JPS6276304A - 高速光受信器のためのモノリシックic用増幅回路 - Google Patents

高速光受信器のためのモノリシックic用増幅回路

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JPS6276304A
JPS6276304A JP60213760A JP21376085A JPS6276304A JP S6276304 A JPS6276304 A JP S6276304A JP 60213760 A JP60213760 A JP 60213760A JP 21376085 A JP21376085 A JP 21376085A JP S6276304 A JPS6276304 A JP S6276304A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、モノリシックIC用増幅回路に関するもので
あり、詳述するならば、超高速伝送が可能な光通信の受
信器に使用される化合物半導体集積回路による光受信増
幅器として特に効果的であるモノリンツクI C用増幅
回路に関するものであ従来の技術 今日、通信の高速・大容量化に対する要求は非常に太き
(、現在様々な研究・開発の努力がなされている。その
中で、光通信が、その要求を満たすものとして注目され
、一部においては既に実用化されている。
光通信の通信媒体として使用される光ファイバは、上記
した高速・大容量通信の条件を満たす広帯域特性を有し
ている。しかし、高速・大容量通信を実現するには、通
信媒体だけでなく、その媒体への入力手段及び出力手段
も同様な能力をもつ必要がある。
その高速・大容量通信を実現する入出力手段として、近
年、化合物半導体集積回路が関心を集めている。その化
合物半導体としては、GaAs、 lnP、1nsb、
  In八へ、GaSb、Ga1nSbX Ga1nA
s、、Ga1n八sPなど様々なものがある。それら化
合物半導体集積回路は、化合物半導体の電子移動度が一
般に81に比較して大きいこと、及び半絶縁性の基板が
利用可能なことにより、Si集積回路に比べて高い周波
数域での動作が実現可能である。
更に、化合物半導体集積回路は、ショットキゲート電界
効果トランジスタ(以下MESFETと略す)により一
般に構成されるため、S1バイポーラICに比べて入力
インピーダンスが高く、plnホトダイオードやアバラ
ンシェホトダイオードなど電流源動作をするディテクタ
を用いた光受信器の初段として最適である。
そこで、化合物半導体集積回路、特に6a庇集積回路に
よる光受信増幅器の研究が活発に進められている。しか
し、後述するように要求される高利(等を安定に実現で
きる回路方式がないため実用化が遅れていた。超高速光
通信に用いる光受信器用増幅回路に要求される性能仕様
は以下の如く厳しいものである。なお、以下の説明は、
便宜上しばしばGaAs I Cを例に挙げて説明する
が、後述する問題は、GaAs I Cに限られるもの
ではない。
第2図に、高速の光受信器に適したトランスインピーダ
ンス形の回路を示した。第2図において、光受信増幅器
10の入力には、ホトダイオード12が接続され、また
、光受信増幅器10の入力と出力との間には、負荷抵抗
14が接続されている。
この光受信器の変換利得は、 ハ 但し 一■。0、:増幅器の出力電圧 R5゜Md:負荷抵抗14の抵抗 −A:増幅器10の電圧増幅利得 IP :ホトカレント で与えられ、3dB帯域のカットオフ周波数fcは、増
幅器10自体の帯域が十分に広いとすると、すなわち、 但し C1:増幅器10の入力容量 C3:ホトダイオード12の容量 となる。
長距離伝送用の高変換利得の光受信器の設計では、R5
゜1として少なくとも15にΩ程度が必要である。この
とき、IGHz以上のカットオフ周波数fcを得るため
に必要な受信増幅器の電圧増幅利得(−八)は、前記(
2)式に、pinホトダイオードの現実的を特性値を代
入すると、約100倍程度以上必要である。
