JPS6276784A - 半導体圧力センサの製造方法 - Google Patents

半導体圧力センサの製造方法

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JPS6276784A
JPS6276784A JP21767385A JP21767385A JPS6276784A JP S6276784 A JPS6276784 A JP S6276784A JP 21767385 A JP21767385 A JP 21767385A JP 21767385 A JP21767385 A JP 21767385A JP S6276784 A JPS6276784 A JP S6276784A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は半導体圧力センサ、特に薄1じ)形成技術を用
い基板表面にダイアフラムを形成することの可0ヒな改
良された半導体圧ツノセンサに関する。
[従来の技術] 植成 第12図には従来の半導体圧カセンザの一般的な(74
成が示されており、この半導体圧カセンザは、凶形シリ
コン基板10と台座12とを含み、基板10はその裏面
側からエツチングが行われ厚さ20〜50μm程度のダ
イアフラム14がその中央部に形成されている。そして
、この基板10は、裏面の肉厚部にて台座12と接着固
定され、両者の間に圧力基準室16が形成されている。
またこのN型シリコン基板10のダイアフラム14表面
側には、P型抵抗領域からなる歪みゲージ1Bか拡散お
るいはイオン注入によって形成されており、更にこの基
板10の表面には酸化シリコン等からなる絶縁膜20及
び電極22が形成されている。
以上の構成とすることにより、この半導体圧力センサー
によれば、測定圧力に比例してダイアフラム14がたわ
み、このたわみをダイアフラム14上に設りられた歪み
ゲージ18の抵抗変化として検出し、圧力測定を行うこ
とができる。
なお、この半導体圧力センリーを用いてこの絶対圧力を
測定する場合には、基板10と台座12との間に設けら
れた圧力基準室16内を真空に形成すればよい。
このにうにすることにより、ダイアフラム14はその表
面側に加えられた絶対圧ツノに比例して撓み、絶対圧力
は歪みゲージ12の抵抗変化となって電気的に測定され
ることになる。
また、この半導体圧力センサーを用いて差圧を測定する
場合には、台座12に圧力基準室16と連通ずる圧力導
入口24を設け、ダイアフラム14がその表面側及び裏
面側に印加される圧力の差圧に応じてたわむよう形成ず
れば良い。このようにすることにより、前記絶対圧タイ
プのセンυと同様にして、差圧を測定することができる
ところで、このような従来の圧力センサでは、前述した
ように、シリコン基板10をその裏面側からエツチング
することによりダイアフラム14及び圧力基準室16を
形成している。このような基(反10のエツチングには
水酸化カリウム(KOO12水溶液等を用いた異方性エ
ツチングが広く用いられている。
これは、エツチングの際に(111)而のエツチング速
度が極めて遅いため、(100)。
(110)面のシリコン基板を使用して基板10の裏面
に窒化シリコン(Si 3 N4 )などのエツチング
マスクを形成りることにより、横方向へのエツチングが
(111面)で停止するまで、結晶方位で決定される規
則正しい傾斜角Oをもった先細り形状で縦方向のエツチ
ングが進行し、第12図に示すようなダイアフラム14
及σ圧力基準室16を形成することかできるからて市る
[発明が解決しようとする問題点] しかし、この従来の半導体圧力センサは以下に詳述づ−
るいくつかの解決すべき問題点を有しており、その有効
な対策が望まれていた。
(イ)まず、このにうな従来の半導体圧力センサは、シ
リコン基板10の表面側及び裏面側の両面をウェハ処理
することが必要であるため、その製造工程が極めて複雑
なものとなるという問題がおった。
すなわち、この圧力センサは、基板10の表面側に歪み
ゲージ18、絶縁膜20及び電極22を形成し、また基
板10の裏面側にはダイアフラムを形成用にエツチング
マスク及び異方性エツチングをほどこす必要がある。
このような基板10両面のウェハ処理は、フAトエッチ
ング技術を用い各工程毎に位置合せしながら行う必要が
あり、このため各製造工程は、両面アライメント装置を
用いたtmな工程となることが避けられない。
また、このように両面アライメント装置を用いても、歪
みゲージ18とダイアフラム14の周縁部の位置合せに
ある程度の誤差が発生してしはい、この誤差がセンサ感
度のパラツギの1乗置となっていた。
一般に、このような両面アライメント誤差は、300μ
mのシリコン基板を用いたときに5μm程度見こまれる
。しかもこのアライメンj〜誤差はシリコン基板の厚さ
か増大するに従って大きくなり、特に厚い大口径シリコ
ンウェハを用いる場合には、センサの特性が大きくバラ
つき、量産が(※めで困難となるという問題がおった。
(ロ)また、このにうな従来の半導体圧力セン法では、
ダイアフラム14の膜厚を薄く形成することが困難であ
るという問題があった。
すなわち、従来の半導体圧力センナでは、所望の厚さの
ダイアフラム14を形成するため、周知のように、シリ
コン基板10の深さ方向のエツチング速度に基づいて計
鋒したエツチング時間でエツチングを停止する方法を用
いている。
しかし、エツチング速度はウェハの表面状態やウェハの
枚数によって変化し、更に基板10の厚さ自体にも一定
のバラつき範囲でバラつきが必る。
このため、このようなエツチング処理によって形成され
るダイアフラム14は、その膜厚に一定の範囲でバラつ
きが発生することが避けられない。
一般に、このような方法で例えば20〜50μm程度の
厚さのダイアフラム14を形成する場合には、約2μm
程度の誤差を見込む必要か必る。
ところで、半導体圧力センサの感度は、周知のようにダ
イアフラムの厚さの2乗に反比例しており、従って、圧
力センサの感度はダイアフラムの厚さの誤差に敏感に反
応してバラつく。
このことから、従来の半導体圧力センサでは、ダイアフ
ラム14の膜厚を5μm程度にしか薄く形成することか
できず、高感度のセンナを得ることができないという問
題があった。
(ハ)また、この従来の半導体圧力セン量すでは、ダイ
アフラム14の寸法を小さく形成することか困難でおる
