JPS6275416A - ジユラルミンを構成素材とする眼鏡用フレ−ム - Google Patents

ジユラルミンを構成素材とする眼鏡用フレ−ム

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Publication number
JPS6275416A
JPS6275416A JP21593085A JP21593085A JPS6275416A JP S6275416 A JPS6275416 A JP S6275416A JP 21593085 A JP21593085 A JP 21593085A JP 21593085 A JP21593085 A JP 21593085A JP S6275416 A JPS6275416 A JP S6275416A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
duralumin
brazing
productivity
spectacle frame
surface layer
Prior art date
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Pending
Application number
JP21593085A
Other languages
English (en)
Inventor
Isamu Kato
勇 加藤
Yoshihiro Sakai
坂井 善広
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sankin Industry Co Ltd
Original Assignee
Sankin Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sankin Industry Co Ltd filed Critical Sankin Industry Co Ltd
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Publication of JPS6275416A publication Critical patent/JPS6275416A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は眼鏡用フレームに関し、詳細には軽量なジュラ
ルミンを構成素材とし、生産性向上に成功した眼鏡用フ
レームに関するものである。
[従来の技術] 眼鏡用フレームに用いられる金属材料としては、従来N
i−Cr系合金が主流を占めていた。
しかしながら該合金は比較的比重が大きく(比重7.0
程度)、フレームの軽量化という観点からやがてTi(
比重4.5程度)が汎用される様になったが近年では一
層の軽量化を図るという目的でジュラルミンの様なより
軽量な(比重2.7程度)アルミ合金が用いられるよう
になってきた。
眼鏡用フレームの軽量化のみを考慮すれば、フレームを
構成する各部品を全てジュラルミン製に置き換えればよ
いのであるが、ろう付けの困難性などの点で生産性に問
題があった。
[発明が解決しようとする問題点] 以下図面を用いて更に詳述する。眼鏡用フレームの形状
としては各種知られているが、ここでは代表的な2つの
形状を例示し、その製造技術を説明しながら問題点を指
摘する。
第1図及び第2図はジュラルミンを構成素材とした眼鏡
用フレームの典型的な製造技術を示す分解斜視図である
(第2図では一部を省略している)。
第1図に示した製造技術ではろう付は箇所を設けない様
に構成されている。即ち眼鏡用フレーム1は上リム部2
、つる部3及び下リム部4′i!?から構成されるが、
相互間の連結部分はねじ止めによって接合される。しか
して上リム部2及びつる部3はジュラルミン製であり、
下リム部4・は例えば洋白(Ni−Cu−Zr系合金)
等が用いられる。第1図に示した構成であれば下リム部
4についてもジュラルミン製にすることが可能であり軽
量化は図れるが、各部品相互をねじ止めする必要があり
、生産性に劣る。即ち、上リム部2とつる部3の連結部
分は回転自在性を確保する意味でビン止め等の複雑さは
やむを得ないが、その他の部分に関しては生産性を向上
する為にもねじ止め箇所を極力少なくし且つ可能な限り
(即ちレンズを嵌め込んで締め付ける箇所は除く)ろう
付けによって製作されるのが好ましい、しかしながら少
なくとも一方をジュラルミン製にしてこれをろう付けす
ると、ろうとジュラルミンとの間にAl−Cu系等の脆
弱な金属間化合物が形成される。その為眼鏡用フレーム
として最低限希望される強度すら得られないという問題
が生じる。
一方第2図に示した製造技術では、つる部3はジュラル
ミン製で製造されるが、リム部6には生産性を向上する
為の橋梁部7、支持部8及びヒンジ部9がろう付けされ
る。即ちろう付けを可能と子る為にはリム部6はモネル
−アルミのクラツド材(アルミニウムを芯材、モネル合
金を皮材としたもの)等を使用すると共に、他の部品(
橋梁部7、支持部8及びヒンジ部9)は洋自若しくはN
i−Cr系合金等を使用する必要があり、限鏡用フレー
ム1全体としての軽量化が困難となる。
ろう付けの可能性及び軽量化の観点に立てば。
ジュラルミンの代りに純AIをフレーム用金属材料とし
て使用することも考えられる。即ち純Atはろう付けも
可能であり比重もジュラルミンと同程度である。しかし
ながら純Atを眼鏡用フレームの金属材料として使用す
ると、フレームを構成する各部品自体に希望する強度が
得られず、且つろう付けの際の加熱によって軟化してし
まい、純Alを眼鏡用フレームの金属材料として使用す
ることは不適当である。ジュラルミンの場合であれば、
それ自体として十分な強度を有し、ろう付けの際の高温
度(300〜400℃程度)によって軟化されるとして
も、その後120℃程度又は常温付近で処理することに
よって硬化する所謂時効硬化の特性を有するので、上述
の点に関しては問題はない、従ってジュラルミンはろう
付けの問題を解決して生産性を向上することができさえ
すれば、軽量化の点及び強度の点に関して申し分のない
金属材料と期待される。又ジュラルミン自体はその表面
にロジウム等を直接めっきすることが困難である旨知ら
れており、眼鏡用フレームの装飾的商品としての希望さ
れる色彩及び金属光沢が得られないという問題も指摘さ
れる。
本発明は上記問題点を解決する為になされたものであっ
て、ジュラルミンを構成素材とする眼鏡用フレームの生
産性向上を図る為、ジュラルミンを構成素材とする各部
品のろう付けに成功した眼鏡用フレームを提供すること
である。
E問題点を解決する為の手段] 上記問題点を解決し得た本発明とは、表層部にNiめっ