ここで、増幅回路の1投光りに得られる電圧増幅利得を
みるならば、その最大値は、使用するトランジスタの電
流利得とドレインコンダクタンスの比(g、、/gd)
によって理論的に限界が規定され、この値は、通常のM
ESFETでは約10倍程度となる。従って、前述の1
00倍程度の電圧増幅利得の反転増幅器を得るためには
、最低3段以上の奇数段接続が必要とされる。
一方、トランスインピーダンス形光受信器では、第2図
に示したように、抵抗値R1oadの帰還抵抗14によ
り人出方間に全体的な負帰還がかけられている。この帰
還路の位相余裕を考えると、解析結果より、5段以上の
増幅回路を光受信器として安定に動作させることは極め
て困難である。
従って、GaAs I Cによる光受信増幅器は、基本
構成段を3段接続した回路が上述の条件を満たす唯一の
構成と考えられる。
第3図は、GaAs I C増幅器用の基本構成段とし
て検討されてきた回路の代表的な例を示したものである
。図示の増幅器の基本構成段は、増幅段とレベルシフト
段とを具備しており、増幅段は、ソースが接地されゲー
トが入力に接続され、ドレインが負荷16を介して正電
位に接続されたMESFET18から構成されている。
そして、レベルシフト段は、ゲートがMESFET18
のドレインに接続されドレインが正電位に接続されたM
ESFET20と、その>AE S F E T2Oの
ソースに、順方向のレベルシフト用ンヨ7)キダイオー
ド列22を介してドレインが接続されゲートとソースが
ともに負電位に接続されて定電流源を形成するM E 
S F E T24とから構成されている。そのM E
 S F E T24のドレインが、その基本構成段の
出力をなしている。更に、MESFET24のドレイン
は、帰還抵抗26を介してMESFET18のゲートに
接続されている。
一方、GaAsなどの化合物半導体に形成されるMES
FETや他の回路素子は、化合物半導体内の転位などの
欠陥のために、スレシホールド電圧などのばらつきが、
Si)ランシスクに比べて大きく、その結果、個々の素
子の特性が均一でない。そのため、回路構成素子の特性
のばらつきによって回路の特性が大きく変動するような
回路構成、あるいは電源電圧の変動や外部バイアスに敏
感な回路構成は、GaAsなどの化合物半導体からなる
集積回路増幅器には、不適当である。すなわち、ICで
は不良品をトリミングにより後で救済することができな
いため、このような回路では、十分な歩留りが全く(外
ら机ない。
この問題は、GaAs I Cなどの化合物半導体集積
回路で(ま特に深刻な問題である。そこで、GaAs 
ICの回路では、様々な方法で負帰還路を設け、上述の
ような特性の変動を抑え込むことが不可欠である。
そのような負滞辺路を作っているものが、第3図の回路
では、帰還抵抗26である。第3図の回路では、負帰還
抵抗26の作用により MESFET13の直流ゲート
電圧が、最適電位に自動的にバイアスされる。また、こ
の負帰還は、入力と出力の直流電位差をなくす働きも有
し、多段接続やトランスインピーダンス構成の光受信器
(第2図)が簡!杜な直結接続により実現できる。更に
、多段接続された増幅器のMESFETのスレシホール
ド電圧のばらつきの影響や、電源電圧の変動もこの負帰
還によって抑えられる。
このように、第3図の回路は、人出方間に設けられた抵
抗26による負帰還によりGaAs I C増幅器の基
本構成段に必要とされる素子ばらつきや電源変動に対す
る大きな余裕度が得られる点から、これまで賞月されて
きた。
しかしながら、上述したような変動要因に対する余裕度
と歩留りを大きくするように負帰還を強めると、その結
果として電圧増幅利得等が低下する。
このように、変動要因に対する余裕度及び高歩留りと電
圧増幅利得とは、二律背反の関係にあり、両方を同時に
実現することはできない。
ff際、スレシホールド電圧−1V〜−1,5V 程度
(7)MESFETにおいて、スレシホールド電圧と電
源電圧の変動をそれぞれ数十mV程度許容する回路とす