という問題がめった。
すなわち、ダイアフラム1/Iの寸法は、シリコン基板
10の裏面に設けるエツチングマスクの寸法、シリコン
基板10それ白身の厚さ及びシリコン基板10をエラジ
ンクする際の縦方向のエツチング量等で決定される。
従来のように、ダイアフラム14を異方性エツチングに
より形成する場合に、このエツチングは、結晶方位で決
定される規則正しい傾斜角θに従いエツチングマスクの
開口周縁より内側に向って先細りの形状で進行する。そ
して最終的には周囲を(111)面で囲まれだ円推台形
状とした圧力基準全16を形成することになる。
このようなエツチングの結果形成されたダイアフラム1
4の寸法は、エツチングマスクの開口寸法とシリコン基
板10の縦方向のエツチング量で決定されることとなる
しかし、エツチング開始時におけるシリコン基板10の
厚さには所定幅のバラつきを見込む必要があるため、所
望の厚ざのダイアフラム14を作成しようとする場合に
は、縦方向のエツチング量を基板10の厚さのバラつぎ
分だけ増減補正してやることが必要となる。
このように、従来のレンリーでは、基板10の縦方向の
エツチング量が一定の範囲でバラつくことが避【ブられ
ず、その結果形成されるダイアフラム14の仕上り寸法
も縦方向エツチング量のバラつき分に対応して一定の範
囲でハラつきを持つこととなる。
ここにおいて、シリコン基板10の厚さのバラつきを△
tとすると、ダイアフラム寸法のバラつきは2Δt/l
anθで表されることとなる。
従って、例えば(100)面のシリコン基板10を用い
、(110)方向に辺を有する矩形のダイアフラムを形
成する場合を想定すると、傾斜角θは約55度となり、
また、シリコン基板10の厚さのバラつき分は一般に1
0μm程度児込む必要があることから、最終的に形成さ
れるダイアフラム14の寸法は約14μm程度のバラつ
きをもつこととなる。
このように、従来の半導体圧力センサーでは、エツチン
グにより形成されるダイアフラム14の寸法は所定幅の
バラつきをもつこことなり、この結果ダイアフラム14
の周縁と歪みゲージ18との相対的な位置が変動して歪
みゲージ18に作用する歪み吊が変化してしまい、セン
サ自体の感度がハラつくという問題かあった。
特に、このような従来の半導体圧力センサでは、ダイア
フラム14の寸法を小さくすればする程その寸法のパラ
つく割合いか人きくなるため、ダイアフラム14の寸法
は、直径あるいは一辺必たつの長さが500 um程度
にしか小さく形成することができず、これ以上小さいダ
イアフラム14を有するセンサを形成することはてぎな
いという問題か必った。
(ニ)ざらに、このような従来の半導体圧7J tン→
ノーでは、圧力基準室16を形成するために、シリコン
基板と台座12とを気密状態に接着することが必要とな
る。
すなわち、このような従来のセンIすを用いて絶対圧を
測定する場合には、基板10と台座12とを密着して形
成した空洞を圧力基Q室16として用い、この圧力基準
室16内を真空に保つ必要がある。
しかし、基板10と台座12との接着には、陽イ〜接合
やカラス接合等の高度な気密接着技術を必要とし、ざら
にこの気密接着部にたとえわずかでも洩れが存在すると
、この洩れが圧力センサの出力1)性の経肋変化となっ
て現れるという問題か必つ Iこ 。
421に、高精度の圧力測定を行うセンVにおいては、
この気密接着技術が極めて重要なポイントとなり、これ
がセンサを量産化する上での妨げとなっていた。
以上説明したように、この従来の半々体圧力センサは、
前記(イ)〜(ニ)の各問題点を有するため、その測定
精度の向上及び小形化を図ることができす、しかも、−
その製造方法が複雑であることから、量産性を図り低価
格化を実現することかできないという問題があった。
この結果、このにうな従来の半導体圧力センサは優れた
性能を有するにもかかわらず、広く利用されるに至って
あらず、その右動な対策か望まれていた。
[発明の目的] 本発明は、このような従来の課題に鑑みなされたもので
必り、その目的は、小形化、量産化か容易でかつ高精度
の半々体圧力センサ及びその製造方法を提供することに
ある。
[問題点を解決するための手段1 半導体圧力センサ 前記目的を達成するため、本発明の半導体圧力センサt
よ、 半導体基板と、 その半導体基板の主表面の受圧領域に沿って被覆さ゛れ
等方性エツチング特性を有するよう形成された消失膜と
、 この消失膜を覆うよう半導体基板の主表面上に被覆され
、耐エツチング材料を用いて形成された絶縁性ダイアフ
ラム膜と、 このグイ7フラム膜(!−貫通して消失膜にYすjヱづ
−るよう形成された少なくとも1個のエツチング液注入
口と、 エツチング液注入口を介して前記半ンク体基板の一部と
消失膜とをエッチング特性することにより形成された圧
力基準室と、 ダイアフラム1じ1上の受圧領域所定位置に設けられた
少なくとも1個の歪みゲージと、 を含み、 前記歪みゲージの出ツノ信号に基づき圧力検出を行うこ
とを特徴とする。
以下に本発明の半導体圧力センサ“を更に具体的に説明
する。
第1図には本発明に係る半々体圧力センサの基本的な描
)聞を表わす平面説明図が示されてa3つ、第2図はそ
の断面説明図か示されている。
本発明の半;り体圧力セン昏すは、半導体基板28の主
表面受圧領域に、所定の平面形状をした等方性エツチン
グ液性を有する消失膜30が被覆形成さ枕ている。
そして、半導体基板28の主表面には、その全域にわた
りこの消失膜30を苛うよう耐エツーチング(オ料から
成る絶縁性ダイアフラム肱32か被覆形成されてあり、
このダイアフラム肱32の受斤領域所定位置に少なくと
も1個の歪ゲージ34が設けられている。
本発明においては、このダイアフラム膜32及び歪ゲー
ジ34を、更に耐エツチング性を有する材料から成る絶
縁性保護膜36によって被覆するよう形成することが好
ましい。
そして、センサの受圧領域所定位置には、前記絶縁性保
護膜36.ダイアフラム膜32を貫通して、消失膜30
に到達づ−る少なくとも1個のエツチング液注入口40
か間口形成されており、このエツチング液注入口40を
介して基板28の一部と消失膜30の全てがエッチング
特性され、これにより、基板28とダイアフラム膜32
とにより囲まれた圧力基準室42が形成されている。
ここにおいて、前記エツチング液注入口40は、必要に
応じてその全部又は一部か封止部材44により封止され
