JPS6277367A - 2−(ヘテロアルキル)−1,4−ジヒドロピリジン、その製法およびそれを含有する医薬組成物 - Google Patents

2−(ヘテロアルキル)−1,4−ジヒドロピリジン、その製法およびそれを含有する医薬組成物

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JPS6277367A
JPS6277367A JP61184982A JP18498286A JPS6277367A JP S6277367 A JPS6277367 A JP S6277367A JP 61184982 A JP61184982 A JP 61184982A JP 18498286 A JP18498286 A JP 18498286A JP S6277367 A JPS6277367 A JP S6277367A
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dihydropyridine
nitrophenyl
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JP61184982A
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カルメロ・ア・ガンドルフィ
マルコ・フリゲリオ
シルバノ・スピネリ
オドアルド・トファネッチ
セルジオ・トグネラ
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Boehringer Ingelheim Italia SpA
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Boehringer Biochemia Robin SpA
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、2−(ホスホニウムまたはアンモニウム−メ
チル)−1,4−ジヒドロピリジン塩、それらの2−ハ
ロメチル中間体、それらの製法およびそれらを含有する
医薬組成物に関する。
[発明の構成〕 本発明の化合物は、一般式(I): [式中、Rは水素または炭素数1〜5の低級アルキル基
; R1はアセチル基、ベンゾイル基、シアノ基、ニトロ基
、エステル化カルボキシル基co2]74(式中、R4
は置換されていないあるいは水酸基、アミノ基、モノア
ルキルアミノ基、ジアルキルアミノ基あるいは炭素数1
〜6のアルコキシ基で置換されている炭素数1〜6のア
ルキル鎖;炭素数3〜6のアルケニル基;置換されてい
てもよいアリール基;および置換されていてもよい炭素
数7〜lOのアラルキル基よりなる群から選ばれた基で
ある)、またはアミド基−CONH5R6(式中、R5
およびR6は同じかまたは異なっていてもよく、それぞ
れ水素、炭素数1〜,6のアルキル基、ベンジル基また
はアリール基である); R2は、(a>置換されていないあるいは炭素数1〜6
のアルコキシ基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素
数1〜4のハロアルコキシ基、ハロゲン原子、ニトロ基
、シアノ基、炭素数1〜6のアルコキシカルボニル基、
炭素数1〜6のアルキルチオ基および炭素数1〜6のア
ルキルスルフィニル基のうちの少なくとも1つで置換さ
れているフェニル基、(b)ペンタフルオロフェニル基
、〈C)αまたはβ−ナフチル基、(d)5または6員
環の複素環、(e)α−ベンゾ[2,3−bツー1.4
−ジオキサン−α−イル、および(bα−ベンゾ[3、
4−cl−フロキサニル基よりなる群から選ばれた基; R3はエステル化カルボキシル基CO2Ra  (式中
、R4は前記と同じ); Aは塩素、臭素、ヨウ素、ホスホニウム塩”PH1,R
”  R9X−またはアンモニウム塩NRRRX  (
式中、R7、R8およびR9は同じかまたは異なり、そ
れぞれ炭素数1〜6の低級アルキル基、置換されている
あるいは置換されていないアリール基、または置換され
ているあるいは置換されていない炭素数7〜IOのアラ
ルキル基、RID、R1+およびHI2は同じかまたは
異なる炭素数1〜6の低級アルキル基、またはRID、
R11゛およびHI2の1つが炭素数1〜6の低級アル
キル基であり残りの2つがそれらが結合しているチッ素
原子と共に環を形成している、またはRIG、R1+お
よびHI3の1つが結合手であり残りの2つがそれらが
結合しているチッ素原子と共に複素環を形成し、該複素
環はハロゲン、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜
6のアルコキシ基、カルボキシル基、エステル化カルボ
キシル基CO2Ra  (式中、R4は前記と同じ) 
−CミN 、 −CONH2または置換されているある
いは置換されていないアリール基で任意に置換されてい
てもよい、X−は薬理学的に許容しつるアニオン)]で
あらわされる。
一般式(I)の化合物の光学的対掌体、たとえばエナン
チオマー、および一般式CI)の化合物の光学的対掌体
のラセミ混合物も本発明の範囲内に包含される。
炭素数1〜6のハロアルキル基は、好ましくは3つのハ
ロゲンで置換されているアルキル基であり、特にトリフ
ルオロメチル基が好ましい。
炭素数1〜4のハロアルコキシ基は、ジフルオロメトキ
シ基が好ましい。
炭素数1〜6のアルキル基は、メチル基、エチル基、イ
ソプロピル基またはt−ブチル基が好ましい。
アリール基としては、フェニル基が好ましい。
炭素数3〜6のアルケニル基としては、アリル基が好ま
しい。
モノアルキルアミノ基は、メチル、エチル、イソプロピ
ルまたはベンジルアミノ基が好ましい。
ジアルキルアミノ基は、ジメチルアミノ基、ジエチルア
ミノ基、ベンジルアミノ基またはメチルアミノ基が好ま
しい。さらに好ましくは、ジアルキルアミノ基はジアル
キル置換基が環式基の要素を構成しているピロリジン−
1−イル、ピペリジン−1−イル、ピペラジン−1−イ
ル、4−置換ピラジン−1−イル、イミダゾール−1−
イル、2−アルコキシカルボニル−ピロリジン−1−イ
ルなどの基が好ましい。
炭素数1〜4のアラルキル基は、好ましくはベンジル基
である。
アニオンX−は、好ましくはCl−1Br−51″″、
CH3SO3−、’Ca 04−1BF4− 、Cll
3Co2−および(パラ) CH3−C6H5−3O3
−である。Rは水素が好ましく 、C0NR5R6は−
