JPS62761A - 給湯装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、給湯装置の遠隔制御装置に関するものである
。

従来の技術 従来のこの種の給湯装置は、第４図に示すように、加熱
手段１と加熱手段１によって加熱される熱交換器２とを
有する給湯器３から給湯管４をへて複数の給湯栓５に湯
が供給されるように構成されている。本体制御装置６は
給湯器３の燃焼状態を制御するとともに、メインリモコ
ン７とフロリモコン８を個別に多芯ケープ、ルで接続し
ている。

メインリモコン７とフロリモコン８は、第５図、６図に
示すように、個々に出湯温度の設定手段をもち設定値は
専用線により本体制御装置６に入力されている。フロリ
モコン７側には出湯温度の優先権の切換スイッチ９を設
け、この切換スイッチ９によって一方のリモコンの設定
値を無効にし、どちらか一方の設定値を選択するように
なっていた０ 発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記のような構成では、切換スイッチ９が
フロリモコン８側になっている場合に、メインリモコン
７側では出湯温度の設定が不能なので、あやまって切換
スイッチをフロリモコン８側にしたままにしておくと、
フロリモコン８に行って切換スイッ゛チ９を切９換えな
くてはならず、使い勝手が悪いという問題を有していた
。又、リモコンの数が３個以上になってくると、出湯温
度の優先権の切り換えが複雑になるという問題を有して
いた。

本発明はかかる従来の問題を解消するもので、複数の遠
隔制御装置による湯温設定と優先権の切り換えを、使い
勝手を損うことなく行なわせることを目的とする。

問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明の給湯装置は、加熱
手段と、加熱手段によって加熱される熱動換器とを有す
る給湯器と、給湯器で加熱された温水を導く給湯管およ
び給湯栓と、給湯器の燃焼状態を制御する本体制御装置
と、給湯器の運転状態と出湯温度の設定を知らせる表示
手段ならびに出湯温度を設定する設定手段を有し、本体
制御装置間とデータ伝送を行う複数の遠隔制御装置とを
備え、出湯温度の設定は遠隔制御装置の設定手段によっ
て出湯温度を設定する都度、本体制御装置に設定値をデ
ータ伝送することによって行われるという構成を備えた
ものである。

作　　用 本発明は上記した構成によって、遠隔制御装置の設定手
段で出湯温度を設定すると、その都度遠隔制御装置は設
定値を本体制御装置にデータ伝送し、本体制御装置は出
湯温度の設定を行うから、複数の遠隔制御装置を接続で
き、時間的に後からデータ伝送された設定値が常に設定
されるので、どの遠隔制御装置からも自由に設定変更が
できる。

実施例 以下、本発明の実施例を添付図面にもとづいて説明する
。

第１図において、加熱手段１は熱交換器２を加熱し、熱
動換器２で加熱された湯水は給湯管４をへて給湯栓５に
供給される。本体制御装置６は加熱手段１を制御し、熱
交換器２よシの出湯温度を制御する。遠隔制御装置１０
は、本体制御装置６とバス状に接続され、相互のデータ
をやり取りする。データのやり取りは、給湯器３の運転
状態が変化した時や、出湯温度の優先権要求や設定がな
された時に相手に送信する。第２図は遠隔制御装置１０
のブロック図である。受信回路１１は受信波形を変換し
、マイクロコンピータ１２に入力する。送信回路１３は
マイクロコンピュータ１２よりの送信データを波形変換
し、送信波形として送信する。表示手段１４は、本体制
御装置６より送くられてくるデータに基づき給湯器３の
運転状態や、出湯温度の設定を表示する。設定手段１５
は、給湯器３へ送信する優先権の要求と出湯温度の設定
値の設定を行うものである。

第３図に遠隔制御装置１０の実施例を示し、本発明の給
湯装置の動作を説明する。電源ランプ１６は給湯器３が
運転可能状態になると点灯する。燃焼ランプ１７は加熱
手段１が燃焼中に点灯し、給湯器３の運転状態を９表示
する。出湯温度の設定は、まず最初に優先中ランプ１８
を確認し、点灯中で。

あれば優先権があるので、湯温設定キー１９によって現
在の設定値を表示している湯温設定ランプ２０に求づい
て設定値を設定する。優先中ランプ１８が点灯していな
い場合は、まず最初に優先キー２１を押して優先権を要
求し、優先中ランプ１８が点灯したことを確認してから
、湯温設定キー１９を操作する。したがって優先中ラン
プ１８が点灯してない場合は、湯温設定キー１９を押し
ても設定変項の動作は行なわれない。出湯温度の設定値
は湯温設定ランプ２０に表示されており、優先権を持っ
た遠隔制御装置１０によって設定値が変項されると、本
体制御装置６にデータ伝送され設定値が更新される。本
体制御装置６は設定値が更新されると、接続されている
他の遠隔制御装置１０に設定値を送信する。したがって
、他の遠隔制御装置１０の湯温設定ランプ２ｏも設定変
項した値に変わる。遠隔制御装置１ｏにはそれぞれにア
ドレスが設けられ、本体制御装置６は、遠隔制御装置１
０の区別をアドレスによって行っている。この構成によ
れば、複数の遠隔制御装置１０がアドレス以外は平等に
接続され、時間的に後から要求した遠隔制御装置１０に
優先権が移るので、どの遠隔制御装置１０からも自由に
優先権の要求と出湯温度の設定変更が行え、使い勝手が
向上するという効果がある。

発明の効果 以上のように本発明の給湯装置によれば次の効果が得ら
れる。

（１）遠隔制御装置の設定手段は出湯温度の設定を行う
都度、本体制御装置に設定値をデータ伝送し、本体制御
装置は設定値が更新されると他の遠隔制御装置に設定値
をデータ伝送することとしているので、複数の遠隔制御
装置によって出湯温度の設定が自由に行える。

（２）遠隔制御装置間の優先権の切り換えがどの遠隔制
御装置からでも行えるので、使い勝手が向上する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例である給湯装置の構成図、第
２図は同遠隔制御装置のブロック図、第３図は同遠隔制
御装置の正面図、第４図は従来の給湯装置の構成図、第
５図は従来のメインリモコン正面図、第６図は従来のフ
ロリモコン正面図である。 １・・・・・・加熱手段、２・・・・・・熱交換器、３
・・・・・・給湯器、４・・・・・・給湯管、５・・・
・・・給湯栓、６・・・・・・本体制御装置、１０・・
・・・・遠隔制御装置。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名慾２
図 第３図 第４図 第５図 第６図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 加熱手段と、加熱手段によって加熱される熱交換器とを
   有する給湯器と、前記給湯器で加熱された温水を導く給
   湯管および給湯栓と、前記給湯器の燃焼状態を制御する
   本体制御装置と、前記給湯器の運転状態と出湯温度の設
   定を知らせる表示手段ならびに出湯温度を設定する設定
   手段とを有し、前記本体制御装置間とデータ伝送を行う
   複数の遠隔制御装置とを備え、出湯温度の設定は、前記
   遠隔制御装置の設定手段によって出湯温度を設定する都
   度、前記本体制御装置に設定値をデータ伝送することに
   よって行なわれることとした給湯装置。