JPS61210070A - カルシウムにきつ抗する塩基性エステル、その製造法およびそれを有効成分とする医薬 - Google Patents

カルシウムにきつ抗する塩基性エステル、その製造法およびそれを有効成分とする医薬

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JPS61210070A
JPS61210070A JP61021084A JP2108486A JPS61210070A JP S61210070 A JPS61210070 A JP S61210070A JP 61021084 A JP61021084 A JP 61021084A JP 2108486 A JP2108486 A JP 2108486A JP S61210070 A JPS61210070 A JP S61210070A
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JP61021084A
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シルビア・ズミン・トリチエリ
チエサレ・カサグランデ
フランコ・デ・マルキ
マツシモ・ニコラ
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Pierrel SpA
Original Assignee
Pierrel SpA
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (式中、R1は一CH. 、 −CH2 CH20 C
H3または一CToC H(CH3) 2 :  R2
はニトロフェニル基;R3 は3、4− (Cl )2
−C6Ha − 、3.4−(CH3 h−CaH2−
または44−CsHi−をあらわす)で示される1。
4−ジヒドロビリジン−3,5−ジカルボン酸の塩基性
エステルおよびそのラセミ化合物、エナンチオマーおよ
びジアステレオアイソマーまたはそれらの薬理学的に許
容しうる酸との付加塩で示される塩基性エステルおよび
そのラセミ化合物、エナンチオマーおよびジアステレオ
アイソマーまたはそれらの薬理学的に許容しうる酸との
付加塩に関する。
本発明はまた、以下に示すような新規な中間体を公知の
反応条件下、とくにミハエル付加および環化反応で反応
させてなる式(1)のエステルの製造法に関する。前記
中間体とは、 A式(■): CH3 − Co − CH2 − COOY    
 (If)で示されるアセトアセテート、 ByK.(I[l: CH. − C  − CH− COOY      
  (l]H2 で示される3−アミノクロトネート、 0式(至): HR2 発明の製造法における反応はつぎに示す反応式にしたが
って進行する。
[以下余白] NHl   (至) R2 N Hs    (1) ただし ill、R2およびYは前記と同じである。
式(1)の新規な塩基性アセトアセテートは相当する塩
基性アルコールおよびジケテンから公知の方法によって
製造される。式lの3−アミノクロトネートは式(1)
の中間体をアルコール溶液中、約0℃で気体、アンモニ
アとともに反応させることによって製造してもよい。
式■の塩基性イリデン□アセトアセテートはクネベナゲ
ル縮合によって式(1)の中間体から製造してもよい。
さらに、式[11の化合物は式Mのピペラジンと式面の
り0ロアルキルエステルとを反応させることによって製
造してもよい。式■のクロロアルキルエステルはつぎに
要約する反応式に示すように縮合および環化してえられ
る。
〔以下余白〕
ただし、式中のR1、R2およびR3は前記と同じであ
る。
前記(ω〜(47)の反応式に関して反応条件は1.4
−ジヒドロピリジンの合成に一般的に用いられる条件と
同じである。したがって反応式(田の式(1)のアセト
アセテート、R2−CHoのアルデヒドおよびアルキル
3−アミノ−クロトネートの間の縮合は通常、低級アル
コール、たとえばエタムール、プロパツール、イソプロ
パツールなどの中で混合物の沸点で2〜20時間かけて
行なう。同様にして反応式+b)〜+f+の反応を行な
ってもよい。
一方、反応式(9)においては弐Mと■の化合物の間の
反応は酸受容体、たとえばトリエチルアミン、ピリジン
または類似化合物の存在下に行なうのが好ましい。
本発明の式(11の化合物の具体例としてはつぎのよう
なものがあげられる。
2−(4−(3,4−ジクロロフェニル)コピベラシノ
