JPS627562Y2 - - Google Patents

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JPS627562Y2
JPS627562Y2 JP1979053170U JP5317079U JPS627562Y2 JP S627562 Y2 JPS627562 Y2 JP S627562Y2 JP 1979053170 U JP1979053170 U JP 1979053170U JP 5317079 U JP5317079 U JP 5317079U JP S627562 Y2 JPS627562 Y2 JP S627562Y2
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JP
Japan
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diameter portion
small diameter
flange member
stopper
casing
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JP1979053170U
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JPS55153355U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は液体を収容する容器等の開口部を液密
に閉塞する栓に関する。
従来の技術 この種栓は、一般に、シールリング、例えばO
リングを装着すべく、第1図に示すように、大径
部1と、この大径部1に連続して形成された小径
部2と、これら大径部1及び小径部2と協働して
Oリング装着溝3を形成すべく大径部1の外径と
ほぼ同一の外径を有したフランジ部4とを有して
形成されている。また、この種栓5は、多く樹脂
成形品であり、その製造に際しては、金型が用い
られるが、フランジ部4を有するため、金型6,
7及び8において、金型7及び8は横割り型とな
らざるを得ず、このため成形品としての栓5には
パーテイングラインが残り、結果として溝3にた
とえOリングを装着しても好ましいシール性が得
られないことがある。一方、このパーテイングラ
インを切削除去せんとしても、その作業は困難で
あり、相当の工数を必要とし、得られる栓の価格
は必ずしも満足し得るものでない。
考案が解決しようとする問題点 本考案は前記諸点に鑑み案出されたものであ
り、その表面にパーテイングラインを残すことな
く製造し得、これにより高シール性を有した低価
格な栓を提供することにある。
問題点を解決するための手段 本考案によれば、前記目的は、大径部から延設
された小径部を有する栓本体と、小径部に設けら
れた突起と、大径部と協働して栓本体周方向に沿
つてシールリング装着溝を形成すべく、突起に係
止されて小径部に装着されたフランジ部材とから
なることを特徴とする栓によつて達成される。
作 用 上記の技術的手段は次のように作用する。
栓本体の大径部の外径とほゞ同一の外径を有し
たフランジ部を小径部に設けることなく、小さく
形成することのできる突起を小径部に設けること
により、栓本体成形用の金型を上下割りの2つの
金型にすることができ、このことにより栓本体の
外面にパーテイングラインを残すことなく栓本体
を製造することができる。
このようにして成形された栓本体の突起に、栓
本体とは別個に製造したフランジ部材を係止せし
めと、このフランジ部材、小径部及び大径部から
形成されるシールリング装着溝にシールリングを
装着した場合には、このシールリング装着溝にパ
ーテイングラインが形成されていないために、シ
ールリングによるシール効果が確実に達成され得
る。
実施例 次に本考案による好ましい一具体例を自動車用
のリザーバタンクに適用されるものについて図に
基づいて説明する。
第2図ないし第5図において、21は夫々連通
する2室22及び23に内部が画成されたリザー
バタンクであり、このタンク21の下面には、油
液流出口24及び25が設けられており、その上
面には、油液注入口26及び液面検出器装着孔2
7が設けられている。28は、注入口26に形成
されたフランジ29に係止されて注入口26に設
けられたフイルタであり、注入口26を介して注
入される油液に混入した塵埃を除去する。30
は、キヤツプ30aが取り付けられた栓本体であ
り、注入口26を閉塞する本体30は、合成樹脂
製であり、注入口26に形成されたフランジ31
と嵌合して取り外し可能に係止されている。本体
30は、大径部32と、この大径部32から連続
して形成された小径部33とを有しており、大径
部32の外径は、注入口26の径とほぼ同一であ
る。小径部33には、環状突起34が形成されて
おり、この突起34に係止されて小径部33には
合成樹脂製のフランジ部材35が装着されてい
る。尚、フランジ部材35の小径部33への装着
においては、フランジ部材35の可撓性が利用さ
れて嵌着される。36は、フランジ部材35、小
径部33及び大径部32により本体30の周方向
に沿つて形成された溝であり、この溝36には、
シールリングとしてのOリング37が嵌着されて
いる。Oリング37は、本体30とタンク21と
に密に当接し、好ましくシール機能を発揮する。
38は、栓本体としての液面検出器ケーシングで
あり、カバー38aを有し、孔27を閉塞するケ
ーシング38は、本体30と同様に合成樹脂製で
あり、孔27に形成されたフランジ39と嵌合し
て取り外し可能に係止されている。ケーシング3
8は大径部40と、この大径部40から連続して
形成された小径部41とを有しており、大径部4
0は、その外径が孔27の径とほぼ同一となるよ
うに形成されている。小径部41には、周方向に
沿つて複数の突起42が形成されており、この突
起42に係止されて小径部41には合成樹脂製の
フランジ部材43が装着されている。フランジ部
材43は、断面ほぼL字状に形成されており、内
側方向、即ち中心方向に突出するフランジ部44
