JPS6277425A - 鋼板の冷却方法 - Google Patents
鋼板の冷却方法Info
- Publication number
- JPS6277425A JPS6277425A JP21749985A JP21749985A JPS6277425A JP S6277425 A JPS6277425 A JP S6277425A JP 21749985 A JP21749985 A JP 21749985A JP 21749985 A JP21749985 A JP 21749985A JP S6277425 A JPS6277425 A JP S6277425A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steel sheet
- steel plate
- temp
- cooling
- polymer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Heat Treatment Of Strip Materials And Filament Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
この発明は、連続焼鈍などの鋼板の熱処理・急冷工程に
おける鋼板の冷却方法に関するものである。
おける鋼板の冷却方法に関するものである。
〈従来技術とその問題点〉
従来、鋼板の熱処理における急冷工程では、気水冷却、
ガスジェット冷却、ロール冷却、水冷などが採用されて
いる。
ガスジェット冷却、ロール冷却、水冷などが採用されて
いる。
しかしながら、いずれの方法も、それぞれ、■設備費が
大、■ランニングコストが犬、■冷却能範囲が狭い、■
形状不良等の問題点がある。
大、■ランニングコストが犬、■冷却能範囲が狭い、■
形状不良等の問題点がある。
この発明はこのような問題点を解消すべく提案されたも
ので、その目的は、前述の問題点を全て克服し得る冷却
方法を提供することにある。
ので、その目的は、前述の問題点を全て克服し得る冷却
方法を提供することにある。
〈問題点を解決するための手段〉
この発明に係る鋼板の冷却方法は、ヒート・セパレーシ
ョンの性質を有するポリマー焼入液を用い、ヒート・セ
パレーション温度を越える温度域において、ポリマー焼
入液を鋼板に噴射し、あるいはポリマー焼入液に鋼板を
浸漬してポリマー焼入れした後、鋼板表面に付着した油
膜を内部水冷ロールで連続的に除去し、鋼板を酸化させ
ることなく、冷却できるようにしたものである。
ョンの性質を有するポリマー焼入液を用い、ヒート・セ
パレーション温度を越える温度域において、ポリマー焼
入液を鋼板に噴射し、あるいはポリマー焼入液に鋼板を
浸漬してポリマー焼入れした後、鋼板表面に付着した油
膜を内部水冷ロールで連続的に除去し、鋼板を酸化させ
ることなく、冷却できるようにしたものである。
〈実施例〉
以下この発明を図示する実施例に基づいて説明する。
第1図は噴射ノズル1を用いてポリマー焼入液P、Qを
鋼板2に噴射する噴射法、第2図はポリマー焼入液P、
Qを入れたタンク3に鋼板2を浸漬する浸漬法である。
鋼板2に噴射する噴射法、第2図はポリマー焼入液P、
Qを入れたタンク3に鋼板2を浸漬する浸漬法である。
ポリマー焼入液P−Q、は長期の安定性、逆溶解性、ヒ
ート・セパレーションなどの性質を有するFAG (ポ
リオキシエチレン−プロピレンポリエーテルあるいはポ
リアルキルグリコールエーテル、 H〇−(−CH2CH20)X (−CH20B−0
−)y−H)CH3 水溶液であり、第3図に示すように、均熱温度T1℃の
鋼板2を温度T2℃まで冷却する。
ート・セパレーションなどの性質を有するFAG (ポ
リオキシエチレン−プロピレンポリエーテルあるいはポ
リアルキルグリコールエーテル、 H〇−(−CH2CH20)X (−CH20B−0
−)y−H)CH3 水溶液であり、第3図に示すように、均熱温度T1℃の
鋼板2を温度T2℃まで冷却する。
ここで、PAGの特性として、ヒート・セパレーション
温度以上になると、ヒート・セパレーションをおこし、
水と100%FAGに分離し、ヒート・セパレーション
温度以下で元の均一なPAC)水溶液に戻る。
温度以上になると、ヒート・セパレーションをおこし、
水と100%FAGに分離し、ヒート・セパレーション
温度以下で元の均一なPAC)水溶液に戻る。
さらに、急冷過程では、第1段階で発生する蒸気膜がP
AGの均一な油膜でかなりの高温の領域です早くつぶさ
れ、次の沸騰段階でFAGの均一な油膜が付着し、沸騰
がほとんど見られず、水や一般の焼入油とまったく冷却
機構を異にしている。
AGの均一な油膜でかなりの高温の領域です早くつぶさ
