JPS6274891A - 交流エレベ−タの制御装置 - Google Patents

交流エレベ−タの制御装置

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JPS6274891A
JPS6274891A JP60214527A JP21452785A JPS6274891A JP S6274891 A JPS6274891 A JP S6274891A JP 60214527 A JP60214527 A JP 60214527A JP 21452785 A JP21452785 A JP 21452785A JP S6274891 A JPS6274891 A JP S6274891A
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門倉 俊夫
厚 飯島
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野1 本発明はエレベータの杏上げ用電vJ機として誘導層o
nを用いた交流エレベータの制御装置に関する。
[発明の技賛:i的背景とその問題点]近年、パワーエ
レクトロニクスやマイクロエレクトロニクスの進歩に伴
い、これまでは制御性能の面から専ら直流電動機が用い
られていた多くの分野に誘導電動機が用いられるように
なった。
エレベータの分野においても、他励界磁巻線を有する直
流電動機を用いた直流エレベータに代わって、誘導電動
機を用いた交流エレベータが実用にfJtされるに至っ
ている。しかし、従来の誘導層!13 Blによる交流
エレベータの副葬手段は、単に上記誘導電動機の一次巻
線電圧の大きさをサイリスク等を用いてIII 装置す
るようにした、いわゆる−次電圧副葬手段であった。そ
のため、制御性能には自ら限度があった。
そこで、制御性能を改善し、さらには省電力。
省電iI!設備設備図り(qる交流エレベータの制御装
置として、可変電圧・可変周波数制御を行なう如く構成
された制御装置が種々提案されている。かかる制mi装
置を実現する制御手段の一例としては、誘導電動別の一
次巻線電流を正弦波状に制御する電圧形インバータを用
いた正弦波PWM制御手段、あるいは誘導電動機を直流
電動機のように制御することを可能としたベクトル制御
手段等がある。
これらの制御手段をエレベータの制御装置に適用するこ
とにより、優れた制御性能が得られる上、快適な乗心地
が得られることになる。
第5図は、上述のベクトル制御と可変電圧・可変周波数
制御を用いた交流エレベータの制御装置の構成例をブロ
ック的に示したものである。第5図において、1はエレ
ベータを駆動する巻上げ電動殿として用いられる誘導電
動機、2はこの誘導雷lj1機1の可変電圧および可変
周波数の制御をおなう可変電圧・可変周波数制御II装
置である。3は、上記誘導層vJ111の一次電流の振
幅および周波数の指令値をa算し上記可変電圧・可変周
波数制御装置2に指令値信号を出力するベクトル制御演
算装置である。4はエレベータ巻上げ機のf!AIII
、5はエレベータの乗かご、6はつり合い重りであり、
上記型かご5とつり合い重り6とは綱車4を介して主索
7によ接続されている。8は上記綱車4の回転を制動す
るだめのブレーキ、9はこのブレーキ8を解放するため
のブレーキ装置である。
一方、10はエレベータの速度指令信号10aを発生す
る速度制御演算装置、11はエレベータの速度を検出し
速度信号11aを出力する速度検出器、12は上記速度
指令信@10aと速度信号11aとの(Q差に応じて速
度11i11 m指令信号12aを出力する速度制御l
演鋒装置である。13は上記エレベータの乗かご5に設
けられてその1fflを検出する荷重検出器、14はこ
の荷重検出器13からの荷重信号13aに応じて不平1
1iトルク指令信号14aを発生ずる不平衡トルク制御
演算装置と、15はこの不平衡トルク指令信号14aと
上記速度制御指令信号12aとを加算してトルク成分電
流指令信号15aを出力する加算装置である。16は上
記誘導電動機1の磁束成分の大きさを制御するための磁
