JPS6275441A - ハロゲン化銀写真感光材料 - Google Patents

ハロゲン化銀写真感光材料

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JPS6275441A
JPS6275441A JP21594785A JP21594785A JPS6275441A JP S6275441 A JPS6275441 A JP S6275441A JP 21594785 A JP21594785 A JP 21594785A JP 21594785 A JP21594785 A JP 21594785A JP S6275441 A JPS6275441 A JP S6275441A
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JP
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silver halide
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ultraviolet absorber
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JP21594785A
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English (en)
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Yoshiyuki Nonaka
義之 野中
Masaru Iwagaki
賢 岩垣
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication of JPS6275441A publication Critical patent/JPS6275441A/ja
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C1/00Photosensitive materials
    • G03C1/76Photosensitive materials characterised by the base or auxiliary layers
    • G03C1/815Photosensitive materials characterised by the base or auxiliary layers characterised by means for filtering or absorbing ultraviolet light, e.g. optical bleaching

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3・賛°姉細I尤“’I   技W   分   静水
発明は、特にプリント用のカラー写真感光材料に関する
先行技術とその問題点 従来、プリント用のカラー写真感光材料は、一般に、反
射支持体上に、イエローカプラーを含有する青感光性ハ
ロゲン化銀乳剤層、非感光性の第1中間層、マゼンタカ
プラーを含有する緑感光性ハロゲン化銀乳剤層、非感光
性の第2中間層、シアンカプラーを含有する赤感光性ハ
ロゲン化銀乳剤層、非感光性の保護層の順に塗設して形
成されている。
そして、特に、発色現像によって、各カプラーから生成
する各発色色素の紫外光による退色を防止するために、
第2中間層には紫外線吸収剤が添加される。
しかし、このような従来のプリント用のカラー写真感光
材料は、各カプラーから形成される発色色素、特にマゼ
ンタ色素およびシアン色素の耐光性が悪く、光により退
色し、またその退色時のカラーバランスが悪いという欠
点がある。
このような場合、保護層にも、さらに紫外線吸収剤を含
有させれば、耐光性が向上するものであると考えられる
そして、このようにすれば、確かに耐光性は向上するも
のであるが、現像処理後の感材が、経時に従い、光、熱
、湿度等により、表面の光沢度を失ってしまい、いわゆ
る発汗析出現象を生じ、画質が劣化するという欠点があ
る。
■  発  明  の  目  的 本発明は、このような実状に鑑みなされたものであって
、その士たる目的は、処理後において、経時に従い、光
、熱、湿度等によって生じる表面光沢度の劣化を改善し
、しかも色素画像の耐光性が高いカラー写真感光材料を
提供することにある。
本発明者らは、このような目的につき鋭意研究を行った
ところ、このような目的が、保護層に紫外線吸収剤と特
定の環状エーテル化合物を油滴として含有させたとき達
成されることを見い出し、本発明をなすに至った。
すなわら、本発明は、支持体上に複数のハロゲン化銀乳
剤層を有し、このハロゲン化銀乳剤層のうち支持体から
最も遠い側にある乳剤層の支持体と反対側に1層または
2層以上の非感光性層を設け、この非感光性層のうちの
少なくとも一層に、紫外線吸収剤と環状エーテル化合物
(以下本発明の化合物と言う)を油滴として含有するこ
とを特徴とするハロゲン化銀写真感光材料である。
■ 発明の具体的構成 以下、本発明の具体的構成について詳細に説明する。
本発明のカラー写真感光材料(以下感材という)は、2
層以上のハロゲン化銀乳剤層を有するものであるが、通
常の態様では、分光感度の異なる3種の感光性ハロゲン
化銀乳剤層を有し、各乳剤層は耐拡散性のイエロー、マ
ゼンタおよびシアンの3種のカプラーのうち1種ずつを
含有している。
このような場合の感光性ハロゲン化銀乳剤層とカプラー
の組み合せとしては、通常、赤感光性ハロゲン化銀乳剤
層にシアンカプラーが、また、緑感光性ハロゲン化銀乳
剤層にマゼンタカプラーが、さらに、青感光性ハロゲン
化銀乳剤層にイエローカプラーが各々組み合わされる。
このような各乳剤層のti:tm順序については特別制
限はない。
ただ、通常は、反射支持体側から、イエローカプラー含
有乳剤層、マゼンタカプラー含有乳剤層、シアンカプラ
ー含有乳剤層の順に塗設する。あるいは、場合によって
は、シアンカプラー含有乳剤層、マゼンタカプラー含有
乳剤層、イエローカプラー含有乳剤層の順などの構成に
て塗設することもできる。
本発明において用いるイエロー、マゼンタ、シアン各カ
プラーとしては、公知のいずれのものを用いてもよい。
好ましいイエローカプラーとしては、α−ピバロイルア
セトアニリド系カプラーが挙げられる。
