JPS627705A - オレフィン類重合用触媒 - Google Patents
オレフィン類重合用触媒Info
- Publication number
- JPS627705A JPS627705A JP14584385A JP14584385A JPS627705A JP S627705 A JPS627705 A JP S627705A JP 14584385 A JP14584385 A JP 14584385A JP 14584385 A JP14584385 A JP 14584385A JP S627705 A JPS627705 A JP S627705A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- catalyst component
- catalyst
- polymerization
- fatty acid
- compound
- Prior art date
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- Granted
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- Transition And Organic Metals Composition Catalysts For Addition Polymerization (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野]
本発明オレフィン類の重合に供した際、高活性に作用し
、しかも立体規則性重合体を極めて高い収率で得ること
のできる高性能触媒成分および触媒に係υ、更に詳しく
は脂肪酸カルシウム、脂肪酸マグネシウム、芳香族ジカ
ルボン酸のジエステルおよびチタンハロゲン化物を接触
させて得られるオレフィン類重合用触媒成分ならびに該
触媒成分、ケイ素化合物および有機アルミニウム化合物
からなるオレフィン類重合用触媒に関するものである。
、しかも立体規則性重合体を極めて高い収率で得ること
のできる高性能触媒成分および触媒に係υ、更に詳しく
は脂肪酸カルシウム、脂肪酸マグネシウム、芳香族ジカ
ルボン酸のジエステルおよびチタンハロゲン化物を接触
させて得られるオレフィン類重合用触媒成分ならびに該
触媒成分、ケイ素化合物および有機アルミニウム化合物
からなるオレフィン類重合用触媒に関するものである。
[従来の技術〕
従来、高活性を有するオレフィン類重合用触媒としては
、触媒成分としての固体のチタン・・ロゲン化物と有機
アルミニウム化合物とを組合わせたものが周知であり広
く用いられているが、触媒成分および触媒成分中のチタ
ン当シの重合体の収量(以下触媒成分および触媒成分中
のチタン当りの重合活性という。)が低いため触媒残渣
を除去するための所謂脱灰工程が不可避であった。この
脱灰工程は多量のアルコールまたはキレート剤を使用す
るために、それ等の回収装置または再生装置が必要不可
欠であシ、資源、エネルギーその他付随する問題が多く
、当業者にとっては早急に解決を望まれる重要な課題で
あった。この煩雑な脱灰工程を省くために触媒成分とシ
わけ触媒成分中のチタン当りの重合活性を高めるべく数
多くの研究がなされ提案されている。
、触媒成分としての固体のチタン・・ロゲン化物と有機
アルミニウム化合物とを組合わせたものが周知であり広
く用いられているが、触媒成分および触媒成分中のチタ
ン当シの重合体の収量(以下触媒成分および触媒成分中
のチタン当りの重合活性という。)が低いため触媒残渣
を除去するための所謂脱灰工程が不可避であった。この
脱灰工程は多量のアルコールまたはキレート剤を使用す
るために、それ等の回収装置または再生装置が必要不可
欠であシ、資源、エネルギーその他付随する問題が多く
、当業者にとっては早急に解決を望まれる重要な課題で
あった。この煩雑な脱灰工程を省くために触媒成分とシ
わけ触媒成分中のチタン当りの重合活性を高めるべく数
多くの研究がなされ提案されている。
特に最近の傾向として活性成分であるチタンハロゲン化
物等の遷移金属化合物を塩化マグネシウム等の担体物質
に担持させ、オレフィン類の重合に供した際に触媒成分
中のチタン当シの重合活性を飛躍的に高めたという提案
が数多く見かけられる。
物等の遷移金属化合物を塩化マグネシウム等の担体物質