束成分電流指令信号16aを発生する磁束成分電流制御
演算装置、17はこの磁束成分電流指令信号16aから
二次磁束の大きさを検出し磁束確立信号17aを発生す
る磁束確立検出装置である。
18はエレベータの呼出し信号等のように上記誘導電動
機1のυJl!Ilを開始するための種々のエレベータ
運転信号18Aを入力し、上述の各装置2゜9.10,
12.15.16に副部開始指令信号188〜18fを
出力する運転操作指令装置である。この運転操作指令装
置18は、外部からの制御指令を与えられたとき上記磁
束成分電流制御演算装置16からの指令による励磁制御
を開始させ、上記磁束確立検出装置17により上記誘導
電動機1の二次磁束が確立したことが検出された後に上
記加算装置d15を動作させて1〜ルク成分電流指令信
@15aによるトルク制御を行なわせると共に、上記ブ
レーキ装@9にブレーキ解放指令を与え上記ブレーキ8
が解放した後に速度制御演算装置10および速度制御演
算装置12を動作させる如く運転操作指令を与えるもの
となっている。
次に、上記の如く構成された交流エレベータの制御l¥
i置の動作について説明する。今、運転操作指令装置1
8にエレベータの呼出し等を行なう部分からエレベータ
運転信号18Aとして励磁制御開始指令が与えられると
、この運転操作指令装置18は可変電圧・可変周波数制
御I装置2および磁束成分電流制御演算装置116に励
磁制御開始を指令する励磁制御開始指令信号18a、1
8fを出力する。このため上記磁束成分電流制御演算装
置16は、励磁制御開始指令信号18fに応じてベクト
ル制御演算装置3および磁束確立検出装置17に磁束成
分電流指令信号16aを出力する。上記ベクF・ル制■
演算装置3は、磁束成分電流指令信号16aに基づいて
所定のベクトル制御′a算を行ない、誘導雷wJ機1の
一次電流の振幅指令値11および周波数指令IBωを示
す指令値信号3aを出力する。ここで、ベクl〜ル制御
演算は次の如く行なわれる。 すなわら振幅指令値11
は、…束成分電流指令発生装@16からの磁束成分電流
)h令埴をld、加弾装置15からのトルク成分゛名流
指令値をIqとすれば、 11 = rr丁rて7    ・・・・・・(1)に
て表わされる。一方円波数指令値ωは、すべり周波数を
ωS、誘導電動機1の回転周波数をωrとすれば。
ω=ωS+ωr   ・・・・・・(2)にて表わされ
る。また、上記すべり周波数ωSは誘導電動機1の二次
抵抗をR2、二次インダクタンスをし2とすれば、 ωs= (IQ、’Id)(R2,’L2)X (1+
 (L2./R2)S) ・・・・・・(3) にて表わされる。なお(3)式において、Sは微分演算
子である。
したがって上記(1)〜(3)式から明らかなように、
エレベータ停止状態すなわちI (1=O。
ωr=Qにおいてl1iI]磁制御を開始した場合は、
11=I(j、ω=Oで制」されることになる。
次いで励磁制御開始により、上記誘II電動a1の二次
磁束Φ2は、磁束成分電流指令値1dに対し次式で応答
する。
Φ2 = [L2./ (1+ (L2.”R2)S)] I
d・・・・・・(4) 一方、…未確立検出装置17は上記(4)式に基づいて
二次磁束の2を演算し、二次磁束Φ2の確立を検出した
後、運転操作指令装置18に磁束確立検出信号17aを
出力する。
第6図は、上記二次磁束の2の確立を検出する演算を実
現するための磁束確立検出装置17の具体的な構成例を
ブロック的に示したちのである。
第6図において、21は演算増幅器、22は抵抗値がr
 1 、/ L 2 jの抵抗器、23は抵抗値が「1
」の抵抗器、24は静電容量がr L 2 /” R2
Jのコンデンサ、25は二次磁束の2の設定器、26は
上記演算増幅器21の出力信号と設定器25にて設定さ
れた二次磁束の2の設定値とを比較し、出力信号が設定
器に達したとき磁束確立検出信号゛17aを出力する比
較器である。なお、磁束Φ2は磁束成分電流指令値1d
に対し、二次時定数T2−12 、’ R2の遅れをも
って立上がるが、この二次時定数T2は電動敗により夫
々異なる。しかし、上記二次時定aT2は設定値または
