JPS627303Y2 - - Google Patents

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JPS627303Y2
JPS627303Y2 JP1980185945U JP18594580U JPS627303Y2 JP S627303 Y2 JPS627303 Y2 JP S627303Y2 JP 1980185945 U JP1980185945 U JP 1980185945U JP 18594580 U JP18594580 U JP 18594580U JP S627303 Y2 JPS627303 Y2 JP S627303Y2
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shaft
rigid
drive shaft
flexible
section
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JP1980185945U
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JPS57107507U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は例えば超音波反射鏡に直接回転動力
が伝達される走査方式にあつて、上記動力の伝達
応答性を良好にした超音波診断装置の回転駆動軸
に関する。
一般に、体内に探触子を挿入して診断を行うよ
うにした超音波診断装置は、挿入軸が全体に可撓
性を有し、軟質性のものか或いは全体が剛性の性
質を有する硬質性のものとの二通りの構造があつ
た。挿入軸にこのような性質を与えるものは、超
音波を走査するための動力を探触子に伝える回転
駆動軸であるが、この回転駆動軸が上記性質を有
することにより、目的とする臓器の位置に応じて
それぞれ使い分けられていた。この回転駆動軸
は、使い易さ及び診断像の鮮明さからすれば、伝
達効率が良い剛性の挿入軸である方が最良である
が、臓器の位置により曲げなければならない場合
があり、又先端の探触子は臓器に可能な限り密着
させたいため、上記回転駆動軸に可撓性を持たせ
て任意に屈曲するようにしていた。このような従
来の挿入軸が自由に屈曲する超音波診断装置につ
いて第1図を参照して説明する。
第1図は従来の超音波診断装置を示す概略図で
ある。符号1の駆動操作部は駆動部2及び回路部
3を備えコード4を介して表示装置(図示略)に
接続され、画像信号等を伝うるように構成されて
いる。この操作部1は、全体に可撓性を有する挿
入軸5を介して探触子6と連結され、内視鏡の処
置具挿通孔7内を移動自在に挿通させて体内診断
を行うようになつている。
この探触子6には超音波振動子8及び反射鏡9
等が内装されており、探触部6a、常時は直状の
彎曲部6b及び後端部6cより形成されている。
この彎曲部6bから挿入軸5の操作部1に亘つて
全体に可撓性を有する回転駆動軸(図示せず)が
途中後端部6cで連設して内芯されている。
この超音波診断装置にあつて、探触子6は腹壁
等に刺通したトラカール等の案内管(図示略)を
案内として屈曲自在挿入軸5と共に腹腔内に挿入
される。次に探触子6は目的の臓器に達すると、
臓器の診断像を正確に走査するため、その彎曲部
6bが彎曲して探触部6aが臓器と密着する。こ
のときに、駆動操作部1を操作して回転動力を回
転駆動軸に伝え、この回転駆動軸が反射鏡9に回
転動力を伝えて診断部に超音波が入射されて超音
波の走査が関始される。ところが前述の如く、回
転駆動軸は、可撓性を有するため、駆動部2の回
転動力を反射鏡8に伝達したときの応答性が、回
転駆動軸のねじれ或いは接触摩擦等の理由から必
らずしも良伝達体とは言い難いものであつた。
尚、この回転駆動軸の回転速度は生体内を伝搬す
る超音波の速度と関係しているため、かなりの高
速回転となるのである。
又、この回転駆動軸の全体が剛性のものや、或
いは上記可撓性のものと連結させて構成したもの
もあるが、可撓性部分及び剛性部分の連結部分で
上述した問題が生じ、回転動力の伝達応答性は悪
く、断層像が不明確となるという欠点を有してい
た。
この考案は上述した点に鑑みなされたもので、
駆動操作回転動力を反射鏡に伝える回転駆動軸を
可撓性を有する部分と剛性を有する部分とから形
成すると共に、これら軸部をやや重ね合わせて固
定することにより、伝達応答性の悪い可撓性部分
の影響を極力少なくし、回転動力を反射鏡に効率
よく供給して診断像が鮮明となるようにした超音
波診断装置を提供することを目的とする。
以下、この考案を第2図及び第3図に基づいて
説明する。ここに第2図はこの考案の一実施例を
示す断面図であり、第3図は可撓性部分と剛性部
分の結合状態を説明する断面図である。第2図の
構成を説明すれば、超音波診断装置21は、先端
構成部である超音波探触子22、この探触子22
に連結した挿入軸23、さらに、この挿入軸23
に連結した操作部24から構成されている。尚、
前記挿入軸23は内視鏡25の挿通孔23A内に
挿通され、内視鏡25の挿入部23Bと共に体腔
内に挿入されるものである。
探触子22には、走査部を被覆したカバー26
内側に先端保持部27にて保持された超音波振動
子28が固設され、又、この振動子28に対向し
て反射鏡29が設けられている。この反射鏡29
は、その後部軸29Aがベアリング30によつて
回転駆動軸31と固定されている。尚、前記振動
子28の超音波放射面28A、先端保持部27、
カバー26及びオイルシールSによつて密閉され
た室には超音波エネルギーの減衰を防止するため
の液体が満たされていて、この室内で前記反射鏡
29が回転するように構成されている。
さて、前記回転駆動軸31は全体が軸パイプ3
2で被覆されており、可撓性を有する部分である
可撓性軸31A及び剛性を有する部分である剛性
軸31Bとからなり、これらはそれぞれ各端部が
重ね合わせて形成されている。前記駆動操作部2
6の回転動力は、この剛性軸31B及び可撓性軸
31Aを通つて反射鏡29に伝達するようになつ
ている。可撓性軸31Aは彎曲可能となる最小長
で彎曲部33に設けられており、例えば密巻コイ
ル等にて形成されている。即ち、第3図に示すご
とく、反射鏡29の剛性を有する軸29に密巻コ
イルの一方が重ね合わせて巻着固定され、かつ
又、他方が剛性軸31Bに重ね合わせて巻着固定
されている。この固定はろう付け又はねじ止め等