に担持させ、オレフィン類の重合に供した際に触媒成分
中のチタン当シの重合活性を飛躍的に高めたという提案
が数多く見かけられる。
しかしながら担体物質としてその主流をしめる塩化マグ
ネシウムに含有させる塩素は、チタンハロゲン化物中の
ハロゲン元素と同様生成重合体に悪影響を及ぼすという
欠点を有しており、そのために事実上塩素の影響を無視
し得る程の高活性が要求されたシ、或いはまた塩化マグ
ネシウムそのものの濃度を低くおさえる必要に迫られる
など未解決な部分を残していた。
ネシウムに含有させる塩素は、チタンハロゲン化物中の
ハロゲン元素と同様生成重合体に悪影響を及ぼすという
欠点を有しており、そのために事実上塩素の影響を無視
し得る程の高活性が要求されたシ、或いはまた塩化マグ
ネシウムそのものの濃度を低くおさえる必要に迫られる
など未解決な部分を残していた。
本発明者らは、触媒成分当シの重合活性ならびに立体規
則性重合体の収率を高度に維持しつつ、生成重合体中の
残留塩素を低下させることを目的として、特開昭59−
91107においてオレフィン類重合用触媒成分の製造
方法を提案し、初期の目的を達している。
則性重合体の収率を高度に維持しつつ、生成重合体中の
残留塩素を低下させることを目的として、特開昭59−
91107においてオレフィン類重合用触媒成分の製造
方法を提案し、初期の目的を達している。
しかし前記塩化マグネシウムを担体とする触媒成分、あ
るいは前記特開昭59−91107において得られる触
媒成分などを用いた場合単位時間当りの重合活性が重合
初期においては高いものの重合時間の経過にともなう低
下が大きく、プロセス操作上問題となる上、ブロック共
重合等、重合時間をよシ長くすることが必要な場合、実
用上使用することかはとんど不可能であった。
るいは前記特開昭59−91107において得られる触
媒成分などを用いた場合単位時間当りの重合活性が重合
初期においては高いものの重合時間の経過にともなう低
下が大きく、プロセス操作上問題となる上、ブロック共
重合等、重合時間をよシ長くすることが必要な場合、実
用上使用することかはとんど不可能であった。
本発明者らは、斯かる従来技術に残され念課題を解決し
、なおかつより一層生成重合体の品質を向上させるべく
鋭意研究の結果本発明に達し舷に提案するものである。
、なおかつより一層生成重合体の品質を向上させるべく
鋭意研究の結果本発明に達し舷に提案するものである。
即ち、本発明の特色とするところは、
(4)(a)脂肪酸カルシウム、(b)脂肪酸マグネシ
ウム、(c)芳8族ジカルボン酸のジエステルおよび(
a一般式TiX4 (式中Xはハロゲン元素である。
ウム、(c)芳8族ジカルボン酸のジエステルおよび(
a一般式TiX4 (式中Xはハロゲン元素である。
)で表わされるチタンハロゲン化物(以下単にチタンハ
ロゲン化物というコトカある。)を接触させて得られ、 (B) 一般式〇iRm(OR’)4−yl (式
中、Rは水素、アルキル基またはアリール基であり、R
′はアルキル基またはアリール基であり、mは0≦m≦
4である。)で表わされるケイ素化合物(以下単にケイ
素化合物ということがある。)および (C) 有機アルミニウム化合物 と組合わせて用いることを特徴とするオレフィン類重合
用触媒成分ならびに (4)(a)脂肪酸カルシウム、(b)脂肪酸マグネシ
ウム、(C)芳香族ジカルボン酸のジエステルおよび(
a一般式TiX4(式中Xはハロゲン元素である。)で
表わされるチタンハロゲン化物(以下、単にチタンハロ
ゲン化物ということがある。)を接触させて得られる触
媒成分;(E) 一般式〇IRm(OR’)4−mC
式中R1t水素、ア !ルキル基またはアリール
基であシ、R′はアル ゛キル基またはアリール
基であシ、mは0≦m≦4である。)で表わされるケイ
素化合物(以下、単にケイ素化合物ということがあるΩ
;および (C) 有機アルミニウム化合物 よりなるオレフィン類重合用触媒を提供するところにあ
る。
ロゲン化物というコトカある。)を接触させて得られ、 (B) 一般式〇iRm(OR’)4−yl (式
中、Rは水素、アルキル基またはアリール基であり、R
′はアルキル基またはアリール基であり、mは0≦m≦
4である。)で表わされるケイ素化合物(以下単にケイ
素化合物ということがある。)および (C) 有機アルミニウム化合物 と組合わせて用いることを特徴とするオレフィン類重合
