JPS6276085A - デイスク再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の技術分野］ この発明は、例えばコンパクトディスクプレーヤ等のデ
ィスク再生装置に係り、特に所定のデータの再生中にダ
イレクトサーチにより他のデータの再生が要求されても
、現在再生しているデータの再生が完了するまで該デー
タの再生を継続させるようにしたものに関する。

［発明の技術的背景コ 周知のように、音響機器の分野では、可及的に高密度か
つ高忠実度記録再生化を図るために、情報信号をデジタ
ル化データに変換して、例えばディスクや磁気テープ等
の記録媒体に記録し、これを再生するようにしたデジタ
ル記録再生システムが普及している。

このうち、記録媒体としてディスクを使用するものでは
、直径１２ｃｍのディスクにデジタル化データに対応し
たビット列を形成し、これを光学式に読み取るようにし
てなるコンパクトディスクが、現在では主流となってい
る。そして、このコンパクトディスクには、情報信号を
ＰＣＭ（パルスコードモジュレーション）技術によって
デジタル化データに変換し、これにＥＦＭ（エイトトラ
フを一ティーンモジコレーション）変調を施したデータ
が記録されているものである。

一方、上記のようなコンパクトディスクを再生ずるコン
パクトディスクプレーヤは、半導体レーザ及び光電変換
素子等を内蔵した光学式ピックアップを、内周側から外
周側に向けてリニア１−ラッキング式に移動させるとと
もに、コンパクトディスクを線速度一定（ＣＬＶ）方式
で回転さゼることによって、コンパクトディスクに記録
されたデータの読み取りを行なうようにしているもので
ある。

ここで、上記のようなコンパクトディスクプレーヤにあ
っては、ディスクに記録されたデータ（例えば複数の曲
）のうちから所望の曲をすみやかに検索する、いわゆる
勺−チ機能が備えられている。このサーチ芸能は、ディ
スクに記録された複数の曲のうちから所望の曲の例えば
曲番等を外８ＩＸ設定して、上記光学式ピックアップを
その曲の記録位置までディスクの半径方向に高速移動さ
せることによって実現されるものである。

そして、通常コンパクトディスクプレーヤに備えられる
サーチ機能としては、主として、任意の曲Ｎの再生中に
アンプキーまたはダウンキー（以下この２つのキーをダ
イレクトサーチキーと称する）を操作することにより、
曲Ｎの再生を中止して曲Ｎの１つ後の曲Ｎ＋１または曲
１Ｎの１つ前の曲Ｎ−１がサーチされ再生される、いわ
ゆるダイレクトサーチ灘能と、複数の曲番を予めメモリ
に設定しその設定順序にしたがって順次曲をサーチして
再生を行なう、いわゆるプログラムサーチ芸能とがある
。

この場合、実際には、プログラムサーチ機能により選曲
された任意の曲Ｎの再生中であっても、上記ダイレクト
サーチキーが操作されると、曲Ｎ＋１または曲Ｎ−１が
サーチされ再生されるようになり、その曲Ｎ＋１または
曲Ｎ−１の再生が終了すると、再び上記設定順序にした
がってプログラムサーチが行なわれるようになされてい
るもので、使用者の選曲順序に対する気まぐれな要求に
も十分に対処し得るように設計されている。

［背景技術の問題点］ ところで、近時では、上記コンパクトディスクをその記
録密度の高さから、例えば電子計算様やその池の電子機
器の読み出し専用メモリ（以下ＲＯＭという）として使
用する、いわゆるＣＤ−ＲＯＭが開発されてきている。

そして、このようなＣＤ　−ＲＯＭにあっては、所定の
データＰａ　Ｒの再生中は、Ｉ；とえダイレクトサーチ
キーが操作されても、現在読み取っているデータ領域を
途中で放棄して他のデータ領域の再生を行なうわけにい
かない場合が多く、再生開始されたデータｆｒ４域は最
後まで再生し続【プなければならないという必要が生じ
る。

また、上記コンパクトディスクは、その選曲速度の速さ
から、いわゆる“カラオケ゛′に使用されることが多く
、この場合、所定の曲の再生中にダイレクトサーチキー
が操作されると、他の曲に移ってしまうという問題が生
じるものである。

し発明の目的］ この発明は上記事情を考慮してなされたもので、所望の
データの再生途中でダイレクトサーチを行なった場合、
サーチを行なうか否かを選択的に設定することができ、
使用者に対してより幅広い使用形態を与え得る極めて良
好なディスク再生装置を提供することを目的とする。