によりなされる他、塑性加工による圧着等によつ
てもよい。剛性軸31Bは前記操作部24内の駆
動部であるモーター34の出力軸に、ジヨイント
35を介してねじにて連結されている。又、上記
彎曲部33を被覆した可撓性被覆管36は常時は
可撓性軸31Aを直状に付勢しているもので先端
保持部27と後端保持部37とに接着されてい
る。この後端保持部37はベアリング38によつ
て剛性軸31Bと固定されている。尚、符号39
は振動子28の信号ケーブルであり、前記駆動操
作部24のプラグ39Aを介してソケツト40に
接続されている。
内視鏡25の構成は以下のようである。
接眼部41を備えた操作部42に細長状の挿入
部23Bが連結されており、挿入部23B内には
観察光学系43及び照明光伝達用の光学繊維束4
4がライト入口孔45から挿通され、探触子22
の先端が接眼部41より観察できるようになつて
いる。
挿入部23Bには処置具挿通用の前記挿通孔2
3Aが設けられており、この挿通孔23A内に前
記剛性軸31Bを被着した軸パイプ32が挿通さ
れている。尚、付号46はパツキンであり、挿通
孔23Aを封じている。
又、駆動操作部24は前述の駆動部たるモータ
ー34と回路部47が内蔵されて図示しないブラ
ウン管等に接続されている。回路部47は、例え
ば前記モーター34を回転させるための掃引信号
を発生させたり、この信号に同期し、かつパルス
状超音波を発生させたり、或いは前記エコー波に
基づく信号を増幅させたりしている。
而して、探触子22が目的とする臓器に倒達す
ると回路部47より駆動信号がモーター34に加
わりモーター34が回転する。この回転動力はジ
ヨイント35を介して剛性軸31Bを回転させ
る。そして、この動力は可撓性軸31Aに伝えら
れて反射鏡29が超音波走査のための回転運動を
行う。この回転運動は、モーター34の回転動力
が剛性軸31Bから可撓性軸31Aに伝わる際、
可撓性軸31Aが剛性軸31B及び軸29Bと両
端が一部共有しているので、剛性軸31Bの回転
がそのまま伝わると共に、ねじれたり、他の部材
と接触しないように規制され、回転むらが生ずる
ことがなく、伝達応答性が良いものである。した
がつて、モーター34の回転運動と機械的位相が
一致したものとなる。これは、例えば簡単に考察
した場合、振動子28にパルス状超音波が加えら
れたとすると、このパルス状超音波は、モーター
34の駆動信号と同期されているので、反射鏡2
9の走査期間、即ちブラウン管上の一フレーム期
間と同期したものでなければならないが、前述し
たごとく、モーター34と反射鏡29の機械的位
相が同一となつているので、きわめて明瞭な診断
像を得ることができるものである。
以上述べたようにこの考案によれば、可撓性を
有する回転軸と剛性を有する回転軸との結合を重
ね合わせるようにしてあるので、回転動力がこれ
らの回転軸を伝わる際の応答性が良好となる。こ
れによつて、例えば直接モーター等より駆動され
るような走査手段を有する超音波診断装置にあつ
て、走査むらのない鮮明な診断像を得ることがで
きるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は超音波診断装置を説明するための概略
図、第2図はこの考案の一実施例を示す断面図、
第3図はこの考案の要部を拡大して示した説明図
である。 29……反射鏡、29A……軸、31……回転
駆動軸、31A……可撓性軸、31B……剛性
軸。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. モーターにより回転される回転駆動軸に固定さ
    れた走査手段によつて超音波を走査するようにし
    た超音波診断装置において、前記回転駆動軸の後
    側であるモーター側を剛性でなる剛性軸とし、前
    記回転駆動軸の先端側を湾曲可能な可撓性軸で形
    成すると共に、前記剛性軸の端部と前記可撓性軸
    の端部を重ね合わせて固定したことを特徴とする
    超音波診断装置の回転駆動軸。
JP1980185945U 1980-12-24 1980-12-24 Expired JPS627303Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1980185945U JPS627303Y2 (ja) 1980-12-24 1980-12-24

Applications Claiming Priority (1)

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JP1980185945U JPS627303Y2 (ja) 1980-12-24 1980-12-24

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Publication Number Publication Date
JPS57107507U JPS57107507U (ja) 1982-07-02
JPS627303Y2 true JPS627303Y2 (ja) 1987-02-20

Family

ID=29987450

Family Applications (1)

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JP1980185945U Expired JPS627303Y2 (ja) 1980-12-24 1980-12-24

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS545599U (ja) * 1977-06-12 1979-01-13

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53150092U (ja) * 1977-04-30 1978-11-25

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS545599U (ja) * 1977-06-12 1979-01-13

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Publication number Publication date
JPS57107507U (ja) 1982-07-02

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