用触媒成分ならびに (4)(a)脂肪酸カルシウム、(b)脂肪酸マグネシ
ウム、(C)芳香族ジカルボン酸のジエステルおよび(
a一般式TiX4(式中Xはハロゲン元素である。)で
表わされるチタンハロゲン化物(以下、単にチタンハロ
ゲン化物ということがある。)を接触させて得られる触
媒成分;(E) 一般式〇IRm(OR’)4−mC
式中R1t水素、ア !ルキル基またはアリール
基であシ、R′はアル ゛キル基またはアリール
基であシ、mは0≦m≦4である。)で表わされるケイ
素化合物(以下、単にケイ素化合物ということがあるΩ
;および (C) 有機アルミニウム化合物 よりなるオレフィン類重合用触媒を提供するところにあ
る。
本発明において使用される脂肪酸力ルクウムとしては、
飽和脂肪酸カルシウムが好ましい。
飽和脂肪酸カルシウムが好ましい。
本発明において使用される脂肪酸マグネシウムとしては
飽和脂肪酸マグネシウムが好ましい。
飽和脂肪酸マグネシウムが好ましい。
本発明で用いられる芳香族ジカルボン酸のジエステルと
しては、フタル酸またはテレフタル酸のジエステルが好
ましく、例えば、ジメチル7タレート、ジメチルテレフ
タレート、ジエチルフタレート、ジエチルテレ7タレー
ト、シアミルフタレート、ジエチルテレ7タレート、ジ
ブチル7タレート、ジブチルテレフタレート、ジイソブ
チルフタレート、シアミルフタレート、ジインアミルフ
タレート、エチルブチルフタレート、エチルイソブチル
フタレート、土チルプロピル7タレートなどがあげられ
る。
しては、フタル酸またはテレフタル酸のジエステルが好
ましく、例えば、ジメチル7タレート、ジメチルテレフ
タレート、ジエチルフタレート、ジエチルテレ7タレー
ト、シアミルフタレート、ジエチルテレ7タレート、ジ
ブチル7タレート、ジブチルテレフタレート、ジイソブ
チルフタレート、シアミルフタレート、ジインアミルフ
タレート、エチルブチルフタレート、エチルイソブチル
フタレート、土チルプロピル7タレートなどがあげられ
る。
本発明において使用される一般式TlX4(式中又はハ
ロゲン元素である。)で表わされるチタンハロゲン化物
としてはTiO4,TiBr4゜Ti工4 等があげら
れるが中でもTi014が好ましい。
ロゲン元素である。)で表わされるチタンハロゲン化物
としてはTiO4,TiBr4゜Ti工4 等があげら
れるが中でもTi014が好ましい。
本発明において使用される前記ケイ素化合物としては、
フェニルアルコキシシラン、アルキルアルフキ77ラン
などがあげられる。さらにフェニルアルコキシ7ランの
例トして、フェニルトリメトキシ7ラン、フェニルトリ
エトキン7ラン、フェニルトリプロポキシシラン、フェ
ニルトリイソプロポキシシラン、ジフェニルジメトキシ
7ラン、ジフェニルジェトキシシラ7などをあげること
ができ、アルキルアルコキクシランの例として、テトラ
メトキシ7ラン、テトラエトキシシラン、トリメトキシ
エチルシラン、トリメトキシメチル7ラン、トリエトキ
シメチルシラン、エチルトリニドキシンラン、エチルト
リインプロポ中ジシランなどをあげることができる。
フェニルアルコキシシラン、アルキルアルフキ77ラン
などがあげられる。さらにフェニルアルコキシ7ランの
例トして、フェニルトリメトキシ7ラン、フェニルトリ
エトキン7ラン、フェニルトリプロポキシシラン、フェ
ニルトリイソプロポキシシラン、ジフェニルジメトキシ
7ラン、ジフェニルジェトキシシラ7などをあげること
ができ、アルキルアルコキクシランの例として、テトラ
メトキシ7ラン、テトラエトキシシラン、トリメトキシ
エチルシラン、トリメトキシメチル7ラン、トリエトキ
シメチルシラン、エチルトリニドキシンラン、エチルト
リインプロポ中ジシランなどをあげることができる。
本発明において用いらnる有機アルミニウム化合物とし
ては、トリアルキルアルミニウム、ジアルキルアルミニ
クムハライド、アルキルアルミニウムシバライド、およ
びこれらの混合物があげられる。
ては、トリアルキルアルミニウム、ジアルキルアルミニ
クムハライド、アルキルアルミニウムシバライド、およ
びこれらの混合物があげられる。
本発明における触媒成分を得る際、各原料物質の使用割
合および接触条件等は、生成する触媒成分の性能に悪影
響を及ぼすことのない限シ、任意であυ、特に限定する
ものではないが、通常脂肪酸カルクラムと脂肪酸マグネ