好ましいマゼンタカプラーとしては、5−ピラゾロン系
、より好ましくは1−フェニル−5−ピラゾロン系、更
に好ましくは1−フェニル−3−アニリノ−5−ピラゾ
ロン系カプラーおよびピラゾロトリアゾール系カプラー
が挙げられる。
好ましいシアンカプラーとしては、フェノール系カプラ
ーが挙げられる。
これら各カプラーは、ハロゲン化銀乳剤層中に、ハロゲ
ン化銀1モルあたり、0.05〜1モル程度含有される
このような、ハロゲン化銀乳剤層のうち、支持体からも
つとも遠い側にあるハロゲン化銀乳剤層の支持体側およ
び支持体と反対側には、それぞれ、非感光性層が設けら
れる。
これらの非感光性層は、親水性のバインダー、例えばゼ
ラチンからなるものである。
そして、この非感光性層には、ともに、紫外線吸収剤が
含有される。
この場合、非感光性層のバインダー塗布囲は、通常、1
〜30 ff1g/ dv’程度とされる。
本発明において、紫外線吸収剤とは紫外部、特に250
nm〜400nmの領域に吸収(好ましくは極大吸収)
を有する化合物である。より好ましくは、有効に紫外線
を吸収するためには極大吸収における分子吸光係数が大
ぎいものであり、通常5,000以上、好ましくは10
,000以上、特に好ましくは20.000以上の化合
物である。
紫外線吸収剤としては公知のものがすべて適用できるが
、有効なものとしては、ベンゾフェノン化合物(例えば
特開昭46−2784号、米国特許第3.215,53
0号、同3,698,907号に記載のもの)、ブタジ
ェン化合物(例えば、米国特許第4.045,229号
に記載のもの)、4−チアゾリドン化合物(例えば、米
国特許第3,314,794号、同3,352,681
号に記載のもの)、アリール基で置換されたベンゾトリ
アゾール化合物(例えば、特公昭36−10466号、
同 4’!−1687号、同42−26187号、同4
4−29620号、@48−41572号、特開昭54
−95233号、同57−142975号、米国特許第
3,253,921号、同3,533,794号、同3
,754,919号、同3,794,493号、同4,
009.038号、同 4,220,711号、同4,
323,633号、リサーチ・ディスクロージt −(
Research 。
D 1sclosure )  22519号に記載の
ものン、ベンゾオキジドール化合物(例えば、米国特許
第3,700.455号に記載のもの)、ケイヒ酸エス
テル化合物(例えば、米国特許第3,705,805号
、同3,707.375号、特開昭52−49029号
に記載のもの)を用いることができる。さらに、米国特
許第3,499,762号、特開昭54−48535号
に記載のものも用いることができる。紫外線吸収性のカ
プラー(例えば、α−ナフトール系のシアン色素形成カ
プラー)や、紫外線吸収性のポリマー(例えば、特開昭
58−111942号、同178351号、同1810
41号、同59−19945号、同23344号、公報
に記載のもの)などを用いることができる。
これらのうち、本発明に特に有効なものはベンゾトリア
ゾール化合物とベンゾフェノン化合物である。それぞれ
の一般式および具体的化合物例を以下に示すが、これら
に限定されるものではない。
〈ベンゾトリアゾール化合物の一般式〉II Rコ 式中、R1−R8はそれぞれ水素原子、ハロゲン原子、
炭素数1〜22のアルキル基く例えばメチル基、エチル
基、ブチル基、t−ブチル基、5ec−ブチル基、t−
アミル基、t−オクチル基、2−エチルヘキシル基、n
−ドデシル基等)、アルコキシ基(例えばメトキシ基、
エトキシ基、ペン升ルオキシ基、5ec−オクチルオキ
シ基等)、アリール基(例えばフェニル基、ナフチル基
等)、アリールオギシ基(例えばフェノキシ基、ナフト
キシ基等)、アシル基(例えばアセチル基、ヘプタノイ
ル基、ベンゾイル基等)、ニトロ基を示す。
以下余白 V−1 CH2CHzCOOCH2CH H Hs V−3 H V−4 C4Hg(t) UV−5 UV−6 UV−7 CsHo(t) UV−8 UV−9 UV−10 CsHn(11 UV−11 CIIHI?(す UV−12 H UV−13 C4H,(sec) UV−14 CsHo(I UV−15 UV−17 UV−18 C4H,(sec) UV−21 CsHn(t) UV−22 CsHn(t) UV−23 C4Ho(t) UV−24 UV−25 UV−26 UV−27 JV−28 UV−29 CsHn(t) UV−30 UV−31 UV−32 U’V−33 以下余白 〈へ゛二゛l°°フェノン化今物つ一+1*>式中、R
9〜R+7はそれぞれ水素原子、ハロゲン原子、炭素数
1〜22のアルキル基(例えばメチル基、エチル基、ブ
チル基、t−ブチル基、5ec−ブチル基、t−アミル
基、t−オクチル基、2−エチルヘキシル基、n−ドデ
シル基等)、アルコキシ基(例えばメトキシ基、エトキ
シ基、ペンチルオキシ基、5ec−オクチルオキシ基等
)、アリール基(例えばフェニル基、ナフチル基等)、
アリールオキシ基(例えばフェノキシ基、ナフトキシ基
等)、アシル基(例えばアセチル基、ヘプタノイル基、
ベンゾイル基等)、ニトロ基を示す。
以下余白 UV−420H UV 47       0HOH 本発明において、非感光性層に用いられる紫外線吸収剤
の添加最はバインダー1重量部に対して、0.001〜
3Mm部、好ましくは0.01〜2重団部である。
本発明においては、異なる2種以五の紫外線吸収剤を組
合せて用いてもよく、むしろこの方法は好ましい。
紫外線吸収剤を非感光性層に添加する方法に特に制限は
なく、例えば水または適当な溶媒に溶解して添加する方
法、ボールミルやサンドミルにて粉砕して添加する方法
、高沸点溶媒を用いる水中油滴型乳化分散法などがある
が、最も有効なものは水中油滴型乳化分散法である。
このような場合、高沸点溶媒としては、有機酸アミド類
、カルバメート類、エステル類、ケトン類、尿素誘導体
等、 特に、ジメチルフタレート、ジエチルフタレート、ジ−
プロピルフタレート、ジ−ブチルフタレート、ジ−n−
オクチルフタレート、ジイソオクチルフタレート、ジー
(2−エチルヘキシル)フタレート、シアミルフタレー
ト、ジノニルフタレート、ジイソデシルフタレートなど
のフタル酸エステル、 トリクレジルフォスフェート、トリフェニルフォスフェ
ート、トリー(2−エチルヘキシル)フォスフェート、
トリイソノニルフォスフェートなどのリン酸エステル、 ジオクチルセバケート、ジー(2−エチルヘキシル)セ
