JPS627435Y2 - - Google Patents

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JPS627435Y2
JPS627435Y2 JP1981073984U JP7398481U JPS627435Y2 JP S627435 Y2 JPS627435 Y2 JP S627435Y2 JP 1981073984 U JP1981073984 U JP 1981073984U JP 7398481 U JP7398481 U JP 7398481U JP S627435 Y2 JPS627435 Y2 JP S627435Y2
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JP
Japan
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nozzle
cleaning
workpiece
piston
machined hole
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JP1981073984U
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JPS57184792U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、主に機械加工部品(以下単にワーク
という)に穿設された比較的小径の未貫通のドリ
ル穴、タツプ穴その他の加工孔の切粉排除と洗浄
を図る装置に関する。
従来よりワークの洗浄には超音波洗浄、スプレ
ー洗浄、揺動洗浄その他の洗浄方法があるが、比
較的小径穴(φ5〜φ12)で未貫通の穴について
は、市販のスプレーノズル(ノズル径1.0〜2.5)
によるスプレー洗浄が多用されている。その一例
を第1図について説明すると、シリンダ1を作動
してワーク2を洗浄室3の所定位置に位置決めす
ると、扉4を閉じ、シリンダ5,6でノズルブロ
ツク7,8およびこれに取付けられた洗浄管9,
10を昇降せしめてワーク2に対し位置決めす
る。ここで、開閉弁14,15のうち開閉弁14
のみ開いてポンプ11からの水溶性洗剤(以下洗
浄液という)をノズルブロツク7,8のノズル1
2,13からワーク2の加工穴に噴射し加工穴を
洗浄する。この洗浄が終わると弁14を閉じ弁1
5を開いて空気圧源16からの加圧エアーをノズ
ル12,13から加工穴へ噴射する。このように
ノズル12,13により洗浄液と加圧エアーによ
る交互洗浄を行い、一方、洗浄管9,10でワー
ク全体を洗浄する。洗浄が終わると、シリンダ
5,6を作動しノズルブロツク7,8および洗浄
管9,10を後退させ、扉4を開きワーク2を取
出す。しかし、かかる従来装置においては、次の
欠点がある。
1 ノズル径が1.0〜2.5mm程度の小径のノズルを
通して洗浄液を噴射するので、ノズルの目ずま
りが発生し易く、装置としてのろ過システムが
複雑となる。
2 深穴になると、奥の切粉の除去が困難とな
り、ポンプの吐出圧、吐出量を上げる必要があ
る。そのため装置が大型化すると共にコストア
ツプとなる。
3 ノズルブロツクを作動させるための機器が複
雑となり、前記1),2)項と併せて保守が厄
介である。
4 ノズルによる洗浄液噴射からエアーブローに
切換えても管中の洗浄液が排出されなければエ
アーブローができない。
本考案は、前記の欠点を解消した洗浄位置の提
供を目的とする。
以下本考案の一実施例を図面について説明する
と、第2図において、機体17の前部に位置する
洗浄室18には、洗浄位置のワーク19に対しそ
の上方と下方にそれぞれ所定間隔をといてノズル
ブロツク20および洗浄管21を配設固定してい
る。そしてノズルブロツク20はバルブ(図示せ
ず)等を備えた管路22により空気圧源(図示せ
ず)に接続し、洗浄管21はバルブ(図示せず)
等を備えた管路23によりクーラントポンプ24
に接続するので、ノズルブロツク20はエアーブ
ロー専用、洗浄管21はシヤワー専用である。
なお図中、25は扉、26は扉開閉用シリン
ダ、27は洗浄液戻り通路、28はタンクであ
る。ワーク19の側方のノズルブロツクおよび洗
浄管は図示していない。
前記ノズルブロツク20は、第3図に示す如
く、ワーク19の加工穴39と対向する箇所に、
ピストン29を嵌挿するシリンダ部30を設け、
ピストン29はそのワーク側に突設したピストン
ロツド31を介してノズル32を装着し、シリン
ダ部30のヘツド室41とノズル32とをピスト
ン29およびピストンロツド31に貫通した通孔
33により連通する。一方、シリンダ部30のロ
ツド室35にはばね36を介装し常時ピストン2
9をヘツド室41側へ押圧している。このばね3
6はピストン29にエアー圧が作用するとピスト
ン29で圧縮され、これによりノズル32は加工
穴39に進入する。加工穴に対するノズル挿入量
の調節は、ピストン29のストロークを調節する
か、またはピストンロツド31に対するノズル挿
入量を調節している。
なお、本実施例においてはばね36はロツド室
35に設けているが、その他の適宜箇所に配設し
て前記目的を達成するように構成してもよい。
第4図は未貫通のねじ孔39にノズル32が進
入した状態を示す。第5図は第4図のA−A線断
面図で、40はノズル32の側面に縦設したスリ
ツトである。
本実施例は前記するような構成であるから、第
2図において、シリンダ37によりワーク19を
洗浄室18の洗浄位置に位置決めすると、ワーク