aには、突起42の数及び位置に対応して切り欠
け部44が設けられている。従つて、フランジ部
材43の小径部41への装着は、フランジ部材4
3の各切り欠け部44を各突起42に対応させて
押し込み、その後フランジ部材43を回転して行
う。このようにすると、フランジ部材43は確実
に小径部41に係止される。45は、フランジ部
材43、小径部41及び大径部40によりケーシ
ング38の周方向に沿つて形成された溝であり、
この溝45には、シールリングとしてのOリング
46が嵌着されている。Oリング46はケーシン
グ38とタンク21とに密に当接し好ましくシー
ル機能を発揮する。尚、ケーシング38内には、
リードスイツチ47が装着されており、また、ケ
ーシング38の外側には、油液面の上下移動と共
に移動し、マグネツト48が埋設された浮子49
が設けられており、このリードスイツチ47とマ
グネツト48とによりタンク21内の液面位置が
検出される。
このように本体30、フランジ部材35等から
栓50を構成すると、又は、ケーシング38、フ
ランジ部材43等から栓51を構成すると、外面
にパーテイングラインを残すことなく本体30又
はケーシング38を製造し得、このためOリング
37又は46によるシール効果が確実に発揮され
る。即ち、本体30及びケーシング38のいずれ
においても、その突起34,42を小さくし得る
ため、例えば、ケーシング38を製造するに際
し、第5図に示すように、上下割りの2つの金型
52及び53を用いることができ、金型53から
のケーシング38の除去は突起42を若干歪ませ
ることにより簡単に行い得る。
また本考案による栓は前記の如き栓50又は5
1に限らず、例えば第6図及び第7図に示すよう
に、切り欠き部61に連通する溝62を内周面に
有したフランジ部材63を、栓本体64の小径部
65に装着して構成してもよい。この場合、フラ
ンジ部材63の小径部65への装着は、小径部6
5に設けられた突起66と切り欠き部61との位
置を合わせて、フランジ部材63を小径部65に
適用し、その後、突起66と溝62とが係合する
ようにフランジ部材63を周方向に回転して行
う。このようにすると、フランジ部材63は突起
66に係止され小径部65から外れないようにさ
れ得る。
尚、前記具体例においては、リザーバタンクに
適用された栓について説明したが、本考案はこれ
に限定されず、例えば一般の容器の栓等にも適用
し得る。
考案の効果 前記の如く、本考案によれば、外面にパーテイ
ングラインを生じさせるような金型を用いること
なく製造し得、このため、より高いシール性を有
した栓を提供し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の栓の製造方法の説明図、第2図
は本考案による好ましい一具体例をリザーバタン
クに適用した場合の説明図、第3図及び第4図は
夫々第2図に示すフランジ部材の斜視図、第5図
は第2図に示すケーシングの製造方法の説明図、
第6図は本考案による好ましい他の具体例の説明
図、第7図は第6図に示すフランジ部材の斜視図
である。 30……栓本体、32……大径部、33……小
径部、34……突起、35……フランジ部材、3
6……溝、37……Oリング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 大径部から延設された小径部を有する栓本体
    と、小径部に設けられた突起と、大径部と協働し
    て栓本体周方向に沿つてシールリング装着溝を形
    成すべく、突起に係止されて小径部に装着された
    フランジ部材とからなることを特徴とする栓。
JP1979053170U 1979-04-20 1979-04-20 Expired JPS627562Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979053170U JPS627562Y2 (ja) 1979-04-20 1979-04-20

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979053170U JPS627562Y2 (ja) 1979-04-20 1979-04-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55153355U JPS55153355U (ja) 1980-11-05
JPS627562Y2 true JPS627562Y2 (ja) 1987-02-21

Family

ID=28945684

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1979053170U Expired JPS627562Y2 (ja) 1979-04-20 1979-04-20

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59153833U (ja) * 1983-03-31 1984-10-16 カルソニックカンセイ株式会社 燃料タンク用キヤツプ

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4736208U (ja) * 1971-05-12 1972-12-22

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5260541U (ja) * 1975-10-30 1977-05-02

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4736208U (ja) * 1971-05-12 1972-12-22

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Publication number Publication date
JPS55153355U (ja) 1980-11-05

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