ている。
また、本発明の半導体圧力センサーにおいて、前述した
ように、歪みゲージ34の表面に絶縁性保護膜36を被
覆形成した場合には、その絶縁性保占1漠36の前記ゲ
ージ34両端に接続孔46を形成し、その接続孔46を
介して歪みゲージ34の両端に接続される複数の電極3
8(!−影形成ることか好ましい。
本発明の半導体圧カセンリは以上の構成からなり、次に
このセンナを用い絶対圧を測定する場合と差圧を測定す
る場合を説明する。
なお、本発明の半導体圧力センサでは、圧力基メ11室
42の上面側に位置するダイアフラム膜32が可動ダイ
アフラム100として機能し、またこのダイアフラム膜
32以外に前述したように絶縁性保護膜36を設けた場
合には、このダイアフラム膜32と絶縁性保護膜36か
らなる積層膜が可動ダイアフラム100として機能する
ことになる。
まず、本発明の圧力センサを、絶対圧測定タイプのセン
サとして用いる場合には、圧力基準室42を真空状態に
保ったまま、すべてのエツチング液注入口40を封止部
材44により密封する。このようにすることにより、圧
力か印加されると可動ダイアフラム100は印加された
絶対圧力に比例して歪み、この歪みによって受圧領域に
設けられた歪みゲージ34の抵抗が変化する。
例えばダイアフラム膜32の受圧領域中央に1組の歪み
ゲージ31−2.34−4を配置し、又受圧領域の周辺
に他の1組の歪みゲージ341゜34−3を配置すると
、これら各組の歪みゲージに加わる歪みは一方が圧縮力
、他方が伸長力となり、この結果1組の歪みゲージの抵
抗が増加する場合には、他方の組の歪みゲージの抵抗が
減少することとなる。
従って、これら2組の歪みゲージ34−1 。
34−2.34−3.34−4を抵抗変化が加締される
よう電極38−1.38−2.38−3゜38−4を介
してブリッジ接続し、対向する一対の電極に電源を接続
すれば、他の一対の電極からは、可動ダイアフラム10
0に加わる絶対圧力に比例した電圧を出力することが可
能となる。
このようにして、本発明の半導体圧力センサによれば、
絶対圧力を正確に測定づ−ることか可能となる。
また、本発明の半導体圧力センサを、差圧測定用のセン
サーとして使用する場合には、例えば第3図、第4図に
承りように、可動ダイアフラム100を長方形状に形成
し、この可動ダイアフラムを長手方向に2等分する。そ
して、その一方の領域に少なくとも1個の歪ゲージ34
を配置し、他方の領域にエツチング液注入口40を配置
し、このエツチング液注入口40に比較する圧力を導入
する圧力導入手段を設(すればよい。
また、これ以外にも、本発明の半導体圧カレン1〕を、
差圧測定型のセンサとして使用する場合には、エツチン
グ液注入1]40を複数個設(プ、その一部を封止部材
44を用いて密封し、残りを開口するよう形成する。そ
して、間口されたエツチング液注入口40に圧力基準室
42へ向は比較する圧力を導入覆る圧力導入手段を設(
すれば良い。
このようにすることにより、可動クイデフラム1000
表面側及び表面側に印加される圧力−の差圧を前記絶対
圧タイプのセンサーと同様に歪みゲージ34の抵抗変化
として正確に測定することが可能となる。
製造方法 次に本発明のにかかる半脣体圧カセンザのH4方法を説
明する。
本発明の製造方法は、 半導体基板の主表面受圧領域に等方性エツチング特性を
有する消失膜を被覆形成する消失膜形成工程と、 耐エツチング材料から成る絶縁性ダイアフラム膜を前記
)肖失膜を覆うよう半導体基板の主表面上に被覆形成す
るダイアフラム膜形成工程と、−このダイフラム膜の受
圧領域所定位置に少なくとも1個の歪みゲージを形成す
る歪みゲージ形成工程と、 耐エツチング材料から成る絶縁性保護膜を前記歪みゲー
ジを覆うようダイアフラム膜上に被覆形成する保護膜形
成工程と、 受圧領域所定位置に前記絶縁性保護膜、ダイアフラム膜
を貫通して消失膜に到達づ−る少なくとも1個のエツチ
ング液注入口を形成する注入口形酸二[千54と、 このエツチング液注入口を介して異方性エツチング液を
注入して、半導体基板の一部と消失114tの全てをエ
ッチング特性し、所定形状をした圧力阜(j(室とこれ
を覆う可動ダイアフラムどを形成りる基準室形成工程と
、 必要に応じてエツチン液注入口の少なくとも1つを封止
部材を用いて密封する注入ロ封止工程と、 絶縁性保護膜の歪みゲージ両端位置に接続孔を形成する
接続孔形成工程と、 この接続孔を介して歪みゲージに接続される電極を形−
成する電極形成工程と、 を含み、全処理工程を歪みゲージが設けられる半導体基
板の主表面側においてのみ行うことを特徴とする。
以下に本発明の製造方法を更に具体的に説明する。
本発明の方法によれば、まず半導体基板28の主表面受
圧領域に等方性エツチング特性を右ザる消失膜30を被
覆形成する。
ここにおいて、この消失膜形成工程は、まず半導体基板
28の主表面全域に等方性エツチング特性を有する消失
膜30を被覆形成しておき、次にこの消失膜30を、受
圧領域に相当する部分だけ残し不要部分を除去するよう
加工することが好ましい。
またこれ以外にも、この消失膜形成工程は、まず半う9
体基板28の主表面上に耐エツチング性の材わlからな
る絶縁膜を被覆しておき、次にこの絶縁膜の受圧領域に
開口を形成し、この間口部分を消失膜30により被覆す
るよう行ってもよい。
このようにして所定形状にした消失膜30を被覆形成し
たのら、次にこの消失膜30及び半導体基板28の主表
面上に耐エツチング材料からなる絶縁性ダイアフラム膜
32を被覆形成する。そして、このダイアフラム膜32
の受圧領域所定位置に少なくとも1個の歪みゲージ34
を設(プ、更にこの歪みゲージ34及びグイアフラム膜
32上に耐エツチングl生の同月からなる絶縁性保護膜
36を被覆形成する。
このようにして、消失膜30.ダイアフラム膜32及び
絶縁性保護膜36を被覆形成したのら、受圧領域所定位
置にて、これら絶縁性像°5膜36゜ダイアフラム膜3
2を貫通して消失膜30に到達する少なくとも′1個の
エツチング液注入口40を形成する。
本発明の特徴的事項は、このようにして形成されたエツ
チング液注入口40を介して異方性エツチング液を注入
することにより、半′?9体基板28の一部及び消失膜
30の全てをエッチング特性し、圧力基準室42及びこ
れを覆う可動グイアフラム100を形成することにあり
、以下にその工程を詳細に説明づる。