バケート、ジイソデシルセバケートなどのセパシル酸エ
ステル、 グリセロールトリプロピオネート、グリセロールトリブ
チレートなどのグリセリンのエステル、その他、アジピ
ン酸エステル、ゲルタール酸エステル、コハク酸エステ
ル、マレイン酸エステル、フタル酸エステル、クエン酸
エステルなどの1種1ス上を用いることができる。
また、水中油滴型乳化分散の補助に用いる低沸点溶媒と
しては、酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸プロピル、酢酸
ブチル、プロピオン酸ブチル、シクロヘキサノール、シ
クロヘキサンテトラヒドロフラン、メチルアルコール、
エチルアルコール、アセトニトリル、ジメチルホルムア
ミド、ジオキナン、メチルエチルケトン、メチルイソブ
チルケトン、ジエチレングリコール、モノアセテート、
アセチルアセトン、ニトロメタン、ニトロエタン、四塩
化炭素、クロロホルムなどの1種以上を用いることがで
きる。
さらに、界面活性剤としては、アルキルベンゼンスルホ
ン酸およびアルキルナフタレンスルホン酸などのアニオ
ン系界面活性剤および/またはソルビタンセスキオレイ
ン酸エステルおよびソルビタンモノラウリン酸エステル
などのノニオン系界面活性剤などを用いることができる
以下余白 本発明における環状エーテル化合物としては3〜6員の
ものが好ましい。又、1つの環内に含有される酸素原子
の数は好ましくは1〜2個である。
環状エーテル化合物に於て3員から成るものは好ましく
は次の一般式で示される。
式中、R1、R2、R3、R4は以下のものから選ばれ
る。
:水素原子 :ハロゲン原子(例えばクロル、ブロム、フッ素等) :直鎖または分岐のアルキル基(好ましくは炭素数1〜
40.例えばメチル、エチル、i−プロピル、2−エチ
ルヘキシル、ラウリル、ステアリル等)で、更に置換基
を有していても」;い。置換基としては、例えば上記の
ハロゲン原子、アルコキシ基(例えばメト二1シ、ブト
↓シ、ステフノリルA1=シ等)、アリールオキシ基(
例えばフエノキシ等)、アリール基(例えばフェニル基
等)、アリールチオ基(例えばフェニルチオ等)、アラ
ルキルチオ基(例えばベンジルチオ等)、アミノ基(例
えばピペリジノ、ジメチルアミノ等)、アシルオキシ基
(例えばアセトキシ、ベンゾイルオキシ、フラノイルオ
キシ、シクロヘキサノイルオキシ等)、アルコキシカル
ボニル基(例えばブトキシカルボニル、2−エチルヘキ
シルオキシカルボニルばシクロへキシルオキシカルボニ
ル等)、アリールオキシカルボニル基(例えばフェノキ
シカルボニル等)、オキサリルオキシ!!(例えばエト
キシオキサリルオキシ等)、カルバモイルオギシ基(例
えばヘキシルカルバモイルオキシ等)、スルホニルオキ
シ基(例えばフェニルスルホニルオキシ等)、アミド基
(例えばベンゾイルアミノ基等)、ウレイド基(例えば
フェニルウレイド等)、アミノスルファモイル基(例え
ばジメチルアミノスルファモイル客)等。
ニジクロアルキル基(好ましくは炭素数3〜6、例えば
シクロブDビル、シクロヘキシル等)、更に置換基を有
してもよく、その例としては前記のアルキル基への置換
基例が挙げられる。
ニアリール基(例えばフェニル等)でアルキル基の場合
と同様な置換基を有していてもよい。
・ :アルコキシカルボニル基(例えばメトキシカルボ
ニル、エトキシカルボニル等)、アルキル基の場合と同
様な置換基を有してもよい。
:カルバモイル基(例えば)lニルカルバモイル等) ニアシル基(例えばアセチル、p−メトキシベンゾイル
等) ニジアノ基 更に,R1とR2及び/又はR1とR4が結合して環を
形成してもよい。
次に例示化合物を示すが、本発明はこれらに限定される
ものではない。
以下余白 C2H5 以下余白 0    CHコ ■ す(CH2) 9 シtl  (、t′12以下余白 CH。
C) CH。
C(J L) Cz l”l s 環状エーテル化合物に於て4貝から成るものは。
好ましくは次の一般式で示される。
式中、R+ 、R2、Ra 、R吟、R5、R6は以下
のものから選ばれる。
:水素原子 :ハロゲン原子(例えばクロル、ブロム、フッ素等) :直鎖または分岐のアルキル基(好ましくは炭素数1〜
40、例えばメチル、エチル、i−プロピル、2−エチ
ルヘキシル、ラウリル、ステアリル等)で、更に置換基
を有していてもよい。置換基としては、例えば上記のハ
ロゲン原子、アルコキシ基(例えばメトキシ、ブトキシ
、ステアリルオキシ等)、アリールオキシ基(例えばフ
ェノキシ等)、アリール基(例えばフェニル基等)、ア
リールチオ基(例えばフェニルチオ等)、アラルキルチ
オ!!(例えばベンジルチオ等)、アミノ基(例えばピ
ペリジノ、ジメチルアミノ等)、アシルオキシ基(例え
ばアセトキシ、ベンゾイルオキシ、フラノイルオキシ、
シフ0ヘキサノイルオキシ等)、アルコキシカルボニル
基(例えばブトキシカルボニル、2−エチルへキシルオ
キシカルボニル等)、シクロアルコキシカルボニル基(
例えばシクロへキシルオキシカルボニル等)、アリール
オキシカルボニルM(例えばフェノキシカルボニル等)
、オキサリルオキシ基(例えばエトキシオキサリルオキ
シ等)、カルバモイルオキシ基(例えばヘキシルカルバ
モイルオキシ等)、スルホニルオキシ基(例えばフェニ
ルスルホニルオキシ等)、アミド基(例えばベンゾイル
アミノ基等)、ウレイド基(例えば)Iニルウレイド等
)、アミノスルファモイル基(例えばジメチルアミノス
ルファモイル等)等。
ニジクロアルキルM(好ましくはIAia3〜6、例え
ばシクロプロピル、シクロヘキシル等)、更に置換基を
有してもよく、その例としては、前記のアルキル基への
置換基例が挙げられる。
ニアリール基(例えばフェニル等)でアルキル基の場合
と同様な置換基を有していてもよい。
:アルコキシカルボニル基(例えばメトキシカルボニル
、エトキシカルボニル等)、アルキル基の場合と同様な
置換基を有してもよい。
:カルバモイル基(例えばフェニルカルバモイル等) =アシル基(例えばアセチル、p−メト4ジベンゾイル
等) ニジアノ基 更にR1とR2及び/又はR1とR4が結合して環を形
成してもよい。
次に例示化合物を示すが、本発明はこれらに限定される
ものではない。
以下余白 袖状エーテル化合物に於て5員から成るものは、好まし
くは次の一般式で示される。
式中、R+ 、R2、Ra 、R4、Rs 、Rs、R
7、Raは以下のものから選ばれる。
