JPS627749A - クロロプレンゴム用金型汚染防止剤 - Google Patents

クロロプレンゴム用金型汚染防止剤

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JPS627749A
JPS627749A JP14739285A JP14739285A JPS627749A JP S627749 A JPS627749 A JP S627749A JP 14739285 A JP14739285 A JP 14739285A JP 14739285 A JP14739285 A JP 14739285A JP S627749 A JPS627749 A JP S627749A
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JP
Japan
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chloroprene rubber
mold
phosphoric acid
ester compound
acid ester
Prior art date
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Pending
Application number
JP14739285A
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English (en)
Inventor
Hisaharu Nakajima
中島 久治
Kyoken Usuba
恭謙 薄羽
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kawaken Fine Chemicals Co Ltd
Original Assignee
Kawaken Fine Chemicals Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 先1A杜肛九1 本発明は、優れた金型汚染防止効果と塩酸捕捉性を有す
るクロロプレンゴム用金型汚染防止剤に関するものであ
る。
従漣Jと皮迷− クロロプレンゴムは耐オゾン性、耐熱性、耐候性、耐油
性に優れているため、自動車部品をはじめとするさまざ
まな工業用部品に広く用いられている。
クロロプレンゴムを成型して各種の部品を製造する場合
、他の合成ゴムや天然ゴムと同様に、加硫剤、促進剤、
充填剤等の配合剤を混合し、素練りしたものを一金型に
入れ加硫するという工程−がらなりたつ。しかし、クロ
ロプレンゴムは空気中に長期間放置したり、高温でバン
バリー混合すると、脱塩酸をともなって空気酸化を起こ
す欠点がある。
したがって、金型でクロロプレンゴムの加硫を繰り返す
と脱塩酸を伴って金型内の表面に暫時堆積物(スケール
)が付着し、製品の不良発生や作業能率が著しく低下す
るなどの弊害が生じる。
従来、金型表面の堆積物を除去する方法としては、強ア
ルカリ、有機酸、溶剤、アミン系化合物などを用いて洗
浄する方法がある。堆積物が強固に付着している場合は
、金型をこれらの薬剤に長時間浸種したり、竹ベラ等で
物理的に取りのぞいているのが実情である。しかし、こ
のような洗浄方法は、長時間を要したり、作業者の手を
荒らしたり、金型の腐食を招いたり、悪臭のあるものが
あるなどの欠点を有している。大型の金型の場合は、金
型を解体して、サンドブラスト、ガラスピーズ研磨等に
より堆積物を除去しなければならず、作業が中断され、
生産効率を低下させる原因となっている。
また、加熱や放置によってクロロプレンゴムから発生し
た塩酸を捕捉するために5酸化マグネシウム等の酸受容
体を添加する方法が知られているが、充分満足のいく方
法ではない。
日イ゛。
本発明の目的は、クロロプレンゴム用の金型の汚染を防
止し、しかも加熱や放置等によって発生する塩酸を捕捉
しうる添加剤を提供することにある。
a   ゛ るt・めの 上記問題点は、特定のリン酸エステル化合物を用いるこ
とにより解決される。
すなわち本発明は、−一般式(I) (ただし、式中R,Coは、炭素数8ないし22の飽和
または不飽和の脂肪酸残基、R2は炭素数2ないし4の
アルキレン基、Mは水素原子、アルカリ金属、アンモニ
ウム、アルカノールアミンおよびモルホリンの陽イオン
残基から選ばれる少なくとも1種、mは工ないし20の
整数、nは1または2の整数を表す) で示される少なくとも1種のリン酸エステル化合物から
なることを特徴とするクロロプレンゴム用金型汚染防止
剤に関するものである。
本発明で用いられるリン酸エステル化合物は、前記一般
式(I)で示されるポリオキシアルキレンアルカノール
アミドリン酸エステル塩であり、式中のR,Co基とな
りうる脂肪酸残基としては、カプリル酸、カプリン酸、
ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン
酸、イソステアリン酸、オレイン酸、ベヘン酸、ヤシ油
脂肪酸、牛脂脂肪酸、大豆油脂肪酸、ナタネ油脂肪酸な
どの脂肪酸の残基があげられる。
一般式(I)のR2Oは、オキシエチレン基、オキシプ
ロピレン基、オキシブチレン基などであり、またこれら
の付加モル数を表すmは、1ないし20の整数であるが
、実用上2ないし10が好ましい。本発明のリン酸エス
テル化合物は、モノエスル体、ジエステル体として使用
される。
本発明のリン酸エステル化合物はフリーの酸型で用いて
もよいが、次のような塩として使用してもよい。すなわ
ち、ナトリウム塩やカリウム塩などのアルカリ金属塩、
アンモニウム塩、モノエタノールアミン塩、ジェタノー