誘起電圧の減衰、すなわらあり都状態で電動渫を回転さ
せておき、制御を停止したときの電動機端子電圧の減衰
から概略を知ることができる。
上記磁束確立検出信号17aが入力された運転操作指令
装置18は、加算装置15に制徨す開始指令信号18a
を出力する。そうすると、上記加算装置15は不平衡ト
ルク制御演算装置14からの指令値1qWと速度制御演
算装置12からの指令la I Ooとを加節して1〜
ルク成分子i流指令値1(]を求め、上記ヘクトル制御
演専装置3に1〜ルク成分電流指令信号15aを出力す
る。ただし、この状態では速度制御が開始されていない
ため、上記トルク成分電流指令値1(lは不平衡1〜ル
ク指令値IqWに等しくなる。
上記ベクトル制御演算装置3においては、トルク成分電
流指令信号15aを与えられると、前記く1)〜(3)
式に基づいて一次電流の振幅指令[11および周波数指
令値ωが決定される。この場合、誘導電動深1は停止状
態にあるので、(2)式はω−ωSとなる。つまり、不
平衡トルク別間指令が与えられると、−次電流周波数は
すべり周波数により制■されることになる。
一方、発生トルクτと、誘導電動機1の一次巻線に流れ
るトルク成分電流11Qおよび二次磁束Φ2には、 τ−(M/L2)IIQ・Φ2   ・・・・・・(5
)なる関係がある。つまり、二次磁束の2が確立してい
る状態では、トルクがトルク成分電流IIQに比例する
。したがって、1−ルク成分電流指令l1111qによ
ってトルク成分電流110が制御され、トルクが発生す
る。一般に、電流制御応答速度は非常に速いので、不平
衡゛トルク制御を開始するとトルクは即座に目標値に到
達する。
第7図は、上記不平衡トルク指令値1qWの特性を示す
ものである。この不平衡1〜ルク指令値1(IWは、乗
かご5とつり合い重り6とが丁度平衡となるような積載
量のとき例となり、上記乗かご5とつり合い重り6とが
不平衡な状態に応じて第7図に示すような特性になる。
上記運転操作指令装置18は不平衡トルク発生指令を発
生した後、ブレーキ装置9にブレーキ解放指令を制吐開
始信号18bとして出力する。ここで、磁束が確立して
いる場合にはトルクの発生が非常に迅速に行なわれるの
で、上記ブレーキ解放指令は不平衡トルク制御指令と略
同時に発生させても実用上は何んら問題はない。
上記運転操作指令装置18は、ブレーキ解放指令による
ブレーキ8の解放を確認した後、速度制御演算装置10
および速度制御演算装M12に速度制御開始指令を信号
18c、18dとして出力する。なお、ブレーキ解放の
確認手段は、図示しないがブレーキ解放指令後のブレー
キ動作時間が軽過した時点で信号を発生する装置や、ブ
レーキ解放を検出可能なリミットスイッチの動作により
(1なうことができる。
上記速度制御演算装置10は、速度制御開始指令により
エレベータの運転モードに応じた速度指令信号′10a
を速度制御演算装置12に出力する。
そうすると速度制御演算装置12において、上記速度指
令信号10aと速度検出別11からの速度信号11 a
との@差に応じて、速度を追従させるためのj〜〜ルク
令[1qoが演口され、上記加算g置15に速度別up
指令信号12aが出力される。
その結果、前述したJ:うに加算装置15にて1〜ルク
電電流分指令直Idが求められ、ベクトル制御演算装置
3にて一次電流の振幅指令値11および周波数指令値ω
が決定された後、可変電圧・可変周波数制御装置2にて
誘導電動機1の可変電圧・可変周波数が制御される。
上述したように、かかる備成例の制セlI装置において
は、エレベ、−りの速度制御ll装置部分に制御開始信
号が与えられると、まず励磁Fi流制υ0を開始する。
その後、二次磁束をシミュレーションする装置により二
次磁束の確立が検出されると、エレベータ特有の制御で
ある不平衡トルク制御が開始され、さらにブレーキ解放
指令が与えられる。そして、ブレーキの解放が確認され
ると速度制御が開始され、速度指令によりエレベータは
所望の速度で運転される。したがって、トルク制御が磁
束の確立後に行なわれるため、不平衡トルクの制御が確