:水素原子 :ハロゲン原子(例えばクロル、ブロム、フッ素等) :直鎖または分岐のアルキル基(好ましくは炭素数1〜
40.例えばメチル、エチル、i−プロピル、2−エチ
ルヘキシル、ラウリル、ステアリル等)で、更に置換基
を有していてもよい。置換基としては1例えば上記のハ
ロゲン原子、アルコキシ基(例えばメトキシ、ブトキシ
、ステアリルオキシ等)、アリールオキシ基(例えばフ
ェノキシ等)、アリール基(例えばフェニル基等)、ア
リールチオ基(例えばフェニルチオ等)、アラルキルチ
オ基(例えばベンジルチオ等)、アミノ基(例えばピペ
リジノ、ジメチルアミノ等)、アシルオキシM(例えば
アセトキシ、ベンゾイルオキシ、フラノイルオキシ、シ
クロへ゛キサノイルオキシ等)、アルフキジカルボニル
基(例えばブトキシカルボニル、2−エチルヘキシルオ
キシカルボニルばシクロへキシルオキシカルボニル等)
、アリールオキシカルボニル基(例えばフェノキシカル
ボニル等)、オキサリルオキシ基(例えばエトキシオキ
サリルオキシ等)、カルバモイルオキシ基(例えばヘキ
シルカルバモイルオキシ等)、スルホニルオキシ基(例
えばフェニルスルホニルオキシ等)、アミド基(例えば
ベンゾイルアミノ葛等)、ウレイド基(例えばフェニル
ウレイド等)、アミノスルファモイルM(例λばジメチ
ルアミノスルファモイル等)等。
ニジクロアルキル基(好ましくは炭素数3〜6、例えば
シクロプロピル、シクロヘキシル等)、更に置換基を有
してもよく、その例としては、前記のアルキル基への置
換基例が挙げられる。
ニアリール基(例えばフェニル等)でアルキル基の場合
と同様な置換基を有していてもよい。
:アルコキシカルボニル基(例えばメトキシカルボニル
、エトキシカルボニル等)、アルキル基の場合と同様な
置換基を有してもよい。
:カルバモイル基(例えばフェニルカルバモイル等) ニアシル基(例えばアセチル、p−メトキシベンゾイル
等) ニジアノ基 更に、R1とR2、R7とR8及び/又はR1とR4が
結合して環を形成してもよい。
次に例示化合物を示ずが、本発明はこれらに限定される
ものではない。
以下余白 以下余白 環状エーテル化合物に於て5員から成るものは、好まし
くは次の一般式で示される。
R丁 ■ 式中、R1、R2、R3、R4、R5、R6、は以下の
ものから選ばれる。
:水素原子 :ハロゲン原子(例えばクロル、ブロム、フッ素等) :直鎖または分岐のアルキル基(好ましくは炭素数1〜
40.例えばメチル、エチル、i−プロピル、2−エチ
ルヘキシル、ラウリル、ステアリル等)で、更に置換基
を有していてもよい。置換基としては1例えば上記のハ
ロゲン原子、アルコキシ基(例えばメトキシ、ブトキシ
、ステアリルオキシ等)、アリールオキシM(例えばフ
ェノキシ等)、アリール基(例えばフェニル基等)、ア
リールチオ基(例えばフェニルチオ等)、アラルキルチ
オ基(例えばベンジルチオ等)、アミノ基(例えばピペ
リジノ、ジメチルアミノ等)、アシルオキシ基(例えば
アセトキシ、ベンゾイルオキシ、フラノイルオキシ、シ
クロヘキサノイルオキシ等)、アルコキシカルボニルM
(例えばブトキシカルボニル、2−エチルへキシルオキ
シカルボニル等)、シクロアルコキシカルボニル基(例
えばシクロへキシルオキシカルボニル等)、アリールオ
キシカルボニル基(例えばフェノキシカルボニル等)、
オキサリルオキシ基(例えばエトキシオキサリルオキシ
等)、カルバモイルオキシ基(例えばヘキシルカルバモ
イルオキシ等)、スルホニルオキシ基(例えばフェニル
スルホニルオキシ等)、アミド基(例えばベンゾイルア
ミノ基等)、ウレイド基(例えばフェニルウレイド等)
アミノスルファモイル基(例えばジメチルアミノスルフ
7モイル等)等。
ニジクロアルキル基(好ましくは炭fa3〜6、例えば
シクOブ0ビル、シクロヘキシル等)、更に置換基を有
してもよく、その例としては、前記のアルキル基への置
換基例が挙げられる。
ニアリールM(例えばフェニル等)でアルキル基の場合
と同様な置換基を有していてもよい。
:アルコキシカルボニル塁(例えばメトキシカルボニル
、エトキシカルボニル等)、アルキル基の場合と同様な
置換基を有してもよい。
:カルバモイル基(例えばフェニルカルバモイル等) ニアシル!!(例えばアセチル、p−メトキシベンゾイ
ル等) ニジアノ基 更に、R1とR2が結合して環を形成してもよい。
次に例示化合物を示すが、本発明はこれらに限定される
ものではない。
以下余白 CH2−CHR RR’ 10−I     HH 1o8      CH,H lo9      CH2Cl     Hl 10 
      CH!QC@Hs   H+++    
  cH,cl   cf1、以下余白 環状エーテル化合物に於て6員から成るものは、好まし
くは次の一般式で示される。
式中、Rs 、R2、Rs 、Rs 、Rs 、Rs、
R7、R8は以下のものから選ばれる。
:水素原子 :ハロゲン原子(例えばクロル、ブロム、フッ素等) :直鎖または分岐のアルキル基(好ましくは炭素数1〜
40、例えばメチル、エチル、i−プロピル、2−エチ
ルヘキシル、ラウリ、っ、ステアリル等)で、更に置換
基を有していてもよい、、置換基としては、例えば上記
のハロゲン原子、アルコキシJ3(例えばメトキシ、ブ
トキシ、ステアリヴオキシ等)、アリールオキシ基(例
えばフェノキシ等)、アリール基(例えばフェニル基等
)、7リールチオ基(例えばフェニルチオ等)、アラル
キルチオ基(例えばベンジルチオ等)、アミノ基(例え
ばピペリジノ、ジメチルアミノ等)、アシルオキシ基(
例えばアセトキシ、ベンゾイルオキシ、フラノイルオキ
シ、シクロヘキサノイルオキシ等)、アルコキシカルボ
ニル基(例えばブトキシカルボニル、2−エチルへキシ
ルオキシカルボニル等)、シクロアルコキシカルボニル
基(例えばシクロへキシルオキシカルボニル等)、アリ
ールオキシカルボニル基(例えばフェノキシカルボニル
等)、オキサリルオキシ基(例えばエトキシオキサリル
オキシ等)、カルバモイルオキシ(例えばヘキシルカル
バモイルオキシ等)、スルホニルオキシ基(例えばフエ
→ルスルホニルオキシ等)、アミド基(例えばベンゾイ
ルアミノ基等)、ウレイド基(例えばフェニルウレイド
等)、アミノスルファモイル基(例えばジメチルアミノ
スルファモイル等)等。
ニジクロアルキル基(好ましくは炭素数3〜6、例えば
シクロプロピル、シクロヘキシル等)、更にI換基を有
してもよく、その例としては、前記のアルキル基への置
換基例が挙げられる。