るために必要な負帰還量を設計すると、1段当りの電圧
増幅利得は、3〜4倍以下となってしまう。このため、
第3図の回路を基本構成段とした3段構成の光受信増幅
器では、既に述べた100倍以上の電圧増幅利得を(尋
ることは不可能である。
第4図は、GaAs I C増幅器用の基本構成段とし
て用いられる回路の代表的な第2の例であり、FET帰
還形増幅回路と称される回路である。なお、第4図の回
路において、第3図の回路の各部に対応する部分には同
一の参照番号を付して説明を省略する。
すなわち、第・4図の回路では、M E S F E 
T28を更に追加し、そのM E S F E T28
のドレインをMESFET18のドレインに接続し、M
ESFE728のソースをMESFET18と同ように
接地し、そのMESFET28のゲートをM E S 
F E T24のドレインに接続してMESFET28
を介して負帰還をかけている。そのようなMESFET
28による負帰還により、第3図の回路と同ように、素
子ばらつきや電源変動による回路特性の大きな変動を抑
止している。しかし、回路解析によれば、第4図の回路
においても同じ回路余裕度を得るために必要となる負帰
還量は、第3図の回路の場合とほとんど変わらない。従
って、既に述べた光受信器用の増幅回路に求められる高
利得と高いプロセス余裕上を同時に実現することは不可
能である。
発明が解決しようとする問題点 そこで、本発明は、上記した従来の化合物半導体集積回
路増幅器の回路の上記問題点を解決して、特に光受信器
に要求される極めて高い利得を有すると共に、安定な動
作と高いプロセス余裕をもつモノリシックIC用増幅回
路を提供せんとするものである。
問題点を解決するための手段 本発明の発明者は、前記目的のために種々研究し、化合
物半導体集積回路増幅器の構成素子のばらつきや電源変
動を抑止し、またバイアスを安定化させる等のためには
低周波においてのみ負帰還をかければ十分であると考え
、本発明を完成したものである。
すなわち、本発明によるならば、ゲートに入力を受ける
ようになされ、ソースが接地され、ドレインが負荷を介
して正電位を受けるように接続された第1MESFET
と、ソースが接地されドレインが前記第1 MESFE
Tのドレインに接続された第2MESFETと、ゲート
が前記第1及び第2のMESFETのドレインに接続さ
れドレインが正電位を受けるように接続された第3ME
SFETと、前記第3MESFETのソースに、レベル
シフト用順方向ダイオードを介してドレインが接続され
ゲートとソースとが短絡されて負電位を受けるように接
続されて定電流源を形成する第4MESFETと、前記
第4MESFETのドレインと前記第2MESFETの
ゲートとの間に設けられた帰還路とを具備しているモノ
リシックIC用増幅回路において、前記帰還路がローパ
スフィルタにより構成される。
詐月 以上のようなモノリシックIC用増幅回路においては、
負帰還は、ローパスフィルタを介して帰還用の第2のM
ESFETにかけられる。従って、ローパスフィルタの
作用により、低周波では大きな帰還がかかり、高周波で
はほとんど帰還がかからない。
換言するならば、低周波域においては、第11図に示す
従来の増幅器と同様な負帰還が働く。従って、増幅回路
の直流バイアスは、最大の電圧増幅利得が()られる電
位に固定されるとともに、その電位で入力と出力の直流
電位差をきわめて小さくすることができる。更に、ME
SFETのスレシホールド電圧のばらつきや電源電圧変
動に起因する増幅回路の特性の劣化も抑止される。
一方、高周波では負帰還作用がないため、高周波域の電
圧増幅利得はこの負帰還によって抑えられることがなく
、1段当り従来の数倍以上のきわめて高い電圧増幅利得
が容易に実現できる。
かくして、変動要因に対する余裕度及び高歩留りと、高
い周波数域すなわち動作周波数域での高い電圧増幅利得
とが、両方同時に実現される。
実施例 以下、添付図面を参照して本発明によるモノリシックI
C用増幅回路の実施例を説明する。