7ウムの合計1fに対し、芳香族ジカルボン酸のジエス
テルはαロ1〜29.好ましくは[11〜1fの範囲で
あシ、チタンハロゲン化物はa1f以上、好ましくtI
′i、1を以上の範囲である。
合および接触条件等は、生成する触媒成分の性能に悪影
響を及ぼすことのない限シ、任意であυ、特に限定する
ものではないが、通常脂肪酸カルクラムと脂肪酸マグネ
7ウムの合計1fに対し、芳香族ジカルボン酸のジエス
テルはαロ1〜29.好ましくは[11〜1fの範囲で
あシ、チタンハロゲン化物はa1f以上、好ましくtI
′i、1を以上の範囲である。
なお、この際触媒成分を形成する各原料物質の接触順序
および接触方法は特に限定するものではなく任意に選定
することができる。
および接触方法は特に限定するものではなく任意に選定
することができる。
前記触媒成分を構成する各成分の接触後得られた組成物
に、くり返しチタンハロゲン化物を接触させることも可
能であり、またn−へブタン等の有機溶媒を用いて洗浄
することも可能である。
に、くり返しチタンハロゲン化物を接触させることも可
能であり、またn−へブタン等の有機溶媒を用いて洗浄
することも可能である。
本発明におけるこれ等一連の操作は酸素および水分等の
不存在下に行なわれることが好ましい。
不存在下に行なわれることが好ましい。
以上の如くして製造された触媒成分は、そのX線スペク
トルにおいて2θ=52°付近および50°付近にブロ
ードなピークを有し、前記ケイ素化合物および有機アル
ミニウム化合物と組合せてオレフィン類重合用触媒を形
成する。
トルにおいて2θ=52°付近および50°付近にブロ
ードなピークを有し、前記ケイ素化合物および有機アル
ミニウム化合物と組合せてオレフィン類重合用触媒を形
成する。
使用される有機アルミニウム化合物は触媒成分中のチタ
ン原子のモル当りモル比で1〜1oo。
ン原子のモル当りモル比で1〜1oo。
の範囲で用いられ、該ケイ素化合物は、有機アルミニウ
ム化合物のモル当シモル比で1以下、好ましくは(10
05〜α5の範囲で用いられる。
ム化合物のモル当シモル比で1以下、好ましくは(10
05〜α5の範囲で用いられる。
重合は有機溶媒の存在下でも或いは不存在下でも行なう
ことができ、またオレフィン単量体は気体および液体の
いずれの状態でも用いることができる。重合温度は20
0?::以下好ましくFi、100℃以下であり、重合
圧力は100ゆ/α2・G以下、好ましくは50 kg
7rm2・G 以下である。
ことができ、またオレフィン単量体は気体および液体の
いずれの状態でも用いることができる。重合温度は20
0?::以下好ましくFi、100℃以下であり、重合
圧力は100ゆ/α2・G以下、好ましくは50 kg
7rm2・G 以下である。
本発明の触媒成分を用いて単独重合または共重合さ□れ
るオレフィン類はエチレン、プロピレン、1−ブテン等
である。
るオレフィン類はエチレン、プロピレン、1−ブテン等
である。
本発明によって得られた触媒成分および触媒を用いてオ
レフィン類の重合を行なつに場合、生成重合体が極めて
高い立体規則性を有することはもちろん、非常に高活性
であるため生成重合体中の触媒残渣を極めて低くおさえ
ることができ、しかも残留塩素量が殆んど無視し得る程
微量であるために脱灰工程を全く必要としないことはも
ちろん生成重合体に及ぼす塩素の影響を実質上消滅させ
ることができ′る。
レフィン類の重合を行なつに場合、生成重合体が極めて
高い立体規則性を有することはもちろん、非常に高活性
であるため生成重合体中の触媒残渣を極めて低くおさえ
ることができ、しかも残留塩素量が殆んど無視し得る程
微量であるために脱灰工程を全く必要としないことはも
ちろん生成重合体に及ぼす塩素の影響を実質上消滅させ
ることができ′る。
生成重合体に含まれる塩素は造粒、成形などの工程に用
いる機器の腐食の原因となる上、生成重合体そのものの
劣化、黄変等の原因ともなり、これを実質上消滅させる
ことができ次ことは尚業者にとって極めて重要な意味を
もつものである。
いる機器の腐食の原因となる上、生成重合体そのものの
劣化、黄変等の原因ともなり、これを実質上消滅させる
ことができ次ことは尚業者にとって極めて重要な意味を
もつものである。
本発明において脂肪酸カルシウムは、一般に重合体の安
定剤として使用されていることからもわかる通り、本発