CONH2が好ましい。R’、R8およびR9は同一の
基であるのが好ましく、さらに好ましくは、これらがn
−ブチル基またはフェニル基である。
一般式N RIORI+  R11、R12であらわさ
れる好まし04級アンモニウム塩としては、■−メチル
ピペリジニウム塩、トリエチルアンモニウム塩、ジアザ
[2,2,2]パイシクロオクタニウム塩などがあげら
れる。
好ましく1ヘテロアロマテイク4級アンモニウム塩とし
ては、ピペリジニウム塩、ピリミジニウム塩、ピラジニ
ウム塩、1−イミダゾリニラ塩、オキサシリウム塩、チ
アゾリウム塩、ピラゾリウム塩などがあげられる。
本発明の好ましい化合物の具体例としては、2−クロロ
メチル−3,5−ジカルボエトキシ−4−(m−ニトロ
フェニル)−6−メチル−1,4−ジヒドロピリジン、
2−クロロメチル−3,5−ジカルボエトキシ−4−(
ffl−トリフルオロメチルフェニル)−6−メチル−
1,4−ジヒドロピリジン、2−クロロメチル−3゜5
−ジカルボエトキシ−4−(m−クロロフェニル)−6
−メチル−1,4−ジヒドロピリジン、2−クロロメチ
ル−3,5−ジカルボエトキシ−4−(0−メチルチオ
フェニル−6−メチル−1,4−ジヒドロピリジン、2
−クロロメチル−3−カルボエトキシ−5−カルボメト
キシ−4−(m−ニトロフェニル)−6−メチル−1,
4−ジヒドロピリジン、2−クロロメチル−3−カルボ
メトキシ−5−カルボエトキシ−4−([11−ニトロ
フェニル)−6−メチル−1,4−ジヒドロピリジン、
2−クロロメチル−3−カルボエトキシ−5−アセチル
−4−(m−ニトロフェニル)−6−メチル−1,4−
ジヒドロピリジン、2−クロロメチル−3−カルボエト
キシ−5−シアノ−4−(m−ニトロフェニル)−6−
メチル−1,4−ジヒドロピリジン、2−アイオドメチ
ル−3゜5−ジカルボエトキシ−4−(m−ニトロフェ
ニル)−6−メチル−1,4−ジヒドロピリジン、2−
クロロメチル−3−カルボエトキシ −5−ニトロ−4
−(I++−ニトロフェニル)−6−メチル−1,4−
ジヒドロピリジン、[(6−メチル−3,5−ジカルボ
エトキシ−4−(m−ニトロフェニル)−1,4−ジヒ
ドロピリジン−2−イル)−メチルコ トリエチルホス
ホニウムクロライド、[(6−メチル−3,5−ジカル
ボエトキシ−4−(m−ニトロフェニル)−1,4−ジ
ヒドロピリジン−2−イル)−メチルコートリブチルホ
スホニウムクロライド、[(8−メチル−3,5−ジカ
ルボエトキシ−4−(m−ニトロフェニル)−1,4−
ジヒドロピリジン−2−イル)−メチルコ トリフェニ
ルホスホニウムクロライド、[(6−メチル−3,5−
ジカルボエトキシ−4−(0−ニトロフェニル)−1,
4−ジヒドロピリジン−2−イル)−メチルコ トリフ
ェニルホスホニウムクロライド、[(6−メチル−3,
5−ジカルボエトキシ−4−(O−クロロフェニル)−
1,4−ジヒドロピリジン−2−イル)−メチル] ト
リフェニルホスホニウムクロライド、[(6−メチル−
3,5−ジカルボエトキシ−4−(m−ニトロフェニル
)−1,4−ジヒドロピリジン−2−イル)−メチル]
 トリフェニルホスホニウムクロライド、[(6−メチ
ル−3,5−ジカルボエトキシ−4−(m−ニトロフェ
ニル)−1,4−ジヒドロピリジン−2−イル)−メチ
ルコ トリフェニルホスホニウムアイオダイド、[(6
−メチル−3−シアノ −5−カルボエトキシ−4−(
m−ニトロフェニル)−1,4−ジヒドロピリジン−2
−イル)−メチル] トリフェニルホスホニウムクロラ
イド、1−[(6−メチル−3,5−ジカルボエトキシ
−4−(a−ニトロフェニル)−1,4−ジヒドロピリ
ジン−2−イル)−メチルコビリジニウムクロライド、
l−[(6−メチル−3,5−ジカルボエトキシ−4−
(m−ニトロフェニル)−1,4−ジヒドロピリジン−
2−イル)−メチル−3−カルバモイルピリジニウムク
ロライド、1−[((i−メチル−3,5−ジカルボエ
トキシ−4−(ω−ニトロフェニル)−1,4−ジヒド
ロピリジン−2−イル−メチル]−1,4−[2,2,
2コシアザバイシクロオクタニウムクロライドなどがあ
げられる。
本発明の化合物は、一般式(If) (式中、R,R1、R2およびR4は前記と同じ、Xo
は塩素または臭素、記号二二二一および二重は同じかま
たは異なりでもよく単結合または二重結合をあられし、
DおよびCは、記号・・・・・・およびLユニが二重結
合のときはそれぞれN112および011てあり、記号
二二二二一および一皿皿が単結合のときは−Nilおよ
び一〇である)であらわされる化合物の環化反応によっ
て一般式(la) : (式中、R,R1、R2、R4およびX ’ i;t 
前記と同じ)であらわされる化合物を生成することから
なる方法によって製造される。
所望であれば、化合物(Ia)はXoがヨウ素である化
合物に任意に変換してもよく、あるいはホスフィン(R
7R”  R9P)またはアミン(Hlfi  R11
RI2 N) (式中、R7、R8、R9、RIO1R″およびR11
、R12は前記と同じ)と反応させて一般式(1)にお
いてAが4級塩である化合物に変換してもよい(4級塩
は、必要に応じて、異なった薬理学的に許容しうるアニ
オンを有する他の4級塩に任意に変換しうる)。
化合物(I)の環化は、たとえば、不活性溶媒中でハロ
ゲン化水素酸、硫酸、アルキルまたはアリールスルホン
酸、ギ酸、酢酸、トリフルオロ酢酸などC酸触媒の存在
下または不存在下で行なうことができる。
溶媒としては、メタノール、エタノール、イソプロパツ
ール、n−ブタノール、イソブタノールなどの炭素数1
〜4の低級アルコール、ベンゼン、トルエンなどの芳香
族炭化水素、ジメトキシエタン、テトラヒドロフランな
どの線状および環状エーテル、エチルアセテートなどの
エステルなどが好適であり、これらは単独または混合し
て用いてもよい。
環化反応は好ましくは一り0℃〜室温、なかんづく約0
−℃で行なわれる。反応時間は2〜3分から数時間の範
囲であるが、通常は2時間を越えることはなく、酸触媒
を添加したときはしばしば反応を完了するのに2〜3分
で充分である。
酸触媒の使用量は0.01〜0.1モル当量とするのが
好ましい。
4級塩(I)の形成は、たとえば不活性溶媒中で一般式
(Ia)の化合物を化学量論量またはわずかに過剰のト
リ置換ホスフィンまたはトリ置換アミンと反応させるこ
とによって行ないうる。該反応において使用する溶媒と
しては、メタノール、エタノールなどの炭素数1〜4の