ニアリール基(例えばフェニル等)でアルキル基の場合
と同様な置換基を有していてもよい。
:アルコキシカルボニル基(例えば茶トキシカルボニル
、エトキシカルボニル等)、アルキル基の場合と同様な
置換基を有してもよい。
:カルバモイル基(例えばフェニルカルバモイル等) ニアシル基(例えばアセチル、p−メトキシベンゾイル
等) ニジアノ基 更に、R1とR2及び/又はR1とR4が結合して環を
形成してもよい。又R3、R+で2重粘合を形成しても
よい。
次に例示化合物を示すが、本発明はこれらに限定される
ものではない。
以下余白 + + 8      R: ((Hz)z+1q  
         (CH2)3I20       
     (CH2)4121          (
CH4)2C=CH2以下余白 以上述べた環状エーテル化合物の中でも、好ましい1群
は少なくとも1つのエーテル結合、ニスチル結合(例え
ば、−CO−1−8O20−、アミド結合(例えば。
一3O2N   )またはウレイド結合(例えば又、環
中の酸素原子に直結する炭素原子には。
少なくとも1つの水素原子が結合しているものが好まし
い。
本発明において、非感光性層に用いられる本発明の化合
物の添加量はバインダー1重量部に対して、0.001
〜3重四部、好ましくは0.01〜2重量部である。
本発明においては、異なる2種以上の本発明の化合物を
組合せて用いてもよい。
本発明の化合物を非感光性層に添加する方法に特に制限
はなく、例えば水または適当な溶媒に溶解して添加する
方法、ボールミルやサンドミルにて粉砕して添加する方
法、水中油滴型乳化分散法などがある。
環状I−チル化合物は市販品として購入してもよい。又
、予め二重結合を有する対応化合物を合成した後、該二
重結合を酸化剤(例えば過酸化水素)により酸化して得
ることもできる。又、前述の6員の環状エーテル化合物
は例えばJOCvo13B 、 p1176  (19
7N) 、Macromolecules 1980p
252に記載の方法により、5員のものは例えば英国特
許第867.918号Ann 623 p191  (
1959)に記載の方法により、4員のものはドイツ特
許第1,021.858号に記載の方法により合成でき
る。
本発明の環状エーテル化合物は、紫外線吸収剤と独立し
て油滴として添加されてもよいが、紫外線吸収剤と混合
して油滴として添加されるのが好ましい。
すなわち、紫外線吸収剤と本発明の化合物を混合し、必
要であれば補助溶媒を用いて溶解し、親水性コロイド溶
液中に分散して水中油滴型分散物あるいは水中固体型分
散物として添加するのが好ましい。この場合、補助溶媒
として、前記高沸点WItsを用いてもよい。
本発明において油滴として含有するとは、カプラー等の
疎水性添加物を沸点約150℃以上の水に対する溶解度
が10%以下の高沸点有機溶媒に必要に応じて低沸点、
及び又は水溶性有機溶媒を併用して溶解し、ゼラチン水
溶液などの親水性バインダー中に界面活性剤を用いて撹
はん器、ホモジナイザー、コロイドミル、70−ジット
ミキサー、超音波装置等の分散手段を用いて、乳化分散
した後、目的とする親水性コロイド液中に添加し、支持
体上に塗布し、乾燥した層中で高沸点有機溶媒が含有さ
れている状態と同じ状態で含有されている事を意味する
本発明の環状エーテル化合物の添加量は、紫外線吸収剤
に対して重量比で、好ましくは0.1〜10であり、よ
り好ましくは0.2〜5である。
本発明において支持体から最も遠い側にある乳剤層の支
持体と反対側に設けた非感光性層に、紫外線吸収剤と本
発明の環状エーテル化合物が添加されるが、該非感光性
層は1!であってもよいし、2層以上を設けて、そのう
ちの少なくとも1暦に添加されてもよい。この場合、支
持体から最も遠い側にある非感光性層以外に添加される
のが好ましい。さらには、支持体から最も遠い側にある
乳剤層の支持体と反対側に2層の非感光性層を設け、該
乳剤層に隣接する側の層に紫外線吸収剤と本発明の環状
エーテル化合物を添加するのが最も好ましい。
なお上記2層の非感光性層および中間層には、必要に応
じ、ジオクチルハイドロキノン、ジブチルハイドロキノ
ンなどの混色防止剤や、白皮調整剤、塗布助剤などが含
有されていてもよい。
また、中間層にも、必要に応じて、紫外線吸収剤を含有
させることができる。
このような前提において、本発明の感材におけるカプラ
ーの分散方法としては、いわゆる、アルカリ水溶液分散
法、固体分散法、ラテックス分散力、水中油滴型乳化分
散法等、種々の方法を用いることができ、これはカプラ
ーの化学構造等に応じて適宜選択することができる。
本発明においては、ラテックス分散法や水中油滴型乳化
分散法が特に有効である。
これらの分散方法は従来からよく知られており、ラテッ
クス分散法およびその効果は、特開昭49−14538
号、同51−59943号、同54−32552明細公
報やリサーチ・ディスクロージt −(Researc
h D 1sclosure )誌、1976年 8月
、No、  14850.77〜79頁に記載されてい
る。
適当なラテックスは、例えばスチレン、エチルアクリレ
ート、n−ブチルアクリレート、n−ブチルメタクリレ
ート、2−アセトアセトキシエチルメタクリレート、2
−(メタクリロイルオキシ)エチルトリメチルアンモニ
ウムメトサルフェート、3−(メタクリロイルオキシ)
プロパン−1−スルホン酸ナトリウム塩、N−イソプロ
ピルアクリルアミド、N−[2−(2−メチル−4−オ
キソペンチル)]アクリルアミド、2−アクリルアミド
−2−メチルプロパンスルホン酸などのような七ツマ−
のホモポリマー、コポリマーおよびターポリマーである
。水中油滴型乳化分散法は、カプラー等の疎水性添加物
を分散させる従来公知の方法が適用でき、例えばN−n
−ブチルアセトアニリド、ジエヂルラウラミド、ジブチ
ルフタレート、トリクレジルホスフェート、N−ドデシ
ルピロリドンのような高沸点F81j1.中に上記耐拡
散性カプラーを溶解し、ゼラチンのような親水性コロイ
ド中゛に微分散する方法がある。
本発明の感材のハロゲン化銀乳剤層においてそれぞれ用
いるハロゲン化銀としては、塩化銀、臭化銀、沃化銀、
塩臭化銀、沃臭化銀、塩沃臭化銀等の通常のハロゲン化
銀写真乳剤に使用される任意のものが包含される。
これらのハロゲン化銀粒子は、粗粒のものでも微粒のも
のでもよく、粒径の分布は狭くても広くてもよい。
また、これらのハロゲン化銀粒子の結晶は、正常晶、双
晶でもよく、 (100]面と (111)面の比率は
