JPS6276245A - 偏向ヨ−クコア - Google Patents

偏向ヨ−クコア

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Publication number
JPS6276245A
JPS6276245A JP21841485A JP21841485A JPS6276245A JP S6276245 A JPS6276245 A JP S6276245A JP 21841485 A JP21841485 A JP 21841485A JP 21841485 A JP21841485 A JP 21841485A JP S6276245 A JPS6276245 A JP S6276245A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
core
deflection yoke
plastic
deflection
yoke core
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP21841485A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Sezaki
瀬崎 好司
Koichi Nagai
耕一 永井
Tadafumi Sakauchi
阪内 孚史
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd filed Critical Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
Priority to JP21841485A priority Critical patent/JPS6276245A/ja
Publication of JPS6276245A publication Critical patent/JPS6276245A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、磁性材料粉末をプラスチックで固着せしめた
、言わゆるプラスチックモールドコア(以下、プラスチ
ックコアと略称する)からなる偏向ヨークコアに関する
ものである。
〔従来の技術と問題点〕
近年、ディスプレイの高精度化に伴い、偏向ヨークの精
度を向上させるために、従来の軟磁性フェライトを粉末
冶金法によって処理した焼結コアに代わって、高寸法精
度を有するプラスチックコアが種々提案されている。か
かる、プラスチックコアは軟磁性粉をプラスチックで結
合せしめるため、成形金型の許容値内に寸法を収めるこ
とができ、かつ複雑な形状の成型体を得ることができる
という特徴を有している。しかしながら、これらは非磁
性物質であるプラスチックを含有しているために、飽和
磁化及び透磁率が焼結コアより劣る。
このために、プラスチックコアを用いた偏向ヨークは電
子ビームを偏向させる磁界が従来の焼結コアより弱く、
所望のラスタを描くことができないという欠点を有して
いる。この偏向磁界を強くする方法としては、コイルに
大電流を流す、コイルの巻数を増やすなどの方法がある
が、いずれの方法も偏向ヨークのコストアップにつなが
り、有利な方法ではない。さらには、特開昭58−10
034.1にあるか叩く、コアのつN合わせ面よりl 
mm以上5mm以下の部分を他部分より高い飽和磁化を
有する磁性材料粉末で形成した偏向ヨークコアが提案さ
れているが、かかる偏向ヨークコアは、つき合わせ面に
電気抵抗の低い金属磁性材料を設けているため、コア内
の磁束の鎖交する面積が大きくなり、渦電流損の増加を
招くので好ましくない。かつ、つき合わせ面に金属磁性
材料を寸法精度良く接合する必要があり、そのための工
数の増加を考えると工業上有利な方法であるとは言いが
たい。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、かかる実情に鑑み、上記プラスチックコアを
用いた偏向ヨークの欠点を改良せしめんと鋭意研究の結
果、本発明を完成させたものである。
即ち本発明は、軟磁性材料粉末94〜99重量%と硬化
性有機バインダー6〜1M量%とからなるプラスチック
モールド偏向ヨークコアであって、該偏向ヨークコアの
つき合わせ部の外周側うび1″1周側の少なくとも一方
に、コア接合用の電磁部材を設け、かかる電磁部材が該
偏向ヨークコア、rり高い透磁率を有し、且つ偏向ヨー
クコアの高さ!L少なくとも半分以上の高さであり、且
つ厚みがQ、 5 mm以上3.0mm未満である金属
磁性部材であることを特徴とする偏向ヨークコアを要旨
とする。