低級アルコール、ベンゼン、トルエンなどの芳香族炭化
水素、さらにはジメトキシエタン、テトラヒドロフラン
、アセトン、ブタノン、エチルアセテート、アセトニト
リルなどのエーテル、ケトン、ニトリル、エステルなど
が好適であり、これらは単独または混合して用いてもよ
い。反応は約θ℃から反応混合物の還流温度の範囲内、
好ましくは室温から80℃の範囲内の温度で行なうのが
好ましい。
一般式(1)であらわされる化合物は、一般式(I):
pつ (式中、R2、R’およびXoは前記と同じ)であらわ
される化合物を化学m論量またはわずかに過剰の一般弐
剪: (式中、RおよびR14よ前記と同じ)であられさる化
合物と、前記と同様の不活性溶媒、たとえば炭素数1〜
4の低級アルコール、芳香族炭化水素、線状または環状
エーテル、エステル、これらの混合物などの不活性溶媒
中で反応させることによってえられる。
化合物圓と化合物■の上記反応はほぼ室温から還流温度
の範囲内で速度支配(kineticcont、rol
)下に行なわなければならない。反応完了後、反応混合
物はすみやかに15〜0℃に冷却する。生成物は純粋な
形で回収してもよいし直接本発明の方法に使用してもよ
い。反応時間は2〜3分から数時間の範囲内であるが、
通常は2時間を越えることはなく、しばしば反応を完了
するのに2〜3分で充分である。速度支配は、反応■、
シ間が反応混合物の加熱温度と密接に関係することを意
味する。
化合物[1[1)は、一般式M: R2−CIIO(V) (式中、R2は前記と同じ)であらわされるアルデ゛ヒ
トと一般式(vI): 0          @) X’−CH2−C−CH2−CO2Ra(式中、R4お
よびX′は前記と同じ)であらわされる4−ハロー3−
オキソ−ブタノエートとの反応によってえられる。この
反応は、公知の操作によって行なうことができ、たとえ
ばクネーフエナーゲル反応(Knoevenagel 
reaction)によって、すなわちベンゼン、トル
エンなどの不活性溶媒中ピペリジンアセテートの存在下
でアルデヒドとβ−ケトエステルを還流し、反応中形酸
される水を除去することによって行なわれる。
あるいは、核間メチル基(−CH2X ’ −CH3)
の公知のハロゲン化操作にしたがって、一般式(I[D
においてX“が水素である化合物から出発して一般式圓
であらわされる別の化合物を製造することもできる。
一般式Nであらわされる化合物は公知の化合物であり、
商業的1巳入手することができ、あるいは公知の方法で
容易に製造することもできる。
たとえば一般式(Vlla)〜(Vile) :[以下
余白コ OR4NI?S   I?6 H2R (式中、R,R4、R5およびR6は前記と同じであり
、R′はメチル基またはフェニル基を示す)であらわさ
れる化合物などの公知のイソオキサゾール前駆体の水素
化分解によって製造することができる。
本発明の化合物、とくに一般式(+)において八がハロ
ゲン原子またはトリフェニルホスホニウム基である化合
物は、置換反応やカルボニル化合物とのウィツテイヒ反
応(Wltting reaction)などの以後の
反応の出発物質として用いることもできる。したがって
、本発明の化合物は、本願出願人によるイタリア特許出
願第2]944A/85号および第2]876A/85
号明細書に記載の化合物を製造するための中間体として
も有用である。
Rが水素でR1かカルボキシエステル基であるいくつか
の2−クロロメチル−1,4−ジヒドロピリジン化合物
が特許公報に記載されており、たとえば西独特許出願公
開第2629842号明細書(1977、1,27)お
よび欧州特許出願箱0(11113315号明細書(1
983,7,6)は出発物質として多工程の方法で製造
された2−または6−ヒドロキシメチル−1,4−ジヒ
ドロピリジンを開示している。水酸基と塩素置換基との
交換は、有機合成化学の分野でよく知られている通常の
操作で、たとえばトリフェニルホスフィンとCC1aま
たはチオニルクロライドとの手段によって行なわれる。
粗クロロメチル誘導体は、2−シアノメチルジヒドロピ
リジンや2−(N:NR10−ジアルキルアミノメチル
)ジヒドロピリジンを製造するための中間体として用い
られている。また、R2Cll0.4−クロロ−3−オ
キソ −ブタン酸アルキルエステルおよびアルキルアミ
ンクロトネートからの一般式■:I であらわされるフロ[3,4−blジヒドロピリジン類
の製造における推定される中間体として、2−クロロメ
チル誘導体が欧州特許出願第83315号明細書におい
て知られている。
原則的に、上記ラクトンの合成における中間体としての
2(または6)−ハロメチル−1,4−ジヒドロピリジ
ンの推定される生成は、ハロゲン化アルキル脱離による
2−アルキル−4−へロー3−オキソーブタノエートや
2−アルキル−4−ハロー2゜3−ジ置換−2−ブタノ
エートの容易な閉環反応にもとづいている。このよく知
られた閉環反応は加熱によって非常に促進され、ときお
り室温に長期装置いてお(と自然におこることもある。
事実、化合物■と化合物■の反応を、反応混合物のすみ
やかな冷却によって一般式(H)の付加物を’JAHす
るために速度支配下に行なわないときは、一般式■で表
わされる対応するラクトンが主反応生成物として形成さ
れる。
一般式■で表わされるラクトンの合成はまた欧州特許出
願第111453号明細書(t9g4.6.20)に記
載されており、アルデヒドがβ−アミノクロトネートお
よび4−クロロ−3−オキソ−ブタノエートとエタノー
ル中で30時間反応させられている。前述のこれら先行
技術文献においては、2(または6)−ハロメチルジヒ
ドロピリジンは単に中間体としてしか開示されておらず
治療活性についてはまったく報告されていない。
本発明の化合物は、試験管内実験で拮抗性能(anta
gonistlc properties)を、また経
口投与による生体内実験で血圧降下作用 (antlhypertenslve actlvit
y)を示す。
たとえば、本発明の化合物は、ゴツトフレインドの方法
(ティー・ゴツトフレイド等、アーカイブズ・オブ・イ
ンターナショナル・ファーマコダイナミクス、ユ■、2
35.1’98B)(T。
Godf’raind at al、 Archive
s of’International Pharia
codynag+fcs、 172.285〜198(
i)にしたがって、対照物質としてのCa−拮抗薬(C
a−antagonist drug)として知られて