ーエチル2.6−シメチルー4−(3−ニトロフェニル
)−5−メトキシカルボニル− ン−3−カルボキシレート、2−[4−(3.4−ジメ
チルフェニル)〕〕ピペラジノーエチル2.6ージメヂ
ルー4(3−ニトロフェニル)−5−メトキシカルボニ
ル−1.4−ジヒドロピリジン−3−カルボキシレート
、2−[4−(4−フルオロフェニル)]コピベラシノ
ーエチル2.6ーシメチルー4(3−ニトロフェニル)
−5−[2−メトキシ)エトキシカルボニル−ヒドロピ
リジン−3−カルボキシレート、2−[4−(4−フル
オロフェニル)]コピベラシノーエチル26−シメタル
ー4−(3−二トロフェニル)−5−イソブトキシカル
ボニル−1,4−ジヒドロピリジン−3−カルボキシレ
ートなどである。
つぎに参考製造例および実施例をあげて本発明をさらに
詳しく説明する。
参考製造PA1 [  2−(4−フェニル)ピペラジノ−エチル2.6
−シメチルー4−(3−ニトロフェニル)−5−メトキ
シカルボニル−1.4−ジヒドロピリジン−3−カルボ
キシレートの製造] (ω 1−フェニル−4−(2−ヒトOキシエチル)−
ピペラジン20.63Q(0.1モル)をトルエン中に
溶かし75〜80℃に加熱した溶液に攪拌下ジケテンa
. 133g(0. 105モル)を約1時間かけて滴
下した。反応経過を高速液体クロマトグラフィー(以下
、II P L Cという)で追跡した。75〜80℃
で2時間半攪拌後、反応が完了した。溶媒を真空下に除
去し、2−(4−フェニル)ピペラジノ ーエチル3ー
オキソブタノエートからなる残渣を精製なしで用いるこ
とができる程度まで充分に精製した。
PHRスペクトル分析値(δ値: ppm) :(CO
Cρ3)  2.23 (L 3tl、C113 CO
)、2.67(m, 6N)、3.17 (i. 41
1)、3.47 (s, 2H。
COCII2 Co)、4.23 (t、2■、OCI
lz )(b)(ωでえられたケトエステル32. e
9g (o. 1126モル)、3−ニトロベンズアル
デヒド20. 38(1(0. 135モル)およびメ
チル3−アミノクロトネート14. 2g(0. 12
3モル)の混合物をイソプロパツール93d中で加熱還
流した。数分以内で完全に混合物が溶解し、溶液を約4
時間還流した。反応経過をHPLCで追跡した。微量の
不溶性の原料を濾過して除き、溶液を真空上蒸発させた
。油状残渣を酢酸エチルに溶かし、シリカゲルカラム(
酢酸エチルで溶出)に吸着させて精製した。目的物質を
含むフラクションを真空上蒸発乾固した。残渣を少量の
ジエチルエーテルから結晶化して淡黄色の結晶をえた(
no128〜130℃、収率48%)。
υV: λ238nm  (ε−36.338)  、
λmax352rv(ε−  7.012) PHR(δ値: 00m) : (CDCIJ3 )2
、38  (S,  6H,  −C−CH3  ) 
 、 2.66  (1、68)  、3、18  (
1、411)  、 3.67  (s.  311、
QC)H3)  、4、27  (t.2H,  OC
H2  )  、 5.20  (s,IH。
C4H)   、   8.47   (s,   I
Hl  NH)   、   6.67  〜8、27
  (1,9H、CHar) 元素分析値:  C28II32N40s (HW52
0.59として) 理論値(駕) : C84.60、H6.18、N10
.76実測値m : C64.48、H6. 28、8
10、92参考製造例2 [ 2−[4−(2−ピリミジル)] −コピベラシノ
ーエチル2.6ーシメチルー4(3−ニトロフェニル)
−5−メトキシカルボニル−1.4−ジヒドロピリジン
−3−カルボキシレートの製造] 3−ニトロベンズアルデヒド、メチル3−アミノクロト
ネートおよびエチル2−[4−(2−ピリミジル)−1
−ピペラジニル1−3−オキソブタノエートをイツブロ
バノール中で還流し、塩酸で精製し、塩基を再生するこ
とによって淡黄色の固体をえた。
エチルエーテルから再結晶して目的化合物をえた(mp
 145〜141℃)。
uv: λ 240n−(e−48,086)  、 
λ −ax  348nai(ε−7,135) PHR(δ値 : pp働):  (CDCj  3 
)2.37 (a、all、=C−Ch )、2.60
 (m、611)、3.67 (S、 3H,0CHs
 )、3.80 (t、4H)、4.23 (t、 2
11.0C112)  5.13 (S、 1N、C4
11)、6.23 (s118. NH)、6.47 