［発明の慨要］ すなわち、この発明に係るディスク再生装置は。

優先再生用操作子を操作することによって、ディスクに
記録された複数のデータのうちの所望のデータの再生状
態でダイレクトサーチ用操作子が操作されても、該デー
タの再生が完了するまで該データの再生を継続するよう
にすることにより、所望のデータの再生途中でダイレフ
］・サーチを行なった場合、サーチを行なうか否かを選
択的に設定することができ、使用者に対してより幅広い
使用形態を与え１ｑるようにしたものである。

［発明の実施例］ 以下、この発明の一実施例を説明するに先立ら、この発
明の適用されたコンパクトディスクプレー４７の基本構
成について筒中に説明しておくことにする。第２図にお
いて、制御回路１１は、例えばマイクロコンピュータ及
びインターフェース回路等を有してなるもので、キース
イッチ群１２の操作により、ＲＯＭ１３に記憶されたプ
ログラムにしたがって、ディスク再生系を所定の状態に
アリ陣するものである。また、このキースイッチ群１２
には、前記ダイレクトサーチキーや後述する優先再生キ
ー等が含まれているものである。

そして、上記ディスク再生系は、＄１１８回路１１によ
りディスク再生系制御回路１４を介して、ディスク［−
夕１５及びピックアップ送りモータ１６が駆動され、ピ
ックアップ１７の図示しないレーザダイオードが発光動
作されると、ディスク１８に記録されたデータがピック
アップ１７により読み取られる。

このピックアップ１７により読み取られた信号は、ＲＦ
信号検出回路１９に供給されて、サーボ回路２０に供給
される信号と、復調回路２１に供給されるＥＦ刈１信号
とに分離される。

ここで、サーボ回路２０は、ピックアップ１７に対して
、その図示しない対物レンズにフォーカスサーボ及びト
ラッキングサーボをかけるための信号を生成して送出す
るとともに、ピックアップ送りモータ１６に対しても、
ディスク再生系制（財）回路１４から出力される制御信
号と相まってリニアトラッキングサーボをなさしめる信
号を送出している。

また、復調回路２１は、上記ＥＦＭ信号を彼形整形没び
ＥＦｌｖｌ復調し、これよりアドレスデータとなる同期
信号を分離して、その同期信号をアドレス検出回路２２
に供給するとともに、同期信号が分離された信号をデジ
タル／アナログ変換回路（以下Ｄ／△変換回路という）
２３に供給しでいる。そして、Ｄ／Ａ変換回路２３で元
のアナログ信号に戻された再生信号は、必要なエラー訂
正、補正等の迅理が施された状態で出力され、スピーカ
２４の奏鳴駆動用等に供せられるものである。

一方、上記アドレス検出回路２２で検出されたアドレス
データは、制御回路１１を介して店き込み読み出しメモ
リ（以下ＲＡ　Ｍという）２５に取り込まれ、サーチ機
能やメ七り機能等の各種制ｔｉｔ］溌能を奏するのに供
せられるものである。

以上のような基本構成となされたコンパクトディスクプ
レーヤにおいて、以下この発明に係る一ア施例の機能に
ついて、第１図に示すフローチャートを参照して詳細に
説明する。ただし、この場合、ディスク１８に記録され
た複数の曲をサーチすることについて説明する。

まず、ステップＳ１で、キースイッチ群１２が操作され
、所望の曲のサーチが行なわれろと、ステップＳ２でサ
ーチされた曲の再生が行なわれる。

そして、ステップ＄３で、この曲の再生中にキースイッ
チ群１２のいずれかのキーが操作されたか否かが判別さ
れる。ここで、いずれのキーも操作されていなければ（
＼○）、ステップＳ４で再生信号中のＱデータ〈アドレ
スデータに対応）が３売み取られ、ステップＳ５でこの
Ｑデータに基づいて、その曲の再生が終了し！＝か否か
が判別される。

この場合、曲の再生が終了していなければ（Ｎｏ＞、ス
テップＳ２に戻されて再生動作が継続され、再生が終了
すれば（ＹＥＳ）、ステップＳ６でコンパクトディスク
プレーヤが一定時間ポーズ状態になされる。この再生終
了後に一定時間ポーズ状態にする理由は、例えば゛カラ
オケ°゛の場合、プログラムサーチをしたとき１曲終了
した後、直ちに次の曲の再生を行なわずに次の人と交代
するための時間をもたせるために必要となるからであり
、ポーズ時間は例えば１５〜２０秒程度に設定されてい
る。なお、このような自動ポーズ（時間生成）機能を後
述する優先再生モードが設定されている場合にのみ動く
ようにしてもよく、その方がより好都合な場合もある。