図面を用いて、本発明の詳細な説明すると、第1図は、
本発明にかかわる偏向ヨークコアの一実施例の斜視図で
ある。第2図は本発明の一実施例を示すものであり、第
2図(a)に斜視図を、第2図(blに第2図(a)の
A −A’断面図を示す。これらの図において、金属磁
性部材(1)は偏向ヨークコア(2)の内面に沿い、か
つコアの接合部にまたがる位置に配置され、また金属磁
性部材(1)はコアの接合を可能ならしめるように両端
において、コアの外周方向に曲がった形状をしている。
又、プラスチックコア(2)は金属磁性部材(1)が配
置される位置において溝(3)を有している。上記の構
成の偏向ヨークコアを組み立てる方法について説明する
と、あらかじめ一方のプラスチックコアに金属磁性部材
を接着剤、等で固定せしめ、ブラウン管のネック部に対
向させた形で配設し、かかるプラスチックコアを対向方
向に平行移動させることによって、金属磁性部材がもう
一方のプラスチックコアにあらかじめ設けられた溝に入
ることによって、プラスチック偏向ヨークコアを接合、
固定することができろ。第3図は本発明の他の実施態様
を示すもので、金属磁性部材をプラスチックコアの外面
に配設した例である。第3図において、金属磁性部材(
1,)はコア(2)の外面に沿い、かつ第2図と同様、
コアの接合部にまたがる位置に配置される。かかる場合
のコアの形状は、該金属磁性部材(])が配置できるよ
うに、第3図(l〕)に示すようにコアに溝(3)が入
った形状又は第3図(c)に・jζすよう;こコアの接
合部分に突起物(4)をイアした形状、いずれの場合で
も良い1、かかる、コアの外面に金属磁性部材を配置す
る構成の偏向ヨークコアを組み立てる方法は、上記のコ
アの内面に金属磁性部材を配着せしめた場合の組み立て
方法と1同様の方法を用いるこ、七ができ。
さらにはプラスチックコアをあらかじめ対向つき合わせ
た後に、金属磁性部材をコアの溝(3)又は突起物(4
)に配置することによって、プラスチック偏向ヨークコ
アを接合、固定することができる。第4図は本発明の他
の実施態様を示すもので、金属磁性部材をプラスチック
コアの内面と外面に配設した例である。かかる実施態様
は、前記第2図うび第3図において説明した実施態様を
兼ねそなえるものである。これら実施態様において、接
合用金属磁性部材の配設位置はコアの内側に配設する場
合はコアの内面と面一になる位置がより好まj7く、コ
アの外側に配設する場合はコアの外面より突出している
位置がより好ましい。
本発明において用い得るプラスチックコア、は、軟質磁
性材料粉末として、マンガン−亜鉛フェライト、ニッケ
ルー亜鉛フェライト、その他のスピネルフェライトの粉
末、パーマロイ、センダスト、7u磁軟鉄、アモルファ
ス軟磁性体、その他の軟磁性合金粉を用いたものが例示
できる。持にスピネルフェライト類を用いたプラスチッ
クコアは工業的に有用である。
かかるプラスチックコアにおいて、軟磁性体粉末が94
重量%以上を含む場合は、より好適な初透磁率の性能が
得られ、特に粉末の粒径かQ、 l mm以上のものを
主体として使用するものは一層好適である。軟磁性体粉
末を99重量%を越えて含有しているプラスチックコア
は機械的強度の低下が甚だしく、実用に耐えない。
さらに、本発明で用い得るプラスチックコアの硬化性有
機バインダーとしては、フェノール樹脂、エポキシ樹脂
、その他の汎用される熱硬化性樹脂をはじめとし、紫外
線硬化性樹脂や水分硬化性樹脂等を適宜選択使用出来る
。又、有機バインダーに成形性や成形体の強度を改良す
る目的で添加剤を併用しても良い。
本発明で用いる金属磁性部材としては、電磁軟鉄、pe
−si金合金パーマロイ合金、アモルファス軟磁性合金
が例示できる。本発明においては透磁率が300以上の
軟磁性合金が好ましい。特に、工業的に有用であるpe
−8i合金が好ましい。
これらの金属磁性部材の高さがコアの高さの半分以下に
なると十分な偏向磁界の向上が得られない。又、金属磁
性部材の厚みがQ、 5 mm未満の場合も同様、十分
な偏向磁界が得られなく、接合部材としての機能が薄れ
る、厚みが3,0mm以上の場合は渦電流損の増加を招
き好ましくない。さらに、金属磁性部材の断面形状は、
偏向ヨークの磁界パターンに合わせて適宜選択出来るっ 〔実施例〕 以下実施例を挙げて本発明を史に詳細に説明するが、本
発明はこれらにより何ら制限を受けるものではない。
実施例1 マンガン−亜鉛フェライト96重量%と液状レゾール型
フェノール樹脂4重量%とをリボンブレンダーで撹拌混
合し、得られた混合物を圧力3t/dでプレス成形した
後に160°Cの加熱オーブン中で硬化させ、第5図(
a)に示す如く透磁率100、外径62.4羽、内径4