任意のものが使用できる。更に、これらのハロゲン化銀
粒子の結晶構造は、内部から外部まで均一なものであっ
ても、内部と外部が異質の層状構造をしたものであって
もよい。また、これらのハロゲン化銀は潜像を主として
表面に形成する型のものでも、粒子内部に形成する型の
ものでもよい。
これらのハロゲン化銀粒子は、当業界において慣用され
ている公知の方法によって1!整することができる。
本発明の感材においてそれぞれ用いられるハロゲン化銀
乳剤は可溶性塩類を除去するのが好ましいが、未除去の
ものも使用できる。また、別々に調整した2種以上のハ
ロゲン化銀乳剤を混合して使用することもできる。
ハロゲン化銀乳剤層あるいは非感光性層のバインダーと
しては、従来知られたものが用いられ、好適に使用され
るものとしては、例えばゼラチン、フェニルカルバミル
化ゼラチン、アシル化ゼラチン、フタル化ゼラチン等の
ゼラチン誘導体等があげられる。これらのバインダーは
必頁に応じて2つ以上の相溶性混合物として使用するこ
とができる。
ハロゲン化銀粒子をバインダー液中に分散せしめたハロ
ゲン化銀写真乳剤は、化学増感剤により増感づることが
できる。本発明において右利に併用して使用できる化学
増感剤は、貴金属増感剤、硫黄増感剤、セレン増感剤お
よび還元増感剤の4種に大別される。
貴会1iijl感剤としては、金化合物およびルテニウ
ム、ロジウム、パラジウム、イリジウム、白金等の化合
物を用いることができる。
なお、金化合物を使用するときには、更にアンモニウム
チオシアネート、ナトリウムチオシアネートを併用する
ことができる。
硫黄増感剤としては、活性ゼラチンのほか、硫黄化合物
を用いることができる。
セレン増感剤としては、活性および不活性セレン化合物
を用いることができる。
環元増感剤には、1価スズ塩、ポリアミン、ビスフルキ
ルアミノスルフィド、シラン化合物、イミノアミノメタ
ンスルフィン酸、ヒドラジニウム塩、ヒドラジン誘導体
がある。
本発明の感材には、前述した添加剤以外にさらに、安定
剤、現像促進剤、硬膜剤、界面活性剤、汚染防止剤、潤
滑剤、蛍光増白剤、染着剤、DIR物質、あるいは、そ
の他写真感光材料に有用な各種の添加剤が添加されても
よい。
また本発明の感材は、ハロゲン化銀乳剤層や、上記の非
感光性層、さらには中間層、保護層の他にバック層等を
適宜設けることができる。
本発明の感材の反射支持体としては、プラスチックラミ
ネート紙、バライタ紙、合成紙等、従来知られたものを
使用目的に応じて適宜選択することができ、これらの支
持体は一般に写真乳剤層との接着を強化するための各種
加工が施される。
■ 発明の具体的作用 本発明の感材は、カップリング生成物からなる画像を有
するネガ感材を通して露光された後、発色現像処理され
る。
発色現像処理は、通常の発色現像法によって行われる。
すなわち、ませ発色現像主薬を含む発色現像液で処理す
る。あるいは、発色現像主薬またはそのプレカー9−を
感材に含有させておき、これを、いわゆるアクティベー
ター液で処理する。
その後、通常は、常法に従い、漂白工程、定着工程を行
う。
この場合、発色現像液またはアクティベーター液による
発色現像工程、漂白工程および定着工程は、各々独立に
行なう場合もあるが、二つ以上の工程を独立に行なうか
わりに、それらの機能をもたせた処理液により1回(1
つの浴)で行なうことも可能である。例えば、発色現像
液またはアクティベーター液に後述するような漂白剤お
よび定着剤をともに含有させた一浴処理方法、発色現像
工程後、漂白剤と定着剤とを含有する漂白、定着を行う
漂白定着浴を用いる方法等である。
また、発色現像液またはアクティベーター液で処理した
後、即座に漂白定着浴等で処理して脱銀することもでき
るが、発色現像工程と漂白および定着工程との間に、酸
性停止工程を設けることもできる。このような酸性停止
浴には、酢酸、クエン酸などの水溶液を用いることがで
きる。そして、さらに必要に応じて前硬膜、その中和、
水洗、安定化等の工程を設けることもできる。
このような発色現像処理により、プリント感材には、カ
ップリング反応による色素画像が形成される。
なお、本発明の感材に対する発色現像主薬としては、芳
香族第1級アミン発色現像主薬が代表的である。
芳香族第1級アミン発色現像主薬としては、アミノフェ
ノール系およびp−フェニレンジアミン系誘導体が含ま
れ、これらの化合物は遊離状態として、あるいはその塩
酸塩、硫酸塩、p−トルエンスルホンM塩、テトラフェ
ニルホウ素酸塩、p−(1−オクチル)ベンゼンスルホ
ン酸塩等の有機酸塩として用いることができる。
具体的な芳香族第1級アミン発色現像主薬としては、0
−アミノフェノール、ρ−アミノフェノール、5−アミ
ノ−2−オキシトルエン、2−アミノ−3−オキシトル
エン、2−オキシ−3−アミノ−1,4−ジメチルベン
ゼン、N、N−ジエチル−p−フェニレンジアミン塩酸
塩、N−メチル−p−フェニレンジアミン塩酸塩、N、
N−ジメチル−p−フェニレンジアミンm ′M3M、
N−エチル−N−β−メタンスルホンアミノエチル−3
−メチル−4−アミノアニリンおよびその硫酸塩、N−
エチル−N−β−ヒドロキシエチルアミノアニリン、N
、N−ジエチル−3−(β−メタンスルボンアミドエチ
ル)−4−アミノアニリン塩酸塩、4−アミノ−N−(
2−メト・キシエチル)−N−エチル−3−メチルアニ
リン−o−トルエンスルホン酸塩、N−エチル−N−β
−メタンスルホンアミドエチル−3−メチル−4−アミ
ノアニリン・テトラフェニルホウ素酸塩、4−アミノ−
N−(2−メトキシエチル)−N−エチル−3−メチル
アニリン・テトラフェニルホウ素酸塩、p−モルホリノ
アニリン、p−ピペリジノアニリン、4−アミノ−N、
N−ジエチル−3−クロロアニリン等を代表的な例とし
て挙げることができる。
なお、場合によっては、本発明の感材中には、発色現像
主薬プレカーサーが、含有されてもよい。
発色現像主薬プレカーサーは、アルカリ性条件下、発色
現像主薬を生成しうる化合物であり、例えば、芳香族ア
ルデヒド読導体とのシッフベース型プレカーサー、多価
金属イオン錯体プレカーサー、フタル酸イミドご導体ブ
レカー丈−、リン酸アミド誘導体プレカーサー、シュガ
ーアミン反応物プレカーサー、ウレタン型プレカーシー
が挙げられる。
これら芳香族第1級アミン発色現像主薬のプレカーサー
は、例えば米ロ特許3,342,599号、同第2.5
07,114号、同第2,695,234%、同第3.