実で正確になるばかりでなく、ブレーキ解放後に速度制
帥が開始されるので、滑らかなスタートを実現でき快適
な乗心地を得ることができる。
以上の説明から、ベクトル制御を用いた可変電圧・可変
周波数制御の交流エレベータでは、誘導電動機1の二次
磁束Φ2が適正に確立していることが!Iπなトルク制
御・速度制御を行なう上で、重要なポイントとなること
がわかる。特に、エレベータ起動時の不平衡トルク制御
においては、エレベータの乗心地に多大な影胃を及ぼす
ことになる。しかしながら、前述したような交流エレベ
ータの制υD装置においては、シミュレーションの磁束
が所定鎖に達したときを二次磁束確立と見なしているこ
とから、この状態でトルク制御を開始すると実際の誘導
電動機1は過励磁状態となっているので、不平衡トルク
指令値に対し適正値以上のトルクを発生してしまうこと
になり、エレベータ起動時に飛び出しや巾り落としを生
ずるという問題がある。
[発明の目的] 本発明は上記のような問題を解決するために成されたも
ので、その目的はエレベータ起動時の不平衡トルク制御
を適正に行なって飛出しや巾り落としをなくし快適な乗
心地を得ることが可能な交流エレベータの制御装置を提
供することにある。
[発明の概要コ 上記目的を達成するために本発明では、交流エレベータ
を駆動する誘導電動機の磁束成分電流値を指令する磁束
成分電流制御演算装置と、この磁束成分電流制御演算装
置からの指令信号の有無にかかわらず上記誘導電動機の
二次磁束の状態を直接的または間接的に検出しその検出
信号に基づいて上記二次磁束の確立を検出する磁束確立
検出装置と、上記交流エレベータの速度指令を発生する
速度制御演算装置と、上記交流エレベータの速度を検出
する速度検出器と、この速度検出器からの検出値と上記
速度制御演算装置からの速度指令値との偏差に応じて速
度制御トルク指令信号を出力する速度制御演算装置と、
上記交流エレベータの乗かこの荷重を検出する荷重検出
器と、この荷重検出器からの検出値に応じて不平衡1−
ルク指令信号を出力する不平衡トルク指令光生装置と、
この不平衡トルク指令発生IIから出力される不平衡ト
ルク指令信号と上記速度別面演算装置から出力される速
度制御トルク指令信号とを加算してトルク成分電流指令
信号を出力する加算装置と、この加算装置からのトルク
成分電流指令信号と上記磁束成分電流制御演算装置から
の磁束成分電流指令信号と上記速度検出器からの検出値
とに基づいて上記誘導電動機の一次電流の振幅と周?a
教とを指令するベクトル制御部11!置と、このべり1
〜ルルリ御演算装置からの指令に基づいて上記誘導電動
機の可変電圧および可変周波数をア制御する可変電圧・
可変周波教訓12Il装置と、上記交流エレベータのブ
レーキを制御するブレーキ装置と、外部からの制陣指令
を与えられたとき上記磁束成分電流制御演算装置からの
指令による励磁あり御を開始させ磁束確立検出装置によ
り上記誘導電動機の二次磁束が確立したことが検出され
た後に上記加算装置を動作させて1−ルク成分電流指令
信号による]−ルク制闘を11なわせると共に上記ブレ
ーキ装置にブレーキ解放指令を与え上記ブレーキが開放
した後に速度制御演算装置および上記速度制御11演鋒
装置を8作させる如く運転操作指令を与える運転操作指
令装置とを備えて構成することにより、交流エレベータ
の運転・停止にかかわらず誘II電動機の二次磁束の状
態を常時監視して、エレベータ起動時の不平衡トルク別
画を適正に行なうようにしたことを特徴とする。
[発明の実施例] 以下、本発明を図面に示す一実施例について説明する。
第1図は、本発明による交流エレベータの制御I1gA
置における…束確立検出に係わる要部構成例をブロック
的に示すもので、第5図および第6図と同一部分には同
一符号を付してその説明を省略し、ここでは異なる部分
についてのみ述べる。
図において、16は前記第5図の励…電流制鉗指令信号
18fおよび後述する磁束確立検出信号17aを入力と
する磁束成分電流制御演算装置、17はこの磁束成分電
流制御演算装置16からの磁束成分電流指令信号16a
を入力とし、第6図に示したように二次磁束Φ2シミュ