の各加工穴39にはノズル32が対向する。ここ
で、扉25を閉じ開閉弁(図示せず)を開きクー
ラントポンプ24から洗浄液を各洗浄管21に送
り、ワーク19に対するシヤワー洗浄を行い、ま
た、開閉弁(図示せず)を開き各ノズルブロツク
20に加工エアーを送る。これによりピストン2
9がエアー圧によりばね36に抗して前進限に位
置し、ノズル32はエアーを噴射して加工穴39
に進入する。加工穴内のノズルはノズルブロツク
からの加圧エアーによる噴流とスリツト40から
の外部エアーのまき込みとにより生ずるジエツト
噴流で加工穴の切粉を強制的に外部へ排出する。
またスリツト40から加工穴側壁へエアーを吹付
けることにより加工穴側壁のブロー効果が得ら
れ、特にねじ穴に対する洗浄効果が大きい。ノズ
ル32によるエアーブローと洗浄管21によるシ
ヤワーとを交互に行うと、洗浄液が溜つた加工穴
39にエアーブローがなされ加工穴に対する洗浄
効果が一層高められる。加工穴およびワーク表面
の洗浄が終わると、洗浄液の供給を止め、エアー
ブローにより加工穴から洗浄液を排出し加工穴を
乾燥する。これが終わるとエアーブローをオフに
し、これによりノズル32がばね36によつて加
工穴39から離脱すると、扉25を開きワーク1
9を取出す。
以上説明したように本考案においては、加工穴
の切粉の排除は加工穴に進入させたスリツトを有
するノズルのエアーブローにより行うようにして
いるので、加工穴から切粉を確実に排除できると
共に、穴側壁特にねじ穴に対する洗浄効果が大き
い。また、ノズルはエアーブロー専用であり、ワ
ーク表面の洗浄はシヤワー専用の洗浄管で行うた
め、エアーブロー系とシヤワー系の制御回路が簡
単になりコスト低減に役立つ。またノズルはエア
ーブロー専用であるから小径のノズルを使用して
も洗浄液噴射でみられるような目ずまりがなく、
そのため簡単なろ過システムでよい。しかして、
ノズルブロツク及び洗浄管は洗浄室の所定位置に
固定しているので、その進退用駆動装置が一切不
要となり、構造が簡単にとなると共に、コスト低
減および装置のコンパクト化を図ることができ
る。なお、本案装置を最終仕上げ洗浄の前工程の
洗浄機として使用すれば、洗浄管は直径5mm以上
となし得てペーパフイルタ、ラインフイルタ等が
不要となり、一般工作機械(水容性クーラント使
用)のろ過システムを採用できる等一層コンパク
トで低廉な装置となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来装置の概略構成図、第2図は本考
案の一実施例の概略構成図、第3図はノズルブロ
ツクの一部切欠き縦断面図、第4図はエアーブロ
ー時のノズルと加工穴の位置関係を示す部分縦断
面図、第5図は第4図におけるA−A線断面図で
ある。 16……空気圧源、17……機体、18……洗
浄室、19……ワーク、20……ノズルブロツ
ク、21…洗浄管、24……クーラントポンプ、
27……洗浄液戻り通路、28……タンク、29
……ピストン、30……シリンダ部、31……ピ
ストンロツド、32……ノズル、36……ばね、
39……加工穴、40……スリツト、41……ヘ
ツド室。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シヤワー専用の洗浄管とエアーブロー専用のノ
    ズルブロツクとを洗浄位置のワークに所定間隔を
    おいて対設し、ノズルブロツクにおけるワーク加
    工穴対向箇所にピストンを嵌挿したシリンダ部と
    ピストンロツドに連結されてピストンロツド、ピ
    ストンを介してシリンダ部のヘツド室と連通する
    ノズルとこのノズルを常時後退方向に弾発するば
    ねを配設し、前記ノズルは一側面に縦方向のスリ
    ツトを形成すると共に、エアーブロー時加工穴に
    位置せしめるようにしたことを特徴とする洗浄装
    置。
JP1981073984U 1981-05-20 1981-05-20 Expired JPS627435Y2 (ja)

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JP1981073984U JPS627435Y2 (ja) 1981-05-20 1981-05-20

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Publication Number Publication Date
JPS57184792U JPS57184792U (ja) 1982-11-24
JPS627435Y2 true JPS627435Y2 (ja) 1987-02-20

Family

ID=29869750

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JPS59173538U (ja) * 1983-05-07 1984-11-20 シ−ケ−デイ株式会社 エアノズル装置
KR20170011433A (ko) * 2015-07-23 2017-02-02 (주)백산하이텍 다단 유닛을 이용한 간이 세척방법
JP6684262B2 (ja) * 2017-12-06 2020-04-22 株式会社中西製作所 洗浄装置

Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS498531U (ja) * 1972-04-24 1974-01-24

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