材を梱包した後空気孔を設けることも考えられるが、
梱包した後別工程で空気孔を明ける必要があって、製造
が複雑になるという問題ある。

［発明の目的］ 本発明は叙述の点に鑑みてなされたものであって、本発
明の目的とするところはヒートシールして梱包するとき
同時：こ空気孔が形成されて簡単に製造できるｉＩＡ性
断熱材の梱包方法を提供するにある。

［発明の開示１ 本発明繊維性断熱材の梱包方法は、矩形状の繊維性断熱
材１の上Ｆに合成樹脂シート２を重ね、繊維性断熱材１
の周縁に沿って上下の合成樹脂シー）２をヒートシール
して梱包する方法において、ヒートシール部３の長手方
向に上下の合成樹脂シート２が融着された融着８Ｓ３　
ａと上下の合成樹脂シート２が融着されない非融着部３
ｂが交互に存在するようにヒートシールすることを特徴
とするものであって、上述のように構成することにより
従来例の欠点を解決したものである。つまりヒートシー
ル部３の長手方向に上下の合成樹脂シート２が融着され
た融着部３ａと上下の合成樹脂シート２が融着されない
非融着部３ｂが交互に存在するようにヒートシールした
ことにより上下の合成樹脂シート２が融着されて合成樹
脂シート２で梱包されると同時に非融着部３ｂにて空気
孔が形成されるようになって製造が簡単になったもので
ある。

以下本発明を実施例により詳述する。

繊維性断熱材１は例えばグラスウールであり、フープ状
の繊維性断熱材４を巻戻しながら供給され、切［装置１
０にて適宜長さに切断して矩形状の定尺物として次々と
第１図矢印方向に搬送される。上下の合成０（脂シート
２は合成樹脂シート２が７−プ状に巻かれたシート供給
部５から巻戻しながら連続的に供給され、繊維性断熱材
１の上下に重ねられる。繊維性断熱材１の上下に合成樹
脂シート２を重ねた後繊維性断熱材１の周縁に沿って上
下の合成樹脂シート２がヒートシールされる。

このヒートシールする装置には繊維性断熱材１の搬送方
向と直交する方向にヒートシールする横ヒートシール装
置６と搬送方向にヒートシールする縦ヒートシール装置
７とがある。横ヒートシール装置６は上下にギロチン状
に配設したヒートシール板６ａと受は台６ｂとにより構
成されている。ヒートシール板６ａには内部にヒータを
内装してあり、ヒートシール板６ａの下端１こは長手方
向に間欠的に逆Ｖ字状の切り欠き８を設けてあって、切
り欠き８間に圧接部９を形成しである。縦ヒートシール
装置７は上下のヒートシールローラ７ａにて構成されて
いる。繊維性断熱材１の上下に合成樹脂シート２が重ね
られて送られてくると、繊維性断熱材１の周縁の四辺の
うち搬送力向と平行な二辺に対応する部分では縦ヒート
シール装置７の上４でのヒートシールローラ７ａにて全
長に亘って′Ａ密的にヒートシールされる。また繊維性
断熱材１の搬送方向と直交する二辺に対応する部分は横
ヒートシール装置６にてヒートシールされる。つま１）
ヒートシール板６ａと受は台６Ｉ］との間に上下の合成
樹脂シート２が挟まれてヒートシールされる。するとヒ
ートシール板６ａの圧接部９に対応する部分では融着さ
れ、切り欠き８に対応する部分では融着されない。従っ
て横ヒートシール装置６でヒートシールするヒートシー
ル部３では融着部３ａと非融着部３ｂとが交互に形成さ
れる。横ヒートシール装置６でヒートシールされたヒー
トシール部３でヒートシール部３に沿って切断され、非
融着部３ｂが開口されて空気孔になる。ヒートシール部
３で切断するには切断装置で切断しても、ヒートシール
板６ａでヒートシールするとき圧接部９でヒートシール
と同時に点線状に切断し、引っ張り等で引きちぎって切
断してもよい。

［発明の効果］ 本発明は叙述のようにヒートシール部の長手方向に上下
の合成樹脂シートが融着された融着部と上下の合成樹脂
シートが融着されない非融着部が交互に存在するように
ヒートシールするので、ヒートシールと同時に非融着部
にて空気孔を形成できるものであって、従来のように別
工程を要せず空気孔を明けて簡単に製造できるものであ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の概略正断面図、第２図は同
上の側断面図、第３図は同上の横ヒートシール装置の要
部の斜視図であって、１はｉ離性断熱材、２は合成樹脂
シート、３はヒートシール部、３ａは融着部、３ｂは非
融着部である。 代理人　弁理士　石　１）艮　七 １１１図 筺２図 １ｆＢ図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ［１］矩形状の繊維性断熱材の上下に合成樹脂シートを
   重ね、繊維性断熱材の周縁に沿って上下の合成樹脂シー
   トをヒートシールして梱包する方法において、ヒートシ
   ール部の長手方向に上下の合成樹脂シートが融着された
   融着部と上下の合成樹脂シートが融着されない非融着部
   が交互に存在するようにヒートシールすることを特徴と
   する繊維性断熱材の梱包方法。 ［２］矩形状の繊維性断熱材を搬送しながら繊維性断熱
   材の上下に合成樹脂シートを重ね、繊維性断熱材の周縁
   に沿ってヒートシールすることを特徴とする特許請求の
   範囲第１項記載の繊維性断熱材の梱包方法。