レーション部および二次磁束の2確立検出部からなる磁
束確立検出装置、27はこの磁束確立検出装置17から
の磁束確立検出信号17aと上記励VA電流制御指令信
号18fとの論理積演算を(1な−う第1の論理積演算
回路、28はこの第1の論理積演算回路27からの出力
信号27aと図示しない指令回路からのトルク!1i1
160開始指令信号18Qとの論理積;夷算を行なう第
2の論理積演算回路であり、その出力信号を前記第5図
の信号18eに相当する信号として出力するようにして
いる。
第2図は、上記磁束成分電流制御演算装置16の一構成
例を示す回路図である。第2図において、51は磁束成
分電流定格値を設定する第1の設定器、52は上記定格
値よりも高いフォーシング電流値を設定する第2の設定
器、53は演算増幅器、54.55.56は夫々抵抗直
が「1」の抵抗器、57は磁束指令の急峻な変化を避け
るために設けられた静電容置が「C」のコンデンサであ
る。また、17aaおよび18faは上記磁束確立検出
信号17aおよび励磁電流制御指令信号18fに夫々応
動する接点であり、上記各設定器51.52と各抵抗器
54.55との間に図示のように設けている。
次に、上記の如く構成された本実施例による交流エレベ
ータの制′6Ds置の動作について説明する。
今、励磁電流制御指令信@18fが与えられると、トn
束成分電流制御演算装置16は磁束確立検出信号17a
がO゛であるので、第2の設定器52で与えられるフォ
ーシング電流値を選択する。
これにより、磁束確立検出g置17の二次磁束Φ2シミ
ュレーション部は、上記フォーシング電流信号16aを
受けて二次磁束Φ2のシミュレーションを行なう。そし
て、このシミユレーション値の28が第6図で示した設
定機25の設定値を超えると磁束確立検出信号17aが
°゛1°゛となり、この信号17aを受けて磁束成分電
流制御演算装置16は第2の設定器52から第1の設定
器51に選択を変更し、磁束成分電流定格値を出力する
かかる作用により、短時間に二次磁束Φ2は定格値に整
定され、シミユレーション値Φ2Sも一定値に保持され
る。一方、第1の論理積演算回路27は励磁電流制御指
令信号18fおよび磁束確立検出信号17aが共に°°
1″であるので゛1″信号を出力する。そして、この状
態で図示しない指令回路からのトルク制御開始指令1g
号18gが°“1パとなると、第2の論理積演算回路2
8の出力であるトルク制御指令信号18eが′1″とな
る。
エレベータが停止して励磁電流制御指令信号18fが“
O″となると、磁束成分電流制御演算装置16の出力信
号16aは零となり、これにより二次磁束の2シミユレ
一シヨン部のシミユレーション値Φ2Sも減少し、これ
が設定器25の設定値を下回ると磁束確立検出信号17
aもOITとなる。ただし、第1の論理積演算回路27
の出力は励磁電流制御指令信号18fが゛0パとなると
即座に°“O゛°となる。
この場合、二次rf1束Φ2のシミユレーション値Φ2
Sは磁束成分電流制御演算装置16からの出力信号16
aとは無関係に動作しており、励磁電流制御指令信号1
8fが“0″となった後も設定された電OF3二次時定
数72=12./R2に従って一次遅れで減衰し、この
時定数12の設定が適正であれば誘導電動t31の二次
磁束Φ2の減衰と一致する。エレベータの停止状態が長
時間継続した場合には、電動機二次磁束Φ2は零となり
上述の動作により再度制御が行なわれるが、停止時状態
が短時間の場合には零まで減衰しない状態から制御が開
始される。この場合にも、上述したように二次磁束Φ2
のシミユレーション値の25は磁束成分電流制御演算装
置16からの出力信@16aに関係なく動作を継続して
いるので、誘導電動−久1の二次磁束Φ2に同期して減
衰の途中の値からシミュレーションが開始されることに
なる。
第3図に、二次磁束の2の減衰途中で再度励[l電流制
御が開始された場合の各信号の様子を示している。図に
おいて、励ia電流指令信号16a(Id  )が零と
なり二次磁束Φ2は時定数T2で減衰する。また、磁束
確立検出信号17aは“0パとなり、ある値まで減衰し
