JPS627370Y2 - - Google Patents

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JPS627370Y2
JPS627370Y2 JP10134880U JP10134880U JPS627370Y2 JP S627370 Y2 JPS627370 Y2 JP S627370Y2 JP 10134880 U JP10134880 U JP 10134880U JP 10134880 U JP10134880 U JP 10134880U JP S627370 Y2 JPS627370 Y2 JP S627370Y2
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JP
Japan
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filter container
periphery
brim
filter
container
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JP10134880U
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JPS5725714U (ja
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  • Arrangement Of Transmissions (AREA)
  • General Details Of Gearings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は車両の自動変速装置における作動油
を過するためのオイルフイルタに関する。
最近の自動車では、広範囲に変わる走行条件に
合うようにエンジンの出力を取出すために、トル
クコンバータ利用の流体式自動変速装置が採用さ
れているが、この場合には第1図のように変速装
置のケーシングaの下側にオイルポンプや制御バ
ルブなどを収容した制御箱bを設けると共に内部
に作動油を収容したオイルパンcを取付けて、そ
の作動油をポンプによつて吸い上げてトルコンバ
ータのブレードの間隙に送入するようにしてい
る。
そして制御箱bの下側には第2図のように内部
に金網sを張設した板状のストレーナ(オイルフ
イルタ)dを取付けて循環する作動油を随時過
するようにしている。
ところで、従来のストレーナは上記のように金
網を用いているために、その篩目の細かさに限界
があり、通常80メツシユ程度であつて過精度が
充分でなく、そのため、制御バルブが摩耗したり
ステツク現象を起こしたりして故障の原因になつ
ており、変速装置の機構の複雑化や制御手段の精
密化に伴い、過精度の向上が要求されている。
この考案はこのような実情に鑑み案出されたも
ので、金網に比べて目の緻密な材を用いて過
精度の向上を計ると共にコストが安く、長期に使
用しても破損しないオイルフイルタを提出するも
のである。
第3図イ,ロ,ハはこの考案の実施例を示すも
のであり、1は周囲に広い平坦なつば1aを備え
て浅い盆状をなしたフイルタ容器であつて、つば
1aの外形は前記制御箱bの平面形状に一致して
おり、容器1の底壁の一部には角形、円形等適宜
形状の吸入口2が設けられると共に長手方向には
次に述べる材を抑止するように内側に突出した
複数条のビード3が形成されている。
そして、フイルタ容器1の内部には波形に折曲
げ成形された紙からなる材4が収容され、そ
の前後(第3図ロで上下)の端縁は波形を引き伸
ばして平坦部4aとなされ、両側部分は第4図第
5図のように波形の山と谷を押しつぶして平坦部
4bとなされて、それらの平坦部4a,4bは容
器1周縁のつば1a上に載置され、また、フイル
タ容器1の上には外形が前記制御箱bの平面形状
に一致し、フイルタ容器1に対応する位置に所要
大きさの窓孔5aを数個備えた蓋板5が施され、
その周縁部5bは材4の平坦部4a,4bおよ
びフイルタ容器周縁のつば1aを包持するように
下方(第4図では上方になつている)にかぎ状に
折り曲げられ、つば1aの下面にプレス加工によ
り圧着されている。
したがつて、材4周縁の平坦部4a,4bは
蓋板5とフイルタ容器1のつば1aとの間に強固
に挾持されている。
そこで、上記のもののフイルタ容器1のつば1
aおよび蓋板5の周囲部に穿設した数個のボルト
孔6を介して制御箱bの下側にねじ止めし、オイ
ルポンプ(図示せず)を作動させれば、オイルパ
ンc中の作動油は吸入口2からフイルタ容器1中
に吸入され、紙からなる材4により緻密に
過されて、蓋板5の窓孔5aを通つて制御箱b中
に入り、所要の制御部材を作動することになる。
以上のようにこの考案では、過手段として
紙からなる材を用いたので、作動油中の細かな
挾雑物を効果的に取り除くことができ、従来の金
網使用のものに比べて著しく過精度が向上し、
制御部材の故障を防止することができ、そして
材の周縁には平坦部を形成してこれを蓋板とフイ
ルタ容器のフランジとの間で圧迫挾持するように
したので、接着剤などの固定手段を必要とするこ
となく、強固に取付けることができ、また材の
中央部は容器底壁のビード部によつて抑止されて
いるので、材のばたつきが防止され破損の恐れ
なく長期の使用に耐えるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は自動変速装置の概略的説明図。第2図
は従来の作動油用オイルフイルタの斜視図。第3
図イはこの考案の実施例の平面図。同図ロは側面
図。同図ハは裏面図。第4図は内部状態を示す一
部の斜視図。第5図は材の一部分の斜視図。 図中、1……フイルタ容器、1a……つば、2
……吸入口、3……ビード、4……材、4a,
4b……平坦部、5……蓋板、5a……窓孔、5
b……周縁部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 周縁につば1aを有すると共に底壁に吸入口2
    と長手方向には内側に突出する複数のビード3を
    備えた盆状のフイルタ容器1の内部に紙を波形
    に成形した材4を収容し、該材4の周縁には
    平坦部4a,4bを形成し、該平坦部4a,4b
    を複数の窓孔5aを有する蓋板5の周縁部5bと
    上記フイルタ容器1のつば1aとの間で圧迫挾持
    すると共に材4の中央部を上記複数のビード3
    により抑止させてなる車両の自動変速装置用のオ
    イルフイルタ。
JP10134880U 1980-07-19 1980-07-19 Expired JPS627370Y2 (ja)

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JP10134880U JPS627370Y2 (ja) 1980-07-19 1980-07-19

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JPS5725714U JPS5725714U (ja) 1982-02-10
JPS627370Y2 true JPS627370Y2 (ja) 1987-02-20

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WO2020012956A1 (ja) * 2018-07-11 2020-01-16 ジヤトコ株式会社 動力伝達装置

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JPS5725714U (ja) 1982-02-10

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