ルアミン塩、トリエタノールアミン塩などのアルカノー
ルアミン塩、モルポリン塩などであるが、とくに汚染防
止効果の点でトリエタノールアミン塩が好ましい。
本発明のクロロプレンゴム用金型汚染防止剤は、クロロ
プレンゴム生地に通常の加硫剤、促進剤等の配合剤とと
もに素練りし、次いで成型・加硫を行うことにより、金
型の汚染を防止し、しかも加熱等によって発生する塩酸
を捕捉する効果を発揮する。
本発明のクロロプレンゴム用金型汚染防止剤は、加硫ゴ
ムに対して物性上はとんど影響を与えないため、製品の
配合処方に前記一般式(I)のリン酸エステル化合物を
加えることにより金型の汚染を防止することができる。
また、クロロプレンゴム中にあらかじめ、本発明のリン
酸エステル化合物を添加しておいてもよい。もちろん、
本発明のリン酸エステル化合物を練り込んだ未加硫のク
ロロプレンゴム生地は、空気中に長時間放置しても、脱
塩酸による酸化劣化を起こさないため保存性が良好であ
る。
本発明のクロロプレンゴム用金型汚染防止剤は、クロロ
プレンゴム100重量部に対して、前記−服式(I)の
リン酸エステル化合物を0.1ないし10重量部添加す
ればよい。本発明のリン酸エステル化合物は、水などの
溶媒に希釈して用いてもよい。
1胆 本発明のリン酸エステル化合物が、クロロプレンゴム用
金型の汚染防止およびクロロプレンゴムの塩酸捕捉に効
果的な理由は不明である。
乙1を、クロロプレンゴム100重量部に対して0.5
〜5重量部添加(以下、クロロプレンゴム100重量部
に対する配合剤の添加重量部を「phr」と略称する)
して配合物を混練した。170℃で10分間加硫を行い
、金型表面(クロムメッキ)が白濁するまでの成型の繰
り返し回数を測定して、金型汚染防止効果を調べ、その
結果を第1表に示した。また、本発明のリン酸エステル
化合物が成型−品に与える物性の影響を調べ、その結果
も同時に第1表に示した。なお、物性測定の試験片作成
は、170℃−10分加硫を行った。
(処方)             重量部・クロロプ
レンゴム        100・亜鉛華(I号)5.
0 ・加硫促進剤(NA22>        0.8・老
化防止剤(TP)          1.4・老化防
止剤(3C)          1.7・マイクロワ
ックス          1.5・HAF (ジース
ト3)         50.0・SRF     
          25.0・ステアリン酸    
        2.0・炭酸カルシウム      
    25.0・ホワイトカーボン        
 10.0・プロセス イル           5
.0227.4 第1表の結果から明らかなように、本発明のリン酸エス
テル化合物は、通常のクロロプレンゴム処方に配合する
だけで、容易に金型の汚染を防止することが可能であり
、また物性を低下させることもなかった。
実施例2 クロロプレンゴム250gにポ1  シエ し乙1を5
g (2phr>加えたものと無添加のものを、テスト
ロールで50℃にて混練し、得られたシートを細断して
試料片を作成した。この試料片0.5gを試験管に入れ
、150℃に加熱し、流速100 ml/ filin
で空気を送りこみ、試料から発生した塩酸を、0.IN
−塩化カリウム溶液100重量部に導き、溶液のpHを
測定した。なお、0、IN−塩化カリウム溶液はpH6
,5に調整しておいたものを使用した。
150℃で30分間加熱したところ、無添加の試料はp
H3,9になったのに対し、f’ 1L乞エ レン  
−3モル・  スー 1ン モノエ冴乙り乙1を2ph
r添加した試料はpH6,1であった。この結果から、
本発明のリン酸エステル化合物はクロロプレンゴムから
発生する塩酸の受容体として優れていることが認められ
る。
実施例3〜14 実施例1の処方に第2表に示した各種のリン酸エステル
化合物を添加して混練したものを、実施例1に準じて成
型・加硫し、金型の汚染防止効果を調べた。ブランクよ
り成型回数が多かったものを○、ブランクと同程度ない
し以下のものを×と評価した。
光ルケカ」L 本発明のクロロプレンゴム用金型汚染防止剤は、次のよ
うな特徴を有している。
(I)作業性を損ねることなく、安全にクロロブレンゴ
ム用金型の汚染を防止することができる。
(2加熱等によりクロロプレンゴムから発生する塩酸を
捕捉し、脱塩酸による酸化劣化を特徴する

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (ただし、式中R_1COは、炭素数8ないし22の飽
    和または不飽和の脂肪酸残基、R_2は炭素数2ないし
    4のアルキレン基、Mは水素原子、アルカリ金属、アン
    モニウム、アルカノールアミンおよびモルホリンの陽イ
    オン残基から選ばれる少なくとも1種、mは1ないし2
    0の整数、nは1または2の整数を表す) で示される少なくとも1種のリン酸エステル化合物から
    なることを特徴とするクロロプレンゴム用金型汚染防止
    剤。 2、前記一般式( I )のMがトリエタノールアミンで
    ある特許請求の範囲第1項記載の汚染防止剤。
JP14739285A 1985-07-04 1985-07-04 クロロプレンゴム用金型汚染防止剤 Pending JPS627749A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012153552A1 (ja) * 2011-05-09 2012-11-15 電気化学工業株式会社 クロロプレンゴム及びクロロプレンゴム組成物

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