第1図は、本発明を実施したモノリシックIC用増幅回
路の基本構成段の回路図である。
第1図の増幅回路も、増幅段とレベルシフト股上から構
成されている。その増幅段は、ソースが接地されゲート
が入力に接続されたGaAsM E S FETIを有
しており、そのM E S F E T 1のドレイン
は、負荷2を介して正電位に接続されている。
その負荷2には、抵抗を使用してもよいが、高利得を実
現するためにソースとゲートとを短絡したMESFET
によるアクティブロードを使用することが好ましい。そ
して、MESFETIには、FET帰還のためのGaA
sME S F ET 3が並列に接続されている。す
なわち、MESFET3のドレインがMESFETIの
ドレインに接続され、MESFET3のソースは、M 
E S F E T 1のソースと同ように接地されて
いる。
レベルシフト段は、ゲートがMESFETI及び3のド
レインに接続されたGa八へMESFET4を有してお
り、そのMESFET4のドレインは正電位に接続され
、ソースは、順方向のレベルシフト用ショットキダイオ
ード列5を介してGaAs MESFET’6のドレイ
ンに接続されている。そのMESFET6のソートとソ
ースと(ま、短糸各されて負電位に接続され、定電流源
を形成している。
マタ、MESFET6のドレインが、基本構成段の出力
をなしている。
更に、MESFET6のドレインは、抵抗7を介してM
 E S F E T 3のゲートに接続され、そのM
ESFET3のゲートは、コンデンサ8を介して接地さ
れている。
かくして、第1図の増幅回路にあって:ま、抵抗7及び
コンデンサ8が、ローバスフィルタラ構成し、そのロー
パスフィルタによりMESFET3への帰還路が形成さ
れている。このようにローパスフィルタによって負帰還
をかけると、低周波では大きな帰還がかかる反面、高周
波ではほとんど帰還がかからない。
すなわち、低周波及び直流の領域では、強力な負帰還が
作用し、増幅回路の直流バイアスは、最大の電圧増幅利
得が()られる電位に固定されるとともに、その電位で
入力と出力の直流電位差をきわめて小さくすることがで
きる。また、MESFE Tのスレンホールド電圧のば
らつきや電源電圧変動に起因するj(を幅回路の特性の
劣化も抑止される。
反対に、高周波では負帰還がほとんど作用しないため、
高周波域の電圧増幅利1等はこの負帰還によって抑えら
れることがなく、第3図及び第4図に示した従来の抵抗
帰還増幅回路やFET帰還増幅回路に比較して、1段当
り数倍以上のきわめて高い電圧増幅利得を容易に実現す
ることができる。
そして、前記したローパスフィルタによる負帰還は、入
力MESFETIに対して直接かけるのではなく、帰還
用FET3に対してかけている。
従って、ローパスフィルタの接地コンデンサ8によって
入力信号が影響を受けることなく、高い周波数域で高い
電圧増幅利得を得ることができる。
抵抗7及びコンデンサ8を除いたGa八へMESFET
及びショットキダイオードを、従来のGaAs MES
FETを使用したFET帰還モノリシックIC増幅回路
と同ように構成し、抵抗7に20にΩ、キ□パンタンス
8に1opFを用いたモノリシックIC増幅回路を装作
した。このとき、抵抗7は、M E SF E T 6
のドレインとMESFET3のゲートとの間jこ、選択
的イオン注入により帰還路を形成することにより作成し
た。また、コンデンサ8は、層間絶縁膜を配線金層で挟
み込んだいわゆるMIMコンデンサを作成することによ
り、通常のGaAs I Cのプロセスで容易に作成で
きた。そのMIMコンデンサの面積は、約400平方ミ
クロンであり、GaAs I Cよでは信号パッド1つ
分程度の小さい面積を占有するだけで十分である。
以上のようにつくられるローパスフィルタのカットオフ
周波数は約800KHzである。従って、約800KH
z以下の周波数域において、強い負帰還が作用して電圧
増幅利得が減少するが、800KHz以下の低域で起こ
る電圧増幅利得の減少は、特に帯域数百MHz以上の超