た所で再度動用電流副部指令信号18fが゛1パとなる
と、[dはフォーシング値で与えられ二次磁束Φ2sは
急峻に立上がる。さらに、二次磁束Φ2sが設定器25
の設定値を超えると磁束確立検出信号17aが1゛′と
なり、ldは定格値となり二次磁束Φ2Sは一定値に保
持される。この場合、誘導電動機1の二次磁束Φ2とシ
ミユレーション値Φ2Sは、二次時定数T2が適正であ
れば常に一致することになる。
第4図は、二次磁束シミュレーションを連続して行なわ
ない場合、例えば運転毎にクリアする場合を示すもので
ある。図において、励磁電流制御指令信号18fが再度
“1°°となり、シミユレーション値の28が設定器2
5の設定直に達してフォーシングが解除された時には、
誘導電動機1の二次磁束Φ2は残留分だけ増大しそれか
ら時定数T2で定m taに整定する。
以上から、前述した第5図の制御a装置ではシミュレー
ションの二次磁束の2Sが所定(直に達したときを二次
磁束確立と児なしていることから、この状態で1〜ルク
制罪を開始すると実際の誘導電動機1は過励磁状態とな
っているので、不平衡トルク指令値に対し適正値以上の
i−ルクを発生してしまうことになり、エレベータ起#
J時に飛び出しや巾り落としを生ずる結果となっていた
ものが、本実施例の制御装置では上述したように二次磁
束のシミュレーションを制御指令信号とは無関係に初年
するように構成しているので、励磁電流制御指令信号1
8fが類時間にオン、オフを繰返した場合にも、シミユ
レーション値Φ2Sは常に誘導雷vJ瀕1の二次磁束Φ
2に同期して追従するため適正な検出が可能となり、エ
レベータ起動時の不平衡トルク制御も適正に行なわれて
エレベータは滑らかにスタートし、飛出しゃ巾り落とし
をなくして快適な乗心地が得られるものである。
尚、本発明は上jホした実施例に限定されるものではな
く、次のようにしても実施することができるものである
第1図ではハードウェアの構成を例として述べたが、こ
れに限らずマイクロコンピュータ等を用いたデジタル演
算および論理演算によっても容易に実現することができ
るものである。
また、第6図で示した二次磁束Φ2シミュレーション部
の代りに、誘導電動機1の二次磁束を検出する検出器を
用いるようにすることにより、本シ11 fill装置
の制御]精度をより一層向上させることが可能となるこ
とは言うまでもない。
その他、本発明はその要旨を変更しない範囲で、種々に
変形して実施することができるものである。
[発明の効果〕 以上説明したように本発明によれば、誘導電動はを用い
た交流エレベータをベクトル制御方式により可変電圧・
可変周波数制御する制@装置において、磁束成分電流指
令信号によって制御される誘導電動機の二次磁束Φ2の
状態をエレベータの起動、停止に関係なく常時監視して
確立を検出するようにしたので、エレベータ起動時の不
平衡1−ルクも11罪を適正に行なってエレベータを起
動からに止まで滑らかに制御し、飛出しや由り落としを
なくして快適な乗心地を1りることが可能な極めて信頼
性の高い交流エレベータのあ1]郊装置が提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す構成ブロック図、第2
図は同実施例における磁束成分電流制御演算装置の詳細
を示す回路図、第3図および第4図は同実施例における
作用を説明するたのタイムチャート図、第5図は従来の
交流エレベータの制6g装置を示す構成ブロック図、第
6図は第5図における磁束確立検出装置を示す回路図、
第7図は不平衡トルク指令直の特性を示す図である。 1・・・誘導電動機、2・・可変電圧可変周波数制御装
置、3・・・ベクトル制御演葬装置、5・・・エレベー
タの乗かご、8・・・ブレーキ、9・・・ブレーキ装置
、10・・・速度制御演算装置、11・・・速度検出器
、12・・・速度制御演算装置、13・・・荷重検出器
、14・・・不平衡トルク制御演算装置、15・・・加
算装置、16・・・磁束成分電流制御演算装置、17・
・・【!1束確立検出装置、17aa・・・接点、18
・・・運転操作指令装置、18fa・・・接点、21.