いるニフェジピンと比較して試験してみると、K+減極
された大動脈流中でCaC1zによって誘発された収縮
をインビトロで発揮することができる。
対照物質の1050−2.7x I(IJ Mに比べて
、本発明の化合物ハ1.5x 10−11〜3 x 1
0−9 H)IDs。
値を示す。
本発明の化合物の血圧降下作用の検討を自然発症高血圧
ラット(SHラット)について経口投与後の平均血圧の
低下を測定することによって行なった。
本発明の多くの化合物は、LD5o値の1ノ10以下の
投与量で、基礎値(basal value)に対して
少なくとも15%の平均血圧の低下を示した。この平均
血圧の15%の低下は一般に相当な心臓血管活性(ca
rdiovascular actlvlty)を予測
せしめる証拠であると考えられる。
ラットの脳膜(cerebral rat mesnb
rane)についてのレセ、ブドーリアルパインディン
グスタディ、(receptorial blndln
g 5tudies)は、4級アンモミニウム塩が良好
な親和性を有していることを示した。自然発症高血圧ラ
ットに経口投与したばあい、該化合物は顕著な血圧降下
効果を誘発しなかったが心拍数の減少が観察された。
試験管内での腫瘍細胞の成長抑制剤としてのポテンシャ
ルを評価するために本発明の化合物を試験したところ、
とくにホスホニウム塩が成長培地中最終希釈1〜10μ
g / mlで抑制活性を示した。
本発明の代表的な化合物は2−クロロメチル−3,5−
カルボエトキシ−4−(m−ニトロフェニル)−〇−メ
チルー1,4−ジヒドロピリジンおよび[3,5−ジカ
ルボエトキシ−4−(m−ニトロフェニル)−6−メチ
ル−1,4−ジヒドロピリジン−2−イルコ□メチルー
トリフェニルホスホニウムクロライドである。前者のば
あい、投与Q10mg/kgで無麻酔Sllラットに経
口投与(経口投与による正常ラットにってLD5o> 
1 g )すると平均血圧の45關Hgの低下が観察さ
れた。後者については、Sl+ラットへ3 mg / 
kg経口投与(LD5o > 1000mg/ Icg
、経口)して平均血圧58mHgの低下が観察された。
本発明の化合物はまた細胞膜を酸化性損傷から保護する
ことができる。本発明の化合物でラットの赤血球細胞膜
を培養するとマロンジアルデヒドの生成の減少が見られ
た(エム・アイシャイタ等、アーカイブズ・オブ・イン
ターナショナルφファーマコダイナミクス、261.3
16.1983に記載の試験法による)。
本発明の化合物をあらかじめ経口投与しておくことによ
って、コラーゲンとADP混合物との混合物の巨丸投与
(bolus ada+1nlstratlon)によ
って誘発されるマウスの急性死が防止される。
本発明の化合物は、したがって、カルシウムイオンの細
胞内アベイラビリティ (Intracellular avallabllH
y、)と相互に影響することができ、したがって血管平
滑筋の収縮に関与する代謝プロセスの調整に有用である
一般式−(I)であらわされる化合物は、したがって、
抗トロンビン剤(antlthroibotic dr
ug) S抗転移剤(antlmetastatic 
drug)として共に血管拡張剤、血圧降下剤として有
用である。所望の治療効果をうるために、一般式(I)
であらわされる本発明の化合物は単独で種々の方法で患
者に投与してもよく、あるいは製剤として経口または非
経口的経路、たとえば静脈内または筋肉内経路で投与し
てもよい。この目的に適した医薬組成物は種々の公知の
方法で、たとえば/ドックパブリッシング社発行のレミ
ントンズ・ファーマシューティカル自すイエンス拳ノ1
ンドブ・ツク(Remlngton’s Pharma
ceutical 5e1ence11andbook
、)lack  Publfshing  Compa
ny、UJ、A、)に記載されているごとき方法で製造
することができる。
投与量は治療される疾病の重さおよび投与経路によって
異なる。経口投与のばあい、投与される活性成分の量は
1日に患者の体重1kg当り0.01〜1h+gの範囲
から選ばれる。非経口投与のばあい、活性成分の量は1
日 0.001〜5mg/眩、好ましくは0.01〜2
+ng/kgの範囲から選ばれる。
経口投与における1回の投与には、たとえば0.05〜
1100II1の活性成分が含まれていてもよく、また
非経口投与における1回の投与には、たとえば0.05
〜70nHの活性成分が含まれていてよい。
本発明の化合物は、長持続効果ゆえに1日1〜20の投
与でよいが、1日に繰り返し投与するのが望ましいばあ
いもあり1日の投与回数は患者の状態や投与経路によっ
て変わる。なお、ここで「患者」とは人間のみならず一
般的に温作動物をも意味するものである。
経口投与のばあい、本発明の化合物はカプセル、丸薬、
錠剤、粉末、溶液、懸濁液、エマルジョンなどの固形状
または液状に調剤することができる。単位投与剤形は、
たとえば滑剤やラクトース、サッカロース、でんぷんな
どの不活性賦形剤を含有するハードまたはソフトゼラチ
ンカプセルであってもよい。あるいは、本発明の化合物
は、でんぷん自身やゼラチンなどのバインダー、じゃが
いもでんぷんやアルギン酸などの崩解剤、ステアリン酸
やステアリン酸マグネシウムなどの滑剤と組合せてラク
トース、ショ糖、でんぷんなどのキャリアと共に錠剤と
して投与してもよい。
非経口投与のばあい、本発明の化合物は、水またはオイ
ルなどの殺菌液のような製薬キャリアを用いて、薬理学
的に許容しうる他の賦形剤を添加しであるいは添加する
ことなく、薬理学的に許容しうる希釈剤に溶解または懸
濁された注射液として投与することができる。該調剤に
使用しうるオイルとしては、鉱油、植物油、動物油、そ
の他の合成されたものがあげられる。
一般に注射溶液用のキャリアとしては、水、塩類、水溶
液、デキストロースやその他の糖類の水溶液、エタノー
ル、プロピレングリコールやポリエチレングリコールな
どのグリコールなどが使用される。
肛門経由投与のばあい、本発明の化合物は、たとえばコ
コアバター、ワックス、ポリビニルピロリドン、ポリオ
キシエチレングリコール、それらの誘導体などの従来の
ビヒクルと混合して生薬として調剤することもできる。
一般的に好ましい投与経路は経口経路であり、−寒剤形
としてはカプセルが好ましい。
つぎに本発明を実施例をあげて説明するが、本発明はか
かる実施例のみに限定されるものではない。
実施例1 エチル4−クロロ酢酸エチル10B+r、m−ニトロベ
ンズアルデヒド100g、酢酸7.2mlおよびピペリ