広帯域光受信増幅器回路においては、全く問題とならな
い。むしろ、低域における1/fノイズが抑止される結
果となり、雑音特性の向上が得られた。
なお、ローパスフィルタのカットオフ周波数は、モノリ
シックIC用増幅回路が処理する信号の通常の下限周波
数以下であることが少なくとも必要である。しかし、現
実の高速・大容量通信を考えると、モノリシックIC用
増幅回路が処理する信号の通常の下限周波数よりも十分
低い周波数に、ローパスフィルタのカットオフ周波数す
なわち帰還が強く作用する周波数の上限を設定できる余
裕がある。例えば、高速光通信の伝送速度が100MH
zであると想定すると、確率的に現実に発生しうる程度
の数“H”レベルのパルスが連続したとしても、その一
時的な周波数は数MHz以下にしかならない。それ故、
上記した実施例のようにローパスフィルタのカットオフ
周波数を約800 K H2に設定しても、実際の通信
に何等支障は生じない。そして、ローパスフィルタのカ
ットオフ周波数を、必要な十分な範囲で低く設定するこ
とにより、広い帯域にわたって高い電圧増幅利得を確保
できる。
更に、第5図及び第6図に示すように、GaAs IC
増幅回路の高抵抗の帰還抵抗9Aまたは9Bにローパス
フィルタによる帰還を並用することにより、バイアス安
定化をさらに強化することも可能である。
以上、本発明のモノリシックIC用増幅回路の実施例を
GaAs I Cの場合について説明を行ったが、本発
明のモノリシックIC用増幅回路は、化合物半導体を用
いた池の集積回路にも広く適用することが可能である。
また、上記した本発明の説明において、光受信器用増幅
回路の問題をしばしば述べたが、本発明によるモノリン
ツクIC用増幅回路は、光受信器用増幅回路だけてなく
、高速・高周波数で高い利得を要求されるモノリシック
IC増幅回路に広く適用できるものである。
発明の効果 以上の説明から明らかなように、本発明によるモノリン
ツクIC用増幅回路においては、帰還用FETへのロー
パスフィルタによる負帰還により、MESFETのスレ
シホールド電圧のばらつきや電源電圧変動などの変動要
因に対する余裕度を大きくし、更に、高歩留りが実現で
きる。一方、高い周波数域では負帰還が作用しないため
、高周波域の電圧増幅利得はこの負帰還によって抑えら
れることがなく、1段当り従来の数倍以上のきわめて高
い電圧増幅利得が容易に実現できる。従って、高速・大
容量通信において必要な高周波域において極めて広い帯
域にわたって極めて高い利得を有すると共に、安定な動
作と高いプロセス余裕をもつモノリシックIC用増幅回
路が得られる。
それ故、本発明によるモノリシックIC用増幅回路を、
光通信の光受信回路に使用することにより、超高速光通
信を実現することができる。
更に、本発明によるモノリシックIC用増幅回路におい
ては、ローパスフィルタによる負帰還により、増幅回路
の直流バイアスは、最大の電圧増幅利得が得られる電位
に固定されると共に、その電位で入力と出力の直流電位
差をきわめて小さくすることができる。このように入力
と出力の直流レベルがほぼ等しくできるため、本発明に
よるモノリシックIC用増幅回路は、直結構成により容
易に多段化が可能であり、必要な利得を簡単に実現でき
る。また、反転増幅器構成(奇数段接続)とし、入力と
出力間に負荷抵抗を接続することにより、簡単にトラン
スインピーダンス形光受信増幅器を構成することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明を実施したモノリシックIC用増幅回
路の基本構成段の実施例の回路図、第2図は、トランス
インピーダンス形の光受信回路の例を示す回路図、 第3図は、抵抗帰還形のモノリシックIC増幅回路の例
を示す回路図、 第4図は、FET帰還形のモノリシックIC増幅回路の
例を示す回路図、 第5図及び第6図は、第1図のモノリシックIC用増幅
回路の変形例の回路図である。 〔主な参照番号〕 1.3.4.6・・MESFET 2・・負荷 5・・ショットキダイオード列 7.9A、9B・・抵抗 8・・コンデンサ 10・・増幅器 12・・ホトダイオード 14・・負荷抵抗