そして、ポーズ状態が解除されると、ステップＳ７で、
ステップＳ１に戻され、次の曲のサーチが行なわれるも
のである。

また、前記ステップＳ３で、主−人力苺りと￥１１別さ
れたとぎ（ＹＥＳ）、ステップＳ８で、操作されたキー
がダイレクトサーチキーであるか否かが判別される。そ
して、ダイレクトサーチキー以外のキー、例えば表示デ
ータを切換えるディスプレイキー等が操作されたのであ
れば（Ｎｏ）、ステップＳ９で通常のキー処理動作が行
なわれ、ステップＳ２による再生動作は継続される。

一方、ステップＳ８でダイレフ１〜サーチキーが操作さ
れたことが判別されたとき（ＹＥＳ）、ステップ８１０
で、優先再生モードに設定されているか否かが判別され
る。この優先再生モードは、前記キースイッチ群のなか
の優先再生キーを予め操作しておくことによって設定さ
れるもので、優先再生モードであれば（ＹＥＳ）、ダイ
レクトサーチを行なわずにステップＳ４に戻され、ステ
ップＳ２で再生している曲が最後まで再生されるように
なる。

また、優先再生モードでなければ、つまり前記優先再生
キーが操作されていなければ（Ｎｏ）、ステップ８１１
でサーチアドレスがセットされ、ステップ８１２で、先
にステップＳ２で再生されていた曲の再生が中止されて
ダイレクトサーチ動作が行なわれるようになる。そして
、ステップ８１３で、ダイレクトサーチが終了したか否
かが判別され、終了していなければ（Ｎｏ＞、ステップ
８１２に戻されサーチ動作がＵ続され、サーチ動作が終
了していれば（ＹＥＳ）、ステップＳ２でダイレクトサ
ーチされた曲の再生が行なわれるようになる。

したがって、上記のような実施例によれば、優先再生キ
ーを操作した優先再生モードに設定しておけば、再生中
にダイレクトサーチキーが操作されても、現在再生して
いる曲が途中で中断されることなく、最後まで再生が継
続されるようになり、゛カラオケ″等に使用して好適す
るものである。

また、ディスク１８がＣＤ−ＲＯＭであっても同様な効
果を得ることができるものである。

なお、この発明は上記実施例に限定されるものではなく
、この外その要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施
することができる。

［発明の効果］ したがって、以上詳述したようにこの発明によれば、所
望のデータの再生途中でダイレクトサーチを行なった場
合、サーチを行なうか否かを選択的に設定することがで
き、使用者に対してより幅広い使用形態を与え得る極め
て良好なディスク再生装置を提供することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明に係るディスク再生装置の一実施例を
示すフローチャート、第２図はこの発明の適用されたコ
ンパクトディスクプレーヤを示すブロック構成図である
。 １１・・・制御回路、１２・・・キースイッチ群、１３
・・・ＲＯＭ、１４・・・ディスク再生系制罪回路、１
５・・・ディスクモータ、１６・・・ピックアップ送り
モータ、１７・・・ビックア・ツブ、１８・・・ディス
ク、１９・・・ＲＦ信号検出回路、２０・・・サーボ回
路、２１・・・復調回路、２２・・・アドレス検出回路
、２３・・・Ｄ／Ａ変換回路、２４・・・スピーカ、２
５・・・ＲＡＭ。 出願人代理人　弁理士　鈴江武彦 ｗＥＪ図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ディスクに記録された複数のデータをピックアップを介
   して選択的に読み取るディスク再生装置において、前記
   複数のデータのうちの第１のデータを外部設定する設定
   手段と、この設定手段で設定された第１のデータを再生
   する位置に前記ピックアップを移動させて該第１のデー
   タを再生するサーチ手段と、このサーチ手段による第１
   のデータの再生状態でダイレクトサーチ用操作子が操作
   されることにより前記第１のデータの再生を中止して他
   の第２のデータをサーチして再生を行なうダイレクトサ
   ーチ手段と、前記サーチ手段による第１のデータの再生
   状態で優先再生用操作子を操作することにより前記ダイ
   レクトサーチ用操作子が操作されても前記第１のデータ
   の再生が完了するまで該第１のデータの再生を継続する
   優先再生手段とを具備してなることを特徴とするディス
   ク再生装置。