(t、 111、− C11pyris)、7.17〜
8.20 (1,4H,−CHar)、8.30  (
d、21. −Chyrigi)、元素分析値:  C
2,113oN 60* (MSl 522.56とし
て) 理論値(K) : C59,76、N5.79.816
.07実測値(駕) : C59,62,85,88、
N16.28参考製造例3 [2−(4−フェニル)ピペラジノ−エチル2.6−シ
メチルー4−(3−ニトロフェニル)−5−メトキシカ
ルボニル−1,4−ジヒドロピリジン−3−カルボキシ
レートの製造] (ω 2−クロロエチルアセトアセテート18.530
(112ミリモル)、3−ニトロベンズアルデヒド20
.380(134ミリモル)およびメチル3−アミック
Oトネート14.20(123ミリモル)の混合物をイ
ソプロパツール93m1!中に溶かし、4時間加熱還流
した。反応混合物を蒸発乾固し、残漬を少量の塩化メチ
レンに溶かし、シリカゲルカラム(塩化メチレンで溶出
)上でクロマトグラフィーを行なった。
目的物質を含むフラクションを集め、溶媒を蒸発させ、
残漬をジエチルエーテルおよびイソプロピルエーテル1
:1から再結晶して2−クロロエチル5−カルボメトキ
シ−1,4−ジヒドロ −2,6−シメチルー4−(3
−ニトロフェニルL )−3−ピリジンカルボキシレー
ト16g(収率36x)をえり(−p13G 〜132
℃) (文献値:130〜131℃(エム・イワナミら
Chew、 Pharm、Bull、27.1426(
1979) )。
酢酸エチルでひきつづき溶出すると、クロマトグラフの
カラムからより極性の物質が単離され、このものは2−
とドロキシエチル2.6−シメチルー4−(3−ニトロ
フェニル)−5−メトキシカルボニル−1,4−ジヒド
ロピリジン−3−カルボキシレートであると判明した(
Ger■anOffenlegungsschrift
 2.629.892)。
つぎに示す中間体は前記と同様な方法で製造した。
2−りOロエチル2.トジメチル−4−(5−ニトロフ
ェニル)−5−エトキシ−カルボニル−1,4−ジヒド
ロピリジン−3−カルボキシレート、収率79%、 1
p15G  〜 153℃ (Chew、  Phar
s、Bull。
27.1426(1979)) : 2−クロロエチル2.6−シメチルー4−(3−ニトロ
フェニル)−5−(2−メトキシ)エトキシ−カルボニ
ル− レート、収率61%、sp 136〜139℃;2−ク
ロロエチル2.6−シメチルー4−(3−ニトロフェニ
ル)−5−イソブトキシカルボニル−1.4−ジヒドロ
ピリジン−3−カルボキシレート、収率26%、all
 150〜153℃。
これらの化合物の分析データおよび分光学的データはそ
れらの構造と一致するものであった。
山) 2−クロロエチル−5−カルボメトキシ−1.4
−ジヒドロ−2.6−シメチルー4−(3−ニトロフェ
ニル)−3−ピリジンカルボキシレート3.95Q(1
0ミリモル〉、1−フェニルピペラジン1.62(1 
( 10ミリモル)、トリエチルアミン1.45 d(
10ミリモル)およびヨウ化ナトリウムL5a  (1
0ミリモル)の混合物をイソプロパツール40d中で4
時間加熱還流した。−晩放置後、反応混合物を蒸発乾固
し、残漬を塩化メチレン100mに溶かし、水で洗浄し
、N2 SO’Aで乾燥した。
溶媒蒸発後えられた油状物8gをシリカゲルカラムクロ
マトグラフィー(酢酸エチルと塩化メチレンの混合物を
用い、酢酸エチル量を増加させて溶出)によって精製し
た。
目的物質を含むフラクションを濃縮し、残渣をジエチル
エーテルから結晶化して目的物質2.359 (収率4
5゜2%、mp128〜130℃)をえた。このものは
参考製造例1の生成物と同一であった。
実施例1 [2−[4−(3,4−ジクロロフェニル)]]ピペラ
ジノーエチル2.6−シメチルー4(3−ニトロフェニ
ル)−5−メトキシカルボニル−1,4−ジヒドロピリ
ジン−3−カルボキシレート(以下、0285Cという
)の製造] (ωトルエン100#l中にメチル−3−オキソブタノ
エート3.9.8g(0,343モル)および3−ニト
ロベンズアルデヒドs1g(0,343モル)を溶かし
た溶液を、室温において無水塩化水素で5時間かけて飽
和させ、ついで−晩撹拌した。つぎにえられたものを濾
過して所望のメチル3−オキソ−2−(5−ニトロベン
ジリデン)ブタノエート81.259 (融点:144
〜146℃)をえた。
+b)n−ブチル7/l/:1−)Lt 380m1!