第10図には各部材のエッチング特性か示されており、
特性曲線Aは消失膜30として多結晶シリコン膜を用い
た場合の横方向エツチングT’j ′liを現し、特性
曲線Bは半導体)、t、仮28として単結晶シリコン基
板を用いた場合の縦方向エッチング特性を現し、特性曲
線Cは絶縁性ダイアフラム摸32として窒化シリコン膜
を用いた場合に83cプるダイアフラム膜と単結晶シリ
コン基板2Bとの界面エツチング特性を表している。
また、第11図は、エツチング液注入口40を介して異
方性エツチング液を注入した際におけるエツチングの進
行状態を表わし、(a)は異方性エツチング前の状態を
表し、(b)はエツヂングj711始初!Illの状態
を表し、(C)(ニー[ツチングがICんだ中間状態を
表わし、(d>はエツチング終了状態をそれぞれ表わし
ている。
まず、エツチング液注入口40から異方性エツチング液
を注入すると、消失膜30は第11図(a>に示す状態
から(b>、(C)に示ず状態へと等方性のエツチング
か進行していく。ぞして、この消失11!J 30はそ
の中央部から順に消失して間口部を広げていき、この開
口面積は第10図に示す特性曲線Aに従い時間ととらに
横方向に広がっていく。
また、このような消失膜30の消失により露出した単結
晶シリコン基板28では、消失膜30の開口面’ri1
に従って異方性エツチングが進(°iし、第10図に示
す121性曲線Bに従って縦方向にエツチングか行われ
る。
ここにおいて、仮に消失膜30の開[l面積か一定であ
るとすると、単結晶シリコン基板28のエツチング深さ
は(111)面が左右の傾斜面と交叉した深さで停止し
てしまうか、本発明にd3いては、消失膜30の開口面
積か時間とと−しに連続的に拡大していくため、これに
追従して第11図(C)に示すごとく単結晶シリコン基
板28の縦方向に向けたエツチングも進行することとな
る。
そして、第11図(d)に示すごとく、消失膜30が全
てエッチング特性されると、横方向へ向けたエツチング
特性は、第10図に示す消失膜30の特性曲線Aから、
単結晶シリコン基板28とダイアフラム膜32の界面の
特性曲線Cへと切替わり、横方向に向けたエツチング速
度は数十分の1に低下する。
この結果、第11図(d)に示す状態にエツチングが到
jヱすると、横方向に向1′)だ開口面積はほとんと広
からず、j11結晶シリコン基板28のエツチング深さ
は同図に示すようにその傾斜面か(111)面で交叉し
た深さでほとんど停止してしまう。
すなわら、本発明においては、消失膜30の形状により
半導体基板28の加工寸法が決定され、これ以上エツチ
ングを続けてもこの形状はほとんど変化することはない
このようにして、本発明によれば基板28とダイアフラ
ム++ts a 2との間に、消失IIs> 30の寸
法に従った大きさの圧力量(((窄42を形成すること
が可能となる。
この際、本発明によれば、圧力量4(全42の上面側に
位置するダイアフラム膜32は、耐エツチング性の(・
1月を用いて形成されるため、はと/Vどエッチング特
性されることはない。この結果、ダイアフラム膜32と
絶縁性保占膜36との(1゛i層;じ)は、圧ツノ基(
11室42にλ11−る可動ダイアフラム100として
機1止することとなる。
本発明にa3いて、このq動グイ7フラム100の形状
は、前述したように、消失膜30の形状とほぼ一致し、
従って、消失膜300形状を予め設定することにより、
従来のように基板28の厚さのばらつきに影響されるこ
となく、ダイアフラム100を十分小さく、しかも所望
の形状に粘度良く形成することが可能となる。
更に、本発明によれば可動ダイアフラム100の膜厚は
、ダイアフラム膜32と絶縁性保席膜36との双方の膜
厚を合計した値となるため、周知の1模厚形成技術を用
い、ダイアフラム100の肱叩を予め設定した所望の値
に薄くかつ精度良く形成することが可能となる。
このように、本発明によれば、ダイアフラムの寸法、形
状及び膜厚を予め設定した形状及び値に従い、十分に小
さくかつln1M良く9々定丈ることが可能となり、そ
の結果、小型でかつ高粘度の圧力センリを得ることが可
能となる。
また、本発明の方法によれば、このようにして圧力量r
%1室42及び可動ダイアフラム100を形成した後、
必要に応じこの斤ノフ阜〈)(室/′I2を・作成する
ために設けられたエツチング液注入口40を封止部材4
4を用いて密t′Jする。
この時、本発明のセン昏すを絶対圧測定型として形成す
る場合には、圧力基(%L 苗42内を真空に保ったま
ま封止部材44を用いてエツチング液注入口40の全て
を密封する。
またこれとは逆に、本発明のセンサーを差圧測定型とし
て形成する場合には、エツチング液注入口40に圧力基
準室42へ向は第2の圧力を導入する圧力導入手段を設
ける。
このにうにすることにより、ダイアフラム100の表面
側に印加される第1の圧力と裏面側に印加される第2の
圧力との差圧を歪みゲージ34の抵抗変化として測定す
ることが可能となる。
また、本発明においては歪みゲージ34の表面を絶縁性
保護膜36により被覆しているため、この歪みゲージ3
4から信号を取出す電極を設ける必要がおる。このため
絶縁性保護膜36の歪みゲージ両端位置に接続口46を
形成し、この接続口46を介して歪みゲージ34に接続
される電極38を形成すればよい。
このようにすることにより、歪みゲージ34の抵抗変化
を電(へ38を介して検出することか可能となる。
従来例との比較 本発明の半導体圧カゼンサ及びその製造方法は以上の(
?11成からなり、次にその特徴を従来例と比較して具
体的にん1明する。
(a)本発明によれば、製造処理工程の全てを半導体基
板2Bの主表面側でのみで行う、いわゆる片面処理によ
ってピン1すを形成することか可能となる。
すなわち、本発明によれば、基板2Bの主表面側におい
て、ダイアフラム100を周知の薄膜形成技術をもって
形成し、また圧力基準室42は基板2Bの主表面側に形
成されたエツチング液注入口40からエツチング液を注
入することにより形成し、更に、圧力基準室42の気密
封止は真空蒸着等の集積回路製)貴技術で行うことかで
きる。このように、全てのウェハ処理工程を基板30の
主表面側においてのみ行い、いわゆるハ面処理でセンサ
゛を形成することが可能となる。
この結果、本発明によれば、従来の両面処理のセンサに
