JPS5912537B2 - 綿状物体の圧縮包装方法 - Google Patents
綿状物体の圧縮包装方法Info
- Publication number
- JPS5912537B2 JPS5912537B2 JP5193976A JP5193976A JPS5912537B2 JP S5912537 B2 JPS5912537 B2 JP S5912537B2 JP 5193976 A JP5193976 A JP 5193976A JP 5193976 A JP5193976 A JP 5193976A JP S5912537 B2 JPS5912537 B2 JP S5912537B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat
- cotton
- pair
- shrinkable
- packaging
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Basic Packing Technique (AREA)
- Auxiliary Devices For And Details Of Packaging Control (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はかさ比重が小さく圧縮した時の反溌力の大きい
綿状物体を元の体積の半分以下に圧縮して包装する綿状
物体の圧縮包装方法に関する。
綿状物体を元の体積の半分以下に圧縮して包装する綿状
物体の圧縮包装方法に関する。
従来、岩綿、グラスウール、アスベスト等のかさ比重が
小さく、圧縮した時の反溌力の大きい綿状物体の包装は
あらかじめ製袋された紙袋の中に押込んで包装するか、
段ボール函に収納する方法によつて行われてきたため、
せいぜい元の体積の70ないし80%程度の大きさにし
か圧縮することが出来ず、かさが大きい故に輸送費、倉
庫費等は高くつき、且つ被包装物が弾発力を有する故に
重積されたものが荷くずれしやすかつた。本発明者は叙
上の欠点を解消した綿状物体の包装方法につき研究の結
果、熱収縮フィルム単体あj るいは熱収縮フィルムの
2周辺もしくは4周辺を残してそれ以外の領域に加熱収
縮しないシート状物を貼合した複合フィルムよりなる1
対の包材の間に綿状物体を挾持し、前記綿状物体を緊密
に圧縮してから、前記1対の包材の開放して対向してo
いる4周辺部どうしを合わせて熱接着し、次いで前記
綿状物体の圧縮状態を保持したまま前記1対の包材の熱
収縮性周辺部を加熱収縮させることにより綿状物体を1
/2以下に圧縮包装することが出来ることを見い出し、
かかる知見にもとづいて15本発明を完成したものであ
る。
小さく、圧縮した時の反溌力の大きい綿状物体の包装は
あらかじめ製袋された紙袋の中に押込んで包装するか、
段ボール函に収納する方法によつて行われてきたため、
せいぜい元の体積の70ないし80%程度の大きさにし
か圧縮することが出来ず、かさが大きい故に輸送費、倉
庫費等は高くつき、且つ被包装物が弾発力を有する故に
重積されたものが荷くずれしやすかつた。本発明者は叙
上の欠点を解消した綿状物体の包装方法につき研究の結
果、熱収縮フィルム単体あj るいは熱収縮フィルムの
2周辺もしくは4周辺を残してそれ以外の領域に加熱収
縮しないシート状物を貼合した複合フィルムよりなる1
対の包材の間に綿状物体を挾持し、前記綿状物体を緊密
に圧縮してから、前記1対の包材の開放して対向してo
いる4周辺部どうしを合わせて熱接着し、次いで前記
綿状物体の圧縮状態を保持したまま前記1対の包材の熱
収縮性周辺部を加熱収縮させることにより綿状物体を1
/2以下に圧縮包装することが出来ることを見い出し、
かかる知見にもとづいて15本発明を完成したものであ
る。
即ち、本発明は熱収縮フィルム単体あるいは熱収縮フィ
ルムの2周辺もしくは4周辺を残してそれ以外の領域に
加熱収縮しないシート状物を貼合した複合フィルムより
なる1対の包材の間に綿状ク0 物体を挾持し、前記綿
状物体を緊密に圧縮してから、前記1対の包材の開放し
て対向している4周辺部どうしを合わせて熱接着し、次
いで前記綿状物体の圧縮状態を保持したまま前記1対の
包材の熱収縮性周辺部を加熱収縮させることを特徴とす
25る綿状物体の圧縮包装方法である。
ルムの2周辺もしくは4周辺を残してそれ以外の領域に
加熱収縮しないシート状物を貼合した複合フィルムより
なる1対の包材の間に綿状ク0 物体を挾持し、前記綿
状物体を緊密に圧縮してから、前記1対の包材の開放し
て対向している4周辺部どうしを合わせて熱接着し、次