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ゲートに入力を受けるようになされ、ソースが接
    地され、ドレインが負荷を介して正電位を受けるように
    接続された第1のショットキゲート電界効果トランジス
    タと、 ソースが接地され、ドレインが前記第1のショットキゲ
    ート電界効果トランジスタのドレインに接続された第2
    のショットキゲート電界効果トランジスタと、 ゲートが前記第1及び第2のショットキゲート電界効果
    トランジスタのドレインに接続され、ドレインが正電位
    を受けるように接続された第3のショットキゲート電界
    効果トランジスタと、前記第3のショットキゲート電界
    効果トランジスタのソースに、レベルシフト用順方向ダ
    イオードを介してドレインが接続され、ゲートとソース
    とが短絡されて負電位を受けるように接続されて定電流
    源を形成する第4のショットキゲート電界効果トランジ
    スタと、 前記第4のショットキゲート電界効果トランジスタのド
    レインと前記第2のショットキゲート電界効果トランジ
    スタのゲートとの間に設けられた帰還路と を具備しており、 前記帰還路がローパスフィルタにより構成されている ことを特徴とするモノリシックIC用増幅回路。
  2. (2)前記ローパスフィルタのカットオフ周波数は、モ
    ノリシックIC用増幅回路が処理する信号の通常の下限
    周波数以下であることを特徴とする特許請求の範囲第(
    1)項記載のモノリシックIC用増幅回路。
  3. (3)前記ローパスフィルタは、第4のショットキゲー
    ト電界効果トランジスタのドレインと前記第2のショッ
    トキゲート電界効果トランジスタのゲートとの間に接続
    された抵抗と、前記第2のショットキゲート電界効果ト
    ランジスタのゲートに一端が接続され他端が接地された
    コンデンサとから構成されていることを特徴とする特許
    請求の範囲第(1)項または第(2)項記載のモノリシ
    ックIC用増幅回路。
  4. (4)前記コンデンサは、MIMコンデンサであること
    を特徴とする特許請求の範囲第(3)項記載のモノリシ
    ックIC用増幅回路。
  5. (5)前記第1及び第2のショットキゲート電界効果ト
    ランジスタのドレインに接続された負荷は、抵抗、また
    は、ショットキゲート電界効果トランジスタで構成され
    たアクティブロードであることを特徴とする特許請求の
    範囲第(1)項から第(4)項までのいずれか1項に記
    載のモノリシックIC用増幅回路。
  6. (6)前記第2のショットキゲート電界効果トランジス
    タのゲートと前記第1のショットキゲート電界効果トラ
    ンジスタのゲートとの間に更に帰還抵抗が接続されてい
    ることを特徴とする特許請求の範囲第(1)項から第(
    5)項までのいずれか1項に記載のモノリシックIC用
    増幅回路。 (6)前記第4のショットキゲート電界効果トランジス
    タのドレインと前記第1のショットキゲート電界効果ト
    ランジスタのゲートとの間に更に帰還抵抗が接続されて
    いることを特徴とする特許請求の範囲第(1)項から第
    (5)項までのいずれか1項に記載のモノリシックIC
    用増幅回路。
JP60213760A 1985-09-27 1985-09-27 高速光受信器のためのモノリシックic用増幅回路 Expired - Lifetime JPH0787308B2 (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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