きを施こしたジュラルミン製部材が他の部材とろう着さ
れてなる接合構造を有する点に要旨を有するものである
[構成及び作用] 本発明は上述した如く構成されるが、要は。
ジュラルミンを構成素材とする眼鏡用フレームにおいて
、ジュラルミン製部材の表層部にNiめつきを施こすこ
とによってジュラルミン製部材相互間若しくはジュラル
ミン製部材とそれ以外の金属材料間のろう付けを可能と
し、又ろう付けされて生じる接合構造を設けることによ
って生産性を向上しようとするものである。即ち本発明
ではジュラルミン製部材の表層部にNiめっきを施すこ
とによって例えば全ての部材をジュラルミンで構成した
としても相互のろう付けは+”r使となり、軽量化が図
れると共に生産性の向上が図れる。
本発明の特徴は、上述した様に表層部にNiめっきを施
したジュラルミン製部材が他の部材とろう着されてなる
接合構造を有する点にある。
従って「他の部材」としてジュラルミンを用いることは
勿論、ジュラルミン以外の金属材料を用いることも本発
明の技術的範囲に含まれる。換言すると少なくともジュ
ラルミン製部材の表層部にNiめっきを施しであること
によって、ジュラルミンを使用箇所に制約を受けること
なく眼鏡用フレームの金属材料として随所に使用するこ
とが可能となり、よって上述の問題点を解決し得たもの
である。
一方ろう付は方法に関して述べると、ろう付は方法にお
いてもトーチろう付けや高周波ろう付は等が知られてい
る。ろう付けとは被結合体(本発明ではフレームを構成
する各部材)を溶融することなく、該被接合体間に低温
で溶融する別個の金属(すなわちろう)を介在させ、該
金属を溶融することによって被結合体間を継ぎ合わせる
ものである。ろうとしては、はんだより高い溶融点を持
つ金属が使用され、例えば銅、亜鉛、銀等又はそれ等の
合金若しくはこれ等に燐、珪素、カドニウムを少量添加
したものが用いられる。ろう付は方法だけに限って述べ
ると、生産性、生産設備及び作業環境等の点ではトーチ
ろう付けよりも高周波ろう付けを採用することが奨励さ
れる。高周波ろう付は法とは1部品を所定の位置に配列
固定したものを高周波誘導’+tt流によって加熱しろ
う付けを行なう方法であり、最近案出されて注目されて
いる方法である。
ところでジュラルミンを構成素材としていた場合のろう
付けの既述の問題点はトーチろう付けを主に想定したも
のであり、このときに脆弱な金属間化合物が形成される
のは上述した通りであるが、更にジュラルミンを用いて
高周波ろう付けを行なうことは、金属特性等の点でろう
付けそのものが不可能であった。しかし本発明の構成を
採用することによって、即ち、「表層部にNiめっきを
施したジュラルミン製部材」を用いることによって、ト
ーチろう付けは勿論のこと、従来不可能とされていた高
周波ろう付けも可使となり、ここにジュラルミンを構成
素材とする眼鏡用フレームの生産性向上を達成し得た訳
である。
又ジュラルミン製部材の表層部にNiめっきが施しであ
ることに起因して、金、ロジウム等による仕上げめっき
を容易に施すことができ、眼鏡用フレームの商品的価値
を高めることもできる。
[発明の効果] 以上述べた如く本発明によれば、既述の構成を採用する
ことによって、下記の効果を得ることができる。
(1)ジュラルミンを随所に使用できることは勿論、全
ての部材をジュラルミン製とすることが可能となり、こ
のことによって軽量化が図れる。
(2)ジュラルミンの表層部にNiめっきが施しである
ので、トーチろう付けは勿論のこと高周波ろう付けも可
能となり、従って生産性向上が達成されると共にデザイ
ンの制約も受けない。
(3)ジュラルミン製部材の表層部にNiめっきが施し
であるので、更にその上へ金、ロジウム等による仕上げ
めっきを容易に施すことができ、眼鏡用フレームの装飾
的商品としての機1七を損うこともない。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は、ジュラルミンを構成素材とした眼
鏡用フレームの典型的な製造技術を示す分解斜視図であ
る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 表層部にNiめっきを施してジュラルミン製部材が他の
    部材とろう着されてなる接合構造を有することを特徴と
    するジュラルミンを構成素材とする眼鏡用フレーム。
JP21593085A 1985-09-27 1985-09-27 ジユラルミンを構成素材とする眼鏡用フレ−ム Pending JPS6275416A (ja)

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JP21593085A JPS6275416A (ja) 1985-09-27 1985-09-27 ジユラルミンを構成素材とする眼鏡用フレ−ム

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JP21593085A JPS6275416A (ja) 1985-09-27 1985-09-27 ジユラルミンを構成素材とする眼鏡用フレ−ム

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Publication Number Publication Date
JPS6275416A true JPS6275416A (ja) 1987-04-07

Family

ID=16680613

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21593085A Pending JPS6275416A (ja) 1985-09-27 1985-09-27 ジユラルミンを構成素材とする眼鏡用フレ−ム

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JP (1) JPS6275416A (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61284725A (ja) * 1985-06-10 1986-12-15 Sumitomo Electric Ind Ltd 眼鏡フレ−ム

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61284725A (ja) * 1985-06-10 1986-12-15 Sumitomo Electric Ind Ltd 眼鏡フレ−ム

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