JPS6273070A - 冷蔵庫の制御方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、冷＆庫の制御方法に係り、特に圧縮機の通常
回転数での運転と、インバータ回路による圧縮機の高速
回転数での運転とを行う冷蔵庫において、電源投入時に
好適な圧縮機の運転をする冷蔵庫の制御方法に関する。

〔発明の背景〕

冷蔵庫の圧縮機電動機回転数を制御するものとしては、
インバータ回路により行うものかある。

このものにおいては、圧縮機仕事量、即ち電動機電流か
大きい場合、所定の電流値でインバータ回路を保護する
過電流保護回路を備えている。しかし、電源投入後の圧
縮機の高速回転を行った場合に、過電流保護回路の設定
値を大さくし、かつインバータ容量の犬さいインバータ
回路を設計する必要かあり、この必要をなくすための配
慮はされていなかった。尚、この点について配慮されて
いないこの種の冷蔵庫の運転方法として関連するものに
は例えば特開昭５９−２２１５８０号が挙げられる。

〔発明の目的〕

本発明の目的は通常冷却時には圧縮機を通常回転数での
運転と、急速冷凍時の高速回転数での運転を有する冷蔵
庫において、電源投入後の圧縮機仕事量の高い期間、冷
蔵庫の内部を安定に冷却する制限方法を提供することに
ある。

〔発明の概要〕

本発明は、圧縮機を通常冷却時には通常回転数で運転す
る回路と、急速冷却時には高速回転で運転する回路のい
ずれかで駆動でさる制御手段を設けた冷蔵庫において、
電源投入後は冷蔵庫全体か室温であり、このとき当然、
冷却器も放熱器も室温となっている。この状態は圧縮機
にとっては吸込圧力もまだ高（、従って圧縮機負荷か大
きい段階なので、このまま高速運転を行うと、必ず過負
荷運転となる。そこで、前記冷蔵庫の電源投入後、冷凍
室温度か所定温度に降下するまでの期間、即ち、圧縮機
負荷が減少するまでの期間に限り、圧縮機の高速回転で
の運転を禁止した。

〔発明の実施例〕

以下、本発明の一実施例を第１図、第２図、第３図によ
り説明する。第１図においてｌは冷凍室温度検出器、２
は冷蔵室温度検出器、３は押釦スイッチであり、これら
によって人力部を構成する。

４はマイクロコンピュータであり、前記人力部の信号を
受けて圧縮機９を制御するための出力信号を生成する。

５は前記圧縮機９を商用電源周波数で駆動するためのト
ライアック、６は商用電源を直流電源に変換するための
整流回路、７は前記直流電源から前記圧縮機９を高速駆
動をさせるためのインバータ発生回路、８は前記圧縮機
９を商用電源かインバータ電源のいずれかで駆動させる
ための切換リレーである。

次に制御動作を説明する。第２図において区間３は通常
の冷却時の区間を、区間４は、前記圧縮機９を高速回転
で運転する急速冷凍区間を示す。

通常、本冷蔵庫は区間３に示すように前記冷凍室温度検
出器１により冷凍室内の空気温度を検出して前記マイク
ロコンピュータ４により前記トライアック５を適宜オン
オフさせなから前記圧縮機９を商用電源周波数で駆動し
、冷凍室を一１８℃程度に維持すると共に冷凍室から冷
蔵室に送出する冷気量を調節するために設けた冷蔵室温
度制御ダンパにより冷蔵室を３℃程度に維持するための
温度制御を形成する。

次に前記押釦スイッチ３を操作することによりその時点
から区間４に至り、前記トライアック５をオフすると共
に前記切換リレー８をオンし、且前記インバータ発生回
路７に前記圧縮機９をインバータ電源周波数で駆動する
ためのパルス１圧を発生させ高速回転数に切換えて一定
時間前記冷凍室温度検出器１とは無関係に連続運転制御
を形成する。

しかし、冷；束室内部か室内温度にほぼ等しいと考えら
れる冷蔵庫の電源投入時には圧縮機の吸込圧が高いため
、比容積か小さい。このため、冷媒循環社が大きくなり
その結果圧縮機の仕事量か大きくなる。この区間を区間
１に示す。この区間中に前記押釦スイッチ３による急速
冷凍を行おうとすれば、前記インバータ発生回路７に過
大な負荷電流か流れ、これに備えているインバータ保護
回路か動作し、前記圧縮機を安定に駆動することが出来
なくなる。このため本発明の制御は第３図に示すフロー
チャートのように電源投入後、即ち前記マイクロコンピ
ュータ４のリセット投入後、インバータ運転許可ＦＬＡ
Ｇ　　を”１゛とし、前記インバータ発生回路７による
前記圧縮機の高速回転数の運転を禁止し、冷凍室温度か
一１０℃以下になった時点で前記インバータ運転許可Ｆ
ＬＡＧを“０゜とし、前記インバータ発生回路７による
圧縮機の高速回転を許可する制御方式をとっている。こ
のインバータ運転許可ＦＬＡＧにより、前記押釦スイッ
チ３による急速指令の人力後の圧縮機の回転数を高速回
転数、又は通常回転数に選択でさるため、電源投入後、
圧縮機仕事量か小さくなる冷凍室温度（−１０℃程度）
に冷却されるまで、前記押釦３による急速冷凍を禁止し
、冷凍室温度か十分冷却された後、急速冷凍を行うもの
である。

本実施例によれば、冷蔵庫の電源投入時の安定な冷却を
行う効果かある。また電源投入時の過大な電流を、前記
インバータ回路に流さずに圧縮機を駆動できるのでイン
バータ回路保護の効果かある。

〔発明の効果〕

本発明によれば、圧縮機仕事量が大きい電源投入後の圧
縮機仕事量か大きい期間に限り、前記圧縮機の高速回転
を禁止できるので前記圧縮機の異當発熱から圧縮機を保
護する効果かある。また、前記圧縮機を高速回転で運転
するためのインバータ回路に、前記の高い圧縮機仕事量
を供給するための過大な電流を流すことが防止できるの
で、インバータ容量を小さく選定でさる効果かある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の圧縮機駆動用誘導電動機を駆動するた
めの駆動回路及びこれを制御する制御回路を示すブロッ
ク図、第２図は、圧縮機仕事量図とタイムチャート、第
３図は制御系を示すフローチャートである。 ■・・・冷凍室温度検出器、２・・・冷蔵室温度検出器
、３・・・押釦スイッチ、４・・・マイクロコンピュー
タ、５・・・トライアック、６・・・整流回路、７・・
・インパル夕発生回路、８・・・切換リレー、９・・・
圧縮機。 ｔ−１口 茶　２１２１

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、圧縮機を通常回転数と高速回転数に段階変速制御す
   る駆動回路を有し、通常冷却時は該圧縮機を通常回転数
   にて温度制御し、急速冷却時には該圧縮機を高速回転数
   にて一定時間温度制御を行う冷蔵庫において、前記急速
   冷却時にかかわらず、冷蔵庫の電源投入時から冷凍室温
   度が所定温度に降下するまでの期間は前記圧縮機の高速
   回転を行わないことを特徴とする冷蔵庫の制御方法。