53・・・演峰増幅器、22,23,54.55.56
・・・(バ抗器。 24.57・・・コンデンサ、25.51.52・・・
設定器、26・・・比較器、27.28・・・論理積演
口回路。 出願人代理人 弁理士 鈴 ζ工 弐 心第 1 図 第4図 歪2E@1捜=郁 第6図 第7図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 交流エレベータを駆動する誘導電動機の磁束成分電流値
    を指令する磁束成分電流指令発生装置と、この磁束成分
    電流指令発生装置からの指令信号の有無にかかわらず前
    記誘導電動機の二次磁束の状態を直接的または間接的に
    検出しその検出信号に基づいて前記二次磁束の確立を検
    出する磁束確立検出装置と、前記交流エレベータの速度
    指令を発生する速度指令発生装置と、前記交流エレベー
    タの速度を検出する速度検出器と、この速度検出器から
    の検出値と前記速度指令発生装置からの速度指令値との
    偏差に応じて速度制御トルク指令信号を出力する速度制
    御演算装置と、前記交流エレベータの乗かごの荷重を検
    出する荷重検出器と、この荷重検出器からの検出値に応
    じて不平衡トルク指令信号を出力する不平衡トルク指令
    発生装置と、この不平衡トルク指令発生装置から出力さ
    れる不平衡トルク指令信号と前記速度制御演算装置から
    出力される速度制御トルク指令信号とを加算してトルク
    成分電流指令信号を出力する加算装置と、この加算装置
    からのトルク成分電流指令信号と前記磁束成分電流指令
    発生装置からの磁束成分電流指令信号と前記速度検出器
    からの検出値とに基づいて前記誘導電動機の一次電流の
    振幅と周波数とを指令するベクトル制御演算装置と、こ
    のベクトル制御演算装置からの指令に基づいて前記誘導
    電動機の可変電圧および可変周波数を制御する可変電圧
    ・可変周波数制御装置と、前記交流エレベータのブレー
    キを制御するブレーキ装置と、外部からの制御指令を与
    えられたとき前記磁束成分電流指令発生装置からの指令
    による励磁制御を開始させ磁束確立検出装置により前記
    誘導電動機の二次磁束が確立したことが検出された後に
    前記加算装置を動作させてトルク成分電流指令信号によ
    るトルク制御を行なわせると共に前記ブレーキ装置にブ
    レーキ解放指令を与え前記ブレーキが開放した後に速度
    指令発生装置および前記速度制御演算装置を動作させる
    如く運転操作指令を与える運転操作指令装置とを備えて
    成ることを特徴とする交流エレベータの制御装置。
JP60214527A 1985-09-30 1985-09-30 交流エレベ−タの制御装置 Granted JPS6274891A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63315477A (ja) * 1987-06-17 1988-12-23 株式会社日立製作所 インバ−タ制御エレベ−タ装置の起動方法
JPH03243575A (ja) * 1990-02-22 1991-10-30 Mitsubishi Electric Corp エレベータの速度制御装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS63315477A (ja) * 1987-06-17 1988-12-23 株式会社日立製作所 インバ−タ制御エレベ−タ装置の起動方法
JPH03243575A (ja) * 1990-02-22 1991-10-30 Mitsubishi Electric Corp エレベータの速度制御装置

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