中(7)4−(3,4−シ’)ロロフェニル)ピペラジ
ン150.23 g (0,65モル)および炭酸ナト
リウム68.9g(0,65モル)の還流しているスラ
リーに、2−クロロエタノール52.349 (0,6
5モル)を1時間かけて滴下した。8時間還流したのち
、混合物を濾過し、溶媒を真空下蒸発させた。トルエン
シクロヘキサンから残渣を結晶化させて所望の2−[4
−(3,4−ジクロロフェニル)−1−ピペラジニル]
エタノール139.79を2つの塊でえ、これらはさら
に精製することなく用いた。
(C)塩化メチレン60〇−中に2−(4−(3,4−
ジクロロフェニル)−1−ピペラジニル]エタノール1
37.6g(0,5モル)およびトリエチルアミン28
.89 (0,28モル)を溶かした撹拌溶液に、塩化
メチレン50aj中にジケトン44.159(0,52
5モル)を溶かした溶液を1時間かけて滴下し、そのあ
いだ温度を15〜20℃にたもった。
添加1時@後に?1111[を塩水で洗浄し、乾燥し、
真空下蒸発させて所望の2−(4−(3,4−ジクロロ
フェニル)−1−ピペラジニル]エチルー3−オキソブ
タノエート 179gを油としてえ、これはさらにII
製することなくつぎの工程で用いた。
(小(C)で製造したケトエステル1799 (0,5
モル)をメタノール500m1!中に溶かした撹拌溶−
を室温において4時間かけて無水アンモニアで飽和させ
た。
えら4たものを濾過して所望の2−[4−(3,4−ジ
クロロフェニル)−1−ピペラジニル]エチルー3−ア
ミックOトネート 116.8g(u57〜60℃)を
白色固体としてえた。
telイソプロパツール930d中のメチル−3−オキ
ソ−2−(5−ニトロベンジリデン)ブタノエート81
.25 g(0,326モル)の還流している溶液に2
−[4−(3,4−ジクロロフェニル)−1−ピペラジ
ニル]エチルー3−7ミノクロトネート 116.89
(0,326モル)を1時間かけて少しずつ加えた。
5時間還流したのち、溶液を室温で一晩放置した。トル
エン550dから粗生成物を濾過および再結晶して標題
の化合物103.80を黄色結晶としてえた。
融  点: 167〜168℃ U V : λ wax  237nm   (5−3
5081)λwax 260na+  (5−3099
5)λ IaX  350nl   (ε −7457
)PMR(δfli : DI)l  )  (CDC
#3)  :  2.37(3,6L−c−CH3) 
 、 2.55  (e、4H。
C112N(Q12) 2)、 2.65  (t、2
H、J−611z。
CB 2  N(CH2) 2)、 3.13  (4
N。
φN(Ct(2)2)、 3.67(s、311.OC
)Is )  、4.23(t、2H,OCH2)  
、 5.11(S、  1N、1l−4)  、 5.