719,492号、英国特許第803.783号の明細
書、特開昭53−135628Jij、同54−790
35号の各公報、リサーチ・ディスクロージャー誌15
159号、同12146号、同13924号に記載され
ている。
これらの芳香族第1級アミン発色現像主薬は、発色現像
液中に、通常、1〜20g/i程度含有される。また、
これをプレカーサーとして感材中に含有ざぜるときには
、ハロゲン化銀1モルあたり、0.5〜3モル程度含有
される。
本発明の感材に対して、用いる発色現像液またはアクテ
ィベーター液は、水酸化カリウム、水酸化ナトリウム、
炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、第3リン酸ナトリウム
、第3リン酸カリウム、等のアルカリ剤、亜硫酸ナトリ
ウム、亜ff1Mカリウム等の亜fs酸塩、臭化ナトリ
ウム、臭化カリウム、臭化アンモニウム等の臭化物塩等
を含むものである。更に又、必要に応じて、公知の現像
抑制剤、チオ硫酸ブートリウム、チオシアン酸カリウム
、チオシアンとアンモニウム等のチオシアン酸塩、塩化
アンモニウム、塩化カリウム、塩化ナトリウム等の塩化
物塩、エチレングリコール、ジエチレングリコール、メ
タノール、エタノール、n−ブタノール、ベンジルアル
コール、アセトン、ジメチルホルムアミド等の有機溶媒
、ヒドロキシルアミン、エタノールアミン、エチレンジ
アミン、ジェタノールアミン等のアミン類、ヘキサメタ
リン酸ナトリウム、トリポリリン酸ナトリウム、エチレ
ンジアミン四酢酸、ジエチレントリアミン五酢酸等の硬
水軟化剤および水溶性蛍光増白剤等を含有してもよい。
本発明で用いる発色現像液またはアクティベーター液に
は、補助現像剤を含ませてもよい。そのような補助現像
剤としては、1−アリール−3−ピラゾリドン銹導体が
好ましく、発色現像液またはアクティベーター液11当
り、1mgないし1g、好ましくは1101I1ないし
500mgの範囲で用いられる。代表的な補助現像剤と
しては、1−フェニル−3−ピラゾリドン、4−メチル
−1−フェニル−3−ピラゾリドン、4.4−ジメチル
−1−フェニル−3−ピラゾリドン、4−メチル−4−
ヒドロキシメチル−1−フェニル−3−ピラゾリドン、
4−メチル−4−ヒドロキシメチル−1−(p−トリル
)−3−ピラゾリドン等が挙げられる。
本発明で用いる発色現像液またはアクティベーター液は
、常法に従ってアルカリ性に保たれており、その水性イ
オン濃度は、処理される本発明に用いるネガ感材やプリ
ント感材の種類、組成、目的、用途によって適宜選択さ
れ得るが、pH9,5乃至13.5が一般的である。
本発明で用いる発色現像液またはアクティベーター液は
、ある温度範囲で用いられのが一般的である。その温度
範囲は処理される本発明に係るプリント感材の種類、組
成、用途、目的等によって適宜選択され得るが、15℃
ないし70℃が好ましく、30℃ないし50℃がより好
ましい。
漂白ないし漂白定着浴に用いられる漂白剤としては公知
の化合物を用いることができ例えば、エヂレンジアミン
四酢酸第二鉄犬トリウム、エチレンジアミン四酢酸第二
鉄アンモニウム等のアミノポリカルボン酸第二鉄錯塩、
過硫酸アンモニウム、過硫酸ナトリウム等の過Ta酸塩
を用いることができる。又、定着ないし漂白定着浴に用
いられる定着剤としては、公知の化合物を使用すること
ができ、例えば、チオ硫酸ブートリウム、チオ硫酸アン
モニウム等のチオ@酸塩、3,6−シチアー1゜8−オ
クタンジオール、3.6,9.12−テトラチア−1,
14−テトラデカンジオールのような水溶性硫黄含有ジ
オール類、エチレン−ビス−チオグリコール酸、エチレ
ン−ビス−チオグリコール酸ナトリウム塩等の水溶性硫
黄含有二塩基酸等を用いることができる。
■ 発明の具体的効果 本発明によれば、現憬処理後において、経時に従い、光
、熱、湿度等による表面光沢度の劣化(発汗析出現象)
が格段と減少する。この場合、特に、光による表面光沢
度の劣化は格段と顕暑に減少する。
また、発色色素画像の耐光性は、きわめてすぐれたもの
となり、光による退色はきわめて少ない。
また退色の際のカラーバランスも良好である。
さらに、構成層の塗設時や、プリンタ内での搬送時に生
じるスタチックによるカブリもきわめて少ない。
■ 発明の具体的実施例 以下、本発明の具体的実施例を示し、本発明をさらに詳
細に説明する。
実施例1 下記表1に示した弓構成にて試料を作成した。
尚、保護層の塗布液は、紫外線吸収剤5g及び本発明の
化合物又はジー2−エチルへキシルフタレート4〜6g
を酢酸エチル3011に溶解し、ドデシルベンゼンスル
ホン酸ナトリウム0.8(lを含む5%ゼラチン水溶液
150iに添加後、ホモジナイザーにより水中油滴型分
散液とし更に5%ゼラチン水溶液1501+2を加える
事により作成した。
保護層に用いた紫外線吸収剤の種類および本発明の化合
物の種類と伍を表2に示したように変化させて各試料を
作成した。
試料1と2は高沸点溶媒としてジー2−エチルへキシル
フタレートを5mQ/df用いた。
なお、用いたイエローカプラーY−1、マゼンタカプラ
ーM−1、およびシアンカプラーC−1の構造は下記の
とおりである。
以下余白 l イ9(()内4!↑上lt、寸。
以下余白 以上のようにして作成した9種の試料を未露光のままで
下記の処理工程に従って処理を行ない白地試料を得た。
<!2!l!理工程〉 処理時間   処理温度 発色現像    3.5分   33℃漂白定着   
 1.5分   33℃水    洗       3
    分     33℃乾    燥      
             80℃く発色現像液組成〉 純水                700−ベンジ