ジン2.6mlをベンゼン800 mlに加えた混合物
を水分離装置を取付けたディージ・スターク型装置中で
還流温度で2時間加熱した。室温まで冷却した後、反応
混合物を各50m1の水で5回洗浄し、硫酸ナトリウム
で乾燥し、ついで蒸発乾固せしめた。残渣をジエチルエ
ーテル200 mlに溶解し、融点108〜111℃を
存するエチル2−(誼−ニトロフェニルメチレン)−4
−クロロ−3−オキソ−ブタノエートをえた。
実施例2 実施例1に記載する操作において置換ベンズアルデヒド
およびアルキル2−(置換、フェニル)−3−オキソ−
ブタノエートを使用して、以下に挙げる化合物を製造し
た。
[以下余白] 実施例3 工9 /−ル50m11.:エチル2−(a−クロロフ
ェニルメチレン)−4−クロロ −3−オキソブタノエ
ート5gとエチル−3−アミノクロトネート 2.3g
を溶解した溶液を室温で4時間撹拌し、ついで減圧下で
蒸発させた。残渣をジエチルエーテル70m1に溶解し
、各20 mlの水で3回洗浄し、硫酸ナトリウムで乾
燥を行なったのち、シリカゲル−カラムクロマトグラフ
ィー(シリカゲル:120g、溶離液;ヘキサン/酢酸
エチル−60740)で精製し油状の2−アミノ −7
−クロロ−3,5−ジカルボエトキシ−6−オキソー4
− (n−クロロフェニル)−2−ヘプテン4.2gを
えた。
NMR(CDCN J)δ(TMS)  :  1.0
0−1.30(ell、t);2.20〜2.80(7
H,m);  4.00〜4.20<4H。
q) 、  7.00〜7JO(4HSm) ;  7
.fiO〜8.00(2H、、w+; D20で交換) 実施例4 エタノール80m1にエチル2−(a+−)リフルオロ
メチルフェニル−フェニルメチル)−4−クロロ−3−
オキソブタノエート8gとエチル3−アミノクロトネー
ト3.4gを溶解した溶液を還流下10分間加熱し、室
温まで冷却した。通常の処置を行なった後、残渣をシリ
カゲル−カラムクロマトグラフィー(シリカゲル:  
300g、溶離液ニジエチルエーテル/イソプロピルエ
ーテル!5o150)で精製して油状の2−アミノ −
7−りロロー3゜5−ジカルボエトキシ−4−(m−ト
リフルオロメチルフェニル)−6−オキソ−2−ヘプテ
ン6gをえた。
NMI? (CDCN 3)δ(TIIS)  :  
1.10〜1.30(ell、t);2.30〜3.8
0(7)!、m) ;  3.90〜4.20(4H,
Q) ニア、00.〜8.10(ell、 a: D2
0で一部交換)実施例5 実施例3〜4に記載する操作において適当なアルキル2
−(置換メチル)−4−クロロ−8−オキソ−ブタノエ
ートとアルキル3−アミノクロトネートを使用して、以
下の2−アミノ −7−クロロ−6−オキソ−2−ヘプ
テン誘導体を製造した。
2−アミノ−7−りクロー3−カルボエトキシ−5−カ
ルボメトキシ−4−(m−ニトロフェニル)−6−オキ
ソ−2−ヘプテン; 2−アミノ −7−りロワー3,5−ジカルボエトキシ
−4−(m−ニトロフェニル)−8−オキソ−2−ヘプ
テン;2−アミノ −7−クロロ−3−カルボエトキシ
−5−カルボイソプロポキシ−4−(m−ニトロフェニ
ル)−6−オキソ −2−へブテン; 2−アミノ −7−りロワー3.5−ジカルボエトキシ
ー4−フェー二ルー6−オキソー2−ヘプテン;2−ア
ミノ −7−りロワー3,5−ジカルボエトキシ−4−
(p−フルオロフェニル)−6−オキツーヘブテン;2
−アミノ −7−クロロ−8−カルボエトキシ−5−カ
ルボメトキシ−4−(m−トリフルオロメチルフェニル
)−トオキソー2−ヘプテン。
実施例6 エノール50m1に2−アミノ −7−りクロー3−カ
ルボエトキシ−5−カルボメトキシ−4−(m−)リフ
ルオロメチルフェニル)−6−オキソ−2−ヘプテン5
gと濃塩酸0.2mlを溶解した溶液を0℃で2時間撹
拌し:NR10 a HC03飽和溶液を滴下して中和
し、ついで蒸発させて乾固した。残渣を酢酸エチル50
m1に溶解し、各15m1の水で3回洗浄し、硫酸ナト
リウムで乾燥し、真空下で濃縮した。残渣をジエチルエ
ーテル/ジイソプロピルエーテル中に溶解して2−クロ
ロメチル−3−カルボエトキシ−5−カルボメトキシ−
4−(m−)リフルオロメチルフェニル)−6−メチル
−1,4−ジヒドロピリジン3.6gをえた。融点は1
15〜116℃であった。
実施例7 エタノール800m1にエチル2−(m−ニトロフェニ
ルメチレン)−4−クロロ−3−オキソブタノエート8
0gとメチル3−アミノクロトネー1−32.7gを加
えた混合物を還流下に15分間加熱し、生成した中間体
である2−アミノ −7−りクロー3−カルボエトキシ
−5−カルボメトキシ4−(m−ニトロフェニル)−6
−オキソ−2−ヘプテンを単離することなく、反応混合
物を0℃に冷却し、濃塩酸3 mlで酸性にした。2時
間後、反応混合物をN a II C03飽和溶液数滴
で中和し、蒸発乾固した。残渣を酢酸エチル400m1
に溶解し、各50m1の水で4回洗浄し、硫酸ナトリウ
ムで乾燥して真空下で濃縮した。えられた残渣をジエチ
ルエーテルに溶解し、2−クロロメチル−3−カルボエ
トキシ−5−カルボメトキシ−4−(m−ニトロフェニ
ル)−6−メチル−1,4−ジヒドロピリジン80gを
えた。融点は119〜120℃であった。
実施例8 実施例6に記載の操作において適当な2−アミノ −6
−オキソ−2−ヘプテンを使用して、また実施例7に記
載の操作においてアルキル3−アミノクロトネート、3
−アミノクロトノニトリル、2−アミノ −3−ニトロ
 −2−プロペン、4−アミノ −3−ペンテン−2−
オンおよび3−アミノ −1−フェニル−2−ブテン−
1−オンから選ばれたエナミンと適当なアルキル2−(
置換メチレン)−4−クロロ−3−オキソ−ブタノエー
トを使用して、以下の1,4−ジヒドロピリジンをえた
[以下余白コ 実施例9 アセトン5 mlに2−クロロメチル−3,5−ジカル
ボエトキシ−4−(m−ニトロフェニル)−8−メチル
−1,4−ジヒドロピリジン0.5g−とヨウ化カリウ
ム1gを加えた混合物を室温で24時間攪拌し、ろ過後
減圧下に濃縮した。えられた残渣をシリカゲル−カラム
クロマトグラフィー(シリカゲル:20g、溶離液:ヘ
キサン/酢酸エチル−80/20)で精製して油状の2
−ヨードメチル−3,5−ジカルボエトキシ−4−(n
−ニトロフェニル〉−6−メチル−1,4−ジヒドロピ
リジン0.22gをえた。
NMR(CDCl2) 6 (TIIS)  ? 1.