明の触媒成分を用いて得られる重合体中に残存すること
があっても該重合体に悪影響を与えることは全く考えら
れないはか夛か、逆に該重合体の安定性に寄与すること
が期待されゐ。
定剤として使用されていることからもわかる通り、本発
明の触媒成分を用いて得られる重合体中に残存すること
があっても該重合体に悪影響を与えることは全く考えら
れないはか夛か、逆に該重合体の安定性に寄与すること
が期待されゐ。
さらに、本発明の特徴とするところは触媒成分の単位時
間当りの活性が重合の経過に伴なって大幅に低下する、
いわゆる高活性担持型触媒の本質的な欠点を解決し、単
独重合だけでなく共重合にさえも実用的に適用できる触
媒を提供するところにある。
間当りの活性が重合の経過に伴なって大幅に低下する、
いわゆる高活性担持型触媒の本質的な欠点を解決し、単
独重合だけでなく共重合にさえも実用的に適用できる触
媒を提供するところにある。
また、工業的なオレフィン重合体の製造において拡重合
時に水素を共存させることがM工制御などの点から一般
的とされているが、前記塩化マグネシウムを担体として
用いる触媒成分は水素共存下では、活性および立体規則
性が大幅に低下するという欠点を有していた。しかし、
本発明によってイOられた触媒成分および触媒を用いて
水素共存下にオレフィン類の重合を行なった場合、生成
重合体のMlが極めて高い場合においても殆んど活性お
よび立体規則性が低下せず、斯かる効果は当業者にとっ
て極めて大きな利益をもたらすものである。
時に水素を共存させることがM工制御などの点から一般
的とされているが、前記塩化マグネシウムを担体として
用いる触媒成分は水素共存下では、活性および立体規則
性が大幅に低下するという欠点を有していた。しかし、
本発明によってイOられた触媒成分および触媒を用いて
水素共存下にオレフィン類の重合を行なった場合、生成
重合体のMlが極めて高い場合においても殆んど活性お
よび立体規則性が低下せず、斯かる効果は当業者にとっ
て極めて大きな利益をもたらすものである。
〔実施例]
以下本発明を実施例により具体的に説明する。
実施例1
[触媒成分の調製〕
ステアリン酸カルシウム2.Ofおよびステアリン酸マ
グネシウムa02を、窒素ガスで充分に置換され、攪拌
機を具備した容量600−の丸底フラスコにとり、攪拌
下にジブチルフタレート1.5dおよびTiO4100
Intを加え、110℃に昇温しで2時間攪拌しながら
反応させた。
グネシウムa02を、窒素ガスで充分に置換され、攪拌
機を具備した容量600−の丸底フラスコにとり、攪拌
下にジブチルフタレート1.5dおよびTiO4100
Intを加え、110℃に昇温しで2時間攪拌しながら
反応させた。
反応終了後40℃のn−へブタン100#+7!で10
回洗浄し、新たにTiO4,100mgを加え、110
℃で2時間攪拌しながら反応させた。
回洗浄し、新たにTiO4,100mgを加え、110
℃で2時間攪拌しながら反応させた。
反応終了後40℃まで冷却し、次いでn−ヘプタン10
0Mtによる洗浄を繰り返し行ない、洗浄液中に塩素が
検出されなくなった時点で洗浄終了として触媒成分とし
た。なお、この際該触媒成分中の固液を分離して固体分
のチタン含有率を測定したところ2.39重量僑であっ
た。
0Mtによる洗浄を繰り返し行ない、洗浄液中に塩素が
検出されなくなった時点で洗浄終了として触媒成分とし
た。なお、この際該触媒成分中の固液を分離して固体分
のチタン含有率を測定したところ2.39重量僑であっ
た。
〔重 合]
窒素ガスで完全に置換された内容積2.OLの攪拌装置
付オートクレーブに、n−へブタン700−を装入し、
窒素ガス雰囲気を保ちつつトリエチルアルミニウム30
1〜、フェニルトリニドキシンラン6419.次いで前
記触媒成分をチタン原子としてa3INi装入した。そ
の後水素ガス120−を装入し70℃に昇温しでプロピ
レンガスを導入しつつ6 kg/cnt” ・aの圧力
を維持して4時間の重合を行なった。重合終了後得
゛られた固体重合体をP別し、80℃に加温して 1
減圧乾燥し262 to重合体を得た。一方戸液 □
を凝縮して5.12の重合体を得た。また該固体 ゛
重合体のMlは6.8であった。
付オートクレーブに、n−へブタン700−を装入し、
窒素ガス雰囲気を保ちつつトリエチルアルミニウム30
1〜、フェニルトリニドキシンラン6419.次いで前