比しその製造工程が4にめで簡単かつ安価なものとなる
(b)また、本発明によれば、周知の薄膜形成技(+t
liを用いること(こより、ダイアフラム100のIl
桑厚を予め決定した値に薄くかつ粘度良く形成すること
か可能となる。
更に、本発明によれば、ダイアフラム100の大きさを
半導体基板28の厚さのバラつきに無関係に、予め設定
した平面寸法で極めて小さくかつ精度良く形成すること
ができる。
このように、本発明によれば、従来のセンサに比し、ダ
イアフラムを必らかしめ設定した膜厚、\1法に小さく
かつ粘度良く形成することか可能となり、小型でかつ高
感度のセンサを得ることか可能となる。
(C)また、本発明によれば、圧力M”!= ”+1挙
42をダイアフラム膜32と基板28との間に形成して
いるため、絶対圧タイプのピン4ノを形成する際、圧力
基準室42の気密封止を真空蒸着等の集積回路製造技術
により筒中かつ確実に行うことができる。この結果、本
発明によれば、従来、センサをω産生する上でのさまた
げとなっていた基板28と台座との気密接着が不要とな
り、センサの製造を大幅に簡素化することが可能となる
(d)また、本発明によれば、ダイアフラム膜32上に
設(プられた歪みゲージt?34を、絶縁性保護膜36
で被覆することにより、歪みゲージ34を複数個設けた
場合には、各歪みゲージ34がそれぞれ分離され、いわ
ゆるl”−N接合分離のような温度上昇に伴なう洩れ電
流か増加することかなく、高温域まで安定に動作するこ
とか可能となる。
(e)更に、本発明によれば、半導体圧カレンザ自体を
集村iざぜて装)聞することか可能となる。
すなわら、本発明によれば、前)ホしたように、全装)
聞処理工程をほぼ片面処理により行うことか可能でおり
、しかしダイアフラム100を非常に薄くかつ小型に形
成することができるため、圧力センサ自体を集積回路を
’+M成する1つの素子要素として扱い設訓することが
容易となり、しかも、センリー自体を集積回路製造技術
とほぼ同様の装)青技術を用いて形成することができる
ことから、圧カレンザを所定の信号処理回路、例えば増
幅機等と同一基板2B上に集積させて形成することが可
能となる。
実験によれば、本発明のダイアフラムは、従来の半導体
圧カセンリのダイアフラムに比し、その寸法を略1/1
0以下に形成可能でおることか確認されている。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、ダイアフラムを
薄く小さく形成することができるため、小型かつ高精度
の半導体圧カレンザを1qることか可能となり、しかも
センリ−の製造をいわゆる片面処理で行うことがてぎる
ことから、ω産が極めて容易でかつ低価格のセンサ゛を
1与ることか可能である。
[実施例] 次に本発明の好適な実施例を図面に基づき説明する。
第1実施例 まず本発明の好適な第1実施例を第1図及び第2図に基
づき説明する。
本実施例の半脣体圧力センリにおいて、半導体基板28
は単結晶シリコン基板を用いて形成されてあり、この単
結晶シリコン基板28の受圧領域に消失膜30が被覆形
成されている。
実施例において、この消失膜30は、単結晶シリコン基
板2Bの主表面全面に多結晶シリコンを減圧CVDを用
い膜厚100nmに被覆し、これをフォトエツチングを
用い受圧領域に相当j−る形状寸法に加工することによ
り形成されている。
このJ:うに、単結晶シリコン基板28の受圧領域に消
失膜30が被覆形成されると、次にこの主表面上には、
その全域に渡りダイアフラム膜32トシテ窒化シリコン
(Si3N4)が膜厚300nmに被覆形成される。
そして、このダイアフラム膜32の表面所定位置には、
歪ゲージ34−1.31−2.34−3゜34−4が設
けられており、実施例においてこの歪ゲージ34は、ダ
イアフラム膜32の表面に減圧CVDで多結晶シリコン
を膜厚1100nに被覆し、更にこの多結晶シリコンに
不純物として小ロンを熱拡散おるいはイオン注入法を用
いて添加、拡散してP型半導体を形成し、その後これを
74!−エツチングによって部分的に除去することによ
り形成される。
更に、この歪ゲージ34及びグ゛イアフラム膜32の全
表面上には、減圧CVDを用い、絶縁性保護膜36とし
て窒化シリコンが10 On +nの膜厚に被覆形成さ
れる。
このようにして、基板28の主表面側に消失膜30、ダ
イアフラム膜32及び絶縁性保護膜36か被覆形成され
ると、次に受圧領域の所定位置にd3いて、前記絶縁性
保護膜36、ダイアフラム膜32を貫通して消失膜30
に到達する直径2μmのエツチング液注入[140が)
A]〜王ツチングを用い開口形成され、このエツチング
液注入口40を介して基板28へ向は異方性エツチング
液が注入される。
実施例においては、前記異方性エツチング液として水酸
化カリウム(KOO12水溶液か用いられており、前記
エツチング液注入口40からこのエツチング液を注入す
ると注入口40を中心としてエツチングか進行づる。
すなわち、エツチング液注入口40からエツチング液を
注入すると、第11図(b)、(c)に示すごとく消失
膜30は所定速度で横方向にエッチング特性され、これ
と同■)にシ1ノコン基板28は同図に示すごとく縦方
向に所定深さまでエッチング特性され、圧力基準室42
となる空洞が形成される。
このとき、圧力基準室42の上面側に位置するダイアフ
ラム膜32及び絶縁性保護膜3Gは、耐エツチングIJ
 )tA、すなわら窒化シリコンを用いて形成されてい
るため、はとんどエッチング特性されることがなく、従
ってダイアフラム膜32と絶縁性保護膜36からなる積
層膜の受圧領域、すなわら消失膜30の設(すられた領
域が、圧ツノ基準全42に対する可動ダイアフラム10
0として機能することになる。
なあ、ここにおいて、各歪ゲージ34はダイアフラム膜
32と絶縁性保護膜36とによりナンドイッチ状に被覆
されているため、前記エツチング液より何等影響を受(
プることかない。
本実施例においては、このようにして圧力基準苗42及
び可動ダイアフラム100が形成されると、次に真空蒸
着あるいはスパッタリングにより金属あるいは絶縁物が
、絶縁性保護膜36上にエツチング液注入口40を密封
封止できる程度の厚さに堆積される。そして、その後7
7ft〜エツブングで不要部分が除去され封止部月44
か形成される。
このようにすることにより、圧力基(i(全42はその
内部が真空状態に保たれたまま密封封止されることにな