8.8闘、高さ300mmのプラスチックコアを得た。
このプラスチックコアに第5図(l〕)に示すように、
トロイダル状に所定巻数(n=135)及び分布(一層
巻で巻角度140°)の垂直偏向コイル5を施したもの
を第5図(C)に示すように2ケつき合わせ、コアの内
面にコアの高さと同じ高さで厚みが1.0m−透磁率が
500のFe−8i合金板を設けて偏向ヨークを作成し
た。この偏向ヨークのコア内部の磁界を、表−1に記し
た測定点において測定し、結果を表−1に示した。
実施例2 実施例1と同一組成のプラスチックコアを用い、コアの
外面のつき合わせ部にコアの高さと同じ高さで厚みが1
.0 MのFe−8i合金板を設けた偏向ヨークを作成
し、実施例1と同様に、コア内部の磁界を測定し、結果
を表−1に示した。
実施例3 実施例1と同一組成のプラスチックコアを用い、コアの
つき合わせ部の内面と外面の両方にコアの高さと同じ高
さで厚みが1.0mmのpe−F3i合金板を設けた偏
向ヨークを作成し、実施例1と同様にコア内部の磁界を
測定し、結果を表−1に示した5゜実施例4 実施例1と同一組成のプラスチックコアを用い、コアの
内面のつき合わせ部にコアの高さの1/2で、厚みカ月
Q mmのpe−8i合金板を設けた偏向ヨークを作成
し、実施例1と同様にコア内部の磁界を測定した結果を
表−1に示した。
比較例1 実施例1と同一組成のプラスチックコアを用い、コア外
面のつき合わせ部にコアの高さのI/4  の高さで厚
みh月、0mmのFe−8i合金板を設けた偏向ヨーク
を作成し実施例Iと同様にコア内部の磁界を測定し、結
果を表−1に示した。
表1により明かな通り、本発明における最も低い偏向磁
界強度である実施例2及び4においても所望のラスタを
描くことができる。高さが1/2未満の場合は比較例1
の如く、偏向磁界が不充分であり所望のラスタを描くこ
とが難しい。
〔作用および効果〕
以上詳述した如く、本発明によれば、プラスチックコア
のつき合わせ部の外周側及び内周側の少なくトモ一方に
、プラスチックコアより透磁率の高い磁性部材を設ける
ことにより、偏向ヨーク内部の磁界強さを容易に向上さ
せることができるとともに、磁性部材の断面形状を変え
ることにより、容易に偏向ヨーク内の磁界パターンを変
えることができる。特に、複雑な磁界パターンを得るた
めには、複雑な形状の磁性部材を用いる必要があり、本
発明のようにプラスチックコアと磁性部材を組み合わせ
ることによってのみ可能である。且つ本発明によって、
従来以上に偏向ヨークのコアの組み立て作業を高能率で
、しかも高精度に行なうことができるという極めて優れ
た効果を発揮し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る一実施例のプラスチックモール
ドコアの斜視図であり、第2図、第3図、第4図は、本
発明に係る一実施例の偏向ヨークコアの斜視図及びその
断面図、第5図は本発明の詳細な説明するための説明図
である。 (1)・・・金属磁性部材、 (2)・・プラスチックモールドコア、(3)・・・コ
アのm、(4)・・・コアの突起、(5)・・・偏向コ
イル。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)軟磁性材料粉末94〜99重量%と硬化性有機バ
    インダー6〜1重量%とからなるプラスチックモールド
    偏向ヨークコアであつて、該偏向ヨークコアのつき合わ
    せ部の外周側及び内周側の少なくとも一方に、コア接合
    用の電磁部材を設け、かかる電磁部材が該偏向ヨークコ
    アより高い透磁率を有し、且つ偏向ヨークコアの高さの
    少なくとも半分以上の高さであり、且つ厚みが0.5m
    m以上3.0mm未満である金属磁性部材であることを
    特徴とする偏向ヨークコア。
JP21841485A 1985-09-30 1985-09-30 偏向ヨ−クコア Pending JPS6276245A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0357145A (ja) * 1989-07-26 1991-03-12 Mitsubishi Electric Corp 偏向ヨーク

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0357145A (ja) * 1989-07-26 1991-03-12 Mitsubishi Electric Corp 偏向ヨーク

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