記触媒成分をチタン原子としてa3INi装入した。そ
の後水素ガス120−を装入し70℃に昇温しでプロピ
レンガスを導入しつつ6 kg/cnt” ・aの圧力
を維持して4時間の重合を行なった。重合終了後得
゛られた固体重合体をP別し、80℃に加温して 1
減圧乾燥し262 to重合体を得た。一方戸液 □
を凝縮して5.12の重合体を得た。また該固体 ゛
重合体のMlは6.8であった。
実施例2
重合時間を6時間にした以外は実施例1と同様にして実
験を行なったところ3602の固体重合体が得られた。
験を行なったところ3602の固体重合体が得られた。
一方戸液を#縮して6,9fの重合体が得られた。また
、該固体重合体のMIは4.8であった。
、該固体重合体のMIは4.8であった。
実施例3
反応温度を100℃にした以外は実施例1と同様にして
触媒成分のrA製を行なった。なお、この際の固体分中
のチタン含有率は2.68重量%であつ念。重合に際し
ては実施例1と同様にして実験を行ない2762の固体
重合体を得た。
触媒成分のrA製を行なった。なお、この際の固体分中
のチタン含有率は2.68重量%であつ念。重合に際し
ては実施例1と同様にして実験を行ない2762の固体
重合体を得た。
一方F液を凝縮して6.22の重合体を得た。また、該
固体重合体MIは7.8であった。
固体重合体MIは7.8であった。
Claims (2)
- (1)(A)(a)脂肪酸カルシウム、(b)脂肪酸マ
グネシウム、(c)芳香族ジカルボン酸のジエステルお
よび(d)一般式TiX_4(式中Xはハロゲン元素で
ある。)で表わされるチタンハロゲ ン化物を接触させて得られ、 (B)一般式SiR_m(OR′)_4_−_m(式中
、Rは水素、アルキル基またはアリール基であり、R′
はアルキル基またはアリール基であり、mは 0≦m≦4である。)で表わされるケイ素 化合物、および (C)有機アルミニウム化合物 と組合わせて用いることを特徴とするオレフィン類重合
用触媒成分。 - (2)(A)(a)脂肪酸カルシウム、(b)脂肪酸マ
グネシウム、(c)芳香族ジカルボン酸のジエステルお
よび(d)一般式TiX_4(式中Xはハロゲン元素で
ある。)で表わされるチタンハロゲ ン化物を接触させて得られる触媒成分; (B)一般式SiR_m(OR′)_4_−_m(式中
Rは水素、アルキル基またはアリール基であり、R′は
アルキル基またはアリール基であり、mは 0≦m≦4である。)で表わされるケイ素 化合物;および (C)有機アルミニウム化合物 よりなるオレフィン類重合用触媒。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14584385A JPH0710884B2 (ja) | 1985-07-04 | 1985-07-04 | オレフィン類重合用触媒 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14584385A JPH0710884B2 (ja) | 1985-07-04 | 1985-07-04 | オレフィン類重合用触媒 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS627705A true JPS627705A (ja) | 1987-01-14 |
JPH0710884B2 JPH0710884B2 (ja) | 1995-02-08 |
Family
ID=15394384
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14584385A Expired - Fee Related JPH0710884B2 (ja) | 1985-07-04 | 1985-07-04 | オレフィン類重合用触媒 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0710884B2 (ja) |
-
1985
- 1985-07-04 JP JP14584385A patent/JPH0710884B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0710884B2 (ja) | 1995-02-08 |
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