いで前記綿状物体の圧縮状態を保持したまま前記1対の
包材の熱収縮性周辺部を加熱収縮させることを特徴とす
25る綿状物体の圧縮包装方法である。
以下本発明につき図面を参照しながら詳細に説明する。
先ず、第1図示の如く支持台5上に被包装物である綿状
物体2を配置すると共に支持台5と対向30してプレス
盤4を設け、一方1対の塩化ビニル樹脂、塩化ビニリデ
ン樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン
等の熱収縮フィルム1a、Ibをロール3a、3bより
送り出し熱収縮フィルム1aは綿状物体2とプレス盤4
の間に、又熱35収縮フィルムIbは綿状物体2と支持
台5の間を通して1対の熱収縮フィルム1a、Ib間に
綿状物体2を挾持する。
物体2を配置すると共に支持台5と対向30してプレス
盤4を設け、一方1対の塩化ビニル樹脂、塩化ビニリデ
ン樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン
等の熱収縮フィルム1a、Ibをロール3a、3bより
送り出し熱収縮フィルム1aは綿状物体2とプレス盤4
の間に、又熱35収縮フィルムIbは綿状物体2と支持
台5の間を通して1対の熱収縮フィルム1a、Ib間に
綿状物体2を挾持する。
尚、図において符号6はカードローラ一を示す。そして
第2図示の如くプレス盤4を下方へ降下させて綿状物体
2を緊密に圧縮する。
第2図示の如くプレス盤4を下方へ降下させて綿状物体
2を緊密に圧縮する。
次いで第3図示の如く前記1対の熱収縮フイルム1a,
1bの開放して対向している4周辺部7aと7bの両側
にプレス盤4からは熱板8aを下方へ突出させ、一方支
持台5からは熱板8bを上方へ突出させて設け両熱収縮
フイルム1a,1bを対向する熱板8a,8bで挟んで
熱収縮フイルム1aの4周辺部7aと熱収縮フイルム1
bの4周辺部Tbとを合わせ熱板8a,8bによつて熱
接着する。
1bの開放して対向している4周辺部7aと7bの両側
にプレス盤4からは熱板8aを下方へ突出させ、一方支
持台5からは熱板8bを上方へ突出させて設け両熱収縮
フイルム1a,1bを対向する熱板8a,8bで挟んで
熱収縮フイルム1aの4周辺部7aと熱収縮フイルム1
bの4周辺部Tbとを合わせ熱板8a,8bによつて熱
接着する。
ここにおいて熱板8a及び8bは不使用時はそれぞれプ
レス盤4、及び支持台5内に収納されており、使用時に
プレス盤4、及び支持台5より突出させて使用するよう
にプレス盤4及び支持台5にそれぞれ装着されているも
のである。又、図示されてはいないが熱板は熱収縮フイ
ルムの長手方向にも設けられている。前述の如くして4
周辺部を熱接着してから第4図示の如く綿状物体の圧縮
状態を保持したまま側面のみを部分加熱するヒーター9
によつて4周辺部を加熱収縮させ第5図示の如くタイト
に包装された包装物10を得る。
レス盤4、及び支持台5内に収納されており、使用時に
プレス盤4、及び支持台5より突出させて使用するよう
にプレス盤4及び支持台5にそれぞれ装着されているも
のである。又、図示されてはいないが熱板は熱収縮フイ
ルムの長手方向にも設けられている。前述の如くして4
周辺部を熱接着してから第4図示の如く綿状物体の圧縮
状態を保持したまま側面のみを部分加熱するヒーター9
によつて4周辺部を加熱収縮させ第5図示の如くタイト
に包装された包装物10を得る。
本発明方法によれば綿状物体を半分以下に圧縮して包装
することができる。上記包装方法において側面の加熱収
縮処理は必ずしも被包装物の4側面にわたつて行なう必
要はなく相対する2側面のみを加熱収縮するだけでもよ
い。又、包材として熱収縮フイルム単体のみならず第6
,7図に例示する如くフイルムの両端を残し中央部のみ
に紙、不織布、アルミニウム等の加熱収縮しないシート
状物12を貼合した複合フイルム11を使用することも
できる。この複合フイルム11は周辺部のみが加熱収縮
する性質を有しているので包材の被包装物の側面に当接
される部分のみを容易に完全に部分加熱収縮させること
ができる。以上詳記した如く本発明によれば綿状物体を
自然状態の体積の1/2以下に圧縮包装することができ
るので輸送費、倉庫費等を節約することができるのみな
らず、タイトに包装されているので被包装物の弾撥力に
よつて重積されたものが荷くずれするようなことはない
。
することができる。上記包装方法において側面の加熱収
縮処理は必ずしも被包装物の4側面にわたつて行なう必
要はなく相対する2側面のみを加熱収縮するだけでもよ
い。又、包材として熱収縮フイルム単体のみならず第6