る。
その俊、絶縁・14保護肱3Gの歪ゲージ両端位置を7
41〜エツヂングにより除去して接続孔46を形成し、
ここにアルミニウム蒸着膜を被覆しこれをフッ1t〜エ
ツヂングにより適当な形状にすることにより電極3Bを
形成する。
以上の構成とすることにより、本実施例の半;な体圧カ
レン1ノは、ダイアフラム100の表面側より印加され
た絶対圧力を歪ゲージ34の抵抗変化として検出し、電
極38を介して絶対圧力に比例した信号を1■ることが
できる。
本実施例においては、ダイアフラム100の直径及び膜
厚をそれぞれ50μm、0.5μm ir′1.mまで
精度良く小さく形成することかてき、しかし100KP
aの圧力に対して2mV/V以上の優れた出力感度を有
することが実験により確認された。このことから、この
第1実施例によれば、ダイアフラムの膜厚及び寸法を十
分に小さく粘度良く形成し、小型でかつ高感度の半導体
圧力センサを実現可能であることが理解できる。
第2実施例 次に本発明の好適な第2実施例を、差圧測定型のセンサ
を例に取り説明する。
なJ′3、前記第1実施例と対応する部材には同一符号
を(=I Lその説明は省略する。
第3図には第2実施例のセンサ゛を示す平面説明図か示
されてあり、第4図にはその断面の概略説明図が示され
ている。
実施例のセンサは、単結晶シリコン基板28の表面に長
方形状をした多結晶シリコンを)1j失膜30として被
覆形成し、その後前記第1実施例と同様に、ダイアフラ
ム膜32.歪ゲージ3/I、絶縁性保護膜及びエツチン
グ液注入口40を設ける。
ここにおいてエツチング液注入口40から、水酸化力l
ノウム(K OH)水溶液から成る異方性エツチング液
を注入すると、第3及び第4図に示すごとく、消失膜3
0の形状に従い長方形状をした空洞から成る圧力基〈1
1室42と可動ダイアフラム100か形成される。
本実施例の特徴的事項は、長方形ダイアフラム100の
片側領域に歪ゲージ34を形成し、他方の片側領域にエ
ツチング液注入口40を形成したことにある。そして、
この可動ダイアフラム100の他方の片側領域に、前記
エツチング液注入口40へ連通ずる圧力導入キX・ツブ
52を設り、圧力基準室42内へ第2の圧力を印加す“
る。
このようにすることにより、本実施例の半導体圧力セン
サーにJ、れば、ダイアフラム100の表面及び裏面に
第1の圧力P1及び第2の圧力P2が印加され、可動ダ
イアフラム100には両名の差圧に比例した歪が発生し
、この結宋歪ゲージ34からはこの差圧に比例()た電
気信号を得ることか可能となる。
なお、第3図及び第4図においては理解を′容易にする
ために、絶縁性保護膜36、接続孔46及び電極38の
説明は省略しておるが、これら各部材は前記第1実施例
と同様に本実施例にJ3いても設()られている。
第3実茄−例 次に本発明の好適へ第3実施例を図面に基づき31明す
る。
第5図にはこの第3実施例に係る半導体圧力センナの平
面外観図が示されており、第6図にはそのVl −Vl
断面のll!1iW8説明図が示されている。なあ、前
記各実施例と対応する部材には同一符号を(”J Lそ
の説明は省略1−る。
本実施例の半導体圧力センサにおいて、半導体基板28
は(’100)面を11するシリコン単結晶基板を用い
て形成されており、このシリコン単結晶基板28の主表
面受圧領域には消失膜30か所定形状に被覆形成されて
いる。
本実施例の特徴的事項は、この消失膜30を次の手順に
従って被覆形成したことに必る。
′?Jなわち、まず基板28の主表面全域に窒化シリコ
ン(Si3N4)からなる絶縁膜54を減圧CVDを用
い厚ざ1100nに被覆形成し、次にフォトエツチング
を用いこの絶縁膜54の受圧領域に相当する部分に正方
形状の開口56を形成する。
そして、その開口56を覆うように絶縁膜54上に所定
形状をした消失++t、: 30を減圧CVDを用い厚
ざ1100nに被覆形成する。
実施例において、この消失膜30の形状は、第5図に示
すごとく絶縁膜54の開口周縁部を覆うようほぼ正方形
状に形成されてあり、しかも正方形の4つの角にはその
外側に向けそれぞれ突出した領域58を有するよう形成
されている。
また、この消失膜30及びシリコン単結晶基板28の主
表面全域にはダイアフラム膜32として窒化シリコンが
減圧CVDを用い膜厚200nmに被覆形成されている
そし−て、このダイアフラム膜32の受圧領域所定位置
に、前記第1実施例と同様に歪ゲージ34−1.34−
2.34−3.34−4が減圧CVD及びフォトエツチ
ングを用いて形成され、更にこのようにして形成された
歪ゲージ34及びダイアフラム32の全表面上には、絶
縁性保護膜36として窒化シリコンが減圧CVDを用い
て膜厚200nmに被覆形成されている。
そして、第5図に示すごとく、4か所の突出領域58に
おいては、絶縁性保護膜36、ダイアフラム膜32を貴
通しシリコン消失膜30に到達する4 1n!ilのエ
ツチング液注入口40を開口形成され、このエツチング
液注入口40を介して基板28へ向(プ水酸化カリウム
(K O+−1>水溶液から成る異方性エツチング液が
注入される。
このようにザることにより、本実施例においては、消失
If!30の全てと基板28の一部とがエッチング特性
され、前述したように圧力塁準室42と可動ダイアフラ
ム100か形成される。
その後、絶縁性保護膜36の歪ゲージ両端位1腎に、接
続孔46を設(プ、この接続孔46を介して電)か38
を形成Jる。
また、その後、絶縁性保護膜36の表面全域に、プラズ
マCVDを用い窒化シリコン60を500nmの膜厚に
被覆形成する。このようにすることにより、この窒化シ
リコン1E60は、各エツチング液注入口40の封止部
何44として)浅化し、史にレンIす表面のパンシベー
ションを)IEねることになる。
本実施例においては、正方形状をした可動ダイアフラム
100の一辺の寸法を100μm、l!厚を0.9μ1
1程度まで小型化することができ、更に100KPaの
正方に対し3mV/V以上の優れた出力感度を有するこ
とが実験により確認された。
このように、この第3実施例によっても、ダイアフラム
の寸法及び膜厚を十分に小ざく精度良く形成し、小型か
つ高感度のセンサを実現可能でおることが理解できる。
第4実施例 次に本発明の好適な第4実施例を説明する。なお、前記
各実施例に対応する部材には同一符号を付しその説明は