93(s、 IH,N11)、6.73〜8.13  
(m、7H,ArH)元素分析値:  CzB  HI
IC12N40mトシテ理論値(X)  :  C57
,5、N5.13、N 9.50実測値(%)  : 
 CSS、82、N5.15、N 9.27適当な中間
体を出発物質として用い叙上の実施例と実質的に同じ方
法によって種々の本発明の化合物をえた。これらの化合
物と叙上の実施例でえられた化合物をまとめて第1表に
示す。
本発明の化合物を一連の薬理試験に供した。
つぎにその方法および結果をまとめて示す。
[マウスにおける静脈投与したばあいの胃性]チャール
ズリバー社(イタリア)から入手した雄性CDIマウス
、体f!25gを用いた。供試化合物をジメチルスルホ
キシドに溶解し、体1i109あたり0.01 mを静
脈投与した。投与7日後のLDso値をリッチフィール
ドーウィルコクソン(Litchfield−14i1
coxon)  (イクスペリメンタルセラピューテッ
クス(EXperilentalTherapeuti
cs、 96.99(1949) )の方法にしたがっ
て算出した。
[モルモットの結11Mにおけるカルシウムに対する拮
抗作用] 平均体組4509のハートレイ アルピノ(Hartl
ey alblno)t /L/ モットtr用イタ。
予め脱分極シタ結腸紐(taenia coli)を5
aunynSchsied、Arch、Phariac
ol、 318.235(1982)の方法にしたがっ
てCaCIzのシングルサブマキシv −/Ll (s
ubmaximal)11度1G’ Hr20分毎に刺
激することによってカルシウム拮抗作用を測定した。供
試化合物を10分間叙上のプレバレージョンと接触させ
た。最大抑制の割合mからEDs。
値を算出した。
[自然発生高血圧症ラットにおける低血圧作用]70〜
100日令の雄性自然発生高血圧症ラット(SEIOn
taneOtlS hypertenstve rat
 、以下SHRという)を用いた。被験動物の尾にスリ
ーブ(sleeve)付の血圧記録計(BP−Reco
rder、 W−エレクトロニック社製、バーゼル)で
圧力を誘引して収縮期の動脈血圧(systolic 
arterialblood pressure 、以
下5ABPという)を測定した。被験動物は換気された
チャンバー中で予め39℃で15〜20分間加温した。
また被験動物は、基本の記録、薬理投与、それにひきつ
づいて投与後1および3時間で行なう記録からなる試験
の前1〜2日に予め試験の訓練をしておいた。
供試化合物はすべて0,4%カルボキシメチルセルO−
ス(Hethocel)中に懸濁して経口投与した。な
お担体こみで体i1i 1 K!jあたり2InRを投
与した。
化合物(1)を3種の投与口で試験し、ED25%を求
めた。
[結 果コ 結果をまとめて第2表に示す。
[以下余白] 第2表に示したように、本発明の化合物はカルシウム拮
抗作用を示し、それゆえ高血圧症、種々の型のアンギナ
(anaina)、虚血、その他の心臓血管疾患などの
治療および予防に有用である。
本発明の化合物は組織をくり返し洗浄してもどんどん増
加するCaCIzによる収縮(contract 1o
ns)を抑制した。
ニフェジピン(旧fedipins)の収縮に対する作
用は供試化合物と組織との接触を妨害すると容易に逆転
した。組織洗浄後においてさえ該抑制現象がみられるた
め、EDso値は抑制出現時間から独立してえられる最
大抑制を考慮して求めた。
低血圧作用は、比較例のニフェジピンと同程度であった
毒性に関しては、本発明の化合物(I)は一般的にニフ
ェジピンよりも毒性が低かった。
またいまひとつの比較例のニカルジピン(NiCard
ipine)と比較して、本発明の化合物(11はカル
シウム拮抗作用の強さに関してはほぼ同程度であったが
、in VitrOのテストでは作用の持続時間が長か
った。
本発明はまた式(Ilで示されるエステルの治療用途に
関連した産業上の目的をすべて包含するものである。し
たがって、本発明は予め決められた量の本発明のエステ
ルまたはその塩を含有する医薬の処方に関する。本発明
の化合物は経口投与されても非径口投与されてもよく、
たとえば錠剤、カプセル剤、分散性粉末剤を含む小分包
剤、注射用バイアル剤などの形態があげられる。本発明
の化合物は成人に1日1〜3回、5〜50mg投与しう
る。
特許出願人 ビエルレル・エツセ・ビ・ア社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 式( I ): ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、R^1は−CH_3、−CH_2CH_2OC