ルアルコール         1s112ジエチレン
グリコール        15ボヒドロキシルアミン
硫酸塩       2gN−エチル−N−β−メタン
スルホン アミドエチル−3−メチル−4− アミノアニリン硫酸塩        4.4g炭酸カ
リウム            30 g臭化カリウム
            0.4g塩化カリウム   
         0.5 Q亜硫酸カリウム    
        2g純水を加えて1りとする(  1
)Hlo、2)〈漂白定着液組成〉 エチレンジアミンテトラ酢酸 鉄アンモニウム           61 Illエ
チレンジアミンテトラ酢酸 2アンモニウム            5gチオ硫酸
アンモニウム        125gメタ重亜硫酸ナ
トリウム       13 g亜!1iII酸ナトリ
ウム          2.1g水を加えて12とす
る(  1)l−17,2)得られた白地試料について
、諸条件による光沢度劣化試験を行なった。
劣化条件は下記のとおりとして、光沢度の測定には東京
電色株式会社製クロスメーターを用い、処理直後と劣化
試賎後とで測定した結果を表2に示した。
以下余白 劣化条件 A;85℃ 加湿なし       10日Bニア5℃
 80%RH10日 C;キセノンフェードメーター 200時間表3 表3に示される結果から、発色色素の光堅牢性を向上す
る目的で保護膜中に紫外線吸収剤を導入した試料1、お
よび2については、光、熱、湿度等により著しく光沢度
が低下してしまうが、本発明の試料3〜9では、これら
が改善されることがわかる。
次に、9種の試料について、耐光性試験を行なり Iご
 。
試験条件は、上記条件Cとした。
各試料について感光計(小西六写只工業株式会社製KS
−7型)を使用して、青色光、緑色光、赤色光のそれぞ
れを光楔を通して露光した後、前記の処理工程に従い、
三色分解試料(黄色、マゼンタ、シアン)を冑た。耐光
性の尺度としては色素残存率を用い、曝射前反射m度1
.0に対する頃剣後反射濃度の百分率で示した。
測定方法どしては、白地部分の曝射による黄変が影響す
るもの(特に黄色発色試料)においては、その分を差し
引いて曝射後の′a度とした。例えば、曝射前、白地濃
度0.00  、黄色色素濃度1.00に調整した場合
、爆射後の白地濃度が0.18 、黄色色素濃度が0.
78であれば、色素残存率は、(0,78−0,18)
 / 1.00 x  100=60%とした。
結末を表4に示す。
表4 表4に示される結果より、本発明の試n3〜9は、本発
明外の試料1.2と比較して、黄色、マゼンタ、シアン
全て改良効果がみられている。そして、マゼンタ色素の
耐光性改良効果は特に顕著である。
実施例2 下記表5に示した層構成にて試料を作成した。
表5 第3中間層の塗布液は実施例1と同様に作成した。なお
、用いたカプラーY−2、M−2の構造は下記のとおり
である。
また、第2中間層にはUV−4とUV−7とを、1:1
の比率で用いた。
H3 l 上記層構成にて、M3中間層に用いる紫外線吸収剤の種
類および高沸点有m溶媒の種類と凹を下記表6のように
変化させて試料10〜14を作成した。ただし、試料1
0.11.12は実施例1と同じ高沸点溶*4rrrt
/dfを含む。
表6 ただしく)内は重岱比を示す。
以上のように再成した5種の試料について、実施例1と
同様の試験を行なった。
光沢度試験の結果を表7に、また耐光性試験の結果を表
8に示す。
表7 表8 表7および表8に示される結果より、本発明の試料は発
色色素の光堅牢性が高いだけでなく、光沢度も著しく改
善されていることが明らかである。
特許出願人 小西六写真工業株式会社 代 理 人 弁理士 市之瀬 宮夫慮率呻夫2理 =pβ6プ 1、事件の表示 昭和60年特許願 第215947号 2、発明の名称 ハロゲン化銀写真感光材料 3、補正をする者 事件との関係   特許出願人 住所 東京都新宿区西新宿1丁目26番2号名称 (1
27)  小西六写真工業株式会社代表取締役   弁
子 恵、生 4、代理人  〒102

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、支持体上に、複数のハロゲン化銀乳剤層を有し、こ
    のハロゲン化銀乳剤層のうち支持体から最も遠い側にあ
    る乳剤層の、支持体と反対側に非感光性層を設け、該非
    感光性層に紫外線吸収剤と環状エーテル化合物を油滴と
    して含有することを特徴とするハロゲン化銀写真感光材
    料。 2、支持体上に複数のハロゲン化銀乳剤層を有し、この
    ハロゲン化銀乳剤層のうち支持体から最も遠い側にある
    乳剤層の支持体と反対側に2層以上の非感光性層を設け
    、この非感光性層のうちの少なくとも一層に、紫外線吸
    収剤と環状エーテル化合物を油滴として含有することを
    特徴とするハロゲン化銀写真感光材料。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5731137A (en) * 1995-08-18 1998-03-24 Fuji Photo Film Co., Ltd. Emulsified dispersion and silver halide color photographic light-sensitive material containing the same

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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