10〜1.30 (all、t)、2.20 (SH,
s ) 、3.90〜4.20 (4H%Q )、5、
lO(IL s ) 、5.2(1〜5.10 (2H
,dd)、6.70(IH%霞) 、7.10〜B、l
O(41(、■)実施例1O アセトニトリルeomlに2−クロロメチル−3,5−
ジカルボエトキシ−4−(鳳−ニトロフェニル〉−8−
メチル−1,4−ジヒドロピリジン6gとトリフェニル
ホスフィン4gを加えた混合物を6時間還流下に加熱し
た。真空下で蒸発させた後、えられた残渣をエタノール
から晶出せしめて[6−メチル−3,5−ジカルボエト
キシ−4−(m−ニトロフェニル)−1,4−ジヒドロ
ピリジン−2−イルコメチルトリフェニルホスホニウム
クロライド6.5gをえた。融点は225〜227℃で
あった。
実施例11 実施例6の操作において、適当な2−ハロメチル−1,
4−ジヒドロピリジンと、トリフェニルホスフィン、ト
リブチルホスフィンおよびトリエチルホスフィンから選
ばれたホスフィンを用いて、以下の化合物をえた。
[以下余白] 実施例12 アセトン20m1に2−クロロメチル−3,5−ジカル
ボエトキシ−4−(m−ニトロフェニル)−6−メチル
−1,4−ジヒドロピリジン5gとピリジン15m1を
溶解した溶液を還流下に6時間加熱した。室温に冷却後
、2時間攪拌し、生成した結晶をろ別した。メタノール
/アセトン混合溶媒(30/ 70)から再結晶し、l
−[11−メチル−3,5−ジカルボエトキシ−4−(
l−ニトロフェニル)−1,4−ジヒドロピリジン−2
−イルコメチルピリジニウムクロライド4.9gをえた
。融点は182〜184℃であった。
実施例13 適当な第三アミンまたはヘテロアロマティクアゾ化合物
とハロメチル−1,4−ジヒドロピリジンを用いて実施
例12と同じ手順で以下の化合物をえた。
l−[6−メチル−3,5−ジカルボエトキシ−4−(
m−ニトロフェニル)−1,4−ジヒドロピリジン−2
−イルコメチル−3−カルバモイルピリジニウムクロラ
イド(融点:2]0〜2]1℃); [6−メチル−3,5−ジカルボエトキシ−4−(m−
ニトロフェニル)−1,4−ジヒドロピリジン−2−イ
ルメチルトリブチルアンモニウムクロライド(!1点:
118〜120℃); 1−[13−メチル−3−カルボエトキシ−5−カルボ
エトキシ−4−(o−クロロフェニル)−1,4−ジヒ
ドロピリジン−2−イルコメチルピリジニウムクロライ
ド: 1−[6−メチル−3,5−ジカルボエトキシー4−フ
ェニル−1,4−ジヒドロピリジン−2−イルコメチル
−ピリジニウムアイオダイド; 1−[6−メチル−3,5−ジカルボエトキシ−4−(
mトリフルオロメチルフェニル)−1,4−ジヒドロピ
リジン−2−イルコメチル−3−カルボエトキシピリジ
ニウムクロライド; 1−[6−メチル−3−カルボエトキシ−5−シアノ−
4−(m−ニトロフェニル)−1,4−ジヒドロピリジ
ン−2−イルコメチル−ピリジニウムクロライド;1−
[6−メチル−3,5−ジカルボエトキシ−4−(mニ
トロフェニル)−1,4−ジヒドロピリジン−2−イル
]−1,4−[2,2,2]ジアザバイシクロオクタニ
ウ] ムクロチイド3水和物(融点:133〜135℃
)■−[6−メチル−3,5−ジカルボエトキシ−4−
(α−チェニル)−1,4−ジヒドロピリジン−2−イ
ルコメチル−トリエチルアンモニウムクロライド;1−
[6−メチル−3,5−ジカルボエトキシ−4−(o−
メチルチオフェニル)−1,4−ジヒドロピリジン−2
−イルコメチル−3−メチルイミダゾリウムクロライド

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式( I ): ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、Rは水素または炭素数1〜5の低級アルキル基
    ;R^1はアセチル基、ベンゾイル基、シアノ基、ニト
    ロ基、エステル化カルボキシル基CO_2 R^4(式
    中、R^4は置換されていないあるいは水酸基、アミノ
    基、モノアルキルアミノ基、ジアルキルアミノ基あるい
    は炭素数1〜6のアルコキシ基で置換されている炭素数
    1〜6のアルキル鎖;炭素数3〜6のアルケニル基;置
    換されていてもよいアリール基;および置換されていて
    もよい炭素数7〜10のアラルキル基よりなる群から選
    ばれた基である)、またはアミド基−CONR^5 R
    ^6(式中、R^5およびR^6は同じかまたは異なっ
    ていてもよく、それぞれ水素、炭素数1〜6のアルキル
    基、ベンジル基またはアリール基である); R^2は(a)置換されていないあるいは炭素数1〜6
    のアルコキシ基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素
    数1〜4のハロアルコキシ基、ハロゲン原子、ニトロ基
    、シアノ基、炭素数1〜6のアルコキシカルボニル基、
    炭素数1〜6のアルキルチオ基および炭素数1〜6のア
    ルキルスルフィニル基のうちの少なくとも1つで置換さ
    れているフェニル基、(b)ペンタフルオロフェニル基
    、(c)αまたはβ−ナフチル基、(d)5または6員
    環の複素環、(e)a−ベンゾ[2,3−b]−1,4
    −ジオキサン−a−イル、および(f)a−ベンゾ[3
    ,4−c]−フロキサニル基よりなる群から選ばれた基
    ; R^3はエステル化カルボキシル基CO_2 R^4(
    式中、R^4は前記と同じ); Aは塩素、臭素、ヨウ素、ホスホニウム塩^+PR^7
     R^8 R^9 X^−またはアンモニウム塩^+N
    R^1^0 R^1^1 R^1^2 X^−(式中、