    H_3または−CH_2CH(CH_3)_2;R^2
    はニトロフェニル基;R^3は3,4−(Cl)_2−
    C_6H_3−、3,4−(CH_3)_2−C_6H
    _3−または4−F−C_6H_4−をあらわす)で示
    される1,4−ジヒドロピリジン−3,5−ジカルボン
    酸の塩基性エステルおよびそのラセミ化合物、エナンチ
    オマーおよびジアステレオアイソマーまたはそれらの薬
    理学的に許容しうる酸との付加塩。 2(a)式(II)で示されるアセトアセテートをアルデ
    ヒドおよびアルキル3−アミノクロトネートとつぎに示
    す反応式にしたがって反応させる;(a)▲数式、化学
    式、表等があります▼(II) (b)式(III)で示される3−アミノクロトネートを
    アルキルアセテートおよびアルデヒドとつぎに示す反応
    式にしたがって反応させる; (b)▲数式、化学式、表等があります▼(III) (c)式(IV)で示される2−アラルキリデン−3−ケ
    トブタノエートをアルキル3−アミノクロトネートとつ
    ぎに示す反応式にしたがって反応させる; (c)▲数式、化学式、表等があります▼(IV) (d)式(III)で示される3−アミノクロトネートを
    アルキル2−アラルキリデン−3−ケトブタノエートと
    つぎに示す反応式にしたがって反応させる; (d)▲数式、化学式、表等があります▼(III) (e)式(IV)で示される2−アラルキリデン−3−ケ
    トブタノエートをアルキルアセトアセテートおよびアン
    モニアとつぎに示す反応式にしたがって反応させる; (e)▲数式、化学式、表等があります▼(IV) (f)式(II)で示されるアセトアセテートをアルキル
    2−アラルキリデン3−ケトブタノエートおよびアンモ
    ニアとつぎに示す反応式にしたがって反応させる; (f)▲数式、化学式、表等があります▼(II) または (g)式(VI)で示される化合物を式(V)で示される
    ピペラジンとつぎに示す反応式にしたがって反応させる
    ; ▲数式、化学式、表等があります▼(VI)▲数式、化学
    式、表等があります▼(V) (式中、R^1は−CH_3、−CH_2CH_2OC
    H_3または−CH_2CH(CH_3)_2;R^2
    はニトロフェニル基;R^3は3,4−(Cl)_2−
    C_6H_3−、3,4−(CH_3)_2−C_6H
    _3−または4−F−C_6H_4−;Yは▲数式、化
    学式、表等があります▼である)ことを特徴と する式( I ); ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、R^1、R^2およびR^3は前記と同じ)で
    示される1,4−ジヒドロピリジン−3,5−ジカルボ
    ン酸の塩基性エステルおよびそのラセミ化合物、エナン
    チオマーおよびジアステレオアイソマーまたはそれらの
    薬理学的に許容しうる酸との付加塩の製造法。 3 式( I ): ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、R^1は−CH_3、−CH_2CH_2OC
    H_3または−CH_2CH(CH_3)_2:R^2
    はニトロフェニル基;R^3は3,4−(Cl)_2−
    C_6H_3−、3,4−(CH_3)_2−C_6H
    _3−または4−F−C_6H_4−をあらわす)で示
    される1,4−ジヒドロピリジン−3,5−ジカルボン
    酸の塩基性エステルおよびそのラセミ化合物、エナンチ
    オマーおよびジアステレオアイソマーまたはそれらの薬
    理学的に許容しうる酸との付加塩の少なくともひとつの
    有効成分量を含有してなるカルシウムに拮抗する医薬。 4 投与形態が錠剤、カプセル剤、小分包剤、粉末剤ま
    たはバイアル剤である特許請求の範囲第3項記載の医薬
    。 5 式:CH_3−CO−CH_2−COOY(式中、
    Yは ▲数式、化学式、表等があります▼(式中、R^3は前
    記と 同じ)で示される残基)で示されるアセトアセテート。 6 式:CH^3−C(NH_2)=CH−COOY(
    式中、Yは前記と同じ)で示される残基)で示される3
    −アミノクロトネート。 7 式:▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R^2およびYは前記と同じ)で示される2−
    アラルキリデン−3−オキソブタノエート。
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