れ、次の沸騰段階でFAGの均一な油膜が付着し、沸騰
がほとんど見られず、水や一般の焼入油とまったく冷却
機構を異にしている。
才た、PAGの冷却速度は油に比べて早く、水と同等か
、それより遅くであり、冷却能は液の濃度、温度、攪拌
速度を変えることにより可変とされている。さらに、ひ
ずみなどの点では、油と同等またはそれ以上の結果が得
られる。
、それより遅くであり、冷却能は液の濃度、温度、攪拌
速度を変えることにより可変とされている。さらに、ひ
ずみなどの点では、油と同等またはそれ以上の結果が得
られる。
このような焼入れ後、ヒート・セパレーションにより鋼
板2には油膜が付着しており、この油膜を内部水冷ロー
ル4により除去する。
板2には油膜が付着しており、この油膜を内部水冷ロー
ル4により除去する。
この際、水冷ロール出側で鋼板温度が冷却到達温度T3
℃となるように調整する。
℃となるように調整する。
次表に、粘度あるいはヒート・セパレーション温度等の
異なる種々のFAGを用いた場合の具体例を示す。
異なる種々のFAGを用いた場合の具体例を示す。
なお、冷却能は20〜b
である。
〈発明の効果〉
前述のとおりこの発明によれば、ヒート・セパレーショ
ンの性質を有するポリマー焼入液を用いて焼入れを行な
い、鋼板表面に付着した油膜を内部水冷ロールで連続的
に除去するようにしたため、次のような効果を奏する。
ンの性質を有するポリマー焼入液を用いて焼入れを行な
い、鋼板表面に付着した油膜を内部水冷ロールで連続的
に除去するようにしたため、次のような効果を奏する。
(1)設備費を小とすることができる。
ガスジェット冷却における大容量ブロア、気水゛冷却に
おける酸洗設備が不要となる。さらに、冷却能アップに
よりライン長を短縮することができる。
おける酸洗設備が不要となる。さらに、冷却能アップに
よりライン長を短縮することができる。
(11) ランニングコストを小とすることができる
。
。
大容量ブロア不要のため、ブロアー電力費を削減でき、
さらに、ポリマーは半永久的に使用可能であり、消耗分
の補充のみ必要となる。
さらに、ポリマーは半永久的に使用可能であり、消耗分
の補充のみ必要となる。
(iiil 鋼種により冷却能を変化させることがで
きる0 ポリマー焼入液の濃度・温度・攪拌速度を変えることに
より冷却能を可変とすることができる。
きる0 ポリマー焼入液の濃度・温度・攪拌速度を変えることに
より冷却能を可変とすることができる。
第1図はこの発明に係る噴射法を示す概略図、第2図は
浸漬法を示す概略図、第3図は冷却温度変化を示すグラ
フである。 1・・噴射ノズル、2・・鋼板、3・・タンク、4・・
内部水冷ロール。
浸漬法を示す概略図、第3図は冷却温度変化を示すグラ
フである。 1・・噴射ノズル、2・・鋼板、3・・タンク、4・・
内部水冷ロール。
Claims (1)
- (1)鋼板の熱処理・急冷工程において、ヒート・セパ
レーションの性質を有するポリマー焼入液を用い、ヒー
ト・セパレーション温度を越える温度域において、ポリ
マー焼入液を鋼板に噴射し、あるいはポリマー焼入液に
鋼板を浸漬してポリマー焼入れした後、鋼板表面に付着
した油膜を内部水冷ロールで連続的に除去することを特
徴とする鋼板の冷却方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21749985A JPS6277425A (ja) | 1985-09-30 | 1985-09-30 | 鋼板の冷却方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21749985A JPS6277425A (ja) | 1985-09-30 | 1985-09-30 | 鋼板の冷却方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6277425A true JPS6277425A (ja) | 1987-04-09 |
Family
ID=16705195
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21749985A Pending JPS6277425A (ja) | 1985-09-30 | 1985-09-30 | 鋼板の冷却方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6277425A (ja) |
-
1985
- 1985-09-30 JP JP21749985A patent/JPS6277425A/ja active Pending
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