    R^7、R^8およびR^9は同じかまたは異なり、そ
    れぞれ炭素数1〜6の低級アルキル基、置換されている
    あるいは置換されていないアリール基、または置換され
    ているあるいは置換されていない炭素数、7〜10のア
    ラルキル基、R^1^0、R^1^1およびR^1^2
    は同じかまたは異なる炭素数1〜6の低級アルキル基、
    またはR^1^0、R^1^1およびR^1^2の1つ
    が炭素数1〜6の低級アルキル基であり残りの2つがそ
    れらが結合しているチッ素原子と共に環を形成している
    、またはR^1^0、R^1^1およびR^1^2の1
    つが結合手であり残りの2つがそれらが結合しているチ
    ッ素原子と共に複素環を形成し、該複素環はハロゲン、
    炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のアルコキシ
    基、カルボキシル基、エステル化カルボキシル基CO_
    2 R_4(式中、R^4は前記と同じ)、−C≡N、
    −CONH_2または置換されているあるいは置換され
    ていないアリール基で任意に置換されていてもよい、X
    ^−は薬理学的に許容しうるアニオン)]であらわされ
    る化合物、その塩、エナンチオマー、ジアステレオマー
    またはそれらの混合物。 2 Aがハロゲン原子でる特許請求の範囲第1項記載の
    化合物。 3 Aが式:PR^7 R^8 R^9 ^X−(式中
    、R^7、R^8およびR^9は前記と同じ)であらわ
    される基である特許請求の範囲第1項記載の化合物。 4 Aが式:NR^1^0 R^1^1 R^1^2 
    X^−(式中、R^1^0、R^1^1、R^1^2お
    よびX^−は前記と同じ)であらわされる基である特許
    請求の範囲第1項記載の化合物。 5 Rが水素、R^2がフェニル基であり、該フェニル
    基は置換されていないかまたは炭素数1〜6のアルコキ
    シ基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数1〜4の
    ハロアルコキシ基、ハロゲン、ニトロ基、シアノ基、炭
    素数1〜6のアルコキシカルボニル基、炭素数1〜6の
    アルキルチオ基、炭素数1〜6のアルキルスルフィニル
    基のうちの1またはそれ以上よって置換されている特許
    請求の範囲第1項、第2項、第3項または第4項記載の
    化合物。 6 2−クロロメチル−3,5−ジカルボエトキシ−4
    −(m−ニトロフェニル)−6−メチル−1,4−ジヒ
    ドロピリジン、 2−クロロメチル−3,5−ジカルボエトキシ−4−(
    m−トリフルオロメチルフェニル)−6−メチル−1,
    4−ジヒドロピリジン、 2−クロロメチル−3,5−ジカルボエトキシ−4−(
    m−クロロフェニル−6−メチル−1,4−ジヒドロピ
    リジン、 2−クロロメチル−3,5−ジカルボエトキシ−4−(
    o−メチルチオフェニル)−6−メチル−1,4−ジヒ
    ドロピリジン、 2−クロロメチル−3−カルボエトキシ−5−カルボメ
    トキシ−4−(m−ニトロフェニル)−6−メチル−1
    ,4−ジヒドロピリジン、 2−クロロメチル−3−カルボメトキシ−5−カルボエ
    トキシ−4−(m−ニトロフェニル)−6−メチル−1
    ,4−ジヒドロピリジン、 2−クロロメチル−3−カルボエトキシ−5−アセチル
    −4(m−ニトロフェニル)−6−メチル−1,4−ジ
    ヒドロピリジン、 2−クロロメチル−3−カルボエトキシ−5−シアノ−
    4−(m−ニトロフェニル)−6−メチル−1,4−ジ
    ヒドロピリジン、 2−アイオドメチル−3,5−ジカルボエトキシ−4−
    (m−ニトロフェニル)−6−メチル−1,4−ジヒド
    ロピリジン、 2−クロロメチル−3−カルボエトキシ−5−ニトロ−
    4−(m−ニトロフェニル)−6−メチル−1,4−ジ
    ヒドロピリジン、 [(6−メチル−3,5−ジカルボエトキシ−4−(m
    −ニトロフェニル)−1,4−ジヒドロピリジン−2−
    イル)−メチル]トリエチルホスホニウムクロライド、 [(6−メチル−3,5−ジカルボエトキシ−4−(m
    −ニトロフェニル)−1,4−ジヒドロピリジン−2−
    イル)−メチル]トリブチルホスホニウムクロライド、 [(6−メチル−3,5−ジカルボエトキシ−4−(m
    −ニトロフェニル)−1,4−ジヒドロピリジン−2−
    イル)−メチル]トリフェニルホスホニウムクロライド
    、 [(6−メチル−3,5−ジカルボエトキシ−4−(o
    −ニトロフェニル)−1,4−ジヒドロピリジン−2−
    イル)−メチル]トリフェニルホスホニウムクロライド
    、 [(6−メチル−3,5−ジカルボエトキシ−4−(o
    −クロロフェニル)−1,4−ジヒドロピリジン−2−
    イル)−メチル]トリフェニルホスホニウムクロライド
    、 [(6−メチル−3−カルボエトキシ−5−カルボメト
    キシ−4−(m−ニトロフェニル)−1,4−ジヒドロ
    ピリジン−2−イル)−メチル]トリフェニルホスホニ
    ウムクロライド、 [(6−メチル−3,5−ジカルボエトキシ−4−(m
    −ニトロフェニル)−1,4−ジヒドロピリジン−2−
    イル)−メチル]トリフェニルホスホニウムアイオダイ
    ド、 [(6−メチル−3−シアノ−5−カルボエトキシ−4
    −(m−ニトロフェニル)−1,4−ジヒドロピリジン
    −2−イル)−メチル]トリフェニルホスホニウムクロ
    ライド、 1−[(6−メチル−3,5−ジカルボエトキシ−4−