省略する。
第7図には第3実施例に係るセンサの平面図か示されて
おり、第8図にはその断面概略説明図か示されている。
本実施例のセンサ゛は、前記第3実施例と同様に、基板
10の主表面上に絶縁膜54を被覆形成し、その一端側
に100μm角の正方形状をしだ聞−口56を形成して
いる。
そして、この間11561には消失1漠30か被覆形成
され、この消失膜30及びを絶縁膜54の表面全域には
ダイアノラム膜32か被覆形成され、更にこのダイアフ
ラム膜32の受圧領域所定位置には第7図に示すごとく
複数の歪みゲージ34−1.34−2.3=ll−3,
34−4が設けられている。
本実施例の特徴的事項は、歪みゲージ34−1゜・・・
34−4の両端に接続される複数の電極3Bを可動ダイ
アフラム100を横断し基板28の他端側に向(プ延設
している。
そして、このように歪みゲージ34及び電極38が設け
られたダイアフラム膜32の表面全域には、絶縁性保護
膜36を被覆形成され、更に前記第3実施例と同様にし
て一端側にエツチング液注入口40が形成され、このエ
ツチング液注入lコ40からエツチング液を注入するこ
とにより、正方形状した可動ダイアフラム100及び圧
力基準室42を形成する。
その後、絶縁性保護膜36上に前記第3実施例と同様に
して窒化シリコン膜60が所定の1摸厚て被覆形成され
、エツブ−ング液注入口40を密封する封止部材44と
して用いられる。
そして、基板10の他端側において、窒化シリコン肱6
0に電(へ38と連通する接続口4Gが形成され、ここ
に接続端子38aが形成される。
このJ:うに、本実施例にa3いては、基板10の一端
側にダイアフラム100、他端側に接続端子38aが位
置するよう形成されており、電極38は前記可動ダイア
フラム100側において露出していないことから、各種
液体や生体の圧力測定用のセンサとして好適でのる。
実験によれば、本実施例の半力体圧力セン1〕は、基板
28のゴ払を150μmX 500μmまで小さく形成
可能であることが確3りされた。これにより、本実施例
によれば超小型の半導体圧力センサか実用ぎ能であるが
理解される。
第5実施例 次に本発明の好適な第5実施例を説明する。
本実施例の特徴的事項は、半導体圧力センソ“を集積回
路と一体化して形成し、いわゆる集積化されだ半導体圧
力センサとして用いたことにある。
第9図には、この第5実施例にかかる半導体圧ノJ[Z
ンリの外面図が示されており、本実施例においては、シ
リコン基板28の所定位置に前記第1実施例及び第3実
施例で説明した本発明の半導体圧力センサ200が形成
されており、更に、このシリコン基板28上に、圧カセ
ンザ200からの出力の増幅や信号処理を行う集積回路
300と、センサ200と集積回路300とを接続する
リード及び外部との接続とを行う複数の電極400か形
成されている。
このように、本発明によれば、半導体圧力センサーを集
積回路のM11成素子要素の1つと児なすことかできる
程度に小型に形成することができ、またその製造も、片
面処理により行うことか可能であり、しかも集積回路と
同一の製造処理工程を用いることかできる。
従って、本発明は、この第5実施例で示すごとく、半導
体圧力センIすを集積回路と一体化して、いわゆる集積
化センサーとして製造する場合に極めC好適なもので必
ることか理解される。
仙の実施例 なお、前記各実施例においては、窒化シリコンからなる
ダイアフラム膜32と絶縁性保護膜36との積層膜を可
動ダイアフラム100として用いる場合を例にとり説明
したが、本発明はこれに限らず、これ以外にも、窒化シ
リコン膜で上下をサンドイッチ状に挟んだ多層膜−シ可
動ダイアフラム100として用いることができ、例えば
厚いダイアフラム100を必要とする場合には窒化シリ
コン膜−多結晶シリコン膜−窒化シリコン膜の3In膜
が好適なものとなる。
更に、前記実施例においては、ダイアフラム膜32)絶
縁性保護膜36として、窒化シリコンを用いる場合を例
にとり説明したが、これ以外にも、例えばアルミナ(△
1203>、サファイヤ(AI 2 o3)、フッ化カ
ルシウム(CaF2 >等シリコン基板30上に安定に
」([積し、シリロンのエツチング速度よりもそのエツ
チング速度か(かめて遅い絶縁祠料であれば他の4・オ
料を用いることら可能でおる。
更に、前記各実施例においてta、歪みゲージ34とし
て、多結晶シリコンを用いた場合を例にとり説明してい
るか、これ以外にも、例えば多結晶シリコンを再結晶化
して9結晶化することにより、更に感度の向上、を図る
ことが可能であり、また、これ以外の材料でも、ダイア
フラム膜上に安定に堆積することができ、ピエゾ抵抗効
果が充分発揮できるものであれば、他の材料を用いても
形成することか可能でおる。
また、前記実施例においては、等方性エツチング特性を
有する消失膜30として、多結晶シリコンを用いた場合
を例に取り説明したが、本発明はこれに限らす、これ以
外にも半導体基板2Bとダイアフラム膜32の界面より
も速い横方向エツチング特性を有するものであれば仙の
材料を用いでも形成することが可能であり、例えばリン
カラス等を用いて形成することも可能である。
このように、本発明の半導体圧力センサは、小型かつ高
精度のものとすることかできるため、各種用途に幅広く
用いることが可能であり、例えば気圧訓、血圧iil、
自動車エンジン制御用の圧カゼンリ゛、工業(プラン1
〜)用の圧力伝送器、生体Sll側圧圧力セン4ノ、ロ
ボッ1〜制御用圧力センサー等の各種用途に用いること
か可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明に係る半導体圧力センサ及び
その′!A造方法の好適な第]実施例を示づ一説明図、 第3図及び第4図は本発明の好適な第2実施例を示り概
略d1明図、 第5図及び第6図は本発明の好適な第3実施例を示す概
略説明図、 第7図及び第8図は本発明の好適な第4実施例を示づ概
略説明図、 第9図は本発明の好適な第5実施例を示す説明図、 第10図は本発明に係る半導体圧力センサ各部にd31
=ノるエツチング特性を表わす特性図、第11図は本発
明に係る半導体圧力セン−りの製造方法における基(1
(室形成工程の説明図、第12図は従来の半導体圧力は