,7図に例示する如くフイルムの両端を残し中央部のみ
に紙、不織布、アルミニウム等の加熱収縮しないシート
状物12を貼合した複合フイルム11を使用することも
できる。この複合フイルム11は周辺部のみが加熱収縮
する性質を有しているので包材の被包装物の側面に当接
される部分のみを容易に完全に部分加熱収縮させること
ができる。以上詳記した如く本発明によれば綿状物体を
自然状態の体積の1/2以下に圧縮包装することができ
るので輸送費、倉庫費等を節約することができるのみな
らず、タイトに包装されているので被包装物の弾撥力に
よつて重積されたものが荷くずれするようなことはない
。
第1図ないし第5図は本発明に係る圧縮包装方法を構成
する各工程を示す模式図、第5図は本発明方法によつて
包装された包装物の断面図、第6,7図は複合フイルム
の平面図及びA−A線矢視断面図である。 図の主要な部分を表わす符号の説明、1a,1b・・・
・・・熱収縮フイルム、2・・・・・・綿状物体、7a
,Tb・・・・・・熱収縮フイルムの周辺部、8・・・
・・・熱板、9・・・・・・ヒータ。
する各工程を示す模式図、第5図は本発明方法によつて
包装された包装物の断面図、第6,7図は複合フイルム
の平面図及びA−A線矢視断面図である。 図の主要な部分を表わす符号の説明、1a,1b・・・
・・・熱収縮フイルム、2・・・・・・綿状物体、7a
,Tb・・・・・・熱収縮フイルムの周辺部、8・・・
・・・熱板、9・・・・・・ヒータ。
Claims (1)
- 1 熱収縮フィルム単体あるいは熱収縮フィルムの2周
辺もしくは4周辺を残してそれ以外の領域に加熱収縮し
ないシート状物を貼合した複合フィルムよりなる1対の
包材の間に綿状物体を挾持し、前記綿状物体を緊密に圧
縮してから、前記1対の包材の開放して対向している4
周辺部どうしを合わせて熱接着し、次いで前記綿状物体
の圧縮状態を保持したまま前記1対の包材の熱収縮性周
辺部を加熱収縮させることを特徴とする綿状物体の圧縮
包装方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5193976A JPS5912537B2 (ja) | 1976-05-07 | 1976-05-07 | 綿状物体の圧縮包装方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5193976A JPS5912537B2 (ja) | 1976-05-07 | 1976-05-07 | 綿状物体の圧縮包装方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS52136096A JPS52136096A (en) | 1977-11-14 |
JPS5912537B2 true JPS5912537B2 (ja) | 1984-03-23 |
Family
ID=12900824
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5193976A Expired JPS5912537B2 (ja) | 1976-05-07 | 1976-05-07 | 綿状物体の圧縮包装方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5912537B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5538747A (en) * | 1978-09-11 | 1980-03-18 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | Calling system for order circuit |
JP4902290B2 (ja) * | 2006-08-02 | 2012-03-21 | 株式会社フジシールインターナショナル | 封緘材付き複槽薬剤バッグの製造方法 |
JP4986954B2 (ja) * | 2008-08-20 | 2012-07-25 | 英幸 大坪 | 詰め替え用ティッシュペーパーの包装体および包装方法 |
-
1976
- 1976-05-07 JP JP5193976A patent/JPS5912537B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS52136096A (en) | 1977-11-14 |
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