    (m−ニトロフェニル)−1,4−ジヒドロピリジン−
    2−イル)−メチル〕ピリジニウムクロライド、1−[
    (6−メチル−3,5−ジカルボエトキシ−4−(m−
    ニトロフェニル)−1,4−ジヒドロピリジン−2−イ
    ル)−メチル]−3−カルバモイルピリジニウムクロラ
    イドおよび 1−[(6−メチル−3,5−ジカルボエトキシ−4−
    (m−ニトロフェニル)−1,4−ジヒドロピリジン−
    2−イル)−メチル]−1,4−[2,2,2]−ジア
    ザバイシクロオクタニウムクロライドよりなる群から選
    ばれたものである特許請求の範囲第1項記載の化合物。 7 一般式(III): ▲数式、化学式、表等があります▼(III) (式中、R^2は(a)置換されていないあるいは炭素
    数1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜6のハロアルキル
    基、炭素数1〜4のハロアルコキシ基、ハロゲン原子、
    ニトロ基、シアノ基、炭素数1〜6のアルコキシカルボ
    ニル基、炭素数1〜6のアルキルチオ基および炭素数1
    〜6のアルキルスルフィニル基のうちの少なくとも1つ
    で置換されているフェニル基、(b)ペンタフルオロフ
    ェニル基、(c)αまたはβ−ナフチル基、(d)5ま
    たは6員環の複素環、(e)a−ベンゾ[2,3−b]
    −1,4−ジオキサン−a−イル、および(f)a−ベ
    ンゾ[3,4−c]−フロキサニル基よりなる群から選
    ばれた基、R^4は(a)置換されていないあるいは水
    酸基、アミノ基、モノアルキルアミノ基、ジアルキルア
    ミノ基あるいは炭素数1〜6のアルコキシ基で置換され
    ている炭素数1〜6のアルキル鎖、(b)炭素数3〜6
    のアルケニル基、(c)置換されていてもよいアリール
    基、および(d)置換されていてもよい炭素数7〜10
    のアラルキル基よりなる群から選ばれた基、X′は塩素
    または臭素)であらわされる化合物を一般式(IV): ▲数式、化学式、表等があります▼(IV) [式中、Rは水素または炭素数1〜5の低級アルキル基
    、R^1はアセチル基、ベンゾイル基、シアノ基、ニト
    ロ基、エステル化カルボキシル基−CO_2 R^4(
    式中、R^4は前記と同じ)またはアミド基−CONR
    ^5 R^6(式中R^5およびR^6は同じかまたは
    異なっていてもよく、それぞれ水素、炭素数1〜6のア
    ルキル基、ベンジル基またはアリール基)を示す]であ
    らわされる化合物と速度支配条件下で反応させ、えられ
    た化合物を適宜一般式( I a)においてX′がヨウ素
    である化合物に変換せしめるかあるいはホスフィンR^
    7 R^8 R^9 PまたはアミンR^1^0 R^
    1^1 R^1^2 N[式中、R^7、R^8および
    R^9は同じかまたは異なり、それぞれ炭素数1〜6の
    低級アルキル基、置換されているあるいは置換されてい
    ないアリール基、または置換されているあるいは置換さ
    れていない炭素数7〜10のアラルキル基、R^1^0
    、R^1^1およびR^1^2は同じかまたは異なる炭
    素数1〜6の低級アルキル基、またはR^1^0、R^
    1^1およびR^1^2の1つが炭素数1〜6の低級ア
    ルキル基であり残りの2つがそれらが結合しているチッ
    素原子と共に環を形成している、 またはR^1^0、R^1^1およびR^1^2の1つ
    が結合手であり残りの2つがそれらが結合しているチッ
    素原子と共に複素環を形成し、該複素環はハロゲン、炭
    素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のアルコキシ基
    、カルボキシル基、エステル化カルボキシル基CO_2
     R^4(式中、R^4は前記と同じ)、−C≡N、−
    CONH_2または置換されているあるいは置換されて
    いないアリール基で任意に置換されていてもよい]と反
    応させて4級塩(該4級塩は異なる薬理学的に許容しう
    るアニオンを有する他の4級塩に任意に変換してもよい
    )に変換せしめることを特徴とする一般式( I ): ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) [式中、R、R^1およびR^2は前記と同じ、R^3
    はエステル化カルボキシル基CO_2 R^4(式中、
    R^4は前記と同じ)、Aは塩素、臭素、ヨウ素、ホス
    ホニウム塩^+PR^7 R^8 R^9 X^−また
    はアンモニウム塩^+NR^1^0 R^1^1 R^
    1^2 X^−(式中、R^7、R^8、R^9、R^
    1^0、R^1^1およびR^1^2は前記と同じ、X
    ^−は薬理学的に許容しうるアニオン)を示す]であら
    わされる化合物の製法。 8 少なくとも特許請求の範囲第1項ないし第6項の化
    合物を有効成分としておよび薬理学的に許容しうるキャ
    リアを含有する医薬組成物。 9 抗高血圧剤、抗腫瘍剤、抗転移剤、抗トロンビン剤
    および(または)抗乏血剤としての使用に適した特許請
    求の範囲第8項記載の医薬組成物。
JP61184982A 1985-08-06 1986-08-06 2−(ヘテロアルキル)−1,4−ジヒドロピリジン、その製法およびそれを含有する医薬組成物 Pending JPS6277367A (ja)

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