ンリ及びその製造方法を示すBλ略略説同図必る。 28 ・・・ 基板 30 ・・・ 消失膜 32 ・・・ ダイアフラム膜 34 ・・・ 歪みゲージ 36 ・・・ 絶縁性保護膜 38 ・・・ 電極 40 ・・・ エツチング液注入口 42 ・・・ 圧力阜C%(室 44 ・・・ 旧市部材 46 ・・・ 接続孔 52 ・・・ 圧力導入キャップ 54 ・・・ 絶縁膜 56 ・・・ 聞[」 100 ・・・ 可動ダイアフラム 200 ・・・ 半導体圧カレン4) 400  ・・・ 電極。 第1図 第2図 第3図 第7図 第9図 第10図 荷量□ 第11図

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)半導体基板と、 その半導体基板の主表面の受圧領域に沿って被覆され等
    方性エッチング特性を有するよう形成された消失膜と、 この消失膜を覆うよう半導体基板の主表面上に被覆され
    、耐エッチング材料を用いて形成された絶縁性ダイアフ
    ラム膜と、 このダイアフラム膜を貫通して消失膜に到達するよう形
    成された少なくとも1個のエッチング液注入口と、 エッチング液注入口を介して前記半導体基板の一部と消
    失膜とをエッチング除去することにより形成された圧力
    基準室と、 ダイアフラム膜上の受圧領域所定位置に設けられた少な
    くとも1個の歪みゲージと、 を含み、 前記歪みゲージの出力信号に基づき圧力検出を行うこと
    を特徴とする半導体圧力センサ。
  2. (2)特許請求のは範囲(1)記載のセンサにおいて、 半導体基板は、(100)面を主表面とする単結晶シリ
    コンを用いて形成され、 消失膜は、多結晶シリコンを用いて形成され、ダイアフ
    ラム膜は窒化シリコンを用いて形成されて成ることを特
    徴とする半導体圧力センサ。
  3. (3)特許請求の範囲(1)、(2)のいずれかに記載
    のセンサにおいて、 ダイアフラム膜及び歪みゲージが設けられた半導体基板
    の表面は耐エッチング材料を用いて形成された絶縁性保
    護膜により被覆され、 歪みゲージの検出信号は歪みゲージの両端と接続された
    複数の電極を介して出力されることを特徴とする半導体
    圧力センサ。
  4. (4)特許請求の範囲(1)〜(3)のいずれかに記載
    のセンサにおいて、 エッチング液注入口は、圧力基準室を真空に保った状態
    で封止部材によって全て密封され、ダイアフラム表面側
    より印加される絶対圧力を測定することを特徴とする半
    導体圧力センサ。
  5. (5)特許請求の範囲(1)〜(3)のいずれかに記載
    のセンサにおいて、 ダイアフラム膜の受圧領域を長方形状に形成し、この受
    圧領域を2等分して、その一方の領域に少なくとも1個
    の歪みゲージを設け、他方の領域にエッチング液注入口
    を設け、このエッチング液注入口に圧力基準室へ第2の
    圧力を導入する圧力導入手段を設け、ダイアフラム表面
    側に印加される第1の圧力と裏面側に印加される第2の
    圧力との差圧を測定することを特徴とする半導体圧力セ
    ンサ。
  6. (6)特許請求の範囲(1)〜(5)のいずれかに記載
    のセンサにおいて、 半導体基板の主表面上に、受圧領域に相当する部分が開
    口されて成る絶縁膜を被覆し、前記消失膜を、前記絶縁
    膜上にその間口部を覆うよう被覆形成し、前記エッチン
    グ液注入口を、前記絶縁膜上に被覆形成されている消失
    膜に到達するよう形成して成ることを特徴とする半導体
    圧力センサ。
  7. (7)特許請求の範囲(1)〜(6)のいずれかに記載
    のセンサにおいて、 前記半導体基板の主表面には、所定の信号処理回路と、
    信号処理回路及び歪みゲージの信号入出力用の複数の電
    極と、これら電極を介して歪みゲージと信号処理回路と
    を接続する複数のリードと、が設けられて成ることを特
    徴とする半導体圧力センサ。
  8. (8)半導体基板の主表面受圧領域に等方性エッチング
    特性を有する消失膜を被覆形成する消失膜形成工程と、 耐エッチング材料から成る絶縁性ダイアフラム膜を前記
    消失膜を覆うよう半導体基板の主表面上に被覆形成する
    ダイアフラム膜形成工程と、このダイアフラム膜の受圧
    領域所定位置に少なくとも1個の歪みゲージを形成する
    歪みゲージ形成工程と、 耐エッチング材料から成る絶縁性保護膜を前記歪みゲー
    ジを覆うようダイアフラム膜上に被覆形成する保護膜形
    成工程と、 受圧領域所定位置に前記絶縁性保護膜、ダイアフラム膜
    及び消失膜を貫通して半導体基板に到達する少なくとも
    1個のエッチング液注入口を形成する注入口形成工程と
    、 このエッチング液注入口を介して異方性エッチング液を
    注入して、半導体基板の一部と消失膜の全てをエッチン
    グ除去し、所定形状をした圧力基準室とこれを覆う可動
    ダイアフラムとを形成する基準室形成工程と、 必要に応じてエチッング液注入口の少なくとも1つを封
    止部材を用いて密封する注入口封止工程と、 絶縁性保護膜の歪みゲージ両端位置に接続孔を形成する
    接続孔形成工程と、 この接続孔を介して歪みゲージに接続される電極を形成
    する電極形成工程と、 を含み、全処理工程を歪みゲージが設けられる半導体基
    板の主表面側においてのみ行うことを特徴とする半導体
    圧力センサの製造方法。
  9. (9)特許請求の範囲(8)記載の方法において、消失
    膜形成工程は、半導体基板の主表面上に等方性エッチン
    グ特性を有する消失膜を被覆形成する工程と、この消失
    膜を受圧領域に沿った所定形状に加工する工程と、を含
    むことを特徴とする半導体圧力センサの製造方法。
  10. (10)特許請求の範囲(8)記載の方法において、 消失膜形成工程は、半導体基板の主表面上に耐エッチン
    グ材料から成る絶縁膜を被覆する工程と、この絶縁膜の
    受圧領域に相当する部位に所定平面形状をした開口を形
    成する工程と、この開口を覆うよう前記絶縁膜上に所定
    形状の消失膜を被覆形成する工程と、を含むことを特徴
    とする半導体圧力センサの製造方法。
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